JPH1113569A - 小型船舶におけるo2 センサ取付構造 - Google Patents

小型船舶におけるo2 センサ取付構造

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JPH1113569A
JPH1113569A JP9169113A JP16911397A JPH1113569A JP H1113569 A JPH1113569 A JP H1113569A JP 9169113 A JP9169113 A JP 9169113A JP 16911397 A JP16911397 A JP 16911397A JP H1113569 A JPH1113569 A JP H1113569A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 O2 センサに高い検出精度と耐久性を確保す
ることができる小型船舶におけるO2 センサ取付構造を
提供すること。 【構成】 エンジン3に接続された排気管22の下流端
を水中に開口せしめ、一端がエンジン3のシリンダ孔3
dに開口する排気ガス案内通路42の他端を容積室40
に開口せしめ、該容積室40にO2 センサ41を臨ませ
て成る小型船舶におけるO2 センサ41の取付構造にお
いて、前記排気ガス案内通路42を一端から他端に向か
って高くなるよう傾斜させる。本発明によれば、船舶の
転覆等によって排気ガス案内通路42を通って容積室4
2に水が浸入しても、排気ガス案内通路42は一端から
他端に向かって高くなるよう傾斜しているため、容積室
40内に浸入した水は船舶の復元時等に排気ガス案内通
路42を通って迅速に排出され、O2 センサ41の検出
精度と耐久性が高められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型船舶における
2 センサ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】水上滑走艇等の小型船舶に搭載されるエ
ンジンに燃料噴射式エンジンを採用する場合、エンジン
の運転状態に応じて混合気の空燃比(以下、A/Fと称
する)を最適に保つことはエンジン性能の向上や燃費及
び排気ガス特性の改善等の点から望ましい。
【0003】ところで、混合気のA/Fを検出する方法
としては、吸気通路に設けられたO2 センサによって検
出された混合気中のO2 濃度に基づいてA/Fを求める
方法が考えられるが、吸気通路の壁面に沿って流れる混
合気中の未気化燃料が燃焼室に入る途中或は入ってから
気化するため、該方法では燃焼室に供給された混合気の
A/Fを正確に検出することができない。
【0004】そこで、例えば排気管にO2 センサを配置
し、このO2 センサによって検出された排気ガス中のO
2 濃度に基づいて混合気のA/Fを算出し、この算出さ
れたA/Fに基づいて実際のA/Fが所望の値となるよ
うにエンジンの運転状態に応じて燃料噴射量(燃料噴射
時間)を制御する空燃比制御方法が従来から用いられて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、エンジンに
接続された排気管の下流端を水中に開口せしめた小型船
舶においては、これが転覆等して排気管に水が侵入する
と、この水は迅速には排出されず、排気管に配置された
2 センサの検出制度や耐久性を低下させる原因とな
る。
【0006】本発明は上記問題に鑑みてなされたもので
あって、その目的とする処は、O2センサに高い検出精
度と耐久性を確保することができる小型船舶におけるO
2 センサ取付構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、エンジンに接続された排気
管の下流端を水中に開口せしめ、一端がエンジンのシリ
ンダ孔又は排気通路に開口する排気ガス案内通路の他端
を容積室に開口せしめ、該容積室にO2 センサを臨ませ
て成る小型船舶におけるO2 センサ取付構造において、
前記排気ガス案内通路を一端から他端に向かって高くな
るよう傾斜させたことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記容積室の底壁を前記排気ガス案内通路
の他端開口部に向かって低くなるよう傾斜させたことを
特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、エンジンに接続さ
れた排気管の下流端を水中に開口せしめて成る小型船舶
におけるO2 センサ取付構造において、前記エンジンの
排気通路にO2 センサの検知部を臨ませるとともに、該
2 センサの検知部よりも下流側の排気管の少なくとも
一部をO2 センサの検知部よりも上方に位置せしめたこ
とを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、エンジン上方を覆
うデッキに開口部を形成し、該開口部を開閉自在な蓋体
で覆って成る小型船舶におけるO2 センサ取付構造にお
いて、前記エンジンのシリンダ又は排気通路にO2 セン
サの検知部を臨ませるとともに、エンジンに接続された
排気管を前記O2 センサの少なくとも一部の上方に位置
せしめたことを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明は、エンジン上方を覆
うデッキに開口部を形成し、該開口部を開閉自在な蓋体
で覆うとともに、エンジンに接続された吸気管の先端に
