JPH11122179A - 空間光伝送装置及び空間光伝送方法 - Google Patents

空間光伝送装置及び空間光伝送方法

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JPH11122179A
JPH11122179A JP9293593A JP29359397A JPH11122179A JP H11122179 A JPH11122179 A JP H11122179A JP 9293593 A JP9293593 A JP 9293593A JP 29359397 A JP29359397 A JP 29359397A JP H11122179 A JPH11122179 A JP H11122179A
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light
tracking
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optical axis
unit
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JP9293593A
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Takeo Kawase
健夫 川瀬
Shojiro Kitamura
昇二郎 北村
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Original Assignee
Seiko Epson Corp
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/11Arrangements specific to free-space transmission, i.e. transmission through air or vacuum
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    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
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    • H04B10/114Indoor or close-range type systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な制御で光ビームを追尾できるビーム型
の空間光伝送装置及び空間光伝送方法を提供すること。 【解決手段】 送信器10から複数の拡散型のトラッキ
ング光X1等を出射し、このトラッキング光の光強度の
分布からトラッキング光受信部22と基準点とのずれを
検出し、その誤差情報を、受信器20から送信器10に
送り、レンズ11、13を使って、トラッキング光の光
軸の方位を変えるとともに、データ光40の光軸の方位
を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光を空間中に放出
して情報を伝送する空間光伝送装置及び空間光伝送方法
に関する。
【0002】
【発明の背景】自由空間中に光を放出して情報を伝達す
る技術は、IrDA(Infrared DataAssociation )な
どによって実用化されている。特に、光を広げて放出す
る拡散型は、光軸の一致が要求されないので、簡便に送
受信器を設定することができる。
【0003】このような拡散型の送信器から、光によっ
て情報の空間伝送を行うには、至近距離(1m以内)で
も大きな光出力を要しており、通信距離が10m程度に
なると500mW以上の光出力が必要となっていた。
【0004】また、情報の伝送速度が速くなると広帯域
となって高い周波数が使用されるが、高い周波数で変調
された光を検出するには、受光素子の受光面積を小さく
して素子の電気容量(キャパシタンス)を小さくする必
要がある。例えば、1GHzの帯域で情報の伝送が行わ
れる場合、光検出器としてフォトダイオードを用いる
と、受光面積を0.1mm2 以下にする必要がある。し
たがって、広帯域の光伝送においては、受光面積が小さ
いため、より大きな光出力が必要になる。
【0005】一方、光を集束させて直線上で光送受信を
行うビーム型では、拡散型よりは比較的小さな光出力で
足りるが、光軸の調整が難しい。特に、送信器と受信器
の位置が動く場合には、光ビームの追尾手段が必要であ
る。追尾手段として、例えば、特開平8−181654
号公報には、レンズと電荷結合素子(CCD)とを用い
て画像情報を得て、光ビームを照射すべき目標を検出し
