JPH11115407A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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JPH11115407A
JPH11115407A JP9288661A JP28866197A JPH11115407A JP H11115407 A JPH11115407 A JP H11115407A JP 9288661 A JP9288661 A JP 9288661A JP 28866197 A JP28866197 A JP 28866197A JP H11115407 A JPH11115407 A JP H11115407A
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rubber
weight
carcass
parts
pneumatic tire
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JP9288661A
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Daisuke Kanari
大輔 金成
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Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の水素化NBR組成物より構成されるカ
ーカスを用いた、転がり抵抗、操安フィーリング性、室
内耐久性および空気透過防止性に優れ、かつ軽量化が可
能な空気入りタイヤを提供する。 【解決手段】 カーカスの構成材料に、共役ジエン単位
の含有量が30%以下であるエチレン性不飽和ニトリル
−共役ジエン系高飽和ゴムを70重量部以上含むゴム1
00重量部に、メタクリル酸亜鉛0〜90重量部および
カーボンブラック0〜40重量部(但し、両者の合計
は、10〜90重量部とする)を配合した材料を使用す
る。また、該部材と隣接ゴム層との接着ゴム組成物に、
ジエン系ゴムおよびアクリロニトリル−ブタジエン共重
合体ゴムの100重量部に、平均分子量300〜150
0、軟化点50〜160℃、ヨウ素吸着量20g/10
0g以上の芳香族系石油樹脂を5〜80重量部配合した
ゴム組成物を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気入りタイヤに
関し、更に詳しくは、特定の水素化NBRとメタクリル
酸亜鉛を含むゴム組成物をカーカスコートに適用した空
気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】空気入りタイヤのカーカスは、タイヤの
剛性や転がり抵抗、即ち燃費に大きく寄与しており、カ
ーカスコートにはtanδの低いゴムが求められてい
る。さらに、カーカスコートの強度が上がると、縁石な
どを乗り越した場合のサイド部の耐カット性にも有効で
あるので、かかるカーカスコート用のゴム部材も求めら
れている。しかし、このようなカーカスに要求される諸
性能に対して、これを一律的に十分満足できるようなゴ
ム部材は中々得られないというのが実情であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明で
は、汎用ゴムより剛性が高く、tanδが低く、耐熱
性、耐候性、耐摩耗性に優れ、また硬い割には未加硫粘
度が低いという水素化NBRが有する特性に着目して、
特定組成の水素化NBRとメタクリル酸亜鉛および/ま
たはカーボンブラックを含むゴム組成物を空気入りタイ
ヤのカーカスコートに使用することを目的とし、これに
よりカーボンの使用量を減じあるいはこれを配合しなく
ても高強度を示し、tanδが非常に低く、これをカー
カスコートに用いることでタイヤの転がり抵抗を減らす
ことができ、更に操縦安定性を向上させることができ、
また、この水素化NBRは耐空気透過性にも優れている
ため、これをカーカスに用いることでインナーライナー
(空気透過防止層)を省くことができ大幅な軽量化も可
能となり、更には、このカーカスコートと隣接するゴム
との間に特定組成のゴム接着層を採用することで、その
接着力を向上させ、かつその生産性をも高めることがで
きる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に従えば、共役ジ
エン単位の含有量が30%以下であるエチレン性不飽和
