JPH1111359A - 車両の後部車体構造 - Google Patents

車両の後部車体構造

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JPH1111359A
JPH1111359A JP17005197A JP17005197A JPH1111359A JP H1111359 A JPH1111359 A JP H1111359A JP 17005197 A JP17005197 A JP 17005197A JP 17005197 A JP17005197 A JP 17005197A JP H1111359 A JPH1111359 A JP H1111359A
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Kenzo Sato
謙三 佐藤
Yutaka Imura
裕 井村
Hiromitsu Tanaka
祐充 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両後方に配設されたスペアタイヤの外径及
び空気圧等の状態に拘わらず、後面衝突時の上記タイヤ
の挙動が常に一定になるようにして、上記タイヤが、車
両の前方に後突荷重を伝達しないようにする。 【解決手段】 車両の後部のフロアパネル20に凹状の
スペアタイヤパン21を形成し、スペアタイヤを格納す
る。スペアタイヤパンの下面に沿うように、荷重伝達手
段としての荷重伝達メンバ30を車両の前後方向に延び
るように取り付けて、その前方に取り付けられたフラン
ジ31によりスペアタイヤ40を固定する。荷重伝達メ
ンバ後端には、後突荷重受け部としてのけん引フック3
2を取り付ける。後面衝突時に、後突荷重がけん引フッ
クに入力され(矢印A参照)、荷重伝達メンバによって
スペアタイヤのホイール部41に伝達される。スペアタ
イヤの前端がスペアタイヤパンの前端の側壁22に接触
するまで前方に移動して、後突荷重に対する反力が発生
する(矢印B参照)。スペアタイヤはモーメント(矢印
C参照)をうけて、立ち上がるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体後部にスペア
タイヤが格納されるよう構成された車両の後部車体構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の車両の後部車体構造
として、スペアタイヤを傾斜して配設し、後面衝突時に
は、その後突荷重を受けてスペアタイヤの前端を前方の
上向きに立ち上がらせるようにして、このスペアタイヤ
がその前方の燃料タンクに突き当たらないようにしたも
のが知られている(例えば、実公平6−11906号公
報参照)。このものでは、上記スペアタイヤを立ち上が
らせる手段として、リヤフロアパネルに形成されたスペ
アタイヤを格納するスペアタイヤパンの底面を車両の前
部に向かって斜め上方に傾斜させ、加えて、上記スペア
タイヤの取り付け位置の上記リアフロアパネルに車幅方
向に延びる脆弱部を設けている。そして、後面衝突時に
は、上記脆弱部においてリヤフロアパネルが下側に折曲
することでスペアタイヤの前端を前方の上向きに立ち上
げるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来より、
後面衝突時には、後部車体が潰れることで後突荷重を吸
収して、この後突荷重を車両の前方の車室に伝達しない
ようにすることが知られている。ところが、車両の後方
のスペアタイヤが、その直径方向が車両の前後方向に向
くような状態に配設されていれば、このスペアタイヤの
ホイール部の剛性が高いため、このホイール部の存在に
より後面衝突時における上記後部車体の前後方向に対す
る潰れ量の確保が困難になるおそれがある。このため、
上記後部車体の潰れ量の減少により後突荷重の吸収率が
低下するという問題がある。さらに、上記ホイール部が
後突荷重を受けてそのままの姿勢で前方の車室まで移動
してしまうことを阻止する必要もある。
【0004】また、上記の公報で提案されたものにおい
ては、スペアタイヤ後端を入力点として後面衝突時の荷
