JPH11122667A - 通信中継方法及び通信中継システム及び中継装置 - Google Patents

通信中継方法及び通信中継システム及び中継装置

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JPH11122667A
JPH11122667A JP9280175A JP28017597A JPH11122667A JP H11122667 A JPH11122667 A JP H11122667A JP 9280175 A JP9280175 A JP 9280175A JP 28017597 A JP28017597 A JP 28017597A JP H11122667 A JPH11122667 A JP H11122667A
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control
relay device
relay
channels
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JP9280175A
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Yasushi Okada
泰 岡田
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PHS−WLL方式等に於ける通信中継方法
及び通信中継システム及び中継装置に関し、回線の有効
利用を図る。 【解決手段】 複数の散在配置されたPHS等の無線加
入者端末装置1−1〜1−4と無線通信する基地局2−
1〜2−4と、これらの基地局2−1〜2−4を制御す
る基地局制御装置4との間に中継装置6を設け、この中
継装置6と基地局2−1〜2−4対応の回線7より少な
い本数の回線8により中継装置6と基地局制御装置4と
の間を接続し、中継装置4により、基地局対応に設定し
た割当チャネル数に従って基地局制御装置4と基地局と
の間の中継処理を行う。この基地局対応の割当チャネル
数を、時刻等の日時情報により、又は基地局の呼量に従
って切替えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の散在配置さ
れた無線加入者端末装置と基地局と中継装置と基地局制
御装置とを含むシステムに於ける通信中継方法及び通信
中継システム及び中継装置に関する。複数の散在配置さ
れている無線加入者端末装置の任意の無線加入者端末装
置と基地局との間で無線通信し、基地局と基地局制御装
置との間は有線回線又は光回線を介して接続し、基地局
制御装置と交換局とを接続した通信システムは、既に、
PHS−WLL(Personal Handy System −Wirel
ess Local Loop )システムとして知られている。こ
のPSH−WLLシステムは、固定した無線加入者端末
装置としてPHSを利用した形態を有し、加入者線を布
設する必要がないことから、都市部から離れた位置に散
在する加入者に対して適用する場合が一般的である。こ
のようなシステムの経済化を図ることが要望されてい
る。
【0002】
【従来の技術】図11は従来のシステム構成の説明図で
あり、51−1〜51−4は無線加入者端末装置として
のPHS、52−1〜52−4は基地局、53−1〜5
3−4はサービスエリア、54は基地局制御装置(BS
C)、55は交換局(LE)、56は基地局52−1〜
52−4と基地局制御装置54との間の回線、57は基
地局制御装置54と交換局55との間の回線であって、
前述のPHS−WLLシステムの概要を示す。
【0003】又各サービスエリア53−1〜53−2内
には、それぞれ基地局52−1〜52−4の構成に対応
して複数のPHSが配置されるものであるが、簡略化の
為に基地局対応に1個のみ図示している。又交換局55
は例えば都市部に配置され、基地局52−1〜52−4
は都市部から遠く離れた位置に配置される。又交換局5
5に複数の基地局制御装置54が接続されたシステムと
することもできる。
【0004】現在実用化されているPHSは、1.9G
Hz帯を使用し、多元接続方式として4チャネルTDM
A(Time Division Multiiple Access )、送受信
方式としてTDD(Time Division Duplex )を適用
し、出力は10mW程度である。又基地局52−1〜5
2−4の出力は数100mW程度であり、サービスエリ
ア53−1〜53−4は数100mの半径となる。な
お、PHS及び基地局の出力を更に大きくすることによ
り、サービスエリアの半径を大きくすることができる。
【0005】又基地局52−1〜52−4は、例えば、
4チャネル分の送受信チャネルを有するアクセスユニッ
トを8個備え、合計32チャネルの中の29チャネル分
を各サービスエリア53−1〜53−4内のPHS51
−1〜51−4との間の通信に使用し、基地局制御装置
54との間は、それぞれ回線56を介して接続し、又基
地局制御装置54と交換局55との間は、回線56と同
