JPH11114704A - 炭化チタン被覆工具 - Google Patents

炭化チタン被覆工具

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JPH11114704A
JPH11114704A JP29035397A JP29035397A JPH11114704A JP H11114704 A JPH11114704 A JP H11114704A JP 29035397 A JP29035397 A JP 29035397A JP 29035397 A JP29035397 A JP 29035397A JP H11114704 A JPH11114704 A JP H11114704A
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titanium carbide
layer
titanium
mainly composed
ray diffraction
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JP29035397A
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English (en)
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Toshio Ishii
敏夫 石井
Hiroshi Ueda
広志 植田
Masayuki Gonda
正幸 権田
Nobuhiko Shima
順彦 島
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Moldino Tool Engineering Ltd
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Hitachi Tool Engineering Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C28/00Coating for obtaining at least two superposed coatings either by methods not provided for in a single one of groups C23C2/00 - C23C26/00 or by combinations of methods provided for in subclasses C23C and C25C or C25D
    • C23C28/04Coating for obtaining at least two superposed coatings either by methods not provided for in a single one of groups C23C2/00 - C23C26/00 or by combinations of methods provided for in subclasses C23C and C25C or C25D only coatings of inorganic non-metallic material
    • C23C28/044Coating for obtaining at least two superposed coatings either by methods not provided for in a single one of groups C23C2/00 - C23C26/00 or by combinations of methods provided for in subclasses C23C and C25C or C25D only coatings of inorganic non-metallic material coatings specially adapted for cutting tools or wear applications

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チタンの炭化物を主とする層の機械特性を高
めるとともにチタンの炭化物を主とする層前後との膜密
着性を高めることにより、切削特性の優れた炭化チタン
被覆工具を提供する。 【解決手段】 基体表面に周期律表のIVa、Va、VIa
族金属の炭化物、窒化物、炭窒化物、並びに酸化アルミ
ニウムのいずれか一種の単層皮膜または二種以上の多層
皮膜を有しその少なくとも一層がチタンの炭化物を主と
