JPH11112951A

JPH11112951A - 画像信号送信装置及び画像信号受信装置

Info

Publication number: JPH11112951A
Application number: JP28627297A
Authority: JP
Inventors: Yoichi Hirose; 洋一広瀬
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1997-10-03
Filing date: 1997-10-03
Publication date: 1999-04-23

Abstract

(57)【要約】【課題】第１のパラレルディジタル画像信号を、別系統
の画像送信手段を設けずに、１系統のシリアルディジタ
ル画像信号送信手段により他の異なるフォーマットの第
２のパラレルディジタル画像信号を同時に送信する安価
な画像信号送信装置を提供する。【解決手段】第１のパラレルディジタル画像信号源１０
０と、異なるフォーマットの第２のパラレルディジタル
画像信号源１０２と、第２のパラレルディジタル画像信
号を第１のパラレルディジタル画像信号と同一フォーマ
ットに変換するフォーマット変換手段１０３と、第１の
パラレルディジタル画像信号のディジタルブランキング
期間にフォーマットが変換された第２のパラレルディジ
タル画像信号を多重する画像信号多重手段１０４と、多
重した第１のパラレルディジタル画像信号をシリアルデ
ィジタル信号に変換するパラレル／シリアル変換手段１
０５とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、パラレルディジタ
ル画像信号をシリアル化して伝送する画像信号送信装置
と画像信号受信装置に関し、特に、第１のパラレルディ
ジタル画像信号、例えばＨＤＴＶ（ハイビジョン）パラ
レルディジタル画像信号と第２のパラレルディジタル画
像信号、例えばＮＴＳＣパラレルディジタル画像信号な
どの異なるフォーマットの画像信号を１系統の画像信号
伝送路で伝送するようにした画像信号送信装置及び画像
信号受信装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の画像信号送信装置及び画
像信号受信装置としては図５及び図６に示すようなもの
があった。図５はＨＤＴＶパラレルディジタルＹＰｂＰ
ｒ信号をシリアルディジタル信号に変換して送信する従
来のシリアルディジタル画像信号送信装置の１例を示す
ブロック図、また、図６は図５に示す画像信号送信装置
から伝送されてきたシリアルディジタル信号を受信して
従来のＨＤＴＶパラレルディジタルＹＰｂＰｒ信号に変
換するシリアルディジタル画像信号受信装置の１例を示
すブロック図である。

【０００３】まず、図５を参照して、上記従来の画像信
号送信装置の構成について説明する。図５において、４
００はサンプリング周波数が７４．２５／１．００１MH
z のＨＤＴＶディジタルＹ信号１０ビットと、サンプリ
ング周波数が３７．１２５／１．００１MHz のＨＤＴＶ
ディジタルＰｂ信号１０ビットと、サンプリング周波数
が３７．１２５／１．００１MHz のＨＤＴＶディジタル
Ｐｒ信号１０ビットのディジタルＨＤＴＶＹＰｂＰｒ信
号源、４０１はディジタルＨＤＴＶＹＰｂＰｒ信号源４
００の出力３０ビットの信号のうちＨＤＴＶディジタル
Ｐｂ信号とＨＤＴＶディジタルＰｒ信号とを時分割多重
してサンプリング周波数７４．２５／１．００１MHz の
ＨＤＴＶディジタルＹＰｂＰｒ信号２０ビットに変換す
るＰｂＰｒ時分割多重手段である。

【０００４】また、４０２はＰｂＰｒ時分割多重手段４
０１のパラレル出力２０ビット信号をシリアル化して約
１．５Ｇbps のシリアルディジタル電気信号に変換する
パラレル／シリアル変換手段（Ｐ／Ｓ変換手段と略称す
る）、４０３はパラレル／シリアル変換手段４０２出力
のシリアルディジタル電気信号を光信号に変換してこの
画像信号送信装置から出力するようにした電気／光信号
変換手段（Ｅ／Ｏ変換手段と略称する）である。

【０００５】次に、図６を参照して、上記従来の画像信
号受信装置の構成について説明する。図６において、５
００は図６に示す画像信号受信装置に入力された光信号
を約１．５Ｇbps のシリアルディジタル電気信号に変換
する光／電気信号変換手段（Ｏ／Ｅ変換手段と略称す
る）、５０１は光／電気信号変換手段５００から出力さ
れたシリアルディジタル電気信号をサンプリング周波数
７４．２５／１．００１MHz の２０ビットのＨＤＴＶデ
ィジタルＹＰｂＰｒ信号に変換するシリアル／パラレル
変換手段（Ｓ／Ｐ変換手段と略称する）、５０２はシリ
アル／パラレル変換手段５０１の２０ビット出力のＹＰ
ｂＰｒ信号をＰｂＰｒ信号時分割分離して３０ビットの
ＹＰｂＰｒ信号に変換するＰｂＰｒ分離手段、５０３は
ＰｂＰｒ分離手段５０２の出力を図６の画像信号受信装
置のＨＤＴＶディジタルＹＰｂＰｒ信号出力として出力
するディジタルＨＤＴＶＹＰｂＰｒ信号出力である。

【０００６】次に、図５を参照して、上記従来の画像信
号受信装置の動作について説明する。図５において、サ
ンプリング周波数が７４．２５／１．００１MHz のＨＤ
ＴＶディジタルＹ信号１０ビットと、サンプリング周波
数が３７．１２５／１．００１MHz のＨＤＴＶディジタ
ルＰｂ信号１０ビットと、サンプリング周波数が３７．
１２５／１．００１MHz のＨＤＴＶディジタルＰｒ信号
１０ビットとからなるディジタルＨＤＴＶＹＰｂＰｒ信
号源４００の出力３０ビットの信号は、ＰｂＰｒ時分割
多重手段４０１を通しＨＤＴＶディジタルＰｂ信号とＨ
ＤＴＶディジタルＰｒ信号を時分割多重してサンプリン
グ周波数７４．２５／１．００１MHz のＹＰｂＰｒ信号
２０ビットに変換する。

【０００７】このＰｂＰｒ時分割多重手段４０１の２０
ビット出力信号はパラレル／シリアル変換手段（Ｐ／Ｓ
変換手段と略称する）４０２でシリアル化されて約１．
５Ｇbps のシリアルディジタル信号に変換される。この
電気信号であるシリアルディジタル信号は電気／光信号
変換手段（Ｅ／Ｏ変換手段と略称する）４０３を通して
光信号に変換され図５の画像信号送信装置から出力され
る。

【０００８】また、図６を参照して、上記従来の画像信
号受信装置の動作について説明する。図６の受信装置に
入力された光信号は光／電気信号変換手段（Ｏ／Ｅ変換
手段と略称する）５００で約１．５Ｇbps 電気信号のシ
リアルディジタル信号に変換される。光／電気信号変換
手段５００出力のシリアルディジタル信号はシリアル／
パラレル変換手段（Ｓ／Ｐ変換手段と略称する）５０１
を通してサンプリング周波数７４．２５／１．００１MH
z の２０ビットのＨＤＴＶディジタルＹＰｂＰｒ信号に
変換される。

【０００９】シリアル／パラレル変換手段５０１の２０
ビット出力のＨＤＴＶディジタルＹＰｂＰｒ信号は、Ｐ
ｂＰｒ分離手段５０２でＰｂＰｒ信号時分割分離され３
０ビットのＨＤＴＶディジタルＹＰｂＰｒ信号に変換さ
れる。このＰｂＰｒ分離手段５０２の出力は図６の画像
信号受信装置のＨＤＴＶディジタルＹＰｂＰｒ信号出力
として、ディジタルＨＤＴＶＹＰｂＰｒ信号出力５０３
から出力される。