重を入力させるようにしているため、スペアタイヤの空
気圧及び外径によっては、後面衝突時のスペアタイヤの
挙動が当初の設計どおりにならないおそれがある。すな
わち、スペアタイヤの空気圧が高い場合と低い場合、例
えば通常のタイヤとパンクしたタイヤとでは、後突荷重
が入力されたときに上記スペアタイヤのタイヤ部におけ
る後突荷重の吸収率が異なるためスペアタイヤの挙動が
異なり、スペアタイヤの姿勢変換が当初の設計どおりに
ならない場合がある。さらに、例えば、スペアタイヤと
して実際のタイヤに比べてその外径が小さい応急用タイ
ヤ(Tタイプ応急用タイヤ)をスペアタイヤとして配設
している場合と、実際のタイヤをスペアタイヤとして配
設している場合とでは、その外径の違いにより後面衝突
時の荷重の入力点の車両に対する位置が異なり、後面衝
突時のスペアタイヤの挙動が当初の設計とは異なるもの
になるおそれがある。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、スペアタイヤ
の空気圧及び外径等のいかんに拘わらず、後面衝突時の
スペアタイヤの挙動を常に一定化させることにあり、併
せて、上記スペアタイヤが車両の前方に後突荷重を伝達
しないようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、スペアタイヤを車体後部に
格納する格納部を備えた車両の後部車体構造を前提とし
ている。このものにおいて、上記スペアタイヤのホイー
ル部に対して後面衝突時の後突荷重を直接伝達する荷重
伝達手段を備えた構成とするものである。
【0007】上記の構成の場合、後面衝突時の後突荷重
が、荷重伝達手段によりスペアタイヤの剛体部分である
ホイール部に直接伝達されるため、スペアタイヤの後面
衝突時における挙動がそのタイヤの空気圧及び外径等の
状態に影響されることなく一定のものにコントロール可
能になり、スペアタイヤの空気圧及び外径等のいかんに
拘わらず確実に設計どおりの挙動を実現することが可能
になる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、荷重伝達手段を、後突荷重を軸力として伝
達する荷重伝達メンバにより構成するものとする。そし
て、上記荷重伝達メンバを、前端がスペアタイヤのホイ
ール部に接合される一方、後端が車両の後方に少なくと
も上記スペアタイヤの後端位置まで延びるよう配設する
構成とするものである。
【0009】上記の構成の場合、荷重伝達手段の具体的
構成を得ることが可能になり、請求項1の作用を具体的
に得ることが可能になる。
【0010】請求項3及び請求項4記載の発明は、後突
荷重を受けることにより、直径方向が車両の前後方向に
向くように配設されたスペアタイヤをそのホイール部の
幅方向が車両の前後方向に向くように回転挙動させるよ
うに入力点及び接合点等の位置関係を特定するものであ
る。
【0011】すなわち、請求項3記載の発明は、請求項
2記載の発明において、格納部をスペアタイヤを横置き
状態に配設し得るよう略水平に拡がるものとする。そし
て、荷重伝達メンバを、車両前方に向けて上下方向に傾
斜するように配設する構成とするものである。
【0012】上記の構成の場合、後面衝突時に荷重伝達
メンバの後端に入力された後突荷重がホイール部に伝達
され、これにより、スペアタイヤを車幅方向の軸を回転
軸として上下方向に回転させて、上記タイヤを立ち上が
らせるようにすることが可能になる。このため、後部車
体の潰れ量を確保して後突荷重を吸収することが可能に
なる上に、車室側への後突荷重の伝達をも防止すること
が可能になる。
【0013】また、請求項4記載の発明は、請求項2記
載の発明において、格納部をスペアタイヤを縦置き状態
に配設し得るよう形成したものとする。そして、荷重伝
達メンバを、車両前方に向けて車幅方向に傾くように配
設する構成とするものである。
【0014】上記の構成の場合、後面衝突時に荷重伝達
メンバの後端に入力された後突荷重がホイール部に伝達
され、これにより、スペアタイヤを上下方向の軸を回転
軸として車幅方向に回転させることが可能になる。この
ため、後部車体の潰れ量を確保して後突荷重を吸収する
