JPH11120867A - 電動産業車両の前後進切替スイッチ - Google Patents

電動産業車両の前後進切替スイッチ

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JPH11120867A
JPH11120867A JP29329197A JP29329197A JPH11120867A JP H11120867 A JPH11120867 A JP H11120867A JP 29329197 A JP29329197 A JP 29329197A JP 29329197 A JP29329197 A JP 29329197A JP H11120867 A JPH11120867 A JP H11120867A
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JP
Japan
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case
shaft
bearing
industrial vehicle
changeover switch
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Pending
Application number
JP29329197A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Egawa
光夫 江川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Denso Co Ltd
Original Assignee
Asahi Denso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】軸受の構造を簡略化してコストダウンすると共
にケースを小型化した電動産業車両の前後進切替スイッ
チ。 【解決手段】上部に貫通孔(2a)を有する箱型のケース
(2)と、該貫通孔に圧入された軸受(12)と、先端を
ケース内部からケース外部に突出させた状態にて前記軸
受に回動自在に支持された軸(3)と、該軸の上端に固
着されたレバー(4)と、ケース内において前記軸に固
着された上部左右両側面に複数の節度用凹部(5b)を備
えると共に下部左右両側面に突起(5c)を有するスリー
ブ(5)と、前記節度用凹部に弾性的に係合する左右一
対の節度部材(6)(6)と、前記左右の凸状カムによ
って開閉される左右に配置した複数のマイクロスイッチ
(7)(7)とから成る電動産業車両の前後進切替スイ
ッチ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばバッテリ
フォークリフトのような電動産業車両の前進・後進を切
り替えるスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電動産業車両の前後進切替スイッ
チとしては、図6、図7に示す形態のものがある。この
スイッチは、上部に貫通孔(31a)を有する箱型のケー
ス(31)の該貫通孔に軸(32)が軸受(43)を介して回
動自在に軸支され、該軸の外方上端にレバー(33)が固
着されたものである。
【0003】前記軸(32)のケース内に位置する部分、
すなわち中央部から下端にかけては、スリーブ(34)が
該軸と一体的に設けられている。このスリーブには、中
央部側面の一方にのみ張出部(34a)が設けられ、該張
出部の先端には複数の凹部(34b)が形成されている。
また、該張出部と軸を挟んで反対側には、突起(34c)
が形成されている。
【0004】一方、前記凹部(34b)と対向する位置に
は、一端を軸(40)により揺動可能に軸支されたホルダ
(36)と、該ホルダの先端に回動自在に支持されたロー
ラ(37)と、該ホルダを前記凹部の方向に付勢するバネ
(38)とから成る節度部材(35)が設けられ、ローラが
前記凹部に弾性的に係合することにより、レバー(33)
を操作した際に、適宜の節度感が得られるようになって
いる。
【0005】また、前記突起(34c)と対応する位置に
は、複数のマイクロスイッチ(39)が金属製のプレート
(41)上に積層状にネジ止めされている。そして、各マ
イクロスイッチは、それぞれのレバー状の操作子(39
a)が前記突起の回動軌跡内に位置しているため、レバ
ー(33)を揺動操作すると、前記突起によって複数の操
作子が選択的に押されて接点が開閉され、電動産業車両
の前後進が切り替わるものである。
【0006】なお、前記プレート(41)には、前記軸
(32)の下端が支持される。また、ケース(31)下方の開
口部は、裏蓋(42)をネジ止めすることによって密封さ
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の切替スイッチ
は、レバー(33)を操作した際の節度感を得るための節
度部材(35)が前記軸(32)の片側に設けられているた
め、該軸に対し、常に一方向の荷重がかかるものであっ
た。したがって、軸受(43)は耐久性と強度を考慮し
て、たとえば焼結合金のような堅牢な材料を使用する必
要がある。また、該軸受が前記荷重で外れないように、
軸に抜け止め用のCリング(44)を設ける必要があっ
た。よって製品コストが上昇するものであった。
【0008】また、マイクロスイッチ(33)を数個(図
7においては4個)積み重ねるため、ケース(31)の内
部に無駄な空間が多く、該ケースの寸法が大きくなるも
のであった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題点
を解決したもので、軸受の構造を簡略化してコストダウ
ンすると共にケースを小型化した電動産業車両の前後進
切替スイッチを提供するものである。
【0010】すなわち、本発明は、上部に貫通孔(2a)
を有する箱型のケース(2)と、該貫通孔に圧入された
軸受(12)と、先端をケース内部からケース外部に突出
させた状態にて前記軸受に回動自在に支持された軸
(3)と、該軸の上端に固着されたレバー(4)と、ケ
ース内において前記軸に固着された上部左右両側面に複
数の節度用凹部(5b)を備えると共に下部左右両側面に
突起(5c)を有するスリーブ(5)と、前記節度用凹部
に弾性的に係合する左右一対の節度部材(6)(6)
と、前記左右の凸状カムによって開閉される左右に配置
した複数のマイクロスイッチ(7)(7)とから成る電
