JPH11138927A - 行検知装置 - Google Patents

行検知装置

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JPH11138927A
JPH11138927A JP30752697A JP30752697A JPH11138927A JP H11138927 A JPH11138927 A JP H11138927A JP 30752697 A JP30752697 A JP 30752697A JP 30752697 A JP30752697 A JP 30752697A JP H11138927 A JPH11138927 A JP H11138927A
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JP
Japan
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area
line
total area
printing
dots
Prior art date
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Pending
Application number
JP30752697A
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English (en)
Inventor
Yasutoshi Serizawa
安敏 芹澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
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Publication of JPH11138927A publication Critical patent/JPH11138927A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通帳類の最終印字行を迅速かつ正確に検知で
きるようにする。 【解決手段】光学読取手段2で読取られた行の黒ドット
の面積が基準面積より小さい場合に該黒ドットが隣接す
る行に跨って存在するか否かを判定する第1の判定手段
(71,72)と、黒ドットが隣接する行に跨って存在
すると判定された場合には両行の読取データに基づき該
黒ドットの総面積を算出するドット総面積算出手段(7
1,72)と、この算出された黒ドットの総面積が基準
面積より小さい場合には印字無しと判定しかつ基準面積
以上である場合には該総面積の中心が位置する行に印字
有りと判定する第2の判定手段(71,72)とを設け
た構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通帳類の各行を光
学的に読取り可能な光学読取手段を有し、この光学読取
手段で読取られた行の黒ドットの面積が基準面積以上で
ある場合には当該行に印字有りと判定する行検知装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】ATMなどの通帳類プリンタでは、通帳
類記入の際に印字した箇所に重ねて印字することは絶対
に許されない。そこで、通帳類の各行を光学的に読取可
能な光学読取手段(図示省略)を備え、通帳類の1行目
から最終行まで1行毎に印字の有無を判定することとし
ている。
【0003】すなわち、図4および図5に示す如く、光
学読取手段で読取られた行のデータから黒のドット(例
えば、数字「1」)の面積を求め(ST20)、該面積
が基準面積の大きさ以上である場合(ST21のYE
S)には印字有りと判定し(ST22)、そうでない場
合(ST21のNO)には印字無しと判定(ST23)
している。ここに、黒ドット(「1」)の面積とは、図
4(B)に示す如く、該黒ドットの縦方向寸法(V1)
および横方向寸法(H1)をそれぞれ相当するドット数
で表わし当該両ドット数を掛け合わせた数値を意味す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した行
検知装置では、例えば図4(A)に示す如く、通帳類P
に数字(「2」)が2行(2行目と3行目)に跨って印
字されることがある。かかる場合には、数字(「2」)
が検知できなかったり、印字行が誤検知されてしまうこ
とがある。
【0005】上記検知不能等が生じるのを防止するに
は、上記した印字の有無を判定するための基準面積を小
さくすればよいが、それでは通帳類Pに付着したゴミや
汚れ等が印字情報として検知されやすくなり、最終印字
行を正確に求めにくい。
【0006】本発明の目的は、通帳類の最終印字行を迅
速かつ正確に検知することができる行検知装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決しようとする手段】本発明は、通帳類の各
行を光学的に読取り可能な光学読取手段を有し、この光
学読取手段で読取られた行の黒ドットの面積が基準面積
以上である場合には当該行に印字有りと判定する行検知
装置において、前記光学読取手段で読取られた行の黒ド
ットの面積が基準面積より小さい場合に該黒ドットが隣
接する行に跨って存在するか否かを判定する第1の判定
手段と、黒ドットが隣接する行に跨って存在すると判定
された場合に両行の読取データに基づき該黒ドットの総
面積を算出するドット総面積算出手段と、この算出され
た黒ドットの総面積が基準面積より小さい場合には印字
無しと判定しかつ基準面積以上である基準面積以上であ
る場合には該総面積の中心が位置する行に印字有りと判
定する第2の判定手段とを設けたことを特徴とする。
【0008】かかる発明では、通帳類の1行中の黒ドッ
トの面積が基準面積より小さく、かつ当該黒ドットが隣