【００１０】

【発明が解決しようとする課題】上記従来の、第１のパ
ラレルディジタル画像信号、例えばサンプリング周波数
が７４．２５／１．００１MHz のＨＤＴＶディジタルＹ
ＰｂＰｒ信号を送受信するシリアルディジタル画像信号
送信装置及びシリアルディジタル画像信号受信装置にお
いては、異なるフォーマットの第２のパラレルディジタ
ル画像信号、例えばＮＴＳＣディジタル信号を同時に伝
送する事ができず、伝送する場合には別系統のシリアル
送信手段及びシリアル受信手段が必要となり、コストが
高くつくことになるほか、光ファイバーなどの伝送経路
を１系統以上別に用意する必要が生じ、長距離伝送を行
う場合には、更にコストが高くつくという問題があっ
た。

【００１１】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、第１のパラレルディジタル画像信号
を送信及び受信する１系統のシリアルディジタル画像信
号送信装置及びシリアルディジタル画像信号受信装置に
より、別系統のシリアル送信手段及びシリアル受信手段
を設けずに、他の異なるフォーマットの第２のパラレル
ディジタル画像信号を同時に送信及び受信することがで
きる安価な画像信号送信装置及び画像信号受信装置を提
供することを目的とする。

【００１２】

【課題を解決するための手段】本発明による画像信号送
信装置は、上記従来の問題を解決するため、第２のパラ
レルディジタル画像信号のフォーマットを第１のパラレ
ルディジタル画像信号のフォーマットに変換するフォー
マット変換手段と、第１のパラレルディジタル画像信号
のディジタルブランキング期間（ディジタルラインブラ
ンキング期間、ディジタルフィールドブランキング期
間、またはディジタルラインブランキング期間とディジ
タルフィールドブランキング期間）においてフォーマッ
ト変換された第２のパラレルディジタル画像信号を多重
する多重手段とを備えるようにしたものである。

【００１３】第１のパラレルディジタル画像信号のディ
ジタルブランキング期間に多重して第２のパラレルディ
ジタル画像信号を送信することにより、１系統のシリア
ルディジタル画像信号送信装置を介し第１のパラレルデ
ィジタル画像信号と異なるフォーマットの第２のパラレ
ルディジタル画像信号とを同時に送信することができる
画像信号送信装置が得られる。

【００１４】本発明による画像信号受信装置は、上記従
来の問題を解決するため、第１のパラレルディジタル画
像信号のディジタルブランキング期間（ディジタルライ
ンブランキング期間、ディジタルフィールドブランキン
グ期間、またはディジタルラインブランキング期間とデ
ィジタルフィールドブランキング期間）から第１のパラ
レルディジタル画像信号のフォーマットに変換されてい
る第２のパラレルディジタル画像信号を分離する分離手
段と、第１のパラレルディジタル画像信号のフォーマッ
トに変換されている第２のパラレルディジタル画像信号
のフォーマットを元の第２のパラレルディジタル画像信
号のフォーマットに変換するフォーマット変換手段を備
えるようにしたものである。

【００１５】第１のパラレルディジタル画像信号のディ
ジタルブランキング期間に多重された第２のパラレルデ
ィジタル画像信号を同時に受信することにより、１系統
のシリアルディジタル画像信号受信装置を使用して第１
のパラレルディジタル画像信号と異なるフォーマットの
第２のパラレルディジタル画像信号とを同時に受信する
ことができる画像信号受信装置が得られる。

【００１６】

【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、第１のパラレルディジタル画像信号を発生する第１
のパラレルディジタル画像信号源と、前記第１のパラレ
ルディジタル画像信号とは異なるフォーマットの第２の
パラレルディジタル画像信号を発生する第２のパラレル
ディジタル画像信号源と、前記第２のパラレルディジタ
ル画像信号を入力して前記第１のパラレルディジタル画
像信号と同一のフォーマットに変換するフォーマット変
換手段と、前記第１のパラレルディジタル画像信号のデ
ィジタルブランキング期間に前記フォーマットが変換さ
れた第２のパラレルディジタル画像信号を多重する画像
信号多重手段と、前記多重した第１のパラレルディジタ
ル画像信号をシリアルディジタル信号に変換するパラレ
ル／シリアル変換手段とからなり、相互に異なるフォー
マットの２つのパラレルディジタル画像信号を同時に１
系統の送信手段により送信するようにしたものであり、
第１のパラレルディジタル画像信号のディジタルブラン
キング期間に多重して第２のパラレルディジタル画像信
号を送信することにより、１系統のシリアルディジタル
画像信号送信装置を介し第１のパラレルディジタル画像
信号と異なるフォーマットの第２のパラレルディジタル
画像信号とを同時に送信することができるという作用を
有する。

【００１７】本発明の請求項２に記載の発明は、前記第
１のパラレルディジタル画像信号のディジタルブランキ
ング期間が単位時間当たりのサンプル数がＡ個、１サン
プルがＢビットであり、前記第２のパラレルディジタル
画像信号の単位時間当たりの総サンプル数がＤ個、１サ
ンプルがＥビットとすると、（Ａ×Ｂ）≧（Ｄ×Ｅ）
の関係が成り立つようにしたものであり、第２のパラレ
ルディジタル画像信号を多重する第１のパラレルディジ
タル画像信号のディジタルブランキング期間を通して過
不足なく送信することができるという作用を有する。

【００１８】本発明の請求項３に記載の発明は、受信し
たシリアルディジタル信号を第１のパラレルディジタル
画像信号と同一フォーマットに変換した第２のパラレル
ディジタル画像信号を多重した第１のパラレルディジタ
ル画像信号に変換するシリアル／パラレル変換手段と、
前記第１のパラレルディジタル画像信号のディジタルブ
ランキング期間から前記多重した第２のパラレルディジ
タル画像信号を分離する画像信号分離手段と、前記分離
した第２のパラレルディジタル画像信号を入力して前記
第１のパラレルディジタル画像信号と異なるフォーマッ
トの第２のパラレルディジタル画像信号に変換するフォ
ーマット変換手段とからなり、相互に異なるフォーマッ
トの２つのパラレルディジタル画像信号を多重したシリ
アルディジタル信号を１系統の受信手段を介して同時に
受信するようにしたものであり、第１のパラレルディジ
タル画像信号のディジタルブランキング期間に多重され
た第２のパラレルディジタル画像信号を同時に受信する
ことにより、１系統のシリアルディジタル画像信号受信
装置を使用して第１のパラレルディジタル画像信号と異
なるフォーマットの第２のパラレルディジタル画像信号
とを同時に受信することができるという作用を有する。

【００１９】本発明の請求項４に記載の発明は、前記第
１のパラレルディジタル画像信号のディジタルブランキ
ング期間が単位時間当たりのサンプル数がＡ個、１サン
プルがＢビットであり、前記第２のパラレルディジタル
画像信号の単位時間当たりの総サンプル数がＤ個、１サ
ンプルがＥビットとすると、（Ａ×Ｂ）≧（Ｄ×Ｅ）
の関係が成り立つようにしたものであり、第２のパラレ
ルディジタル画像信号を多重する第１のパラレルディジ
タル画像信号のディジタルブランキング期間を通して過
不足なく受信することができるという作用を有する。

【００２０】本発明の請求項５に記載の発明は、前記第
１のパラレルディジタル画像信号の１フレーム当たりの
走査線の本数が１２５０本であるようにしたものであ
り、本発明を、第１のパラレルディジタル画像信号の１
フレーム当たりの走査線の本数が１２５０本である画像
信号送信装置に適用することができるという作用を有す
る。

【００２１】本発明の請求項６に記載の発明は、前記第
１のパラレルディジタル画像信号の１フレーム当たりの
走査線の本数が１２５０本であるようにしたものであ
り、本発明を、第１のパラレルディジタル画像信号の１
フレーム当たりの走査線の本数が１２５０本である画像
信号受信装置に適用することができるという作用を有す
る。

【００２２】本発明の請求項７に記載の発明は、前記第
１のパラレルディジタル画像信号の１フレーム当たりの
走査線の本数が１１２５本であるようにしたものであ
り、本発明を、第１のパラレルディジタル画像信号の１
フレーム当たりの走査線の本数が１１２５本である画像
信号送信装置に適用することができるという作用を有す
る。

