JP3744643B2 - 多方向入力装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車等に使用して好適な多方向入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来における多方向入力装置は、特開平8ー203387号で開示されたものがある。
この多方向入力装置は、図4ー図7に示すように、操作部Sを、回転することにより回転型部品Rを操作し、また、操作部Sを、軸方向に対して直角方向に移動させることによりプッシュスイッチPを操作するものである。
そして、回転型部品Rは、一対の摺動接片50a、50bを備えた接点体50を箱形ケース51に固定し、この箱形ケース51内には、前記摺動接片50aと摺接する接点板52を固定した回転体53を、軸54で回転可能に取り付けた構成となっている。
また、プッシュスイッチPは、筺体55内に接点部(図示せず)を設け、筺体55に移動可能に取り付けられた操作ボタン56を設けた構成となっている。
【0003】
また、図7に示すように、平板状の絶縁基板58には、回転型部品Rをガイドするための凹部58aと、この凹部58aの両側に位置し、回転型部品Rの抜け止めのための一対のレール58bと、前記凹部58aと間隔を置いた凹部58cと、突部58dとが設けられている。
更に、絶縁基板58には、固定接点59が、凹部58a内で露出した状態で埋設されている。
そして、絶縁基板58の凹部58aに、回転型部品Rのケース51を載置し、且つ、レール58bを、ケース51の段部51aに当接させ、また、突部58dに掛け止めしたねじりバネ60で、ケース51を弾圧して、回転型部品Rが絶縁基板58に取り付けられている。
そして、回転型部品Rが取り付けられた際は、摺動接片51bが、絶縁基板58上の露出した接点59aに接触した状態となっている。
【0004】
また、絶縁基板58の凹部58cには、プッシュスイッチPの筺体55がはめ込まれ、操作ボタン56が回転型部品Rのケース51の突起51bに対向した状態で、プッシュスイッチPが絶縁基板58に取り付けられている。
更に、操作部Sが、回転型部品Rの回転体53にネジ61で取り付けられた構成となっている。
【0005】
次に、従来の多方向入力装置の動作を説明すると、先ず、操作部Sを回転すると、この回転に伴って、回転体53が軸54を中心にして回転する。
すると、回転体53に取り付けられた接点板52も回転して、摺動接片50aに接離して接点の切り換えが行われ、この接点の切り換えが摺動接点50bと接点59aを介して固定接点59に導出される。
次に、操作部Sを、軸54の軸方向に対して直角方向、即ち、矢印Y方向に押圧すると、操作部Sは、回転型部品Rを伴って、ねじりバネ60に抗して矢印Y方向に移動する。
この時、摺動接片50bは、固定接点59の接点59a上に摺動して、回転型部品Rの電気接続を維持した状態で、ケース51の突起51bがプッシュスイッチPの操作ボタン56を押圧する。
【0006】
すると、プッシュスイッチPの接点の切り換えが行われ、しかる後、操作部Sの押圧を解除すると、ねじりバネ60によって、回転型部品Rは操作部Sを伴って押圧前の状態に移動する。
この時、摺動接片50bは接点59a上を摺動して、回転型部品Rの電気接続を維持すると共に、操作ボタン56は押圧前の状態に戻り、プッシュスイッチPの接点の切り換えが行われる。
このように、操作部Sを回転することにより回転型部品Rを操作し、また、操作部Sを、軸方向に対して直角方向に移動させることによりプッシュスイッチPを操作するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の多方向入力装置は、操作部Sを、軸方向に対して直角方向に移動させた時、回転型部品Rが移動するため、装置が大型に成るという問題がある。
また、回転型部品Rの移動時、回転型部品Rの電気接続の維持のため、摺動接片50bを固定接点59に摺接させる構成を必要とし、このため、長寿命化を図ることが難しく、且つ、その構成が面倒で、コスト高に成るという問題がある。
