JPH11126662A - コネクターを線材束に取付ける取付部材 - Google Patents

コネクターを線材束に取付ける取付部材

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JPH11126662A
JPH11126662A JP29145097A JP29145097A JPH11126662A JP H11126662 A JPH11126662 A JP H11126662A JP 29145097 A JP29145097 A JP 29145097A JP 29145097 A JP29145097 A JP 29145097A JP H11126662 A JPH11126662 A JP H11126662A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
harness
attached
fixing
wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP29145097A
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English (en)
Inventor
Masaki Goto
昌樹 後藤
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、コネクターを幹線状の線材束に簡
単に取付けることができるとともに、コネクターの導通
検査後の作業を非常に簡単なものにすることができるコ
ネクターを線材束に取付ける取付部材を提供するもので
ある。 【解決手段】 幹線ハーネス12の所定位置から分岐され
た分岐ハーネス13の先端に取付けられたコネクター14を
幹線ハーネス12に取付ける取付部材であって、コネクタ
ー14の端子が接続されるバスバーを有するカバー本体15
と、カバー本体15に取付けられるとともに、幹線ハーネ
ス12に巻回されるバンド部材16とから取付部材を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクターを線材
束に取付ける取付部材に関し、詳しくは、車体や電気機
器等に配設されるワイヤハーネス等の線材束から分岐さ
れた分岐ハーネスに取付けられたコネクターをワイヤハ
ーネスに簡単に取付けることができるコネクターを線材
束に取付ける取付部材に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車体や電気機器等に装着される
ワイヤハーネスはバッテリーや複数の電気回路に接続さ
れるため、ワイヤハーネスの端部にコネクターが装着さ
れている。また、ワイヤハーネスの延在方向からは分岐
ハーネスが分岐されており、この分岐ハーネスの先端に
もコネクターが取付けられている。そして、このコネク
ターは、フリーの状態ではなく、ワイヤハーネスに固定
されており、例えば、図4、5のように示される。
【0003】図4において、1はワイヤハーネスであ
り、このワイヤハーネス1の所定箇所からは分岐ハーネ
ス2が分岐され、この分岐ハーネス2の先端には例え
ば、20回路に通線可能なジョイントコネクター3が取付
けられている。このワイヤハーネス1はワイヤハーネス
組立図盤上で配線およびコネクター3の取付け等の作業
が行なわれた後、このワイヤハーネス組立図盤から導通
検査工程に移送され、この導通検査工程でコネクター3
の導通検査を行なった後にテープ4によってワイヤハー
ネス1に取付けられるようになっている。
【0004】一方、図5では、分岐ハーネス2の先端に
ダイオードが内蔵されたコネクター5が取付けられてお
り、このワイヤハーネス1もワイヤハーネス組立図盤上
で配線およびコネクター5の取付け等の作業が行なわれ
た後、このワイヤハーネス組立図盤から導通検査工程に
移送され、この導通検査工程でコネクター5の導通検査
を行なった後にテープ6によってワイヤハーネス1に取
付けられるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のコネクター3、5にあっては、導通検査後に
テープ4、6によってワイヤハーネス1に取付けられる
ようになっていたため、コネクター3、5取付けが面倒
で多大な時間を要してしまった。特に、20回路に通線さ
れるジョイントコネクター3にあっては、幅が45mm程度
の大型なものであるため、テープ3巻き作業が非常に面
倒なものとなってしまった。
【0006】また、導通検査後にコネクター3、5をテ
ープ4、6によってワイヤハーネス1に取付けるため、
導通検査後に余計なテープ巻き作業が増えてしまい、ワ
イヤハーネス1の製造作業がより一層面倒なものとなっ
てしまった。そこで本発明は、コネクターを幹線状の線
材束に簡単に取付けることができるとともに、コネクタ
ーの導通検査後の作業を非常に簡単なものにすることが
できるコネクターを線材束に取付ける取付部材を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、幹線状の線材束の所定位置