接する行に跨って存在している場合には、両行の読取デ
ータに基づき黒ドットの総面積が算出される。この算出
された総面積が基準面積よりも小さい場合には、印字無
しと判定され、基準面積以上である場合には該総面積の
中心が位置する行が印字有りと判定される。
【0009】したがって、基準面積を格別小さく設定し
なくともよいので、通帳に付着したゴミなどを印字情報
として誤検知することがなくなるとともに、2行に跨っ
て印字された数字等を精度よく検知できる。その結果、
最終印字行を迅速かつ正確に検知することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面を参照し
て説明する。
【0011】本行検知装置は、図1および図2に示す如
く、第1の判定手段(71,72,73)、第2の判定
手段(71,72,73)およびドット総面積算出手段
(71,72,73,74)を設け、印字有無の判断基
準である基準面積を小さくすることなく通帳類の2行に
跨って存在している数字等を正確に検知可能に構成され
ている。
【0012】まず、本行検知装置が組込まれた通帳類プ
リンタの概略構成を図3に示す。かかる通帳類プリンタ
は、通帳類差込口1Aを有する本体ケース1と、この本
体ケース1内に設けられた磁気情報読取手段20、光学
読取手段2、印字手段10等から形成されている。
【0013】磁気情報読取手段20は、磁気ヘッド21
と磁気ドライバ21Dとを含み、通帳類の磁気記録部
(磁気ストライプ)に最終印字行等の磁気情報を読み書
き可能に形成されている。
【0014】光学読取手段2は、CCD2Aと、CCD
コントローラ2Dとを含み、通帳類の各行を光学的に読
取可能に形成されている。
【0015】印字手段10は、印字ヘッド11と、この
印字ヘッド11を図3中紙面と直交方向に往復移動可能
に支持するキャリア12と、キャリア駆動用のキャリア
モータ13Mとを含み、通帳類の各行に印字情報(金額
等を表わす数字等)を印字可能に形成されている。
【0016】搬送手段7は、搬送ローラ7Rと、ローラ
駆動用の搬送モータ7Mと、モータドライバ7Dとを含
み、上記各手段(20,2,10)に通帳類を搬送可能
かつ排出可能に形成されている。
【0017】図1に示す制御手段70は、本行検知装置
全体を駆動制御する手段であり、CPU71、ROM7
2、システムRAM73、イメージRAM74、キーボ
ード75、入出力装置(I/O)76等から構成されて
いる。入出力装置76には、キャリアモータ13M、搬
送モータ7M、CCD2A、印字ヘッド11D等が接続
されている。
【0018】第1の判定手段は、光学読取手段2で読取
られた行の黒ドットの面積が基準面積より小さい場合に
該黒ドットが隣接する行に跨って存在するか否かを判定
する手段である。この実施形態では、第1の判定手段
は、第1の判定プログラムを格納したROM72とCP
U71とシステムRAM73から形成されており、図2
のステップST11、12で実行される。
【0019】ドット総面積算出手段は、黒ドットが隣接
する行に跨って存在すると判定された場合に両行の読取
データに基き該黒ドットの総面積を算出する手段であ
る。
【0020】この実施形態では、ドット総面積算出手段
は、ドット総面積算出プログラムを格納したROM72
とCPU71とシステムRAM73とイメージRAM7
4から形成されており、図2のステップST13で実行
される。
【0021】第2の判定手段は、ドット総面積算出手段
(71,72,73,74)によって算出された黒ドッ
トの総面積が基準面積より小さい場合には印字無しと判
定しかつ基準面積以上である場合には該総面積の中心が
位置する行に印字有りと判定する手段である。基準面積
は一番面積の小さい「1」の文字の面積としている。この
実施形態では、第2の判定手段は、第2の判定プログラ
ムを格納したROM72とCPU71とシステムRAM
73とから形成されており、図2のステップST14、
15で実行される。
【0022】次に、この実施形態の作用を図2に示すフ
ローチャートに基づき説明する。
【0023】本体ケース1の差込口1Aから挿入された
通帳類は搬送手段7によって図3中右方向へ搬送され
る。そして、通帳類は磁気記録読取部に達すると、磁気
ヘッド21によって磁気ストライプが読取られる。その
後、通帳類の各行の特定部分に印字されている数字等が
光学読取手段2によって光学的に読取られる。この読取
られたデータはイメージRAM74に格納される。
【0024】こうして、光学読取手段2で読取られた行
の黒ドット(例えば、図4(A),(B)に示す数字
「2」)の面積が基準面積より小さい場合には、該黒ド
ットが隣接する行(2,3行)に跨って存在するか否か
が判定される(ST10,11)。黒ドットが隣接する
行に跨って存在すると判定された場合(ST12のYE
S)には両行(2,3行)の読取データに基づき該黒ド
ットの総面積〔横方向寸法(H3)、縦方向寸法(V2
+V3)に相当する面積〕を算出する。
【0025】ここで、「H」は横方向を示し、「V」は
縦方向を示す。また、「H」、「V」の後の数値は何行
目であるかを示す。この算出された黒ドットの総面積が
基準面積より小さい場合(ST14のNO)のには印字
無しと判定され(ST17)、かつ基準面積以上である
場合(ST14のYES)には該総面積の中心が位置す
る行に印字有りと判定される(ST15)。ここで、総
面積の中心が位置する行とは、V2とV3とを比較して
数値の大きい方を総面積の中心が位置する行とする(S
T16)。
【0026】したがって、基準面積を格別小さく設定し
なくともよいので、ゴミなどを印字情報として誤検知す
ることがなくなり、2行に跨って印字された数字等を精
度よく検知できる。
【0027】本実施形態では、業務の工程で磁気ストラ
イプを読取っているが、これに限定されるものではな