ニトリル−共役ジエン系高飽和ゴム(水素化NBR)を
70重量部以上含むゴム合計100重量部に、メタクリ
ル酸亜鉛を0〜90重量部およびカーボンブラックを0
〜40重量部配合し、かつメタクリル酸亜鉛とカーボン
ブラックの配合量の合計が10〜90重量部であるゴム
組成物で補強コードを被覆し、そして前記補強コードの
直径をd、補強コード被覆物の厚さをTとしたとき、
1.1d≦T≦3.6dであるカーカスを少なくとも1
層用いた空気入りタイヤが提供される。
【0005】また、本発明に従えば、前記カーカスと、
その外側に位置するベルトおよびサイドウォールなどの
タイヤ部材との間に、(A)天然ゴム、ポリイソプレン
ゴム、ポリブタジエンゴム、共役ジエン−芳香族ビニル
共重合体ゴムから選ばれた少なくとも1種のジエン系ゴ
ムおよび(B)アクリロニトリル−ブタジエン共重合体
ゴム100重量部に(C)平均分子量300〜150
0、軟化点50〜160℃、ヨウ素吸着量20g/10
0g以上の芳香族系石油樹脂を5〜80重量部配合した
ゴム組成物層を配置した前記構成の空気入りタイヤが提
供される。
【0006】また、本発明に従えば、カーカス外側に位
置する前記ゴム組成物厚さが0.1〜1.7mmであるこ
と、前記ゴム組成物の(A)および(B)の重量比が
(A)/(B)=90/10〜10/90であること、
前記ゴム組成物が、更にメタクリル酸高級エステル、ト
リアリルイソシアヌレート、メタクリル酸またはアクリ
ル酸の金属塩、フタル酸ジアリルエステル、1,2−ポ
リブタジエンから選ばれる少なくとも1種の共架橋剤を
含み、有機過酸化物で架橋されていること、また、前記
カーカスが空気透過防止層を有しないことを特徴とする
空気入りタイヤが提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明では、空気入りタイヤにお
けるカーカスを構成する材料に所与の水素化NBR組成
物を用いること、また、当該カーカスと隣接するゴム層
との間に特定のジエン系ゴム、アクリロニトリル−ブタ
ジエン共重合体ゴムおよび芳香族系石油樹脂からなる接
着ゴム層を介して接着させることを主たる特徴としてい
る。
【0008】前記の水素化NBR(エチレン性不飽和ニ
トリル−共役ジエン系高飽和共重合ゴム)は既に公知の
ものであり、アクリロニトリル、メタアクリロニトリル
などのエチレン性不飽和ニトリルと1,3−ブタジエ
ン、イソプレン、1,3−ペンタジエンなどの共役ジエ
ンとの共重合体、上記の2種の単量体と共重合可能な単
量体、例えば、ビニル芳香族化合物、(メタ)アクリル
酸、アルキル(メタ)アクリレート、アルコキシアルキ
ル(メタ)アクリレート、シアノアルキル(メタ)アク
リレートなどとの多元共重合体であって、具体的には、
アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム、アクリロニ
トリル−イソプレン共重合ゴム、アクリロニトリル−ブ
タジエン−イソプレン共重合ゴム、アクリロニトリル−
ブタジエン−アクリレート共重合ゴム、アクリロニトリ
ル−ブタジエン−アクリレート−メタクリル酸共重合ゴ
ム等を挙げることができる。これらのゴムは、エチレン
性不飽和ニトリル単位を30〜60重量%含み、共役ジ
エン単位の部分水素化等の手段により共役ジエン単位を
30重量%以下、好ましくは20重量%以下としたもの
である。
【0009】本発明の空気入りタイヤに用いるカーカス
としては、前記の水素化NBRを70重量%以上含むゴ
ム合計100重量部に、メタクリル酸亜鉛を0〜90重
量部およびカーボンブラックを0〜40重量部配合し、
かつメタクリル酸亜鉛とカーボンブラックの配合量の合
計が10〜90重量部であるゴム組成物で補強コードを
被覆し、そしてこの補強コードの直径をd、補強コード
被覆物の厚さをTとしたとき、1.1d≦T≦3.6d
の条件を満足するカーカスを少なくとも1層用いるよう
にすることが必要である。ここで、補強コードは必ずし
もカーカスの厚み方向中央部に位置する必要はなく、ど
ちらか一方のゴム被覆厚さが最低厚さ(コードの直径を
dとしたとき0.05d)を満たしていれば、片寄って
配置してもよい。また、ゴム被覆厚はコード方向で一定
である必要はなく、最低厚さが1.1d、かつ平均厚さ
が3.6dを超えなければ自由に設定してよい。また、
カーカスを2層以上用いるときは、接着ゴム層は最外層
カーカスの外側にだけあればよい。タイヤ最内面にブチ
ルゴムの空気透過防止層を設けるときには、その間には
必ずしも接着ゴム層は必要としない。
【0010】前記カーカス厚さが補強コードに対して
