JPH11121067A - 電流センサ内蔵端子台 - Google Patents

電流センサ内蔵端子台

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JPH11121067A
JPH11121067A JP9283645A JP28364597A JPH11121067A JP H11121067 A JPH11121067 A JP H11121067A JP 9283645 A JP9283645 A JP 9283645A JP 28364597 A JP28364597 A JP 28364597A JP H11121067 A JPH11121067 A JP H11121067A
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current
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JP9283645A
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Katsuhiko Nagasawa
勝彦 長澤
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電流センサ内蔵端子台の小型化を図りながら、
従来と同様の配線作業性と電流検出能力を確保する。 【解決手段】電流センサを構成する強磁性体よりなる環
状コア16u、16v、16wが接続端子15u、15
v、15wを囲むように設けられ、接続端子15u、1
5v、15wを囲む電流センサ内蔵端子台の構成部分の
うち接続端子15u、15v、15wに対向する部分が
蓋部13aとして、電流センサ内蔵端子台の部位のうち
接続端子を有する基部13bから取り外し可能になるよ
うに、切断面19a、19bが設けられている。また、
蓋部には環状コア16u、16v、16wに形成された
切断面19a、19b間の距離を縮める向きの力を切断
面19a、19bに加えるバネ21u、21v、21w
が、環状コアの基部に含まれる部分16ubと16v
b、16vbと16wbの間には、それぞれ非磁性で絶
縁性の物質よりなる磁気遮蔽板22xと22yが、それ
ぞれ設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気電子機器等に用
いられる端子台に係り、詳しくは、端子に接続される電
流路中の電流を検出する電流センサを内蔵する電流セン
サ内蔵端子台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電流センサは電気機器の制御のた
めに広く用いられており、電流指令との比較による交流
電動機のフィードバック制御を行うために、インバータ
から交流電動機への電流路に設けて供給される電流を検
出すること等が行われている。
【0003】一方、端子台は、複数の電流路を一か所に
まとめて接続するためのもので、従来から様々な電気機
器で用いられており、例えば、インバータと交流電動機
との間の電流路を接続、固定するために用いられてい
る。このように電流センサと端子台とが同じ電流路に対
して設けられているものがあり、また、最近の省スペー
ス化や小型化の傾向を反映して、両者を一体化したも
の、すなわち、電流センサ内蔵端子台が特開平5─24
0881号公報や特開平6─201737号公報等によ
り種々提案されている。
【0004】これら公報で開示されている電流センサ内
蔵端子台は、例えば、図7より、端子台13に導電金具
25を敷設し、この導電金具25の配線方向中央部に環
状コア16を巻回し、導電金具25を挟む環状コア16
の両端に接続端子15を設け、電気配線がそれぞれ接続
端子15に固定される構造であった。そして、導電金具
25を流れる電流を検出することにより電気配線を流れ
る電流の検出を行うようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の構成では、端子
台に接続端子に加え導電金具を設ける必要があり、その
分だけ端子台の小型化が制限される。
【0006】本発明の電流センサ内蔵端子台は、このよ
うな問題点を解決することを課題としてなされたもので
あり、電流センサ内蔵端子台の小型化を行うことを目的
の一つとする。
【0007】また、本発明の電流センサ内蔵端子台は、
電流センサ内蔵端子台の小型化を図りながら、従来と同
様の配線作業性を確保することを目的の一つとする。
【0008】さらに、本発明の電流センサ内蔵端子台