【００２３】本発明の請求項８に記載の発明は、前記第
１のパラレルディジタル画像信号の１フレーム当たりの
走査線の本数が１１２５本であるようにしたものであ
り、本発明を、第１のパラレルディジタル画像信号の１
フレーム当たりの走査線の本数が１１２５本である画像
信号受信装置に適用することができるという作用を有す
る。

【００２４】本発明の請求項９に記載の発明は、前記第
１のパラレルディジタル画像信号の１フレーム当たりの
走査線の本数が７５０本であるようにしたものであり、
本発明を、第１のパラレルディジタル画像信号の１フレ
ーム当たりの走査線の本数が７５０本である画像信号送
信装置に適用することができるという作用を有する。

【００２５】本発明の請求項１０に記載の発明は、前記
第１のパラレルディジタル画像信号の１フレーム当たり
の走査線の本数が７５０本であるようにしたものであ
り、本発明を、第１のパラレルディジタル画像信号の１
フレーム当たりの走査線の本数が７５０本である画像信
号受信装置に適用することができるという作用を有す
る。

【００２６】本発明の請求項１１に記載の発明は、前記
第１のパラレルディジタル画像信号の１フレーム当たり
の走査線の本数が６２５本であるようにしたものであ
り、本発明を、第１のパラレルディジタル画像信号の１
フレーム当たりの走査線の本数が６２５本である画像信
号送信装置に適用することができるという作用を有す
る。

【００２７】本発明の請求項１２に記載の発明は、前記
第１のパラレルディジタル画像信号の１フレーム当たり
の走査線の本数が６２５本であるようにしたものであ
り、本発明を、第１のパラレルディジタル画像信号の１
フレーム当たりの走査線の本数が６２５本である画像信
号受信装置に適用することができるという作用を有す
る。

【００２８】本発明の請求項１３に記載の発明は、前記
第１のパラレルディジタル画像信号の１フレーム当たり
の走査線の本数が５２５本であるようにしたものであ
り、本発明を、第１のパラレルディジタル画像信号の１
フレーム当たりの走査線の本数が５２５本である画像信
号送信装置に適用することができるという作用を有す
る。

【００２９】本発明の請求項１４に記載の発明は、前記
第１のパラレルディジタル画像信号の１フレーム当たり
の走査線の本数が５２５本であるようにしたものであ
り、本発明を、第１のパラレルディジタル画像信号の１
フレーム当たりの走査線の本数が５２５本である画像信
号受信装置に適用することができるという作用を有す
る。

【００３０】本発明の請求項１５に記載の発明は、前記
第２のパラレルディジタル画像信号の１フレーム当たり
の走査線の本数が１２５０本であるようにしたものであ
り、本発明を、第２のパラレルディジタル画像信号の１
フレーム当たりの走査線の本数が１２５０本である画像
信号送信装置に適用することができるという作用を有す
る。

【００３１】本発明の請求項１６に記載の発明は、前記
第２のパラレルディジタル画像信号の１フレーム当たり
の走査線の本数が１２５０本であるようにしたものであ
り、本発明を、第２のパラレルディジタル画像信号の１
フレーム当たりの走査線の本数が１２５０本である画像
信号受信装置に適用することができるという作用を有す
る。

【００３２】本発明の請求項１７に記載の発明は、前記
第２のパラレルディジタル画像信号の１フレーム当たり
の走査線の本数が１１２５本であるようにしたものであ
り、本発明を、第２のパラレルディジタル画像信号の１
フレーム当たりの走査線の本数が１１２５本である画像
信号送信装置に適用することができるという作用を有す
る。

【００３３】本発明の請求項１８に記載の発明は、前記
第２のパラレルディジタル画像信号の１フレーム当たり
の走査線の本数が１１２５本であるようにしたものであ
り、本発明を、第２のパラレルディジタル画像信号の１
フレーム当たりの走査線の本数が１１２５本である画像
信号受信装置に適用することができるという作用を有す
る。

【００３４】本発明の請求項１９に記載の発明は、前記
第２のパラレルディジタル画像信号の１フレーム当たり
の走査線の本数が７５０本であるようにしたものであ
り、本発明を、第２のパラレルディジタル画像信号の１
フレーム当たりの走査線の本数が７５０本である画像信
号送信装置に適用することができるという作用を有す
る。

【００３５】本発明の請求項２０に記載の発明は、前記
第２のパラレルディジタル画像信号の１フレーム当たり
の走査線の本数が７５０本であるようにしたものであ
り、本発明を、第２のパラレルディジタル画像信号の１
フレーム当たりの走査線の本数が７５０本である画像信
号受信装置に適用することができるという作用を有す
る。

【００３６】本発明の請求項２１に記載の発明は、前記
第２のパラレルディジタル画像信号の１フレーム当たり
の走査線の本数が６２５本であるようにしたものであ
り、本発明を、第２のパラレルディジタル画像信号の１
フレーム当たりの走査線の本数が６２５本である画像信
号送信装置に適用することができるという作用を有す
る。

【００３７】本発明の請求項２２に記載の発明は、前記
第２のパラレルディジタル画像信号の１フレーム当たり
の走査線の本数が６２５本であるようにしたものであ
り、本発明を、第２のパラレルディジタル画像信号の１
フレーム当たりの走査線の本数が６２５本である画像信
号受信装置に適用することができるという作用を有す
る。

【００３８】本発明の請求項２３に記載の発明は、前記
第２のパラレルディジタル画像信号の１フレーム当たり
の走査線の本数が５２５本であるようにしたものであ
り、本発明を、第２のパラレルディジタル画像信号の１
フレーム当たりの走査線の本数が５２５本である画像信
号送信装置に適用することができるという作用を有す
る。

【００３９】本発明の請求項２４に記載の発明は、前記
第２のパラレルディジタル画像信号の１フレーム当たり
の走査線の本数が５２５本であるようにしたものであ
り、本発明を、第２のパラレルディジタル画像信号の１
フレーム当たりの走査線の本数が５２５本である画像信
号受信装置に適用することができるという作用を有す
る。

【００４０】本発明の請求項２５に記載の発明は、前記
第１のパラレルディジタル画像信号が圧縮手段により単
位時間当たりのサンプル数を減らした圧縮画像信号であ
るようにしたものであり、単位時間当たりに送信するデ
ィジタル信号を減縮して送信することができるという作
用を有する。

【００４１】本発明の請求項２６に記載の発明は、前記
第１のパラレルディジタル画像信号が圧縮手段により単
位時間当たりのサンプル数を減らした圧縮画像信号であ
るようにしたものであり、単位時間当たりに受信するデ
ィジタル信号を減縮して受信することができるという作
用を有する。

【００４２】本発明の請求項２７に記載の発明は、前記
第２のパラレルディジタル画像信号が圧縮手段により単
位時間当たりのサンプル数を減らした圧縮画像信号であ
るようにしたものであり、第１のパラレルディジタル画
像信号のディジタルブランキング期間に多重して送信さ
れる第２のパラレルディジタル画像信号を減縮して送信
することができるという作用を有する。

【００４３】本発明の請求項２８に記載の発明は、前記
第２のパラレルディジタル画像信号が圧縮手段により単
位時間当たりのサンプル数を減らした圧縮画像信号であ
るようにしたものであり、第１のパラレルディジタル画
像信号のディジタルブランキング期間に多重して受信さ
れる第２のパラレルディジタル画像信号を減縮して受信
することができるという作用を有する。

【００４４】本発明の請求項２９に記載の発明は、前記
第１のパラレルディジタル画像信号のディジタルブラン
キング期間がディジタルラインブランキング期間、ディ
ジタルフィールドブランキング期間、またはディジタル
ラインブランキング期間とディジタルフィールドブラン
キング期間であるようにしたものであり、第１のパラレ
ルディジタル画像信号に多重する第２のパラレルディジ
タル画像信号の大きさに従い、送信のため多重される第
１のパラレルディジタル画像信号のディジタルブランキ
ング期間をディジタルラインブランキング期間、ディジ
タルフィールドブランキング期間、またはディジタルラ
インブランキング期間とディジタルフィールドブランキ
ング期間から選択することができるという作用を有す
る。