から分岐された分岐線材束の先端に取付けられたコネク
ターを前記幹線状の線材束に取付ける取付部材であっ
て、前記コネクターの端子が接続される端子を有するカ
バー本体と、該カバー本体に取付けられるとともに、前
記幹線状の線材束に巻回されるバンド部材とからなるこ
とを特徴としている。
【0008】その場合、カバー本体を予めバンド部材に
よって幹線状の線材束に取付けた後、コネクターをカバ
ー本体に取付けることにより、コネクターをカバー本体
を介して幹線状の線材束に取付けることができる。この
ため、コネクターを幹線状の線材束に簡単、かつ短時間
で取付けることができ、コネクターの取付け作業の作業
性を向上させることができる。また、コネクターの導通
検査後に、コネクターをカバー本体に取付けるだけで良
いため、導通検査後の作業を簡単なものにすることがで
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1、2は本発明に係るコネクター
を線材束に取付ける取付部材の第1実施形態を示す図で
ある。まず、構成を説明する。図1において、11は線材
束としてのワイヤハーネスであり、このワイヤハーネス
11は幹線ハーネス(幹線状の線材束)12の所定位置から
分岐ハーネス(分岐線材束)13が分岐され、この分岐ハ
ーネス13の先端には、例えば、20回路に通線可能なジョ
イントコネクター14が取付けられている。
【0010】一方、図2において、符号15はカバー本体
であり、このカバー本体15は内部にジョイントコネクタ
ー14の端子に接続可能なバスバー(端子)が内蔵されて
いる。このカバー本体15にはバンド部材16が取付けられ
ており、このバンド部材16は接続部16aがカバー本体15
に固定されている。また、バンド部材16は延在方向に鋸
状凹凸部16bが形成されているとともに、先端部にロッ
ク溝16cが形成されており、ハンド部材16は、幹線ハー
ネス13に巻回された後、ロック溝16cに鋸状凹凸部16b
が係止されることにより、幹線ハーネス13に取付けられ
るようになっている。なお、本実施形態では、カバー本
体15およびハンド部材16が取付部材を構成している。
【0011】次に、作用を説明する。ワイヤハーネス11
は公知のようにワイヤハーネス組立図盤上で複数の電線
が幹線ハーネス12および分岐ハーネス13となるように配
線された後、テープによって結束され、次いで、幹線ハ
ーネス12の両端部に図示しないコネクターが取付けられ
るとともに分岐ハーネス13の先端部にコネクター14が取
付けられるようになっている。
【0012】このようにして製造されたワイヤハーネス
11の幹線ハーネス12にバンド部材16を取付けてカバー本
体15を取付けた後、ワイヤハーネス組立図盤上からワイ
ヤハーネス11を取り外した後、ワイヤハーネス11を導通
検査工程に移送し、この導通検査工程でコネクター14の
導通検査をした後、コネクター14をカバー本体15に取付
け、この後、車体や電気機器のパネルに実装する。
【0013】このように本実施形態では、コネクター14
の端子が接続されるバスバーを有するカバー本体15と、
カバー本体15に取付けられるとともに、幹線ハーネス12
に巻回されるバンド部材16とからなる取付部材を設けた
ため、カバー本体15を予めバンド部材16によって幹線ハ
ーネス12に取付けた後、コネクター14をカバー本体15に
取付けることにより、コネクター14をカバー本体15を介
して幹線ハーネス12に取付けることができる。
【0014】このため、コネクター14を幹線ハーネス12
に簡単、かつ短時間で取付けることができ、コネクター
14の取付け作業の作業性を向上させることができる。ま
た、コネクター14の導通検査後に、コネクター14をカバ
ー本体15に取付けるだけで良いため、導通検査後の作業
を簡単なものにすることができる。図3は本発明に係る
コネクターを線材束に取付ける取付部材の第2実施形態
を示す図である。なお、本実施形態では、取付部材の構
成のみが異なり、ワイヤハーネスの構成は第1実施形態
と同様であるため、ワイヤハーネスの構成については図
1に基づいて説明する。
【0015】図3において、21は内部にバスバーが内蔵
されたカバー本体であり、このカバー本体21には係合レ
ール22a、22bが形成されている。また、符号23はカバ
ー本体21と共に取付部材を構成するバンド部材であり、
このバンド部材23は延在方向に鋸状凹凸部23aが形成さ
れているとともに、先端部に挿通孔23bを有する係合部
材23cが設けられている。
【0016】この係合部材23cの内部には図示しないロ
ック片が設けられており、ハンド部材23は、幹線ハーネ
ス13に巻回された後、挿通孔23bに挿通されて鋸状凹凸
部23aが係止片に係止されることにより、幹線ハーネス
13に取付けられるようになっている。また、ロック溝23
bの上面には固定片23dが形成されており、この固定片
23dは係合レール22a、22bに係止されるようになって
いる。このため、バンド部材23はカバー本体21に一体的
