JPH1112254A - 3−(3−ピリジルメチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2(1h)−キナゾリノン誘導体及びその中間体の製造方法 - Google Patents

3−(3−ピリジルメチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2(1h)−キナゾリノン誘導体及びその中間体の製造方法

Info

Publication number
JPH1112254A
JPH1112254A JP13266798A JP13266798A JPH1112254A JP H1112254 A JPH1112254 A JP H1112254A JP 13266798 A JP13266798 A JP 13266798A JP 13266798 A JP13266798 A JP 13266798A JP H1112254 A JPH1112254 A JP H1112254A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
general formula
formula
alkyl group
dihydro
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13266798A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Machitani
幸三 町谷
Masahiro Uehara
正浩 上原
Hisaaki Shimizu
寿明 清水
Takashi Furuya
敬 古谷
Michihiko Kawaguchi
道彦 川口
Noboru Abe
登 阿部
Akira Seo
明 瀬尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Nohyaku Co Ltd
Original Assignee
Nihon Nohyaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Nohyaku Co Ltd filed Critical Nihon Nohyaku Co Ltd
Priority to JP13266798A priority Critical patent/JPH1112254A/ja
Publication of JPH1112254A publication Critical patent/JPH1112254A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 殺虫剤として有用な3−(3−ピリジルメチ
ルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2(1H)−キナゾリ
ノン誘導体の製法とその中間体の製法。 【解決手段】 式(III) のキナゾリノン誘導体と式(V)
の化合物を反応させることを特徴とする式(I) の3−
(3−ピリジルメチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2
(1H)−キナゾリノン誘導体の製造方法。 【化1】 (式中、RはH、(C1-C8) アルキル、(C1-C8) アルコキ
シ、ZはO、S、R1は(C1-C8) アルキル、置換基を有
しても良いフェニル、−CO−R2 (R2 はH、(C1-
C8) アルキル、(C1-C8) アルコキシ等))

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は農薬分野の新規殺虫
剤として有用な3−(3−ピリジルメチルアミノ)−
3,4−ジヒドロ−2(1H)−キナゾリノン誘導体及
びその中間体の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平8−325239号公報には、本
発明で製造される一般式(I)で表される3−(3−ピ
リジルメチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2(1H)
−キナゾリノン誘導体、該化合物が殺虫剤として有用で
あること及びその製造方法が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記一般式(I)で表
される3−(3−ピリジルメチルアミノ)−3,4−ジ
ヒドロ−2(1H)−キナゾリノン誘導体は特開平8−