吸気ボックスを連結して成る小型船舶におけるO2 セン
サ取付構造において、前記エンジンのシリンダ孔又は排
気通路にO2 センサの検知部を臨ませるとともに、前記
吸気ボックスを前記O2 センサの少なくとも一部の上方
に位置せしめたことを特徴とする。
【0012】請求項6記載の発明は、エンジン上方を覆
うデッキに開口部を形成し、該開口部を開閉自在な蓋体
で覆うとともに、エンジンのシリンダ軸心をクランク軸
心を含む鉛直面の一側に傾斜させて成る小型船舶におけ
るO2 センサ取付構造において、一端がエンジンのシリ
ンダ孔に開口する排気ガス案内通路の他端を容積室に開
口せしめ、前記容積室にO2 センサを臨ませるととも
に、該O2 センサをクランク軸方向から見てシリンダ軸
を挟んで前記鉛直面の反対側空間に位置せしめたことを
特徴とする。
【0013】請求項7記載の発明は、エンジン上方を覆
うデッキに開口部を形成し、該開口部を開閉自在な蓋体
で覆うとともに、エンジンの一側に連結された吸気管を
エンジンの一側上方に向かって延出させ、エンジンの他
側に連結された排気管をエンジンの他側上方に向かって
延出させて成る小型船舶におけるO2 センサ取付構造に
おいて、前記エンジンのシリンダ上壁の上方に容積室を
設け、一端がエンジンのシリンダ孔に開口する排気ガス
案内通路の他端をシリンダ上壁を貫通して前記容積室に
開口せしめるとともに、該容積室にO2 センサを臨ま
せ、該O2 センサを前記開口部の下方且つ前記吸気管と
排気管とで挟まれた空間に位置せしめたことを特徴とす
る。
【0014】請求項8記載の発明は、エンジンの一側面
に吸気管と排気管とを連結して成る小型船舶におけるO
2 センサ取付構造において、前記エンジンの前記一側面
を除く側面近傍に容積室を形成し、一端がエンジンのシ
リンダ孔に開口する排気ガス案内通路の他端を前記容積
室に開口せしめるとともに、該容積室にO2 センサを臨
ませたことを特徴とする。
【0015】尚、以上の各請求項において「排気管の下
流端が水中に開口している」とは、少なくとも船舶の停
船中に排気管の下流端が水中に開口していれば良く、航
走中に排気管の下流端が水中に露出していても良い。
又、各請求項における「排気通路」には、エンジンに接
続された排気管に形成された排気通路は勿論、シリンダ
に形成された排気通路も含まる。
【0016】更に、請求項3において「エンジンの排気
通路にO2 センサの検知部を臨ませる」とは、排気通路
にO2 センサの検知部を直接臨ませた場合は勿論、O2
センサの検知部を排気ガス案内通路を介して間接的に排
気通路に臨ませ場合も含まれる。
【0017】又、請求項4において「O2 センサの検知
部よりも下流側の排気管の少なくとも一部をO2 センサ
の検知部よりも上方に位置せしめる」とは、O2 センサ
の検知部が排気通路に直接臨んでいる場合は、この検知
部よりも下流側の排気管の少なくとも一部がO2 センサ
の検知部よりも上方に位置していれば良く、O2 センサ
の検知部が排気ガス案内通路を介して間接的に排気通路
に臨んでいる場合は、排気ガス案内通路の排気通路に対
する開口部よりも下流側の排気管の少なくとも一部が前
記開口部よりも上方に位置していれば良い。
【0018】従って、請求項1記載の発明によれば、船
舶の転覆等によって排気ガス案内通路を通って容積室に
水が浸入しても、排気ガス案内通路は一端から他端に向
かって高くなるよう傾斜しているため、容積室内に浸入
した水は船舶の復元時等に排気ガス案内通路を通って迅
速に排出され、O2 センサの検出精度と耐久性が高めら
れる。
【0019】請求項2記載の発明によれば、容積室内に
浸入した水は船舶の復元時等に排気ガス案内通路を通っ
て一層迅速に排出されるため、O2 センサの検出精度と
耐久性がより一層高められる。
【0020】請求項3記載の発明によれば、O2 センサ
の検知部よりも下流側の排気管の少なくとも一部をO2
センサの検知部よりも上方に位置せしめたため、エンジ
ンの停止中等に排気管の下流端から水がエンジン側に向
かって逆流しても、この水はO2 センサの検出部まで到
達することがなく、O2 センサの検出精度と耐久性が高
められる。
【0021】請求項4記載の発明によれば、エンジンに
接続された排気管をO2 センサの少なくとも一部の上方
に位置せしめたため、蓋体を開いて開口部を介してエン
ジンの点検・整備を行っている際に開口部から水が浸入
しても、この水は排気管に遮られてO2 センサに掛かる
ことがなく、特別な部品を要することなく簡単な構成で
2 センサの検出精度と耐久性を高めることができる。
【0022】請求項5記載の発明によれば、エンジンに
接続された吸気管の先端に連結された吸気ボックスをO
2 センサの少なくとも一部の上方に位置せしめたため、
蓋体を開いて開口部を介してエンジンの点検・整備を行
っている際に開口部から水が浸入しても、この水は吸気
ボックスに遮られてO2 センサに掛かることがなく、特
別な部品を要することなく簡単な構成でO2 センサの検
出精度と耐久性を高めることができる。
【0023】請求項6記載の発明によれば、O2 センサ
をクランク軸方向から見てクランク軸を挟んでクランク
軸心を含む鉛直面の反対側空間に位置せしめたため、蓋
体を開いて開口部を介してエンジンの点検・整備を行っ
ている際に開口部から水が浸入しても、この水はシリン
ダに遮られてO2 センサに掛かることがなく、特別な部
品を要することなく簡単な構成でO2 センサの検出精度
と耐久性を高めることができる。