は、電流センサ内蔵端子台の小型化を図りながら、従来
と同様の配線作業性を確保すると共に、従来と同様の電
流検出の精度を確保することを目的の一つとする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題の少なくとも一
つを解決するため、請求項1記載の電流センサ内蔵端子
台は、電流路を接続する接続端子と、該接続端子の設け
られた電気絶縁性の端子台と、前記接続端子に接続され
る電流路を囲んで前記端子台に配設される強磁性の環状
コアとを備え、該環状コア中に発生する磁界の大きさを
検出することで前記電流路を流れる電流の検出が可能な
電流センサ内蔵端子台であって、前記環状コアの内周に
前記接続端子が配置されることを特徴とするものであ
る。
【0010】上記課題の少なくとも一つを解決するた
め、請求項2記載の電流センサ内蔵端子台は、請求項1
記載の電流センサ内蔵端子台であって、前記端子台が前
記接続端子を覆う部分と前記接続端子が取り付けられた
部分とに分割形成され、前記環状コアが少なくとも前記
接続端子を覆う蓋部と該蓋部以外の基部とに分割形成さ
れたことを特徴とするものである。
【0011】上記課題の少なくとも一つを解決するた
め、請求項3記載の電流センサ内蔵端子台は、請求項2
記載の電流センサ内蔵端子台であって、前記環状コアの
分割面からの漏れ磁束を前記環状コア内に誘導する漏れ
磁束誘導手段を備えることを特徴とするものである。
【0012】上記課題の少なくとも一つを解決するた
め、請求項4記載の電流センサ内蔵端子台は、請求項3
記載の電流センサ内蔵端子台であって、前記漏れ磁束誘
導手段が、前記分割面のうち蓋部側の面と前記分割面の
うち基部側の面との距離を縮める力を作用させる付勢手
段であることを特徴とするものである。
【0013】上記課題の少なくとも一つを解決するた
め、請求項5記載の電流センサ内蔵端子台は、請求項3
記載の電流センサ内蔵端子台であって、前記漏れ磁束誘
導手段が、前記分割面の周囲を囲む非磁性かつ電気絶縁
性の磁束遮蔽手段であることを特徴とするものである。
【0014】
【作用】上述の請求項1記載の電流センサ内蔵端子台
は、電流センサを構成する環状コアの内周に接続端子を
設け、接続端子もしくは接続端子に接続される電流路か
ら直接電流の検出を行う。
【0015】上述の請求項2記載の電流センサ内蔵端子
台は、電流路の接続端子へ脱着作業時には、端子台が接
続端子を覆う部分と接続端子が取り付けられた部分と
に、環状コアが前記基部と前記蓋部とにそれぞれ分解で
きる。
【0016】上述の請求項3記載の電流センサ内蔵端子
台は、電流検出時には、漏れ磁束誘導手段が環状コアの
分割面からの漏れ磁束を環状コア内に誘導する。
【0017】上述の請求項4記載の電流センサ内蔵端子
台は、付勢手段により基部側の分割面と蓋部側の分割面
との距離が縮まり、環状コア内に発生した磁束が環状コ
アから漏れる空間が形成されにくくなる。
【0018】上述の請求項5記載の電流センサ内蔵端子
台は、分割面の周囲が非磁性で電気絶縁性の磁束遮蔽手
段により囲まれ、分割面から磁束が漏れる空間が形成さ
れにくくなる。
【0019】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施の形態〕以下、本発明の第1の実施の形態
を図面に基づいて説明する。なお、図7と同じ部分には
同じ符号を用いることとする。まず、本発明の電流セン
サ内蔵端子台のうち電流センサ部分について図1および
図2を用いてその一例を説明する。
【0020】直線状に延びた電流路1には、これを囲ん
で環状コア2が設けられており、環状コア2は環状に成
形された強磁性体よりなり、周方向の一か所で切り離さ
れて切り離し端3aと3bの間に一定間隔の間隙(ギャ
ップ)4が形成されている。ホール素子5は、上記ギャ
ップ4中に設けられ、駆動回路6より制御電流が供給さ
れることにより駆動される。
【0021】図2は駆動回路の一例を示したものであ
り、7から9は抵抗で、10はオペアンプ(演算増幅
器)であり、非反転入力端子(+)が抵抗7と抵抗8の
接続点Aに接続され、反転入力端子(−)と出力端子と
の間にホール素子5が接続されている。なお、オペアン
プ10には+15(V)と−15(V)の電源が供給さ
れている。このように構成されている駆動回路によって
ホール素子5に予め制御電流IH が供給されている。
【0022】図1に戻ると、電流路1に被測定電流Iが
流れて被測定電流Iに比例した磁界が環状コアを通して
発生するようになっている。従って、環状コアの切り離