3252394号公報に開示の製造方法では反応、収率
及び単離方法とも工業的には実用性が低く、さらに経済
性及び実用性の面から新たな製造方法が望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは殺虫剤とし
て有用な3−(3−ピリジルメチルアミノ)−3,4−
ジヒドロ−2(1H)−キナゾリノン誘導体の新規な製
造方法を開発すべく、鋭意研究を重ねた結果、本発明を
見い出し、本発明を完成させたものである。本発明の一
般式(I) で表される3−(3−ピリジルメチルアミノ)
−3,4−ジヒドロ−2(1H)−キナゾリノン誘導体
及び本発明を示す下記反応式の定義中、『(C1-C8) アル
キル基』又は『(C1-C8) アルコキシ基』とは、炭素原子
数1〜8の直鎖状又は分岐状のアルキル基、例えばメチ
ル、エチル、n-プロピル、i-プロピル、n-ブチル、i-ブ
チル、s-ブチル、t-ブチル、n-ペンチル、neo-ペンチ
ル、n-ヘキシル、n-ヘプチル、n-オクチル等のアルキル
基、メトキシ、エトキシ、n-プロポキシ、i-プロポキ
シ、n-ブトキシ、i-ブトキシ、s-ブトキシ、t-ブトキ
シ、n-ペンチルオキシ、neo-ペンチルオキシ、n-ヘキシ
ルオキシ、n-ヘプチルオキシ、n-オクチルオキシ等のア
ルコキシ基を示し、『置換基を有しても良いフェニル
基』の置換基としては、例えばハロゲン原子、ニトロ
基、シアノ基、(C1-C6) アルキル基、ハロ(C1-C6) アル
キル基、(C1-C6) アルコキシ基、ハロ(C1-C6) アルコキ
シ基、(C1-C6) アルキルチオ基、ハロ(C1-C6) アルキル
チオ基、(C1-C6) アルキルスルフィニル基、ハロ(C1-
C6) アルキルスルフィニル基、(C1-C6)アルキルスルホ
ニル基、ハロ(C1-C6) アルキルスルホニル基等の置換基
から選択される1〜5個の同一又は異なっても良い置換
基を示す。本発明の製造方法を、例えば図式的に示すと
以下のとおり示すことができる。
【0005】
【化16】
【0006】(式中、Rは水素原子、(C1-C8) アルキル
基又は(C1-C8) アルコキシ基を示し、Xはハロゲン原子
又は−Z−R1 (式中、Zは酸素原子又は硫黄原子を示
し、R1 は(C1-C8) アルキル基、置換基を有しても良い
フェニル基又は−CO−R2(式中、R2 は水素原子、
(C1-C8) アルキル基、(C1-C8) アルコキシ基又は
【化17】 を示す。)を示す。)を示し、R2 及びR3 は同一又は
異なっても良く、(C1-C8) アルキル基又は(C1-C8) アル
コキシ基を示し、また、R2 及びR3 が一緒になって−
(CH2 )n−(式中、nは2〜5の整数を示す。)を
示すこともできる。)
【0007】1.構造式(III) →一般式(I) 構造式(III) で表される化合物と一般式(V) で表される
化合物を不活性溶媒及び塩基の存在下に反応することに
より一般式(I) で表される3−(3−ピリジルメチルア
ミノ)−3,4−ジヒドロ−2(1H)−キナゾリノン
誘導体を製造することができる。本反応で使用する不活
性溶媒は、本反応の進行を著しく阻害しない不活性溶媒
であれば良く、例えばメタノール、エタノール、プロパ
ノール、ブタノール等の直鎖状又は分岐状アルコール
類、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハ
ロゲン化炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン等
の芳香族炭化水素類、アセトニトリル、ベンゾニトリル
等のニトリル類、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ
等のセロソルブ類、ジメチルエーテル、ジグライム、ジ
オキサン、テトラヒドロフラン(THF)等の直鎖状又
は環状エーテル類、ジメチルホルムアミド(DMF)、
ジメチルアセトアミド(DMA)、ジメトキシエタン
(DME)、1,3−ジメチルイミダゾリジノン、1−
メチル−2−ピロリジノン等のアミド類、ヘキサメチル
ホスホリックトリアミド(HMPA)等のリン酸アミド
類、ジメチルスルホキシド(DMSO)、スルホラン、
水等の不活性溶媒を例示することができ、これらの不活
性溶媒は単独で、又は2種以上混合して使用することが
できる。
【0008】本反応で使用する塩基としては有機塩基又
は無機塩基を使用することができ、無機塩基としては、