【0024】請求項7記載の発明によれば、エンジン上
方を覆うデッキに形成された開口部の下方且つ吸気管と
排気管とで挟まれた空間にO2 センサを位置せしめたた
め、デッキに形成された開口部を介してO2 センサの点
検・整備を容易に行うことができ、O2 センサに常に高
い検出精度を確保することができる。
【0025】請求項8記載の発明によれば、エンジンの
一側面に吸気管と排気管とを連結し、このエンジンの一
側面を除く側面にO2 センサが臨む容積室を形成し、一
端がシリンダ孔に開口する排気ガス案内通路の他端を前
記容積室に開口せしめたため、容積室の形成に吸気管と
排気管とが邪魔になることがなく、該容積室に大きな容
積を確保することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0027】<実施の形態1>図1は水上滑走艇の破断
側面図、図2は同水上滑走艇のデッキを外した状態の平
面図、図3は同水上滑走艇に搭載されるエンジンを前方
から見た破断正面図である。
【0028】図1及び図2に示す水上滑走艇1の船体2
はFRP(繊維強化プラスチック)製のデッキ2aとハ
ル2bをガンネル2cで結合して構成され、その内部に
形成されるエンジン室Sの前後方向(図1及びにおいて
は右方が前方)略中央部には駆動源である2サイクル2
気筒エンジン3が搭載されており、該エンジン3の前方
には燃料タンク4が配設されている。そして、船体2の
燃料タンク4の上方はカウリング5によって覆われてお
り、燃料タンク4の上方のカウリング5外には操舵ハン
ドル6が斜めに立設され、該操舵ハンドル6の後方には
シート7が開閉自在に配設されている。尚、船体2の前
記エンジン室Sは前後のエアダクト8,9を介して大気
に連通している。
【0029】又、図2に示すように、エンジン3の上方
の船体2(デッキ2a)にはメンテナンス用の矩形状の
開口部2dが開口しており、この開口部2aは蓋体であ
る開閉自在な前記シート7によって覆われている。
【0030】ところで、前記2サイクルエンジン3には
2つのシリンダ3aが前後方向に並設されており、図3
に示すように、各シリンダ3aはクランク軸11の軸心
11aを通る鉛直面に対してその一側面が下方になるよ
う左側(進行方向に向かって左側であって、図3におい
ては右側)に所定角度だけ傾斜して配置されている。そ
して、該エンジン3は複数のエンジンマウント12を介
して船体2内の底部に弾性支持され、そのクランク軸1
1は船体2の前後方向に配されている。尚、各シリンダ
3aの頂部には点火プラグ13が取り付けられている。
【0031】又、エンジン3のクランクケース3bの右
側(進行方向に向かって右側であって、図3においては
左側)端面には吸気装置14が接続されている。この吸
気装置14は、各気筒毎に設けられた吸気管15と各吸
気管15の先端に接続された共通の吸気ボックス16と
で構成されており、これらの吸気管15と吸気ボックス
16は前記シリンダ3aとの間でV空間を形成するよう
に斜めに配置されている。尚、図3に示すように、各吸
気管15内にはスロットル弁17が開閉可能に設けられ
ており、クランクケース3bの吸気管15が接続される
吸気通路18にはリード弁19が設けられている。
【0032】更に、エンジン3の各シリンダ3aの左端
面(図3においては右端面)には排気通路3cがそれぞ
れ開口しており、各排気通路3cには排気管22が接続
されている。そして、この排気管22は2つのシリンダ
3aから導出する2本の排気管を1本に集合させる排気
マニホールド20を有している。
【0033】上記排気管22は前記吸気装置14とシリ
ンダ3aとの間に形成されるV空間を後方に向かって略
水平に延びた後に略直角に左方に折り曲げられ、エンジ
ン3の左後方に配されたウォータロック23に継手21
を介して接続されている。そして、ウォータロック23
の下流の排気管24はウォータロック23の上部から導
出した後、上方に向かって延び、この排気管24は右側
方へ略水平に延びた後に略直角に折り曲げられて後方に
向かって斜め下方に延び、その後端は水中に開口してい
る。尚、排気管24は当該水上滑走艇1の停泊時におい
てはその後端が水中に開口しているが、航走時には大気
中に開口する場合がある。
【0034】他方、図1及び図2に示すように、船体2
の後部には推進ユニット25が配設されており、この推
進ユニット25は、船底及び後方に開口するハウジング
26を有している。そして、このハウジング26内に
は、前記クランク軸11と同軸に配されたインペラ軸2
7が臨んでおり、該インペラ軸27はカップリング28
によってクランク軸11に連結され、その後端部には、
ハウジング26内に収納されたインペラ29が結着され
ている。
【0035】又、上記ハウジング26の後端部は後方に
向かって開口しており、その開口部にはディフレクタ3
0が左右に揺動自在に取り付けられている。そして、こ
のディフレクタ30は不図示のケーブルを介して前記操
舵ハンドル6に連動連結されており、操舵ハンドル6に
よるステアリング操作でディフレクタ30の方向を変え
ることによって当該水上滑走艇1の操舵がなされる。
【0036】尚、図1及び図2に示すように、エンジン
室S内の底部にはビルジ吸込口31が開口しており、こ
のビルジ吸込口31はパイプ32の前端に取り付けられ
ており、パイプ32の後端部は前記推進ユニット25の
インペラ29の下流側等の負圧が発生する部分に開口し
ている。従って、エンジン室S内の底部に溜った水は負
