JPH11138876A - カラープリンタ、インクシート及びカラー熱転写記録方法 - Google Patents

カラープリンタ、インクシート及びカラー熱転写記録方法

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JPH11138876A
JPH11138876A JP9307287A JP30728797A JPH11138876A JP H11138876 A JPH11138876 A JP H11138876A JP 9307287 A JP9307287 A JP 9307287A JP 30728797 A JP30728797 A JP 30728797A JP H11138876 A JPH11138876 A JP H11138876A
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JP
Japan
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color
ink sheet
recording medium
thermal head
scanning direction
Prior art date
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Application number
JP9307287A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Suzuki
恭之 鈴木
Katsumi Makino
克己 牧野
Masaji Tamura
正司 田村
Yoshiji Inaba
好次 稲葉
Naoki Yagi
直樹 八木
Takamichi Mutsuka
隆道 六鹿
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、カラー画像を高速で精度良く熱転
写記録するとともに、ランニングコストの低減を図るこ
とを目的とするものである。 【解決手段】 4色の色材13a〜13dが1ラインず
つ塗布されてなる色材ブロック13を、副走査方向に連
続して多数設けたインクシート11を用い、1回の副走
査により4色の色材13a〜13dを記録媒体に転写
し、これにより記録媒体の往復動作をなくすとともに、
色ずれを防止した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インクシート上
の色材を記録媒体に熱転写させるカラープリンタ、その
カラープリンタに使用されるインクシート及びカラー熱
転写記録方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は例えば特開昭61−112667
号公報に示された従来のカラープリンタの要部を示す斜
視図、図8は図7のインクシートを示す斜視図である。
図において、インクシート1は、インクシート本体(フ
ィルムベース)2と、このインクシート本体2の表面に
塗布されている4色(イエロー,マゼンタ,シアン,ブ
ラック)の色材(インク)3a〜3dとを有している。
また、各色の色材3a〜3dは、それぞれ1画面分ずつ
繰り返し塗布されている。
【0003】さらに、使用前のインクシート1はインク
シートロール4に巻回されており、使用済みのインクシ
ート1は巻取リール5により巻き取られる。インクシー
ト1の搬送経路の途中には、インクシート1の裏面に接
離可能なサーマルヘッド6が設けられている。記録媒体
7は、プラテン8によりサーマルヘッド6に押し当てら
れている。
【0004】次に、動作について説明する。まず、イエ
ローの色材3aの先頭に記録媒体7の先端を合わせ、イ
ンクシート1と記録媒体7とをインクシート1の巻取方
向へステップ状に搬送する。サーマルヘッド6には、複
数の発熱抵抗体(図示せず)が設けられており、これら
の発熱抵抗体が画像情報に応じて駆動されることによ
り、インクシート1上の色材3aが記録媒体7上に加熱
転写される。
【0005】この後、記録媒体7を逆方向へ送り、マゼ
ンタの色材3bの先頭に記録媒体7の先端を合わせる。
そして、同様の動作によりマゼンタの1画面分の転写を
行う。シアン及びブラックの色材3c,3dについて
も、同様に転写することにより、記録媒体7上には、イ
エロー,マゼンタ,シアン,ブラックの色材3a〜3d
を重ねたカラー画像がプリントされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来のカラープリンタにおいては、色材の色数に応じ
た回数だけ記録媒体7を往復動させ、各色毎に転写を行
う必要があるため、各色間に色ずれが生じ易く、また記
録にかかる時間が長くなってしまうという問題点があっ
た。特に、このようなカラープリンタを化粧パネル等の
大判の記録媒体へのプリント用に転用しようとした場
合、色ずれや記録時間の長時間化は大きな問題となって
しまう。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、カラー画像を
