JPH11119112A - 実体顕微鏡の対物変換機構 - Google Patents

実体顕微鏡の対物変換機構

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JPH11119112A
JPH11119112A JP28500697A JP28500697A JPH11119112A JP H11119112 A JPH11119112 A JP H11119112A JP 28500697 A JP28500697 A JP 28500697A JP 28500697 A JP28500697 A JP 28500697A JP H11119112 A JPH11119112 A JP H11119112A
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objective
seat
click
mounting seat
mounting
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Koji Shinomiya
宏治 四宮
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Abstract

(57)【要約】 【課題】対物レンズの傾斜を防止するとともに、振動の
影響を受け難い実体顕微鏡の対物変換機構を提供する。 【解決手段】鏡体の下面に固着した取付座21と、該取
付座21に回転軸23により回転自在に取着した対物座
22と、対物座22の回転位置を制御するクリック機構
18とを備えた実体顕微鏡の対物変換機構において、取
付座21の一端に対物座22の一端を当接する対物座押
圧部21bを設け、クリック機構18の弾発力によって
対物座22が対物座押圧部21bに押圧されるように構
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実体顕微鏡の対物
変換機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の実体顕微鏡の対物変換機構は、複
数の対物レンズを対物座に取付け、回転軸を中心にして
この対物座を回転させることにより、倍率の異なる対物
レンズに変換していた。この対物変換機構を図8により
説明する。それぞれ倍率の異なる対物レンズ101、1
01′は、対物座102に取り付けられ、対物座102
は、回転軸103によって取付座104に回転自在に支
持されている。取付座104の一端には、クリック機構
105が取着され、対物座102の図示しないクリック
溝にクリック機構105のクリックローラ108が嵌入
することにより、対物座102の回転方向の位置を決め
ている。クリック機構105は、コの字状の板バネから
なるクリックバネ106の内側に、クリックローラ10
8をクリック軸107によって回転自在に支持する構造
となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来技
術には、つぎのような問題点があった。対物座は回転軸
に支持されている構造なので、対物レンズを1個のみを
取り付けた場合はその自重により、2個の対物レンズを
取り付けた場合は2個の対物レンズの重量差により回転
軸を支点として傾き、図8に示すように、対物レンズの
本来の光軸mがm′のように傾斜することになる。クリ
ック機構のクリックバネの弾発力は鏡体の光学系の光軸
に対して垂直方向に作用するので、上記の傾きを抑制す
ることができなかった。また、実体顕微鏡の観察時に使
用している対物レンズは、対物座が回転軸を支点とした
片持ち構造となっているため、振動の影響を受け易く、
実体顕微鏡の高倍化の障害となっていた。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、請求項1、2または3に係る発明の課題
は、対物レンズの傾斜を防止するとともに、振動の影響
を受け難い実体顕微鏡の対物変換機構を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1、2または3に係る発明は、鏡体の下面に
固着した取付座と、該取付座に回転軸により回転自在に
取着した対物座と、該対物座の回転位置を制御するクリ
ック機構とを備えた実体顕微鏡の対物変換機構におい