更に、操作部Sは、回転と直角方向の二つの操作により二つのスイッチを操作するものであるため、多機能の入力装置に利用できないという問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の解決手段として、回転動作と回転軸方向に対して直角方向に移動可能な操作部と、回転軸を有し、前記操作部の回転軸方向に配設された回転型電気部品と、前記操作部の回転軸方向と直角方向に配設された複数個のプッシュスイッチと、前記操作部と前記回転軸との間に設けたオルダム接ぎ手とを備え、前記操作部の回転で、前記オルダム接ぎ手を介して前記回転軸を回転して前記回転型電気部品を操作し、また、前記操作部と前記プッシュスイッチとの間に、前記操作部の前記直角方向の移動に伴って移動可能な駆動体を設け、前記操作部を、前記直角方向に移動した時、前記駆動体を介して複数個の前記プッシュスイッチを操作するようにした構成とした。
また、第2の解決手段として、前記プッシュスイッチを、前記回転軸方向に対して直角方向において、少なくとも4個配設した構成とした。
また、第3の解決手段として、前記操作部を回転軸方向に移動可能とし、前記回転型電気部品と並設するスイッチを有し、前記操作部の回転軸方向の移動によって、前記回転軸を介して前記スイッチを操作するようにした構成とした。
また、第4の解決手段として、外壁を設けた箱形の筺体を有し、該筺体に、前記プッシュスイッチと前記駆動体を収納すると共に、前記操作部を、前記外壁から外方に突出した構成とした。
また、第5の解決手段として、前記筺体と前記駆動体との間にバネ部材を配設し、前記操作部の中立位置を保持するようにした構成とした。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明における多方向入力装置の一実施例を、図1から図3に基づいて説明すると、図1は本発明の多方向入力装置の平面図、図2は本発明の多方向入力装置の要部断面図、図3は本発明の多方向入力装置の分解斜視図である。
【0010】
合成樹脂の成型品から成る筺体1は、一端が開放され、内部が中空となった箱形をなし、その内部には中央部に位置する矩形状の凹部1aと、この凹部1aと連接した4個の窪み部1bとが設けられている。
また、筺体1は、外壁1cを有し、この外壁1cの中央部には、凹部1aと連通する十字状の孔1dが設けられている。
また、ユニット化された同一に構成を有する複数個(ここでは4個)のプッシュスイッチP1は、切り換え接点(図示せず)を内蔵した絶縁ケース2と、バネ(図示せず)によって弾圧された状態で、絶縁ケース2に移動可能に取り付けられた可動体3とを備えている。
そして、このような複数個のプッシュスイッチP1は、筺体1の窪み部1bにそれぞれ挿入されて、適宜方法で筺体1に取り付けられ、取り付けられた際は、可動体3が凹部1aに突出した状態となる。
【0011】
また、金属板から成るバネ部材4は、図2、図3に示すように、円形の孔4aを有する四角状の板部4bと、この板部4bから下方に折り曲げられ、各辺毎に切り欠き部4cを設けて間隔を置いて形成された一対のバネ腕部4dとを備えている。
そして、このバネ部材4は、筺体1の開放部から凹部1aに挿入され、板部4bを外壁1cの内面に載置し、それぞれのバネ腕部4dを凹部1aの外周面に当接させて筺体1内に取り付けられると共に、切り欠き部4cには、プッシュスイッチP1の可動体3が位置した状態と成っている。
また、合成樹脂の成型品から成りる箱状の駆動体5は、中心部に鍔部5aを有する四角状の前面板5bと、前面板5bの4辺から下方に延び、中空部5cを有する四角筒状の作動部5dとを備えている。
【0012】
そして、この駆動体5は、その前面板5aから筺体1の凹部1aに挿入され、鍔部5aがバネ部材4の孔4aと筺体1の孔1dとを貫通して外方に突出し、また、前面板5bがバネ部材4の板部4bに当接した状態で、駆動体5が筺体1の凹部1a内に収納されて取り付けられている。
また、駆動体5が取り付けられた際は、4辺に位置したそれぞれの作動部5dと筺体1との間に、バネ部材4のバネ腕部4dが位置して、このバネ部材4によって、駆動体5は、通常時、中立位置が保持されるようになっている。
そして、駆動体5は、筺体1の外壁1c面に沿って移動可能で、即ち、駆動体5を矢印H方向(回転軸方向に対して直角方向H)に押圧すると、駆動体5はバネ腕部4dのバネ力に抗して、バネ部材4を伴って外壁1c面に沿って同方向に移動し、これによって、作動部5dで、複数個の内の何れか一つのプッシュスイッチP1の可動体3を押して、プッシュスイッチP1が操作され、接点の切り換えが行われるようになっている。