高速で精度良く熱転写記録することができるとともに、
ランニングコストを低減することができるカラープリン
タ、インクシート及びカラー熱転写記録方法を得ること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るカ
ラープリンタは、複数色の色材が走査単位に応じた単位
量ずつ塗布されてなる色材ブロックが連続して多数設け
られているインクシートと、このインクシートに対向し
て設けられ、色材を加熱して記録媒体上に転写させるサ
ーマルヘッドと、インクシート及び記録媒体に対してサ
ーマルヘッドを相対的に移動させる駆動手段とを備えた
ものである。
【0009】請求項2の発明に係るカラープリンタは、
サーマルヘッドとしてライン形サーマルヘッドを用いた
ものである。
【0010】請求項3の発明に係るカラープリンタは、
サーマルヘッドとしてシリアル形サーマルヘッドを用い
たものである。
【0011】請求項4の発明に係るカラープリンタは、
単位量として主走査方向へ延びる1ラインずつの各色の
色材を並べてなる色材ブロックを、副走査方向に沿って
連続して設けたものである。
【0012】請求項5の発明に係るカラープリンタは、
単位量として所定の面積ずつマトリクス状に各色の色材
を並べてなる色材ブロックを、主走査方向及び副走査方
向に沿って連続して設けたものである。
【0013】請求項6の発明に係るカラープリンタは、
インクシートからの色材が外周面に転写されるととも
に、転写された色材を記録媒体に圧着転写させるローラ
を、インクシートと記録媒体との間に設けたものであ
る。
【0014】請求項7の発明に係るインクシートは、イ
ンクシート本体と、このインクシート本体上に連続して
多数設けられ、複数色の色材が走査単位に応じた単位量
ずつ塗布されてなる色材ブロックとを備えたものであ
る。
【0015】請求項8の発明に係るインクシートは、単
位量として1ラインずつの各色の色材を並べてなる色材
ブロックを、副走査方向に沿って連続して設けたもので
ある。
【0016】請求項9の発明に係るインクシートは、単
位量として所定の面積ずつの各色の色材をマトリクス状
に並べてなる色材ブロックを、主走査方向及び副走査方
向に沿って連続して設けたものである。
【0017】請求項10の発明に係るカラー熱転写記録
方法は、複数色の色材が走査単位に応じた単位量ずつ塗
布されてなる色材ブロックが連続して多数設けられてい
るインクシートに対して、サーマルヘッドを走査させ、
色材を記録媒体上に加熱転写するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるカ
ラープリンタの要部を示す斜視図、図2は図1のインク
シートを示す平面図である。図において、インクシート
11は、インクシート本体(フィルムベース)12と、
このインクシート本体12の表面に副走査方向(巻取方
向)に沿って連続して設けられている色材ブロック13
とを有している。この色材ブロック13は、1画面内に
多数設けられている。
【0019】また、各色材ブロック13は、4色(イエ
ロー,マゼンタ,シアン,ブラック)の色材(インク)
13a〜13dを主走査方向(シート幅方向)へ延びる
1ライン(単位量)ずつ同じ順番で塗布することにより
構成されている。このような色材13a〜13dの塗布
方法は、例えば特開昭61−233704号公報に示さ
れているフォトレジスト法等を使用することで実現可能
である。さらに、使用前のインクシート11はインクシ
ートロール14に巻回されており、使用済みのインクシ
ート11は巻取リール15により巻き取られる。
【0020】インクシート11の搬送経路の途中には、
インクシート11の裏面に接離可能なサーマルヘッド1
6が設けられている。このサーマルヘッド16には、主
走査方向の1ライン上に発熱抵抗体(図示せず)が並べ
て固定されている。即ち、サーマルヘッド16として
は、発熱抵抗体への1度の印加パルスにより1ライン分
を同時に記録可能なライン形サーマルヘッドが使用され
ている。記録媒体17は、プラテン18によりサーマル
ヘッド16に押し当てられている。また、駆動手段は、
巻取リール15、プラテン18及びこれらを同期して回
転させる回転機構等からなっている。
【0021】次に、動作について説明する。まず、第1
ライン目のイエロー,マゼンタ,シアン,ブラックの画
像情報が制御回路(図示せず)に送られると、インクシ
ート11及び記録媒体17が巻取方向へ搬送されなが
ら、イエロー,マゼンタ,シアン,ブラックの色材13
a〜13dがサーマルヘッド16により記録媒体17上
に順次加熱転写される。制御回路には、第2ライン目以
降の画像情報が順次送られ、1ライン分の画像情報に対
して1つの色材ブロック13が記録媒体17上に順次転
写される。
【0022】そして、画像情報の最終ラインである第n
ライン目に対して、記録媒体17上の第(4×n−3)
ラインにイエロー画像、記録媒体17上の第(4×n−
2)ラインにマゼンタ画像、記録媒体17上の第(4×
