JPH11135533A - 電極構造、該電極を備えたシリコン半導体素子、その製造方法及び該素子を実装した回路基板並びにその製造方法 - Google Patents

電極構造、該電極を備えたシリコン半導体素子、その製造方法及び該素子を実装した回路基板並びにその製造方法

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JPH11135533A
JPH11135533A JP10231872A JP23187298A JPH11135533A JP H11135533 A JPH11135533 A JP H11135533A JP 10231872 A JP10231872 A JP 10231872A JP 23187298 A JP23187298 A JP 23187298A JP H11135533 A JPH11135533 A JP H11135533A
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孝志 荘司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極を備えたシリコン半導体にはんだバンプ
を容易に形成することのできるシリコン半導体素子用の
電極構造、回路基板に対してボンディングワイヤーを用
いることなく直接接続できるシリコン半導体素子、接続
部分に容易にはんだバンプを形成し、ボンディング高さ
を調整可能な電極構造の提供。 【解決手段】 シリコン半導体面上に設けられ、シリコ
ン半導体とオーミック接合をなす第1の金属層と、該第
1の金属層の全露出表面を完全に覆うように積層する第
2の金属層とからなり、上記第2の金属層の金属は第1
の金属層の金属より有機酸に対して耐腐食性が高く、且
つはんだ濡れ性が良いことからなるシリコン半導体素子
の電極構造、該電極構造を有するはんだ被着半導体素
子、はんだ被着シリコン半導体素子とはんだ被着回路基
板を、はんだ搭載部同士を重ねて実装した回路基板並び
にはんだ被着半導体素子及び回路基板の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコン半導体素
子用の電極構造、該構造の電極を備え、回路基板にボン
ディングワイヤーを用いずに直接接続、実装でき、かつ
この実装の際に基板との間の高さ(ボンディング高さ)
が大きく取れるシリコン半導体素子及びその製造方法並
びにそれを実装した回路基板及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、企業の製造部門、管理部門、輸送
機関あるいは家庭を問わずまたほとんどの分野の装置、
機械、器具が電子化されており、またその使用される電
子部品の範囲も種類も広範なものとなってきつつある。
このような多方面にわたる電子化の中でも、電子制御半
導体素子をセットした実装回路基板が極めて多く採用さ
れ、その適用範囲、使用回路基板の種類、数も顕著に増
大しつつある。
【0003】このような半導体実装回路基板は一般には
多くの種類のものが実用化されているが、特に回路基板
上に各種の半導体素子(IC、各種のバンプなど)を直
接実装したものが電子機器の小型化、信頼性の向上の目
的で採用される比率が高くなってきている。このよう
に、回路基板上に各種の半導体素子等を実装する場合、
回路基板と半導体素子の間には、封止樹脂を注入するた
め、あるいは発熱に対するバッファーとするためにある
程度(通常50〜100μmとされている)の間隔を設
けることが必要あるいは好ましいとされている。
【0004】この間隔(以下この間隔を「ボンディング
高さ」と呼ぶことがある。)を設けるために多くの提案
がなされている。例えば、プリント基板上の回路部分
と素子部品の電極間を導電性接着剤で接続する方法、
プリント基板上の回路部分と素子とを素子側にメッキに
よって形成したはんだバンプを溶融させて接続する方