数の4本の回線57に接続した場合を示している。又各
回線56,57は、例えば、2Mbpsの多重化データ
を伝送できる構成を有するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来のPHS−
WLLシステムに於いては、回線56,57は、基地局
52−1〜52−4の台数に対応した本数を設けるもの
であり、交換局55から基地局制御装置54までの回線
57はまとめて布設し、基地局制御装置54から分散配
置されている基地局52−1〜52−4に対してそれぞ
れ回線56を布設することになる。この場合、基地局5
2−1〜52−4の全通信用チャネル分を確保できるよ
うに、基地局制御装置54は、交換局55との間の回線
57も、基地局52−1〜52−4対応の回線数として
いる。
【0007】一般的に、各基地局52−1〜52−4に
於ける全通信用チャネル分を同時に使用する状態となる
ことは、実運用上殆ど発生しないものである。しかし、
それにも拘らず、前述のように、交換局55からは全基
地局の全通信用チャネル分を同時に使用できる回線数と
して基地局制御装置54との間に回線57を設けている
ものである。従って、回線の使用効率が低い問題があっ
た。本発明は、中継装置を設けて回線の有効利用を図る
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の通信中継方法
は、(1)複数の散在配置されたPHS等の無線加入者
端末装置1−1〜1−4との間で無線通信する基地局2
−1〜2−4と、複数の基地局2−1〜2−4を制御す
る基地局制御装置4と、複数の基地局2−1〜2−4と
基地局制御装置4との間に接続した中継装置6とを含
み、この中継装置6と複数の基地局2−1〜2−4との
間を接続する回線7の数に比較して少ない数の回線8に
より中継装置6と基地局制御装置4との間を接続し、中
継装置6により基地局2−1〜2−4対応に設定した割
当チャネル数に従って基地局制御装置4と基地局2−1
〜2−4との間の中継処理を行う過程を含むものであ
る。
【0009】又(2)中継装置6は、基地局2−1〜2
−4の日時による呼量の増減に対応して複数の割当チャ
ネル数を設定し、日時情報に従って割当チャネル数の切
替えを行う過程を含むことができる。例えば、昼間の呼
量が多く、夜間は少なくなる場合、その基地局に対する
割当チャネル数は、昼間は多く、夜間は少なくなるよう
に日時情報に従って切替える。
【0010】又(3)中継装置6は、基地局2−1〜2
−4の呼量を監視し、呼量の所定量の増減に対応して、
基地局の割当チャネル数を切替える過程を含むことがで
きる。例えば、或る基地局の呼量が増大して割当チャネ
ル数が満杯となる可能性が生じた時に、その基地局の呼
量の監視情報を基に割当チャネル数が多くなるように割
当チャネル数の切替えを行う。
【0011】又(4)複数の散在配置された無線加入者
端末装置1−1〜1−4と無線通信する基地局2−1〜
2−4と、中継装置6と、基地局制御装置4とのそれぞ
れの間を伝送するデータを多重化フレーム構成とし、こ
のフレーム構成の1タイムスロットを制御用とし、この
制御用のタイムスロットによる中継装置6に対する制御
データをサービスアクセスポイント識別子(SAPI)
により指定して、割当チャネル数の切替えの処理に於け
る基地局2−1〜2−4と中継装置6との間及び基地局
制御装置4と中継装置6との間の制御データの転送を行
う過程を含むことができる。
【0012】又(5)複数の散在配置された無線加入者
端末装置1−1〜1−4と無線通信する基地局2−1〜
2−4と、中継装置6と、基地局制御装置4とのそれぞ
れの間を伝送するデータを多重化フレーム構成とし、且
つ基地局2−1〜2−4対応に割当てたタイムスロット
の一つを制御用とし、この制御用のタイムスロットによ
り、割当チャネル数の切替えの処理に於ける基地局2−
1〜2−4と中継装置6との間及び基地局制御装置4と
中継装置6との間の制御データを転送する過程を含むこ
とができる。
【0013】又本発明の通信中継システムは、(6)複
数の散在配置された無線加入者端末装置1−1〜1−4
との間で無線通信を行う基地局2−1〜2−4と、基地
局制御装置4とを少なくとも含むシステムに於いて、複
数の基地局2−1〜2−4と基地局制御装置4との間
に、基地局2−1〜2−4対応の回線7の数に比較して
少ない数の回線8で基地局制御装置4との間を接続し、
且つ基地局2−1〜2−4対応に割当チャネル数を設定
して、基地局2−1〜2−4と基地局制御装置4との間
の中継処理を行う中継装置6を設けたものである。
【0014】又本発明の中継装置は、(7)複数の散在
配置された無線加入者端末装置1−1〜1−4との間で
無線通信を行う基地局2−1〜2−4と、基地局2−1
〜2−4を制御する基地局制御装置4との間に接続した
中継装置6であって、基地局2−1〜2−4対応の回線
7の数に比較して少ない数の回線8で基地局制御装置4
との間を接続し、且つ基地局2−1〜2−4対応に割当
チャネル数を設定するデータ交換制御部と、このデータ