【００４５】本発明の請求項３０に記載の発明は、前記
第１のパラレルディジタル画像信号のディジタルブラン
キング期間がディジタルラインブランキング期間、ディ
ジタルフィールドブランキング期間、またはディジタル
ラインブランキング期間とディジタルフィールドブラン
キング期間であるようにしたものであり、第１のパラレ
ルディジタル画像信号に多重する第２のパラレルディジ
タル画像信号の大きさに従い、受信した第１のパラレル
ディジタル画像信号のディジタルラインブランキング期
間、ディジタルフィールドブランキング期間、またはデ
ィジタルラインブランキング期間とディジタルフィール
ドブランキング期間から選択したディジタルブランキン
グ期間から第２のパラレルディジタル画像信号を分離す
ることができるという作用を有する。

【００４６】本発明の請求項３１に記載の発明は、請求
項１に記載の画像信号送信装置と請求項３に記載の画像
信号受信装置とからなり、前記画像信号送信装置におい
て、前記第２のパラレルディジタル画像信号をディジタ
ルブランキング期間に多重した第１のパラレルディジタ
ル画像信号をシリアルディジタル信号に変換し１系統の
送信手段を介して送信し、前記画像信号受信装置におい
て、受信した前記シリアルディジタル信号を前記第２の
パラレルディジタル画像信号を多重した第１のパラレル
ディジタル画像信号に変換し、前記第２のパラレルディ
ジタル画像信号を前記第１のパラレルディジタル画像信
号から分離するようにしたものであり、第１のパラレル
ディジタル画像信号のディジタルブランキング期間に多
重して第２のパラレルディジタル画像信号を送信及び受
信することにより、１系統のシリアルディジタル画像信
号送信装置及び画像信号受信装置を介し第１のパラレル
ディジタル画像信号と異なるフォーマットの第２のパラ
レルディジタル画像信号とを同時に送受信することがで
きるという作用を有する。

【００４７】本発明の請求項３２に記載の発明は、第１
のパラレルディジタル画像信号を発生し、前記第１のパ
ラレルディジタル画像信号とは異なるフォーマットの第
２のパラレルディジタル画像信号を発生し、前記第２の
パラレルディジタル画像信号を前記第１のパラレルディ
ジタル画像信号と同一のフォーマットに変換し、前記第
１のパラレルディジタル画像信号のディジタルブランキ
ング期間に前記フォーマットが変換された第２のパラレ
ルディジタル画像信号を多重し、前記多重した第１のパ
ラレルディジタル画像信号をシリアルディジタル信号に
変換する各工程からなり、相互に異なるフォーマットの
２つのパラレルディジタル画像信号を、同時に１系統の
送信手段により送信するようにしたものであり、第１の
パラレルディジタル画像信号のディジタルブランキング
期間に多重して第２のパラレルディジタル画像信号を送
信することにより、１系統のシリアルディジタル画像信
号送信装置を介し第１のパラレルディジタル画像信号と
異なるフォーマットの第２のパラレルディジタル画像信
号とを同時に送信することができるという作用を有す
る。

【００４８】本発明の請求項３３に記載の発明は、受信
したシリアルディジタル信号を第１のパラレルディジタ
ル画像信号と同一フォーマットに変換した第２のパラレ
ルディジタル画像信号を多重した第１のパラレルディジ
タル画像信号に変換し、前記第１のパラレルディジタル
画像信号のディジタルブランキング期間から前記多重し
た第２のパラレルディジタル画像信号を分離し、前記分
離した第２のパラレルディジタル画像信号を入力して前
記第１のパラレルディジタル画像信号と異なるフォーマ
ットの第２のパラレルディジタル画像信号に変換する各
工程からなり、相互に異なるフォーマットの２つのパラ
レルディジタル画像信号を多重したシリアルディジタル
信号を、１系統の受信手段を介して同時に受信するよう
にしたものであり、第１のパラレルディジタル画像信号
のディジタルブランキング期間に多重された第２のパラ
レルディジタル画像信号を同時に受信することにより、
１系統のシリアルディジタル画像信号受信装置を使用し
て第１のパラレルディジタル画像信号と異なるフォーマ
ットの第２のパラレルディジタル画像信号とを同時に受
信することができるという作用を有する。

【００４９】本発明の請求項３４に記載の発明は、第１
のパラレルディジタル画像信号とは異なるフォーマット
の第２のパラレルディジタル画像信号を前記第１のパラ
レルディジタル画像信号と同一のフォーマットに変換す
る処理、前記第１のパラレルディジタル画像信号のディ
ジタルブランキング期間に前記フォーマットが変換され
た第２のパラレルディジタル画像信号を多重する処理、
前記多重した第１のパラレルディジタル画像信号をシリ
アルディジタル信号に変換して送信する処理、をコンピ
ュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体としたものであり、第１
のパラレルディジタル画像信号のディジタルブランキン
グ期間に多重して第２のパラレルディジタル画像信号を
送信することにより、１系統のシリアルディジタル画像
信号送信装置を介し第１のパラレルディジタル画像信号
と異なるフォーマットの第２のパラレルディジタル画像
信号とを同時に送信することができるプログラムを記録
媒体に格納し他のコンピュータで読み取ることができる
という作用を有する。

【００５０】本発明の請求項３５に記載の発明は、シリ
アルディジタル信号を受信して第１のパラレルディジタ
ル画像信号と同一フォーマットに変換した第２のパラレ
ルディジタル画像信号を多重した第１のパラレルディジ
タル画像信号に変換する処理、前記第１のパラレルディ
ジタル画像信号のディジタルブランキング期間から前記
多重した第２のパラレルディジタル画像信号を分離する
処理、前記分離した第２のパラレルディジタル画像信号
を入力して前記第１のパラレルディジタル画像信号と異
なるフォーマットの第２のパラレルディジタル画像信号
に変換する処理、をコンピュータに実行させるためのプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体としたものであり、第１のパラレルディジタル画像信
号のディジタルブランキング期間に多重された第２のパ
ラレルディジタル画像信号を同時に受信することによ
り、１系統のシリアルディジタル画像信号受信装置を使
用して第１のパラレルディジタル画像信号と異なるフォ
ーマットの第２のパラレルディジタル画像信号とを同時
に受信することができるプログラムを記録媒体に格納し
他のコンピュータで読み取ることができるという作用を
有する。

【００５１】（実施の形態）以下、添付図面、図１乃至
図４に基づき、本発明の一実施の形態を詳細に説明す
る。図１は本発明の実施の形態における画像信号送信装
置の構成を示すブロック図、図２は本発明の実施の形態
における画像信号受信装置の構成を示すブロック図、図
３は図１及び図２に示す画像信号送信装置及び画像信号
受信装置で使用するＨＤＴＶディジタルラインのフォー
マットを示す図、図４は図１及び図２に示す画像信号送
信装置及び画像信号受信装置で使用するディジタルライ
ンブランキング及びディジタルフィールドブランキング
を含む１フレームのフォーマットを示す図である。

【００５２】まず、図１を参照して、本発明の実施の形
態における画像信号送信装置の構成について説明する。
本実施の形態では、第１のパラレルディジタル画像信号
としてＨＤＴＶ（ハイビジョン）ディジタルＹＰｂＰｒ
画像信号を使用し、第２のパラレルディジタル画像信号
としてＮＴＳＣパラレルディジタル信号、いわゆるＤ２
フォーマット信号を使用する。勿論、第１及び第２のパ
ラレルディジタル画像信号として他の如何なる形式の画
像信号を用いることも自由である。