法、プリント基板上の基板電極と半導体素子の素子電
極に銅を必要な高さにメッキし、更にAuメッキした後
これを共晶はんだで接続する方法、Auボールバンプ
(スタッドバンプ)による接続法、導電性ポリマーバ
ンプによる接続法、Auメッキ樹脂ボール接続法、
絶縁樹脂ボールをコアにしたマイクロカプセル製異方性
導電性フィルム接続法、金属ボールをコアにしたマイ
クロカプセル型異方性導電フィルム接続法などがある。
上記以外にもAuボールバンプダイレクト接続法などが
あるが、この方法では高価であって特殊な回路基板の使
用に限られ、通常の回路基板にはよりコストダウンが求
められている。
【0005】これらのボンディング高さを確保するため
の従来公知の方法においては、接続に際し導電性樹脂な
どの比較的抵抗の高い導電材を使用した時は接続抵抗が
大きいという問題があり、また一般的に行われているは
んだメッキ基板を使用して接続する場合、半導体素子側
の電極に活性化処理をしておくことが行われているが、
その処理は煩雑ではんだの濡れ広がり性が悪く、更にボ
ンディング高さが不均一になり、その上半導体素子の接
続の信頼性が低いなどの問題がある。したがって、回路
基板に対するシリコン半導体素子の接続が信頼性高く、
接続抵抗が小さく、かつボンディング高さを自由に選択
できるシリコン半導体素子へのはんだバンプの形成手段
が必要とされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、はんだバ
ンプ(本発明においては、電極を備えたシリコン半導体
に50〜100ミクロンまたはそれ以上のはんだ層を
「はんだバンプ」という。)を容易に形成することので
きるシリコン半導体素子用の電極構造の提供、回路基板
に対してボンディングワイヤーを用いることなく直接接
続でき、信頼性が高く、接触抵抗の小さいはんだ被着シ
リコン半導体素子及びその製造方法の提供、ボンディン
グ高さを自由に選択できるはんだ被着シリコン半導体素
子及びその製造方法の提供及び接続部分(電極部分)に
容易にはんだバンプを形成し、ボンディング高さを自由
に選択可能な電極構造及びその製造方法を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、 [1] シリコン半導体面上に設けられ、シリコン半導
体とオーミック接合をなす第1の金属層と、該第1の金
属層の全露出表面を完全に覆うように積層する第2の金
属層とからなり、上記第2の金属層の金属は第1の金属
層の金属より有機酸に対して耐腐食性が高く、且つはん
だ濡れ性が良いことからなるシリコン半導体素子の電極
構造、
【0008】[2] 該第1の金属層が、Cu、Al、
Ti、WまたはAl基合金のうちの1種からなり、該第
2の金属層がCu、NiまたはAu(第1の金属層の金
属がCuの時はCuと異なる金属)のうちの1種からな
る前記[1]に記載の電極構造、[3] 該第1の金属
層と第2の金属層の間にNiまたはCr(ただし第2の
金属層がNiの時はCrに限定される)の中間金属層が
介在し、該中間金属層は第1の金属層の全露出表面を完
全に覆い、更に第2の金属層は該中間金属層の全露出表
面を完全に覆っている前記[1]または[2]に記載の
電極構造、[4] 該第2の金属層の表面の所定範囲を
除く全露出表面を絶縁物により遮蔽した前記[1]〜
[3]のいずれかに記載の電極構造、
【0009】[5] シリコン半導体基板と、シリ
コン半導体基板上に設けられ、シリコン半導体とオーミ
ック接合をなす第1の金属層と、該第1の金属層の全
露出表面を完全に覆うように積層する、第1の金属より
有機酸に対して耐腐食性が高く、かつはんだ濡れ性が良
い第2の金属層と、第2の金属層の所定範囲の表面に
搭載されたはんだバンプとからなるはんだ被着シリコン
半導体素子、
【0010】[6] シリコン基板に、第1の金属層を
積層し、該第1の金属層の全露出面を完全に覆うように
第2の金属層を積層し、次いで上記第2の金属層の全表
