JPH11117535A - ネジ鉄筋連結用ネジ継手の連続回転装置 - Google Patents

ネジ鉄筋連結用ネジ継手の連続回転装置

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JPH11117535A
JPH11117535A JP27772697A JP27772697A JPH11117535A JP H11117535 A JPH11117535 A JP H11117535A JP 27772697 A JP27772697 A JP 27772697A JP 27772697 A JP27772697 A JP 27772697A JP H11117535 A JPH11117535 A JP H11117535A
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JP
Japan
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screw
joint
threaded
rotating body
threaded joint
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JP27772697A
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Hideyuki Takada
秀行 高田
Shinichi Emori
慎一 江守
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Kumagai Gumi Co Ltd
Original Assignee
Kumagai Gumi Co Ltd
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  • Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネジ鉄筋どおしを連結するネジ継手の回転操
作を機械化して作業の省力化、効率化を図る。 【解決手段】 連続回転装置51のギアボックス57の
先端面にはネジ継手71を嵌入することのできる開口部
68が開穿されている。また、ギアボックス57には左
右1対のローラ64が収納されており、この左右1対の
ローラ64をネジ継手71の八角ナット部72に押し当
てながらモータ53を駆動すると、ギアボックス57内
のギア機構を介して左右のローラ64が同一方向へ同一
角速度で回転することにより、ネジ継手71が連続回転
することとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ネジ鉄筋どおし
を連結するネジ継手の回転装置に関するものであり、特
に、ネジ継手を連続的に回転させることができるように
した装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】此種ネジ継手は中空筒状に形成され、中
空部内周面に雌ネジが刻設されている。このネジ継手に
てネジ鉄筋どおしを連結する際は、一方のネジ鉄筋の端
部に刻設された雄ネジに該ネジ継手を螺合しておく。そ
して、双方のネジ鉄筋の端部を所定距離隔てて対向させ
(又は当接させ)、前記ネジ継手を回転して他方のネジ
鉄筋へ向けて送り出すことにより、その送出側端部を該
他方のネジ鉄筋の端部に刻設された雄ネジに螺合させ
る。こうして、2本のネジ鉄筋がネジ継手を介して連結
されることとなる。
【0003】従来、このようなネジ鉄筋連結時に於ける
ネジ継手の回転操作は、作業者がじかにネジ継手を手で
回す手作業にて行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】手作業によるときは作
業者の熟練の度合いによって効率が大きく左右される。
また、重労働で作業者が疲幣し易い。
【0005】そこで、かかるネジ継手の回転操作を機械
化して作業者の労力を軽減し、作業効率を向上させるた
めに解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発
明は該課題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために提案されたものであり、ネジ鉄筋どおしを連
結するネジ継手の連続回転装置であって、先端部に切欠
部を先端方向へ向けたC形のレールを配設し、該レール
にC形状断面の回転体を回動自在に係合し、且つ、該回
転体の内腔面に、1対のクランプアームをネジにて開閉
するネジ込み式クランプを取り付けて、回転体の内腔を
先端方向へ開口させながらネジ込み式クランプを拡開す
ると、ネジ継手の側部を回転体の内腔へ差し込むことが
でき、然る後にネジ込み式クランプを閉じることによ
り、1対のクランプアームにてその差し込んだネジ継手