し端3aと3bの間に配置されたホール素子5には、発
生した磁界と制御電流IH の積に比例した電圧、すなわ
ち、被測定電流Iと制御電流IH の積に比例した出力電
圧VH が発生し、これを出力リード11から取り出せる
ようになっている。
【0023】出力リード11から取り出された出力電圧
H は演算装置12に入力され、前記平板状の電流路1
に流れる電流が演算される。環状コア2の透磁率は間隙
の透磁率に比べ非常に大きいので上記ギャップ4内の磁
束密度Bgは次の式1で近似できる。
【0024】
【式1】Bg=μ0・I/1
【0025】ここで、μ0 は間隙の透磁率、lはギャッ
プ長、Iは電流路を流れる被測定電流である。また、ホ
ール素子5の出力電圧VH は次の式2で示される。
【0026】
【式2】VH =RH /d・IH ・Bg
【0027】ここで、RH はホール係数、dはホール素
子5の厚さ、IH は制御電流である。しかして、演算装
置は式1、式2を用いて上記出力電圧VH より被測定電
流Iを算出する。
【0028】さて、図3には本発明に係る三相3線式の
電流センサ内蔵端子台の縦断面図が、図4には本発明に
係る三相3線式の電流センサ内蔵端子台の全体を示す斜
視図がそれぞれ示されている。この電流センサ内蔵端子
台の端子台13は電気絶縁材料であるプラスチックから
成るものである。端子台13にはその内部を配線方向に
貫通する3本の孔14u、14v、14wを有し、ま
た、孔14u、14v、14wにはそれぞれ接続端子1
5u、15v、15wが設けられ、3本の孔14u、1
4v、14wのうち両端の2本14u、14wの周りを
それぞれ巻回すように強磁性を有する方向性ケイ素鋼板
からなる環状コア16u、16wが埋め込まれている。
環状コア16u、16wはその一部が切り欠かれて断面
コ字状に形成され、その切り欠き部17u、17wには
環状コア16u、16wにおける磁界の大きさを検出す
る検出手段であるホール素子18u、18wが挿入され
ている。ホール素子18u、18wは図示しない駆動回
路により駆動電流が供給されて駆動状態となり、図示し
ない演算装置に電気信号を出力する。
【0029】また、この端子台13は3本の孔14u、
14v、14wの各軸方向に平行に分割形成されてお
り、図3に示すように、配線方向に延びる3本の溝20
u、20v、20wを備える基部13bと、溝20u、
20v、20wの開放されている上面を覆って被さる蓋
部13aとに分割することができる。分割面は台13の
両端の接続端子15u、15wを囲んで埋め込まれた環
状コア16u、16wにも形成されるため、環状コア1
6u、16wはそれぞれ端子台13の分割に伴い、基部
13bに埋め込まれた部分16ub、16wbと蓋部1
3aに埋め込まれた部分16ua、16waとに分割さ
れる。
【0030】以上説明した第1の実施の形態では、環状
コア16u、16wの内周に接続端子15u、15wが
配置されることで電流センサ内蔵端子台の小型化が図
れ、分割面19a、19bから端子台13が基部13b
と蓋部13aとに分割されるこで接続端子15u、15
v、15wへの図示しない電流路の取り外し作業の際に
は接続端子15u、15v、15wを囲む機械的な閉回
路が開かれ、接続端子15u、15v、15wを覆う部
分が除去されて従来の配線作業性が維持される。
【0031】以下、同一部分には同一の符号及び名称を
用いて説明することとする。
【0032】〔第2の実施の形態〕次に、本発明の第2
の実施の形態の説明を図面に基づいて行う。図5は本発
明に係る三相3線式の電流センサ内蔵端子台の縦断面図
である。
【0033】端子台13を構成する蓋部13aには、図
2と同様に基部13bに含まれる部分16ub、16w
bとそれぞれ磁気閉回路を形成する環状コアの部分16
ua、16waが埋め込まれている。蓋部13aは、埋
め込まれた環状コア16ua、16waが分割面19a
から垂直な方向に所定の長さだけ出入りできるように、
その内部の環状コアを埋め込む空間に移動代24u、2
4wを備えている。また、蓋部13aには、蓋部13a
が基部13bに取り付けられたとき、分割面19aを分
割面19bに近づける向きの力を蓋部13a側の環状コ
ア16ua、16waそれぞれにかける付勢手段である
バネ21u、21wが埋め込まれている。
【0034】バネ21u、21wを設けたことにより、
蓋部13aに埋め込まれた環状コアの部分16ua、1
6waと基部13bに埋め込まれたコア部材の部分16
ub、16wbとにそれぞれの分割面19a、19bに
垂直な方向に力がかかり、環状コア16uaと16u