n−1)ラインにシアン画像、記録媒体17の第(4×
n)ラインにブラック画像が記録され、1画面分の記録
が終了する。
【0023】このように、nラインの画像情報に対し
て、記録媒体17上へは(4×n)ラインの記録が行わ
れ、副走査方向の画素数が原画像の4倍に増加すること
になるが、インクシート11及び記録媒体17の送りピ
ッチを従来の1/4とすることにより、画像のアスペク
ト比(縦横比)の変化は防止される。
【0024】上記のようなインクシート11及びカラー
プリンタを用いたカラー熱転写記録方法によれば、記録
媒体17を1回送るだけで4色分のプリントを行うこと
ができるため、記録媒体17を4色分往復させる必要が
なく、かつ色ずれも防止され、カラー画像を高速で精度
良く熱転写記録することができるとともに、ランニング
コストを低減することができる。
【0025】また、従来は副走査方向への画面の大きさ
が限定されていたが、上記の例では、色材ブロック13
を画面毎に区切らずにインクシート本体12上に連続し
て設けておくことができ、記録媒体17の大きさの変化
に対してそのまま対応できる。このため、大判の記録媒
体17にも容易にプリントすることができる。
【0026】なお、上記の例では、単位量として1ライ
ンずつ色材13a〜13dを塗布して1つの色材ブロッ
ク13を構成したが、単位量を複数ラインとしてもよ
い。この場合も、サーマルヘッド16の送りピッチを調
整することで、画像のアスペクト比を維持することがで
きる。
【0027】また、上記の例では、記録画像のアスペク
ト比を維持するためにインクシート11及び記録媒体1
7の送りピッチを調整したが、例えば発熱抵抗体自体の
主走査方向への長さ:副走査方向への長さを4:1にす
るなどして、サーマルヘッド16の副走査解像度を調整
してもアスペクト比を維持することができる。さらに、
画像情報を加工してプリントを行ってもよい。即ち、線
形補間法や三次双曲線補間法等による縮小、又は単純間
引きなどにより画像情報を調整してもアスペクト比を維
持することができる。
【0028】実施の形態2.次に、図3はこの発明の実
施の形態2によるカラープリンタの要部を示す斜視図、
図4は図3のインクシートを示す平面図である。図にお
いて、インクシート21は、インクシート本体12と、
このインクシート本体12の表面に主走査方向及び副走
査方向に沿って連続して設けられている色材ブロック2
2とを有している。この色材ブロック22は、1画面内
に多数設けられている。
【0029】また、各色材ブロック22は、4色(イエ
ロー,マゼンタ,シアン,ブラック)の色材22a〜2
2dを、フォトレジスト法等により、所定の面積(単位
量)ずつ同じ順番でマトリクス状に塗布することにより
構成されている。各色材22a〜22dの単位量は、解
像度の点からは1ドットずつとするのが好ましいが、イ
ンクシート21の製造コストや生産性等の点を考慮し
て、複数ドットずつとしてもよい。
【0030】インクシート21の搬送経路の途中には、
色材22a〜22dを記録媒体17に転写するためのサ
ーマルヘッド23が設けられている。このサーマルヘッ
ド23は、1個の発熱抵抗体を有するシリアル形サーマ
ルヘッドであり、主走査方向へ延びるガイド機構24に
より案内されて主走査方向へ往復動される。他の構成
は、実施の形態1と同様である。
【0031】次に、動作について説明する。まず、第1
ライン目のイエロー,マゼンタ,シアン,ブラックの各
色の画像情報をサーマルヘッド制御回路(図示せず)で
受けると、インクシート21上での各色の色材の配置に
対応するようにデータの並び変えが行われる。そして、
サーマルヘッド23の物理的な主走査により、インクシ
ート21の第1ライン目のイエロー及びマゼンタの色材
22a,22bが記録媒体17上に交互に繰り返し熱転
写される。次に、インクシート21及び記録媒体17が
副走査方向へ送られ、インクシート21の第2ライン目
のシアン及びブラックの色材22c,22dが記録媒体
17上に熱転写される。
【0032】制御回路には、第2ライン目以降の画像情
報が順次送られ、1ライン分の画像情報に対して主走査
方向1列の色材ブロック22が記録媒体17上に順次転
写される。従って、1ライン分の画像情報に対して2回
の主走査が行われる。そして、画像情報の最終ラインで
ある第nライン目に対して、記録媒体17上の第(2×
n−1)ラインにイエロー画像及びマゼンタ画像、記録
媒体17上の第(2×n)ラインにシアン画像及びブラ
ック画像が記録され、1画面分の記録が終了する。
【0033】上記のようなインクシート21及びカラー
プリンタを用いたカラー熱転写記録方法によれば、記録
媒体17を1回送るだけで4色分のプリントを行うこと
ができるため、記録媒体17を4色分往復させる必要が
なく、かつ色ずれも防止され、カラー画像を高速で精度
良く熱転写記録することができるとともに、ランニング
コストを低減することができる。
【0034】また、従来は副走査方向への画面の大きさ
が限定されていたが、上記の例では、色材ブロック13
を画面毎に区切らずにインクシート本体12上に連続し
