JPH11128781A - スプレガン装置 - Google Patents

スプレガン装置

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JPH11128781A
JPH11128781A JP10244538A JP24453898A JPH11128781A JP H11128781 A JPH11128781 A JP H11128781A JP 10244538 A JP10244538 A JP 10244538A JP 24453898 A JP24453898 A JP 24453898A JP H11128781 A JPH11128781 A JP H11128781A
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JP
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spray gun
coating material
handle portion
extension
flow control
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Application number
JP10244538A
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English (en)
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Joseph G Schroeder
ジー. シュロイダー ジョセフ
Jeffrey Dailidas
デイリダス ジェフリー
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Nordson Corp
Original Assignee
Nordson Corp
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    • B05B5/025Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns
    • B05B5/03Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns characterised by the use of gas, e.g. electrostatically assisted pneumatic spraying
    • B05B5/032Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns characterised by the use of gas, e.g. electrostatically assisted pneumatic spraying for spraying particulate materials
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スプレガン装置の構造の単純化と、使用中の
操作者の快適性の増大を図ると共に、物体へのコーティ
ング材料塗布の均一性の改善を図る。 【解決手段】 スプレガンはハンドル部と延長部とを具
備する。ノズルは延長部の外端に接続される。電極アッ
センブリは、延長部に配置され、電界を発生してコーテ
ィング材料の粒子を静電帯電する。コーティング材料流
制御部材とパージ空気流制御部材はハンドル部に配置さ
れる。前記の両流制御部材のいずれか一方の操作は膜ス
イッチ・アッセンブリを作動させる。パージ空気流制御
部材の操作によって、空気流が延長部のコーティング材
料通路を流通して、上記通路及びノズルから余剰のコー
ティング材料を除去する。手の大きさの異なった操作者
に対応する為に、ハンドル部には異なった大きさのハン
ド・グリップを取付けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】発明の背景 本発明はコーティング材料を物体に塗布するスプレガン
装置に関し、特に静電帯電されたコーティング材料を物
体に向て流出させるスプレガン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】公知のスプレガンはコーティング材料を
物体に向て流出させる為に使用されてきている。コーテ
ィング材料流を物体に向て流出させる一つの公知のスプ
レガンは、1991年10月15日に発行された米国特
許第5,056,720号に従って構成されたものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の米国特許に従っ
て構成されたスプレガンの構造及び操作方法は満足のい
くものであるが、しかしながら、スプレガンの構造の単
純化とスプレガン使用中の操作者の快適性の増大とスプ
レガンによる物体へのコーティング材料塗布の均一性の
改善とが望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】発明の要約 コーティング材料を物体に塗布する際に使用される改良
されたスプレガン装置は、スプレガンを具備し、このス
プレガンは、ハンドル部と、ハンドル部から延在した延
長部とを有する。ノズルは、延長部に接続され、コーテ
ィング材料を物体に向て流出させる。コーティング材料
流制御部材はスプレガンのハンドル部に配置され、コー
ティング材料の流れを制御する。コーティング材料を静
電帯電させる為に、電極をノズルに隣接設置してもよ
い。
【0005】本発明の特徴事項の一つによると、空気流
制御部材もハンドル部に配置される。この空気流制御部
材は手動操作可能であり、空気流をコーティング材料通
路とノズルとに流通させてコーティング材料通路及び/
又はノズルから余剰のコーティング材料を除去する。
【0006】本発明の別の特徴事項によると、膜スイッ
チ・アッセンブリが両流制御部材の一方の手動作動の際
に作動される。この膜スイッチ・アッセンブリはスイッ
チ部材を具備し、このスイッチ部材は電気絶縁材料の層
の間に配置される。流制御部材の手動作動の際にスイッ
チ部材は変位されて制御機能を起動する。
【0007】本発明の別の特徴事項によると、異なった
大きさの複数のハンド・グリップをスプレガンのハンド
ル部に使用することもできる。このような異なった大き
さのハンド・グリップを使用することによって、手の大
きさの異なった操作者であってもスプレガンを手動係合
することができる。各ハンド・グリップは導電性材料か
ら構成することができ、スプレガンのハンドル部に接続
された時には電気接地に接続される。
【0008】本発明の別の特徴事項によると、スプレガ
ンのハンドル部及び/又は延長部の複数の通路は、スプ
レガンの外壁と内壁構造体との間の協働によって形成さ
れる。この内壁構造体はスプレガンの外壁と共に一部品
(ワンピース)として少なくとも一部構成することがで
きる。内壁構造体は、パージ空気又は電極洗浄空気又は
電極導体を収容する一本以上の通路を形成するように使
用することができ、このような構成は大きな利点であ
る。
【0009】本発明の別の特徴事項によると、電圧マル
チプライア・ユニットが空気流によって冷却される。こ
の電圧マルチプライア・ユニットから空気への熱の移動
を促進する為に、電圧マルチプライア・ユニットの外側
の表面領域の一部がスプレガンの通路を流通する空気流
に対して露出する。電圧マルチプライア・ユニットはス
プレガンの重量の釣合いを取るように位置付けられ、こ
れも大きな利点である。
【0010】上述の種々の特徴事項は、スプレガンを改
良する為に、個別に又は種々組合わせた形で使用するこ
とができるであろう。スプレガンは静電帯電されたコー
ティング材料又はその他のコーティング材料を物体に向
て流出させる為に使用できる。また、コーティング材料
は液体でも固体(粉体)でもよい。本発明の上述した及
びその他の目的や特徴事項は、添付の図面を参照した以
下の説明から更に明らかになるであろう。
【0011】
【発明の実施の形態】発明の特別な好適実施例の説明 一般的な説明 装置20(図1)は物体(不図示)にコーティング材料
を塗布する為に使用される。発明の図示実施例にあって
は、物体に塗布されるコーティング材料は静電帯電され
た粉体である。しかしながら、本発明に従って構成され
た装置は静電帯電された粉体以外のコーティング材料を
物体に塗布する為に使用することも考え得る。例えば、
装置は、液体コーティング材料を物体に塗布する為に使
用されるように構成することができる。
【0012】装置20は、本発明に従って構成されたス
プレガン24を含む。このスプレガン24(図1及び図
2)は、手動係合可能なハンドル部26と延長部28と
を含む。このハンドル部26はベース部分30を有し、
このベース部分30は電気絶縁{ポリマー(高分子)}
材料の一部品(ワンピース)として一体モールド(成
型)されたものである。
【0013】延長部28はベース部分32を有し、この
ベース部分32は一部品(ワンピース)としてハンドル
部26と一体にモールドされたものである。延長部28
はまた、ハウジング部分34を有し、このハウジング部
分34はベース部分32に接続されている。ハウジング
部分34は電気絶縁{ポリマー(高分子)}材料の一部
品(ワンピース)として一体的にモールドされたもので
ある。延長部28は更に、バレル(筒)部分36を有
し、このバレル部分はベース部分32とハウジング部分
34とに接続されている。バレル部分36は電気絶縁
{ポリマー(高分子)}材料の一部品(ワンピース)と
して一体モールドされたものである。
【0014】バレル部分36の外端には公知のノズル・
アッセンブリ42が配置されている。スプレガン24の
運転動作中、このノズル・アッセンブリ42はコーティ
ング材料流を、コーティングすべき物体に向けて放出す
る。スプレガン24の延長部28には電極アッセンブリ
46(図2)が配置されている。この電極アッセンブリ
46はノズル・アッセンブリ42と電圧マルチプライア
・ユニット48との間に延在している。電圧マルチプラ
イア・ユニット48と電極アッセンブリ46とは協働し
て、物体の方へ放出されるコーティング材料を静電帯電