て、前記取付座の一端に前記対物座の一端を当接する対
物座押圧部を設け、前記クリック機構の弾発力によって
前記対物座が前記対物座押圧部に押圧されるように構成
したことを特徴とする。
【0006】請求項1、2または3に係る発明の作用で
は、取付座の一端に対物座の一端を当接する対物座押圧
部を設け、クリック機構の弾発力によって前記対物座が
前記対物座押圧部に押圧されるように構成したことによ
り、対物座が取付座に平行に停止・固定される。請求項
2に係る発明の作用では、上記作用に加え、対物座押圧
部は、取付座の下面の一端に設け、クリック機構の押圧
力は前記取付座の他端において下方向に作用するように
構成したことにより、クリック機構の弾発力は回転軸を
支点に対物座を下方向に押圧し、対物座の上面は回転軸
を支点に取付座の対物座押圧部に押圧される。請求項3
に係る発明の作用では、上記作用に加え、対物座押圧部
は、取付座の一端の横溝の上面に設け、前記クリック機
構の弾発力は前記取付座の他端において上方向に作用す
るように構成したことにより、クリック機構の弾発力は
回転軸を支点に対物座を上方向に押圧し、対物座の下面
は回転軸を支点に取付座の横溝の上面に押圧される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、具体的な実施の形態を説明
する。 (実施の形態1)図1〜図3は実施の形態1を示し、図
1は実体顕微鏡の側面図、図2は対物変換機構の側面
図、図3は対物変換機構の鳥瞰図である。
【0008】図1において、実体顕微鏡は、架台部10
に支柱11を立設し、支柱11には、焦準部12が取着
されている。焦準部12には、鏡体13が上下動自在に
装着されている。鏡体13には、焦準ハンドル14が装
備され、これを回動することによって鏡体13が上下駆
動され、焦準操作を行うことができる。また、鏡体13
には、変倍ハンドル15が装備され、これを回動するこ
とによって、鏡体13内に内蔵された図示しない変倍光
学系のレンズを上下動させて変倍操作を行うことができ
る。鏡体13の上面には、図示しない接眼レンズを内蔵
した双眼鏡筒16が装着されている。
【0009】鏡体13の下面には、互いに倍率の異なる
対物レンズ17、17′を装着した対物変換機構20が
固着されている。図2に示すように、対物変換機構20
は、取付座21を有し、この取付座21が鏡体13の下
面に固着されている。取付座21の対物座取付面21a
には、対物座22が回転軸23によって支持され、回転
軸23を回転中心として回転することができる。また、
取付座21の一端には、対物座取付面21aより若干突
出した対物座押圧部21bが形成されている。さらに、
取付座21の他端には、板バネからなるクリックバネ2
4が取着され、クリックバネ24の先端には、その軸心
を回転軸23の軸心に垂直に向けたクリック軸26によ
って、クリックローラ25が転動自在に支持されてい
る。
【0010】図3に示すように、対物座22の上面の長
手方向両端には、クリックローラ25が円滑に登れるよ
うに、斜面状のスロープ27a、27b、27c、27
dが4ヵ所に刻設されている。また、これらの間に、取
付座21の対物座押圧部21bに接触する当接面28
a、28b、28c、28dと、クリックローラ25が
嵌入するクリック溝29a、29bとが刻設されてい
る。上記のクリックバネ24、クリックローラ25、ク
リック軸26、クリック溝29a、29bとによってク
リック機構18を構成している。図2において、クリッ
ク機構18によって、クリックローラ25がクリック溝
29aに嵌入して、対物座22を下方向に押圧したと
き、対物座22の回転軸当接面22aと回転軸23の対
物座当接面23aとが当接するとともに、対物座22の
当接面28c、28dが取付座21の対物座押圧部21
bに接触し、互いに押圧することになる。この状態で、
対物座22は、取付座21と平行に位置決めされ、対物
レンズ17の光軸mは、傾斜することなく、鏡体13の
光軸n(図1参照)と合致するように構成されている。
クリックローラ25がクリック溝29bに嵌入したとき
も同様である。
【0011】つぎに、上記対物変換機構20を用いた対
物レンズの変換方法について説明する。まず、図2の状
態から、対物レンズ17、17′を装着した対物座22
を手操作により上方から見て右回り(図3の矢印θの方