ことが可能になる上に、車室側への後突荷重の伝達をも
防止することが可能になる。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項2、請求項
3、請求項4記載の発明のいずれかにおいて、荷重伝達
メンバの後端に、スペアタイヤの後端部よりも後方に突
出した後突荷重受け部を形成する構成とするものであ
る。
【0016】上記の構成の場合、後面衝突時の荷重が、
スペアタイヤよりも先に荷重伝達メンバに入力されるこ
とになるため、上記スペアタイヤの空気圧及び外径等の
タイヤ部の状態が、後面衝突時のスペアタイヤの挙動に
影響を及ぼさないようにすることが可能になる。
【0017】また、請求項6記載の発明は、請求項2記
載の発明において、荷重伝達メンバの後突荷重を受ける
後端の入力点と、スペアタイヤの前端側で後突荷重の反
力が作用する作用点とを、上記荷重伝達メンバとスペア
タイヤのホイール部との接合点を間に挟んで互いに逆の
位置にオフセット配置する構成とするものである。
【0018】上記の構成の場合、後面衝突時にスペアタ
イヤを回転させるモーメントが確実に発生し、これによ
り、上記スペアタイヤを立ち上がらせて、または、車幅
方向に回転させて、後部車体の潰れ量を確実に確保して
後突荷重を吸収することが可能になる。さらに、上記ス
ペアタイヤが車両の前方に後突荷重を伝達しないように
することがより確実に可能になる。
【0019】さらに、請求項7記載の発明は、請求項3
記載の発明において、荷重伝達メンバの前端よりも前方
位置のフロアパネルに対し、車幅方向に延びる脆弱部を
形成する構成とするものである。
【0020】上記の構成の場合、後面衝突時に、フロア
パネルを容易に破断させて折り曲げることが可能にな
り、スペアタイヤを確実に立ち上がらせて、または、確
実に車幅方向に回転させて、後部車体の潰れ量をより一
層確実に確保して後突荷重を吸収することが可能にな
る。さらに、上記スペアタイヤが車両の前方に後突荷重
を伝達しないようにすることも確実に行い得るようにな
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基いて説明する。
【0022】<第1実施形態>図1及び図2は、本発明
の第1実施形態に係る車両の後部車体構造を示し、1
0,10はリヤサイドメンバ、20はフロアパネル、3
0は荷重伝達メンバである。
【0023】上記リヤサイドメンバ10,10は、車両
の両側部に前後方向に延びるようにそれぞれ配設されて
いる。このリヤサイドメンバ10,10は、その前部に
おいて、前方の車室側に向かって下方に傾斜しており、
その前端はサイドシル11,11に接続されている。上
記リヤサイドメンバ10,10のそれぞれの後部には、
V溝状の脆弱部12,12,…が形成され、この脆弱部
12,12,…により後面衝突時に上記リヤサイドメン
バ10,10が屈曲するきっかけを与えて潰れやすくし
て、後突荷重を吸収するようにしている。そして、上記
リヤサイドメンバ10,10の傾斜部分の後端部分にサ
スペンションクロスメンバ13が、車幅方向に延びて上
記各リヤサイドメンバ10,10を連結するように取り
付けられている。また、上記サスペンションクロスメン
バ13の両端部と、上記リヤサイドメンバ10,10と
を連結するようにサスペンションブラケット14,14
が斜め方向に取り付けられている。このサスペンション
ブラケット14,14は、上記リヤサイドメンバ10,
10とサスペンションクロスメンバ13とのそれぞれの
支持剛性を高めつつ、サスペンションのコイルスプリン
グ(図示省略)の受け部となっている。
【0024】上記両リヤサイドメンバ10,10とサス
ペンションクロスメンバ13とに囲まれた部分にはフロ
アパネル20が取り付けられて床面を構成している。そ
して、このフロアパネル20には車幅方向右寄りにオフ
セットして凹状のスペアタイヤパン21が形成されて、
スペアタイヤ40をその凹部に格納するようになってい
る。このスペアタイヤパン21の底面21aは前方に向
かって斜め上方に傾斜しており、その前端の側壁22が
斜め上方に延びるように形成されている。
【0025】上記スペアタイヤパン21の下面に沿うよ