交換制御部によって制御され、基地局2−1〜2−4と
基地局制御装置4との間の情報の多重化及び多重分離を
行って中継処理を行う多重部とを備えている。
【0015】又(8)中継装置のデータ交換制御部は、
基地局2−1〜2−4対応の日時により増減する呼量を
基に複数の割当チャネル数を設定し、日時情報に従って
基地局2−1〜2−4対応に設定した割当チャネル数の
切替制御を行う構成を備えることができる。
【0016】又(9)中継装置のデータ交換制御部は、
制御チャネルモニタ部により基地局2−1〜2−4の呼
量を監視し、この呼量の所定量の増減に対応して基地局
2−1〜2−4に対する割当チャネル数を増減するよう
に、割当チャネル数の切替制御を行う構成を備えること
ができる。
【0017】又(10)中継装置は、基地局制御装置4
との間の回線8と基地局の最優先回線との間を、障害発
生時にバイパス回線を介して直接接続するように切替接
続する切替回路を設けることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
の説明図であり、1−1〜1−4は基地局との間で無線
通信する電話,データ端末等の無線加入者端末装置で、
以下PHSとした場合について説明する。又2−1〜2
−4は基地局、3−1〜3−4はサービスエリア、4は
基地局制御装置(BSC)、5は交換局(LE)、6は
中継装置(REP)、7,8,9は回線を示す。
【0019】前述のPHS−WLLシステムと同様に、
交換局5を例えば都市部に、基地局2−1〜2−4を都
市部から離れた地域に分散配置し、基地局2−1〜2−
4を基地局制御装置4によって制御するシステムに於い
て、基地局制御装置4と基地局2−1〜2−4との間に
中継装置6を配置し、基地局制御装置4との間の回線8
の数を、基地局2−1〜2−4対応の回線7の数より少
なくする。
【0020】又中継装置6は、例えば、基地局2−1〜
2−4との間の距離がそれぞれ短くなるような位置に配
置するか、或いは、基地局制御装置4からの回線8を、
基地局1−1〜1−4に向かって分岐する位置に配置す
ることができる。又交換局5と基地局制御装置4とを同
一の局舎内に配置することも可能である。又基地局制御
装置4,中継装置6,基地局2−1〜2−4及びPHS
1−1〜1−4は、更に多数とした構成とすることがで
きることは勿論である。
【0021】中継装置6は、例えば、図示のように、基
地局2−1〜2−4対応の4本の回線7を2本の回線8
に絞り込むように、基地局2−1〜2−4に対する割当
チャネル数を設定する。例えば、各基地局2−1〜2−
4がそれぞれ29チャネル分の通信用チャネルを有し、
回線7はそれぞれ2Mbpsの伝送速度の多重化データ
を伝送するものとした時、各基地局2−1〜2−4の呼
量がそれぞれ異なるとしても、全基地局2−1〜2−4
の平均的な呼量が例えば50%とすると、中継装置6と
基地局制御装置4との間は2Mbpsの回線8を2本と
しても充分となる。それによって、中継装置6と基地局
制御装置4との間並びに基地局制御装置4と交換局5と
の間の回線8,9を、基地局対応の回線7の数の1/2
に削減することができる。
【0022】図2はフレームフォーマットの説明図であ
り、(a)は基地局制御装置と中継装置との間の1回線
対応の伝送フレームのフォーマット、(b),(c)は
中継装置と基地局との間の伝送フレームのフォーマット
の一例を示す。例えば、タイムスロットTS0〜TS3
1の32タイムスロットを多重化した1フレーム長を1
25μsとし、各タイムスロットを8ビットとすると、
2Mbpsの速度となる。又先頭のタイムスロットTS
0を同期用F、次のタイムスロットTS1を制御用Cと
すると、残りの29個のタイムスロットTS2〜TS3
1を通信用とすることができる。
【0023】そして、中継装置6に於ける通信用チャネ
ルの割当てに従って、同期用FのタイムスロットTS0
と制御用CのタイムスロットTS1とを共通として、
(b)に示すように、或る基地局に対しては、タイムス
ロットTS2〜TS5を通信用として割当て、又他の基
地局に対しては、(c)に示すように、タイムスロット
TS30,TS31を通信用とし割当てることができ
る。
【0024】又(b)に示す4タイムスロットTS2〜
TS5のうちのタイムスロットTS2を制御用として中
継装置6と基地局制御装置4との間及び中継装置6と基
地局との間の制御データの伝送用とし、同様に、基地局
対応に割当てたタイムスロットのうちの1タイムスロッ
トを制御用として、前述のように、中継装置6と基地局
制御装置4との間及び中継装置6と基地局との間の制御
データの伝送用とすることができる。その場合、制御用
CのタイムスロットTS1を基地局制御装置4と各基地
局との間の制御データの伝送用として使用することにな
る。
【0025】図3は本発明の第1の実施の形態の中継装
置の説明図であり、6は中継装置、7は基地局との間の
回線、8は基地局制御装置との間の回線、11は基地局
制御装置と対向したバイポーラ・ユニポーラ変換部(B
/U,U/B)、12は基地局と対向したバイポーラ・