する為の電場を作り出す。
【0015】コーティング材料、即ち、空気流に混入さ
れた粉体は、粉体源52(図1)からスプレガン24に
送られる。こうして、空気流に混入された粉体は弁54
を介してコーティング材料供給導管56に送られる。粉
体が混入された空気流はこのコーティング材料供給導管
56からアダプタ58(図1及び図2)を介してスプレ
ガン24の延長部28の入口通路60(図2)に送られ
る。弁54は本発明の一実施例にあってはスプレガン2
4に流れる粉体が混入された空気流を制御するものとし
て概略的に図示されているが、弁54は粉体ポンプへ流
れる空気流を制御するものである。
【0016】入口通路60は、スプレガン24の延長部
28のバレル部分36に設けられた主コーティング材料
通路62に接続されている。この主コーティング材料通
路62は粉体を混入された空気をノズル・アッセンブリ
42に導く。コーティング材料導管ブラケット66がハ
ンドル部26の外端に接続され、このブラケット66は
コーティング材料供給導管56に係合する。尚、コーテ
ィング材料ブラケット66は電気絶縁材料から構成され
ている。
【0017】コーティング材料をスプレガン24に送る
時には、コントローラ70(図1)が弁54を操作し
て、これによって粉体を混入された空気が源52から送
られる。粉体源52は、種々の構成とすることができる
が、しかしながら、1991年1月22日に発行された
米国特許第4,987,001号に開示されたもののよ
うに構成することが好ましいかもしれない。尚、上記米
国特許第4,987,001号はこの引用により本明細
書に組み込まれるものである。もちろん、他の公知の粉
体供給システムも必要に応じて使用することができる。
また、粉体以外のコーティング材料を必要に応じて使用
することもでき、例えば、液体コーティング材料を使用
することができる。
【0018】源52からノズル・アッセンブリ42へ流
れるコーティング材料流は、コーティング材料流制御部
材、即ち主トリガー74(図1及び図2)によって制御
される。このコーティング材料流制御部材74はスプレ
ガン24のハンドル部26に取付けられている。コーテ
ィング材料流制御部材74は、スプレガン24の操作者
によって手動作動される。
【0019】コーティング材料流制御部材74が手動作
動されると、コントローラ70(図1)は弁54を閉状
態から開状態に作動する。これによって、粉体を混入さ
れた空気は、コーティング材料供給導管56を通ってス
プレガン24の延長部28に流入する。コーティング材
料はスプレガン24の延長部28からノズル・アッセン
ブリ42に流れる。
【0020】コーティング材料流中の粉体粒子は、その
コーティング材料流がノズル・アッセンブリ42から流
出する際に、電極アッセンブリ46によって静電帯電さ
れる。本発明の図示の実施例にあっては、ノズル・アッ
センブリ42と電極アッセンブリ46とは、1991年
10月15日に発行された米国特許第5,056,72
0号に開示されたものと同一の一般構成を有する。尚、
上記米国特許第5,056,720号はこの引用により
本明細書に組み込まれるものである。しかしながら、ノ
ズル・アッセンブリ42と電極アッセンブリ46は必要
に応じて異なった構成とすることもできる。例えば、ノ
ズル・アッセンブリ42と電極アッセンブリ46は、発
明者Alan J.Knobbe及びTerrence
M.Fulkersonが1996年9月13日に出
願した、「粒子スプレ装置及び方法」を発明の名称とす
る米国特許出願第08/710,189号に開示された
構成とすることもできる。
【0021】スプレガン24がコーティング材料をスプ
レガンへの供給前に静電帯電するように、構成されかつ
使用される場合には、電極アッセンブリ46はノズル・
アッセンブリ42に隣接配置された「フローティング」
{即ち、隔離された(isolated)}電極構造と
することができる。尚、このような「フローティング」
電極は、発明者Ronald J.Hartleが19
95年2月28日に出願した、「伝導性塗料用の改良型
スプレガンを具備する静電コーティング・システム」を
発明の名称とする米国特許出願第08/359,808
号に開示されている。装置20は静電帯電されたコーテ
ィング材料を物体に塗布するように構成されかつ使用さ
れるが、本発明の一以上の特徴事項は、静電帯電されな
いコーティング材料を塗布するスプレガンと共に使用す
ることができる。
【0022】粉体源52(図1)からの空気搬送粉体
は、コントローラ70が弁54を開状態に作動させる時
には静電帯電されていないので、コントローラ70は同
時に電圧マルチプライア・ユニット(multipli
er unit)48を励起し、これによって電極アッ
センブリ46がノズル・アッセンブリ42の近傍に電界
を発生させる。電圧マルチプライア・ユニット48の励
起の為に、コントローラ70はスイッチ78を図示の開
状態から閉状態に操作して、電気ケーブル82を介して
低直流電圧源80を電圧マルチプライア・ユニット48
に接続する。
【0023】電圧マルチプライア・ユニット48は、源
80からの低電圧直流を変換するオシレーター(発振
器)を有する。電圧マルチプライア・ユニット48内の
昇圧変換器(セットアップトランスフォーマー)はオシ
レーターからの電圧を増大する。電圧マルチプライア・
ユニット48内のマルチプライア回路は上記電圧を非常
に高い電圧(80,000〜100,000ボルト)に
昇圧する。
【0024】電圧マルチプライア・ユニット48の出力
86(図2)はこの高電圧を電極アッセンブリ46の一
端に印加する。上記高電圧はノズル・アッセンブリ42
に隣接配置された円筒状の金属電極部材90に伝導され
る。尚、この金属電極部材90は電極アッセンブリ46
の一部を構成する。電極部材90は、ノズル・アッセン
ブリ42から流出する粉体の粒子を帯電させる電界を作
り出す。
【0025】弁54の開放及びスイッチ78の閉成と同
時に、コントローラ70は弁94を操作して開状態に
し、これによって、電極洗浄用の空気源96からの加圧
空気が導管98を介してスプレガン24のハンドル部2
6に流入する。この電極洗浄用の空気はスプレガン24
のハンドル部26からスプレガンの延長部28内を流れ
る。電極洗浄用空気は、スプレガンの延長部28を流通
する際に、電気導体及び空気用の通路102(図13及
び図14)を通過する。
【0026】通路102は、断面が環状であり、電極ア
ッセンブリ46の周囲に延在している。更に、この通路
102は電極アッセンブリ46に沿って軸方向に延在
し、電極部材90を通り越してノズル・アッセンブリ4
2の近傍の環境まで達している。この通路102を流通
する電極洗浄空気は、電極アッセンブリ46の周囲に蓄
積した汚染物を洗い落す、即ち除去する。このような汚
染物は、電極アッセンブリ46の高電圧に起因するスプ
レガン24の構成部品と電極アッセンブリ46の構成部
品との間の相互作用によって生ずるものである。
【0027】スプレガン24(図2)に設けられた手動
係合可能なハンド・グリップ106とイオン・コレクタ
ー108は、電気ケーブル82を介して電気接地109
(図1)に常時接続されている。このハンド・グリップ
106は、ハンドル部26の電気絶縁ベース部分30に
配置されている。イオン・コレクター108は電気絶縁
ハウジング部分34に配置されている。
【0028】本発明の特徴事項の一つによると、ハンド
ル部26にはパージ空気流制御部材、即ち二次(副)ト
リガー110が取付けられている。このパージ空気流制
御部材110は手動作動可能であり、この手動作動によ
って、コントローラ70(図1)が空気流をコーティン
グ材料入口通路60と主コーティング材料通路62(図
2)とに流通開始させる。この時に、コーティング材料
流制御部材、即ち主トリガー74は非作動状態であり、
従ってコーティング材料の流通が中断されている。
【0029】コーティング材料通路60及び62とノズ
ル・アッセンブリ42(図2)とを流通するパージ空気
流は、スプレガン24から余剰のコーティング材料を取
り除くことができる。こうして、スプレガン24の使用
中には、コーティング材料、即ち粉体はコーティング材
料通路60,62及び/又はノズル・アッセンブリ42
の各内壁に付着することがあるが、パージ空気がコーテ
ィング材料通路60,62及びノズル・アッセンブリ4
2を流通することによって、上述の余剰粉体を除去す
る。
【0030】パージ空気は、源114(図1)から制御
弁116及び導管118を通ってスプレガン24のハン
ドル部26(図1,図2及び図3)に流入する。パージ
空気流制御部材110が作動されて信号がコントローラ
70に送られてパージ空気が弁116に送られる時に
は、コーティング材料流制御部材74が非作動状態にあ
る。この時に、コーティング材料流制御弁54は閉止さ
れ、コーティング材料流を遮断する。スイッチ78は開
放であり、電圧マルチプライア・ユニット48を低電圧
直流源80から切り離す。更に、電極洗浄空気流制御弁
94が閉止されている。
【0031】本発明の別の特徴事項によると、膜(メム
ブレン membrane)スイッチ・アッセンブリ1
24(図5及び図6)が設けられ、これは、コーティン
グ材料流制御部材74又はパージ空気流制御部材110
(図5)のいずれか一方が作動された時には必ず、信号
をコントローラ70に送出する。この膜スイッチ・アッ
センブリ124は、スプレガン24のハンドル部26に
容易に取付けられるユニットとして、構成されている。
膜スイッチ・アッセンブリ124は、汚染物がスイッチ
・アッセンブリ124に侵入できないように、シールさ
れたユニットとなっている。従って、スプレガン24
は、汚染物が膜スイッチ・アッセンブリ124に侵入し
てそのスイッチ・アッセンブリを故障させることなく、
比較的長期間にわたって使用可能となる。
【0032】本発明の別の特徴事項によると、スプレガ
ン24のハンドル部26に対して、異なったサイズのハ
ンド・グリップが用意されている。これらのハンド・グ
リップは、異なった大きさの操作者の手に対応するよう
に、サイズが異なっている。尚、ハンド・グリップ10
6(図4)は比較的小形であり、他方のハンド・グリッ
プ126は比較的大形である。スプレガン24の操作者