1.1〜3.6倍としたのは、カーカスコードを有効に
包むためには最低カーカスコード径の1.1倍なくては
ならず、また、3.6倍を超えると空気透過防止層を除
去しても重量的なメリットがなくなるからである。空気
透過性を従来のタイヤと同等に設定すれば、空気透過防
止層分の軽量化が達成でき、また、空気透過性を従来よ
り良くしたいときは、カーカスコートのゲージを増やし
てやるだけでよく、この方法によれば製造コストを増や
さずに空気漏れの少ないタイヤを供することができる。
【0011】前記水素化NBRは、ポリマーの強度が高
く、汎用ゴムに比べ高tanδの原因にもなるカーボン
配合量を減らすことができる。更に、本発明の水素化N
BRにメタクリル酸亜鉛を配合したゴム組成物は、カー
ボンを配合しなくても高強度を示し、tanδが非常に
低く、これをカーカスコートに用いることでタイヤの転
がり抵抗を減らすことができる。また、水素化NBR
は、耐空気透過防止性に優れているため、水素化NBR
をカーカスに用いたタイヤは空気透過防止層を必ずしも
必要とせず、大幅な軽量化が達成できる。ここで、単に
空気透過防止層を除去するだけでは、軽量化のかわりに
タイヤ全体の剛性が下がってしまう。しかし、本発明の
カーカスコートは、メタクリル酸亜鉛の量を増やすこと
により、カーボン配合のようにtanδを増加させるこ
となくゴムのモジュラスを大きくでき、薄肉化による剛
性不足を補うことが可能である。
【0012】前記のカーカスに使用する水素化NBR
は、共役ジエン単位の含有量が30重量%以下、好まし
くは20重量%以下のものを用いるのが好ましい。共役
ジエン単位の含有量が30重量%以上、つまり部分水添
率が約50%以下であると、ゴム組成物の強度が不十分
になる。
【0013】当該水素化NBR組成物中に前記のメタク
リル酸亜鉛(ジメタクリル酸亜鉛の形になっているもの
も含む)を混合する方法は特に限定されないが、通常ゴ
ム工業において用いられるロール、バンバリー、ニーダ
ー、1軸混練機、2軸混練機などの混合機を使用するこ
とができる。また、水素化NBRに直接メタクリル酸亜
鉛を混合する方法のほかに、先ず水素化NBRに酸化亜
鉛、炭酸亜鉛などの亜鉛化合物を配合し、十分に分散さ
せた後、メタクリル酸を混合または吸収させ、ポリマー
中でメタクリル酸亜鉛を生成させる方法を採ってもよ
く、この方法は、メタクリル酸亜鉛の非常に良い分散が
得られるので好ましい。また、水素化NBRにメタクリ
ル酸亜鉛と亜鉛化合物が予め分散されている組成物を用
いるのも好ましく、これは日本ゼオン(株)製の「ZS
C」(商標名)シリーズ、例えばZSC2295,ZS
C2295N,ZSC2395,ZSC2298などと
して入手可能である。
【0014】また、水素化NBR組成物は、有機過酸化
物で架橋されていることが好ましい。有機過酸化物とし
ては、通常のゴムの過酸化物加硫に使用されているもの
を使用することができる。例えば、ジクミルパーオキサ
イド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、t−ブチルクミ
ルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、2,5
−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキ
シン−3、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイル
パーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−モ
ノ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、α,α′−ビス
(t−ブチルパーオキシ−m−イソプロピル)ベンゼン
などが挙げられる。これらの有機過酸化物は、1種また
は2種以上を使用し、ゴム100重量部に対して0.2
〜10重量部、好ましくは0.2〜6重量部配合するこ
とが望ましい。
【0015】この水素化NBR化合物には、他の充填
剤、例えばシリカ、炭酸カルシウム、タルクなどや、ト
リアリルイソシアヌレート、メタクリル酸の高級エステ
ル、フタル酸ジアリルエステル、m−フェニレンビスマ
レインイミド、1,2−ポリブタジエンなどの架橋助
剤、その他ゴム工業で一般的に用いられている可塑剤、
老化防止剤、安定剤、接着剤、樹脂、加工助剤、着色剤
などを適宜配合してもよい。
【0016】本発明に従えば、前記カーカスと隣接する