圧に引かれてビルジ吸込口31から吸引され、パイプ3
2を通って船体2外へ排出される。
【0037】又、図2に示すように、船体2内に設けら
れた隔壁33にはエンジン制御装置(以下、ECUと称
する)34とこのECU34以外の電装品(リレー、レ
クチファイヤー、点火コイル等)を収納する電装品収納
ボックス35が取り付けられている。
【0038】ところで、本実施の形態に係る前記2サイ
クルエンジン3は燃料噴射式エンジン(筒内噴射エンジ
ン)であって、これの各シリンダ3aの吸気側に取り付
けられたインジェクタ36にはデリバリパイプ37から
高圧の燃料が送られ、各インンジェクタ37からは燃料
が適当なタイミングでエンジン3の筒内に直接噴射され
る。
【0039】而して、図3に示すように、エンジン3の
各シリンダ3aに形成されたシリンダ孔3dにはピスト
ン38が摺動自在に嵌装されており、このピストン38
は不図示のコンロッドを介して前記クランク軸11に連
結されている。尚、各シリンダ3aのシリンダ孔3dに
は前記排気通路3cの他に複数の掃気通路3eが開口し
ている。
【0040】又、一方(本実施の形態では前方)のシリ
ンダ3aの排気側には膨出部39が形成されており、こ
の膨出部39の内部には容積室40が形成されている。
そして、膨出部39にはO2 センサ41が取り付けられ
ており、該O2 センサ41の検知部は容積室40内に臨
んでいる。ここで、O2 センサ41は前記ECU34
(図2参照)に電気的に接続されている。尚、容積室4
0は図3に示すようにシリンダ3aと一体に形成しても
良く、別体に形成しても良い。別体に形成する場合に
は、容積室40をシリンダ3aから若干離隔させても良
い。
【0041】ところで、上記容積室40はシリンダ3a
の側壁に形成された排気ガス案内通路42を介してシリ
ンダ孔3dに連通しているが、排気ガス案内通路42は
シリンダ孔3dへの開口端から容積室40への開口端に
向かって高くなるよう水平面に対して所定角度αだけ傾
斜して形成されている。
【0042】又、本実施の形態では、前記膨出部39の
底壁(容積室40の底壁)39aはシリンダ3aの軸線
方向において前記排気ガス案内通路42のシリンダ孔3
dへの開口端に向かって低くなるような斜面を構成して
いる。
【0043】而して、エンジン3が駆動されると、燃料
タンク4内の燃料が不図示の燃料ポンプによって所定圧
に昇圧されてデリバリパイプ37から各インジェクタ3
6に供給され、適当なタイミングでエンジン3の各シリ
ンダ孔3d内に直接噴射されて燃焼に供されるが、排気
行程においてシリンダ孔3d内に発生する排気ガスの一
部は排気ガス案内通路42を通って容積室40内に導入
される。そして、容積室40内に導入された排気ガスは
2 センサ41によってそのO2 濃度が検出され、その
検出信号は前記ECU34に送信される。
【0044】すると、ECU34はO2 センサ41から
の検出信号に基づいて混合気のA/Fを算出し、この算
出されたA/Fに基づいて実際のA/Fがエンジン3の
運転状態に応じた適正値となるよう燃料噴射量(燃料噴
射時間)を制御する。
【0045】以上のような制御によってエンジン3が駆
動されると、そのクランク軸11の回転はカップリング
28を介してインペラ軸27に伝達され、該インペラ軸
27とこれに結着されたインペラ29が所定の速度で一
体的に回転駆動される。
【0046】而して、上述のようにインペラ29が回転
駆動されると、該インペラ29はハウジング26内の船
底開口部から吸引した水を昇圧してこれをディフレクタ
30から後方へ向かって噴射するため、この水の噴射に
よって所要の推進力が発生し、この推進力によって当該
水上滑走艇1が所定の速度で航走せしめられる。
【0047】以上において、本実施の形態では、排気ガ
スを容積室40に導くための排気ガス案内通路42がシ
リンダ孔3dへの開口端から容積室40への開口端に向
かって高くなるよう水平面に対して所定角度αだけ傾斜
して形成されており、又、膨出部39の底壁(容積室4
0の底壁)がシリンダ3aの軸線方向において排気ガス
案内通路42のシリンダ孔3dへの開口端に向かって低
くなるように傾斜した斜面を構成しているため、当該水
上滑走艇1の転覆等によって排気ガス案内通路42を通
って容積室40に水が浸入しても、容積室40内に浸入
した水は水上滑走艇1の復元時等に排気ガス案内通路4
2を通って迅速に排出されることとなり、この結果、O
2 センサ41の検出精度と耐久性が高められ、正確な空
燃比制御が長期に亘って安定して行われる。
【0048】又、本実施の形態では、図1に示すように
クランク軸11とインペラ軸27は前方に向かって高く
なるよう傾斜しており、O2 センサ41が配置された容
積室40は最前のシリンダ孔3dに開口しているため、
2 センサ41の位置を高くすることができ、船底に溜
った水がO2 センサ41に掛かりにくくなり、このこと
によってもO2 センサ41の耐久性が高められる。
【0049】尚、本実施の形態では容積室40を前方の
シリンダ3aに形成したが、後方のシリンダ3aに形成
しても良く、該容積室40を不図示の排気ガス案内通路
を介して排気マニホールド20、排気管22又はエンジ
ン3内に形成された排気通路3cに連通せしめるように
しても良い。
【0050】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2を図4及び図5に基づいて説明する。尚、図4は本