面を被覆材で被覆した後、所定部分の該被覆材をエッチ
ング除去して該第2の金属層の表面の所定の範囲に窓を
開け、ついで窓の部分の第2の金属層に選択的に粘着性
を付与し、該粘着部にはんだ粉末を付着させ、該はんだ
粉末を加熱溶融することからなるはんだ被着シリコン半
導体素子の製造方法、
【0011】[7] はんだ被着シリコン半導体素子と
はんだ被着回路基板を、はんだ搭載部同士を重ねて実装
した回路基板、
【0012】[8] 回路基板の金属露出部に選択的に
粘着性を付与し、該粘着部にはんだ粉末を付着させた
後、はんだ粉末を加熱溶融してはんだ被着回路基板と
し、次いでこのはんだバンプにはんだ被着シリコン半導
体素子のはんだバンプを重ねて溶融接合し、両者の間隙
部に封止用絶縁樹脂を充填することからなる回路基板の
製造方法、及び [9] はんだ被着回路基板及びはんだ被着シリコン半
導体素子のそれぞれのはんだバンプに使用したはんだ
が、融点が異なるはんだである前記[8]に記載の回路
基板の製造方法、を開発することにより上記の目的を達
成した。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のシリコン半導体素子の電
極構造は、半導体と接触する側にはオーミック接合する
第1の金属層で構成し、はんだ層を搭載する側では、有
機酸に対して耐腐食性が高く、はんだ濡れ性の良好な金
属からなる第2の金属層を用い、上記第1の金属層のす
べての露出面を完全に被覆するように構成させたので、
半導体と電極の接触が良好でかつはんだ層の搭載が容易
に行え、有機酸などを含むフラックス等に対する耐食性
も高く、高信頼性の電極構造である。また該電極構造に
はんだを搭載したはんだ被着シリコン半導体素子は、は
んだを搭載する部分に粘着性を付与しはんだ粉末を付着
させるので、付着させるはんだ粉末の粒径を変えること
によりはんだ層の厚みを容易にコントロールすることが
でき、ボンディングの高さを自由に選択することが可能
となる。また本発明のはんだ被着シリコン半導体素子
は、はんだ被着回路基板等に直接接続できるので、接続
抵抗が低く、かつ信頼性があり、小型化することができ
る。また本発明においては、本発明の電極構造を有する
半導体素子にも同様に接続部分には粘着性を付与しては
んだ粉末を付着させてはんだ層の厚さを容易に制御する
ことが可能で、ボンディング高さの調節も容易に行え
る。
【0014】本発明のその他の目的、その他の特徴は添
付の図面に基づく以下の詳しい説明で明らかにする。本
発明の電極構造は、図1に示すようにシリコン半導体素
子1の面上に第1の金属層2を所定の厚さに真空蒸着
法、スパッタリング法などにより形成し、次いで第1の
金属層2の全露出表面を完全に覆うようにして第2の金
属層3を所定の厚さに積層する。上記の電極構造の第1
の金属層2に用いる金属としては、シリコン基板1とオ
ーミック接合となる金属を選定する。シリコンとオーミ
ック接合をなす金属としては、Al、Cu、Ti、W及
びAlを95%以上、好ましくは97%以上含むAl−
Si、Al−Ti、Al−WなどのAl基合金が挙げら
れ、シリコン半導体素子上にこれら第1の金属のいずれ
かの層を形成した後、熱処理によってオーミック接合さ
せる。Al基合金を使用する場合は、熱膨張係数がシリ
コンに近いので接合部の歪みが緩和される利点がある。
【0015】この第1の金属層2の上に、この層の全露
出面を完全に覆うように第2の金属で被覆する。この第
2の金属層3に使用する金属の選択基準としては、第1
の金属層の金属より有機酸に対して耐腐食性が高く、は
んだ濡れ性が良好であり、またシリコン半導体及び第1
の金属層との密着性が良いことが必要である。具体的に
は、Cu、Ni、Auが挙げられ、第1の金属層の金属
にCuを使用する場合には、第1の金属とは異なるCu
以外の金属を用いる。この第2の金属層の金属の選定
は、半導体素子を回路基板へ実装する時に使用するろう