の手が比較的小さい場合には小形のハンド・グリップ1
06がスプレガン24のハンドル部26に取付けられ
る。操作者の手が比較的大きい場合には、大形のハンド
・グリップ126がスプレガン24のハンドル部26に
取付けられる。
【0033】両ハンド・グリップ106,126とも導
電性材料から作られている。ハンド・グリップ106,
126の一方が選択されてスプレガン24のハンドル部
26に取付けられると、そのハンド・グリップは電気ケ
ーブル82を介して電気接地109(図1)に常時接続
される。この結果、操作者は、自分に最も合ったハンド
・グリップ106,126を選択することができると共
に、操作者がそのスプレガン24を把持している間、電
気的に接地されている。
【0034】本発明の別の特徴事項によると、空気及び
電気の通路が、スプレガン24の内壁構造体と外壁との
間の協働によって、スプレガン24のハンドル部26と
延長部28とに形成されている。こうして、パージ空気
通路130(図10)と電極洗浄空気通路132とがハ
ンドル部26に形成される。更に、電気導体通路134
がハンドル部26に形成される。
【0035】これらの通路130,132,134はハ
ンドル部26を通って延長部28内にまで延在する。通
路130,132,134は内壁構造体138(図1
0)によって形成される。詳述すると、内壁構造体13
8はハンドル部26内に配置され、ハンドル部26の外
壁140と協働して上述の通路130,132,134
を形成する。内壁構造体138はハンドル部26の外壁
140と一部品(ワンピース)として一体的にモールド
される。
【0036】パージ空気通路130と電極洗浄空気通路
132と電気導体通路134(図10)は、延長部28
のベース部分32(図9及び図11)及び延長部28
(図2,図9,図13及び図14)のバレル部分36を
貫通延在している。この延長部28内では、パージ空気
通路130と電極洗浄空気通路132と電気導体通路1
34との各々の一部が、ベース部分32(図11)の内
壁構造体144とベース部分32の外壁146との間の
協働によって形成される。ベース部分32内の内壁構造
体144の部分は、延長部28のベース部分の外壁14
6と一部品(ワンピース)として、一体にモールドされ
ている。
【0037】本発明の別の特徴事項によると、電圧マル
チプライア・ユニット48(図2)は、電極洗浄空気通
路132(図11)を流通する電極洗浄空気によって冷
却される。電圧マルチプライア・ユニット48は端部1
52(図4)を有し、この端部152は電極洗浄通路1
32に対する開口154(図12)の上方に配置され
る。従って、電圧マルチプライア・ユニット48は、そ
の表面が開口154において電極洗浄空気流に対して露
出している。電極洗浄空気は電圧マルチプライア・ユニ
ット48の表面に直接衝突する。これによって、熱が電
圧マルチプライア・ユニット48の露出表面から電極洗
浄空気流に伝達される。
【0038】本発明の別の特徴事項によると、スプレガ
ンは、操作者の使用が一層楽になるように重量的にバラ
ンス即ち釣合いがとられている。即ち、スプレガン24
の延長部28の重心がハンドル部26の上方(図2にお
いて)に位置している。このような位置関係によって、
操作者はかなり長期間にわたるスプレガンの使用中でも
操作が楽である。
【0039】コーティング材料及びパージ空気流制御部
コーティング材料流制御部材、即ち主トリガー74(図
2)とパージ空気流制御部材、即ち二次トリガー110
は、スプレガン24のハンドル部26に互いに隣接して
取付けられている。コーティング材料流制御部材74
(図5)は矩形の本体162を具備し、この本体162
は前壁164を有し、この前壁164の矩形の主側面表
面166はノズル・アッセンブリ(図2)の方に面して
いる。この主側面表面166は、コーティング材料流制
御部材74の作動の為に操作者の指が係合可能である。
主側面表面166の長手方向中心軸は、延長部28の長
手方向中心軸に交差する。
【0040】更に、コーティング材料流制御部材74の
ほぼ矩形の本体162は一対の平行な側面壁168,1
70(図4)を具備し、この一対の側面壁168,17
0は矩形の前表面164に垂直に延在している。一対の
平行アーム部分172と174が側面壁168,170
から上方(図4において)に延在している。これらのア
ーム部分は、取付けピン178が貫通する軸方向位置合
せ開口を夫々有する。
【0041】この取付けピン178は、コーティング材
料流制御部材74を矩形の凹部(リヤス)182(図
5)内で旋回(枢転)可能に支持する。この矩形の凹部
182はスプレガン24のハンドル部26のベース部分
30内に形成されている。矩形の凹部182は長手方向
中心軸を有し、この長手方向中心軸は取付けピン178
の中心軸に垂直に延在して、延長部28の中心軸に交差
する。コーティング材料流制御部材74は、自身の前壁
164の外側の側面表面166に対して加えられる手動
力によって、取付けピン178のまわりを旋回(枢転)
する。
【0042】板バネ186がコーティング材料流制御部
材74の本体162と一部品(ワンピース)として一体
にモールドされている。この板バネ186は、膜スイッ
チ・アッセンブリ124に係合し、コーティング材料流
制御部材74を外方、即ち図5において右方向に付勢し
て、非作動位置にもたらす。コーティング材料流制御部
材74の外側の側面表面166に手動的に外力が加えら
れると、板バネ186の弧状(アーチ形状)の突起18
8が膜スイッチ・アッセンブリ124に対して押圧され
る。コーティング材料流制御部材74の前壁164に対
して外力が手動的に加えられると、板バネ186が弾性
的に変位する、即ち撓む。この撓みが生ずると、突起1
88に加えられた外力は増大し、膜スイッチ・アッセン
ブリ124を作動するのに充分な大きさになる。
【0043】パージ空気流制御部材、即ち二次トリガー
110(図5)は、スプレガン24のハンドル部26に
おいてコーティング材料流制御部材74の真上に配置さ
れている。パージ空気流制御部材110はコーティング
材料流制御部材74とスプレガンの延長部28との間の
凹部182内に取付けられている。また、パージ空気流
制御部材110はほぼ三角形状の本体192を具備し、
この本体192は弧状(アーチ形状)の前壁194を有
する。
【0044】矩形の外側の側面表面196が前壁194
に配置され、この外側の側面表面196はノズル・アッ
センブリ42(図2)の方に面している。パージ空気流
制御部材110の前壁194の長手方向中心軸は、コー
ティング材料流制御部材74の長手方向中心軸に対して
鋭角に傾斜しており、延長部28の中心軸に交差する。
パージ空気流制御部材110の前壁194は、コーティ
ング材料流制御部材74の前壁164に対してノズル・
アッセンブリ42の方向にオフセットされている。
【0045】パージ空気流制御部材110は一対の平行
な側壁202,204(図4)を有する。パージ空気流
制御部材110の側壁202,204は、コーティング
材料流制御部材74の側壁172,174に取り囲まれ
て、側壁172,174と並行関係に配置されている。
取付けピン178は、側壁202,204の軸方向に位
置合せされた開口を貫通延在する。こうして、パージ空
気流制御部材110とコーティング材料流制御部材74
とは共に、共通軸のまわりを旋回運動するように同一の
取付けピン178(図4及び図5)に旋回(枢転)可能
に取付けられている。
【0046】パージ空気流制御部材110は板バネ20
8(図5)を具備し、この板バネ208はパージ空気流
制御部材110の本体192と一部品(ワンピース)と
して一体にモールドされている。板バネ208はパージ
空気流制御部材110を取付けピン178のまわりを図
5において反時計方向に回転(枢転)するように付勢す
る。パージ空気流制御部材110は板バネ208の作用
に抗して、図5に図示の非作動状態から作動状態の方へ
時計方向に旋回(枢転)される。
【0047】板バネ208は弧状(アーチ形状)の突起
210を有し、この弧状の突起210は、パージ空気流
制御部材110が板バネの作用に抗して非作動状態(図
5)から作動状態の方へ手動旋回された時に、膜スイッ
チ・アッセンブリ124を作動する。こうして、操作者
の指が手動圧力をパージ空気流制御部材110の前壁1
94の外側の側面表面196に印加すると、パージ空気
流制御部材110は板バネ208の作用に抗して取付け
ピン178のまわりを時計方向(図5において)に旋回
(枢転)される。この旋回が生ずると、板バネ208は
弾性的に変位され、突起210は膜スイッチ・アッセン
ブリ124を作動させる。
【0048】パージ空気流制御部材110は、コーティ
ング材料流制御部材74(図5)のアーム172,17
4(図4)の間に収容される。パージ空気流制御部材1
10とコーティング材料流制御部材74との両方は、凹
部182内に配置される。パージ空気流制御部材110
は、スプレガン24のハンドル部26に形成された凹部
182内において、コーティング材料流制御部材74と
鉛直方向(図5において)に位置合せされる。
【0049】パージ空気流制御部材110はコーティン
グ材料流制御部材74と位置合せされているが、パージ
空気流制御部材110の本体192の突出部(ノーズ
部)214は、コーティング材料流制御部材74の外側
の側面表面166の外方に延在している。こうして、パ
ージ空気流制御部材110はコーティング材料流制御部
材74の右方(図5において)に突出している。パージ
空気流制御部材110をコーティング材料流制御部材7
4の外方へ突出させることによって、パージ空気流制御
部材110を不用意に作動してしまう可能性をできるだ
け小さくできる。たとえば、パージ空気流制御部材11
0の突出部214を外方に突出させることによって、コ
ーティング材料流制御部材74に係合している操作者の
手の指がたまたま上方(図5において)にスライドして
パージ空気流制御部材110に係合してしまうことが阻
止される。
【0050】膜スイッチ・アッセンブリ 膜スイッチ・アッセンブリ124(図5)はコーティン
グ材料流制御部材74又はパージ空気流制御部材110
のいずれかによって作動される。膜スイッチ・アッセン
ブリ124は下方組のスイッチ接点220(図5及び図
