JPH11122136A - 無線lan送受信器 - Google Patents

無線lan送受信器

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Publication number
JPH11122136A
JPH11122136A JP9280567A JP28056797A JPH11122136A JP H11122136 A JPH11122136 A JP H11122136A JP 9280567 A JP9280567 A JP 9280567A JP 28056797 A JP28056797 A JP 28056797A JP H11122136 A JPH11122136 A JP H11122136A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
board
coaxial cable
patch antenna
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9280567A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Sato
智之 佐藤
Akio Sakai
秋雄 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yagi Antenna Co Ltd
Original Assignee
Yagi Antenna Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yagi Antenna Co Ltd filed Critical Yagi Antenna Co Ltd
Priority to JP9280567A priority Critical patent/JPH11122136A/ja
Publication of JPH11122136A publication Critical patent/JPH11122136A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回路筐体とアンテナとを一体化し、小型化を可
能とすると共に高周波性能を向上する。 【解決手段】回路筐体11は、筐体本体12の上下両面
に蓋13、14を設ける。筐体本体12は、上面にモデ
ム基板15を配設し、下面に高周波基板16を配設す
る。上面蓋13の上側には、上面にパッチアンテナが設
けられたアンテナ基板19を装着する。上面蓋13に
は、予めパッチアンテナ18に対応するように切り抜き
穴21を設ける。筐体本体12、モデム基板15及び高
周波基板16に同軸ケーブル配線用孔22を設け、この
孔22内に同軸ケーブル23を通し、中心導体25の下
方端部を高周波基板16の入出力端に半田付けする。中
心導体25の上方端部は、アンテナ基板19及びパッチ
アンテナ18に設けた透孔27内を挿通して外部に突出
させ、パッチアンテナ18に半田付けして給電点28と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線LAN送受信
器の筐体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の無線LAN送受信器の筐体構造に
は、図4(a)〜(e)に示すように、同軸ケーブル接
続型、ダイポールアンテナ直結型、アンテナ回路基板一
体型、アンテナ可動型、アンテナ基板搭載型等、種々の
ものがある。
【0003】上記同軸ケーブル接続型は、図4(a)に
示すように回路筐体1とアンテナ2が独立して設け、こ
れらの間を同軸ケーブル3を介して接続したものであ
る。ダイポールアンテナ直結型は、図4(b)に示すよ
うに回路筐体1にダイポールアンテナ4を直接接続して
一体化したものである。
【0004】アンテナ回路基板一体型は、図4(c)に
示すように回路基板5上にアンテナパターン6をプリン
トして一体化し、アンテナパターン6の部分を回路筐体
1の外部に突出させたものである。
【0005】アンテナ可動型は、図4(d)に示すよう
にアンテナパターン6がプリントされたマイクロストリ
ップアンテナ基板7を回路筐体1と蝶番構造によるジョ
イント部8で結合したものである。アンテナ基板搭載型
は、図4(e)に示すようにマイクロストリップアンテ
ナ基板7を回路基板5上に直接取り付けたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の無
線LAN送受信器における筐体構造は、次のような問題
がある。図4(a)に示す同軸ケーブル接続型は、回路
筐体1とアンテナ2とを接続する手間が必要であると共
に、全体としてサイズが大きくなるという問題がある。
【0007】図4(b)に示すダイポールアンテナ直結
型は、回路筐体1から突出したダイポールアンテナ4分
だけサイズが大きくなるという問題がある。図4(c)
に示すアンテナ回路基板一体型は、回路筐体1から突出
したアンテナパターン6の分だけサイズが大きくなると
いう問題がある。
【0008】図4(d)に示すアンテナ可動型は、回路
筐体1とマイクロストリップアンテナ基板7を蝶番構造
でジョイントしているので、構造が複雑であると共に、
ジョイント部8で高周波特性が劣化するという問題があ
る。
【0009】図4(e)に示すアンテナ基板搭載型は、
回路基板5上にアンテナ取り付けスペースをとらなけれ
ばならず、この分だけサイズが大きくなるという問題が
ある。
【0010】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、回路筐体とアンテナとを一体化することが
でき、小型で高周波性能の良好な無線LAN送受信器を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る無線LAN
送受信器は、筐体本体の上下両面に蓋を備えた回路筐体
と、上記筐体本体の上面に設けられたモデム基板と、上
記筐体本体の下面に設けられた高周波基板と、上記上面
蓋の上側にアンテナ基板と、上記アンテナ基板の上面に
設けられたパッチアンテナと、上記筐体本体、モデム基
板及び高周波基板を貫通して設けられた同軸ケーブル配
線用孔と、上記同軸ケーブル配線用孔内に挿通され、上
記高周波基板の入出力端と上記パッチアンテナとの間を
接続する同軸ケーブルとを具備したことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
無線LAN送受信器の外観斜視図、図2は同断面図、図
3は同無線LAN送受信器を下方からみた分解斜視図で
ある。
【0013】図1ないし図3において、11は例えば金
属製の回路筐体で、筐体本体12の上下両面に蓋13、
14を設けている。上記筐体本体12は、板状体12a
の外側に外枠12bを形成したもので、その板状体12
aの上面にモデム基板15を配設し、下面に高周波(R
F)基板16を配設している。上記モデム基板15は、
筐体本体12の外側に設けたインタフェースコネクタ1