うに、荷重伝達メンバ30が車両の前後方向に延びるよ
うに取り付けられている。この荷重伝達メンバ30の前
部には、スペアタイヤを固定するためのフランジ31が
取り付けられており、このフランジ31の前端は、上記
スペアタイヤパン21を突き抜けてスペアタイヤパン2
1上に突出されている。一方、上記荷重伝達メンバ30
の後端には、車両をけん引する際にロープ等を結び付け
るための後突荷重受け部としてのけん引フック32が取
り付けられている。
【0026】上記荷重伝達メンバ30は、図3に示すよ
うに、ハット形の断面形状を有する部材が上記スペアタ
イヤパン21に対し溶接され、このスペアタイヤパン2
1の部分と共に閉断面を形成して、その前後方向の荷重
に対し、比較的大きい座屈強度を有するように構成され
ている。そして、スペアタイヤ40が、スペアタイヤパ
ン21内に横置き状態でかつ車両の前方に向かって上方
に傾斜した状態で格納され、上記スペアタイヤ40のホ
イール部(ホイールディスク)41の左寄りの位置のボ
ルト孔を利用してボルト・ナットにより上記フランジ3
1に対し固定されるようになっている。
【0027】つぎに、上記第1実施形態の作用・効果を
説明する。
【0028】後面衝突時には、後突荷重が、まず、けん
引フック32に入力されて(図1の矢印A参照)、荷重
伝達メンバ30によってスペアタイヤ40のホイール部
41に伝達されることになる。そして、上記荷重伝達メ
ンバ30の前方のスペアタイヤパン21の底面が座屈変
形を起こしながら上記スペアタイヤ40が前方に移動す
ることになる。このスペアタイヤ40が前方に移動し
て、その前端が上記スペアタイヤパン21の前端の側壁
22に接触して、上記の後突荷重に対する反力が作用す
ることになる(矢印B参照)。この際、スペアタイヤ4
0がパンクしていたり、タイヤ部42の空気圧が極めて
低い場合であっても、上記スペアタイヤ40のホイール
部41の前端が上記スペアタイヤパン21の側壁22に
接触して、上記の後突荷重に対する反力が作用すること
になる。このとき、上記の後突荷重の入力点Aと反力の
作用する作用点Bとが上記フランジ31のスペアタイヤ
40取り付け点を挟んで互いに逆の位置の上下方向にオ
フセットされ、上記入力点Aと作用点Bとがオフセット
量αだけ上下方向に離れた位置関係になる。このため、
上記スペアタイヤ40に対して、その前端を上向きに回
転させるモーメントがかかることになる(矢印C参
照)。このモーメントにより、上記スペアタイヤ40は
前方の上方に移動しながら、その前端が立ち上がるよう
になる。
【0029】ここで、上記のスペアタイヤ40の前端を
上向きに回転させるモーメントを発生させるのは、入力
点と作用点との上下方向の相対的な位置関係であり、入
力点の位置は上記荷重伝達メンバ30の位置により決定
され、また、作用点の位置はスペアタイヤ40の上下方
向の重心位置により決定される。従って、モーメントを
発生させる入力点と作用点との上下方向の相対的な位置
関係は、スペアタイヤ40の外径及び空気圧には関係し
ないため、スペアタイヤ40の外径及び空気圧が変わっ
ても、後面衝突時のスペアタイヤ40の挙動は変化せ
ず、スペアタイヤ40は、荷重伝達メンバ30により伝
達された後突荷重を受けて確実に立ち上がるようにな
る。また、回転モーメントを発生させる入力点と作用点
との上下方向の相対的な位置関係、つまり、オフセット
量αが大きくなれば、スペアタイヤ40にかかる回転モ
ーメントは大きくなり、このスペアタイヤ40はより確
実に立ち上がるようになる。
【0030】そして、上記の第1実施形態においては、
スペアタイヤ40が、前方の上方に移動して立ち上がる
ようになるため、上記スペアタイヤ40による後突荷重
の前方への伝達を防止することができることになる。ま
た、このスペアタイヤ40が立ち上がって、そのスペア
タイヤ40の幅方向が車両の前後方向になることによ
り、リヤサイドメンバ10,10の潰れ量を確保し、こ
のリヤサイドメンバ10,10が潰れることで後突荷重
が吸収されて、車両前方の車室に対して後突荷重を伝え
ないようにすることができることになる。さらに、上記
スペアタイヤ40は上記フランジ31に対して車幅方向