する層からなる炭化チタン被覆工具において、前記チタ
ンの炭化物を主とする層が(422)面からの等価X線
回折強度比PRが最も大きいことを特徴とする炭化チタ
ン被覆工具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は炭化チタン被覆工具
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、被覆工具は超硬質合金、高速度
鋼、特殊鋼よりなる基体表面に硬質皮膜を化学蒸着法
や、物理蒸着法により成膜することにより作製される。
このような被覆工具は皮膜の耐摩耗性と基体の強靭性と
を兼ね備えており、広く実用に供されている。特に、高
硬度材を高速で切削する場合に、切削工具の刃先温度は
1000℃前後まで上がるとともに、被削材との接触に
よる摩耗や断続切削等の機械的衝撃に耐える必要があ
り、耐摩耗性と強靭性とを兼ね備えた被覆工具が重宝さ
れている。
【0003】硬質皮膜には、耐摩耗性と靭性に優れた周
期律表IVa、Va、VIa族金属の炭化物、窒化物、炭窒
化物からなる非酸化膜や耐酸化性に優れた酸化膜が単層
あるいは多層膜として用いられる。非酸化膜では例えば
TiC、TiN、TiCNが利用され、酸化膜では特に
α型酸化アルミニウムやκ型酸化アルミニウム等が利用
されている。特に、周期律表IVa、Va、VIa族金属の
炭化物からなる非酸化膜は硬度が高く、耐摩耗性に優れ
るのが特長であり被覆工具に多用されているが、その欠
点は酸化されやすく特性が安定しないことである。
【0004】このため従来より特開昭56−15676
7や特許番号2535866号、特許番号255610
1号等が提案されている。特開昭56−156767で
は工具または部品の表面にチタン、ジルコニウム、ハフ
ニウムまたはこれらの合金の炭化物、窒化物またはこれ
らに酸素を固溶させた化合物を被覆したものからなり、
部品の表面に対して<220>の方向に強く配向し、
{220}面からのX線回折ピークと2番目に強いX線
回折ピークとの強度比が100:15以下であることを
特徴とする高硬度物質被覆品が提案されている。また、
特許番号2556101号ではX線回折における1番目
のピーク高さが(200)面に現れ、2番目のピーク高
さが(220)面に現れ、さらに3番目のピーク高さが
(111)面に現れるピーク高さ分布を有するTiの炭
化物を被覆したものが提案されている。また、特開平2
−159363、特開平5−287323、特開平5−
295517では基体と接する第一層に(111)面の
配向の強いTiの炭化物、窒化物、炭窒化物の膜あるい
はB1型化合物を用いることが、特開平8−28150
2では(200)面に対する(111)面の強度比が2
〜60の周期律表IVa、Va、VIa族の炭化物、窒
化物、炭酸化物、窒酸化物からなる硬質膜が提案されて
いる。また、特開平8−257808ではX線回折ピー
ク強度がI(111)>I(220)>I(200)で
あるチタンの炭酸化物層を少なくとも一層含む複合硬質
層が提案され、特開平8−90311ではX線回折によ
る最大ピーク強度が(111)面に現れるチタンの炭窒
化物層が少なくとも一層含まれそのチタンの炭窒化物層
の上に特定のκ-Al2O3層を被覆する切削工具が提案され
ている。
【0005】上記のように従来用いられているTiの炭
化物層はX線回折時の最高ピークがいずれも(200)
面や(220)面あるいは(111)面からのX線回折
ピークに現れるのが特徴であり、(422)面からのX
線回折ピーク強度が強いTiの炭化物層や双晶構造を持
った結晶粒を含有するTiの炭化物層に関しては言及し
ていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の被覆工具に
おける非酸化膜(硬質皮膜)の欠点を踏まえて、本発明
が解決しようとする課題はチタンの炭化物を主とする層
の機械特性を高めるとともにチタンの炭化物を主とする
層前後との膜密着性を高めることにより、切削特性の優
れた炭化チタン被覆工具を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するために先に特願平8−192795、特願平9
−96446、特願平9−77503、特願平9−77
504等を提案し、更なる改善策を鋭意研究してきた結
果、(422)面からの等価X線回折強度比PRやX線
回折ピーク強度が強いチタン等の炭化物を主とする層や
双晶構造を持った結晶粒を含有するチタン等の炭化物を
主とする層を被覆することにより、周期律表IVa、V