例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化マグ
ネシウム等のアルカリ金属原子又はアルカリ土類金属原
子の水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、
炭酸カリウム等のアルカリ金属原子又はアルカリ土類金
属原子の炭酸塩等を、有機塩基としては、例えばトリエ
チルアミン、ピリジン等の有機塩基、ナトリウムメトキ
シド、ナトリウムエトキシド、ナトリウム−t−ブトキ
シド、カリウムメトキシド等のアルコラート類、n−ブ
チルリチウム等のアルキル金属類、水素化ナトリウム等
のアルカリ金属ハイドライド類等を例示することができ
るが、本発明はこれらの塩基に限定されるものではな
い。塩基の使用量は構造式(III) で表される化合物に対
して等量乃至5等量の範囲から適宜選択して使用すれば
良い。
【0009】本反応は等モル反応であるので、構造式(I
II) で表される化合物と一般式(V)で表される化合物を
等モル量使用すれば良いが、いずれかの反応剤(化合
物)を過剰に使用することもできる。本反応の反応温度
は−80℃〜200℃の範囲から適宜選択して反応を行
えば良く、好ましくは0℃〜100℃の範囲である。本
反応の反応時間は反応規模、反応温度等により一定しな
いが、本反応が完結すれば良く、数分〜48時間程度の
範囲である。反応終了後、常法に従って目的物である一
般式(I) で表される3−(3−ピリジルメチルアミノ)
−3,4−ジヒドロ−2(1H)−キナゾリノン誘導体
を単離すればよく、必要に応じて精製操作を行うことも
できる。
【0010】2.構造式(IV)→一般式(II) 本反応は構造式(IV)で表される化合物と一般式(V) で表
される化合物を不活性溶媒及び塩基の存在下に反応させ
ることにより、一般式(II)で表される化合物を製造する
ことができる。本反応は製造方法1に従って反応を行う
ことにより一般式(II)で表される化合物を製造すること
ができる。得られた一般式(II)で表される化合物を反応
系から単離し、又は単離せずして次の反応に供すること
ができる。 3.一般式(VII) →一般式(II) 本反応は一般式(VII) で表される化合物を不活性溶媒及
び触媒の存在下に一般式(VI)で表される化合物と反応さ
せることにより製造することができる。本反応で使用す
る不活性溶媒としては、例えば製造方法1で使用する不
活性溶媒を使用することができる。
【0011】本反応で使用する触媒としては、例えば塩
酸、硫酸等の無機酸、酢酸、パラトルエンスルホン酸等
の有機酸を使用することができ、使用量は0.001重
量%〜10重量%の範囲から選択して使用すれば良い。
本反応は等モル反応であるので、一般式(VII) で表され
る化合物と一般式(VI)で表される化合物を等モル使用す
れば良いが、いずれかの反応剤を過剰に使用することも
できる。反応温度は室温〜使用する不活性溶媒の沸点域
の範囲であり、好ましくは室温〜90℃の範囲で行うの
が良い。反応時間は反応規模、反応温度等により一定し
ないが、数分〜48時間の範囲で反応を行えば良い。反
応終了後、常法により反応系から目的物を単離し、必要
に応じて精製操作等により目的物を製造することができ
る。反応終了後、反応系より目的物を単離せずに次の反
応に供することもできる。
【0012】4.一般式(VIII)→一般式(VII) 本反応は一般式(VIII)で表される化合物と一般式(IX)で
表される化合物を不活性溶媒及び塩基の存在下に反応さ
せることにより、一般式(VII) で表される化合物を製造
することができる。本反応は製造方法1と同様にするこ
とによって一般式(VII) で表される化合物を製造するこ
とができる。得られた一般式(VII) で表される化合物を
反応系から単離し、又は単離せずして次の反応に供する
ことができる。製造方法2及び3で製造される一般式(I
I)で表される化合物は、特開平8−325239号公報
記載の製造方法により一般式(I) で表される3−(3−
ピリジルメチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2(1
H)−キナゾリノン誘導体を製造することができる。
又、本製造方法の原料化合物である構造式(III) 、構造
式(IV)及び一般式(VIII)で表される化合物は特開平8−
325239号公報に記載の製造方法により製造するこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の代表的な実施例を