て設けておくことができ、従って記録媒体17の大きさ
の変化に対してそのまま対応できる。このため、大判の
記録媒体17にも容易にプリントすることができる。さ
らに、シリアル形のサーマルヘッド23を用いたため、
個々の発熱抵抗体の抵抗値むらによる色むらの発生が防
止され、安定した画像を得ることができる。
【0035】なお、上記の例では、1個の発熱抵抗体を
有するサーマルヘッド23を示したが、記録速度向上の
ために副走査方向に1列に複数の発熱抵抗体を配列した
ものを用いてもよい。
【0036】また、実施の形態1で示したようなライン
形のサーマルヘッド16と図4のインクシート21とを
組み合わせても、シリアル形のサーマルヘッド23を図
2のインクシート11と組み合わせて使用してもよい。
【0037】実施の形態3.さらに、実施の形態1で
は、インクシート11から記録媒体17に色材13a〜
13dを直接転写させたが、図5に示すように、例えば
エレベータのかご室壁や戸に使用される鋼板等の剛性の
高い記録媒体25に印刷を行う場合、インクシート11
と記録媒体25との間に中間転写ローラ26を介在さ
せ、中間転写ローラ26の外周面に転写を行ってから、
中間転写ローラ26上の色材13a〜13dを記録媒体
25上に圧着転写させてもよい。
【0038】実施の形態4.さらにまた、実施の形態2
に示したようなシリアル形のサーマルヘッド23を用い
る場合でも、記録媒体25の剛性が高い場合には、図6
に示すように、インクシート21と記録媒体25との間
に中間転写ローラ26を配置すればよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
カラープリンタは、複数色の色材が走査単位に応じた単
位量ずつ塗布されてなる色材ブロックが連続して多数設
けられているインクシートを用いたので、使用する色材
の色数に応じて記録媒体を往復動させる必要がなく、し
かも色ずれが防止され、従ってカラー画像を高速で精度
良く熱転写記録することができるとともに、ランニング
コストを低減することができる。
【0040】請求項2の発明のカラープリンタは、サー
マルヘッドとしてライン形サーマルヘッドを用いたの
で、印刷時間をさらに短縮することができる。
【0041】請求項3の発明のカラープリンタは、サー
マルヘッドとしてシリアル形サーマルヘッドを用いたの
で、個々の発熱抵抗体の抵抗値むらによる転写むらを防
止して、画質を安定させることができる。
【0042】請求項4の発明のカラープリンタは、単位
量として主走査方向へ延びる1ラインずつの各色の色材
を並べてなる色材ブロックを、副走査方向に沿って連続
して設けたので、インクシートの製造コストの増大を抑
えることができ、また熱転写時のサーマルヘッドの制御
を容易にすることができる。
【0043】請求項5の発明のカラープリンタは、単位
量として所定の面積ずつマトリクス状に各色の色材を並
べてなる色材ブロックを、主走査方向及び副走査方向に
沿って連続して設けたので、画質を向上させることがで
きる。
【0044】請求項6の発明のカラープリンタは、イン
クシートからの色材が外周面に転写されるとともに、転
写された色材を記録媒体に圧着転写させるローラを、イ
ンクシートと記録媒体との間に設けたので、鋼板等の剛
性の高い記録媒体にも色材を容易に転写することができ
る。
【0045】請求項7の発明のインクシートは、複数色
の色材が走査単位に応じた単位量ずつ塗布されてなる色
材ブロックをインクシート本体上に連続して多数設けた
ので、使用する色材の色数に応じて記録媒体を往復動さ
せる必要がなく、しかも色ずれが防止され、従ってカラ
ー画像を高速で精度良く熱転写記録することができると
ともに、ランニングコストを低減することができる。
【0046】請求項8の発明のインクシートは、単位量
として1ラインずつの各色の色材を並べてなる色材ブロ
ックを、副走査方向に沿って連続して設けたので、製造
コストの増大を抑えることができ、また熱転写時のサー
マルヘッドの制御を容易にすることができる。
【0047】請求項9の発明のインクシートは、単位量
として所定の面積ずつの各色の色材をマトリクス状に並
べてなる色材ブロックを、主走査方向及び副走査方向に
沿って連続して設けたので、画質を向上させることがで
きる。
【0048】請求項10の発明のカラー熱転写記録方法
は、複数色の色材が走査単位に応じた単位量ずつ塗布さ
れてなる色材ブロックが連続して多数設けられているイ
ンクシートに対して、サーマルヘッドを走査させ、色材
を記録媒体上に加熱転写するようにしたので、使用する
色材の色数に応じて記録媒体を往復動させる必要がな
く、しかも色ずれが防止され、従ってカラー画像を高速
で精度良く熱転写記録することができるとともに、ラン
ニングコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるカラープリン
タの要部を示す斜視図である。
【図2】 図1のインクシートを示す平面図である。
【図3】 この発明の実施の形態2によるカラープリン