ユニポーラ変換部(B/U,U/B)、13は下りデー
タ保持部、14は下りデータ多重部、15は上りデータ
多重部、16は上りデータ保持部、17はデータ交換タ
イミング発生部、18はデータ交換制御部、19はフレ
ーム同期検出部、20は書込タイミング作成部、21は
読出タイミング作成部、22は基準クロック発生部、2
3は読出タイミング作成部、24は書込タイミング作成
部、25はフレーム同期検出部である。
【0026】バイポーラ・ユニポーラ変換部11,12
は、バイポーラ信号として伝送されるデータをユニポー
ラ信号に変換して装置内部で処理し、そのユニポーラ信
号をバイポーラ信号に変換して送出するものである。又
基準クロック発生部22は、バイポーラ・ユニポーラ変
換部11を介して基地局制御装置から受信したデータに
含まれるクロック信号を抽出し、そのクロック信号に同
期した基準クロック信号を発生して各部に供給するもの
である。
【0027】又フレーム同期検出部19,25は、例え
ば、図2に示すフォーマットの同期用Fのタイムスロッ
トTS0を検出してフレームの同期引込みを行うもの
で、そのフレーム同期信号を書込タイミング作成部2
0,24及びデータ交換タイミング発生部17に加え
る。この場合、フレーム同期検出部19は、基地局制御
装置からの受信データを基にフレーム同期引込みを行う
が、フレーム同期検出部25は、分散配置された各基地
局からの受信データを基にフレーム同期引込みを行うか
ら、それぞれの位相が一致しているとは限らないので、
基地局対応の回線7に対してそれぞれフレーム同期検出
部25を設ける構成とすることができる。
【0028】又下りデータ保持部13は、書込タイミン
グ作成部20からの書込タイミング信号に従って基地局
方向への下りデータを保持し、読出タイミング作成部2
1からの読出タイミング信号に従って読出し、又上りデ
ータ保持部16は、書込タイミング作成部24からの書
込タイミング信号に従って基地局制御装置方向への上り
データを保持し、読出タイミング作成部23からの読出
タイミング信号に従って読出すことになる。
【0029】データ交換制御部18は、基地局制御装置
側のタイムスロットと、基地局側のタイムスロットとを
交換する為の制御情報を、割当チャネル数に対応して設
定しておき、データ交換タイミング発生部17にその制
御情報を加えるものである。データ交換タイミング発生
部17は、その制御情報に従った多重化及び多重分離の
タイムスロット信号を、下り多重部14及び上り多重部
15に加えるものである。
【0030】従って、下りデータ多重部14及び上りデ
ータ多重部15を含む多重部によって、基地局対応の割
当チャネル数に従った多重化及び多重分離を行うことが
できるから、中継装置6から各基地局への回線7の本数
に比較して、中継装置6から基地局制御装置への回線8
の本数を少なくし、回線8の有効利用を図ることができ
る。又基地局制御装置と各基地局との間の距離が長い場
合に、中継装置6を基地局に近い位置に配置すれば、回
線8の本数が少ないことによって経済化を図ることがで
きる。
【0031】図4は本発明の第2の実施の形態の中継装
置の説明図であり、図3と同一符号は同一部分を示し、
26はタイマ部である。図3に示す実施の形態の構成に
対して、タイマ部26を追加し、且つデータ交換制御部
18に、時刻,曜日,祭日,等の日時に対応して変動す
る基地局の呼量に対応した複数の割当チャネル数を設定
しておくものである。
【0032】例えば、基地局対応の地域の一方は住宅
街、他方はオフィス街とすると、一般的には、オフィス
街では、昼間の呼量が多く、夜間の呼量は少なくなり、
住宅街では反対に昼間の呼量が少なく、夜間の呼量が多
くなる。そこで、基地局に例えば大小2種類の割当チャ
ネル数を設定し、タイマ部26による日時情報が昼間か
ら夜間に移行することを示す時に、データ交換制御部1
8は、オフィス街の基地局に対して少ない割当チャネル
数、住宅街の基地局に対し多い割当チャネル数に切替
え、又夜間から昼間に移行することを示す日時情報によ
って、割当チャネル数を前述と反対となるように切替え
る。
【0033】このような割当チャネル数の切替えの処理
は、データ交換制御部18の制御によるもので、基地局
に対して割当チャネル数の切替えを制御用チャネルを介
して通知し、これに対する基地局からの応答があると、
基地局制御装置にも基地局の割当チャネル数の切替えを
通知し、次に、データ交換タイミング発生部17を制御
して、下りデータ多重部14及び上りデータ多重部15
に加えるタイミング信号を割当チャネル数の切替えに対
応して変更する。
【0034】従って、各基地局の呼量が昼間,夜間等の
時刻、更には日曜日と他の曜日等の日時に従って大きく
変動する場合でも、基地局対応の割当チャネル数を切替
えることにより、図1に示すように、4個の基地局2−
1〜2−4対応の4本の回線7に対して、中継装置6と
基地局制御装置5との間の回線8を2本とすることが可
能となる。即ち、回線8,9の有効利用を図ることがで
きる。なお、他の図3と同一符号の各部は同一の動作を