を両側から拘止することができるように形成し、更に、
回転体の外周面にギアを刻設し、このギアを回転体の周
囲複数箇所に設けたピニオンに噛合させることにより、
これらのピニオンを同一方向へ同一角速度で回転駆動さ
せて、回転体を連続回転させるように形成したネジ鉄筋
連結用ネジ継手の連続回転装置を提供するものである。
【0007】また、ネジ鉄筋どおしを連結するネジ継手
の連続回転装置であって、先端部に同一方向へ同一角速
度で回動する1対のローラを設け、この1対のローラを
ネジ継手の側部に押し当てながら回転駆動させることに
より、ネジ継手を連続回転させるように形成したネジ鉄
筋連結用ネジ継手の連続回転装置を提供するものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図11に従って詳述する。先ず図1乃至図8に従っ
て請求項1記載の発明に係る連続回転装置11について
説明する。図1及び図2に示す如く、該連続回転装置1
1には使用や持ち運びに便利なようにグリップ12が設
けてあり、該グリップ12の先端(両図に於いて、下)
に本体部13が延設されている。
【0009】該本体部13の外筐14は正面視矩形に形
成されるとともに、その側面視輪郭は基端(両図に於い
て、上)へ向けて凸の放物線状に形成されることによ
り、先端(両図に於いて、下)へ至るに従って幅広にな
っている。また、図3に示す如く、外筐14の先端面に
は中央に先端側から矢視して矩形状の穴部15が開穿さ
れるとともに、図2に示した如く前後両側(同図に於い
て、左右)がその内側よりも突出することにより(突出
部16)、該外筐14の先端面(即ち、穴部15の外
郭)は側面視U字状に基端方向へ凹設している(凹設部
17)。
【0010】このようにU字状に形成された穴部15の
左右両端縁(図1及び図3に於いて左右)に沿って、レ
ール18を配設する。該レール18は円環の一部を切欠
した形状、即ち、C形に形成されており、その切欠部を
連続回転装置11の先端方向へ向けつつブラケット(図
示せず)を介して外筐14の内側面に固定され、且つ、
その内端縁は前記穴部15の左右端縁よりも内側へ突出
している。
【0011】そして、穴部15に回転体19を嵌入し
て、該回転体19を左右のレール18間に載架する。こ
の回転体19は、内筒の周面一側を該内筒の全長に亘っ
てU字状にくり抜いた形状、即ち、断面がC形状になる
ように形成されている。また、該回転体19の左右端面
(図2に於いて、紙面手前及び奥)にはその外端縁に沿
って円環状のガイド溝20が刻設されている。このガイ
ド溝20は外端縁全周に亘って設けられており、その両
端部はともにU字状にくり抜かれた内腔21の左右端面
側開口21aへ連通している。そして、図4に示す如
く、このガイド溝20を前記レール18に係合すること
により、回転体19を左右のレール18間に載架する。
レール18とガイド溝20との間には一定の遊びを設け
てあるため、これにより回転体19はレール18の軸
心、即ち、該回転体19の軸心回りに回動できることと
なる。
【0012】また、図1及び図3に示した如く、回転体
19の外周面にはその左右端部(両図に於いて、左右)
近傍に夫々ギア22が周面全周に亘って刻設されてい
る。そして、図2にも示した如く、回転体19の前後
(同図に於いて、左右)には夫々シャフト23を該回転
体19の軸心と平行に架設し、各シャフト23に夫々左
右2個のピニオン24を軸着して各ピニオン24を夫々
左右のギア22に噛合してある。
【0013】各シャフト23の左右両端部にはベアリン
グ25を配設して、シャフト23を回動自在に支承させ
る。また、各シャフト23の左端は左端部のベアリング
25よりも左外方へ突出し、且つ、その突出部分にスプ
ロケット26が軸着されている。
【0014】一方、本体部13の基端左側部にモータ2
7を格納し、該モータ27の左外方へ突出した出力軸2
7aに2連のスプロケット28を軸着する。そして、こ
れらのスプロケット28に夫々チェーン29を掛着する
とともに、一方のチェーン29は前方へ斜行させてその
折返し端部を前方のシャフト23のスプロケット26に
掛着し、他方のチェーン29は後方へ斜行させてその折
返し端部を後方のシャフト23のスプロケット26に掛
着する。
【0015】かくして、モータ27を駆動すれば、チェ
ーン29を介して前後のシャフト23が回転して、該シ
ャフト23に軸着された合計4個のピニオン24が同一
方向へ同一角速度で回転することにより回転体19が一
定方向へ回転することとなる。また、回転体19の外周
面が途切れる部分、即ち、内腔21の外周側開口21b
が一方のシャフト23の方向へ向くことにより、該シャ
フト23に軸着されたピニオン24がギア22から外れ
たときでも、他方のシャフト23に軸着されたピニオン
24が必ずギア22に噛合しているので、回転体19は
停止することなく連続的に回転する。
【0016】ここで、本体部13の基端右寄り部分には