b、16waと16wb、それぞれの接合が強化され
る。これにより分割面19a、19bからの磁束の漏れ
が防がれ、電流検出の精度の低下を防ぐことができる。
【0035】〔第3の実施の形態〕次に、本発明の第3
の実施の形態の説明を図面に基づいて行う。この説明に
当たって図1、2と同じ部分についての説明は省略す
る。図6は本発明に係る三相3線式の電流センサ内蔵端
子台の縦断面図である。
【0036】図6に示すように台13には、図3、図5
と同様に、その内部を配線方向に貫通する3本の孔14
u、14v、14wにはそれぞれ接続端子15u、15
v、15wが設けられている。また、前記3本の孔14
u、14v、14wの全てに、その周りをそれぞれ巻回
すように環状コア16u、16v、16wが埋め込まれ
ている。環状コア16u、16v、16wにはそれぞれ
ホール素子が挿入される切り欠き17u、17v、17
wが設けられている。蓋部13aは、埋め込まれた環状
コア16ua、16va、16waが分割面19aから
垂直な方向に所定の長さだけ出入り自在に移動できるよ
う、その内部の環状コアを埋め込む空間に移動代24
u、24v、24wを備えている。さらに、蓋部13a
には、蓋部13aが基部13bに取り付けられた際に、
分割面19aに垂直な方向で分割面向きの力を蓋部13
aに埋め込まれた環状コア16ua、16va、16w
aにそれぞれかける、付勢手段であるバネ21u、21
v、21wが埋め込まれている。さらに、基部13bに
は、分割面19b上の環状コア16ub、16vb、1
6wb間に分割面19b上から突出した非磁性かつ絶縁
性を有するセラミックス製の磁気遮蔽板22x、22y
が埋め込まれている。この磁気遮蔽板22x、22yの
配線方向の長さは、環状コア16u、16v、16wの
配線方向の長さより大きいものである。また、蓋13a
には、本体13bに設けられた磁気遮蔽板22x、22
yのうち切断面19bから突出した部分を包む大きさの
図示しない凹部が設けられている。
【0037】磁気遮蔽板22x、22yを設けたことに
より、隣接する複数の接続端子15u、15v、15w
にそれぞれ環状コアを設けた電流センサ内蔵端子台にお
いて、隣接する環状コア16uと16v、16vと16
w間の漏れ磁束の混合が遮断される。それにより、漏れ
磁束が環状コア内に誘導されて、電流検出の精度低下を
防ぐことができる。
【0038】〔他の実施の形態〕上記実施の形態におい
て、環状コア中に発生する磁界の大きさを検出するため
にホール素子を用いたが、ホール素子以外でも環状コア
に発生する磁界の強さを検出するもの、例えばセンサー
コイルや磁気抵抗素子等を使用することも可能である。
また、上記実施の形態において、端子台として3端子の
ものを用いたが、1端子や3以外の複数端子についても
適用可能であることは勿論である。また、上記のホール
素子等の環状コア中の磁界の大きさを検出する手段を端
子台に固定したが、端子台から取り外し可能であっても
よい。
【0039】電気絶縁性の端子台を実現するために上記
実施の形態では端子台をプラスチックで形成していた
が、他の電気絶縁材料、例えば、セラミックスで形成す
るようにしてもよいし、これらの材料を導電性の材料で
形成された端子台の表面を覆うようにしてもよいし、そ
の他端子台が電気絶縁性を有するように形成されるもの
であればよい。
【0040】上記実施の形態では、環状コアを方向性ケ
イ素で形成していたが、フェライト等の他の強磁性材料
から形成するようにしてもよいことは勿論である。さら
に、磁気遮蔽板をセラミックスで形成していたが、プラ
スチックやガラス等の非磁性かつ電気絶縁性を有するも
のから形成することも可能である。
【0041】上記実施の形態において、端子台を蓋部と
基部とに上下2分割する分割面を設けたが、複数端子を
有するものである場合には相毎に複数個設けてもよい。
また、上記実施の形態においては接続端子上面と端子台
の上側全面が分割されているが、少なくとも接続端子の
大きさや配線作業に用いる治具の操作が可能なスペース
が確保されて接続端子を覆う環状コアが取り外せればよ
い。
【0042】上記実施の形態において、付勢手段として
バネを用いているが、ゴム等の他の弾性体を用いたり、
空気や液体等の圧力をかけるようにしてもよい。また、
上記実施の形態において付勢手段の設置位置として蓋部
側の環状コアに設けたが、基部側に設けたり、端子台の
分割のされ方によって種々の位置が考えられる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電流センサ