【００５３】図１において、１００はサンプリング周波
数が７４．２５／１．００１MHz のＨＤＴＶディジタル
Ｙ信号１０ビットと、サンプリング周波数が３７．１２
５／１．００１MHz のＨＤＴＶディジタルＰｂ信号１０
ビットと、サンプリング周波数が３７．１２５／１．０
０１MHz のＨＤＴＶディジタルＰｒ信号１０ビットとを
出力する第１のパラレルディジタル画像信号源としての
ディジタルＨＤＴＶＹＰｂＰｒ信号源（例えば、カメラ
やビデオなどを含む）、１０１はディジタルＨＤＴＶＹ
ＰｂＰｒ信号源１００の出力であるＨＤＴＶディジタル
ＹＰｂＰｒ信号の合計３０ビットのうち、ＨＤＴＶディ
ジタルＰｂ信号１０ビット及びＰｒ信号１０ビットを２
時分割多重して、合計２０ビットのＨＤＴＶディジタル
ＹＰｂＰｒ信号に変換するＰｂＰｒ時分割多重手段であ
る。

【００５４】また、１０２はサンプリング周波数１４．
３MHz のＮＴＳＣ信号１０ビットを出力する第２のパラ
レルディジタル画像信号源としてのディジタルＮＴＳＣ
信号源であり、このＮＴＳＣ信号は９１０サンプル／１
ライン、５２５ライン／１フレーム（フィールドブラン
キング期間を含む）で１フレーム当たりの総サンプル数
は４７７，７５０であり、１０３はディジタルＮＴＳＣ
信号源１０２から出力された１０ビットのＮＴＳＣ信号
を２０ビットの７４．２５／１．００１MHz 信号にフォ
ーマット変換するフォーマット変換手段である。尚、本
実施の形態では、１フレームを単位時間としているが、
単位時間をその他の時間、例えば、１フィールドとして
もよい。

【００５５】また、１０４はＰｂＰｒ時分割多重手段１
０１から出力された２０ビットのＨＤＴＶディジタルＹ
ＰｂＰｒ信号のフォーマット中のディジタルラインブラ
ンキングの未定義ワードデータ（３０１，５００サンプ
ル／１フレーム、図３とともに後述する）内にフォーマ
ット変換手段１０３から出力された２０ビットパラレル
のＮＴＳＣディジタル信号（２３８，８７５サンプル／
１フレーム）を多重して２０ビットパラレルのＨＤＴＶ
ディジタル信号を出力する画像信号多重手段である。

【００５６】１０５は画像信号多重手段１０４の出力で
あるサンプリング周波数が７４．２５／１．００１MHz
の２０ビットパラレルのＨＤＴＶディジタル信号を約
１．５Ｇbps のシリアルディジタル信号（電気信号）に
変換する変換率が２０：１のパラレル／シリアル変換手
段（Ｐ／Ｓ変換手段と略称する）、１０６はパラレル／
シリアル変換手段１０５から出力されたシリアルディジ
タル信号（電気信号）を１．５Ｇbps の光信号に変換す
る電気／光信号変換手段（Ｅ／Ｏ変換手段と略称する）
であり、電気／光信号変換手段１０６から出力される光
信号は図１に示す画像信号送信装置から送出される送信
信号となる。

【００５７】次に、図１を参照して、本発明の実施の形
態における画像信号送信装置の動作について説明する。
ディジタルＨＤＴＶＹＰｂＰｒ信号源１００はサンプリ
ング周波数が７４．２５／１．００１MHz のＨＤＴＶデ
ィジタルＹ信号１０ビットと、サンプリング周波数が３
７．１２５／１．００１MHz のＨＤＴＶディジタルＰｂ
信号１０ビットと、サンプリング周波数が３７．１２５
／１．００１MHz のＨＤＴＶディジタルＰｒ信号１０ビ
ットとを出力する。

【００５８】ディジタルＨＤＴＶＹＰｂＰｒ信号源１０
０から出力されたＨＤＴＶディジタルＹＰｂＰｒ信号の
合計３０ビットは、ＰｂＰｒ時分割多重手段１０１にお
いて、ＨＤＴＶディジタルＰｂ信号１０ビット及びＰｒ
信号１０ビットが２時分割多重され、ＨＤＴＶディジタ
ルＹＰｂＰｒ信号合計２０ビットの信号に変換される。

【００５９】ここで、図１に示す画像信号送信装置の動
作の説明を続行する前に、図３を参照して、ＰｂＰｒ時
分割多重手段１０１から出力された２０ビットパラレル
のＨＤＴＶディジタル信号のフォーマットについて説明
する。このＰｂＰｒ時分割多重手段１０１から出力され
た２０ビットパラレルのＨＤＴＶディジタル信号は、例
えばＢＴＡＳ−００２Ａ「１１２５／６０方式ＨＤＴＶ
映像信号の符号化とビット並列インターフェース規格」
や、ＢＴＡＳ−００４Ａ「１１２５／６０方式ＨＤＴＶ
信号のビット直列インターフェース規格」などで定義さ
れているようなディジタルラインブランキングを有す
る。図３に示す通り、このＨＤＴＶディジタル信号のフ
ォーマットのディジタルラインは２２００サンプル（図
３において、Ｔは１ライン当たりのサンプル数を示す、
以下同じ）からなり、更にディジタル有効ライン（１９
２０サンプル（Ｔ））とディジタルラインブランキング
（２８０サンプル（Ｔ））とにより構成される。

【００６０】更に、図３において、本実施の形態におけ
るディジタルラインブランキング（２８０サンプル）は
４サンプルのＥＡＶ（ＥｎｄＡｃｔｉｖｅＶｉｄｅ
ｏ）と、２サンプルのライン番号データと、２サンプル
の誤り検出符号データと、４サンプルのＳＡＶ（Ｓｔａ
ｒｔＡｃｔｉｖｅＶｉｄｅｏ）と、２６８サンプル
の未定義ワードデータとで構成されるものとする。ＨＤ
ＴＶディジタル信号は１１２５ライン／１フレーム（デ
ィジタル有効領域及びディジタルフィールドブランキン
グ期間からなる１フレーム全期間）であるので、図１に
示すＰｂＰｒ時分割多重手段１０１の出力である２０ビ
ットパラレルのＨＤＴＶディジタル信号の１フレーム当
たりの未定義ワードのサンプル数の合計は、３０１，５
００サンプルとなる。

【００６１】また、図４を参照して、本実施の形態で使
用するディジタルラインブランキング及びディジタルフ
ィールドブランキングを含む１フレームのフォーマット
の構成を説明する。図４に示す１フレームの構成は基本
的には図３に示すフォーマットの構成と同一であるが、
１フレームが奇数走査用のフィールド（上部に示すディ
ジタル有効領域）と偶数走査用のフィールド（下部に示
すディジタル有効領域）との２つのフィールドからな
り、各ディジタル有効領域間に、１ライン当たり１９２
０サンプルのディジタルフィールドブランキングが含ま
れる。すなわち、ディジタルブランキングはディジタル
ラインブランキング及びディジタルフィールドブランキ
ングを含み、どちらを使用することも、または両方使用
することもできるが、本実施の形態ではディジタルライ
ンブランキングのみを使用する。

【００６２】ここで、図１に示す画像信号送信装置の動
作の説明に戻ると、図１に示すディジタルＮＴＳＣ信号
源１０２はサンプリング周波数１４．３MHz １０ビット
パラレルのＮＴＳＣディジタル信号を出力する。このＮ
ＴＳＣディジタル信号は９１０サンプル／１ライン、５
２５ライン／１フレーム（ライン及びフィールドブラン
キング期間を含む）で１フレーム当たりの総サンプル数
は４７７，７５０になる。ディジタルＮＴＳＣ信号源１
０２から出力された１０ビットパラレルのＮＴＳＣディ
ジタル信号はフォーマット変換手段１０３に送られ、そ
こで７４．２５／１．００１MHz ２０ビットパラレルの
ＮＴＳＣディジタル信号にフォーマットが変換される。