モータ27の制御等を行うコントローラ30が格納され
ている。このコントローラ30内にはモータ27を駆動
したりするための電源電池(図示せず)が組み込まれて
いる。尚、電源については外部から電源コードで取り込
むこととしてもよい。また、グリップ12の先端付近に
モータ27をオン・オフするボタンスイッチ31を設
け、本体部13の基端一側にモータ27の回転方向を切
換えるためのレバースイッチ32を設けておく。
【0017】而して、図4乃至図6にも示す如く、回転
体19の内腔21の左右中央部分には周方向へ沿って溝
33が凹設されている。そして、該溝33内にネジ込み
式クランプ34を収納してある。該ネジ込み式クランプ
34は夫々円弧状に湾曲した1対のクランプアーム35
を有し、該クランプアーム35をボルト36にて開閉さ
せるように構成されている。
【0018】具体的には、回転体19の左右中央、且
つ、周方向中央にナット37を埋設して固定し、該ナッ
ト37に螺合したボルト36の頭部36aを回転体19
の外周面から突出させる。また、ボルト36の先端36
bはナット37を介して溝33の底面周方向中央から突
出させ、その突出部分を溝33内に嵌入させた留め金3
8に係合する。このボルト36と留め金38との係合部
にはベアリング39が介装されて、相互に回動自在にな
っている。
【0019】留め金38の左右側部(図4に於いて、左
右)には内腔21へ向けてウエブ40が突設され、この
ウエブ40の外側面が溝33の左右側面に当接してい
る。従って、ボルト36を回動させても留め金38が回
動することはなく、該留め金38は回転体19の半径方
向に沿って平行移動のみを行う。
【0020】そして、1対のクランプアーム35の基端
部どおしを左右に重ね合わせ、その重ね合わせたクラン
プアーム35の基端部を左右のウエブ40間に差し込
む。これにより各クランプアーム35の基端部に開穿し
たピン孔41と、各ウエブ40に開穿したピン孔42と
が相互に連通する。この連通したピン孔41,42にピ
ン孔43を貫挿することにより、留め金38に1対のク
ランプアーム35を夫々前後方向(図5及び図6に於い
て、左右方向)へ回動自在に枢着する。
【0021】更に、ナット37の前後側部に夫々リンク
ロッド44の基端を枢着し、該リンクロッド44を夫々
対になったクランプアーム35の外周端面中間部分に枢
着する。こうしてクランプアーム35はリンクロッド4
4に支承されて前後に対向しながら溝33内に収納され
ることとなる。そして、図5に示す如く、ボルト36を
ナット37にネジ込むと、留め金38が回転体19の中
心方向へ押し込まれるとともに、リンクロッド44の作
用により1対のクランプアーム35が前後外方へ拡開す
ることとなる。
【0022】連続回転装置11の使用にあたっては、当
初、クランプアーム35をこの拡開状態にしておく。ま
た、回転体19の内腔21の外周側開口21bを該連続
回転装置11の先端方向へ向ける。図7に示す如く、外
筐14の前後側面には夫々その左右中央部分に長穴45
が開穿されており、回転体19の周方向中央が外筐14
内に位置していても、長穴45からボルト36の頭部3
6aが露出することとなるので、この長穴45を介して
ボルト36のネジ込みを行うことができる。
【0023】また、所定距離隔てて突き合わせたネジ鉄
筋46A,46Bの一方(ここでは46A)にはネジ継
手47が螺合してある。該ネジ継手47は中空筒状に形
成され、中空部内周面にネジ鉄筋46A,46Bの雄ネ
ジ48と螺合するための雌ネジ49が刻設されるととも
に、外周中央に八角ナット部50が周設されている。こ
の八角ナット部50の側方に連続回転装置11の先端を
当てがいながら、図5に示した如く、該先端方向へ開口
した回転体19の内腔21内へ八角ナット部50を差し
込む。
【0024】次いで、前記ボルト36をナット37から
突出する方向へ回して留め金38をナット37の方向へ
引き込むと、リンクロッド44の作用にて1対のクラン
プアーム35が内側へ閉じることにより、図6に示す如
く該1対のクランプアーム35が八角ナット部50を両
側から挟圧する。こうしてネジ込み式クランプ34にネ
ジ継手47が拘止されることとなる。
【0025】そして、前記ボタンスイッチ31を押下す
れば、前述した如くモータ27が回転して回転体19が
連続回転する。回転体19が回転すれば之と一体的にネ
ジ込み式クランプ34も回転するので、このネジ込み式
クランプ34に拘止されたネジ継手47も連続回転する
こととなる。これにより、ネジ継手47はネジ鉄筋46
Aから他方のネジ鉄筋46B方向へ送り出され、図8に
示す如くその送出側端部が該他方のネジ鉄筋46Bの雄
ネジ48に螺合する。こうして、2本のネジ鉄筋46
A,46Bがネジ継手47を介して連結されることとな
る。
【0026】然る後に、前記ボルト36をネジ込んで1
対のクランプアーム35を拡開することにより、ネジ継