a、VIa族金属の炭化物からなる非酸化膜、特にチタン
の炭化物を主とする層を被覆した工具の切削特性等が優
れることを見出し、本発明に想到した。
【0008】すなわち本発明は、基体表面に周期律表の
IVa、Va、VIa族金属の炭化物、窒化物、炭窒化物、
並びに酸化アルミニウムのいずれか一種の単層皮膜また
は二種以上の多層皮膜を有しその少なくとも一層がチタ
ンの炭化物を主とする層からなる炭化チタン被覆工具に
おいて、前記チタンの炭化物を主とする層が(422)
面からの等価X線回折強度比PRが最も大きいことを特
徴とする炭化チタン被覆工具であり、また、前記チタン
の炭化物を主とする層が(422)面からのX線回折強
度が最も大きいことを特徴とする炭化チタン被覆工具で
ある。また、本発明は、前記チタンの炭化物を主とする
層が(311)面または(111)面からのX線回折強
度または等価X線回折強度比PRが二番目に大きいこと
を特徴とする炭化チタン被覆工具である。また、本発明
は、基体表面に周期律表のIVa、Va、VIa族金属の炭
化物、窒化物、炭窒化物、並びに酸化アルミニウムのい
ずれか一種の単層皮膜または二種以上の多層皮膜を有し
その少なくとも一層がチタンの炭化物を主とする層から
なる炭化チタン被覆工具において、前記チタンの炭化物
を主とする層が双晶構造を持った結晶粒を含有すること
を特徴とする炭化チタン被覆工具であり、また、本発明
は、前記チタンの炭化物を主とする層の下地がチタンの
炭窒化物層であり、前記双晶構造が下地であるチタンの
炭窒化物層の双晶構造部から連続していることを特徴と
する炭化チタン被覆工具である。また、本発明は、前記
チタンの炭化物を主とする層の表面に酸化アルミニウム
膜を被覆していることを特徴とする炭化チタン被覆工具
である。また、本発明は、周期律表のIVa、Va、VIa
族金属の炭化物、窒化物、炭窒化物のうちの少なくとも
一種以上とFe、Ni、Co、W、Mo、Crのうちの
少なくとも一種以上とよりなる超硬質合金を基体とする
ことを特徴とする炭化チタン被覆工具である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明を詳説する。図2は
代表的な本発明品に対する測定例の一例を示すものであ
り、後述の実施例の条件により基体表面にTiNとTi
CNを成膜した後、TiC層を成膜した炭化チタン被覆
工具の皮膜部分を試料面にして2θ−θ走査法により測
定したX線回折パターンを示したものである。図1は後
に詳説するように図2のX線回折パターンから求めた各
(hkl)面の等価X線回折強度比PR(hkl)値を
図示したものである。X線源にはCuのKα1(波長λ
=1.5405A)を用いた。図1から本発明品のTi
C層の等価X線回折強度比はPR(111)、PR(2
00)、PR(220)、PR(311)、PR(22
2)、PR(420)、PR(422)、PR(51
1)のうちPR(422)が最も大きく、(422)面
の配向が最も強いことがわかる。
【0010】等価X線回折強度比PR(hkl)はTi
の炭化物を主とする層の(hkl)面からのX線回折ピ
ーク強度を定量的に評価するために次式により定義した
ものである。ここでI(hkl)は(hkl)面による
実測時のX線回折強度を表し、I0(hkl)はASTM
ファイル No.32−1383 (PowderDi
ffraction File Published
by JCPDSInternational Cen
ter for DiffractionData)に
記載されているTiCのX線回折強度であり、配向が等
方的である粉末粒子の(hkl)面からのX線回折強度
を表している。表1はASTMファイル No.32−
1383に記載されているTiCのX線回折強度I0(h
kl)とd定数からX線源に上記CuKα1線を用いた
時に得られる2θ値を計算したものをまとめたもので、
等方的に配向しているTiC粉末粒子の2θ値とX線回
折強度を表している。
【0011】
【表1】
【0012】本発明における等価X線回折強度比PR
(hkl)は、ASTMファイルに記載された等方粒子
のX線回折ピーク強度I0(hkl)に対するX線回折で
実測した皮膜の(hkl)面からのX線回折ピーク強度
I(hkl)の相対強度を示しており、PR(hkl)
値が大きい程(hkl)面からのX線回折ピーク強度が
他のX線回折ピーク強度よりも強く、(hkl)面方向
に測定物(皮膜)が配向していることを示す。 PR(hkl)={I(hkl)/I0(hkl)}/[Σ{I(hkl)/I0 (hkl)}/8]・・・・・式(1) 但し、(hkl)=(111)、(200)、(22