【００６３】フォーマット変換手段１０３はメモリーを
使用しており、入力は随時１４．３MHz の１０ビット単
位で行い、出力は７４．２５／１．００１MHz の２０ビ
ット単位で、２０ビットパラレルのＨＤＴＶディジタル
信号に多重するため、ＨＤＴＶディジタル信号のディジ
タルラインブランキング期間のタイミングにおいてのみ
行われる。このフォーマット変換手段１０３の出力であ
るＮＴＳＣディジタル信号の１フレーム当たりのサンプ
ル数は、前述のように、２３８，８７５サンプルとな
る。そこで、画像信号多重手段１０４は、ＰｂＰｒ時分
割多重手段１０１から出力された２０ビットパラレルの
ＨＤＴＶディジタル信号のディジタルラインブランキン
グの未定義ワードデータ（３０１，５００サンプル／１
フレーム）内にフォーマット変換手段１０３から出力さ
れた２０ビットパラレルのＮＴＳＣディジタル信号（２
３８，８７５サンプル／１フレーム）を多重してＮＴＳ
Ｃディジタル信号を多重した２０ビットパラレルのＨＤ
ＴＶディジタル信号を出力する。

【００６４】ここで、第１のパラレルディジタル画像信
号としてのＨＤＴＶディジタル信号のディジタルブラン
キング期間（本実施の形態では、ディジタルラインブラ
ンキング期間）は単位時間（本実施の形態では、１フレ
ーム）当たりのサンプル数がＡ個（本実施の形態では、
未定義ワードデータサンプル数２６８×ライン数１１２
５＝３０１，５００個）、１サンプルがＢビット（１０
ビット）であり、第２のパラレルディジタル画像信号と
してのＮＴＳＣディジタル信号の単位時間当たりの総サ
ンプル数がＤ個（本実施の形態では、サンプル数９１０
×ライン数５２５／２＝２３８，８７５個、１０ビット
単位が２０ビット単位に変換されるので半分になる）、
１サンプルがＥビット（１０ビット）とすると、（Ａ×
Ｂ）≧（Ｄ×Ｅ）の関係が成り立てば、ＮＴＳＣディ
ジタル信号を十分ＨＤＴＶディジタル信号のディジタル
ラインブランキング期間に多重することができる。

【００６５】画像信号多重手段１０４から出力されたサ
ンプリング周波数が７４．２５／１．００１MHz の２０
ビットパラレルのＨＤＴＶディジタル信号は、変換率が
２０：１のパラレル／シリアル変換手段１０５に入力さ
れ、約１．５Ｇbps のシリアルディジタル信号に変換さ
れる。パラレル／シリアル変換手段１０５から出力され
たシリアルディジタル信号（電気信号）は電気／光信号
変換手段１０６に入力され、１．５Ｇbps の光信号に変
換される。電気／光信号変換手段１０６から出力された
光信号は図１に示す画像信号送信装置から送信されるシ
リアルディジタル送信信号となり、光ファイバケーブル
等を含む１系統のシリアル送信手段（図示せず）を介し
て画像信号受信装置に伝送される。

【００６６】図１に示す本実施の形態における画像信号
送信装置は、フォーマット変換手段１０３に対し、多重
されるサンプリング周波数１４．３MHz １０ビットパラ
レルのＮＴＳＣディジタル信号を随時入力して、７４．
２５／１．００１MHz の２０ビット単位に変換し、変換
した２０ビットパラレルのＮＴＳＣディジタル信号を２
０ビットパラレルのＨＤＴＶディジタル信号のディジタ
ルラインブランキング期間のタイミングにおいてのみ出
力し、画像信号多重手段１０４において、このフォーマ
ット変換手段１０３から出力されたＮＴＳＣディジタル
信号をＨＤＴＶディジタル信号のディジタルラインブラ
ンキングに多重するようにしたことにより、ＨＤＴＶデ
ィジタルＹＰｂＰｒ信号とＮＴＳＣディジタル信号とを
シリアルディジタル送信信号として、光ファイバケーブ
ル等を含む１系統のシリアルディジタル送信手段を介し
て同時に画像信号受信装置に伝送されるようにした。

【００６７】次に、図２を参照して、本発明の実施の形
態における画像信号受信装置の構成について説明する。
図２において、２００は図２に示す本実施の形態におけ
る画像信号受信装置に入力された１．５Ｇbps の光信号
を１．５Ｇbps のシリアルディジタル信号（電気信号）
に変換する光／電気信号変換手段（Ｏ／Ｅ変換手段と略
称する）、２０１は光／電気信号変換手段２００から出
力されたシリアルディジタル信号を、サンプリング周波
数が７４．２５／１．００１MHz ２０ビットパラレルの
ＨＤＴＶディジタル信号に変換する変換率が１：２０の
シリアル／パラレル変換手段（Ｓ／Ｐ変換手段と略称す
る）である。

【００６８】また、２０２はシリアル／パラレル変換手
段２０１から出力された２０ビットパラレルのＨＤＴＶ
ディジタル信号から、２０ビットのフォーマットに変換
されて２０ビットパラレルのＨＤＴＶディジタル信号の
ディジタルラインブランキングに多重されている２０ビ
ットパラレルのＮＴＳＣディジタル信号（２３８，８７
５サンプル／１フレーム）を分離するとともに、ＮＴＳ
Ｃディジタル信号が分離された２０ビットパラレルのＨ
ＤＴＶディジタルＹＰｂＰｒ信号をＰｂＰｒ時分割分離
手段２０３に出力する画像信号分離手段である。

【００６９】また、２０３は画像信号分離手段２０２か
ら出力された２０ビットパラレルのＨＤＴＶディジタル
ＹＰｂＰｒ信号のうち、１０ビットに２時分割多重され
ているＨＤＴＶディジタルＰｂＰｒ信号を１０ビットパ
ラレルのＨＤＴＶディジタルＰｂ信号と１０ビットパラ
レルのＨＤＴＶディジタルＰｒ信号とに分離して合計３
０ビットパラレルのＨＤＴＶディジタルＹＰｂＰｒ信号
を出力するＰｂＰｒ時分割分離手段、２０４はＰｂＰｒ
時分割分離手段２０３の出力３０ビットパラレルのＨＤ
ＴＶディジタルＹＰｂＰｒ信号を図２に示す実施の形態
における画像信号受信装置のＨＤＴＶパラレルディジタ
ルＹＰｂＰｒ信号の出力として出力されるディジタルＨ
ＤＴＶＹＰｂＰｒ信号出力である。

【００７０】また、２０５は画像信号分離手段２０２に
おいて２０ビットパラレルのＨＤＴＶディジタル信号か
ら分離されたサンプリング周波数が７４．２５／１．０
０１MHz ２０ビットパラレルのＮＴＳＣディジタル信号
をサンプリング周波数１４．３MHz １０ビットパラレル
のＮＴＳＣディジタル信号に変換するフォーマット変換
手段、２０６はこのフォーマット変換手段２０５の出力
である１０ビットパラレルのＮＴＳＣディジタル信号を
図２に示す本実施の形態における画像信号受信装置の１
０ビットパラレルのＮＴＳＣディジタル信号の出力とし
て出力するディジタルＮＴＳＣ信号出力である。

【００７１】次に、図２を参照して、本発明の実施の形
態における画像信号送信装置の動作について説明する。
図１に示す本実施の形態の画像信号送信装置から光ファ
イバケーブル等を含む１系統の送信手段（図示せず）を
介して送信され、図２に示す本実施の形態の画像信号受
信装置に入力された１．５Ｇbps の光信号は光／電気信
号変換手段２００において１．５Ｇbps のシリアルディ
ジタル信号（電気信号）に変換される。光／電気信号変
換手段２００から出力されたシリアルディジタル信号
は、変換率が１：２０のシリアル／パラレル変換手段２
０１において、サンプリング周波数が７４．２５／１．
００１MHz ２０ビットパラレルのＨＤＴＶディジタル信
号に変換される。