行うものであり、重複した説明は省略する。
【0035】図5は本発明の第2の実施の形態のシーケ
ンス説明図であり、BTS1〜BTSnは基地局、RE
Pは中継装置、BSCは基地局制御装置を示す。以下図
4を参照して説明する。中継装置6(REP)のタイマ
部26による日時情報をデータ交換制御部18に入力
し、データ交換制御部18は、日時情報に対応した制御
情報による変更時刻検出によって、回線容量変更契機と
し、例えば、基地局BTSnの割当チャネル数を削減
し、基地局BTS1の割当チャネル数を増加する場合、
中継装置REPは、データ交換制御部18から下りデー
タ多重部14を介して基地局BTSnに対して、制御用
チャネル(制御CH)を用いて減設チャネル指定を行っ
た回線減設要求を送出する。
【0036】基地局BSTnは、減設指定チャネルが使
用中の場合、回線減設応答として使用中(BUSY)を
制御用チャネル(制御CH)を介して中継装置REPに
送出する。又減設指定チャネルが使用中でない時、又は
使用中から使用中でなくなった時に、回線減設応答とし
て減設OKを中継装置REPに送出する。なお、回線減
設要求を行う他の基地局が存在する場合、前述の減設チ
ャネル指定による回線減設要求を送出するものである。
【0037】回線減設要求処理が終了すると、中継装置
REPは、増設チャネル指定を行った回線増設要求を制
御用チャネル(制御CH)を介して基地局BTS1に送
出する。この回線増設要求に対して、基地局BTS1は
増設OKの増設要求応答を制御用チャネル(制御CH)
を介して中継装置REPに送出する。中継装置REP
は、通信用チャネル(通信CH)を介して基地局BTS
1にデータリンク確立要求を行い、基地局BTS1はこ
れに対するデータリンク確立応答を中継装置REPに送
出する。
【0038】これによって、基地局BTS1と中継装置
REPとの間のデータリンクについて疎通確認を行い、
正常の場合は、中継装置REPは基地局BTS1に通信
用チャネル(通信CH)を介してデータリンク切断要求
を行い、基地局BTS1はこれに対するデータリンク切
断応答を中継装置REPに送出し、制御用チャネル(制
御CH)を介して中継装置REPは回線増設完了を基地
局BTS1に通知し、基地局BTS1は増設完了応答を
中継装置REPに送出する。
【0039】この増設処理は、増設する基地局並びに
チャネル対応に繰り返し行うものである。そして、中継
装置REPは、全基地局BTSに対する増減設が完了し
たことを確認すると、基地局制御装置BSCに対して回
線増減設を通知し、基地局制御装置BSCは中継装置R
EPに回線増減設応答を送出する。従って、基地局制御
装置BSCは、基地局BST1〜BSTn対応の割当チ
ャネル数を識別できることになる。又前述の制御用チャ
ネル(制御CH)は、例えば、図2に示すフォーマット
の制御用CのタイムスロットTS1ではなく、基地局対
応に通信用として割当てたタイムスロットの中の1タイ
ムスロットを制御用とすることにより実現することがで
きる。
【0040】図6は本発明の第3の実施の形態の中継装
置の説明図であり、図3と同一符号は同一部分を示し、
31,32は制御チャネル抽出部、33は制御チャネル
モニタ部である。制御チャネル抽出部31は、フレーム
同期検出部19によりフレーム同期をとったフレームの
例えば図2に示すフォーマットのタイムスロットTS1
を抽出する。同様に、制御チャネル抽出部32は、フレ
ーム同期検出部25によりフレーム同期をとった例えば
図2に示すフォーマットのタイムスロットTS1を抽出
する。
【0041】又データ交換制御部17は、制御チャネル
モニタ部33からの基地局対応の呼量の情報を基に割当
チャネル数の切替えを行う制御情報を設定し、割当チャ
ネル数の切替時には、図4に示す実施の形態の場合と同
様に、下りデータ多重部14を介して割当チャネル数切
替えを行う基地局に対して通知し、且つ上りデータ多重
部15を介して基地局制御装置へ割当チャネル数の切替
えを通知する。
【0042】制御用チャネルには、呼設定情報が含まれ
るから、制御チャネルモニタ部33に於いて抽出制御用
チャネルを基に基地局対応の呼量の増減を監視する。例
えば、システム立上時に、中継装置6は、各基地局に対
して3〜4チャネルを割当てて運用を開始する。その場
合、2Mbpsの2本の回線8が基地局制御装置と中継
装置6との間に設けられ、中継装置6に回線7により接
続される基地局が8台の場合に、4(チャネル)×8
(台)×64(kbps)=2048(kbps)とな
るから、2Mbpsの1本の回線で運用し、他の1本の
回線をリザーブしておくことになる。
【0043】制御チャネルモニタ部33は、抽出した制
御用チャネルを基に各基地局の割当チャネル数を増加す
べきか否かを判定する。なお、基地局とその使用チャネ
ル数とをデータ交換制御部18に転送し、このデータ交
換制御部18に於いて割当チャネル数の切替えの要否を
判定する構成とすることもできる。
【0044】そして、割当チャネル数が増加傾向にあ
り、その割当チャネル数を総て使用する前に、割当チャ
ネル数を増加するように切替える為に、その基地局及び