内蔵端子台では、接続端子の周りに電流センサを形成す
る強磁性の環状コアを設けたことで導電金具が不要にな
って従来のものに比べ導電金具の分だけ小型化が可能に
なる。また、接続端子を覆う環状コアおよび端子台の部
分が取り外し可能に構成されているため、接続端子への
電流路の取り外し作業のときに接続端子を覆う部分を取
り外すことで、従来と同様の配線作業性が得られる。さ
らに、分割面からの漏れ磁束を環状コア内に誘導する誘
導手段を設けたことで、漏れ磁束による電流検出能力の
低下が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ホール素子を用いた電流センサの構成を示す
図。
【図2】ホール素子を駆動させる駆動回路の一例を示す
図。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る電流センサ内
蔵端子台の縦断面図。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る電流センサ内
蔵端子台の全体を示す斜視図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る電流センサ内
蔵端子台の縦断面図。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る電流センサ内
蔵端子台の縦断面図。
【図7】従来のホール素子を用いた電流センサの構成を
示す図。Aは平面図、Bは側面図、CはAのZ−Z線断
面図。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・・・・・・・電流路 2・・・・・・・・・・・・・・・・環状コア 5・・・・・・・・・・・・・・・・ホール素子 13・・・・・・・・・・・・・・・端子台 13a・・・・・・・・・・・・・・蓋部 13b・・・・・・・・・・・・・・基部 15、15u、15v、15w・・・接続端子 16、16u、16v、16w・・・環状コア 16ua、16va、16wa・・・蓋部に埋め込まれ
た環状コアの部分 16ub、16vb、16wb・・・基部に埋め込まれ
た環状コアの部分 18u、18v、18w・・・・・・ホール素子 19a、19b・・・・・・・・・・分割面 21u、21v、21w・・・・・・バネ 22x、22y・・・・・・・・・・磁気遮蔽板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流路を接続する接続端子と、該接続端
    子の設けられた電気絶縁性の端子台と、前記接続端子に
    接続される電流路を囲んで前記端子台に配設される強磁
    性の環状コアとを備え、該環状コア中に発生する磁界の
    大きさを検出することで前記電流路を流れる電流の検出
    が可能な電流センサ内蔵端子台であって、前記環状コア
    の内周に前記接続端子が配置されることを特徴とする電
    流センサ内蔵端子台。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電流センサ内蔵端子台で
    あって、前記端子台が前記接続端子を覆う部分と前記接
    続端子が取り付けられた部分とに分割形成され、前記環
    状コアが少なくとも前記接続端子を覆う蓋部と該蓋部以
    外の基部とに分割形成されることを特徴とする電流セン
    サ内蔵端子台。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電流センサ内蔵端子台で
    あって、前記環状コアの分割面からの漏れ磁束を前記環
    状コア内に誘導する漏れ磁束誘導手段を備えることを特
    徴とする電流センサ内蔵端子台。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の電流センサ内蔵端子台で
    あって、前記漏れ磁束誘導手段が、前記分割面のうち蓋
    部側の面と前記分割面のうち基部側の面との距離を縮め
    る力を作用させる付勢手段であることを特徴とする電流
    センサ内蔵端子台。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の電流センサ内蔵端子台で
    あって、前記漏れ磁束誘導手段が、前記分割面の周囲を
    囲む非磁性かつ電気絶縁性の磁束遮蔽手段であることを
    特徴とする電流センサ内蔵端子台。
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