【００７２】画像信号分離手段２０２において、２０ビ
ットのフォーマットに変換されて２０ビットパラレルの
ＨＤＴＶディジタル信号のディジタルラインブランキン
グに多重されているＮＴＳＣディジタル信号（２３８，
８７５サンプル／１フレーム）がシリアル／パラレル変
換手段２０１から出力された２０ビットパラレルのＨＤ
ＴＶディジタル信号から分離されるとともに、ＮＴＳＣ
ディジタル信号が分離された２０ビットパラレルのＨＤ
ＴＶディジタルＹＰｂＰｒ信号がＰｂＰｒ時分割分離手
段２０３に出力される。

【００７３】画像信号分離手段２０２から出力された２
０ビットパラレルのＨＤＴＶディジタルＹＰｂＰｒ信号
は、ＰｂＰｒ時分割分離手段２０３で１０ビットに２時
分割多重されているＨＤＴＶディジタルＰｂＰｒ信号を
１０ビットパラレルのＨＤＴＶディジタルＰｂ信号と１
０ビットパラレルのＨＤＴＶディジタルＰｒ信号とに分
離して合計３０ビットパラレルのＨＤＴＶディジタルＹ
ＰｂＰｒ信号を出力する。このＰｂＰｒ時分割分離手段
２０３から出力された３０ビットパラレルのＨＤＴＶデ
ィジタルＹＰｂＰｒ信号は図２に示す本実施の形態にお
ける画像信号受信装置のＨＤＴＶディジタルＹＰｂＰｒ
信号のパラレル出力としてディジタルＨＤＴＶＹＰｂＰ
ｒ信号出力２０４から出力される。

【００７４】画像信号分離手段２０２において２０ビッ
トパラレルのＨＤＴＶディジタル信号から分離されたサ
ンプリング周波数が７４．２５／１．００１MHz ２０ビ
ットパラレルのＮＴＳＣディジタル信号は、フォーマッ
ト変換手段２０５においてサンプリング周波数１４．３
MHz １０ビットパラレルのＮＴＳＣディジタル信号に変
換される。このフォーマット変換手段２０５から出力さ
れた１０ビットパラレルのＮＴＳＣディジタル信号は、
図２に示す本実施の形態における画像信号受信装置のＮ
ＴＳＣディジタル信号のパラレル出力としてディジタル
ＮＴＳＣ信号出力２０６から出力される。

【００７５】図２に示す本実施の形態における画像信号
受信装置においては、２０ビットパラレルのＨＤＴＶデ
ィジタル信号のディジタルラインブランキングに多重さ
れたサンプリング周波数が７４．２５／１．００１MHz
２０ビットパラレルのＮＴＳＣディジタル信号を画像信
号分離手段２０２によって分離し、フォーマット変換手
段２０５によりサンプリング周波数１４．３MHz １０ビ
ットパラレルのＮＴＳＣディジタル信号に変換して出力
するようにしたことにより、ＨＤＴＶディジタルＹＰｂ
Ｐｒ信号シリアル受信手段（本実施の形態における画像
信号受信装置）を用いてＨＤＴＶディジタルＹＰｂＰｒ
信号とＮＴＳＣディジタル信号とを同時に受信すること
ができる。

【００７６】本実施の形態における画像信号送信装置と
画像信号受信装置とを組み合わせて、第１のパラレルデ
ィジタル画像信号（ＨＤＴＶ（ハイビジョン）ディジタ
ルＹＰｂＰｒ画像信号）と第２のパラレルディジタル画
像信号（ＮＴＳＣパラレルディジタル信号）とを組み合
わせてシリアルディジタル信号とし、１系統の送信手段
を介して伝送するようにした画像信号送信及び受信シス
テムを構築することができる。

【００７７】尚、以上の説明は第１のパラレルディジタ
ル画像信号をＨＤＴＶディジタルＹＰｂＰｒ画像信号と
し、第２のパラレルディジタル画像信号をＮＴＳＣパラ
レルディジタル画像信号としたが、他のフォーマットの
画像信号や周知のＭＰＥＧ２等の圧縮手段を用いて単位
時間当たりのサンプル数を削減した画像信号とすること
もでき、その何れの場合でも同様の効果が得られる他、
ディジタルブランキング期間が小さい場合でも、そこに
第２のパラレルディジタル画像信号を多重することがで
きる。

【００７８】また、上記実施の形態では、ＮＴＳＣディ
ジタル画像信号をＨＤＴＶディジタルＹＰｂＰｒ画像信
号に多重して送信する際に、ＨＤＴＶディジタルＹＰｂ
Ｐｒ画像信号のディジタルラインブランキング期間（ま
たは領域）のみを用いて多重するようにしたが、ＨＤＴ
ＶディジタルＹＰｂＰｒ画像信号のディジタルフィール
ドブランキング期間（または領域）のみを用いて多重す
るようにしても、またディジタルライン及びディジタル
フィールドの両ブランキング期間（または領域）を用い
て多重するようにしても良い。

【００７９】また、以上説明した本実施の形態におい
て、第１のパラレルディジタル画像信号の１フレーム当
たりの走査線の本数は１１２５本のものを使用したが、
その他、１２５０本、７５０本、６２５本、５２５本の
ものでもよく、また、第２のパラレルディジタル画像信
号の１フレーム当たりの走査線の本数は、本実施の形態
では、５２５本のものを使用したが、その他、１２５０
本、１１２５本、７５０本、６２５本のものを使用して
もよい。

【００８０】更に、以上説明した本実施の形態における
画像信号送信装置及び画像信号受信装置はハードウェア
で実現してもソフトウェアで実現してもよく、特に画像
信号送信装置及び画像信号受信装置の各構成要素（手
段）を個々にハードウェアまたはソフトウェアで実現す
ることもできる。特に、本実施の形態の画像信号送信装
置または画像信号受信装置における各手段の処理をソフ
トウェアプログラムで実現する場合は、上記本実施の形
態における画像信号送信装置及び画像信号受信装置の各
手段の動作の説明に記載した処理を実行するプログラム
とすればよい。

【００８１】

【発明の効果】本発明は、以上のように構成し、特に、
第１のパラレルディジタル画像信号のディジタルブラン
キング期間に他の異なるフォーマットの第２のパラレル
ディジタル画像信号を多重して送信及び受信するように
したことにより、別系統のシリアルディジタル画像信号
送信及び受信装置を設けずに、１系統のシリアルディジ
タル画像信号送信及び受信装置を使用して、別系統の第
２のパラレルディジタル画像信号を同時に送信及び受信
することができる安価な画像信号送信装置及び画像信号
受信装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態における画像信号送信装置
の構成を示すブロック図

【図２】本発明の実施の形態における画像信号受信装置
の構成を示すブロック図

【図３】図１及び図２に示す画像信号送信装置及び画像
信号受信装置で使用するＨＤＴＶディジタルラインのフ
ォーマットを示す図

【図４】図１及び図２に示す画像信号送信装置及び画像
信号受信装置で使用するディジタルラインブランキング
及びディジタルフィールドブランキングを含む１フレー
ムのフォーマットを示す図

【図５】ＨＤＴＶパラレルディジタルＹＰｂＰｒ信号を
シリアルディジタル信号に変換して送信する従来のシリ
アルディジタル画像信号送信装置の１例を示すブロック
図

【図６】図５に示す画像信号送信装置から伝送されてき
たシリアルディジタル信号を受信してＨＤＴＶパラレル
ディジタルＹＰｂＰｒ信号に変換する従来のシリアルデ
ィジタル画像信号受信装置の１例を示すブロック図

【符号の説明】

１００、４００ディジタルＨＤＴＶＹＰｂＰｒ信号源１０１、４０１ＰｂＰｒ時分割多重手段１０２ディジタルＮＴＳＣ信号源１０３、２０５フォーマット変換手段１０４画像信号多重手段１０５、４０２パラレル／シリアル変換手段１０６、４０３電気／光信号変換手段２００、５００光／電気信号変換手段２０１、５０１シリアル／パラレル変換手段２０２画像信号分離手段２０４、５０３ディジタルＨＤＴＶＹＰｂＰｒ信号出
力２０６ディジタルＮＴＳＣ信号出力２０３ＰｂＰｒ時分割分離手段５０２ＰｂＰｒ分離手段