タの要部を示す斜視図である。
【図4】 図3のインクシートを示す平面図である。
【図5】 この発明の実施の形態3によるカラープリン
タの要部を示す斜視図である。
【図6】 この発明の実施の形態4によるカラープリン
タの要部を示す斜視図である。
【図7】 従来のカラープリンタの一例の要部を示す斜
視図である。
【図8】 図7のインクシートを示す斜視図である。
【符号の説明】
11,21 インクシート、12 インクシート本体、
13,22 色材ブロック、13a〜13d,22a〜
22d 色材、16,23 サーマルヘッド、17,2
5 記録媒体、26 中間転写ローラ。
フロントページの続き (72)発明者 稲葉 好次 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 八木 直樹 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 六鹿 隆道 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数色の色材が走査単位に応じた単位量
    ずつ塗布されてなる色材ブロックが連続して多数設けら
    れているインクシートと、このインクシートに対向して
    設けられ、上記色材を加熱して記録媒体上に転写させる
    サーマルヘッドと、上記インクシート及び上記記録媒体
    に対して上記サーマルヘッドを相対的に移動させる駆動
    手段とを備えていることを特徴とするカラープリンタ。
  2. 【請求項2】 サーマルヘッドは、ライン形サーマルヘ
    ッドであることを特徴とする請求項1記載のカラープリ
    ンタ。
  3. 【請求項3】 サーマルヘッドは、シリアル形サーマル
    ヘッドであることを特徴とする請求項1記載のカラープ
    リンタ。
  4. 【請求項4】 インクシートには、単位量として主走査
    方向へ延びる1ラインずつの各色の色材を並べてなる色
    材ブロックが、副走査方向に沿って連続して設けられて
    いることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれ
    かに記載のカラープリンタ。
  5. 【請求項5】 インクシートには、単位量として所定の
    面積ずつマトリクス状に各色の色材を並べてなる色材ブ
    ロックが、主走査方向及び副走査方向に沿って連続して
    設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項
    3のいずれかに記載のカラープリンタ。
  6. 【請求項6】 インクシートと記録媒体との間に設けら
    れ、インクシートからの色材が外周面に転写されるとと
    もに、転写された色材を上記記録媒体に圧着転写させる
    ローラを備えていることを特徴とする請求項1ないし請
    求項5のいずれかに記載のカラープリンタ。
  7. 【請求項7】 インクシート本体と、このインクシート
    本体上に連続して多数設けられ、複数色の色材が走査単
    位に応じた単位量ずつ塗布されてなる色材ブロックとを
    備えていることを特徴とするインクシート。
  8. 【請求項8】 単位量として主走査方向へ延びる1ライ
    ンずつの各色の色材を並べてなる色材ブロックが、副走
    査方向に沿って連続して設けられていることを特徴とす
    る請求項7記載のインクシート。
  9. 【請求項9】 単位量として所定の面積ずつの各色の色
    材をマトリクス状に並べてなる色材ブロックが、主走査
    方向及び副走査方向に沿って連続して設けられているこ
    とを特徴とする請求項7記載のインクシート。
  10. 【請求項10】 複数色の色材を走査単位に応じた単位
    量ずつ塗布されてなる色材ブロックが連続して多数設け
    られているインクシートに対して、サーマルヘッドを走
    査させ、上記色材を記録媒体上に加熱転写することを特
    徴とするカラー熱転写記録方法。
JP9307287A 1997-11-10 1997-11-10 カラープリンタ、インクシート及びカラー熱転写記録方法 Pending JPH11138876A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102848737A (zh) * 2011-06-27 2013-01-02 山东新北洋信息技术股份有限公司 打印机及打印控制方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102848737A (zh) * 2011-06-27 2013-01-02 山东新北洋信息技术股份有限公司 打印机及打印控制方法
CN102848737B (zh) * 2011-06-27 2015-03-11 山东新北洋信息技术股份有限公司 打印机及打印控制方法

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