に取付けられる。
【0017】本実施形態では、ワイヤハーネス11の幹線
ハーネス12にバンド部材23を取付けた後、固定片23dを
係合レール22a、22bに係止してバンド部材23とカバー
本体21を一体化させる。次いで、ワイヤハーネス組立図
盤上からワイヤハーネス11を取り外した後、ワイヤハー
ネス11を導通検査工程に移送し、この導通検査工程でコ
ネクター14の導通検査をした後、コネクター14をカバー
本体21に取付け、この後、車体や電気機器のパネルに実
装するようになっている。
【0018】本実施形態にあっても、上述したようにコ
ネクター14をカバー本体21に取付けるようにしたため、
第1実施形態と同様の効果を得ることができる。なお、
第1、2実施形態にあっては、コネクター14としてジョ
イントコネクターを用いているが、これに限らず、ダイ
オードを内蔵したコネクターに適用することもできる。
要はコネクターであれば、何でも良いのである。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、カバー本
体を予めバンド部材によって幹線状の線材束に取付けた
後、コネクターをカバー本体に取付けることにより、コ
ネクターをカバー本体を介して幹線状の線材束に取付け
ることができる。このため、コネクターを幹線状の線材
束に簡単、かつ短時間で取付けることができ、コネクタ
ーの取付け作業の作業性を向上させることができる。ま
た、コネクターの導通検査後に、コネクターをカバー本
体に取付けるだけで良いため、導通検査後の作業を簡単
なものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクターを線材束に取付ける取
付部材の第1実施形態を示す図であり、その取付部材を
ワイヤハーネスに取付けた状態を示す図である。
【図2】第1実施形態の取付部材の構成図である。
【図3】本発明に係るコネクターを線材束に取付ける取
付部材の第2実施形態を示す図であり、その分解図であ
る。
【図4】コネクターをテープによって幹線ハーネスに固
定する従来例である。
【図5】コネクターをテープによって幹線ハーネスに固
定する他の従来例である。
【符号の説明】
11 ワイヤハーネス(線材束) 12 幹線ハーネス(幹線状の線材束) 13 分岐ハーネス(分岐線材束) 14 コネクター 15、21 カバー本体 16、23 バンド部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】幹線状の線材束の所定位置から分岐された
    分岐線材束の先端に取付けられたコネクターを前記幹線
    状の線材束に取付ける取付部材であって、 前記コネクターの端子が接続される端子を有するカバー
    本体と、該カバー本体に取付けられるとともに、前記幹
    線状の線材束に巻回されるバンド部材とからなることを
    特徴とするコネクターを線材束に取付ける取付部材。
JP29145097A 1997-10-24 1997-10-24 コネクターを線材束に取付ける取付部材 Pending JPH11126662A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29145097A JPH11126662A (ja) 1997-10-24 1997-10-24 コネクターを線材束に取付ける取付部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29145097A JPH11126662A (ja) 1997-10-24 1997-10-24 コネクターを線材束に取付ける取付部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11126662A true JPH11126662A (ja) 1999-05-11

Family

ID=17769033

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29145097A Pending JPH11126662A (ja) 1997-10-24 1997-10-24 コネクターを線材束に取付ける取付部材

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JP (1) JPH11126662A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010070649A (ko) * 2001-05-29 2001-07-27 박준석 공기압전기에어호스에 끼우는 커플러형콘센트장치

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KR20010070649A (ko) * 2001-05-29 2001-07-27 박준석 공기압전기에어호스에 끼우는 커플러형콘센트장치

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