向)に回転すると、クリックローラ25がクリック溝2
9aから外れ、当接面28b、スロープ27bと滑っ
て、図3に示すように、クリックローラ25はフリーの
状態になる。さらに回転を続行すると、クリックローラ
25にスロープ27dが当接し始め、クリックバネ24
の弾発力に抗しながら当接面28dを滑ってクリック溝
29bが嵌入する。このとき、クリック溝29aの両側
の当接面28a、28bは、取付座21の対物座押圧部
21bに接触し、クリックバネ24の弾発力により押圧
され、対物座22は取付座21と平行に位置決めされ
る。これにより、以前の対物レンズ17の位置に、対物
レンズ17′が位置決めされ、変換作業が終了する。こ
のとき、対物レンズ17′の光軸m′は鏡体13の光軸
nに合致している。
【0012】本実施の形態によれば、対物レンズを装着
している対物座が、クリック機構の弾発力によって取付
座と平行に位置決めされ、鏡体の光学系の光軸と垂直な
位置に固定されるので、対物レンズの傾斜を防止すると
ともに、振動の影響を受け難くすることができる。これ
により、対物個々の重量や、相手対物との重量差などに
よる、像の見えのバラツキがなくなり、さらに高倍の対
物レンズの使用が可能となる。
【0013】本実施の形態では、クリック機構にクリッ
クローラを用いているが、クリックバネの弾発力が鏡体
の光学系の光軸と平行に作用するものであるならば、ク
リックボールまたは円錐状のクリックプランジャを作動
させるものでもよい。また、本実施の形態では、対物座
に2個の対物レンズを装着した場合を説明しているが、
3個以上の対物レンズを装着する場合でも、本実施の形
態を適用することができる。
【0014】(実施の形態2)図4〜図5は実施の形態
2を示し、図4は対物変換機構の側面図、図5は対物変
換機構の下面図である。本実施の形態2は、対物変換機
構の取付座のみが実施の形態1と異なり、他の構成は実
施の形態1と同様のため、異なる部分のみ示し、同一部
分の図と説明を省略する。また、図4および図5におい
ても、同一の部材には同一の符号を付し、説明を省略す
る。
【0015】図4において、対物変換機構30は、取付
座31を有し、この取付座31が鏡体13の下面に固着
されている。取付座31の対物座取付面31aには、対
物座22が回転軸23によって支持され、回転軸23を
回転中心として回転することができる。また、図5に示
すように、取付座31の一端には、対物座取付面31a
より若干突出するように、取付座押圧部としてのパッド
32A、32Bが接着されている。その他の構成は実施
の形態1と同様である。
【0016】上記対物変換機構30を用いた対物レンズ
の変換方法は、実施の形態1と同一のため、説明を省略
する。
【0017】本実施の形態によれば、実施の形態1と同
様の効果に加え、取付座押圧部として、パッドを接着し
ているので、取付座の工作が容易となる。また、対物座
取付面との段差を、パッドを交換することにより自由に
選択することができる。
【0018】実施の形態1で示した変形例は、本実施の
形態でも適用することができる。
【0019】(実施の形態3)図6は実施の形態3を示
し、対物変換機構の側面図である。本実施の形態3は、
対物変換機構の取付座のみが実施の形態1と異なり、他
の構成は実施の形態1と同様のため、異なる部分のみ示
し、同一部分の図と説明を省略する。また、図6におい
ても、同一の部材には同一の符号を付し、説明を省略す
る。
【0020】図6において、対物変換機構40は、取付
座41を有し、この取付座41が鏡体13の下面に固着
されている。取付座41の対物座取付面41aには、対
物座22が回転軸23によって支持され、回転軸23を
回転中心として回転することができる。取付座41の一
端には、回転体42が軸43を回転中心として回転自在
に装着されている。回転体42の先端は、対物座取付面
41aより僅かに突出し、対物座22の当接面28c、
28d(図示省略)が接触したとき、対物座22が取付
座41と平行になるように構成されている。また、図6
の紙面に垂直方向における回転体42の位置は、対物座
41がクリック機構18により停止したとき、対物座2
2の当接面28a、28b(図示省略)、または当接面
28c、28d(図示省略)が接触できる位置2ヵ所に
設けられている。本実施の形態では、回転体42と軸4
3とにより、対物座押圧部を構成している。その他の構