て光軸を調整することが開示されている。
【0006】しかし、この電荷結合素子(CCD)は消
費電力の大きなものであるばかりか、送信器を電荷結合
素子のような複雑な素子と組み合わせることが実用的で
なく、さらに、画像情報を解析して、目標を検知して、
光ビームの方向を制御するには複雑なアルゴリズムが必
要である。
【0007】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、簡易な制御で光ビームを追尾できる
ビーム型の空間光伝送装置及び空間光伝送方法を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明に係る空間光伝送装置は、広角で光が出射
される拡散型で複数のトラッキング光発信部と、狭角で
光が出射されるビーム型のデータ光発信部と、誤差情報
光受信部と、光軸制御部と、を有する送信器と、トラッ
キング光受信部と、データ光受信部と、誤差情報生成部
と、拡散型の誤差情報光発信部と、を有する受信器と、
を含み、前記トラッキング光発信部は、該トラッキング
光発信部と相対的な位置関係が固定された複数の座標軸
を含む座標平面に向けて光を出射し、各座標軸上に、少
なくとも2つの前記トラッキング光発信部からの前記光
の光軸が直線的にずれて位置し、各光は、いずれかの座
標軸に沿って、隣同士で部分的に重複するとともに光強
度に分布が形成され、前記トラッキング光受信部は、前
記座標平面上に位置し、前記トラッキング光発信部の各
光を受光して各光の強度を検出し、前記誤差情報生成部
は、前記検出された各光の強度に基づいて、前記トラッ
キング光受信部と前記座標平面における基準点との誤差
を算出して誤差情報を生成し、前記誤差情報光発信部
は、前記誤差情報を前記誤差情報光受信部に送り、前記
光軸制御部は、前記誤差情報に基づき、前記トラッキン
グ光受信部が前記座標平面の前記基準点に位置するよう
に、前記トラッキング光発信部の光軸を制御するととも
に、前記データ光受信部に対応するように前記データ光
発信部の光軸を制御する。
【0009】本発明によれば、送信器のトラッキング光
発信部から、受信器のトラッキング光受信部に光が出射
される。この光は、拡散型であるため、光軸が多少ずれ
ていても、トラッキング光受信部での受光が可能であ
る。
【0010】また、本発明では、複数の座標軸を含む座
標平面が設定されている。この座標平面は、トラッキン
グ光発信部との位置関係が固定されており、各座標軸上
に光軸がずれて複数の光が位置し、隣同士で光が部分的
に重複している。さらに、トラッキング光発信部からの
光は、座標軸に沿って光強度に分布が形成されている。
したがって、座標軸に沿って部分的に重複する複数の光
の強度を比較すれば、座標平面上におけるトラッキング
光受信部の位置を検出することができる。
【0011】誤差情報生成部は、トラッキング光受信部
の位置を示す光の強度に基づいて、予め決められた基準
点とトラッキング光受信部との位置の誤差を算出する。
受信器の誤差情報光発信部は、誤差情報を、送信器の誤
差情報光受信部に送る。
【0012】送信器では、誤差情報に基づき、トラッキ
ング光発信部の光軸を制御するとともに、データ光発信
部の光軸を制御する。
【0013】以上の制御を行って、ビーム型のデータ光
発信部の光軸をデータ光受信部に対応させることができ
る。本発明によれば、トラッキング光受信部は、光強度
を検出するだけなので大きな電力が必要なく、誤差情報
を算出するアルゴリズムも複雑にはならない。こうし
て、簡易な制御で、ビーム型のデータ光発信部からの集
束した光を追尾することができる。
【0014】(2)上記空間光伝送装置において、各ト
ラッキング光発信部の前記光は、前記光軸から離れるに
つれて強度が低くなる分布を有してもよい。
【0015】(3)上記空間光伝送装置において、前記
トラッキング光発信部の前記光は、1つずつ順次出射さ
れることが好ましい。こうすることで、各光ごとに強度
を検出することができる。
【0016】(4)特に、1つずつ出射される各光に基
づく信号が順次サンプルホールドされ、全ての光に対応
する信号がサンプルホールドされてから前記誤差情報が
生成されることが好ましい。
【0017】(5)上記空間光伝送装置において、前記
誤差情報生成部は、前記検出された各光の強度に基づき
各トラッキング光発信部ごとに対応して強度信号を生成
し、同一の前記座標軸上に光軸が位置する光ごとに前記
強度信号の差を算出して各座標軸ごとに座標誤差情報を
生成し、前記誤差情報は、全ての前記座標誤差情報から
なることが好ましい。
【0018】こうすることで、トラッキング光受信部の
位置と基準点との誤差を算出することができる。