材との適合性、シリコン基板及び第1の金属層への密着
性を勘案して決定することが好ましい。この第2の金属
層3は、真空蒸着法、スパッタリング法、メッキ法など
により第1の金属層2を完全に被覆するように形成し、
電極を構成する。
【0016】半導体1面上に形成する電極は、上述のご
とく、原則的には第1の金属層2と第2の金属層3とか
ら構成されるが、図2に示すように第1の金属層と第2
の金属層の層の間にNiまたはCr(ただし第2の金属
層がNiの場合にはCrに限定される。)の中間金属層
4を設けることが好ましい。この中間金属層4は、第1
の金属層2を完全に覆うように積層し、第2の金属層3
は上記中間金属層4を完全に覆うように積層する。この
中間金属層4は、表面電極である第2の金属層3の強度
を向上させる効果がある。
【0017】次に上記電極構造を備えたシリコン半導体
素子に、50〜100ミクロンまたはそれ以上の厚さの
はんだ層(はんだバンプ)を搭載したはんだ被着シリコ
ン半導体素子について説明する。図1に示すようなシリ
コン半導体素子1の一面に電極を形成したら、この半導
体の全露出表面を、SiO2 、Si34 、ガラス、ポ
リイミドなどの絶縁物5で遮蔽する[図3(a)]。次
に電極構造を覆っている絶縁物層5に、常法により所定
箇所の絶縁物を取り除くかまたはマスクを使用して図3
(b)に示すように窓を開け、この窓の金属回路露出部
(第2の金属層)のみに選択的に粘着性を付与し、この
ようにして形成した粘着部6に図4(a)に示すように
はんだ粉末7を付着させた後、加熱、溶融して図4
(b)に示すようにはんだバンプ8を形成する。特に本
発明においては、50〜100ミクロンまたはそれ以上
の厚さの厚いはんだ層(はんだバンプ)を形成するた
め、第1の金属層を第2の金属層で覆った構造の電極を
備えた半導体素子をレジスト剤で覆った後、通常の方法
でレジスト剤をエッチングして金属電極(第2の金属
層)を露出させ、この金属露出部に選択的に粘着性を付
与し、該粘着部にはんだ粉末を付着、溶融させてはんだ
バンプを形成するような場合においては、窓部を構成す
るレジスト剤の深さは少なくとも10ミクロンとするこ
とが有効である。
【0018】上述の金属露出部のみに粘着性を付与する
には、ナフトトリアゾール系誘導体、ベンゾトリアゾー
ル系誘導体、イミダゾール系誘導体、ベンゾイミダゾー
ル系誘導体、メルカプトベンゾチアゾール系誘導体及び
ベンゾチアゾールチオ脂肪酸系誘導体の内の少なくとも
一種を含む水溶液に浸漬処理するかまたは水溶液の塗布
処理することにより行われる。(USP5,556,0
23号、USP5,713,997号参照)
【0019】この際の条件として、例えば処理温度30
〜60℃、浸漬処理時間5sec〜5minで処理す
る。また処理薬剤の濃度としてはナフトトリアゾール系
誘導体、ベンゾトリアゾール系誘導体、イミダゾール系
誘導体、ベンゾイミダゾール系誘導体、メルカプトベン
ゾチアゾール系誘導体及びベンゾチアゾールチオ脂肪酸
系誘導体の少なくとも一種を0.05〜20重量%を含
むものであり、特に銅イオン50〜1000ppmを含
有し、微酸性の液体であるはんだ粘着性付与液を使用す
ることが好ましい。この場合の粘着性付与液は比較的安
定なものではあるが、第1の金属層に用いられるAlな
どに対しては強い腐食性があり、電極をサイドエッチす
る危険が大きいこと、また原因不明ではあるが不完全な
被覆をした時はサイドエッチはしなくとも不良率が大き
くなるので、前述したように、第2の金属層により完全
に覆っておくことが必要である。
【0020】上述のように、半導体素子の電極全体を絶
縁物で完全に遮蔽した後、窓を開け、然る後この窓の部
分の第2の金属層に選択的に粘着性を付与した後、はん
だ粉末を付着させる方法の特徴は、位置決めなどの面倒
な手数を必要としないだけでなく、自動的にはんだ粉末
を付着させることが容易にできることである。この方法