6)を具備し、これらのスイッチ接点220は板バネ1
86の作用に抗してコーティング材料流制御部材74を
押し下げることによって作動される。同様に、膜スイッ
チ・アッセンブリ124は上方組の接点224を具備
し、これらの接点224は、パージ空気流制御部材11
0が板バネ208の作用に抗して押し下げられた時に、
作動される。
【0051】膜スイッチ・アッセンブリ124(図6)
は外側の電気絶縁層228を具備し、この電気絶縁層2
28は適宜の可撓性ポリマー(高分子)材料から構成さ
れる。この外側の絶縁層228は矩形の外側主側面表面
230を有し、この表面230はコーティング材料流制
御部材74及びパージ空気流制御部材110(図5)の
方に面している。
【0052】一対の円形プリント回路部材、即ち接点2
34,236(図6)が外側の絶縁層228の矩形の内
側の側面表面238に配置されている。この円形プリン
ト回路接点234は、コーティング材料流制御部材74
の板バネ186に形成された突起188(図5)に位置
合せされている。円形プリント回路接点236(図6)
はパージ空気流制御部材110の板バネ208に形成さ
れた突起210(図5)に位置合せされている。二つの
プリント回路接点234,236(図6)は共通のリー
ド線242に接続されている。
【0053】矩形の中間層、即ちスペーサ層246(図
6)が外側層228と矩形の内側層248との間に配置
されている。これらの中間層246と内側層248は、
外側層228と同一の可撓性の電気絶縁ポリマー(高分
子)材料から構成される。一対の円形の開口250,2
52が中間層246に形成されている。これらの開口2
50,252は円形のプリント接点234,236と軸
方向に位置合せされている。
【0054】電気絶縁性の内側層248は、スプレガン
24のハンドル部26に形成された矩形の凹部182の
矩形の内側の側面表面256(図5)に当接している。
一対の円形のプリント回路部材、即ち接点260,26
2(図6)が内側の絶縁層248の内側の主側面表面2
64に配置されている。別個のリード線266,268
が接点260,262に接続されている。
【0055】接点260,262(図6)は、内側絶縁
層248上に配置されるが、この配置は、接点260,
262が中間層246の開口250,252と外側の絶
縁層228の円形接点234,236とに軸方向に位置
合せされるように行われる。一対の弾性金属ドーム状ス
プリング部材、即ち接点272,274が、膜スイッチ
・アッセンブリ124の電気絶縁中間層246の開口2
50,252を貫通している。
【0056】ドーム形のスプリング接点272,274
は電気絶縁性の外側及び内側層228,248に設けら
れた接点と軸方向に位置合せされている。こうして、ド
ーム形のスプリング接点272は、外側層228のプリ
ント回路接点234と内側層248の接点260とに軸
方向に位置合せされている。同様に、ドーム形のスプリ
ング接点274は、外側層228のプリント回路接点2
36と内側層248のプリント回路接点262とに軸方
向に位置合せされている。
【0057】弾性金属のドーム形スプリング接点272
は、図7に示され、このスプリング接点272は4個の
弧状(アーチ形状)の凹部(リセス)280,282,
284,286を有し、これらの凹部はドーム形状スプ
リング接点272の円形外周に形成されている。これに
よって、ドーム形状スプリング接点272は複数の脚部
288,292,294,296を有する。内側の絶縁
層248の下方プリント接点260のリード線266
は、ドーム形状のスプリング接点272の脚部292と
294との間の凹部284を貫通延在している。ドーム
形状のスプリング接点272は球の一部の形状に対応し
た形状を有する。ドーム形状のスプリング接点274
(図6)はドーム形状のスプリング接点272と同一の
形状を有する。
【0058】外側の絶縁層228と中間層246と内側
の絶縁層248の各縁部は、汚染物が膜スイッチ・アッ
センブリ124に侵入することを阻止する為に、互いに
シールされている。こうして、絶縁層228,246,
248の縁は、図6の大括弧300,302によって概
略的に示されたように、互いに接着される。層228,
246,248間の接着は、汚染物が層間に全く侵入で
きないように、層の全周にわたって行われる。これによ
って、膜スイッチ・アッセンブリ124は、汚染物の付
着による故障を生ずることなく、長期間にわたって使用
可能となる。
【0059】膜スイッチ・アッセンブリ124の絶縁層
228,246,248は矩形の形状を有し、この矩形
の形状は、凹部182の矩形の内側の側面表面256
(図5)に対応すると共に、その表面256と実質的に
同一寸法である。従って、膜スイッチ・アッセンブリ1
24は、コーティング材料流制御部材74及びパージ空
気流制御部材110に対して凹部182の側壁によって
位置決めされる。また、膜スイッチ・アッセンブリ12
4は、一つのユニットとして構成されるので、スプレガ
ン24の製造の際、凹部182(図5)内に容易に位置
決めすることができる。リード線242,266,26
8は外装(シース)306を介してコネクター308ま
で延在する。このコネクター308はリード線310
(図4)に接続され、このリード線310は電気ケーブ
ル82内に延在する。
【0060】コーティング材料流制御部材74(図5)
の手動作動の際には、板バネ186の突起188がプリ
ント回路接点234に一致した位置において可撓性の外
側層228の外側の側面表面230に押圧される。この
押圧力は、外側層228とプリント回路接点234を介
してドーム形状のスプリング接点272に伝達される。
コーティング材料流制御部材74の手動作動が続行され
ると、板バネ186は弾性変位を続け、これによってド
ーム形状のスプリング接点272に対して加えられる外
力も増大する。
【0061】ドーム形状のスプリング接点272に加え
られる外力が増大して所定の大きさに達すると、このド
ーム形状のスプリング接点272は、弾性的なスナップ
動作によって不安定な反転(over center)
状態に突然切換って、内側層248の接点260に係合
する。この係合によって、外側の絶縁層228の接点2
34と内側の絶縁層248の接点260との間の電気回
路が完成される。この結果、信号がリード線266を通
って、図1に概略的に示したように電気ケーブル82を
介してコントローラ70に伝えられる。この信号に応答
して、コントローラ70はコーティング材料流制御弁5
4を開放状態にして、コーティング材料をスプレガン2
4に送出可能にする。
【0062】同様に、パージ空気流制御部材110(図
5)の作動の際には、板バネ208の突起210が、プ
リント回路接点236に一致した位置において、外側の
絶縁層228の外側の側面表面230に対して押圧され
る。この押圧はプリント回路接点236をドーム形状ス
プリング接点274に押し付ける。外力がパージ空気流
制御部材110に手動的に加えられると、板バネ208
が弾性的に変形して、ドーム形状スプリング接点274
に加えられる外力が増大する。
【0063】ドーム形状スプリング接点274(図6)
に加えられる外力が所定の大きさに達すると、ドーム形
状スプリング接点は、スナップ動作によって不安定な反
転(over center)状態に突然切換わり、内
側の絶縁層248の接点262に係合する。この係合に
よって、外側の絶縁層228のプリント回路接点236
と内側の絶縁層248のプリント回路接点262との間
の回路が完成する。リード線268は電気ケーブル82
を介してコントローラ70(図1)に接続されている。
パージ空気流制御部材110の作動が膜スイッチ・アッ
センブリ124の上方組の接点224を作動したことを
示す信号を受け取ると、コントローラ70は弁116を
開弁して、空気をパージ空気導管118を介してスプレ
ガン24に流入させる。
【0064】コーティング材料流制御部材74又はパー
ジ空気流制御部材110(図5)のいずれかが解放され
ると、膜スイッチ・アッセンブリ124の関連する組の
接点220又は224(図6)に加えられていた外力が
断たれる。ドーム形状スプリング接点272と274
は、図6に概略的に示した非作動状態にある時のみ、安
定である。従って、変位状態のドーム形状スプリング接
点272又は274に加えられていた外力が解放される
と、ただちにドーム形状スプリング接点は、スナップ動
作によってその初期の形状に復帰して、関連の接点22
0又は224を開く。
【0065】コーティング材料流制御部材74及びパー
ジ空気流制御部材110に接続された板バネ186,2
08(図5)は、膜スイッチ・アッセンブリ124のド
ーム形状スプリング接点272,274(図6)と直列
な関係を有する。コーティング材料流制御部材74の作
動の際に、板バネ186は、最初充分に変位して、板バ
ネの変位に必要な外力が充分大きくなると、ドーム形状
スプリング接点272がスナップ動作によってその反転
状態に切換えられる。このドーム形状スプリング接点2
72の切換え動作は、コーティング材料流制御部材74
に手動力を加えている操作者によって感知可能であり、
コーティング材料が流通開始されたことを操作者に知ら
せる。
【0066】同様に、パージ空気流制御部材110に接
続された板バネ208(図5)は、上方組の接点224
のドーム形状スプリング接点274(図6)と直列な関
係に配置されている。パージ空気流制御部材110が最
初に押し下げられると、板バネ208が変位される。こ
の板バネ208がドーム形状スプリング接点274に所
定の力を加えるのに充分なだけ変位した時に、ドーム形
状スプリング接点はスナップ動作によって反転切換し
て、上方組の接点224を閉成する。このドーム形状ス
プリング接点274の切換は、操作者に感知可能である
ので、操作者はパージ空気が流通開始されたことを認識
する。
【0067】図6に示された特別の膜スイッチ・アッセ
ンブリ124は、ミシガン州、Frankenmuth
のMemtron Technologies In
c.が市販している。しかしながら、その他の公知のタ
イプの膜スイッチ・アッセンブリを使用することもでき
る。例えば、膜スイッチ・アッセンブリ124は、ドー
ム形状スプリング接点272,274の代りに、一対の