【0019】(6)上記空間光伝送装置において、前記
トラッキング光発信部及び前記データ光発信部からの光
を通す少なくとも一つのレンズを有し、前記光軸制御部
は、前記レンズを駆動して、前記トラッキング光発信部
及び前記データ光発信部の光軸を制御するようにしても
よい。
【0020】こうすることで、レンズを介して光軸の方
位を制御することができる。
【0021】(7)上記(5)記載の空間光伝送装置に
おいて、前記光軸制御部は、レンズを平行移動させても
よい。レンズは、平行移動するだけでも光の光軸の方位
を変えることができる。
【0022】(8)レンズを平行移動させるには、前記
光軸制御部が電磁アクチュエータを含むことが好まし
い。
【0023】(9)上記(1)〜(5)のいずれかに記
載の空間光伝送装置において、前記光軸制御部は、前記
トラッキング光発信部及び前記データ光発信部からの光
を反射し、該光の光軸の方位を変えられるガルバノミラ
ーを含んでもよい。
【0024】これによれば、光の反射角度を変えること
で、光の光軸の方位を変えることができる。
【0025】(10)上記空間光伝送装置において、前
記トラッキング光発信部及び前記データ光発信部の少な
くともいずれか一方は、面発光レーザの光出射部から構
成されてもよい。
【0026】面発光レーザは、複数の光出射部を容易に
形成することができ、光の方位を揃えることができるの
で、本発明に適している。
【0027】(11)上記(10)記載の空間光伝送装
置において、前記面発光レーザは、複数の前記光出射部
を有し、前記光出射部の一つが前記データ光発信部とな
り、残りが前記トラッキング光発信部となる空間光伝送
装置。
【0028】これによれば、面発光レーザに、データ光
発信部及びトラッキング光発信部の両方が形成されてい
る。なお、一つの光出射部は、ビーム型のデータ光発信
部に対応して狭角で光が出射されるように形成され、残
りの光出射部は、拡散型のトラッキング光発信部に対応
して光が広がるようになっている。
【0029】(12)本発明に係る空間光伝送方法は、
送信器から広角で光が出射される拡散型で複数のトラッ
キング光を出射し、前記トラッキング光と相対的な位置
関係が固定された複数の座標軸を含む座標平面上で前記
トラッキング光を受信器の受光部で受光して前記受光部
と所定の基準点との誤差を検出して誤差情報を生成し、
前記誤差情報を前記受信器から前記送信器へ送り、前記
誤差情報を基にして前記送信器において前記トラッキン
グ光の前記光軸を制御するとともに狭角で光が出射され
るビーム状のデータ光の光軸を制御し、各座標軸上に、
少なくとも2つの前記トラッキング光の前記光軸が直線
的にずれて位置し、各トラッキング光は、いずれかの座
標軸に沿って、隣同士で部分的に重複するとともに光強
度に分布が形成され、かつ、前記受光部での受光によっ
て強度が検出され、前記検出された強度に基づいて、前
記座標平面における前記受光部と前記基準点との誤差が
算出されて前記誤差情報が生成され、前記誤差情報に基
づき、前記受光部が前記基準点に位置するように、前記
トラッキング光の光軸が制御されるとともに、前記デー
タ光の光軸が制御される。
【0030】本発明によれば、複数の拡散型のトラッキ
ング光が、受信器において受光部で受光される。トラッ
キング光は、座標軸に沿って、部分的に重なるとともに
光強度に分布が形成されている。したがって、部分的に
重なる各光の強度を比較することで、受信器においてト
ラッキング光を受光する受光部の位置を検出することが
できる。そして、この受光部と所定の基準点との誤差を
算出して誤差情報を得ることができる。
【0031】こうして、誤差情報に基づき、トラッキン
グ光の光軸を制御すると、座標平面とトラッキング光と
位置関係が固定されているので、相対的に、受信器にお
いてトラッキング光を受光する受光部の位置が動く。そ
して、この受光部を基準点に一致させ、これに加えてビ
ーム状のデータ光の光軸を制御することができる。
【0032】(13)上記空間光伝送方法において、各
トラッキング光は、前記光軸から離れるにつれて強度が
低くなる分布を有してもよい。
【0033】(14)上記空間光伝送方法において、前
記トラッキング光は、1つずつ順次出射されることが好
ましい。こうすることで、各光ごとに強度を検出するこ
とができる。
【0034】(15)上記(12)〜(14)のいずれ
かに記載の空間光伝送方法において、前記検出された各
トラッキング光の強度に基づき各トラッキング光ごとに
対応して強度信号が生成され、同一の前記座標軸上に光
軸が位置する前記トラッキング光ごとに前記強度信号の
差を算出して各座標軸ごとに座標誤差情報が生成され、
前記誤差情報は、全ての前記座標誤差情報からなること