0)、(311)、(222)、(420)、(42
2)、(511) 図1、図2等より、本発明の炭化チタン被覆工具におけ
るTiの炭化物を主とする層のPR(hkl)を測定す
ると後述の実施例で詳説するように、そのTiの炭化物
を主とする層はPR(111)、PR(200)、PR
(220)、PR(311)、PR(222)、PR
(420)、PR(422)、PR(511)のうちP
R(422)が最も大きく、(422)面の配向が最も
強いことがわかる。
【0013】図3は代表的な本発明の被覆工具において
チタンの炭化物を主とする層(後述の図4の2)と酸化
アルミニウム膜(後述の図4の1)との界面近傍を
(株)日立製作所製の透過電子顕微鏡(H−9000U
HR)により400万倍で観察したものの一例である。
この本発明品は後述の実施例1の条件で基体表面にTi
NとTiCNを成膜した後、TiC層を薄く成膜しその
まま連続してTiCの成膜に用いた構成ガスにさらにC
O2ガスを追加して反応させてTiCO層を成膜するこ
とによりチタンの炭化物を主とする層を作製した後、そ
の表面上に酸化アルミニウムを成膜したものである。図
4は図3に対応した模式図である。図3、図4よりチタ
ンの炭化物を主とする層の一部を形成する結晶粒はその
中央部の直線状界面(図4の4で示される部分)で二つ
に分かれており双晶構造を持つこと、またこの双晶構造
部はチタンの炭化物を主とする層の下地であるチタンの
炭窒化物層から連続していることがわかる。
【0014】本発明品の周期律表IVa、Va、VIa族金
属の炭化物からなる非酸化膜、特にチタンの炭化物を主
とする層を被覆した工具の切削特性等が優れる理由は明
確ではないが次のことが考えられる。本発明品のチタン
の炭化物を主とする層は図3、図4に示す例からもわか
るように例えばその下地であるチタンの炭窒化物層等か
ら結晶が連続的に成長しておりチタンの炭化物を主とす
る層自体の結晶性と機械特性が優れるとともに下地膜と
の密着性も優れていることが期待される。またこの時
に、チタンの炭化物を主とする層の等価X線回折強度比
PR(422)が大きな値を示しており、チタンの炭化
物を主とする層の等価X線回折強度比PR(422)が
大きな値を示す時にその下地層等との密着性が優れ、更
には当該層の上に成膜した酸化膜等との密着性も優れる
ことになったものと考えられる。
【0015】本発明における被覆方法には既知の成膜方
法を適用することが可能である。例えば、通常の化学蒸
着法(熱CVD)、プラズマを付加した化学蒸着法(P
ACVD)、イオンプレーティング法等を用いることが
できる。用途は切削工具に限るものではなく、チタンの
炭化物を主とする膜を含む単層あるいは多層の硬質皮膜
により被覆された耐摩耗材や金型、溶湯部品等でも良
い。チタンの炭化物を主とする膜の下地はTiCN膜に限る
ものではなくTiN膜等他の膜であっても同様の効果が得
られ、また酸化アルミニウム膜はκ型酸化アルミニウム
単相、α型酸化アルミニウム単相、κ型酸化アルミニウ
ムとα型酸化アルミニウムとの混合膜やκ型酸化アルミ
ニウム、α型酸化アルミニウムとγ型酸化アルミニウ
ム、θ型酸化アルミニウム、δ型酸化アルミニウム、χ
型酸化アルミニウム等、他の酸化アルミニウムとの混合
膜あるいは酸化アルミニウムと酸化ジルコニウム等他の
酸化物との混合膜等の酸化物であっても同様の効果が得
られる。
【0016】本発明においてチタンの炭化物を主とする
層または酸化アルミニウム膜は必ずしも最外層である必
要はなく、例えば更にその上に少なくとも一層のチタン
化合物(例えばTiN層等)を被覆しても良い。
【0017】次に本発明による被覆工具を実施例によっ
て具体的に説明するが、本発明はこれら実施例の範囲に
限定されるものでない。
【0018】(実施例1)WC72%,TiC8%,
(Ta,Nb)C11%,Co9%(%はいずれも重量
%を示す。)の組成よりなる切削工具用超硬基板をCV
D炉内にセットし、その表面に、化学蒸着法によりH2
キャリヤーガスとTiCl4ガスとN2ガスとを原料ガス
に用い0.3μm厚さのTiNを900℃でまず形成
し、次に、H2キャリヤーガスとTiCl4ガスとCH3
CNガスを原料ガスに用い6μm厚さのTiCN膜を9
00℃で成膜することにより非酸化膜を形成した後、9
50〜1020℃でCH4/TiCl4ガスの容積比が4
〜10のTiCl4ガスとCH4ガスとH2キャリヤーガ
スとをトータル2,200ml/分で5〜30分間流し
てまず成膜し、そのまま連続して本構成ガスに更に2.