基地局制御装置に割当チャネル数の切替えを通知し、確
認応答により下りデータ多重部14及び上りデータ多重
部15を制御して、その基地局に対するタイムスロット
を増加する。この場合、初期割当チャネル数を超えるチ
ャネル数については、前述のリザーブされていた回線を
利用することになる。又割当チャネル数が減少傾向にあ
り、使用しないチャネル数が所定数となると、その基地
局及び基地局制御装置に割当チャネル数の切替えを通知
し、確認応答により下りデータ多重部14及び上りデー
タ多重部15を制御して、その基地局に対するタイムス
ロットを減少する。なお、初期割当チャネル数を下回ら
ないように割当チャネル数の切替えを行うものである。
【0045】従って、中継装置6と基地局制御装置との
間の回線8の本数を、基地局対応の回線7の本数に比較
して少なくし、基地局対応の呼量に従って割当チャネル
数を切替えるから、適応的にチャネル数の制御が可能と
なり、回線の有効利用を図ることができる。
【0046】図7は本発明の第3の実施の形態のシーケ
ンス説明図であり、BTS1は基地局、REPは中継装
置、BSCは基地局制御装置を示し、図6を参照して説
明する。制御チャネルモニタ部33又はデータ交換制御
部18に於いて、例えば、基地局BTS1のトラッヒク
増大の回線容量変更契機を識別すると、基地局BTS1
に中継装置REPから増設チャネルを指定した回線増設
要求を制御用チャネル(制御CH)を介して送出する。
【0047】基地局BTS1は、増設OKの増設要求応
答を制御用チャネル(制御CH)を介して中継装置RE
Pに送出する。中継装置REPは、通信用チャネル(通
信CH)を介して基地局BTS1にデータリンク確立要
求を行い、基地局BTS1はこれに対するデータリンク
確立応答を中継装置REPに送出する。これによって、
基地局BTS1と中継装置REPとの間のデータリンク
について疎通確認を行い、正常の場合は、中継装置RE
Pは基地局BTS1に通信用チャネル(通信CH)を介
してデータリンク切断要求を行い、基地局BTS1はこ
れに対するデータリンク切断応答を中継装置REPに送
出し、制御用チャネル(制御CH)を介して中継装置R
EPは回線増設完了を基地局BTS1に通知し、基地局
BTS1は増設完了応答を中継装置REPに送出する。
【0048】この増設処理は、図5に示すシーケンス
に於ける増設処理と同様に、増設する基地局並びにチ
ャネル対応に繰り返し行うものである。そして、中継装
置REPは、基地局BTSの増設完了を確認し、基地局
制御装置BSCに対して基地局の回線増設通知を行い、
基地局制御装置BSCは中継装置REPに回線増設応答
を送出する。それによって、基地局制御装置BSCは、
基地局と増設チャネル数とを把握することができる。
【0049】図8は本発明の第4の実施の形態の説明図
であり、図1と同一符号は同一部分を示し、複数の散在
配置されたPHSの中のPHS1と無線通信する基地局
2Aは、例えば、1アクセスユニットの構成を有し、制
御用チャネル数が1、通信用チャネル数が3の場合で
も、回線7は、例えば、2Mbpsの構成を有すること
になるが、中継装置6と基地局制御装置4との間及び基
地局制御装置4と交換局5との間の回線8,9は、2M
bpsの1本で構成することができる。即ち、従来は、
回線8,9についても基地局数の4本の構成とする必要
があったが、中継装置6を設けることにより、この場合
は1/4に回線8,9を削減することができる。
【0050】又中継装置6としては、前述の図3,図4
又は図6に示す構成を適用することができる。又前述の
制御用チャネル(制御CH)は、例えば、図2に示すフ
ォーマットの制御用CのタイムスロットTS1ではな
く、基地局対応に通信用として割当てたタイムスロット
の中の1タイムスロットを制御用とすることにより実現
することができる。
【0051】図9は本発明の第5の実施の形態の制御用
チャネルの説明図であり、(A),(B)の基地局制御
装置BSCと中継装置REPと基地局BTSとについ
て、レイヤ1〜3(L1〜L3)の概要を示す。又図2
に示すフォーマットの制御用CのタイムスロットTS1
による制御データのサービスアクセスポイント識別子S
API(Service Access Point Identifier )を
用い、例えば、SAPI=16を中継装置REP宛とし
た場合を示す。
【0052】図9の(A)に於いては、中継装置REP
は、SAPI≠16の制御データについては、レイヤL
2により中継送出し、SAPI=16の制御データをレ
イヤL3以上で取り込むことになる。従って、図4及び
図5に示す実施の形態のように、日時情報に対応して割
当チャネル数を切替える場合の回線減設要求や回線増設
要求等の制御データを、SAPI=16として、中継装
置REPと、基地局BTS及び基地局制御装置BSCと
の間で転送することができる。
【0053】又図6及び図7に示す実施の形態のよう
に、基地局BTSに於けるトラヒック情報を、SAPI
=16として収集し、そのトラヒック情報の収集結果に
対応して、基地局BTSの割当チャネル数を切替える場