平坦な金属板を有することができる。このような平坦な
金属板はその初期の平坦形状から曲った形状に弾性変位
され、これによって一組の接点を閉成する。
【0068】ハンド・グリップ 手の大きさが異なる操作者がスプレガン24を楽に使用
できるようにする為に、異なった大きさの複数のハンド
・グリップ106,126(図4)がスプレガンのハン
ドル部26に使用可能である。操作者が比較的小さな手
を有する場合には、小形のハンド・グリップ106がス
プレガンのハンドル部26に接続される。操作者の手が
比較的大きい場合には、大形のハンド・グリップ126
がスプレガンのハンドル部26に接続される。
【0069】これらのハンド・グリップ106,126
は導電性材料から構成される。本発明の図示の実施例に
あっては、ハンド・グリップ106,126は、カーボ
ン充填されたPBT(ポリブチレン テレフタル酸塩
(polybutyleneterephthalat
e))から構成される。この導電性材料はミネソタ州、
WinonaのRTP Companyが市販してい
る。しかしながら、ハンド・グリップ106,126は
必要に応じてその他の導電性材料から構成することもで
きる。また、図4にはハンド・グリップ106,126
は2個のみ図示されていたが、必要に応じて、もっと多
数のハンド・グリップを用意することもできる。
【0070】選択されたハンド・グリップ106又は1
26はハンドル部26のベース部分30に対する移動に
対して着脱可能に保持される。ハンド・グリップ106
が選択された時には、ハンド・グリップ(図5)の上端
部320がスプレガン24のハンドル部26に形成され
たアンダーカット322に係合する。このアンダーカッ
ト322は、スプレガン24のハンドル部26に対する
左方(図5において)への移動に対して、ハンド・グリ
ップの上端部320を保持する。
【0071】ハンド・グリップ106の下端部322
(図4及び図8)は、導電性のベース板324とハンド
ル部26の電気絶縁ベース部分30の下端(図8におい
て)との間にクランプされる。この為に、一対の取付け
ネジ328,330がコーティング材料ブラケット66
とベース板324とをハンドル部26の下端に対してし
っかりとクランプする。ハンド・グリップ106の下端
部322はベース板324とハンドル部26の下端との
間に配置される。従って、取付けネジ328が締め付け
られた時には、ハンド・グリップ106の下端部322
はハンドル部26の所定位置にしっかりとクランプされ
る。この時には、ハンド・グリップ106の上端部32
0はアンダーカット322(図5)内に配置される。従
って、ハンド・グリップ106の両端は、スプレガン2
4のハンドル部26に対する移動に対して保持される。
この結果、ハンド・グリップ106は、スプレガンのハ
ンドル部26にしっかりと接続されると共に、スプレガ
ンの使用中、所定の位置に保持される。
【0072】小形のハンド・グリップ106を取外して
その代りに大形のハンド・グリップ126を取付けよう
とする時には、必要なことは単に取付けネジ328を緩
めるだけである。取付けネジ328を緩めることによっ
て、ハンド・グリップ106の下端部322をハンドル
部26の下端(図8において)とベース板324との間
から摺動(スライド)退出させることができる。このハ
ンド・グリップ106の下端322の退出が起こると、
ハンド・グリップ106は軸方向に下降(図5及び図8
において)移動が可能になり、この下降移動によって、
ハンド・グリップ106の上端部320(図5)がアン
ダーカット322から取外される。
【0073】小形のハンド・グリップ106がハンドル
部26から取外されれば、大形のハンド・グリップ12
6をハンドル部26に接続することができる。この大形
ハンド・グリップ126をハンドル部に接続する場合に
は、ハンド・グリップ126の上端336(図4)がア
ンダーカット322(図5)の中に入れられる。その後
に、大形ハンド・グリップ126の下端338(図4)
がベース板324とハンドル部26の下端との間に入れ
られる。それから、保持ネジ328を締め付けて、ハン
ド・グリップの下端338を所定位置にクランプする。
【0074】ハンド・グリップ106又は126のいず
れを選択した場合であっても、そのハンド・グリップは
電気的に接地される。このハンド・グリップ106又は
126の電気接地の為に、電気ケーブル82の外側に設
けられた金属ブラケット344が電気ケーブル82内の
接続部(不図示)の所で電気接地109(図1)に接続
される。このブラケット344(図8)は保持ネジ34
6によって導電性のベース板324に接続される。この
保持ネジ346は電気絶縁材料の支持ブラケット66を
貫通してベース板324内に延在して、そのベース板を
接地する。ベース板324はハンド・グリップ106,
126(図4)と同一の導電性材料から構成される。た
とえば、ベース板324はカーボン充填のPBTから構
成される。もちろん、ベース板324は必要に応じて異
なった材料から構成することもできる。
【0075】このようなハンド・グリップ106,12
6を、静電帯電されたコーティング材料を物体に塗布す
るスプレガンと一緒に使用することは好ましいことであ
る。導電性のハンド・グリップの電気接地は、そのスプ
レガンが静電帯電された粉体又は液体コーティング材料
を塗布する場合に特に有益であろう。しかしながら、異
なった大きさのハンド・グリップ106,126の使用
は、スプレガンが静電帯電されないコーティング材料を
塗布する場合にも、有益であろう。
【0076】電極洗浄空気通路及び電気導体通路 空気及び電気通路はスプレガン24のハンドル部26の
下端、即ち外端からスプレガンの延長部28内に延在す
る。空気及び電気導体通路はスプレガン24の延長部2
8のベース部分32からスプレガンのバレル部分36を
通って延在し、ノズル・アッセンブリ42の所でスプレ
ガンから出る。このバレル部分36において、電気導体
通路と空気通路の一つとが一致する。
【0077】スプレガンのハンドル部26内の空気及び
電気通路は、ハンドル部の外壁140と内壁構造体13
8(図10)との間の協働によって構成される。スプレ
ガン24のハンドル部26の内壁構造体138及び外壁
140は一部品(ワンピース)としてモールドされる。
パージ空気通路130と電極洗浄空気通路132と電気
導体通路134は、スプレガン24のハンドル部26内
に並行関係で配置される。
【0078】内壁構造体138は仕切り壁354(図1
0)を具備する。内壁構造体138は更に横壁356を
具備し、この横壁356は仕切り壁354と交差すると
共に、その仕切り壁と一部品(ワンピース)として一体
モールドされる。仕切り壁354と横壁356は、スプ
レガンのハンドル部の下端部350(図9及び図10)
からスプレガンの延長部28内に延在する。
【0079】仕切り壁354は、スプレガンの延長部2
8に近付いた時に二股に分岐して二部分358,360
(図11)となる。これらの二部分358,360は内
壁構造体144と延長部28との一部を構成する。仕切
り壁354の部分358,360は協働して電気導体通
路134の一部364を画成する。
【0080】電気導体通路134は比較的大形の主部分
368(図10)を有し、この主部分368はハンドル
部26を通って延長部28内に延在する。ハンドル部2
6内において、電気導体通路134の主部分368の長
手方向中心軸は、パージ空気通路130及び電極洗浄空
気通路132の長手方向軸に平行に延在する。しかしな
がら、仕切り壁354が二部分358と360(図1
1)に分れる時に電気導体通路134は、仕切り壁35
4の部分358と360の間に配置された電気導体通路
の一部370の所で、曲る、即ち向きを変える。
【0081】電気導体通路134はスプレガン24の延
長部28の左端(図11において)まで延在する。これ
によって、電気導体372(図2及び図4)が電圧マル
チプライア・ユニット48(図2及び図4)の端部15
2の電気入力に接続される。こうして、導体372の終
端はコネクタ376に達し、このコネクタ376はその
導体372を電圧マルチプライア・ユニット48の左端
部152(図2において)の電気入力端子に接続する。
導体372は電圧マルチプライア・ユニット48を直流
電圧源(図1)に接続する。
【0082】電気導体通路134の主部分368(図2
及び図10)は出口開口382(図5及び図11)を有
し、膜スイッチ・アッセンブリ124はこの出口開口3
82を貫通している。こうして、膜スイッチ・アッセン
ブリ124の主部は、スプレガン24のハンドル部26
の外側の凹部182(図5)に配置される。しかしなが
ら、膜スイッチ・アッセンブリ124は、ハンドル部2
6の外壁140の開口382を通って、電気導体通路1
34内に延在する。コネクタ308は、電気導体通路1
34内に配置され、膜スイッチ・アッセンブリ124を
リード線310に接続する。尚、このリード線310は
電気ケーブル82(図4)の一部を構成する。リード線
310は、膜スイッチ・アッセンブリ124(図6)に
接続されたリード線242,266,268を含むもの
である。リード線242はケーブル82(図1)を介し
て電気接地109に接続される。他方、リード線26
6,268はケーブル82を介してコントローラ70に
接続される。
【0083】パネル386(図12)がスプレガン24
の延長部28のベース部分32の上に配置される。この
パネル386は、それが延長部28のベース部分32の
上に配置された時に、パージ空気通路130及び電極洗
浄空気通路132(図11)の一部を構成する。本発明
の一特徴事項によると、パネル386には開口154が
形成されており、この開口154によって、電圧マルチ
プライア・ユニット48(図2及び図4)の端部152
が通路132の電極洗浄空気流に接触する、即ち露出す
る。
【0084】電圧マルチプライア・ユニット48は電気
絶縁の外側ハウジングを有する。しかしながら、電圧マ
ルチプライア・ユニット48の端部152には金属性ヒ
ートシンク即ち吸放熱部(不図示)が設けられる。この
金属性ヒートシンクの外側表面は、開口154において
通路132の電極洗浄空気流に露出する。電圧マルチプ
ライア・ユニット48のオシレーター部の構成部品は、