ゴム層との間の接着性を向上させるために、(A)天然
ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリブタジエンゴム、共役
ジエン−芳香族ビニル共重合体ゴムから選ばれた少なく
とも1種のジエン系ゴムと(B)アクリロニトリル−ブ
タジエン共重合体ゴムを配合し、その(A)+(B)合
計100重量部に対して(C)平均分子量300〜15
00、軟化点50〜160℃、ヨウ素吸着量20g/1
00g以上の芳香族系石油樹脂を5〜80重量部配合し
た接着ゴム層を介して接着させることが必要である。前
記(A)+(B)合計100重量部に対する前記(C)
の芳香族石油系樹脂の配合量が5重量部未満であると接
着力が低下し、また、80重量部を超えると発熱が大き
く、そのいずれの場合にもタイヤ破壊に通ずることにな
るので上記(C)の配合量以外では好ましくない。
【0017】前記で使用する接着ゴム層の厚さに関し
て、カーカスの場合には、カーカス外側に位置するよう
に厚さ0.1〜1.7mmの範囲で使用するのが好まし
い。接着ゴム層の厚さは少なくとも0.1mm以上あれば
接着性を充分に満足するが、工業的に実用的な範囲とし
ては0.2mm以上であることが好ましい。逆に1.7mm
を超える厚さにすると、重量が増大しすぎ、また転がり
抵抗が悪化するので好ましくない。
【0018】前記接着ゴム層の組成は、(A)ジエン系
ゴムおよび(B)アクリロニトリル−ブタジエン共重合
体ゴムの重量比が90/10〜10/90である合計1
00重量部に(C)芳香族系石油樹脂を5〜80重量部
配合したものであることが好ましい。また、この接着ゴ
ム層は、更にメタクリル酸高級エステル、トリアリルイ
ソシアヌレート、メタクリル酸またはアクリル酸の金属
塩、フタル酸ジアリルエステル、1,2−ポリブタジエ
ンから選ばれる少なくとも1種の共架橋剤を含み、有機
過酸化物で架橋されていることが好ましい。また、接着
ゴム組成物には、前記(C)の芳香族系石油樹脂の他
に、一般的にゴムに配合される配合剤、例えば、カーボ
ン、シリカ、タルクなどの充填剤、可塑剤、加工助剤、
樹脂、接着剤、架橋助剤、加硫促進剤、粘着付与剤など
を適宜配合してもよい。
【0019】
【実施例】以下、実施例によって本発明を説明するが、
本発明の範囲をこれらの実施例に限定するものでないこ
とは言うまでもない。
【0020】以下の標準例、実施例および比較例では、
各表に記載の配合成分を用いて、かつ各表に記載のタイ
ヤ構成となるようにタイヤサイズ:185/65R14
の試験タイヤを作製し、これらについての試験結果を示
した。
【0021】各例に用いた配合成分には、次の市販品を
用いた。なお、変量していない配合剤は実施例の表には
記載していない。1)カーカスコートの配合成分 NR:RSS#3 変量 HNBR:Zetpol 2020(日本ゼオン製) 変量 メタクリル酸亜鉛:R−20S(浅田化学製) 変量 カーボンブラック(FEF級):HTC−100(中部カーボン製) 変量 亜鉛華:亜鉛華#3(正同化学製) 5重量部 老化防止剤:ナウガード445(ユニロイヤル製) 1.5重量部 有機過酸化物:パーカドックス14/40(火薬アクゾ製) 5重量部2)接着ゴム層の配合成分 ジエン系ゴム(NR):RSS#3 変量 NBR:NipolDN401(日本ゼオン製) 変量 カーボンブラック:N339(昭和キャボット製) 変量 芳香族石油樹脂:FR−120(富士興産製) 変量 亜鉛華:亜鉛華#3(正同化学製) 5重量部 ステアリン酸:ビーズステアリン酸(日本油脂製) 1重量部 老化防止剤:ノクラック224 (大内新興化学製) 1重量部 硫黄:不溶性硫黄 2重量部(硫黄加硫系) 加硫促進剤:ノクセラーCZ−G(大内新興化学製) 1重量部(硫黄加硫系) 加硫促進剤:ノクセラーTOT−N(大内新興化学製) 0.5重量部(硫黄加硫系) 有機過酸化物(40%希釈品):パーカドックス14/40(火薬アクゾ製) 3.5重量部(有機過酸化物架橋系) 共架橋剤(TAIC):TAIC(日本化成製) 3重量部(有機過酸化物架橋系)
【0022】また、表I〜III 中の標準例における配合
成分には、次の市販品を用いた。なお、標準例の配合剤
には、表中に記載していないものも含む。標準例におけるカーカスコート中の配合成分 NR:RSS#3 70重量部 SBR:Nipol 1502(日本ゼオン製) 30重量部 カーボンブラック(FEF級):HTC−100(中部カーボン製) 50重量部 亜鉛華:亜鉛華#3(正同化学製) 5重量部 ステアリン酸:ビーズステアリン酸(日本油脂製) 1重量部 アロマオイル:コウモレックス300(日本石油製) 8重量部 老化防止剤:ノクラック224(大内新興化学製) 1.5重量部 硫黄:不溶性硫黄 2.5重量部 加硫促進剤:ノクセラーCZ−G(大内新興化学製) 1重量部 加硫促進剤:ノクセラーNS−F(大内新興化学製) 1.5重量部