によれば、1回の処理で得られるはんだ層の厚さが厚い
だけでなく、その上に簡単にはんだ層を付着させること
ができること、はんだ粉末の粒度を選択することにより
はんだバンプの厚さを自由に調節することが可能とな
る。更に従来のメッキ法などにおいては厚さを厚くする
ことが困難であるのに対し、本発明方法においては1回
の処理で必要なはんだバンプの厚さが確保できなかった
時は、はんだ粉末を付着した半導体素子をいったん加熱
溶融した後、再度同じ工程ではんだコートした部分に粘
着性を付与させ、ここにはんだ粉末を付着させ、加熱溶
融してはんだバンプの層の厚さを厚くすることが容易に
できることである。
【0021】なお以上の説明においては、半導体素子に
はんだバンプを形成する方法を説明したが、もし必要で
あれば該半導体素子を実装する回路基板に対しても同様
に処理を行い、回路基板の接続部分にも同様にはんだバ
ンプを形成し、はんだバンプを形成した半導体素子と回
路基板のはんだバンプ同志を接合することによりボンデ
ィング高さが十分に大きい回路基板を作成することがで
きる。このようにして半導体素子を実装した回路基板
は、必要に応じて素子と基板の間隙部に封止用絶縁樹脂
を充填する。例えば、ボンディング高さが50〜100
ミクロンの回路基板を製造しようとする時は、半導体素
子側のバンプ高さ(電極の高さ+はんだバンプの高さ)
が、50〜120ミクロン、回路基板側のバンプ高さ
(同)が30〜100ミクロンとしておけば、双方のは
んだ層を溶融して接続しても50〜100ミクロンのボ
ンディング高さを確保できる。
【0022】なおこの場合、半導体素子側のはんだ粉末
と回路基板側のはんだ粉末の組成を若干変更し、それぞ
れの融点を変えておくことが、形状維持、ボンディング
高さを確保するのに有利である。このようにしておけば
融点の高いはんだバンプが溶融するまでに融点の低いは
んだとの合金化が始まるので、バンプの高さを維持でき
るからである。例えば、半導体素子側の方はSn−Pb
共晶系よりは融点の高い80%Pb−20%Sn合金や
95%Pb−5%Sn合金とし、回路基板側はSn−P
b共晶はんだとして行うなどの方法も有利に使用可能で
ある。
【0023】このように本発明のはんだ被着シリコン半
導体素子は、ボンディングワイヤーなしに回路基板など
に接続することが可能である。このためボンディングワ
イヤーを用いて接合する半導体素子は、ボンディングワ
イヤー保護のためのステムなども含めて樹脂をモールド
するため半導体素子チップ自体の大きさよりもかなり大
きくなり、回路基板上に占める面積が大きくなるが、本
発明の半導体素子ではボンディングワイヤーを用いない
で済むため、回路全体を小型化するのに極めて有利であ
る。また本発明の半導体素子は、第2の金属層としては
んだ濡れ性の良い金属を選択してあるので、実装するの
に簡単でかつ確実に接合ができ、特に接合がボンディン
グワイヤーなしのはんだ/はんだの導電性の高いかつ強
度の大きい半導体上に直接実装が可能となり、実装の際
の接合に信頼性を大きく改善できる。
【0024】かくして得られた回路基板は、はんだバン
プ高さを選ぶことによりボンディング高さを比較的自由
に調整可能で許容度が大きく、かつボンディング高さの
高い回路基板を得ることができ、この結果同材質、同じ
半導体素子を使用しても従来問題になっていた発熱によ
るトラブルの回避も可能となり、回路基板の設計も容易
になった。
【0025】
【実施例】次にこの発明の実施例を述べるが、本発明は
下記実施例に限定されるものではない。 (実施例1) 構造1として、シリコンチップ 11 上に厚さ1μm
のAl(アルミニウム)12 を真空蒸着し、次いでその
そのAl 12 の上に、Alの全露出表面を覆うようにC
u 13 を厚さ1μmに真空蒸着し、図5(a)に示すよ
うな電極を形成した。 構造2として、シリコンチップ 11 上に厚さ1μm
のCu 13 を真空蒸着し、次いでそのそのCu 13 の上