が好ましい。
【0035】こうすることで、トラッキング光を受光す
る受光部と基準点との誤差を算出することができる。
【0036】(16)上記(15)記載の空間光伝送方
法において、各トラッキング光の強度はアナログ信号で
検出され、前記アナログ信号がデジタル信号化されて前
記誤差情報が算出され、送信器で前記誤差情報はアナロ
グ信号化されて前記トラッキング光及び前記データ光の
光軸が制御されることが好ましい。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面を参照して説明する。
【0038】(第1の実施の形態)図1は、第1の実施
の形態に係る空間光伝送装置の構成を示す概略図であ
る。この空間光伝送装置は、送信器10及び受信器20
を含む。
【0039】送信器10は、面発光レーザ12、14、
誤差情報光受信部16及び光軸制御部18を有する。図
2は、面発光レーザ12、14及び光軸制御部18を示
す図である。
【0040】面発光レーザ12は、複数(4つ)の光出
射部12aを有し、各光出射部12aがトラッキング光
発信部となる。光出射部12aからはトラッキング光X
1、X2、Y1、Y2(図3参照)が出射される。ま
た、光出射部12aから出射される光は、レンズ11を
透過したとき、比較的大きな広がり角をもって放出され
る。拡がり角としては、半値全角で5度以上が望まし
い。より望ましくは10度以上が適当である。
【0041】図3は、トラッキング光について説明する
図である。同図において、直交するX、Y軸を含む座標
平面Pが設定されている。座標平面Pは、トラッキング
光X1、X2、Y1、Y2が投写される面であって、
X、Y軸はトラッキング光X1、X2、Y1、Y2との
位置関係が固定されている。
【0042】座標平面Pにおいて、トラッキング光X
1、X2の光軸A1、A2はX軸上でずれて位置し、ト
ラッキング光Y1、Y2の光軸A3、A4はY軸上でず
れて位置する。さらに、全てのトラッキング光X1、X
2、Y1、Y2は、部分的に重複するようになってい
る。
【0043】また、各トラッキング光X1、X2、Y
1、Y2は、光強度に分布が形成されている。例えば、
座標平面Pの下に、トラッキング光X1、X2の光強度
が示されている。これに示すように、トラッキング光X
1、X2は、光軸A1、A2の付近が最も強度が大き
く、X軸方向に沿って光軸A1、A2から離れるにつれ
て強度が小さくなっている。同様に、トラッキング光Y
1、Y2も、光軸A3、A4の付近が最も強度が大き
く、Y軸方向に沿って光軸A3、A4から離れるにつれ
て強度が小さくなっている。なお、ここで、光強度は、
受光素子において、電流または電圧に変換される光エネ
ルギーの大きさを指す。
【0044】面発光レーザ14は、1つの光出射部14
aを有し、この光出射部14aはデータ光発信部とな
る。光出射部14aから出射される光は、レンズ13を
透過したとき、比較的小さな広がり角のビーム状の光と
して放出される。このデータ光40の広がり角はトラッ
キング光X1、X2、Y1、Y2の広がり角よりも小さ
いことが望ましい。拡がり角としては、半値全角で5度
以下が望ましい。より望ましくは3度以下であると良
い。光出射部14aから出射されるデータ光40によっ
て、送信器10から受信器20にデータが伝達されるよ
うになっている。
【0045】面発光レーザ12、14は、周知のよう
に、光の方向を揃えることが容易であり、かつ、面発光
レーザ12のように複数の光出射部12aを形成しても
製造工程数が大きく増えることはない。
【0046】光軸制御部18は、図2に示すように、2
つのレンズ11、13と、アクチュエータ17、19と
を含む。
【0047】一方のレンズ11には、トラッキング光発
信部となる光出射部12aから出射されたトラッキング
光X1、X2、Y1、Y2が透過する。詳しくは、トラ
ッキング光X1、X2、Y1、Y2は、レンズ11の中
心からずれた位置を通って屈折するようになっている。
例えば、図2において、上側に位置する光出射部12a
からは、トラッキング光Y2が出射され、レンズ11に
よって屈折してレンズ11の中心よりも下方を向くよう
に光軸A4の方位が変わっている。
【0048】他方のレンズ13には、データ光発信部と
なる光出射部14aからのデータ光40が透過する。そ
して、データ光40の光軸Axも、レンズ11の動きに
応じて、その中心からずれている。
【0049】アクチュエータ17、19は、レンズ1
1、13の中心を通る光軸に直交する平面に沿って平行
に、レンズ11、13を同時に2次元駆動するようにな
っている。レンズ11、13が移動すると、トラッキン
グ光(例えばY2)の光軸(例えばA4)及びデータ光