【0023】各例における測定、評価方法は、以下のと
おりである。1)転がり抵抗試験 下記条件にて走行し、その際の転がり抵抗を測定する。
標準例タイヤの測定値を100とし、指数で表示する
(値は小さい方が良い)。走行条件:ドラム表面が平滑
な、鋼製でかつ直径が1707mmであるドラム試験機を
用い、周辺温度を23±2℃に制御し、リムサイズ14
×5.5−J、試験内圧200kPa 、荷重4.1kNにて
速度80km/hにて走行させる。
【0024】2)操安(操縦安定性)フィーリング試験 14×5.5−Jのリムに内圧200kPa で組んだ試験
タイヤを排気量1.6リットルのFF乗用車に装着し、
訓練された5名のドライバーにてテストコースを走行し
てフィーリングを評価する。結果は、基準タイヤとの相
対比較にて以下の判定基準を基に5点法で採点し、最高
点と最低点を除いた3名の平均点で表わす。 判定基準:5:すばらしい、4:優れる、3.5:やや
優れる、3:基準同等、2.5:やや劣る(実用下
限)、2:劣る、1:大きく劣る。
【0025】3)室内耐久試験 ドラム表面が平滑な、鋼製でかつ直径が1707mmであ
るドラム試験機を用い、周辺温度を38±3℃に制御
し、リムサイズ14×5.5−J、内圧140kPa 、荷
重6.0kN、速度140kmにて走行させ、故障が発生す
るまで走行する。タイヤに故障が発生するまでの走行距
離を標準タイヤの故障発生距離を100として指数で表
わす(値は大きい方が良い)。
【0026】4)空気漏れ試験 初期圧力200kPa 、室温20℃、無負荷条件にて3ヶ
月間放置する。内圧の測定条件は4日毎とし、測定圧力
Pt、初期圧力Po、経過日数tとして、次の式 Pt/Po=exp(−αt) に回帰してα値を求める。得られたα値を用い、t=3
0(日)を代入し、 β=〔1−exp(−αt)〕×100 を得る。βを1ヶ月当たりの圧力低下率(%/月)とす
る。
【0027】標準例、実施例1〜5および比較例1〜5 カーカスコートのコンパウンドを変えた場合の試験結果
を表Iに示す。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】本発明で規定した諸条件を満足するカーカ
スを用いた実施例1〜5のものは、転がり抵抗、操安フ
ィーリング、室内耐久試験および空気漏れ試験の全てに
おいて良好な結果を示している。これに対して、比較例
1の従来のカーカスで空気透過防止層を除去したタイヤ
では、空気漏れの悪化および操安フィーリングが低下し
ている。また、HNBR量が下限以下である比較例2で
は、空気漏れが多く、HNBR量が十分でカーボンブラ
ックが多すぎる比較例3では、転がり抵抗が悪化してい
ることがわかる。また、メタクリル酸亜鉛が多すぎる比
較例4では、カーカスが硬くなりすぎ、耐久性が不合格
となり、メタクリル酸亜鉛とカーボンブラックの合計量
が90重量部を超えている比較例5も耐久性が不合格と
なった。接着ゴム層を入れた実施例2では、これを入れ
ない実施例1のものに比して耐久性が更に向上した。メ
タクリル酸亜鉛の量を増やした実施例3,4では、ゴム
の硬度が上がり、転がり抵抗を維持しつつ操安フィーリ
ングが更に向上することがわかる。HNBRを100ph
r にした実施例5では、耐空気漏れ性能が一層向上する
ことがわかる。
【0031】標準例、実施例6〜11および比較例6 カーカスコートの配合を一定として接着ゴムコンパウン
ドを変えた場合の試験結果を表IIに示す。
【0032】
【表3】
【0033】本発明で規定する接着ゴム層を用いたカー
カスの実施例6〜11のものは、転がり抵抗、操安フィ
ーリング、室内耐久試験および空気漏れ試験の全てにお
いて良好な結果を示している。これに対して、比較例6
のように、芳香族系石油樹脂成分が上限以上の配合量の
ものでは、接着ゴム層が破壊して耐久性がNGとなっ
た。芳香族系石油樹脂の量を所定の配合量範囲内で適度
に増やした実施例9のものは、耐久性が更に向上するこ
とがわかる。また、接着ゴム層に共架橋剤を配合し、有
機過酸化物で架橋した実施例11では、耐久性が一層向
上していることがわかる。
【0034】標準例、実施例12〜16および比較例7
〜8 カーカスコートと接着ゴム層の各配合は一定にして、こ
れらの厚さを変えた場合の試験結果を表III に示す。