2〜110ml/分のCO2ガスを追加して5〜30分
間成膜することによりチタンの炭化物を主とする膜(T
iC/TiCO層)を作製した。その後、続いてAl金
属小片を詰め350℃に保温した小筒中にH2ガスを3
10ml/分とHClガス130ml/分とを流すこと
により発生させたAlCl3ガスとH2ガス2l/分とC
O2ガス100ml/分とをCVD炉内に流し1010
〜1020℃で反応させることにより所定の厚さの酸化
アルミニウム膜を成膜し本発明品を作製した。
【0019】図3は実施例1の代表的な炭化チタン被覆
工具において観察された、酸化アルミニウムを主とする
酸化膜、チタンの炭化物を主とする層、下地膜近傍の透
過電子顕微鏡(TEM)写真の一例である。また、図4
は図3に対応した模式図である。 図3、図4より、非酸
化膜であるTiCNの結晶粒(図4の3はその一部)上
にチタンの炭化物を主とする層(図4の2はその一部)
が形成されその上に酸化アルミニウムを主とする酸化膜
(図4の1はその一部)が形成されている。図4に示さ
れる2a部分から図3の本発明のチタンの炭化物を主と
する層2が双晶構造を持っていること、また、下地のT
iCN膜3の双晶構造部とチタンの炭化物を主とする層
2の双晶構造とが連続していること、すなわち、双晶部
の境界面4が連続していることがわかる。また、図3、
図4のチタンの炭化物を主とする層中の2b部とTiC
N層中の3a部の電子線回折像を透過電子顕微鏡で観察
した結果、それぞれ図5、図6の結果を得た。図5、図
6より2b部、3a部の両者はともにfcc構造を持
ち、(110)の結晶軸が写真面に垂直方向に立ってお
り2b部、3a部が相互にエピタキシャルの関係にある
ことがわかる。ここで、図3の透過電子顕微鏡写真は成
膜面の膜断面を厚さ20μm以下に研磨した後更にイオ
ンミリングにより膜断面の厚さを極端に薄くした状態で
電子線を膜断面を透過させることによって観察したもの
である。このため、チタンの炭化物を主とする層の双晶
部分が観察される確率は低く、図3のように、一視野に
一乃至二箇所の双晶部分が観測されると言うことはかな
りの頻度でチタンの炭化物を主とする層に双晶部分が存
在していると判断される。
【0020】作製した膜のX線回折を理学電気(株)製
のX線回折装置(RU−200BH)を用いて2θ−θ法
により2θが10〜145°の範囲内で行った。X線源
には上記CuKα線を用い、ノイズ(バックグランド)
は装置に内蔵されたソフトにより除去し、実施例1の一
例を示す図2のX線回折結果を得た。図2と同様のX線
回折パターンから求めた本発明品No.11、12、1
3、14の炭化チタン膜のX線回折強度I(hkl)の
測定値を表2に、そのX線回折強度I(hkl)から式
(1)により求めた等価X線回折強度比PR(hkl)
値を表3にまとめた。なお、実測される2θ値は表1に
まとめたASTMファイルに記載されている2θ値の前
後で微妙に異なるため、図2等のX線回折パターンにお
いてTiC(炭化チタン)のピークを同定するときは、
2θ値とともに、その前後のWCのピーク、TiCNの
ピーク、TiNのピーク、κ-Al2O3のピーク、α-Al2O3
のピーク等との位置関係も考慮して決定した。表2、表
3より、本発明品はいずれもPR(111)、PR(2
00)、PR(220)、PR(311)、PR(22
2)、PR(420)、PR(422)、PR(51
1)のうちPR(422)が最も大きく(422)面の
配向が最も強いこと、さらには、本発明品のNo.11
はPR(422)とともにX線回折強度I(422)も
最大であることがわかる。
【0021】
【表2】
【0022】
【表3】
【0023】次に、実施例1の条件で製作した切削工具
各5個を用いて、鋳物の被削材を以下の条件で1時間連
続切削試験した後にチタンの炭化物を主とする層や酸化
アルミニウム被覆膜の剥離状況を倍率200倍の光学顕
微鏡により観察し、評価した。 被削材 FC25(HB230) 切削速度 300m/min 送り 0.3mm/rev 切り込み 2.0mm 水溶性切削油使用 この切削試験の結果、上記本発明品はいずれも1時間連
続切削後もチタンの炭化物を主とする層やアルミナ膜の
剥離が見られず切削工具として優れていることが判明し
た。
【0024】また、上記本発明品の切削工具各5個を以
下の条件で断続切削し、1,000回衝撃切削後に刃先
先端の欠け状況を倍率50倍の実体顕微鏡で観察し、評
価した。 被削材 SCM材 切削条件 100 m/min 送り 0.3 mm/rev 切り込み 2.0 mm 切削試験後、上記本発明品はいずれも刃先に欠損不良を