左寄りの位置にオフセットして固定されているため、後
突荷重による上記スペアタイヤ40の前端の立ち上がり
に伴い、このスペアタイヤ40の左側が立ち上がるよう
になる。このため、後突荷重が小さい場合であっても、
上記スペアタイヤ40を確実に姿勢変換させて、スペア
タイヤパン21から抜け出させることができ、このスペ
アタイヤ40による後突荷重の前方への伝達をより確実
に防止することになる。
【0031】<第2実施形態>図4及び図5は本発明の
第2実施形態に係る車両の後部車体構造を示し、本第2
実施形態は、第1実施形態とは異なり後突荷重の反力が
作用する作用点B(図1参照)のない場合を示す。図4
において、50はリアフェンダ、60はリアエンドパネ
ルである。このものでは、図5に示すように、スペアタ
イヤ40が、車体後部のトランクルームの側部に、車体
に対して垂直に縦置きされている。
【0032】上記リアフェンダ50に平行して、このリ
アフェンダ50より内方にサイドパネル51が取り付け
られている。そして、このサイドパネル51に取り付け
られたフランジ31に対しホイール部41がボルト・ナ
ットにより結合されてスペアタイヤ40が、リヤサイド
メンバ10よりも外方寄りの位置に取り付けられてい
る。
【0033】また、荷重伝達メンバ30は、車両後端の
上記リアエンドパネル60位置に配設された後端から、
前端が車幅方向内側に傾斜して車両の前方に延びるよう
に取り付けられており、その前端面が上記フランジ31
より後側位置で上記スペアタイヤ40のホイール部41
に対し当接状態で接合されている。
【0034】つぎに、上記第2実施形態の作用・効果を
説明する。
【0035】後面衝突時には、まず、後突荷重が荷重伝
達メンバ30の後端に入力されて(図4の矢印A参
照)、この荷重伝達メンバ30によって、スペアタイヤ
40のホイール部41に後突荷重が伝達されることにな
る。次いで、上記荷重伝達メンバ30により、上記スペ
アタイヤ40は車幅方向の内向きの力を受けることにな
るため(矢印D参照)、上記スペアタイヤ40はフラン
ジ取り付け位置を支点として、その前端が車幅方向の外
方に回転するようになる(矢印C参照)。このため、上
記スペアタイヤ40のホイール部41に後突荷重が直接
伝達されることで上記第1実施形態と同様に、タイヤの
外径及び空気圧に拘わらず、後面衝突時のスペアタイヤ
40を前方の外方に移動させることができることにな
る。また、このスペアタイヤ40の前端が外方に回転す
ることで、上記スペアタイヤ40は、その幅方向が車両
の前後方向に姿勢変換するため、リヤサイドメンバ1
0,10の後突荷重による潰れ量を確保することができ
ることになる。従って、後面衝突時には、上記リヤサイ
ドメンバ10,10が潰れて後突荷重を吸収して、車両
前方に後突荷重を伝えないようにすることが可能にな
る。
【0036】<他の実施形態>なお、本発明は上記第1
及び第2実施形態に限定されるものではなく、その他種
々の実施形態を包含するものである。すなわち、上記第
1実施形態では、スペアタイヤパン21としてその底面
21aが前方に向かって斜め上方に傾斜しているように
しているが、これに限らず、例えば図6に示すように底
面21aを水平にしてスペアタイヤ40を水平に格納し
ているもの、または、図7に示すように底面21aを前
方に向かって斜め下方に傾斜させてスペアタイヤ40を
前方に向けて斜め下向きに格納しているもののようにし
てもよい。この場合においても、後面衝突時には、後突
荷重の入力点(各図の矢印A参照)と、作用点(矢印B
参照)とが、フランジ31の上記スペアタイヤ40取り
付け点を挟んで上下方向にオフセット(矢印α参照)し
ているため、上記スペアタイヤ40の前端を上向きに回
転させるモーメント(矢印C参照)が発生することにな
る。
【0037】上記第1実施形態では、スペアタイヤパン
21としてその底面21aが平らなものを用いている
が、これに限らず、例えば図8に示すように、荷重伝達
メンバ30の前方の上記スペアタイヤパン21の底面2
1aに車幅方向に延びる脆弱部としての例えばV溝状の
リブ23が形成されているものを用いてもよい。この場
合、後面衝突時には、図9に示すように上記スペアタイ