合ル数の切替える場合の回線増設要求又は回線減設要求
等の制御データを、前述の場合と同様にSAPI=16
として、中継装置REPと、基地局BTS及び基地局制
御装置BSCとの間で転送することができる。
【0054】又図9の(B)に於いては、基地局対応の
タイムスロットの中の1タイムスロットを制御用とした
場合を示し、中継装置REPは、基地局BTSとの間及
び基地局制御装置BSCとの間は、それぞれの制御用タ
イムスロットを用いて前述の各種の制御データを転送す
ることができる。そして、基地局制御装置BSCと基地
局BTSとの間の制御データはSAPI等の識別するこ
となく、通過させることになる。
【0055】図10は本発明の第6の実施の形態の説明
図であり、40は図3,図4及び図6に示す中継装置の
構成の何れかの構成を有する中継部、41,42は切替
回路、43はバイパス回線、8は基地局制御装置との間
の回線、7−1〜7−nは基地局との間の回線を示し、
回線7−1を最優先回線とし場合を示す。
【0056】切替回路41,42は通常は実線位置であ
り、バイパス回線43は切り離されている。従って、中
継部40は、前述の各実施の形態に従った動作を行うこ
とになる。この中継装置に於ける電源断等の障害発生時
には、この中継装置に接続された基地局が総て使用不可
能となる。このような障害発生時に、切替回路41,4
2は自動的に点線位置に切替えられる。例えば、電源が
正常の場合に、電磁スイッチ等により実線位置とし、電
源断により点線位置に戻る構成等を適用することができ
る。
【0057】その場合に、中継装置に収容された全基地
局を救済することは不可能であるから、最優先回線7−
1のみを基地局制御装置と回線8,バイパス回線43を
介して接続し、少なくとも、最優先の基地局を動作可能
とするものである。
【0058】本発明は、前述の各実施の形態にのみ限定
されるものではなく、種々付加変更することが可能であ
り、例えば、無線加入者端末装置としてのPHS1−1
〜1−4は、通常の携帯電話機や無線通信情報端末装置
等とすることも可能である。又PHSの通信方式のTD
MA−TDD以外の各種の通信方式、例えば、FDMA
やCDMA等も適用可能である。又回線7,8,9に於
ける伝送フレームは、図2に示す構成以外に、ATMセ
ル等の他のデータ伝送方式を適用することも可能であ
る。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の通信中継
方法及び通信中継システム及びこのシステムに使用する
中継装置は、複数の散在配置されたPHS等の無線加入
者端末装置1−1〜1−4との間で無線通信を行う基地
局2−1〜2−4と、これらの基地局2−1〜2−4を
制御する基地局制御装置4との間に中継装置6を接続
し、この中継装置6と各基地局2−1〜2−4との間を
接続する回線7の本数に比較して、中継装置6と基地局
制御装置4との間の回線8の本数を少なくし、この中継
装置6に於いて回線7,8との間の中継処理を行うもの
であり、基地局2−1〜2−4のサービスエリア3−1
〜3−4内の無線加入者端末装置1−1〜1−4が総て
同時に通信を行うことがないから、基地局2−1〜2−
4の通話用のチャネル数に比較して多数の無線加入者端
末装置1−1〜1−4を収容した状態とすることがで
き、又基地局制御装置4と中継装置6との間の回線8の
数を少なくして、交換局5側を含む回線の有効利用を図
ることができる利点がある。
【0060】又基地局2−1〜2−4対応に割当チャネ
ル数を設定し、時刻等の日時情報を基に割当チャネル数
の切替えを行うことにより、例えば、昼間と夜間との呼
量の相違の大きい地域の基地局を含む場合でも、中継装
置6と基地局制御装置4との間の少ない数の回線8を有
効利用することができる利点がある。又基地局2−1〜
2−4の呼量を監視し、その呼量に対応して割当チャネ
ル数を切替えることにより、適応的に基地局に対する割
当チャネル数を設定することが可能となり、中継装置6
と基地局制御装置4との間の回線8を更に有効に利用す
ることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の説明図である。
【図2】フレームフォーマットの説明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の中継装置の説明図
である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の中継装置の説明図
である。
【図5】本発明の第2の実施の形態のシーケンス説明図
である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の中継装置の説明図
である。
【図7】本発明の第3の実施の形態のシーケンス説明図
である。
【図8】本発明の第4の実施の形態の説明図である。
【図9】本発明の第5の実施の形態の制御用チャネルの
説明図である。
【図10】本発明の第6の実施の形態の説明図である。
【図11】従来のシステム構成の説明図である。