実施の形態に係るO2 センサ取付構造を示す水上滑走艇
の排気系の構成を示す破断側面図、図5は同水上滑走艇
のエンジン部分の破断正面図であり、これらの図におい
ては図1乃至図3に示したと同一要素には同一符号を付
しており、以下、それらについての説明は省略する。
【0051】本実施の形態においては、排気マニホール
ド20のシリンダ3aに近い部位に膨出部39を形成
し、その内部に容積室40を形成しており、この容積室
40は排気マニホールド20に形成された排気ガス案内
通路42を介して排気マニホールド20内に連通してい
る。そして、膨出部39にはO2 センサ41が取り付け
られており、該O2 センサ41の検知部41aは前記容
積室40に臨んでいる。尚、膨出部39は排気マニホー
ルド20に対して一体に形成しても良く、別体に形成し
ても良い。
【0052】そして、図4に示すように、本実施の形態
では排気ガス案内通路42の排気マニホールド20への
開口部よりも下流側の排気管22の一部を排気ガス案内
通路42の排気マニホールド20への開口部よりも上方
に位置せしめている。
【0053】ところで、図4に示すように排気マニホー
ルド20の内筒20aと外筒20bとの間にはウォータ
ジャケット20cが形成されており、該ウォータジャケ
ット20cを流れる冷却水は図示A部分で排気マニホー
ルド20内を流れる排気ガスに混ぜられる。尚、図3及
び図4においては矢印F方向が前方であり、図4におい
て43は触媒、図5において44は燃料フィルタ、45
はプレッシャレギュレータである。
【0054】而して、本実施の形態においては、排気マ
ニホールド20を流れる排気ガスの一部は排気ガス案内
通路42を通って容積室40内に導入され、容積室40
内に導入された排気ガスはO2 センサ41によってその
2 濃度が検出され、前記実施の形態1と同様に混合気
の空燃比制御がなされる。
【0055】そして、本実施の形態では、排気マニホー
ルド20の前記排気ガス案内通路42の開口部よりも下
流側の排気管22の一部を排気ガス案内通路42の排気
マニホールド20への開口部よりも上方に位置せしめた
ため、エンジン3の停止中等に排気管22の下流端から
水がエンジン3側に向かって逆流しても、この水は排気
ガス案内通路42の排気マニホールド20への開口部
(つまり、O2 センサ41の検出部41a)まで到達す
ることがなく、従って、O2 センサ41の検出精度と耐
久性が高められ、実施の形態1と同様に正確な空燃比制
御が長期に亘って安定して行われる。
【0056】尚、本実施の形態では容積室40内にO2
センサ41の検知部41aを臨ませたが、排気マニホー
ルド20内にO2 センサ41の検知部41aを直接臨ま
せるようにしても良く、この場合は排気マニホールド2
0のO2 センサ41の検知部41aよりも下流側の排気
管22の一部をO2 センサ41の検知部41aよりも上
方に位置せしめる必要がある。
【0057】<実施の形態3>次に、本発明の実施の形
態3を図6及び図7に基づいて説明する。尚、図6は本
実施の形態に係る水上滑走艇のエンジン部分を前方から
見た破断正面図、図7は同水上滑走艇のエンジン部分の
平面図であり、これらの図においても図1乃至図3に示
したと同一要素には同一符号を付しており、以下、それ
らについての説明は省略する。
【0058】本実施の形態は、前記実施の形態1におい
て排気管22をO2 センサ41の少なくとも一部の上方
に位置せしめ、該排気管22の膨張室の一部でO2 セン
サ41の上方を覆ったものである。
【0059】而して、本実施の形態によれば、蓋体であ
るシート7(図1参照)を開いて開口部2d(図7参
照)を介してエンジン3の点検・整備を行っている際に
開口部2dから水が浸入しても、この水は排気管22に
遮られてO2 センサ41に掛かることがなく、特別な部
品を要することなく簡単な構成でO2 センサ41に高い
検出精度と耐久性を確保することができる。
【0060】尚、図7においては矢印F方向が前方であ
る。
【0061】<実施の形態4>次に、本発明の実施の形
態4を図8及び図9に基づいて説明する。尚、図8は本
実施の形態に係る水上滑走艇のエンジン部分を前方から
見た破断正面図、図9は同水上滑走艇のエンジン部分の
平面図であり、これらの図においても図1乃至図3に示
したと同一要素には同一符号を付しており、以下、それ
らについての説明は省略する。
【0062】本実施の形態においては、一方(本実施の
形態では前方)のシリンダ3aの吸気側に膨出部39が
シリンダ3aと一体に形成されており、この膨出部39
の内部に容積室40が形成されている。そして、膨出部
39にはO2 センサ41が取り付けられており、該O2
センサ41の検知部は容積室40内に臨んでいる。
【0063】ところで、上記容積室40はシリンダ3a
の側壁に形成された排気ガス案内通路42を介してシリ
ンダ孔3dに連通しているが、実施の形態1と同様に、
排気ガス案内通路42はシリンダ孔3dへの開口端から
容積室40への開口端に向かって高くなるよう傾斜して
形成されている。
【0064】而して、本実施の形態では、吸気装置14
の吸気ボックス16を前記前記O2センサ41の上方に
位置させて該吸気ボックス16でO2 センサ41の上方
を覆っている。尚、本実施の形態に係るエンジン3にお
いては、インジェクタ36が各吸気管15にそれぞれ取
り付けられており、燃料はインジェクタ36から各吸気
管15内に噴射される。又、図9においては矢印F方向
が前方である。
【0065】従って、本実施の形態によれば、吸気ボッ