に、Cuの全露出表面を覆うようにNi 14 を厚さ3μ
mに真空蒸着し、図5(b)に示すような電極を形成し
た。 構造3として、シリコンチップ 11 上に厚さ1μm
のAl 12 を真空蒸着し、次いでそのそのAl 12 の上
に、Alの全露出表面を覆うようにCu 13 を厚さ1μ
mに真空蒸着し、更に厚さ10ミクロンのSiO2 15
でそのCu表面全体を遮蔽し、所定部分をエッチングし
て窓明けをし、Cu電極面 13 を露出させ、図5(c)
に示すような電極を形成した。
【0026】 構造4として、シリコンチップ 11 上
に厚さ1μmの(Al−2%Si合金) 16 を真空蒸着
し、次いでそのその(Al−5%Si合金) 16 の上
に、そのAl−Si合金全体を覆うようにCu 13 を厚
さ1μmを真空蒸着し、図5(d)に示すような電極を
形成した。 次に比較のために、構造5として、シリコンチップ
11 の上にAl 12 を厚さ1μmに真空蒸着し、次いで
そのAl 12 の側面部を除く上面にCu 13 を厚さ1μ
mに真空蒸着し、図5(e)に示すような電極を形成し
た。 構造6として、シリコンチップ 11 上に厚さ1μm
のCu 13 を真空蒸着し次いでそのそのCu 13 の側面
部を除く上面にNi 14 を厚さ3μmを真空蒸着し、図
5(f)に示すような電極を形成した。
【0027】上記図5(a)〜(f)に示すような構造
の電極付きシリコンチップ(電極数32個、電極ピッチ
250μm、電極径90μmφ)を、それぞれ硫酸水溶
液で前処理をし、次いで酢酸によりpHを約4.5に調
整した下記化学式(1)式で示す2−ウンデシルイミダ
ゾールの2重量%水溶液からなる粘着性付与溶液に40
℃に加温し5分間浸漬した。
【0028】
【化1】
【0029】次にこれらの6個のシリコン素子を取り出
し、水洗し、乾燥後、平均粒径120μmの20%Sn
−80%Pbのはんだ粉末をシリコン素子全面に振りか
け、電極部分以外にある余分な粉末をエアで吹き飛ばし
た。この時のはんだ粉末の付着状態は表1に示すようで
あった。
【0030】
【表1】
【0031】このようにはんだ粉末を付着したシリコン
素子を窒素気流中で170℃、30秒間加熱し、はんだ
粉末を定着した後、水溶性フラックスを塗布し、酸素含
有量500ppmの窒素ガスを流しているリフロー炉で
予熱150℃、リフロー温度300℃ではんだ粉末を溶
融し、はんだバンプを形成した。熱水で洗浄した後、は
んだバンプの生成状態及びその高さと高さの標準偏差
(シグマ)を測定した。結果を表2に示す。これから見
て図5(a)〜(d)に示すような電極構造であれば安
定して回路基板に使用することができる。
【0032】
【表2】
【0033】(実施例2)図6に示すように、シリコン
素子 20 シリコン面 21 上(逆さになっている。)に、
厚さ1μmのAl 22 を真空蒸着し、次いでそのAl 2
2 の上に、全露出表面を覆うようにCu 23 を厚さ1μ
mに真空蒸着した電極を構成した。この電極付きシリコ
ン素子(電極数32個、電極ピッチ250μm、電極径
90μmφ)を、まず硫酸水溶液で前処理をし、次いで
酢酸によりpHを約4.5に調整した2−ウンデシルイ
ミダゾールの2重量%水溶液からなるはんだ粘着性付与
溶液を40℃に加温し、これに5分間浸漬した。
【0034】次に該素子を溶液から取り出し、水洗し、
乾燥後、20%Sn−80%Pbはんだ粉末を振りか
け、余分な粉末をエアで吹き飛ばした。このようにはん
だ粉末を付着したシリコン素子を窒素気流中で170
℃、30秒間加熱し、はんだ粉末を定着した後、水溶性
フラックスを定着したはんだの上に塗布し、酸素含有量
500ppmの窒素ガスを流しているリフロー炉で予熱
温度150℃、リフロー温度300℃ではんだ粉末を溶
融し、はんだバンプ 25 を形成した。その後熱水で洗浄
しはんだ被着シリコン素子 20 とした。
【0035】一方図7に示すような、幅90μm、ピッ
チ250μmの銅貼り回路 32 を有する基板 31 の、銅