上記ヒートシンクに接続され、電圧マルチプライア・ユ
ニット48のオシレーター部の構成部品とヒートシンク
との間の熱伝達を促進する。
【0085】電圧マルチプライア・ユニット48の円筒
状の主部分390(図4)は、電圧マルチプライア・ユ
ニット48の端部152から外方へ延在する。電圧マル
チプライア・ユニット48の円筒状の主部分390は、
延長部28のハウジング部分34の円筒状室392(図
2)内に入れ子式に収容される。延長部28のハウジン
グ部分34は延長部28のベース部分32の外壁146
に接続される。電圧マルチプライア室392(図2)は
端キャップ398によって閉止され、この端キャップ3
98は延長部28のベース部分32に固定される。フッ
ク400がスプレガン24の支持の為に端キャップ39
8に設けられている。
【0086】電圧マルチプライア・ユニット48の出力
端部86は電極アッセンブリ46に接続される。この電
極アッセンブリ46は管状ハウジング404(図2,図
13及び図14)を具備する。この管状の電極ハウジン
グ404は円筒状の電圧導体408を取り囲み、この電
圧導体408は電圧マルチプライア・ユニット48の出
力端部86からノズル・アッセンブリ42まで延在す
る。比較的高電圧が導体408を介してノズル・アッセ
ンブリ42の所の電極部材90(図2)に伝達される。
【0087】管状ハウジング404(図13)はほぼ円
筒状のコネクタ部材412を具備し、このコネクタ部材
412は電圧マルチプライア・ユニット48の出力端部
86に接続される。コネクタ部材412は延長部28の
バレル部分36に配置される。電極ハウジング404の
管状の主部分414は、コネクタ部材412に接続さ
れ、コネクタ部材412からノズル・アッセンブリ42
(図14)まで延在する。
【0088】ノズル・アッセンブリ42(図2及び図1
4)において、ハウジング404の主部分414はノズ
ル・アッセンブリ42内のスパイダー即ち支持部材41
8に接続される。このスパイダー418は、ノズル部材
420と協働して、環状の横断面形状を有する通路42
2を画成する。コーティング材料(粉体)を混入された
流体(空気)がこの通路422に沿ってノズル420内
を流通する。ノズル420の軸方向外端にはディフレク
タ(偏向器)424が設置され、このディフレクタ42
4はコーティング材料を混入された流体流を偏向させ
る。円筒状壁428が、ディフレクタ424の一部の周
囲に延在し、ディフレクタと協働してノズル・アッセン
ブリ42から放出される粉体を混入された空気流を整形
する。ノズル・アッセンブリ42は公知の多数の異なっ
た構造のうちの任意のものを使用できる。例えば、19
91年10月15日に発行された上述の米国特許第5,
056,720号に開示された構造である。
【0089】電極洗浄空気通路132は、ハンドル部2
6の下端部350(図9及び図10)から延長部28及
びノズル・アッセンブリ42を通って延在する。電極洗
浄空気通路132は、ハンドル部26を通って、延長部
28のベース部分32に配置された電極洗浄空気通路1
32の冒頭部分434の入口432(図11)まで延在
する。電極洗浄空気通路132の冒頭部分434は一対
のリブ、即ち壁436,438の間に形成される。これ
らの壁436,438は、延長部28の外壁146及び
スプレガン24のハンドル部26と一部品(ワンピー
ス)として一体にモールドされる。
【0090】壁436,438はハンドル部26からの
電極洗浄空気流を後方へ、即ち図11の左方向へ流して
パネル386の開口154(図12)へ向ける。電極洗
浄空気は、壁436(図11及び図12)の後方端をま
わって流れる際に、開口154の所で電圧マルチプライ
ア・ユニット48(図2)の後方端部152に接触す
る。このように、電極洗浄空気に対して電圧マルチプラ
イア・ユニット48が露出している、即ち接触するの
で、熱が電圧マルチプライア・ユニットから電極洗浄空
気へ移動する。電圧マルチプライア・ユニット48の端
部152(図2)のみがパネル386の開口154にお
いて電極洗浄空気に接触しているにすぎないが、もし必
要ならば、もっと大きな開口を設けることもでき、これ
によって電圧マルチプライア・ユニットのもっと大きな
表面領域を電極洗浄空気流に露出させることができる。
【0091】電極洗浄空気は、壁436の後方端(図1
1で左方端)を回った後に、壁436と外壁146との
間を電極洗浄空気通路132の部分442に沿って流通
する。その後に、電極洗浄空気は管状の円筒出口コネク
タ444(図9及び図11)に流入する。この出口コネ
クタ444は延長部28の外壁146と一部品(ワンピ
ース)として一体にモールドされる。尚、電極洗浄空気
通路132の部分434,442を通過する電極洗浄空
気の流れ方向は、図11に矢印446によって概略的に
示されている。
【0092】電極洗浄空気通路132の複数の壁は、延
長部28の外壁146と協働して、電極洗浄空気通路1
32と電気導体通路134との両方の一部を少なくとも
部分的に画成する。壁438(図11)はハンドル部2
6を貫通する仕切り壁354(図10)の部分358の
延長体として構成される。この結果、壁438は電気導
体通路134の一部と電極洗浄空気通路132の一部と
の両方を画成する。
【0093】パネル386(図12)は壁436,43
8(図11)の長手方向延在の上縁に接触する。この平
坦パネル386は電極洗浄空気通路132を電気導体通
路134から分離、即ち隔離する。こうして、たとえ電
圧マルチプライア・ユニット48が通路132の電極洗
浄空気流に露出していても、その電極洗浄空気は通路1
32内に閉じ込められており、電気導体通路134内に
流入することはない。
【0094】出口コネクタ444は、延長部28のバレ
ル部分36の本体にモールドされた通路(不図示)内に
入れ子式に収容される。この出口コネクタ444を入れ
子式に収容した通路は、電極洗浄空気通路132の一部
を構成する円筒状の室454に対する出口452(図1
3)を有する。電極ハウジング404のコネクタ部材4
12はこの室454内に配置される。
【0095】半径方向延在の通路458(図13)がコ
ネクタ部材412の円筒状壁に形成され、この通路45
8によって、電極洗浄空気が室454から、電圧導体4
08の周囲に延在した通路102内に流入する。この通
路102は電気導体通路134と電極洗浄空気通路13
2との両方の一部を構成する。通路102はハウジング
404に沿って軸方向に電圧マルチプライア・ユニット
48からノズル・アッセンブリ42まで延在する。
【0096】延長部28においては、電極洗浄空気がベ
ース部分32から延長部28のバレル部分の室454ま
で流通する。その後に電極洗浄空気は通路458を通っ
て通路102に流入する。尚、この通路102は電圧導
体408に沿って軸方向にノズル・アッセンブリ42ま
で延在する。電極洗浄空気が電気導体408の円筒状外
側の側面表面に沿って通路102内を通過すると、電気
導体408の外側の側面表面の近傍のいかなる汚染物も
洗い落される。
【0097】電極洗浄空気は、ハウジング404の主部
分414からノズル・アッセンブリ42(図14)のス
パイダー418内に流入する。その後、電極洗浄空気は
電極部材90の外側の側面表面に沿って流れ、ディフレ
クタ424(図14)を通って、そのディフレクタ42
4の近傍の環境に流出する。このような電極洗浄空気流
は、電極アッセンブリ46の近傍から汚染物を取り除く
ことができる。
【0098】電極洗浄空気は源96(図1)から導管9
8を介してスプレガン24のハンドル部26に流入す
る。その後、電極洗浄空気はハンドル部26を通って更
に延長部28を流通する。電極洗浄空気は、スプレガン
24を流通する際に、電圧マルチプライア・ユニット4
8を冷却する効果がある。更に、電極洗浄空気は汚染物
を電極アッセンブリ46の周囲から取り除くことができ
る。電極洗浄空気はまた粉体が電極部材90(図14)
に蓄積することを防止する。
【0099】パージ空気通路 パージ空気通路130(図10)は、ハンドル部26の
下端部350から延長部28(図9)のベース部分32
を通り、更に延長部28のバレル部分36(図2)を通
ってノズル・アッセンブリ42に流入する。パージ空気
通路130はノズル・アッセンブリ42を貫通してスプ
レガン24の周囲の環境まで延在する。スプレガン24
のバレル部分36及びノズル・アッセンブリ42におい
ては、パージ空気通路130は、バレル部分36及びノ
ズル・アッセンブリ42を流れるコーティング材料を混
入された空気流の通路と一致し、これによりパージ空気
はスプレガン24から余剰のコーティング材料を取り除
くことができる。
【0100】スプレガン24のハンドル部26において
は、パージ空気通路130はハンドル部の内壁構造体1
38と外壁140(図10)との間の協働によって画成
される。ハンドル部26の全体において、パージ空気通
路130は仕切り壁354によって電極洗浄空気通路1
32から分離されている。横壁356は、ハンドル部2
6の外壁140と一部品(ワンピース)として一体にモ
ールドされ、仕切り壁354と協働してパージ空気通路
130及び電極洗浄空気通路132を画成する。
【0101】パージ空気通路130は延長部28のベー
ス部分32用の入口468(図11)を有する。壁47
2はベース部分32の内壁構造体144の一部を構成す
る。壁472は、ベース部分32の外壁146と一部品
(ワンピース)として一体にモールドされ、パージ空気
通路130と電極洗浄空気通路132との間の仕切り壁
354の部分360の延長である。パージ空気は、ベー
ス部分32に配置されたパージ空気通路130の一部に
位置する入口468から円筒状の出口コネクタ476
(図9及び図11)へ流れる。尚、この出口コネクタ4
76はパージ空気通路130の部分478(図13)内
に入れ子式に収容される。
【0102】パージ空気通路130の部分478はバレ
ル部分36内にモールドされる。パージ空気通路130
の部分478は、コーティング材料が流通する入口通路
60(図13)に接続される。こうして、コーティング
材料はコーティング材料導管56からアダプタ58を介
して入口通路60に送られる。パージ空気は、アダプタ
58の周囲に延在したパージ空気通路130の円筒状部