ヤパン21が後突荷重を受けて上記リブ23の位置で破
断しやすくなり、スペアタイヤ40を前方の上方に立ち
上げる挙動をより確実に実現させることが可能になる。
【0038】例えば図10に示すようにスペアタイヤパ
ン21の後端部分を車幅方向軸回りに回転可能に支持す
る回転支持体24を介してフロアパネル20に取り付け
るようにしてもよい。この場合、後面衝突時には、後突
荷重(矢印A参照)を受けることにより、上記回転支持
体24を回転中心として回転させて上記スペアタイヤパ
ン21をより一層容易にかつ当初の設計どおりに立ち上
げることができる。
【0039】上記第1実施形態では、スペアタイヤ40
をスペアタイヤパン21の上に置くようにしているが、
これに限らず、例えば図11に示すように、スペアタイ
ヤ40を上記フロアパネル20の下に設けたスペアタイ
ヤパン21の下方に吊り下げて取り付けるようしてもよ
い。この場合には、荷重伝達メンバ30をフロアパネル
20の下面に固定し、その前端に設けたフランジ31を
スペアタイヤ40のホイール部41に取り付けるように
すればよい。この場合、後面衝突時には、後突荷重の入
力点(矢印A参照)と、上記スペアタイヤパン21の前
端側の立壁面22上の反力の作用点(矢印B参照)と
が、上下方向にオフセット(矢印α参照)しているた
め、上記スペアタイヤ40の前端を下向きに回転させる
方向のモーメント(矢印C参照)が発生して、上記スペ
アタイヤ40が前方の下方に移動することになる。
【0040】上記第1実施形態では、スペアタイヤ40
をスペアタイヤパン21に横置き状態で格納するように
しているが、これに限らず、例えば図12に示すよう
に、上記スペアタイヤ40を車体後部のトランクルーム
の側部に縦置き状態に格納してもよい。この場合、後面
衝突時には、後突荷重の入力点(矢印A参照)とサイド
パン51前方の壁面上の反力の作用点(矢印B参照)と
が車幅方向にオフセット(矢印α参照)されているた
め、車幅方向のモーメント(矢印C参照)が発生して、
上記スペアタイヤ40の前端が車両の内方に回転するこ
とになる。
【0041】また、上記第2実施形態では、スペアタイ
ヤ40を車両の側部に配設するようにしているが、これ
に限らず、例えば図13に示すように、上記スペアタイ
ヤ40をフロアパネル20の下部に吊り下げ固定するよ
うにしてもよい。図13は、いわゆるワンボックスカー
にスペアタイヤ40を配設している状態を示し、24は
車室の床面である。このものでは、ワイヤ70の一端を
上記スペアタイヤ40のホイール部41のハブ穴に通し
てこのハブ穴より大きい直径を有する係止部材71に連
結する一方、上記ワイヤ70の他端を上記フロアパネル
20の貫通孔に通してこのフロアパネル20の上面に設
置された上記ワイヤ70の巻き上げ手段としてのジャッ
キ72に連結するようにしている。そして、車室内にお
いて、上記床面24上に突出している上記ジャッキ72
のハンドル73を回して上記ワイヤ70を巻き上げるこ
とにより、上記係止部材71が上記ホイール部41を支
持しながら上記スペアタイヤ40を上昇させ、このスペ
アタイヤ40を上記フロアパネル20に当接させて固定
するようにしている。
【0042】この場合、後面衝突時には、荷重伝達メン
バ30により上記スペアタイヤ40のホイール部41に
伝達された後突荷重(矢印D参照)により、上記スペア
タイヤ40は、上方に移動することになる(矢印C参
照)。
【0043】さらに、上記第1及び第2実施形態では、
荷重伝達手段として荷重伝達メンバ30を用いるように
しているが、これに限らず、例えば図14に示すよう
に、パイプ等の軸方向に比較的大きい座屈強度を有する
ものでラック33をつくり、その中にスペアタイヤ40
を入れて車体下面に取り付けるようにしてもよい。この
場合、後面衝突時には、入力された後突荷重(矢印A参
照)が、上記パイプによって伝達され、上記ラック33
前端の回転支持体34が作用点となり、矢印Cで示す方
向にモーメントが発生する。このモーメントにより取り
付けボルト35が破断し、上記ラック33に伴ってスペ
アタイヤ40の後端が、上記回転支持体34を中心とし
て下方に回転することになる。
【0044】