【符号の説明】
1−1〜1−4 無線加入者端末装置 2−1〜2−4 基地局 3−1〜3−4 サービスエリア 4 基地局制御装置(BSC) 5 交換局(LE) 6 中継装置(REP) 7,8,9 回線

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の散在配置された無線加入者端末装
    置との間で無線通信する基地局と、複数の前記基地局を
    制御する基地局制御装置と、複数の前記基地局と前記基
    地局制御装置との間に接続した中継装置とを含み、該中
    継装置と前記複数の基地局との間を接続する回線数に比
    較して少ない回線数により該中継装置と前記基地局制御
    装置との間を接続し、該中継装置により前記基地局対応
    に設定した割当チャネル数に従って前記基地局制御装置
    と前記基地局との間の中継処理を行う過程を含むことを
    特徴とする通信中継方法。
  2. 【請求項2】 前記中継装置は、前記基地局の日時によ
    る呼量の増減に対応して複数の割当チャネル数を設定
    し、日時情報に従って前記割当チャネル数の切替えを行
    う過程を含むことを特徴とする請求項1記載の通信中継
    方法。
  3. 【請求項3】 前記中継装置は、前記基地局の呼量を監
    視し、該呼量の所定量の増減に対応して、該基地局の割
    当チャネル数を切替える過程を含むことを特徴とする請
    求項1記載の通信中継方法。
  4. 【請求項4】 複数の散在配置された無線加入者端末装
    置と無線通信する基地局と、中継装置と、基地局制御装
    置とのそれぞれの間を伝送するデータを多重化フレーム
    構成とし、該フレーム構成の1タイムスロットを制御用
    とし、該制御用のタイムスロットによる前記中継装置に
    対する制御データをサービスアクセスポイント識別子に
    より指定して、前記割当チャネル数の切替えの処理に於
    ける前記基地局と前記中継装置との間及び前記基地局制
    御装置と前記中継装置との間の制御データの転送を行う
    過程を含むことを特徴とする請求項2又は3記載の通信
    中継方法。
  5. 【請求項5】 複数の散在配置された無線加入者端末装
    置と無線通信する基地局と、中継装置と、基地局制御装
    置とのそれぞれの間を伝送するデータを多重化フレーム
    構成とし、且つ前記基地局対応に割当てたタイムスロッ
    トの一つを制御用とし、該制御用のタイムスロットによ
    り、前記割当チャネル数の切替えの処理に於ける前記基
    地局と前記中継装置との間及び前記基地局制御装置と前
    記中継装置との間の制御データを転送する過程を含むこ
    とを特徴とする請求項2又は3記載の通信中継方法。
  6. 【請求項6】 複数の散在配置された無線加入者端末装
    置との間で無線通信を行う基地局と、基地局制御装置と
    を少なくとも含むシステムに於いて、 前記複数の基地局と前記基地局制御装置との間に、前記
    基地局対応の回線数に比較して少ない回線数で前記基地
    局制御装置との間を接続し、且つ基地局対応に割当チャ
    ネル数を設定して、前記基地局と前記基地局制御装置と
    の間の中継処理を行う中継装置を設けたことを特徴とす
    る通信中継システム。
  7. 【請求項7】 複数の散在配置された無線加入者端末装
    置との間で無線通信を行う基地局と、該基地局を制御す
    る基地局制御装置との間に接続した中継装置であって、 前記基地局対応の回線数に比較して少ない回線数で前記
    基地局制御装置との間を接続し、且つ基地局対応に割当
    チャネル数を設定するデータ交換制御部と、 該データ交換制御部によって制御され、前記基地局と前
    記基地局制御装置との間の情報の多重化及び多重分離を
    行って中継処理を行う多重部とを備えたことを特徴とす
    る中継装置。
  8. 【請求項8】 前記データ交換制御部は、前記基地局対
    応の日時により増減する呼量を基に複数の割当チャネル
    数を設定し、日時情報に従って前記基地局対応に設定し
    た割当チャネル数の切替制御を行う構成を有することを
    特徴とする請求項7記載の中継装置。
  9. 【請求項9】 前記データ交換制御部は、制御チャネル
    モニタ部により前記基地局の呼量を監視し、該呼量の所
    定量の増減に対応して基地局に対する割当チャネル数を
    増減するように、該割当チャネル数の切替制御を行う構
    成を有することを特徴とする請求項7記載の中継装置。
  10. 【請求項10】 前記基地局制御装置との間の回線と前
    記基地局の最優先回線との間を、障害発生時にバイパス
    回線を介して直接接続するように切替接続する切替回路
    を設けたことを特徴とする請求項7乃至9の何れか1項
    記載の中継装置。
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