成は実施の形態1と同様である。
【0021】上記対物変換機構40を用いた対物レンズ
の変換方法は、実施の形態1と同一のため、説明を省略
する。ただし、実施の形態1では、対物座押圧部21b
が、また、実施の形態2では、パッド32A、32B
が、ともに、対物座の当接面28a、28b、または当
接面28c、28dに滑り接触するのに対し、本実施の
形態の回転体42は転がり接触する。
【0022】本実施の形態によれば、実施の形態1と同
様の効果に加え、回転体の転がり接触により摩擦抵抗が
軽減されるので、対物レンズの変換作業を円滑に行うこ
とができる。
【0023】実施の形態1で示した変形例は、本実施の
形態でも適用することができる。
【0024】(実施の形態4)図7は実施の形態4を示
し、対物変換機構の側面図である。本実施の形態3は、
対物変換機構の取付座およびクリック機構のみが実施の
形態1と異なり、他の構成は実施の形態1と同様のた
め、異なる部分のみ示し、同一部分の図と説明を省略す
る。また、図7においても、同一の部材には同一の符号
を付し、説明を省略する。
【0025】図7において、対物変換機構50は、取付
座51を有し、この取付座51が鏡体13の下面に固着
されている。取付座51の対物座取付面51aには、対
物座52が回転軸23によって支持され、回転軸23を
回転中心として回転することができる。また、取付座5
1の一端には、コの字形の横溝55が垂設され、この横
溝55の上面にパッド56が貼付されている。横溝55
の溝幅は、対物座52の厚さよりパッド56の厚さ分ま
たはそれ以上広く設定されている。さらに、取付座51
の他端には、板バネからなるクリックバネ54が取着さ
れ、クリックバネ54の下部先端には、その軸心を回転
軸23の軸心に垂直に向けたクリック軸26によって、
クリックローラ25が転動自在に支持されている。対物
座52の下面の両端には、実施の形態1の対物座22と
同様に、クリック溝29a,29bが刻設されている。
【0026】また、実施の形態1の対物22の上面と対
称位置に相当する下面に、図示しないスロープと当接面
が形成されている。上記のクリックバネ54、クリック
ローラ25、クリック軸26、クリック溝29a、29
bとによってクリック機構19を構成している。図7に
おいて、クリック機構19によって、クリックローラ2
5がクリック溝29aに嵌入して、対物座52を上方に
押圧したとき、対物座52の回転軸23の周辺の取付座
当接面52bと取付座51の対物座当接面51aとが当
接するとともに、対物座52の図示しない2ヵ所の当接
面が取付座51のパッド56に接触し、互いに押圧する
ことになる。この状態で、対物座52は、取付座51と
平行に位置決めされ、対物レンズ17の光軸mは、傾斜
することなく、鏡体13の光軸n(図1参照)と合致す
るように構成されている。クリックローラ25がクリッ
ク溝29bに嵌入したときも同様である。その他の構成
は実施の形態1と同様である。
【0027】つぎに、上記対物変換機構50を用いた対
物レンズの変換方法について説明する。まず、図7の状
態から、対物レンズ17、17′を装着した対物座22
を手操作により上方から見て右回りに回転すると、クリ
ックローラ25がクリック溝29aから外れ、図示しな
い当接面、スロープと滑って、クリックローラ25はフ
リーの状態になる。さらに回転を続行すると、クリック
ローラ25につぎの図示しないスロープが当接し始め、
クリックバネ54の弾発力に抗しながら図示しない当接
面を滑ってクリック溝29bが嵌入する。このとき、ク
リックローラ25は、対物座52を上方向に押し、回転
軸23を支点として左下がりとなっている対物座52の
クリック溝29aの両側の図示しない当接面は、取付座
51の横溝55の上面に貼付されたパッド56に接触
し、対物座52を取付座51に対し平行に位置決めす
る。これにより、以前の対物レンズ17の位置に、対物
レンズ17′が位置決めされ、変換作業が終了する。こ
のとき、対物レンズ17′の光軸m′は鏡体13の光軸
n(図1参照)に合致している。
【0028】本実施の形態によれば、対物座の下面にク
リック溝と当接面とが配設される構造であっても、実施
の形態1と同様の効果を得ることができる。
【0029】実施の形態1で示した変形例は、本実施の
形態でも適用することができる。
【0030】なお、上述の具体的な実施の形態から次の