クス16をO2 センサ41の上方に位置せしめたため、
蓋体であるシート7(図1参照)を開いて開口部2dを
介してエンジン3の点検・整備を行っている際に開口部
2dから水が浸入しても、この水は吸気ボックス16に
遮られてO2 センサ41に掛かることがなく、実施の形
態3と同様に特別な部品を要することなく簡単な構成で
2 センサ41に高い検出精度と耐久性を確保すること
ができる。
【0066】又、本実施の形態では、図8に示すように
吸気ボックス16のエア取入口16aの近傍にO2 セン
サ41が配置されているため、吸気流によってO2 セン
サ41が冷却され、このことによっても該O2 センサ4
1の耐久性が更に高められる。
【0067】<実施の形態5>次に、本発明の実施の形
態5を図10に基づいて説明する。尚、図10は本実施
の形態に係る水上滑走艇のエンジン部分を前方から見た
正面図であり、本図においては図3に示したと同一要素
には同一符号を付しており、以下、それらについての説
明は省略する。
【0068】本実施の形態においては、図10に示すよ
うにエンジン3の上方を覆うデッキ2aにメンテナンス
用の開口部2dを形成し、該開口部2dを開閉自在なシ
ート7で覆うとともに、エンジン3のシリンダ軸心をク
ランク軸心を含む鉛直面の一側に傾斜させており、シリ
ンダ3aの一側面に吸気管15と排気マニホールド20
とを連結し、同シリンダ3aの他側面に容積室40を形
成している。そして、エンジン3のシリンダ孔3dに開
口する排気ガス案内通路42の他端を容積室40に開口
せしめ、容積室40にO2 センサ41を臨ませるととも
に、該O2 センサ41をクランク軸方向から見てシリン
ダ軸を挟んで前記鉛直面の反対側空間に位置せしめてい
る。
【0069】尚、図10において、36はインジェク
タ、37はデリバリパイプ、46は燃料タンク4の燃料
をデリバリパイプ37に供給する燃料ポンプである。
【0070】従って、本実施の形態によれば、O2 セン
サ41をクランク軸方向から見てクランク軸を挟んでク
ランク軸心を含む鉛直面の反対側空間に位置せしめたた
め、蓋体であるシート7を開いて開口部2dを介してエ
ンジン3の点検・整備を行っている際に開口部2dから
水が浸入しても、この水はシリンダ3aに遮られてO2
センサ41に掛かりにくくなり、特別な部品を要するこ
となく簡単な構成でO2 センサ41の検出精度と耐久性
を高めることができる。
【0071】又、本実施の形態では、エンジン3のシリ
ンダ3aの一側面に吸気管15と排気マニホールド20
とを連結し、同シリンダ3aの一側面を除く側面に容積
室40を形成し、一端がシリンダ孔3dに開口する排気
ガス案内通路42の他端を容積室40に開口せしめたた
め、容積室40の形成に吸気管15と排気マニホールド
20とが邪魔になることがなく、該容積室40に大きな
容積を確保することができる。因に、シリンダ孔3d内
においては排気ガスは不均一に分布しているため、容積
室40の容積が小さくて排気ガスのサンプリング量が少
ないと、容積室40に導かれる排気ガス中のO2 濃度は
シリンダ孔3d内における排気ガスの不均一な分布に左
右され、シリンダ孔3d内の排気ガスの平均的なO2
度を検出することが困難となるが、本実施の形態では容
積室40に大きな容積を確保することができるため、シ
リンダ孔3d内の排気ガスの平均的なO2 濃度を検出す
ることができる。
【0072】尚、容積室40はシリンダ3aの側面から
若干離隔させても良く、容積室40をシリンダ3aの前
側側面或は後側側面の近傍に形成し、排気ガス案内通路
42がシリンダ3aの前側側面或は後側側面を貫通する
ようにしても良い。
【0073】<実施の形態6>次に、本発明の実施の形
態6を図11及び図12に基づいて説明する。尚、図1
1は本実施の形態に係る水上滑走艇のエンジン部分を前
方から見た破断正面図、図12は同水上滑走艇のエンジ
ン部分の平面図であり、これらの図においては図8及び
図9に示したと同一要素には同一符号を付しており、以
下、それらについての説明は省略する。又、図12にお
いては矢印F方向が前方である。
【0074】本実施の形態においては、図11に示すよ
うにエンジン3の上方を覆うデッキ2aにメンテナンス
用の開口部2dを形成し、該開口部2dを開閉自在なシ
ート7で覆うとともに、シリンダ3aの一側に連結され
た吸気管15をシリンダ3aの一側上方に向かって延出
せしめ、シリンダ3aの他側に連結された排気管22を
シリンダ3aの他側上方に向かって延出せしめている。
【0075】そして、シリンダ3aを構成するエンジン
3のシリンダヘッド3fの上面にシリンダヘッド3fと
一体に容積室40を形成し、シリンダヘッド3fに貫設
された排気ガス案内通路42の一端をエンジン3の燃焼
室3gに開口せしめ、同排気ガス案内通路42の他端を
前記容積室40に開口せしめるとともに、該容積室40
にO2 センサ41の検知部を臨ませ、該O2 センサ41
を前記開口部2dの下方且つ前記吸気管15と排気管2
2とで挟まれた空間に位置せしめている。
【0076】而して、本実施の形態によれば、エンジン
3の上方を覆うデッキ2aに形成された開口部2dの下
方且つ吸気管15と排気管22とで挟まれた空間にO2
センサ41を位置せしめたため、デッキ2aに形成され
た開口部2dを介してO2 センサ41の点検・整備を容
易に行うことができ、O2 センサ41に常に高い検出精
度を確保することができる。
【0077】<実施の形態7>次に、本発明の実施の形