【実施例】図15〜図18は、図6に示すようにスペア
タイヤパン21の底面21aを水平にしてスペアタイヤ
を水平に格納した構造において、後面衝突をシミュレー
トしたCAE(Computer Aided Engineering)による解
析結果を示し、70は燃料タンク、80はサイレンサ、
90はディファレンシャルギヤである。この場合、車両
に対して後方より荷重壁を入力することで後面衝突を表
現している。図15は、荷重壁が入力する前の初期状態
を示している。図16は、上記荷重壁が後方より入力さ
れ始めた状態を示し、荷重伝達メンバ30が後突荷重に
より座屈変形している。そして、スペアタイヤ40が前
方に移動している。図17は、さらに上記荷重壁が前方
に移動している状態を示し、上記スペアタイヤ40が後
突荷重により前方の上方に移動し始めている。図18
は、さらに上記荷重壁が前方に移動している状態を示
し、上記スペアタイヤ40が前方の上方に移動して、立
ち上がるようになり、燃料タンク70への突出が避けら
れている。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明における車両の後部車体構造によれば、荷重伝達手段
により後突荷重を車両後方に配設されたスペアタイヤの
ホイール部に直接伝達させるようにしているため、タイ
ヤの空気圧及び外径等のいかんに拘わらず、後面衝突時
の上記スペアタイヤの挙動を確実に一定のものにコント
ロールすることができ、スペアタイヤの空気圧及び外径
等のいかんに拘わらず確実に設計どおりの挙動を実現す
ることができる。
【0046】請求項2記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明による効果をより具体的に得ることができ
る。
【0047】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
2記載の発明による効果に加えて、スペアタイヤが横置
きに配設された場合においても、後面衝突時にこのスペ
アタイヤを立ち上がらせるようにすることにより、後部
車体の潰れ量を確保して後突荷重を吸収することができ
る。
【0048】請求項4記載の発明によれば、上記請求項
2記載の発明による効果に加えて、スペアタイヤが縦置
きに配設された場合においても、後面衝突時にこのスペ
アタイヤを車幅方向に回転させるようにすることによ
り、後部車体の潰れ量を確保して後突荷重を吸収するこ
とができる。
【0049】請求項5記載の発明によれば、上記請求項
2、請求項3、請求項4記載の発明のいずれかによる効
果に加えて、後面衝突時の荷重が、車両の後方に配設さ
れたタイヤよりも先に荷重伝達メンバに入力されること
になるため、上記スペアタイヤの外径部分の状態がその
タイヤの挙動に影響を及ぼさないようにすることがで
き、タイヤの空気圧及び外径等のいかんに拘わらず、後
面衝突時の上記スペアタイヤの立ち上がらせる、また
は、車幅方向に回転させる挙動を一定のものにコントロ
ールするという効果を確実に得ることができる。
【0050】請求項6記載の発明によれば、上記請求項
2記載の発明による効果に加えて、後面衝突時にスペア
タイヤに対するモーメントを確実に発生させることがで
き、スペアタイヤを立ち上がらせて、または、車幅方向
に回転させて、後部車体の潰れ量を確保して後突荷重を
吸収することができる。さらに、上記タイヤが車両の前
方に後突荷重を伝達しないようにすることができる。
【0051】請求項7記載の発明によれば、上記請求項
3記載の発明による効果に加えて、後面衝突時に、スペ
アタイヤパンを容易に破断させることができ、確実にス
ペアタイヤを立ち上がらせて、または、車幅方向に回転
させて、後部車体の潰れ量を確保して後突荷重を吸収す
ることが可能になる。さらに、上記タイヤが車両の前方
に後突荷重を伝達しないようにすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す側面断面図であ
る。
【図2】本発明の第1実施形態を示す平面図である。
【図3】図2のA−A断面を示す断面図である。
【図4】本発明の第2実施形態を示す平面断面図であ
る。