40の光軸Axは、レンズ11、13の中心との位置が
変わって方位が変わる。こうして、光軸制御部18は、
トラッキング光X1、X2、Y1、Y2の光軸A1〜A
4及びデータ光40の光軸Axを制御する。
【0050】図1に示す誤差情報光受信部16は、受光
素子を含み、光エネルギーを電流又は電圧に変換するよ
うになっている。また、誤差情報光受信部16は、1c
2程度の比較的広い面積で光を受光するようになって
いる。したがって、誤差情報光受信部16は、素子の電
気容量が大きいため、高周波で変調された光信号を受光
するには不向きであるが、広がってエネルギー密度が小
さくなった光を受光するのに適している。誤差情報光受
信部16は、受信器20の誤差情報光発信部26から出
射される誤差情報光42を受光する。
【0051】次に、受信器20について説明する。受信
器20は、トラッキング光受信部22、データ光受信部
24及び誤差情報光発信部26を有する。
【0052】トラッキング光受信部22は、トラッキン
グ光X1、X2、Y1、Y2を受光する。トラッキング
光X1、X2、Y1、Y2が拡散型の光であることに対
応して、トラッキング光受信部22は、1cm2 程度の
比較的広い面積で光を受光できるようになっている。こ
うすることで、大きな光エネルギーを電気エネルギーに
変換することができる。
【0053】データ光受信部24は、データ光40が、
広がり角の小さいビーム状の光であることに対応して、
0.1mm2 程度の比較的狭い面積で光を受光するよう
になっている。こうすることで、電流、電圧に変換でき
る光エネルギーは小さいものの、高周波で変調された光
信号を、高周波の電気信号へと変換することができる。
【0054】誤差情報光発信部26は、拡散型の誤差情
報光42を出射するようになっている。拡散型の光を出
射する光源としては、発光ダイオードを用いることがで
きる。
【0055】本実施の形態は、上記のように構成されて
おり、以下その作用について説明する。図4(A)〜図
4(D)は、本実施の形態の作用を説明する図である。
【0056】まず、トラッキング光X1、X2、Y1、
Y2が、トラッキング光発信部としての光出射部12a
(図2参照)から、トラッキング光受信部22(図1参
照)に、図4(A)に示すように順次パルス状に出射さ
れる。
【0057】なお、各トラッキング光X1、X2、Y
1、Y2は、一定の間隔をおいて出射されてもよい。あ
るいは、トラッキング光X1、X2を連続して出射し
て、間隔をおいてからトラッキング光Y1、Y2を出射
してもよい。
【0058】トラッキング光受信部22では、トラッキ
ング光X1、X2、Y1、Y2が順次受光され、各光強
度が、対応する電流又は電圧に変換される。トラッキン
グ光X1、X2、Y1、Y2の光強度は、出射された点
においては同じでも、トラッキング光受信部22におい
て同じとは限らない。そのため、図4(B)に示すよう
に光強度を変換した電流値又は電圧値は、各パルス毎に
大きさが異なるものになる。
【0059】図4(B)に示す信号から、トラッキング
光受信部22が図3に示す位置にあることが分かる。す
なわち、図3に示すように、トラッキング光X1、X2
は、X軸に沿って光強度に分布が形成されている。この
分布は、各光軸A1、A2の付近がもっとも強く、X軸
に沿って離れるに従って弱くなる分布である。したがっ
て、トラッキング光X1、X2の強度を比較して、X1
が大きいので、トラッキング光受信部22はトラッキン
グ光X1の光軸A1に近い位置にあることが分かる。そ
して、トラッキング光X1に対応する値とトラッキング
光X2に対応する値との差を求めることで、トラッキン
グ光受信部22と、所定の基準点となる座標平面P上の
原点Oと、のずれが求められる。こうして、X座標誤差
情報が求められる。
【0060】同様にして、トラッキング光Y1、Y2に
ついて、Y座標誤差情報が求められる。
【0061】そして、X座標誤差情報、Y座標誤差情報
は、デジタル化されて図1に示す誤差情報光42によっ
て、図4(C)に示すようにして、受信器20から送信
器10に送られる。
【0062】送信器10では、X座標誤差情報及びY座
標誤差情報に基づき、トラッキング光受信部22が、図
3に示す原点Oに位置するように、トラッキング光の光
軸を制御する。具体的には、X座標誤差情報及びY座標
誤差情報に基づき、トラッキング光受光部22と原点O
とのずれに応じて、アクチュエータ17、19(図2参
照)を駆動する。詳しくは、X座標誤差情報及びY座標
誤差情報に基づき、図4(D)に示すように、X軸方向
制御電圧及びY軸方向制御電圧を算出して、これをアク
チュエータ17、19に印加する。
【0063】こうして、アクチュエータ17、19によ