態7を図13に基づいて説明する。尚、図13は本実施
の形態に係るエンジンの平面図であり、図中、矢印F方
向が前方である。
【0078】本実施の形態に係るエンジン3は2サイク
ル3気筒エンジンであって、実施の形態1と同様に、そ
の最前のシリンダ3aの側壁には容積室40がシリンダ
3aと一体に形成され、該容積室40は排気ガス案内通
路42を介してシリンダ孔3dに連通している。そし
て、容積室40にはO2 センサ41の検知部が臨んでい
る。
【0079】而して、本実施の形態においても前記実施
の形態1と同様の効果が得られるが、本実施の形態に係
るエンジン3では、各シリンダ3aの掃気通路3eと排
気通路3cをシリンダ軸方向に見てシリンダ軸心11a
を通りクランク軸に直交する平面fに対して同一方向
(時計回り方向)に傾斜させるとともに、隣り合うシリ
ンダ3aの隣接する掃気通路3e同士がエンジン側面視
において互いにオーバーラップするように構成してい
る。従って、シリンダ3a間のピッチが短くなってイン
ジェクタ36同士を連結するデリバリパイプ37の長さ
を短縮することができる。
【0080】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
記載の発明によれば、船舶の転覆等によって排気ガス案
内通路を通って容積室に水が浸入しても、排気ガス案内
通路は一端から他端に向かって高くなるよう傾斜してい
るため、容積室内に浸入した水は船舶の復元時等に排気
ガス案内通路を通って迅速に排出され、O2 センサの検
出精度と耐久性が高められるという効果が得られる。
【0081】請求項2記載の発明によれば、容積室内に
浸入した水は船舶の復元時等に排気ガス案内通路を通っ
て一層迅速に排出されるため、O2 センサの検出精度と
耐久性がより一層高められるという効果が得られる。
【0082】請求項3記載の発明によれば、O2 センサ
の検知部よりも下流側の排気管の少なくとも一部をO2
センサの検知部よりも上方に位置せしめたため、エンジ
ンの停止中等に排気管の下流端から水がエンジン側に向
かって逆流しても、この水はO2 センサの検出部まで到
達することがなく、O2 センサの検出精度と耐久性が高
められるという効果が得られる。
【0083】請求項4記載の発明によれば、エンジンに
接続された排気管をO2 センサの少なくとも一部の上方
に位置せしめたため、蓋体を開いて開口部を介してエン
ジンの点検・整備を行っている際に開口部から水が浸入
しても、この水は排気管に遮られてO2 センサに掛かる
ことがなく、特別な部品を要することなく簡単な構成で
2 センサの検出精度と耐久性を高めることができると
いう効果が得られる。
【0084】請求項5記載の発明によれば、エンジンに
接続された吸気管の先端に連結された吸気ボックスをO
2 センサの少なくとも一部の上方に位置せしめたため、
蓋体を開いて開口部を介してエンジンの点検・整備を行
っている際に開口部から水が浸入しても、この水は吸気
ボックスに遮られてO2 センサに掛かることがなく、特
別な部品を要することなく簡単な構成でO2 センサの検
出精度と耐久性を高めることができるという効果が得ら
れる。
【0085】請求項6記載の発明によれば、O2 センサ
をクランク軸方向から見てクランク軸を挟んでクランク
軸心を含む鉛直面の反対側空間に位置せしめたため、蓋
体を開いて開口部を介してエンジンの点検・整備を行っ
ている際に開口部から水が浸入しても、この水はシリン
ダに遮られてO2 センサに掛かることがなく、特別な部
品を要することなく簡単な構成でO2 センサの検出精度
と耐久性を高めることができるという効果が得られる。
【0086】請求項7記載の発明によれば、エンジン上
方を覆うデッキに形成された開口部の下方且つ吸気管と
排気管とで挟まれた空間にO2 センサを位置せしめたた
め、デッキに形成された開口部を介してO2 センサの点
検・整備を容易に行うことができ、O2 センサに常に高
い検出精度を確保することができるという効果が得られ
る。
【0087】請求項8記載の発明によれば、エンジンの
一側面に吸気管と排気管とを連結し、このエンジンの一
側面を除く側面にO2 センサが臨む容積室を形成し、一
端がシリンダ孔に開口する排気ガス案内通路の他端を前
記容積室に開口せしめたため、容積室の形成に吸気管と
排気管とが邪魔になることがなく、該容積室に大きな容
積を確保することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る水上滑走艇の破断
側面図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る水上滑走艇のデッ
キを外した状態の平面図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る水上滑走艇に搭載
されるエンジンを前方から見た破断正面図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係るO2 センサ取付構
造を示す水上滑走艇の排気系の構成を示す破断側面図で
ある。
【図5】本発明の実施の形態2に係る水上滑走艇のエン
ジン部分の破断正面図である。
【図6】本発明の実施の形態3に係る水上滑走艇のエン
ジン部分を前方から見た破断正面図である。
【図7】本発明の実施の形態3に係る水上滑走艇のエン
ジン部分の平面図である。
【図8】本発明の実施の形態4に係る水上滑走艇のエン
ジン部分を前方から見た破断正面図である。