示すが、本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1
【化18】
【0014】ジメチルアセトアミド5mlに水素化ナト
リウム113mg(4.73ミリモル)を懸濁させ、該
懸濁液に3−(3−ピリジルメチルアミノ)−3,4−
ジヒドロ−2−(1H)−キナゾリノン1g(3.94
ミリモル)を加えて50℃で30分間攪拌した。反応液
を氷冷後、4−ニトロフェニルプロピオネート883m
g(4.53ミリモル)を加えて30分間攪拌下に反応
を行った。反応終了後、反応液を水中に注ぎ、目的物を
酢酸エチルで抽出した。抽出液を水、飽和食塩水で洗浄
し、芒硝で乾燥後、溶媒を留去し、残渣の粗結晶を洗浄
(トルエン−n−ヘキサン 1:1)することにより目
的物を915mg得た。 物性:m.p.107−108℃ 収率 75%
【0015】実施例2〜14 実施例1で使用した塩基、不活性溶媒又は反応剤をかえ
て実施例1と同様にして目的物を得た。結果を第1表に
示す。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】実施例15
【化19】 トルエン15mlに粉末水酸化ナトリウム189mg
(4.73ミリモル)を懸濁させ、該懸濁液に3−(3
−ピリジルメチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2−
(1H)−キナゾリノン1g(3.94ミリモル)を加
え加熱還流した。還流液はモレキュラーシーブス4A
(2g)を通し反応系に戻し5時間反応を行った。反応
液を氷冷後、無水プロピオン酸563mg(4.33ミ
リモル)を加えて30分間攪拌下に反応を行った。反応
終了後、反応液を水中に注ぎ、目的物を酢酸エチルで抽
出した。抽出液を水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナ
トリウム上で乾燥後、溶媒を留去し、残渣の粗結晶を再
結晶(イソプロパノール−N−ヘプタン 1:2)する
ことにより目的物を915mg得た。 物性:m.p.107−108℃ 収率75%
【0019】実施例16
【化20】 3−(3−ピリジルメチリデンアミノ)−3,4−ジヒ
ドロ−2−(1H)−キナゾリノン1g(3.97ミリ
モル)をジメチルアセトアミド35mlに溶解し、水素
化ナトリウム100mg(4.17ミリモル)を加えて
室温下に1時間攪拌した。反応液に無水プロピオン酸5
40mg(4.17ミリモル)をジメチルアセトアミド
5mlに溶解した溶液を加えて30分間攪拌下に反応を
行った。反応終了後、反応液を水中に注ぎ、目的物をト
ルエンで抽出した。抽出液を水、飽和食塩水で洗浄し、
芒硝で乾燥後、溶媒を留去し、残渣の粗結晶をエーテル
で洗浄することにより目的物を820mg得た。 収率 67% 実施例17〜25 実施例16で使用した不活性溶媒又は反応剤をかえて実
施例16と同様にして目的物を得た。結果を第2表に示
す。
【0020】
【表3】
【0021】
【表4】
【0022】実施例26
【化21】 .3−(1−メトキシエチリデンアミノ)−3,4−
ジヒドロ−2−(1H)−キナゾリノン1g(4.5ミ
リモル)をトルエン10mlに溶解し、水素化ナトリウ
ム220mg(5.5ミリモル)を加えて50℃で10
分間攪拌する。反応液を放冷後、無水プロピオン酸71
0mg(5.5ミリモル)を加えた後、再び50℃で3
0分間攪拌下に反応を行った。反応終了後、反応液を水
中に注ぎ、酢酸エチルで目的物を抽出し、抽出液を水、
飽和食塩水で洗浄し、芒硝で乾燥後、溶媒を留去し、残
渣の粗結晶をn−ヘキサンで洗浄することにより目的物
である3−(1−メトキシエチリデンアミノ)−1−プ
ロピオニル−3,4−ジヒドロ−2−(1H)−キナゾ
リノンを1.16g得た。(収率92%)
【0023】.得られた3−(1−メトキシエチリデ
ンアミノ)−1−プロピオニル−3,4−ジヒドロ−2
−(1H)−キナゾリノンをt−ブチルアルコール10
mlに溶解し、ニコチンアルデヒド500mg(4.6
ミリモル)及び濃塩酸100mgを加えて60分間加熱
還流下に反応を行った。反応終了後、反応液を放冷し、
減圧濃縮して得られた残渣にトルエンを加えて目的物を
抽出した。抽出液を水、飽和食塩水で洗浄し、芒硝で乾
燥後、溶媒を留去することにより目的物である3−(3
−ピリジルメチリデンアミノ)−1−プロピオニル−
3,4−ジヒドロ−2−(1H)−キナゾリノンを1.