また、駆動体5の押圧を解除すると、バネ腕部4dにより、駆動体5とバネ部材4は、押圧前の中立位置の状態に戻ると共に、可動体3も元の位置に戻り、接点の切り換えが行われる。
そして、このような動作により、ここでは4個のプッシュスイッチP1の操作が、それぞれ行うことが出来るようになっている。
【0013】
また、回転動作と、回転軸方向Gと、回転軸方向Gに対して直角方向Hとの移動が可能な操作部6と有し、この操作部6は、駆動体5の鍔部5aに挿入されて取り付けられ、駆動体5、バネ部材4、及び筺体1の外壁1cを貫通して外方に突出している。
また、ロータリスイッチ、ロータリ型エンコーダ等から成る回転型電気部品Rを備えていて、この実施例ではユニット化されたロータリエンコーダを用いており、このユニット化された回転型電気部品Rは、図2に示すように、合成樹脂から成る二つの絶縁ケース7、8の、一方の絶縁ケース7に金属のバネ板から成る固定接点9を埋設し、この二つの絶縁ケース7と8を対向させて組み合わせている。
また、絶縁ケース7、8内には、絶縁ケース7と8で回転可能に支持され、中心部に小判型の軸挿入用の孔10aを有する回転体10が設けられ、この回転体10には、固定接点9と接離する金属板から成る可動接点11が埋設して取り付けられると共に、回転体10の外周部に設けられた凹凸部10bには、バネ12が当接して、節度機構を形成した構成となっている。
そして、このようにユニット化された回転型電気部品Rは、操作部6の回転軸方向Gに配設され、操作部6の下方において、筺体1の凹部1a内に収納された状態で、筺体1に適宜方法で取り付けられている。
【0014】
また、ユニット化されたプッシュ型のスイッチP2を備えており、ここで示したプッシュ型のスイッチP2は、図2に示すように、合成樹脂から成る絶縁ケース13に、金属板から成る固定接点14と導出端子15とが埋設され、金属のバネ板から成る可動接点16が絶縁ケース13内に収納されて、可動接点16の周辺は、導出端子15に常時接触すると共に、その切り起こし部16aは固定接点14に接離可能に、固定接点14と対向した状態となっている。
また、絶縁ケース13内には、ドーム状のバネ性のあるゴムから成る可動体17が配設されると共に、中心部に開口18aを有するカバー18が、絶縁ケース13の開放部を塞ぐように設けられている。
そして、このようにユニット化されたプッシュ型のスイッチP2は、回転軸方向Gにおいて、回転型電気部品Rと重なるように並設され、且つ、軸挿入用の孔10aと開口18aとが対向した状態で取り付けられ、また、スイッチP2は、筺体1の凹部1aに収納されて、前記回転型電気部品Rに適宜方法により取り付けられている。はめ込まれ、もう一方のプッシュスイッチP1と対向した状態で取り付けられている。
【0015】
更に、金属等から成り、回転と回転軸方向Gの移動が可能な非円形の軸19を 有し、この軸19は、回転型電気部品Rの回転体10の孔10aに嵌合されて取り付けられ、その一端は、スイッチP2の可動体17に当接している。
また、前記軸19と操作部6との間には、図2、3に示すように、オルダム接ぎ手20が設けられ、このオルダム接ぎ手20により、操作部6の回転、回転軸方向Gの移動、及び回転軸方向Gに対して直角方向Hの移動を可能にしている。
そして、このオルダム接ぎ手20は、操作部6の一端に設けられた凸条部20aと、軸19の一端に設けられた凸条部20bと、前記操作部6と軸19との間に配設され、一方の面に設けられた凹条部20cと他方の面に設けられた凹条部20dとが直交した状態で形成された伝達部20eとを備えている。
【0016】
そして、オルダム接ぎ手20は、凸条部20aが伝達部20eの凹条部20cに、また、凸条部20bが伝達部20eの凹条部20dにそれぞれ嵌合された状態で組み合わされている。
このようなオルダム接ぎ手20は、操作部6を回転すると、凸条部20aが回転し、これによって、凸条部20aが嵌合した凹条部20cによって伝達部20eが回転し、更に、伝達部20eの回転が、凹条部20dに嵌合した凸部20bに伝えられて軸19が回転し、更に又、これによって、回転型電気部品Rの回転体10が回転して、回転型電気部品Rの切り換えが行われるようになる。