【図9】本発明の実施の形態4に係る水上滑走艇のエン
ジン部分の平面図である。
【図10】本発明の実施の形態5に係る水上滑走艇のエ
ンジン部分を前方から見た正面図である。
【図11】本発明の実施の形態6に係る水上滑走艇のエ
ンジン部分を前方から見た破断正面図である。
【図12】本発明の実施の形態6に係る水上滑走艇のエ
ンジン部分の平面図である。
【図13】本発明の実施の形態7に係るエンジンの平面
図である。
【符号の説明】
1 水上滑走艇(小型船舶) 2 船体 2a デッキ 2d 開口部 3 エンジン 3a シリンダ 3c 排気通路 3d シリンダ孔 7 シート(蓋体) 11 クランク軸 11a クランク軸心 15 吸気管 16 吸気ボックス 20 排気マニホールド(排気管) 22,24 排気管 40 容積室 41 O2 センサ 41a O2 センサの検知部 42 排気ガス案内通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // G01N 27/00 G01N 27/58 B

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンに接続された排気管の下流端を
    水中に開口せしめ、一端がエンジンのシリンダ孔又は排
    気通路に開口する排気ガス案内通路の他端を容積室に開
    口せしめ、該容積室にO2 センサを臨ませて成る小型船
    舶におけるO2 センサ取付構造において、 前記排気ガス案内通路を一端から他端に向かって高くな
    るよう傾斜させたことを特徴とする小型船舶におけるO
    2 センサ取付構造。
  2. 【請求項2】 前記容積室の底壁を前記排気ガス案内通
    路の他端開口部に向かって低くなるよう傾斜させたこと
    を特徴とする請求項1記載の小型船舶におけるO2 セン
    サ取付構造。
  3. 【請求項3】 エンジンに接続された排気管の下流端を
    水中に開口せしめて成る小型船舶におけるO2 センサ取
    付構造において、 前記エンジンの排気通路にO2 センサの検知部を臨ませ
    るとともに、該O2 センサの検知部よりも下流側の排気
    管の少なくとも一部をO2 センサの検知部よりも上方に
    位置せしめたことを特徴とする小型船舶におけるO2
    ンサ取付構造。
  4. 【請求項4】 エンジン上方を覆うデッキに開口部を形
    成し、該開口部を開閉自在な蓋体で覆って成る小型船舶
    におけるO2 センサ取付構造において、 前記エンジンのシリンダ又は排気通路にO2 センサの検
    知部を臨ませるとともに、エンジンに接続された排気管
    を前記O2 センサの少なくとも一部の上方に位置せしめ
    たことを特徴とする小型船舶におけるO2 センサ取付構
    造。
  5. 【請求項5】 エンジン上方を覆うデッキに開口部を形
    成し、該開口部を開閉自在な蓋体で覆うとともに、エン
    ジンに接続された吸気管の先端に吸気ボックスを連結し
    て成る小型船舶におけるO2 センサ取付構造において、 前記エンジンのシリンダ孔又は排気通路にO2 センサの
    検知部を臨ませるとともに、前記吸気ボックスを前記O
    2 センサの少なくとも一部の上方に位置せしめたことを
    特徴とする小型船舶におけるO2 センサ取付構造。
  6. 【請求項6】 エンジン上方を覆うデッキに開口部を形
    成し、該開口部を開閉自在な蓋体で覆うとともに、エン
    ジンのシリンダ軸心をクランク軸心を含む鉛直面の一側
    に傾斜させて成る小型船舶におけるO2 センサ取付構造
    において、 一端がエンジンのシリンダ孔に開口する排気ガス案内通
    路の他端を容積室に開口せしめ、前記容積室にO2 セン
    サを臨ませるとともに、該O2 センサをクランク軸方向
    から見てシリンダ軸を挟んで前記鉛直面の反対側空間に
    位置せしめたことを特徴とする小型船舶におけるO2
    ンサ取付構造。
  7. 【請求項7】 エンジン上方を覆うデッキに開口部を形
    成し、該開口部を開閉自在な蓋体で覆うとともに、エン
    ジンの一側に連結された吸気管をエンジンの一側上方に
    向かって延出させ、エンジンの他側に連結された排気管
    をエンジンの他側上方に向かって延出させて成る小型船
    舶におけるO2 センサ取付構造において、 前記エンジンのシリンダ上壁の上方に容積室を設け、一
    端がエンジンのシリンダ孔に開口する排気ガス案内通路
    の他端をシリンダ上壁を貫通して前記容積室に開口せし
    めるとともに、該容積室にO2 センサを臨ませ、該O2
    センサを前記開口部の下方且つ前記吸気管と排気管とで
    挟まれた空間に位置せしめたことを特徴とする小型船舶
    におけるO2 センサ取付構造。
  8. 【請求項8】 エンジンの一側面に吸気管と排気管とを
    連結して成る小型船舶におけるO2 センサ取付構造にお
    いて、 前記エンジンの前記一側面を除く側面近傍に容積室を形
    成し、一端がエンジンのシリンダ孔に開口する排気ガス
    案内通路の他端を前記容積室に開口せしめるとともに、
    該容積室にO2 センサを臨ませたことを特徴とする小型
    船舶におけるO2 センサ取付構造。
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