く、磁気ストライプを読取らない業務に用いてもよい。
磁気ストライプを読取らない業務に用いた場合には、印
字済み行の検知は光学読取のみになるので、精度良く行
検知をする上でさらに有用である。
【0028】しかして、この実施形態によれば、光学読
取手段2で読取られた行の黒ドットの面積が基準面積よ
り小さい場合に該黒ドットが隣接する行に跨って存在す
るか否かを判定する第1の判定手段(71,72,7
3)と、黒ドットが隣接する行に跨って存在すると判定
された場合には両行の読取データに基づき該黒ドットの
総面積を算出するドット総面積算出手段(71,72,
73,74)と、この算出された黒ドットの総面積が基
準面積より小さい場合には印字無しと判定しかつ基準面
積以上である場合には該総面積の中心が位置する行に印
字有りと判定する第2の判定手段(71,72,73)
とを設けたので、通帳に付着したゴミなどを印字情報と
して誤検知することがなくなり、2行に跨って印字され
た数字等を精度よく検知できる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、光学読取手段で読取ら
れた行の黒ドットの面積が基準面積より小さい場合に該
黒ドットが隣接する行に跨って存在するか否かを判定す
る第1の判定手段と、黒ドットが隣接する行に跨って存
在すると判定された場合には両行の読取データに基づき
該黒ドットの総面積を算出するドット総面積算出手段
と、この算出された黒ドットの総面積が基準面積より小
さい場合には印字無しと判定しかつ基準面積以上である
場合には該総面積の中心が位置する行に印字有りと判定
する第2の判定手段とを設けたので、ゴミなどを印字情
報として誤検知することがなくなり、2行に跨って印字
された数字等を精度よく検知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するためのブロック図
である。
【図2】同じく、動作を説明するためのフローチャート
である。
【図3】同じく、全体構成を説明するための図である。
【図4】通帳類への印字動作を説明するための図であ
る。
【図5】行検知装置の従来構成を説明するためのフロー
チャートである。
【符号の説明】
2 光学読取手段 2A CCD 10 印字手段 11 印字ヘッド 20 磁気情報読取手段 21 磁気ヘッド 71 CPU(第1の判定手段、第2の判定手段、ドッ
ト総面積算出手段) 72 ROM(第1の判定手段、第2の判定手段、ドッ
ト総面積算出手段) 73 システムRAM(第1の判定手段、第2の判定手
段、ドット総面積算出手段) 74 イメージRAM(ドット総面積算出手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通帳類の各行を光学的に読取り可能な光
    学読取手段を有し、この光学読取手段で読取られた行の
    黒ドットの面積が基準面積以上である場合には当該行に
    印字有りと判定する行検知装置において、 前記光学読取手段で読取られた行の黒ドットの面積が基
    準面積より小さい場合に該黒ドットが隣接する行に跨っ
    て存在するか否かを判定する第1の判定手段と、黒ドッ
    トが隣接する行に跨って存在すると判定された場合に両
    行の読取データに基づき該黒ドットの総面積を算出する
    ドット総面積算出手段と、この算出された黒ドットの総
    面積が基準面積より小さい場合には印字無しと判定しか
    つ基準面積以上である場合には該総面積の中心が位置す
    る行に印字有りと判定する第2の判定手段とを設けたこ
    とを特徴とする行検知装置。
JP30752697A 1997-11-10 1997-11-10 行検知装置 Pending JPH11138927A (ja)

Priority Applications (1)

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JP30752697A JPH11138927A (ja) 1997-11-10 1997-11-10 行検知装置

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JP30752697A JPH11138927A (ja) 1997-11-10 1997-11-10 行検知装置

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JPH11138927A true JPH11138927A (ja) 1999-05-25

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ID=17970158

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JP30752697A Pending JPH11138927A (ja) 1997-11-10 1997-11-10 行検知装置

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JP (1) JPH11138927A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106335292A (zh) * 2016-08-29 2017-01-18 广州御银自动柜员机科技有限公司 一种用于vtm机的存折读取及打印装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106335292A (zh) * 2016-08-29 2017-01-18 广州御银自动柜员机科技有限公司 一种用于vtm机的存折读取及打印装置

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