貼り回路 32 の所定位置(シリコン被着素子 20 のはん
だバンプ 25 の位置に該当する)を90μm×90μm
の大きさに露出させ、他の部分をレジスト樹脂で被覆し
た基板 31 を準備した。この基板 31 をまず硫酸水溶液
で酸洗処理し、酢酸でpHを約4.5に調整し、40℃
に加温した2−ウンデシルイミダゾールの2wt%水溶
液からなる粘着性付与液に5分間浸漬した後、基板を水
洗・乾燥し、露出した銅貼り回路部分に粘着性を付与し
た。該基板に粒径70〜90μmのSn−37%Pb共
晶はんだ粉末を振りかけ、粘着部にはんだ粉末を付着さ
せ、粘着部に付着した以外の余分なはんだ粉末をエアで
吹き払って除去した。はんだ粉末を付着したプリント基
板を170℃の窒素気流中で30秒間加熱しはんだ粉末
を定着した後、この定着したはんだ粉末の上に水溶性フ
ラックスを塗布し、酸素含有量500ppmの窒素ガス
を流しているリフロー炉中で200℃に加熱してはんだ
を溶融し、はんだバンプ 33 を形成した。最後に基板を
熱水で洗浄し、図7に示すような、プリント基板の所定
位置にはんだバンプ 33 を有するはんだ被着プリント基
板 30 を得た。これらの両者のはんだバンプ 25、33に
フラックスを塗布し、酸素含有量500ppmの窒素ガ
スを流しているリフロー炉で予熱温度150℃、リフロ
ー温度200℃ではんだを溶融し図6に示すように接合
した。接合後のバンプの高さを表3に示す。
【0036】
【表3】
【0037】
【発明の効果】本発明の半導体素子は、耐はんだ耐食
性、はんだ濡れ性が良いのではんだに対する密着性に優
れている。また第1の金属層と第2の金属層の中間に中
間金属層を挿入した時は表面電極の強度が向上する。ま
たこれらの金属層はそれより下層の金属層を完全に覆っ
ているので下層の金属がはんだに食われたり、粘着性を
付与するための薬品にサイドエッチされることがない。
更にはんだ粉末を付着させる際には、付着させるはんだ
粉末の粒径を選択することによりはんだの厚みをコント
ロールしやすい。このはんだ被着シリコン素子を回路基
板に搭載する時は、回路基板側も同様にはんだバンプを
形成した後に実装させることにより、ボンディング高さ
を大きく取ることができるので、同材質、同じ半導体素
子を使用しても耐熱性を高くすることが可能であり基板
の設計も容易になった。このようにボンディングワイヤ
ーなしの実装が可能となったため接続抵抗を小さくし、
接続強度を高く維持でき、また接続もはんだ/はんだの
接続であるので信頼性も高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシリコン半導体素子に用いられる
電極構造の一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明によるシリコン半導体素子に用いられる
電極構造の他の実施例を示す断面図である。
【図3】(a)は、図1の半導体素子の電極を絶縁物で
遮蔽した状態を示す断面図、(b)は(a)の素子に窓
を開け金属回路露出部のみに粘着性を付与した状態の断
面図。
【図4】(a)は、図3(b)の粘着部にはんだ粉末を
付着させた状態を示す断面図、(b)は、図4(a)の
はんだ粉末を溶融させてはんだバンプを形成させた半導
体素子の断面図。
【図5】(a)は、実施例1において半導体素子面上に
形成した構造1の電極構造を示す説明図。(b)は、実
施例1において半導体素子面上に形成した構造2の電極
構造を示す説明図。(c)は、実施例1において半導体
素子面上に形成した構造3の電極構造を示す説明図。
(d)は、実施例1において半導体素子面上に形成した
構造4の電極構造を示す説明図。(e)は、比較のため
に半導体素子面上に形成した構造5の電極構造を示す説
明図。(f)は、比較のために半導体素子面上に形成し
た構造6の電極構造を示す説明図。
【図6】本発明のシリコン素子を使用した回路基板の接
合部の断面図。