【0035】
【表4】
【0036】本発明で規定するカーカスコートの厚さを
用いた実施例12〜16のものは、転がり抵抗、操安フ
ィーリング、室内耐久試験および空気漏れ試験の全てに
おいて良好な結果を示している。これに対して、カーカ
スコートの厚さが上限を越えた比較例7では、空気漏れ
および操安フィーリングは向上しているが、重量が標準
例を越えてしまう。また、接着ゴム層の厚さが厚すぎる
比較例8の場合も、タイヤ重量が標準例を越えてしま
う。従来例(特開平5−185805)の方法である2
層から構成される接着ゴム層を用いた実施例14では、
耐久性等の点では十分であったが、成型が面倒であっ
た。実施例16によると、カーカスコートを厚くする代
りに通常の空気透過防止層を設けてもよいことがわか
る。
【0037】
【発明の効果】上記実施例に示されるように、本発明に
従って、空気入りタイヤにおけるカーカスを構成する材
料に所与の水素化NBR組成物を用いること、また、当
該カーカスと隣接するゴム層との間に所与のゴム組成物
からなる接着ゴム層を介して接着させることにより、転
がり抵抗、操安フィーリング性、室内耐久性および空気
透過防止性に優れ、かつ軽量化も図れる空気入りタイヤ
を得ることができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08K 5/098 C08K 5/098 5/14 5/14 C08L 9/02 C08L 9/02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共役ジエン単位の含有量が30%以下で
    あるエチレン性不飽和ニトリル−共役ジエン系高飽和ゴ
    ムを70重量部以上含むゴム合計100重量部に、メタ
    クリル酸亜鉛を0〜90重量部およびカーボンブラック
    を0〜40重量部配合し、かつメタクリル酸亜鉛とカー
    ボンブラックの配合量の合計が10〜90重量部である
    ゴム組成物で補強コードを被覆し、そして、前記補強コ
    ードの直径をd、補強コード被覆物の厚さをTとしたと
    き、1.1d≦T≦3.6dであるカーカスを少なくと
    も1層用いた空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】 前記カーカスと、その外側に位置するベ
    ルトおよびサイドウォールなどのタイヤ部材との間に、
    (A)天然ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリブタジエン
    ゴム、共役ジエン−芳香族ビニル共重合体ゴムから選ば
    れた少なくとも1種のジエン系ゴムおよび(B)アクリ
    ロニトリル−ブタジエン共重合体ゴム合計100重量部
    に(C)平均分子量300〜1500、軟化点50〜1
    60℃、ヨウ素吸着量20g/100g以上の芳香族系
    石油樹脂を5〜80重量部配合したゴム組成物層を配置
    した請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 【請求項3】 カーカス外側に位置する前記ゴム組成物
    層の厚さが0.1〜1.7mmである、請求項1または2
    に記載の空気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】 カーカス外側に位置する前記ゴム組成物
    の(A)および(B)の重量比が、(A)/(B)=9
    0/10〜10/90である請求項1〜3のいずれか1
    項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 【請求項5】 カーカス外側に位置する前記ゴム組成物
    層が、メタクリル酸高級エステル、トリアリルイソシア
    ヌレート、メタクリル酸またはアクリル酸の金属塩、フ
    タル酸ジアリルエステル、1,2−ポリブタジエンから
    選ばれる少なくとも1種の共架橋剤を含み、有機過酸化
    物で架橋されていることを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  6. 【請求項6】 空気透過防止層を有しない請求項1〜5
    のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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