7に接続する。なお、上記モデム基板15と高周波基板
16との間の回路接続は、図示しないが、筐体本体12
の板状体12a部分に透孔を設け、この透孔内にリード
線を挿通させてコネクタにより行なっている。
【0014】上記上面蓋13の上側には、上面にパッチ
アンテナ18、裏面にアンテナアースパターン20が設
けられたアンテナ基板19を装着する。上記パッチアン
テナ18は、アンテナ基板19にプリントしたマイクロ
ストリップアンテナである。上記上面蓋13には、予め
パッチアンテナ18に対応するように切り抜き穴21を
設けている。
【0015】そして、図2に示すように筐体本体12、
モデム基板15及び高周波基板16に同軸ケーブル配線
用孔22を設け、この同軸ケーブル配線用孔22内に同
軸ケーブル23を通し、その外周導体24の下方端部を
高周波基板16の下側アースラインに半田付けすると共
に、上方端部をアンテナ基板19の下面に設けられたア
ンテナアースパターン20に半田付けする。更に、同軸
ケーブル23の中心導体25の下方端部を高周波基板1
6の入出力端26に半田付けする。また、中心導体25
の上方端部は、アンテナ基板19及びパッチアンテナ1
8に設けた透孔27内を挿通して外部に突出させ、パッ
チアンテナ18に半田付けして給電点28としている。
【0016】上記のように回路筐体11内にモデム基板
15及び高周波基板16を収納すると共に、その上部に
アンテナ基板19を取り付け、このアンテナ基板19に
パッチアンテナ18をプリントし、上記モデム基板1
5、高周波基板16より同軸ケーブル23を介してパッ
チアンテナ18に給電するようにしたので、回路筐体1
1とアンテナとを一体化することができ、高周波基板1
6とパッチアンテナ18との間の伝送損失を小さくする
ことができる。また、アンテナ基板19が回路筐体11
より外部に突出することなく、小型化が可能となり、高
周波基板16とパッチアンテナ18との間の伝送損失を
小さくして、高周波性能を向上することができる。
【0017】また、高周波基板16は、筐体本体12の
下側、すなわち、アンテナ基板19とは反対側に配置し
ているので、その周囲が筐体本体12の外枠12b、及
び下面蓋14により確実にシールドでき、パッチアンテ
ナ18と高周波基板16との無用な結合を防止でき、安
定した高周波性能が得られる。また、アンテナ基板19
の下面にアンテナアースパターンを形成することによ
り、パッチアンテナ18をモデム基板15との間のシー
ルド効果を良好なものとすることができる。更に、回路
部分にアンテナを配置していないので、基板を有効に利
用することができる。
【0018】なお、上記実施形態では、同軸ケーブル2
3と高周波基板16及びパッチアンテナ18との接続を
半田付けにより行なう方法について示したが、その他、
例えば小型のコネクタを用いて接続するようにしても良
い。このように高周波基板16とパッチアンテナ18と
の間をコネクタにより接続するようにした場合、回路筐
体11への各基板の組み込み、及び同軸ケーブル23の
接続をきわめて容易に行なうことができる。
【0019】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、回
路筐体内にモデム基板及び高周波基板を分離して収納す
ると共に、モデム基板側の蓋にアンテナ基板を取り付
け、高周波基板より同軸ケーブルを介してアンテナ基板
に設けられているパッチアンテナに給電するようにした
ので、回路筐体とアンテナとを一体化することができ、
小型で高周波性能の良好な無線LAN送受信器を提供す
ることができる。また、モデム基板と高周波基板がほぼ
完全に分離シールドされているので、これらの間に信号
の回り込みによる障害もなく、安定した性能が得られ、
かつ、アンテナ基板をモデル基板側の蓋部に配置するこ
とで、アンテナと高周波部との干渉も排除できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る無線LAN送受信器
の外観斜視図。
【図2】同実施形態における無線LAN送受信器の断面
図。
【図3】同実施形態における無線LAN送受信器の下方
からみた分解斜視図。
【図4】従来の無線LAN送受信器の筐体構造を示す
図。
【符号の説明】
11 回路筐体 12 筐体本体 13 上面蓋 14 下面蓋 15 モデム基板 16 高周波基板 17 インタフェースコネクタ 18 パッチアンテナ 19 アンテナ基板 20 アンテナアースパターン 21 切り抜き穴 22 同軸ケーブル配線用孔 23 同軸ケーブル 24 外周導体 25 中心導体 26 入出力端 27 透孔 28 給電点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体本体の上下両面に蓋を備えた回路筐
    体と、 上記筐体本体の上面に設けられたモデム基板と、 上記筐体本体の下面に設けられた高周波基板と、 上記上面蓋の上側にアンテナ基板と、 上記アンテナ基板の上面に設けられたパッチアンテナ
    と、 上記筐体本体、モデム基板及び高周波基板を貫通して設
    けられた同軸ケーブル配線用孔と、 上記同軸ケーブル配線用孔内に挿通され、上記高周波基
    板の入出力端と上記パッチアンテナとの間を接続する同
    軸ケーブルとを具備したことを特徴とする無線LAN送
    受信器。
JP9280567A 1997-10-14 1997-10-14 無線lan送受信器 Pending JPH11122136A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9280567A JPH11122136A (ja) 1997-10-14 1997-10-14 無線lan送受信器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9280567A JPH11122136A (ja) 1997-10-14 1997-10-14 無線lan送受信器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11122136A true JPH11122136A (ja) 1999-04-30

Family

ID=17626840

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9280567A Pending JPH11122136A (ja) 1997-10-14 1997-10-14 無線lan送受信器

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JP (1) JPH11122136A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102148994B1 (ko) * 2019-11-29 2020-08-27 전혜영 온도 조절 장치

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