また、操作部6を、操作部6の回転軸方向Gに対して直角方向Hに移動すると、凸条部20aと凹条部20c,また、凸条部20bと凹条部20dとの間で摺動動作を行い、軸19を回転することなく、操作部6を直角方向Hに移動することが出来る。
また、操作部6を、回転軸方向Gに移動すると、伝達部20e,軸19を伴って操作部6を移動することが出来る。
【0017】
次ぎに、このような構成を有する本発明の多方向入力装置の動作を説明すると、図2において、先ず、操作部6を回転すると、操作部6は、オルダム接ぎ手20、軸19を介して回転型電気部品Rの回転体10を回転する。
そして、回転体10は、バネ12の節度機構によりクリック感を持って回転すると共に、可動接点11が、固定接点9上を摺動して接点の切り換えが行われ、この接点の切り換えは、固定接点9の端子から導出されるように成っている。
【0018】
次ぎに、操作部6を回転軸方向Gに押圧・移動すると、操作部6は、オルダム接ぎ手20を介して軸19を押圧する。
すると、軸19は回転体10の孔10aをガイドにして同方向に移動し、この軸19がプッシュ型のスイッチP2のドーム状の可動体17を押圧し、可動体17は反転運動して、可動接点16の切り起こし部16aを固定接点14に接触させて、導出端子15と固定接点14との間が導通されて接点の切り換えが行われ、この接点の切り換えは、固定接点14及び導出端子15の端子から導出されるようになっている。
次いで、操作部6の回転軸方向Gの押圧を解除すると、可動体17は、そのバネ性によって反転して元の状態に戻り、すると、切り起こし部16aもバネ性で元に状態、即ち、固定接点14との接触が離れて状態になって、接点の切り換えが行われる。
また、可動体17の反転運動により、可動体17が軸19、オルダム接ぎ手20、及び操作部6を元の状態に押し戻す。
【0019】
次ぎに、操作部6を、回転軸方向Gに対して直角方向Hに押圧・移動すると、操作部6は、駆動体5とバネ部材4を伴って、筺体1の外壁1c面に沿って移動する。
すると、駆動体5はバネ腕部4dのバネ力に抗して同方向に移動し、これによって、作動部5dで、複数個の内の何れか一つのプッシュスイッチP1の可動体3を押して、プッシュスイッチP1が操作され、接点の切り換えが行われるようになっている。
また、操作部6の押圧を解除すると、バネ腕部4dにより、操作部6、駆動体5、及びバネ部材4は、押圧前の中立位置の状態に戻ると共に、可動体3も元の位置に戻り、接点の切り換えが行われる。
そして、このような動作により、ここでは4個のプッシュスイッチP1の操作が、それぞれ行うことが出来るようになっている。
【0020】
そして、このような多方向入力装置を、例えば、自動車に適用した場合は、回転型電気部品Rは、オーデオの音量の高低の調整に使用し、、また、4個のプッシュスイッチP1は、ナビゲーションの上下、左右へのカーソルの移動に使用し、更に、スイッチP2は、前記カーソルの移動の決定に使用されるものである。
なお、上述の実施例では、スイッチP2を用いたもので説明したが、必要に応じて削除しても良く、また、プッシュスイッチP1は、4個のもので説明したが、2個、3個等、種々の使用目的により、その数を選定しても良い。
更に、スイッチP1,P2は、ここで示したものに限らず、種々の構造のものを適用しても良い。
また、凹条溝20c,20dを蟻溝形状とし、凸条部20a、20bを該蟻溝に係合する断面楔形状の凸条としても良い。
【0021】
【発明の効果】
本発明の多方向入力装置は、操作部と回転型電気部品を操作する軸との間に、オルダム接ぎ手を設けたものであるため、操作部を直角方向に移動したとき、回転型電気部品全体を移動することが無く、従って、スペースフアクタが良く、装置が小型となる。
また、回転型電気部品全体が移動しないため、従来のような移動時における摺動接点と固定接点が不要となり、長寿命化が図れると共に、安価な装置を提供できる。
また、操作部の回転軸方向に対して直角方向に複数個のプッシュスイッチを設け、操作部で操作するようにしたため、多機能の入力装置を提供できる。
また、プッシュスイッチを、回転軸方向に対して直角方向に少なくとも4個配設したため、更に、多機能の入力を行うことが出来ると共に、自動車のナビゲーションに使用して好適な入力装置を提供できる。