手47をネジ込み式クランプ34から解放する。そし
て、モータ27を寸動させて、回転体19の内腔21の
外周側開口21bを連続回転装置11の先端方向へ向け
る。これにより、該連続回転装置11をネジ継手47か
ら取り外すことができる。
【0027】続いて、図9乃至図11に従って請求項2
記載の発明に係る連続回転装置51について説明する。
図9及び図10に示す如く、該連続回転装置51にはそ
の基部フレーム52内にモータ53や該モータ53を制
御するコントローラ54等を格納するとともに、該基部
フレーム52の一側にグリップ55を突設し、該グリッ
プ55の根元部分に前記モータ53をオン・オフするト
リガースイッチ56を配設してある。
【0028】また、基部フレーム52の先端(図に於い
て、下)にはギアボックス57を延設し、該ギアボック
ス57内に前記モータ53の出力軸53aを挿入して、
該出力軸53aの先端にベベルギア58を冠着する。そ
して、ギアボックス57の中央左寄り部分に第1シャフ
ト59を左右方向(図9に於いて、左右)、即ち、前記
出力軸53aに直交する方向へ配設するとともに、該第
1シャフト59の右端に冠着したベベルギア60を前記
ベベルギア58に噛合させる。また、第1シャフト59
の左端寄り部分にギア61を軸着する。
【0029】更に、第1シャフト59の前後斜め先端側
(図10に於いて、左右斜め下)に1対の第2シャフト
62を該第1シャフト59と平行に配設して、各第2シ
ャフト62の左端寄り部分に軸着したギア63を夫々前
記ギア61に噛合させる。そして、各第2シャフト62
の中央右寄り部分に円筒状のゴム製のローラ64を軸着
する。かくして、モータ53を駆動すれば、ギアボック
ス57内のギア機構を介して1対のローラ64が同一方
向へ同一角速度で回転することとなる。
【0030】尚、図9に於いて、符号65乃至67は夫
々出力軸53a、第1シャフト59及び第2シャフト6
2を回動自在に支承するためのベアリングである。ま
た、図10に示す如く、ギアボックス57の先端前後中
央(同図に於いて、下部左右中央)には左右方向(同図
に於いて、紙面に対し直交する方向)に開口部68を開
穿する。具体的には、ギアボックス57の先端面(同図
に於いて、下面)中央を左右方向全長に亘って所定幅だ
け開穿し、且つ、この開穿部分の左右端部から更にギア
ボックス57の左右側面にかけて半円状に凹設させるこ
とにより、開口部68を形成する。そして、該ギアボッ
クス57を左右側方から矢視すると、前記開口部68の
半円状凹設部分68aから1対のローラ64の内側先端
寄り部分が露出するように形成する。
【0031】この連続回転装置51にてネジ鉄筋連結操
作を行う際は、図9にも示した如く一方のネジ鉄筋69
Aの雄ネジ70に螺合されたネジ継手71の長手方向に
連続回転装置51の左右方向を合わせて、開口部68を
ネジ継手71の側部に嵌入し、該ネジ継手71の外周中
央に周設した八角ナット部72に於ける被嵌入方向寄り
左右両側に前記1対のローラ64に於ける半円状凹設部
分68aからの露出部分を押し当て、該1対のローラ6
4にて八角ナット部72を挟圧する。そして、前記トリ
ガースイッチ56を押下してモータ53を駆動すること
により1対のローラ64を回転させると、該ローラ64
と八角ナット部72との間の摩擦によって回転トルクが
ネジ継手71へも伝達され、該ネジ継手71が連続回転
することとなる。
【0032】これにより、図11に示す如くネジ継手7
1がネジ鉄筋69Aから所定距離隔てて突き合わされた
他方のネジ鉄筋69B方向へ送り出され、その送出側端
部が該他方のネジ鉄筋69Bの雄ネジ70に螺合する。
こうして2本のネジ鉄筋69A,69Bがネジ継手71
を介して連結されることとなる。
【0033】このように請求項2記載の発明に係る連続
回転装置51は単にネジ継手71の側方から該ネジ継手
71の八角ナット部72に押し当ててモータ53を駆動
させるだけでよく、連結操作終了後も該連続回転装置5
1を直ちにネジ継手71から引き離すことができるの
で、極めて簡便迅速に使用することができる。また、ネ
ジ継手71にてネジ鉄筋69A,69Bどおしを連結し
た後、該ネジ継手71の左右両端に夫々ダブルナット
(図示せず)を緊締することとなるが、該連続回転装置
51はこのダブルナットの緊締操作にも用いることがで
きる。即ち、前記八角ナット部72にローラ64を押し
当てたのと同様に、ダブルナットにローラ64を押し当
てて該ローラ64を回転させればよい。更に、該連続回
転装置51は特定の径のネジ継手やナット用に限定され
ず、開口部68内にそのネジ継手やナットを嵌入して1
対のローラ64に押し当てることができれば、いかなる
径のネジ継手やナットにも使用することができ、汎用性
に富む。
【0034】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、請求項1
記載の発明に係る連続回転装置及び請求項2記載の発明