って、レンズ11が平行移動して、トラッキング光の光
軸A1〜A4の方位が変わる。これに伴って、図3に示
す座標平面Pも移動する。そして、トラッキング光受光
部22の位置が原点Oの位置と一致する。
【0064】本実施の形態では、レンズ11とともにレ
ンズ13も同じように移動する。すなわち、トラッキン
グ光の光軸A1〜A4の方位が変わると、データ光40
の光軸の方位も同じ方向に変わる。また、トラッキング
光22の位置が原点Oの位置と一致するときに、データ
光40の光軸がデータ光受光部24に対応するように、
受信器20においてトラッキング光受信部22とデータ
光受光部24との位置が設定されている。
【0065】したがって、上述したように、トラッキン
グ光受光部22の位置を原点Oの位置に一致させること
で、データ光40の光軸をデータ光受光部24に対応さ
せることができる。また、この制御は、所定間隔で行わ
れるので、光軸が実質上、常に調整されている。
【0066】次に、図5は、受信器においてトラッキン
グ光を受光してから誤差情報光を出射するまでの回路を
示す図である。同図において、トラッキング光受信部2
2は、トラッキング光を受光すると、その強度に応じて
電流を出力し、この電流の大きさに応じて、I/V変換
部30にて電圧が生成される。そして、まず、トラッキ
ング光X1に対応する電圧が一方のサンプルホールド部
31に保持され、トラッキング光X2に対応する電圧が
他方のサンプルホールド部32に保持される。サンプル
ホールド部31、32のいずれに電圧を保持させるか
は、制御部33にて制御される。サンプルホールド部3
1、32の電圧は、同時に差動アンプ34に印加され
て、電圧の差に応じたアナログ信号が出力される。この
アナログ信号は、A/D変換部35によってデジタル信
号化されて、制御部33からの制御によってバッファ3
6に保持される。このデジタル信号はX座標誤差情報で
ある。
【0067】次に、同様にしてY座標誤差情報を生成し
て、バッファ36に保持する。そして、制御部33の制
御によって、X座標誤差情報及びY座標誤差情報を連続
してドライバ37に出力し、誤差情報光発信部26から
誤差情報として誤差情報光42を出射する。誤差情報光
42は、送信器10の誤差情報光受信部16にて受光さ
れる。
【0068】図6は、送信器において誤差情報光を受光
してから光軸の調整が行われるまでの回路を示す図であ
る。同図において、誤差情報光受光部16は、誤差情報
光42を受光すると、その強度に応じて電流を出力す
る。この電流の大きさに応じて、I/V変換部50にて
信号となる電圧が生成され、データセパレータ52によ
って必要な信号のみが選択されて、シリアル/パラレル
変換部54に出力され、直列で入力された信号が並列に
変換される。この並列信号は、D/A変換部55に入力
され、並列信号に対応したアナログ信号として出力され
る。こうすることで、X軸方向制御電圧及びY軸方向制
御電圧(図4(D)参照)を得ることができ、ドライバ
56を介してアクチュエータ17、19に電圧が印加さ
れる。そして、アクチュエータ17、19は、レンズ1
1、13を平行移動させる。
【0069】こうして、トラッキング光の光軸A1〜A
4が制御されるとともに、データ光40の光軸も制御さ
れて、送信器10から受信器20への光伝送を行うこと
ができる。本実施の形態によれば、複雑なアルゴリズム
も不要で、簡単な構成でビーム状のデータ光40を受光
することができる。
【0070】(第2の実施の形態)図7は、第2の実施
の形態に係る光軸制御部を示す図である。同図に示す光
軸制御部60は、図2に示す光軸制御部18の代わりに
用いることができる。光軸制御部60は、面発光レーザ
62、レンズ64及びアクチュエータ66、68を含
む。
【0071】本実施の形態では、面発光レーザ62に、
トラッキング光発信部となる4つの光出射部62aと、
データ光発信部となる1つの光出射部62bと、が形成
されている。面発光レーザは、光出射部の数を増やして
も製造工程に対する影響が少ないので、このように光出
射部62a、62bを1つの面発光レーザ62に形成し
てもよい。
【0072】また、本実施の形態では、1枚のレンズ6
4によって、トラッキング光及びデータ光の光軸を調整
することができる。
【0073】(第3の実施の形態)図8は、第3の実施
の形態に係る光軸制御部を示す図である。同図に示す光
軸制御部70は、回転軸を中心にして反射鏡の角度を変
えられる2つのガルバノミラー72、75を含む。2つ
のガルバノミラー72、75によってX軸、Y軸の2軸
の制御が可能になる。本実施形態では、面発光レーザ7
4、76とレンズ71、73との位置関係は固定されて
いる。なお、面発光レーザ74、76は、図2に示す面