また、回転型電気部品と並設するプッシュ型のスイッチを設けて、操作部の回転軸方向の移動によって操作するようにしたため、更に、多機能の入力を行うことが出ると共に、小型で、操作性の良好な装置を提供できる。
また、操作部と駆動体とを組み合わせて、駆動体でプッシュスイッチを操作するため、操作部の動作を別部材である駆動体に伝達でき、このため、プッシュスイッチの配置などに、自由度を持たせることが出来て、融通性のある装置を提供できる。
また、筺体に、駆動体とプッシュスイッチとを収納するようにしたため、小型で、多機能の入力装置を提供できる。
更に、筺体と駆動体との間にバネ部材を配設して、操作部の中立位置を保つようにしたため、その構成が簡単で、組立性が良く、安価な装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多方向入力装置の平面図。
【図2】本発明の多方向入力装置の要部断面図。
【図3】本発明の多方向入力装置に係るケースの分解斜視図。
【図4】従来の多方向入力装置の斜視図。
【図5】従来の多方向入力装置の要部の断面図。
【図6】従来の多方向入力装置の要部の断面図。
【図7】従来の多方向入力装置に係る絶縁基板の斜視図。
【符号の説明】
R 回転型電気部品
P1 プッシュスイッチ
P2 プッシュ型のスイッチ
1 筺体
1a 凹部
1b 窪み部
1c 外壁
1d 孔
2 絶縁ケース
3 可動体
4 バネ部材
4a 孔
4b 板部
4c 切り欠き部
4d バネ腕部
5 駆動体
5a 鍔部
5b 前面板
5c 中空部
5d 作動部
6 操作部
7 絶縁ケース
8 絶縁ケース
9 固定接点
10 回転体
10a 孔
10b 凹凸部
11 可動接点
12 バネ
13 絶縁ケース
14 固定接点
15 導出端子
16 可動接点
16a 切り起こし部
17 可動体
18 カバー
18a 開口
19 軸
20 オルダム接ぎ手
20a 凸条部
20b 凸条部
20c 凹条部
20d 凹条部
20e 伝達部
Claims (5)
- 回転動作と回転軸方向に対して直角方向に移動可能な操作部と、回転軸を有し、前記操作部の回転軸方向に配設された回転型電気部品と、前記操作部の回転軸方向と直角方向に配設された複数個のプッシュスイッチと、前記操作部と前記回転軸との間に設けたオルダム接ぎ手とを備え、前記操作部の回転で、前記オルダム接ぎ手を介して前記回転軸を回転して前記回転型電気部品を操作し、また、前記操作部と前記プッシュスイッチとの間に、前記操作部の前記直角方向の移動に伴って移動可能な駆動体を設け、前記操作部を、前記直角方向に移動した時、前記駆動体を介して複数個の前記プッシュスイッチを操作するようにしたことを特徴とする多方向入力装置。
- 前記プッシュスイッチを、前記回転軸方向に対して直角方向において、少なくとも4個配設したことを特徴とする請求項1記載の多方向入力装置。
- 前記操作部を回転軸方向に移動可能とし、前記回転型電気部品と並設するスイッチを有し、前記操作部の回転軸方向の移動によって、前記回転軸を介して前記スイッチを操作するようにしたことを特徴とする請求項1、又は2記載の多方向入力装置。
- 外壁を設けた箱形の筺体を有し、該筺体に、前記プッシュスイッチと前記駆動体を収納すると共に、前記操作部を、前記外壁から外方に突出したことを特徴とする請求項1、又は2,又は3記載の多方向入力装置。
- 前記筺体と前記駆動体との間にバネ部材を配設し、前記操作部の中立位置を保持するようにしたことを特徴とする請求項4記載の多方向入力装置。
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FR3057990A1 (fr) * | 2016-10-20 | 2018-04-27 | Groupe Brandt | Dispositif de commande manuelle pour un appareil electromenager |
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JPH10269902A (ja) | 1998-10-09 |
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