【図7】シリコン素子を接合する前の回路基板の平面
図。
【符号の説明】
1 半導体素子 2 第1の金属層 3 第2の金属層 4 中間金属層 5 絶縁物 6 粘着部 7 はんだ粉末 8 はんだバンプ 11 シリコンチップ 12 Al 13 Cu 14 Ni 15 SiO2 16 Al−5%Si合金 20 はんだ被着シリコン素子 21 シリコン基板 22 Al 23 Cu 24 絶縁樹脂 25 はんだバンプ 30 はんだ被着回路基板 31 プリント回路基板 32 銅貼り回路 33 はんだバンプ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン半導体面上に設けられ、シリコ
    ン半導体とオーミック接合をなす第1の金属層と、該第
    1の金属層の全露出表面を完全に覆うように積層する第
    2の金属層とからなり、上記第2の金属層の金属は第1
    の金属層の金属より有機酸に対して耐腐食性が高く、且
    つはんだ濡れ性が良いことからなるシリコン半導体素子
    の電極構造。
  2. 【請求項2】 該第1の金属層が、Cu、Al、Ti、
    WまたはAl基合金のうちの1種からなり、該第2の金
    属層がCu、NiまたはAu(第1の金属層の金属がC
    uの時はCuと異なる金属)のうちの1種からなる請求
    項1に記載の電極構造。
  3. 【請求項3】 該第1の金属層と第2の金属層の間にN
    iまたはCr(ただし第2の金属層がNiの時はCrに
    限定される)の中間金属層が介在し、該中間金属層は第
    1の金属層の全露出表面を完全に覆い、更に第2の金属
    層は該中間金属層の全露出表面を完全に覆っている請求
    項1または2に記載の電極構造。
  4. 【請求項4】 該第2の金属層の表面の所定範囲を除く
    全露出表面を絶縁物により遮蔽した請求項1〜3のいず
    れか1項に記載の電極構造。
  5. 【請求項5】 シリコン半導体基板と、シリコン半導体
    基板上に設けられ、シリコン半導体とオーミック接合を
    なす第1の金属層と、該第1の金属層の全露出表面を完
    全に覆うように積層する、第1の金属より有機酸に対し
    て耐腐食性が高く、かつはんだ濡れ性が良い第2の金属
    層と、第2の金属層の所定範囲の表面に搭載されたはん
    だバンプとからなるはんだ被着シリコン半導体素子。
  6. 【請求項6】 シリコン基板に、第1の金属層を積層
    し、該第1の金属層の全露出面を完全に覆うように第2
    の金属層を積層し、次いで上記第2の金属層の全表面を
    被覆材で被覆した後、所定部分の該被覆材をエッチング
    除去して該第2の金属層の表面の所定の範囲に窓を開
    け、ついで窓の部分の該第2の金属層に選択的に粘着性
    を付与し、該粘着部にはんだ粉末を付着させ、該はんだ
    粉末を加熱溶融することからなるはんだ被着シリコン半
    導体素子の製造方法。
  7. 【請求項7】 はんだ被着シリコン半導体素子とはんだ
    被着回路基板を、はんだ搭載部同士を重ねて実装した回
    路基板。
  8. 【請求項8】 回路基板の金属露出部に選択的に粘着性
    を付与し、該粘着部にはんだ粉末を付着させた後、はん
    だ粉末を加熱溶融してはんだ被着回路基板とし、次いで
    このはんだバンプにはんだ被着シリコン半導体素子のは
    んだバンプを重ねて溶融接合し、両者の間隙部に封止用
    絶縁樹脂を充填することからなる回路基板の製造方法。
  9. 【請求項9】 はんだ被着回路基板及びはんだ被着シリ
    コン半導体素子のそれぞれのはんだバンプに使用したは
    んだが、融点が異なるはんだである請求項8に記載の回
    路基板の製造方法。
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