発生すること無く使用でき、長寿命であった。更に、N
o.11は1、500回衝撃切削後にも刃先先端に欠け
が見られず特に優れることがわかった。
【0025】(従来例1)チタンの炭化物を主とする層
の差異による炭化チタン被覆工具の切削特性への影響を
明らかにするために、本発明品と同様にWC72%、T
iC8%、(Ta、Nb)C11%、Co9%(%はい
ずれも重量%を示す。)の組成よりなる切削工具用超硬
基板の表面に0.3μm厚さのTiN膜と6μm厚さの
TiCN膜を形成した後、1010℃でCH4/TiC
l4ガスの容積比が2〜3のTiCl4ガスとCH4ガス
とH2キャリヤーガスとをトータル2,200ml/分
で5〜30分間流してTiC膜を成膜した後、そのまま
連続して本構成ガスに更に2.2〜110ml/分のC
O2ガスを追加して5〜30分間成膜することによりチ
タンの炭化物を主とする膜(TiC/TiCO層)を作
製した。その後、実施例1と同一の条件で1020℃で
H2ガス、AlCl3ガスおよびCO2ガスにより所定の
厚さの酸化アルミニウム膜を成膜した従来の炭化チタン
被覆工具No.15,16を作製した。
【0026】作製した従来品のチタンの炭化物を主とす
る膜近傍を実施例1と同様に透過電子顕微鏡で観察した
が、チタンの炭化物を主とする層に双晶構造部は見られ
なかった。
【0027】また、作製した従来品のチタンの炭化物を
主とする層のX線回折パターンを実施例1と同様に測定
して得られた炭化チタン膜の各ピークのX線回折強度の
測定値I(hkl)とその測定値I(hkl)から求め
たPR(hkl)を表2、表3のNo.15、16にま
とめた。表3より、従来品15、16はPR(200)
やPR(220)がPR(422)よりも大きく、(2
00)面や(220)面の配向が強いことがわかる。
【0028】従来例1で作製した切削工具各5個を用い
て上記実施例1と同一の条件で連続切削試験を行った結
果、これら従来例品はいずれも10分間連続切削後にチ
タンの炭化物を主とする層や酸化アルミニウム膜の剥離
が見られた。また、従来例1で作製した切削工具各5個
を上記実施例1と同一条件で断続切削し、1,000回
衝撃切削後に刃先先端の欠け状況を倍率50倍の実体顕
微鏡で観察した結果、いずれにも大きな欠けが発生して
おり、切削工具として劣っていることが判明した。
【0029】(実施例2)WC72%,TiC8%,
(Ta,Nb)C11%,Co9%(%はいずれも重量
%を示す。)の組成よりなる切削工具用超硬基板をCV
D炉内にセットし、その表面に、化学蒸着法によりH2
キャリヤーガスとTiCl4ガスとN2ガスとを原料ガス
に用い0.3μm厚さのTiNを900℃でまず形成
し、次に、H2キャリヤーガスとTiCl4ガスとCH3
CNガスを原料ガスに用い6μm厚さのTiCN膜を9
00℃で成膜した後、950〜1020℃でCH4/T
iCl4ガスの容積比が4〜10のTiCl4ガスとCH
4ガスとH2キャリヤーガスとをトータル2,200ml
/分で120分間流してチタンの炭化物を主とする層
(TiC膜)を成膜し本発明品(被覆工具)No.21
〜24を作製した。作製した膜のX線回折パターンを実
施例1と同様にして測定した一例を図7のX線回折結果
に示す。図7と同様のX線回折パターンから求めた本発
明品No.21〜24のチタンの炭化物を主とする層
(TiC膜)の各(hkl)面ピークのX線回折強度I
(hkl)の測定値を表4に、その各X線回折強度I
(hkl)から式(1)により求めた等価X線回折強度
比PR(hkl)値を表5のNo.21〜24にまとめ
た。図8は表5の本発明品No.21〜24の等価X線
回折強度比PR(hkl)値を図示したものである。
【0030】
【表4】
【0031】
【表5】
【0032】表5と図8より、本発明品はPR(11
1)、PR(200)、PR(220)、PR(31
1)、PR(222)、PR(420)、PR(42
2)、PR(511)のうちPR(422)が最も大き
く(422)面の配向が最も強いこと、また、PR(3
11)がPR(422)に次いで大きく(311)面の
配向が二番目に強いことがわかる。本発明品のチタンの
炭化物を主とする層とTiCN層との近傍の組織を実施
例1と同様に透過電子顕微鏡で観察した結果、チタンの
炭化物を主とする層に双晶構造部が見られTiCN層の
双晶構造部と連続していることが確認された。また、同
様の観察で、実施例1と同様にチタンの炭化物を主とす
る層とTiCN層の両者の結晶方位が一致し、エピタキ
シャルに成長している部分が観察された。
【0033】(従来例2)チタンの炭化物を主とする層