発光レーザ12、14と同様の構成である。
【0074】このガルバノミラー72、75によって
も、光軸の調整を行うことができる。
【0075】(第4の実施の形態)図9は、第4の実施
の形態に係る光軸制御部を示す図である。同図に示す光
軸制御部80も、ガルバノミラー82、85を含む。ま
た、同図に示す面発光レーザ84は、図7に示す面発光
レーザ62と同様の構成となっているので、1つのレン
ズ86によって光軸の調整を行うことができる。
【0076】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る空間光伝送装置の構成
を示す概略図である。
【図2】面発光レーザ及び光軸制御部を示す図である。
【図3】トラッキング光について説明する図である。
【図4】図4(A)〜図4(D)は、第1の実施の形態
の作用を説明する図である。
【図5】受信器においてトラッキング光を受光してから
誤差情報光を出射するまでの回路を示す図である。
【図6】送信器において誤差情報光を受光してから光軸
の調整が行われるまでの回路を示す図である。
【図7】第2の実施の形態に係る光軸制御部を示す図で
ある。
【図8】第3の実施の形態に係る光軸制御部を示す図で
ある。
【図9】第4の実施の形態に係る光軸制御部を示す図で
ある。
【符号の説明】
10 送信器 11、13 レンズ 12、14 面発光レーザ 12a 光出射部(トラッキング光発信部) 14a 光出射部(データ光発信部) 16 誤差情報光受信部 18 光軸制御部 20 受信器 22 トラッキング光受信部 24 データ光受信器 26 誤差情報光発信部 40 データ光 42 誤差情報光

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広角で光が出射される拡散型で複数のト
    ラッキング光発信部と、狭角で光が出射されるビーム型
    のデータ光発信部と、誤差情報光受信部と、光軸制御部
    と、を有する送信器と、 トラッキング光受信部と、データ光受信部と、誤差情報
    生成部と、拡散型の誤差情報光発信部と、を有する受信
    器と、 を含み、 前記トラッキング光発信部は、該トラッキング光発信部
    と相対的な位置関係が固定された複数の座標軸を含む座
    標平面に向けて光を出射し、各座標軸上に、少なくとも
    2つの前記トラッキング光発信部からの前記光の光軸が
    直線的にずれて位置し、各光は、いずれかの座標軸に沿
    って、隣同士で部分的に重複するとともに光強度に分布
    が形成され、 前記トラッキング光受信部は、前記座標平面上に位置
    し、前記トラッキング光発信部の各光を受光して各光の
    強度を検出し、 前記誤差情報生成部は、前記検出された各光の強度に基
    づいて、前記トラッキング光受信部と前記座標平面にお
    ける基準点との誤差を算出して誤差情報を生成し、 前記誤差情報光発信部は、前記誤差情報を前記誤差情報
    光受信部に送り、 前記光軸制御部は、前記誤差情報に基づき、前記トラッ
    キング光受信部が前記座標平面の前記基準点に位置する
    ように、前記トラッキング光発信部の光軸を制御すると
    ともに、前記データ光受信部に対応するように前記デー
    タ光発信部の光軸を制御する空間光伝送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の空間光伝送装置におい
    て、 各トラッキング光発信部の前記光は、前記光軸から離れ
    るにつれて強度が低くなる分布を有する空間光伝送装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の空間光伝送
    装置において、 前記トラッキング光発信部の前記光は、1つずつ順次出
    射される空間光伝送装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の空間光伝送装置におい
    て、 1つずつ出射される各光に基づく信号が順次サンプルホ
    ールドされ、全ての光に対応する信号がサンプルホール
    ドされてから前記誤差情報が生成される空間光伝送装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の空間光伝送装置において、 前記誤差情報生成部は、前記検出された各光の強度に基
    づき各トラッキング光発信部ごとに対応して強度信号を
    生成し、同一の前記座標軸上に光軸が位置する光ごとに
    前記強度信号の差を算出して各座標軸ごとに座標誤差情
    報を生成し、 前記誤差情報は、全ての前記座標誤差情報からなる空間