分484に流入し、この円筒状部分484から入口通路
60に流入する。
【0103】アダプタ58の周囲に延在するパージ空気
通路130の部分484は環状の形状を有し、これの中
心軸は入口通路60の中心軸に一致している。従って、
アダプタ58は、パージ空気を入口通路60の円筒状内
側の側面表面に沿って流通させ、これによって、入口通
路60の内側の側面表面に付着するおそれのあるコーテ
ィング材料(粉体)の粒子を取り除くことができる。そ
の後、パージ空気は入口通路60から主コーティング材
料通路62に流入する。
【0104】パージ空気は主コーティング材料通路62
に沿って流れ、ノズル・アッセンブリ42を通ってスプ
レガン24の周囲の環境に流入する。パージ空気は、主
コーティング材料通路62に沿って流れる際に、主コー
ティング材料通路の円筒状の内側の側面表面に付着する
恐れのあるコーティング材料(粉体)の粒子を取り除く
ことができる。更に、パージ空気は、ノズル・アッセン
ブリ42を通過する際に、ノズル420(図14)の内
側の側面表面及び/又はスパイダ418の外側の側面表
面に付着する恐れのあるコーティング材料の粒子を取り
除くことができる。更に、パージ空気はディフレクタ4
24の外側の側面表面から余剰の粉体を取り除くであろ
う。
【0105】パージ空気の圧力は電極洗浄空気の圧力よ
りも大きい。この理由は、パージ空気流がコーティング
材料通路60,62及びノズル・アッセンブリ42から
粉体の粒子及び/又は塊りを洗い落す必要があるためで
ある。例えば、スプレガン24の特別な実施例にあって
は、パージ空気圧はほぼ90psiであり、他方、電極
洗浄空気圧はほぼ5psiであった。
【0106】スプレガンのバランス 操作者によるスプレガンの取扱いを楽にする為に、スプ
レガンは重量的にバランスがとられている。スプレガン
24の延長部28(図2)の重心はスプレガンのハンド
ル部26の真上に位置する。スプレガンの延長部28の
重心は、ハンドル部26の長手方向中心軸上に位置して
おり、これは特に有益である。従って、スプレガン24
のハンドル部26から右の方(図2において)に延在し
たスプレガンの部分は、ハンドル部26の左方に延在し
た延長部28の部分と同一の重量を有する。
【0107】電圧マルチプライア・ユニット48はスプ
レガン24のハンドル部26の中心軸を貫通して延在す
る。電圧マルチプライア・ユニット48がハンドル部2
6の左方(図2において)にオフセットしている距離
は、電圧マルチプライア・ユニット48がハンドル部2
6から右方へオフセットしている距離よりも大きい。こ
のようなずらし方によって、ノズル・アッセンブリ42
から遠ざかる方向へハンドル部26から延在した電圧マ
ルチプライア・ユニット48の比較的重たい部分に、バ
レル部分36及びノズル・アッセンブリの重量との釣り
合いをとらせることができる。
【0108】運転 スプレガン24の運転を開始しようとした時には、コー
ティング材料流制御部材74が手動作動される。コーテ
ィング材料流制御部材74の手動操作は、膜スイッチ・
アッセンブリ124の下方組の接点220(図5及び図
6)を閉成させる。この閉成によって、信号がリード線
266(図6)から電気ケーブル82(図1)を介して
コントローラ70に送られ、スプレガンの運転が開始さ
れる。この時、パージ空気流制御部材110は非作動状
態であり、上方組の接点224(図1及び図6)は開放
状態である。リード線266の信号に応答して、コント
ローラ70はスイッチ78(図1)を閉成して低電圧源
80を電圧マルチプライア・ユニット48に接続する。
電圧マルチプライア・ユニット48の出力は電極アッセ
ンブリ46を帯電する。
【0109】コントローラ70はまた、電極洗浄空気制
御弁94(図1)を操作して開放状態にする。この結
果、電極洗浄空気が導管98を通って、スプレガン24
のハンドル部26の電極洗浄空気通路132(図10)
に流入する。この電極洗浄空気は、電極洗浄空気通路1
32を通って電圧マルチプライア・ユニット48の露出
部を流通し、スプレガン24の延長部28のバレル部分
36に流入する。その後、電極洗浄空気は、電極ハウジ
ング404を貫通延在する通路102内に流入して、電
圧導体408の外側に沿ってノズル・アッセンブリ42
に流入する。
【0110】更に、コントローラ70はコーティング材
料流制御弁54を操作して開放状態にする。加圧空気流
の中に混入された粉体は、コーティング材料供給導管5
6を通ってスプレガン24の延長部28に流入する。コ
ーティング材料(粉体)を混入された空気は主コーティ
ング材料通路62に沿って流れてノズル・アッセンブリ
42を流通する。コーティング材料は、ノズル・アッセ
ンブリ42から噴出する際に、電極部材90からの電界
に進入する。この電界は公知の方法でコーティング材料
の粒子を静電帯電させる。
【0111】スプレガン24の運転を中断しようとする
時には、コーティング材料流制御部材74を解放する、
即ちそれから指を離す。これが行われると、板バネ18
6(図5)がコーティング材料流制御部材74をその非
作動位置に復帰させると共に、膜スイッチ・アッセンブ
リ124に対する力の印加を断つ。これが起こると、膜
スイッチ・アッセンブリ124のドーム形状のスプリン
グ接点272がスナップ動作によって急激にそれの初期
位置に復帰し、下方組の接点220が開放する。膜スイ
ッチ・アッセンブリ124の下方組の接点220の開放
によって、コントローラ70は、コーティング材料流制
御弁54を閉止し、スイッチ78を開放して電圧源80
と電圧マルチプライア・ユニット48との接続を断ち、
そして、電極洗浄空気制御弁94を操作して閉止状態に
する。この操作によって、物体へのコーティング材料の
塗布が中断される。
【0112】操作者がコーティング材料通路60,62
及びノズル・アッセンブリ42(図2)を洗浄すること
を望んだ場合には、操作者はパージ空気流制御部材11
0を手動作動する。この手動作動によって、膜スイッチ
・アッセンブリ124の上方組の接点224(図6)が
閉成される。膜スイッチ・アッセンブリ124の接点2
24の閉成に応答して、コントローラ70はパージ空気
流制御弁116を操作して開放状態にする。パージ空気
は、パージ空気通路130を流通する。このパージ空気
は、コーティング材料入口通路60(図2)を通過し、
主コーティング材料通路62及びノズル・アッセンブリ
42を流通して、スプレガン24の種々の構成部品に付
着しているおそれのある粉体粒子を取り除く。
【0113】結論 上述の説明から明らかなように、本発明が提供する新規
かつ改良型のスプレガン装置(20)は、物体にコーテ
ィング材料を塗布する為に使用されるものであって、ハ
ンドル部26とこのハンドル部から外方に延在した延長
部28とを有するスプレガン24を具備する。ノズル4
2は延長部28に接続され、コーティング材料流を物体
の方へ放出する。コーティング材料流制御部材74がス
プレガン24のハンドル部26に配置され、コーティン
グ材料の流れを制御する。電極90をノズルに隣接して
設置してもよく、この電極90はコーティング材料を静
電帯電させる。
【0114】本発明の特徴事項の一つによると、空気流
制御部材110もハンドル部26に配置される。この空
気流制御部材110は、手動操作可能であり、空気流を
コーティング材料通路60,62及びノズル42に通し
て、上記通路及び/又はノズルから余剰のコーティング
材料を取り除く。
【0115】本発明の別の特徴事項によると、膜スイッ
チ・アッセンブリ124が流れ制御部材74又は110
の一方の作動時に作動される。この膜スイッチ・アッセ
ンブリはスイッチ部材272又は274を具備し、この
スイッチ部材は電気絶縁材料の層228と248との間
に配置される。流れ制御部材74又は110の手動作動
の際にはスイッチ部材272又は274は変位され制御
機能を開始する。
【0116】本発明の別の特徴事項によると、異なった
大きさのハンド・グリップ106と126をスプレガン
24のハンドル部と共に使用してもよい。これらの異な
った大きさのハンド・グリップ106と126を使用す
ることによって、スプレガン24は手の大きさの異なっ
た操作者が手動係合する場合にも適応することができ
る。各ハンド・グリップ106と126は導電性材料か
ら構成され、スプレガン24のハンドル部26に接続さ
れた時に電気接地に接続される。
【0117】本発明の別の特徴事項によると、スプレガ
ンのハンドル部26及び/又は延長部28内の通路13
0,132,134は、スプレガン24の外壁140又
は146と内壁構造体138又は144との間の協働に
よって形成される。内壁構造体138及び/又は144
は少なくとも部分的に、スプレガン24の外壁140及
び/又は146と共に一部品(ワンピース)として構成
される。内壁構造体138及び/又は144は、パージ
空気や電極洗浄空気や電気導体を通す一本以上の通路1
30,132及び/又は134を構成する為に使用され
ることができ、これは有用なことである。
【0118】本発明の別の特徴事項によると、電圧マル
チプライア・ユニット48が空気流によって冷却され
る。電圧マルチプライア・ユニットから空気への熱の伝
達を促進する為に、電圧マルチプライア・ユニットの外
側の表面領域の一部がスプレガン24の通路132内の
空気流に対して露出されている。電圧マルチプライア・
ユニット48はスプレガン24の重量の釣り合いをとる
ように位置され、これは有用なことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】コーティング材料を物体に塗布する為に使用さ
れる装置を示した概略図。
【図2】図1の装置の一部を構成する改良されたスプレ
ガンを示した拡大断面図。
【図3】空気導管と電気ケーブルとが図2のスプレガン
のハンドル部に接続された様子を示した、図2の線3−
3にほぼ沿った拡大平面図。
【図4】図2のスプレガンの構成部品を示した分解図。
【図5】スプレガンのハンドル部に配置されたコーティ
ング材料流制御部材、即ち主トリガーとパージ空気流制
御部材、即ち副トリガーとの間の関係を示した拡大部分
断面図。
【図6】図5のコーティング材料流制御部材及びパージ
空気流制御部材によって作動される膜スイッチ・アッセ
ンブリの構造を示した概略図。