17g得た。 物性:m.p.129℃ 収率83%
【0024】実施例27〜33 実施例26の及びの反応条件を第3表及び第4表に
示すとおりかえて、実施例26と同様に行った。結果を
第3表及び第4表に示す。 の反応
【表5】
【0025】の反応
【表6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川口 道彦 大阪府富田林市喜志町3−7−5−503 (72)発明者 阿部 登 大阪府河内長野市昭栄町10−3−A102 (72)発明者 瀬尾 明 和歌山県橋本市紀見ケ丘2−3−19

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造式(III) 【化1】 で表されるキナゾリノン誘導体と一般式(V) 【化2】R-CO-Z-R1 (V) (式中、Rは水素原子、(C1-C8) アルキル基又は(C1-
    C8) アルコキシ基を示し、Zは酸素原子又は硫黄原子を
    示し、R1 は(C1-C8) アルキル基、置換基を有しても良
    いフェニル基又は−CO−R2 (式中、R2 は水素原
    子、(C1-C8) アルキル基、(C1-C8) アルコキシ基又は 【化3】 を示す。)を示す。)で表される化合物と反応させるこ
    とを特徴とする一般式(I) 【化4】 (式中、Rは前記に同じ。)で表される3−(3−ピリ
    ジルメチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2(1H)−
    キナゾリノン誘導体の製造方法。
  2. 【請求項2】 構造式(IV) 【化5】 で表される化合物と一般式(V) 【化6】R-CO-Z-R1 (V) (式中、Rは水素原子、(C1-C8) アルキル基又は(C1-
    C8) アルコキシ基を示し、Zは酸素原子又は硫黄原子を
    示し、R1 は(C1-C8) アルキル基、置換基を有しても良
    いフェニル基又は−CO−R2 (式中、R2 は水素原
    子、(C1-C8) アルキル基、(C1-C8) アルコキシ基又は 【化7】 を示す。)を示す。)で表される化合物と反応させるこ
    とを特徴とする一般式(II) 【化8】 (式中、Rは前記に同じ。)で表される3−(3−ピリ
    ジルメチリデンアミノ)−3,4−ジヒドロ−2(1
    H)キナゾリノン誘導体の製造方法。
  3. 【請求項3】 一般式(VII) 【化9】 (式中、Rは水素原子、(C1-C8) アルキル基又は(C1-
    C8) アルコキシ基を示し、R2 及びR3 は同一又は異な
    っても良く、(C1-C8) アルキル基又は(C1-C8) アルコキ
    シ基を示し、R2 及びR3 が一緒になって−(CH2
    n−(式中、nは2〜5の整数を示す。)を示すことも
    できる。)で表される化合物と構造式(VI) 【化10】 で表される化合物と反応させることを特徴とする一般式
    (II) 【化11】 (式中、Rは前記に同じ。)で表される3−(3−ピリ
    ジルメチリデンアミノ)−3,4−ジヒドロ−2(1
    H)キナゾリノン誘導体の製造方法。
  4. 【請求項4】 一般式(VIII) 【化12】 (式中、R2 及びR3 は同一又は異なっても良く、(C1-
    C8) アルキル基又は(C1-C8) アルコキシ基を示し、R2
    及びR3 が一緒になって−(CH2 )n−(式中、nは
    2〜5の整数を示す。)を示すこともできる。)で表さ
    れる化合物と一般式(IX) 【化13】 R-CO-X (IX) (式中、Rは水素原子、(C1-C8) アルキル基又は(C1-
    C8) アルコキシ基を示し、Xはハロゲン原子又は−Z−
    1 (式中、Zは酸素原子又は硫黄原子を示し、R1
    (C1-C8) アルキル基、置換基を有しても良いフェニル基
    又は−CO−R2(式中、R2 は水素原子、(C1-C8) ア
    ルキル基、(C1-C8) アルコキシ基又は 【化14】 を示す。)を示す。)で表される化合物と反応させるこ
    とを特徴とする一般式(VII) 【化15】 (式中、R、R2 及びR3 は前記に同じ。)キナゾリノ
    ン誘導体の製造方法。
JP13266798A 1997-04-28 1998-04-27 3−(3−ピリジルメチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2(1h)−キナゾリノン誘導体及びその中間体の製造方法 Pending JPH1112254A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13266798A JPH1112254A (ja) 1997-04-28 1998-04-27 3−(3−ピリジルメチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2(1h)−キナゾリノン誘導体及びその中間体の製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-125055 1997-04-28