ような構成の技術的思想が導き出される。 (付記) (1)実体顕微鏡の回転型レボルバのクリック機構にお
いて、対物レンズを装着した対物座を、光軸方向と平行
に弾発力が働く転動体と、対物座を支持する回転軸と、
該回転軸に対し前記転動体と反対側に設けた対物座押圧
部との3点で支持するように構成したことを特徴とする
実体顕微鏡の回転型レボルバのクリック機構。対物レン
ズを装着した対物座を3点で支持することにより、対物
レンズの光軸を鏡体の光軸と合致させ、その位置を固定
するので、対物レンズの傾斜を防止するとともに、振動
の影響を受け難くすることができる。 (2)実体顕微鏡の回転型レボルバのクリック機構にお
いて、対物レンズを装着した対物座を、光軸方向と平行
に弾発力が働く転動体と、対物座を支持する回転軸と、
該回転軸に対し前記転動体と反対側に設けたパッドとの
3点で支持するように構成したことを特徴とする実体顕
微鏡の回転型レボルバのクリック機構。(1)の効果に
加え、回転型レボルバの製作を容易にすることができ
る。 (3)実体顕微鏡の回転型レボルバのクリック機構にお
いて、対物レンズを装着した対物座を、光軸方向と平行
に弾発力が働く転動体と、対物座を支持する回転軸と、
該回転軸に対し前記転動体と反対側に設けた回転体との
3点で支持するように構成したことを特徴とする実体顕
微鏡の回転型レボルバのクリック機構。(1)の効果に
加え、回転体と取付座とが転がり接触をするので、回転
型レボルバの回転運動が円滑に行われる。
【0031】
【発明の効果】請求項1、2または3に係る発明によれ
ば、対物座が取付座に平行に停止・固定されるので、対
物レンズの傾斜を防止するとともに、振動の影響を受け
難い対物変換機構を得ることができる。請求項2に係る
発明によれば、上記効果に加え、クリック機構の弾発力
は回転軸を支点に対物座を下方に押圧し、対物座の上面
は回転軸を支点に取付座の対物座押圧部に押圧されるの
で、簡単な構成で、対物座を取付座に平行に停止・固定
させることができる。請求項3に係る発明によれば、ク
リック機構の弾発力は回転軸を支点に対物座を上方に押
圧し、対物座の下面は回転軸を支点に取付座の横溝の上
面に押圧されるので、対物座の下面にクリック溝と当接
面とが配設される構造であっても、対物レンズの傾斜を
防止するとともに、振動の影響を受け難い対物変換機構
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の実体顕微鏡の側面図である。
【図2】実施の形態1の対物変換機構の側面図である。
【図3】実施の形態1の対物変換機構の鳥瞰図である。
【図4】実施の形態2の対物変換機構の側面図である。
【図5】実施の形態2の対物変換機構の下面図である。
【図6】実施の形態3の対物変換機構の側面図である。
【図7】実施の形態4の対物変換機構の側面図である。
【図8】従来技術の対物変換機構の側面図である。
【符号の説明】
18 クリック機構 21 取付座 21b 対物座押圧部 22 対物座 23 回転軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鏡体の下面に固着した取付座と、該取付
    座に回転軸により回転自在に取着した対物座と、該対物
    座の回転位置を制御するクリック機構とを備えた実体顕
    微鏡の対物変換機構において、 前記取付座の一端に前記対物座の一端を当接する対物座
    押圧部を設け、前記クリック機構の弾発力によって前記
    対物座が前記対物座押圧部に押圧されるように構成した
    ことを特徴とする実体顕微鏡の対物変換機構。
  2. 【請求項2】前記対物座押圧部は、前記取付座の下面の
    一端に設け、前記クリック機構の弾発力は前記取付座の
    他端において下方向に作用するように構成したことを特
    徴とする請求項1記載の実体顕微鏡の対物変換機構。
  3. 【請求項3】前記対物座押圧部は、前記取付座の一端の
    横溝の上面に設け、前記クリック機構の弾発力は前記取
    付座の他端において上方向に作用するように構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の実体顕微鏡の対物変換機
    構。
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