動産業車両の前後進切替スイッチである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
【0012】図中、(1)は本発明に係る電動産業車両
の前後進切替スイッチである。この切替スイッチ(1)
は、上面に貫通孔(2a)を有する箱型のケース(2)、
該貫通孔に圧入された軸受(12)、該軸受に回動自在に
軸支された軸(3)、軸の上端に固着されたレバー
(4)、ケース内で前記軸に一体的に設けられたスリー
ブ(5)、該スリーブに弾性的に係合する一対の節度部
材(6)(6)、等から構成されるものである。
【0013】ケース(2)は、アルミダイカスト等で作
製され、下面が開放された箱型をなしていて、その上面
中央部は丘状に盛り上がった丘状部(2b)となってお
り、この丘状部に貫通孔(2a)が設けられている。この
貫通孔(2a)には、たとえば黄銅で作製された軸受(1
2)が圧入されている。また、ケースの後面には取付孔
(2c)(図3参照)が設けられており、この孔を利用し
て、電動産業車両のステアリングコラムにネジ止めする
ことができる。
【0014】軸(3)は、金属棒を切削加工して作製さ
れ、前記軸受(12)に回動自在に挿入されると共に上端
がケース(2)外部に突出しており、この上端部にレバ
ー(4)がピン(22)により固着されている。なお、
(21)は、防水のためのOリングである。
【0015】一方、前記軸(3)の中央から下端にかけ
ては、スリーブ(5)がピン(20)により固定されてい
る。このスリーブは、ポリアセタール樹脂等により形成
され、上端左右のフランジ状張出部(5a)の先端部に
は、複数個の節度用凹部(5b)が形成されると共に下部
左右には突起(5c)が形成されている。
【0016】前記凹部には、図3に示す如く、一対の節
度部材(6)(6)が左右から弾性的に係合している。
この節度部材は、前記凹部に当接するローラ(9)と、
該ローラをその先端に支持するホルダ(10)と、該ホル
ダの後端に設けられ、ホルダを前記スリーブ方向に付勢
するバネ(11)とから構成され、前記ケース(2)の上
面にプレート(16)を介してネジ(18)により取り付け
られている。
【0017】この節度部材の下方のケース(2)開口部
は、金属板をプレス加工した裏蓋(8)をネジ(18)で
ケースに固定することによって密閉される。この裏蓋に
は、前記軸(3)の下端が軸支される孔(8a)が設けら
れると共に複数のマイクロスイッチ(7)がプレート
(17)を介してネジ(18)により突起(5c)の外方左右
に取り付けられ、また、その近傍にコネクタ(19)を有
する基板(13)が取り付けられている(図5参照)。
【0018】前記マイクロスイッチ(7)は、レバー状
の操作子(7a)が押されることにより接点が開閉する周
知のもので、リード線(14)により前記基板(13)に接
続されている。また、前記操作子の先端は、前記スリー
ブ(5)のカム(5c)の回動軌跡内に位置している(図
5参照)。
【0019】前記コネクタ(19)には、コード(21)が
接続されていて、該コードは、電動車両の制御装置(図
示しない)に接続されている。なお、(15)は、該コー
ドを保護するカバーである。
【0020】次に本発明の動作について説明する。
【0021】たとえば、レバー(4)を図1に示す「中
立」位置から「前進」位置に回動させると、節度部材
(6)のローラ(9)がバネ(11)の弾性力により前記
凹部(5b)に弾性的に係合し、所定の節度感が得られ
る。これと同時に、スリーブ(5)の突起(5c)が左方
のマイクロスイッチ(7)の操作子(7a)を押して、制
御装置(図示しない)の回路が切り替わるので、電動産
業車両は前進することができるようになる。
【0022】このとき、軸(3)には左右の節度部材
(6)(6)から均等な荷重が加わるため、軸受(12)
に加わる負荷が軽減される。よって、該軸受は、たとえ
ば黄銅のような安価な材料で作製することができる。ま
た、負荷が軽減されることにより、軸受(12)の抜け止
め部品(例えばCリング)が不要になる。以上のことか
ら、従来品に比べて製造コストを抑制することができ
る。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上のような構成であるた
め、軸受(12)の材質として耐摩耗性の大きな物を必要
とせず、また、該軸受の固定部品が不要になるため、従
来品に比べ、軸受の構造を簡略化でき、製造コストの低
減が可能である。
【0024】さらに、節度部材(6)とマイクロスイッ
チ(7)を左右に2つずつ振り分けたため、ケース
(2)内の無駄なスペースが少なく、該ケースを小型化
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】 図1の底面図である
【図3】 図2のA−A断面図である。
【図4】 図2のB−B断面図である。
【図5】 組立状態を示す分解斜視図である。
【図6】 従来品を示す部分断面図である。
【図7】 図6のC−C断面図である。
【符号の説明】
1………切替スイッチ 2………ケース 2a………貫通孔 3………軸 4………レバー 5………スリーブ 5a………張出部 5b………凹部 5c………突起 6………節度部材 7………マイクロスイッチ 8………裏蓋 9………ローラ 10………ホルダ 11………バネ 12………軸受

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部に貫通孔(2a)を有する箱型のケース
    (2)と、該貫通孔に圧入された軸受(12)と、先端を
    ケース内部からケース外部に突出させた状態にて前記軸
    受に回動自在に支持された軸(3)と、該軸の上端に固
    着されたレバー(4)と、ケース内において前記軸に固
    着された上部左右両側面に複数の節度用凹部(5b)を備
    えると共に下部左右両側面に突起(5c)を有するスリー
    ブ(5)と、前記節度用凹部に弾性的に係合する左右一
    対の節度部材(6)(6)と、前記左右の凸状カムによ
    って開閉される左右に配置した複数のマイクロスイッチ
    (7)(7)とから成る電動産業車両の前後進切替スイ
    ッチ。
JP29329197A 1997-10-09 1997-10-09 電動産業車両の前後進切替スイッチ Pending JPH11120867A (ja)

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