【図5】本発明の第2実施形態を示す側面図である。
【図6】本発明の他の実施形態を示す側面断面説明図で
ある。
【図7】本発明の図6とは異なる他の実施形態を示す側
面断面説明図である。
【図8】本発明の図6及び図7とは異なる他の実施形態
を示す側面断面説明図である。
【図9】図8に示す他の実施形態におけるスペアタイヤ
パンの破断状態を示す側面断面説明図である。
【図10】本発明の図6〜図8とは異なる他の実施形態
を示す側面断面説明図である。
【図11】本発明の図6〜図8及び図10とは異なる他
の実施形態を示す側面断面説明図である。
【図12】本発明の図6〜図8及び図10,図11とは
異なる他の実施形態を示す平面断面説明図である。
【図13】本発明の図6〜図8及び図10〜図12とは
異なる他の実施形態を示す側面断面説明図である。
【図14】本発明の図6〜図8及び図10〜図13とは
異なる他の実施形態を示す側面断面説明図である。
【図15】図6に示す他の実施形態において、後面衝突
前の状態を示す説明図である。
【図16】図6に示す他の実施形態において、後面衝突
時のスペアタイヤの移動の解析結果を示す説明図であ
る。
【図17】図16に示す状態から、さらに後面衝突が進
んだ時のスペアタイヤの移動の解析結果を示す説明図で
ある。
【図18】図17に示す状態から、さらに後面衝突が進
んだ時のスペアタイヤの移動の解析結果を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
21 スペアタイヤパン(格納部) 30 荷重伝達メンバ(荷重伝達手段) 32 けん引フック(後突荷重受け部) 40 スペアタイヤ 41 ホイール部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スペアタイヤを車体後部に格納する格納
    部を備えた車両の後部車体構造において、 上記スペアタイヤのホイール部に対して後面衝突時の後
    突荷重を直接伝達する荷重伝達手段を備えていることを
    特徴とする車両の後部車体構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 荷重伝達手段は、後突荷重を軸力として伝達する荷重伝
    達メンバにより構成され、 上記荷重伝達メンバは、前端がスペアタイヤのホイール
    部に接合される一方、後端が車両の後方に少なくとも上
    記スペアタイヤの後端位置まで延びるよう配設されてい
    ることを特徴とする車両の後部車体構造。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 格納部はスペアタイヤを横置き状態に配設し得るよう略
    水平に拡がり、 荷重伝達メンバは車両前方に向けて上下方向に傾斜する
    ように配設されていることを特徴とする車両の後部車体
    構造。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 格納部はスペアタイヤを縦置き状態に配設し得るよう形
    成され、 荷重伝達メンバは車両前方に向けて車幅方向に傾くよう
    に配設されていることを特徴とする車両の後部車体構
    造。
  5. 【請求項5】 請求項2、請求項3、請求項4のいずれ
    かにおいて、 荷重伝達メンバの後端には、スペアタイヤの後端部より
    も後方に突出した後突荷重受け部が形成されていること
    を特徴とする車両の後部車体構造。
  6. 【請求項6】 請求項2において、 荷重伝達メンバの後突荷重を受ける後端の入力点と、ス
    ペアタイヤの前端側で後突荷重の反力が作用する作用点
    とが、上記荷重伝達メンバとスペアタイヤのホイール部
    との接合点を間に挟んで互いに逆の位置にオフセット配
    置されていることを特徴とする車両の後部車体構造。
  7. 【請求項7】 請求項3において、 荷重伝達メンバの前端よりも前方位置のフロアパネルに
    は、車幅方向に延びる脆弱部が形成されていることを特
    徴とする車両の後部車体構造。
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