JP12505597 1997-04-28
JP13266798A JPH1112254A (ja) 1997-04-28 1998-04-27 3−(3−ピリジルメチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2(1h)−キナゾリノン誘導体及びその中間体の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1112254A true JPH1112254A (ja) 1999-01-19

Family

ID=26461594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13266798A Pending JPH1112254A (ja) 1997-04-28 1998-04-27 3−(3−ピリジルメチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2(1h)−キナゾリノン誘導体及びその中間体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1112254A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104304264A (zh) * 2014-10-15 2015-01-28 济南凯因生物科技有限公司 防治柑桔害螨的组合物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104304264A (zh) * 2014-10-15 2015-01-28 济南凯因生物科技有限公司 防治柑桔害螨的组合物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05294954A (ja) 新規ベンゾピラン誘導体
JPH0730031B2 (ja) 2―ピラゾリン―5―オン類の製造法
JP2006517218A (ja) アリールアルキルカルバメート誘導体の製造およびそれらの治療用途
CA2422703C (en) Process for the preparation of mesylates of piperazine derivatives
JP2004512326A5 (ja)
JP2002544207A (ja) 2,2−ジメチル−1,3−ジオキサン中間体の塩及びその製法
JPS63310865A (ja) 3−シアノ−4−アリール−ピロール類の製造方法
JPWO2002032882A1 (ja) 置換アニリン化合物の製造方法
JP4026233B2 (ja) 4,5−ジクロロ−6−(α−フルオロアルキル)ピリミジンの製法
JPH1112254A (ja) 3−(3−ピリジルメチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2(1h)−キナゾリノン誘導体及びその中間体の製造方法
JP2524491B2 (ja) 新規なアミノカルボン酸エステル及びその製法
RU1838309C (ru) Способ получени производных хиназолина или их формацевтически приемлемых кислотно-аддитивных солей
JPH02289563A (ja) o―カルボキシピリジル―およびo―カルボキシキノリルイミダゾリノンの改良製造法
JP2003504364A (ja) ベンゾフラン誘導体
EP1065202B1 (en) 6-(alpha-fluoroalkyl)-4-pyrimidones and process for producing the same
JP4110633B2 (ja) 3−アミノ−4−フルオロ−2−不飽和カルボン酸エステル及びその製法
JPH01316352A (ja) 3‐シアノ‐4‐アリールピロールの製造法
JP4123609B2 (ja) 6−(α−フルオロアルキル)−4−ピリミドンの製造方法
US5675010A (en) Chloropyridinium chlorides and process for their preparation
JP4055246B2 (ja) 5−クロロ−6−(α−フルオロアルキル)−4−ピリミドン及びその製法
KR810000293B1 (ko) 치환아미노 퀴나졸린 유도체의 제조방법
US6562979B1 (en) Process for the preparation of substituted benzisothiazole compounds
JP3536648B2 (ja) 6−(α−フルオロアルキル)−4−ピリミドン及びその製法
JP2649122B2 (ja) 4,5−ジハロゲノ−6−(α−置換エチル)ピリミジン及びその製法
JPH08119908A (ja) 芳香族アミンの製造方法