の差異による炭化チタン被覆工具の切削特性への影響を
明らかにするために、実施例2と同様にWC72%,T
iC8%,(Ta,Nb)C11%,Co9%(%はい
ずれも重量%を示す。)の組成よりなる切削工具用超硬
基板をCVD炉内にセットし、その表面に、化学蒸着法
によりH2キャリヤーガスとTiCl4ガスとN2ガスと
を原料ガスに用い0.3μm厚さのTiNを900℃で
まず形成し、次に、H2キャリヤーガスとTiCl4ガス
とCH3CNガスを原料ガスに用い6μm厚さのTiC
N膜を900℃で成膜した後、950〜1020℃でC
H4/TiCl4ガスの容積比が2〜3のTiCl4ガス
とCH4ガスとH2キャリヤーガスとをトータル2,20
0ml/分で120分間流してチタンの炭化物を主とす
る層(TiC膜)を成膜し従来品(従来の被覆工具)N
o.25、26を作製した。作製した膜のX線回折パタ
ーンを実施例1と同様にして測定し得られた炭化チタン
膜の各ピークの測定値I(hkl)を表4のNo.2
5、26に、等価X線回折強度比PR(hkl)を表5
のNo.25、26に各々示した。表4、表5より、従
来品No.25、26はPR(220)やPR(20
0)が最大であり、(220)面や(200)面の配向
が強いことがわかる。
【0034】次に、実施例2および従来例2の条件で製
作した切削工具(スローアウェイチップ)を用いて、以
下の条件で連続切削し、平均逃げ面摩耗量が0.4m
m、クレーター摩耗が0.1mmのどちらかに達した時
間を寿命と判断した。 被削材 FC25(HB230) 切削速度 180m/min 送り 0.3mm/rev 切り込み 1.5mm 水溶性切削油使用 この切削試験の結果を表6に示した。表6より、従来例
2の条件で作製した従来品のスローアウェイチップN
o.25、26はいずれも20分以内の切削で寿命に達
しているのに対して、実施例2の条件で作製した本発明
によるスローアウェイチップのNo.21〜24の寿命
はいずれも35〜40分間切削できる良好なもので、切
削耐久特性が優れていることが判明した。また、表6に
おいて、PR(422)、I(422)の両者が最も強
く、PR(311)、I(311)が二番目に強いもの
の切削寿命が40分以上と最も優れ、次いでPR(42
2)が最大であるもののI(422)が最大ではないも
のの切削寿命が35分以上とこれも良好な切削特性を示
すことがわかる。
【0035】
【表6】
【0036】以上より、等価X線回折強度比PR(11
1)、PR(200)、PR(220)、PR(31
1)、PR(222)、PR(420)、PR(42
2)、PR(511)のうちでPR(422)が最大で
あるチタンの炭化物を主とする層を被覆することにより
切削耐久特性に優れた炭化チタン被覆工具を得られるこ
とがわかる。本発明においてはチタンの炭化物を主とす
る層の組成はTiC、TiCOおよびその混合膜に限る
ものではなく微量(不可避)の添加物、不純物(例えば
数重量%程度。)が含まれたものでも上記実施例と同様
の作用効果が得られることは勿論である。また、下地膜
はTiCNに限るものではなく、例えばTiN膜上にT
iの炭化膜を成膜した場合も上記実施例と同様の作用効
果が得られた。なお、本願におけるチタンの炭化物を主
とする層として、チタンの炭化物(例えばTiC等。)
からなる層、チタンの炭化物と炭酸化物(例えばTiC
/TiCO等。)からなる層、チタンの炭化物と炭酸窒
化物(例えばTiC/TiCNO等。)からなる層等が
挙げられる。
【0037】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、チタン
の炭化物を主とする膜の密着性が良く、切削特性の優れ
た長寿命の炭化チタン被覆工具が実現でき、極めて有用
なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる炭化チタン被覆工具の等価X線
回折強度比PRの一例を示す図である。
【図2】本発明に係わる炭化チタン被覆工具のX線回析
パターンの一例を示す図である。
【図3】本発明に係わる炭化チタン被覆工具のセラミッ
ク材料の組織写真の一例である。
【図4】図3に対応した模式図である。
【図5】本発明に係わる炭化チタン被覆工具の電子線回
折像の一例を示す図である。
【図6】本発明に係わる炭化チタン被覆工具の電子線回
折像の一例を示す図である。
【図7】本発明に係わる炭化チタン被覆工具のX線回析
パターンの一例を示す図である。
【図8】本発明に係わる炭化チタン被覆工具の等価X線