【図7】図6の膜スイッチ・アッセンブリに使用された
ドーム形状のバネ接点を示した平面図。
【図8】図2のスプレガンのハンドル部の端部を示すと
共に、空気導管と電気ケーブルと選択されたハンド・グ
リップとがスプレガンのハンドル部に接続された様子を
示した拡大部分断面図。
【図9】スプレガンの構成部品が取り除かれた状態にお
けるスプレガンのハンドル部を示した斜視図。
【図10】複数の通路がスプレガンのハンドル部の外壁
と内壁構造体との間の協働によって形成される様子を示
した、図9の線10−10にほぼ沿った平面図。
【図11】複数の通路がスプレガンの延長部の外壁と内
壁構造体との間の協働によって形成される様子を示し
た、線11−11に沿った平面図。
【図12】パネルが図11のスプレガンの延長部に位置
付けられた様子を示した、図11とほぼ同様の平面図。
【図13】パージ空気通路がスプレガンの延長部のコー
ティング材料通路に接続された様子を示した、図2のス
プレガンの一部の拡大部分断面図。
【図14】スプレガンの延長部の外端とノズル・アッセ
ンブリと電極アッセンブリの一部とを示した拡大部分断
面図。
【符号の説明】
20 スプレガン装置 24 スプレガン 26 ハンドル部 28 延長部 42 ノズル・アッセンブリ 46 電極アッセンブリ 48 電圧マルチプライア・ユニット 52 粉体源 70 コントローラ 74 コーティング材料流制御部材 110 パ−ジ空気流制御部材

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーティング材料を物体に塗布する時に
    使用されるスプレガン装置において、上記スプレガン装
    置はスプレガンを具備し、上記スプレガンは、ハンドル
    部と、上記ハンドル部に接続された延長部と、上記延長
    部に接続されたノズルと、上記ノズルに隣接配置された
    電極と、上記ノズルから上記物体に向けて静電帯電され
    たコーティング材料は流出され、上記ハンドル部に接続
    され、作動状態へ手動操作可能であり、上記延長部のコ
    ーティング材料通路から上記ノズルを介した上記物体へ
    のコーティング材料の流通を開始させるコーティング材
    料流制御部材と、上記ハンドル部に接続され、手動操作
    可能であって、上記延長部の上記コーティング材料通路
    から上記ノズルへの空気の流通を開始させてコーティン
    グ材料を上記スプレガンから取り除くパージ空気流制御
    部材とを含むことを特徴とするスプレガン装置。
  2. 【請求項2】 上記スプレガン装置は上記スプレガンの
    上記延長部に配置された電圧マルチプライア・ユニット
    を更に具備し、上記延長部の上記内壁構造体は開口を有
    し、上記電圧マルチプライア・ユニットの一部は上記開
    口を介して上記電極空気通路からの空気に対して露出
    し、この露出によって、上記電圧マルチプライア・ユニ
    ットから上記電極空気通路の上記第2部分の空気流への
    熱の伝達が促進されることを特徴とする請求項1に記載
    のスプレガン装置。
  3. 【請求項3】 上記コーティング材料流制御部材は、上
    記ハンドル部に旋回可能に接続されると共に、第1軸の
    まわりに上記ハンドル部に対して枢軸支持され、上記パ
    ージ空気流制御部材は、上記ハンドル部に旋回可能に接
    続されると共に、上記第1軸のまわりに上記ハンドル部
    に対して枢軸支持されることを特徴とする請求項1に記
    載のスプレガン装置。
  4. 【請求項4】 上記スプレガン装置は上記ハンドル部に
    接続された膜スイッチ・ユニットを更に具備し、上記膜
    スイッチ・ユニットは、非作動状態から作動状態への上
    記コーティング材料流制御部材の操作によって作動され
    る第1の膜スイッチと、非作動状態から作動状態への上
    記パージ空気流制御部材の操作によって作動される第2
    の膜スイッチとを含むことを特徴とする請求項1に記載
    のスプレガン装置。
  5. 【請求項5】 上記ハンドル部は、電気絶縁材料から構
    成されたベースと、異なった大きさの手を持つ操作者が
    上記スプレガンに手動係合できるように異なった大きさ
    の複数のハンド・グリップのいずれか一つに係合する為
    の手段とを具備し、上記複数のハンド・グリップの各々
    は、導電性材料から構成されると共に、上記スプレガン
    の上記ハンドル部の上記ベースに接続された時に電気接
    地に接続されることを特徴とする請求項1に記載のスプ
    レガン装置。
  6. 【請求項6】 コーティング材料を物体に塗布する時に
    使用されるスプレガン装置において、上記スプレガン装
    置は、ハンドル部とこのハンドル部に接続された延長部
    とを有するスプレガンと、上記延長部に接続されてコー
    ティング材料流を上記物体の方へ流出させるノズルと、
    上記ハンドル部に配置されて上記コーティング材料流を
    制御するスイッチ・アッセンブリとを具備し、上記スイ
    ッチ・アッセンブリは、電気絶縁材料の第1及び第2層
    と、上記電気絶縁材料の第1及び第2層の間に配置され
    た第1スイッチ部材と、上記電気絶縁材料の第1及び第
    2層の間に配置された第2スイッチ部材とを具備し、上
    記第1のスイッチ部材は、上記第1のスイッチ部材が上
    記第2のスイッチ部材から離間した非作動状態から、上
    記第1のスイッチ部材の少なくとも一部が上記第2のス
    イッチ部材に係合した作動状態に、上記第2のスイッチ
    部材に対して弾性的に変位可能であり、上記電気絶縁材
    料の第1層は、上記第1位置から上記第2位置への上記
    コーティング材料流制御部材の手動移動の際に、上記コ
    ーティング材料流制御部材から伝達された力の影響によ
    って変位可能であり、上記第1スイッチ部材は上記電気
    絶縁材料の第1層の変位の際に、上記電気絶縁材料の第
    1層から上記第1スイッチ部材に伝達される力の影響で
    上記非作動状態から上記作動状態に弾性的に変位するこ
    とを特徴とするスプレガン装置。
  7. 【請求項7】 コーティング材料を物体に塗布する際に
    使用されるスプレガン装置において、上記スプレガン装
    置は、手動係合可能なハンドル部と上記ハンドル部に接
    続され上記ハンドル部から外方へ延在した延長部とを有
    するスプレガンと、上記延長部に接続されコーティング
    材料を上記物体の方へ流すノズルと、上記ハンドル部に
    接続され、非作動状態から作動状態に手動操作可能であ
    り、上記ノズルから上記物体へのコーティング材料の流
    出を開始させるコーティング材料流制御部材とを具備
    し、上記ハンドル部は、ベースと、異なった大きさの手
    を持つ操作者が上記スプレガンに手動係合できるように
    異なった大きさの複数のハンド・グリップのいずれか一
    つに係合する為の手段とを具備することを特徴とするス
    プレガン装置。
  8. 【請求項8】 上記ハンドル部の上記ベースは外側の側
    面表面を有し、上記外側の側面表面は上記複数のハンド
    ・グリップのいずれか一つの内側の側面表面に係合可能
    であり、上記複数のハンド・グリップのいずれか一つに
    係合する為の上記手段はクランプ部材を有し、上記クラ
    ンプ部材は、導電性材料から構成され、上記一つのハン
    ド・グリップの外側の側面表面に対して押し付けられ
    て、上記一つのハンド・グリップを上記ハンドル部の上
    記ベースに対してクランプし、上記クランプ部材は電気
    接地に接続されることを特徴とする請求項7に記載のス
    プレガン装置。
  9. 【請求項9】 静電帯電されたコーティング材料を物体
    に塗布する際に使用されるスプレガン装置において、上
    記スプレガン装置は、手動係合可能なハンドル部と上記
    ハンドル部に接続され上記ハンドル部から外方へ延在し
    た延長部とを有するスプレガンと、上記延長部に接続さ
    れコーティング材料を上記物体の方へ流出させるノズル
    とを具備し、上記スプレガンの上記ハンドル部は外壁と
    内壁構造体とを有し、上記内壁構造体は、上記外壁と協
    働して空気通路の第1部分を少なくとも一部画成し、上
    記空気通路は上記ハンドル部を貫通延在し加圧空気源に
    接続され、上記内壁構造体は上記スプレガンの上記ハン
    ドル部の上記外壁と共に一部品として少なくとも一部構
    成され、上記延長部は外壁と内壁構造体とを有し、上記
    延長部の上記内壁構造体は上記延長部の上記外壁と協働
    して、上記空気通路の第2部分を少なくとも一部画成
    し、上記延長部の上記内壁構造体は上記延長部の上記外
    壁と共に一部品として少なくとも一部構成され、上記空
    気通路の上記第2部分は上記ハンドル部から上記延長部
    内に延在することを特徴とするスプレガン装置。
  10. 【請求項10】 静電帯電されたコーティング材料を物
    体に塗布する際に使用されるスプレガン装置において、
    上記スプレガン装置は、ハウジングを有するスプレガン
    と、上記ハウジングに接続されコーティング材料流を上
    記物体に向けるノズルと、上記ノズルに隣接配置された
    電極と、上記ノズルから上記物体に向けて静電帯電され
    たコーティング材料流は流出され、上記スプレガンの上
    記ハウジングに配置され、上記電極に接続された電圧マ
    ルチプライア・ユニットと、上記スプレガンの上記ハウ
    ジング内に設けられ、空気流を導く空気通路とを具備
    し、上記電圧マルチプライア・ユニットは外側の表面領
    域を有し、上記外側の表面領域は上記スプレガンの上記
    ハウジングの上記空気通路を通る空気流に露出し、これ
    によって、上記電圧マルチプライア・ユニットからの熱
    の伝達を促進することを特徴とするスプレガン装置。
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