に係る連続回転装置ともに、ネジ継手を機械的に連続回
転させることができるので、ネジ鉄筋連結作業の省力
化、効率化を図ることができる。また、特に請求項2記
載の発明に係る連続回転装置に於いては、ネジ継手だけ
でなくナットの緊締操作にも使用することができ、しか
も種々の径のネジ継手やナットにも対応することができ
るので、汎用性に富んでいる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明に係る連続回転装置の一部
切欠正面図。
【図2】図1のA−A線矢視図。
【図3】図1のB−B線矢視図。
【図4】図2のC−C線要部断面図。
【図5】図4のD−D線を切断面とし、且つ、ネジ込み
式クランプを全開してネジ鉄筋を差し込んだ状態に於け
る回転体及びネジ鉄筋の断面図。
【図6】図4のD−D線を切断面とし、且つ、ネジ込み
式クランプを閉じてネジ鉄筋を拘止した状態に於ける回
転体及びネジ鉄筋の断面図。
【図7】請求項1記載の発明に係る連続回転装置を一方
のネジ鉄筋に螺合したネジ継手に差し込もうとする状態
を示し、(a)はその左側面図であり、(b)はその正
面図である。
【図8】請求項1記載の発明に係る連続回転装置にてネ
ジ鉄筋どおしを連結するためのネジ継手回転操作を終え
た状態を示し、(a)はその左側面図であり、(b)は
その正面図である。
【図9】請求項2記載の発明に係る連続回転装置にて一
方のネジ鉄筋に螺合したネジ継手を回転操作しようとす
る状態を示す正面断面図。
【図10】図9のE−E線矢視断面図。
【図11】請求項2記載の発明に係る連続回転装置にて
ネジ鉄筋どおしを連結するためのネジ継手回転操作を終
えた状態を示す正面図。
【符号の説明】
11,51 連続回転装置 18 レール 19 回転体 21 回転体の内腔 22 回転体のギア 24 ピニオン 34 ネジ込み式クランプ 35 クランプアーム 36 ネジ込み式クランプのボルト 46A,46B,69A,69B ネジ鉄筋 47,71 ネジ継手 64 ローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネジ鉄筋どおしを連結するネジ継手の連
    続回転装置であって、先端部に切欠部を先端方向へ向け
    たC形のレールを配設し、該レールにC形状断面の回転
    体を回動自在に係合し、且つ、該回転体の内腔面に、1
    対のクランプアームをネジにて開閉するネジ込み式クラ
    ンプを取り付けて、回転体の内腔を先端方向へ開口させ
    ながらネジ込み式クランプを拡開すると、ネジ継手の側
    部を回転体の内腔へ差し込むことができ、然る後にネジ
    込み式クランプを閉じることにより、1対のクランプア
    ームにてその差し込んだネジ継手を両側から拘止するこ
    とができるように形成し、更に、回転体の外周面にギア
    を刻設し、このギアを回転体の周囲複数箇所に設けたピ
    ニオンに噛合させることにより、これらのピニオンを同
    一方向へ同一角速度で回転駆動させて、回転体を連続回
    転させるように形成したことを特徴とするネジ鉄筋連結
    用ネジ継手の連続回転装置。
  2. 【請求項2】 ネジ鉄筋どおしを連結するネジ継手の連
    続回転装置であって、先端部に同一方向へ同一角速度で
    回動する1対のローラを設け、この1対のローラをネジ
    継手の側部に押し当てながら回転駆動させることによ
    り、ネジ継手を連続回転させるように形成したことを特
    徴とするネジ鉄筋連結用ネジ継手の連続回転装置。
JP27772697A 1997-10-09 1997-10-09 ネジ鉄筋連結用ネジ継手の連続回転装置 Withdrawn JPH11117535A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101244651B1 (ko) 2011-10-13 2013-03-20 주식회사 삼미정공 클램핑 수단을 갖는 철근 연결용 커플러의 체결장치
CN105058297A (zh) * 2015-08-14 2015-11-18 南车株洲电力机车有限公司 一种电气设备接头电动装卸钳
CN111593893A (zh) * 2020-06-03 2020-08-28 郑州梦铭机械科技有限公司 一种建筑钢材套筒连接设备
CN113803529A (zh) * 2021-09-18 2021-12-17 广东冠蓝实业有限公司 一种建筑用抗震支架

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101244651B1 (ko) 2011-10-13 2013-03-20 주식회사 삼미정공 클램핑 수단을 갖는 철근 연결용 커플러의 체결장치
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