回折強度比PRの一例を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 権田 正幸 埼玉県熊谷市三ヶ尻5200番地 日立金属株 式会社磁性材料研究所内 (72)発明者 島 順彦 千葉県成田市新泉13番地の2 日立ツール 株式会社成田工場内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体表面に周期律表のIVa、Va、VIa
    族金属の炭化物、窒化物、炭窒化物、並びに酸化アルミ
    ニウムのいずれか一種の単層皮膜または二種以上の多層
    皮膜を有しその少なくとも一層がチタンの炭化物を主と
    する層からなる炭化チタン被覆工具において、前記チタ
    ンの炭化物を主とする層が(422)面からの等価X線
    回折強度比PRが最も大きいことを特徴とする炭化チタ
    ン被覆工具。
  2. 【請求項2】 前記チタンの炭化物を主とする層が(4
    22)面からのX線回折強度が最も大きいことを特徴と
    する請求項1に記載の炭化チタン被覆工具。
  3. 【請求項3】 前記チタンの炭化物を主とする層が(3
    11)面または(111)面からのX線回折強度または
    等価X線回折強度比PRが二番目に大きいことを特徴と
    する請求項1または2に記載の炭化チタン被覆工具。
  4. 【請求項4】 基体表面に周期律表のIVa、Va、VIa
    族金属の炭化物、窒化物、炭窒化物、並びに酸化アルミ
    ニウムのいずれか一種の単層皮膜または二種以上の多層
    皮膜を有しその少なくとも一層がチタンの炭化物を主と
    する層からなる炭化チタン被覆工具において、前記チタ
    ンの炭化物を主とする層が双晶構造を持った結晶粒を含
    有することを特徴とする炭化チタン被覆工具。
  5. 【請求項5】 前記チタンの炭化物を主とする層が双晶
    構造を持った結晶粒を含有することを特徴とする請求項
    1乃至3のいずれかに記載の炭化チタン被覆工具。
  6. 【請求項6】 前記チタンの炭化物を主とする層の下地
    がチタンの炭窒化物層であり、前記双晶構造が下地であ
    るチタンの炭窒化物層の双晶構造部から連続しているこ
    とを特徴とする請求項4または5に記載の炭化チタン被
    覆工具。
  7. 【請求項7】 前記チタンの炭化物を主とする層の表面
    に酸化アルミニウム膜を被覆していることを特徴とする
    請求項1乃至6のいずれかに記載の炭化チタン被覆工
    具。
  8. 【請求項8】 周期律表のIVa、Va、VIa族金属の炭
    化物、窒化物、炭窒化物のうちの少なくとも一種以上と
    Fe、Ni、Co、W、Mo、Crのうちの少なくとも
    一種以上とよりなる超硬質合金を基体とすることを特徴
    とする請求項1乃至7のいずれかに記載の炭化チタン被
    覆工具。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006315173A (ja) * 2001-06-19 2006-11-24 Kobe Steel Ltd 切削工具用硬質皮膜およびその製造方法
JP2009184046A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Mitsubishi Materials Corp 高速重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具
JP2009279694A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Mitsubishi Materials Corp 高速重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性と耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具
JP2009279693A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Mitsubishi Materials Corp 高速重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具
JP2011025405A (ja) * 2001-06-19 2011-02-10 Kobe Steel Ltd 耐摩耗性に優れた硬質皮膜およびその製造方法

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