    光伝送装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    の空間光伝送装置において、 前記トラッキング光発信部及び前記データ光発信部から
    の光を通す少なくとも一つのレンズを有し、 前記光軸制御部は、前記レンズを駆動して、前記トラッ
    キング光発信部及び前記データ光発信部の光軸を制御す
    る空間光伝送装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の空間光伝送装置におい
    て、 前記光軸制御部は、レンズを平行移動させる空間光伝送
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の空間光伝送装置におい
    て、 前記光軸制御部は、前記レンズを平行移動させる電磁ア
    クチュエータを含む空間光伝送装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    の空間光伝送装置において、 前記光軸制御部は、前記トラッキング光発信部及び前記
    データ光発信部からの光を反射し、該光の光軸の方位を
    変えられるガルバノミラーを含む空間光伝送装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9のいずれかに記
    載の空間光伝送装置において、 前記トラッキング光発信部及び前記データ光発信部の少
    なくともいずれか一方は、面発光レーザの光出射部であ
    る空間光伝送装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の空間光伝送装置にお
    いて、 前記面発光レーザは、複数の前記光出射部を有し、 前記光出射部の一つが前記データ光発信部となり、残り
    が前記トラッキング光発信部となる空間光伝送装置。
  12. 【請求項12】 送信器から広角で光が出射される拡散
    型で複数のトラッキング光を出射し、前記トラッキング
    光と相対的な位置関係が固定された複数の座標軸を含む
    座標平面上で前記トラッキング光を受信器の受光部で受
    光して前記受光部と所定の基準点との誤差を検出して誤
    差情報を生成し、前記誤差情報を前記受信器から前記送
    信器へ送り、前記誤差情報を基にして前記送信器におい
    て前記トラッキング光の前記光軸を制御するとともに狭
    角で光が出射されるビーム状のデータ光の光軸を制御
    し、 各座標軸上に、少なくとも2つの前記トラッキング光の
    前記光軸が直線的にずれて位置し、 各トラッキング光は、いずれかの座標軸に沿って、隣同
    士で部分的に重複するとともに光強度に分布が形成さ
    れ、かつ、前記受光部での受光によって強度が検出さ
    れ、前記検出された強度に基づいて、前記座標平面にお
    ける前記受光部と前記基準点との誤差が算出されて前記
    誤差情報が生成され、 前記誤差情報に基づき、前記受光部が前記基準点に位置
    するように、前記トラッキング光の光軸が制御されると
    ともに、前記データ光の光軸が制御される空間光伝送方
    法。
  13. 【請求項13】 請求項12載の空間光伝送方法におい
    て、 各トラッキング光は、前記光軸から離れるにつれて強度
    が低くなる分布を有する空間光伝送方法。
  14. 【請求項14】 請求項12又は請求項13記載の空間
    光伝送方法において、 前記トラッキング光は、1つずつ順次出射される空間光
    伝送方法。
  15. 【請求項15】 請求項12から請求項14のいずれか
    に記載の空間光伝送方法において、 前記検出された各トラッキング光の強度に基づき各トラ
    ッキング光ごとに対応して強度信号が生成され、同一の
    前記座標軸上に光軸が位置する前記トラッキング光ごと
    に前記強度信号の差を算出して各座標軸ごとに座標誤差
    情報が生成され、 前記誤差情報は、全ての前記座標誤差情報からなる空間
    光伝送方法。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の空間光伝送方法にお
    いて、 各トラッキング光の強度はアナログ信号で検出され、前
    記アナログ信号がデジタル信号化されて前記誤差情報が
    算出され、送信器で前記誤差情報はアナログ信号化され
    て前記トラッキング光及び前記データ光の光軸が制御さ
    れる空間光伝送方法。
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