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】第１のパラレルディジタル画像信号を発生
する第１のパラレルディジタル画像信号源と、前記第１
のパラレルディジタル画像信号とは異なるフォーマット
の第２のパラレルディジタル画像信号を発生する第２の
パラレルディジタル画像信号源と、前記第２のパラレル
ディジタル画像信号を入力して前記第１のパラレルディ
ジタル画像信号と同一のフォーマットに変換するフォー
マット変換手段と、前記第１のパラレルディジタル画像
信号のディジタルブランキング期間に前記フォーマット
が変換された第２のパラレルディジタル画像信号を多重
する画像信号多重手段と、前記多重した第１のパラレル
ディジタル画像信号をシリアルディジタル信号に変換す
るパラレル／シリアル変換手段とからなり、相互に異な
るフォーマットの２つのパラレルディジタル画像信号を
同時に１系統の送信手段により送信することを特徴とす
る画像信号送信装置。
【請求項２】前記第１のパラレルディジタル画像信号の
ディジタルブランキング期間は単位時間当たりのサンプ
ル数がＡ個、１サンプルがＢビットであり、前記第２の
パラレルディジタル画像信号の単位時間当たりの総サン
プル数がＤ個、１サンプルがＥビットとすると、（Ａ×Ｂ）≧（Ｄ×Ｅ）の関係が成り立つことを特徴
とする請求項１記載の画像信号送信装置。
【請求項３】受信したシリアルディジタル信号を第１の
パラレルディジタル画像信号と同一フォーマットに変換
した第２のパラレルディジタル画像信号を多重した第１
のパラレルディジタル画像信号に変換するシリアル／パ
ラレル変換手段と、前記第１のパラレルディジタル画像
信号のディジタルブランキング期間から前記多重した第
２のパラレルディジタル画像信号を分離する画像信号分
離手段と、前記分離した第２のパラレルディジタル画像
信号を入力して前記第１のパラレルディジタル画像信号
と異なるフォーマットの第２のパラレルディジタル画像
信号に変換するフォーマット変換手段とからなり、相互
に異なるフォーマットの２つのパラレルディジタル画像
信号を多重したシリアルディジタル信号を１系統の受信
手段を介して同時に受信することを特徴とする画像信号
受信装置。
【請求項４】前記第１のパラレルディジタル画像信号の
ディジタルブランキング期間は単位時間当たりのサンプ
ル数がＡ個、１サンプルがＢビットであり、前記第２の
パラレルディジタル画像信号の単位時間当たりの総サン
プル数がＤ個、１サンプルがＥビットとすると、（Ａ×Ｂ）≧（Ｄ×Ｅ）の関係が成り立つことを特徴
とする請求項３記載の画像信号受信装置。
【請求項５】前記第１のパラレルディジタル画像信号の
１フレーム当たりの走査線の本数が１２５０本であるこ
とを特徴とする請求項１または２記載の画像信号送信装
置。
【請求項６】前記第１のパラレルディジタル画像信号の
１フレーム当たりの走査線の本数が１２５０本であるこ
とを特徴とする請求項３または４記載の画像信号受信装
置。
【請求項７】前記第１のパラレルディジタル画像信号の
１フレーム当たりの走査線の本数が１１２５本であるこ
とを特徴とする請求項１または２記載の画像信号送信装
置。
【請求項８】前記第１のパラレルディジタル画像信号の
１フレーム当たりの走査線の本数が１１２５本であるこ
とを特徴とする請求項３または４記載の画像信号受信装
置。
【請求項９】前記第１のパラレルディジタル画像信号の
１フレーム当たりの走査線の本数が７５０本であること
を特徴とする請求項１または２記載の画像信号送信装
置。
【請求項１０】前記第１のパラレルディジタル画像信号
の１フレーム当たりの走査線の本数が７５０本であるこ
とを特徴とする請求項３または４記載の画像信号受信装
置。
【請求項１１】前記第１のパラレルディジタル画像信号
の１フレーム当たりの走査線の本数が６２５本であるこ
とを特徴とする請求項１または２記載の画像信号送信装
置。
【請求項１２】前記第１のパラレルディジタル画像信号
の１フレーム当たりの走査線の本数が６２５本であるこ
とを特徴とする請求項３または４記載の画像信号受信装
置。
【請求項１３】前記第１のパラレルディジタル画像信号
の１フレーム当たりの走査線の本数が５２５本であるこ
とを特徴とする請求項１または２記載の画像信号送信装
置。
【請求項１４】前記第１のパラレルディジタル画像信号
の１フレーム当たりの走査線の本数が５２５本であるこ
とを特徴とする請求項３または４記載の画像信号受信装
置。
【請求項１５】前記第２のパラレルディジタル画像信号
の１フレーム当たりの走査線の本数が１２５０本である
ことを特徴とする請求項１または２記載の画像信号送信
装置。
【請求項１６】前記第２のパラレルディジタル画像信号
の１フレーム当たりの走査線の本数が１２５０本である
ことを特徴とする請求項３または４記載の画像信号受信
装置。
【請求項１７】前記第２のパラレルディジタル画像信号
の１フレーム当たりの走査線の本数が１１２５本である
ことを特徴とする請求項１または２記載の画像信号送信
装置。
【請求項１８】前記第２のパラレルディジタル画像信号
の１フレーム当たりの走査線の本数が１１２５本である
ことを特徴とする請求項３または４記載の画像信号受信
装置。
【請求項１９】前記第２のパラレルディジタル画像信号
の１フレーム当たりの走査線の本数が７５０本であるこ
とを特徴とする請求項１または２記載の画像信号送信装
置。
【請求項２０】前記第２のパラレルディジタル画像信号
の１フレーム当たりの走査線の本数が７５０本であるこ
とを特徴とする請求項３または４記載の画像信号受信装
置。
【請求項２１】前記第２のパラレルディジタル画像信号
の１フレーム当たりの走査線の本数が６２５本であるこ
とを特徴とする請求項１または２記載の画像信号送信装
置。
【請求項２２】前記第２のパラレルディジタル画像信号
の１フレーム当たりの走査線の本数が６２５本であるこ
とを特徴とする請求項３または４記載の画像信号受信装
置。
【請求項２３】前記第２のパラレルディジタル画像信号
の１フレーム当たりの走査線の本数が５２５本であるこ
とを特徴とする請求項１または２記載の画像信号送信装
置。
【請求項２４】前記第２のパラレルディジタル画像信号
の１フレーム当たりの走査線の本数が５２５本であるこ
とを特徴とする請求項３または４記載の画像信号受信装
置。
【請求項２５】前記第１のパラレルディジタル画像信号
が圧縮手段により単位時間当たりのサンプル数を減らし
た圧縮画像信号であることを特徴とする請求項１、２、
５、７、９、１１または１３記載の画像信号送信装置。
【請求項２６】前記第１のパラレルディジタル画像信号
が圧縮手段により単位時間当たりのサンプル数を減らし
た圧縮画像信号であることを特徴とする請求項３、４、
６、８、１０、１２または１４記載の画像信号受信装
置。
【請求項２７】前記第２のパラレルディジタル画像信号
が圧縮手段により単位時間当たりのサンプル数を減らし
た圧縮画像信号であることを特徴とする請求項１、２、
１５、１７、１９、２１または２３記載の画像信号送信
装置。
【請求項２８】前記第２のパラレルディジタル画像信号
が圧縮手段により単位時間当たりのサンプル数を減らし
た圧縮画像信号であることを特徴とする請求項３、４、
１６、１８、２０、２２または２４記載の画像信号受信
装置。
【請求項２９】前記第１のパラレルディジタル画像信号
のディジタルブランキング期間はディジタルラインブラ
ンキング期間、ディジタルフィールドブランキング期
間、またはディジタルラインブランキング期間とディジ
タルフィールドブランキング期間であることを特徴とす
る請求項１、２、５、７、９、１１、１３、１５、１
７、１９、２１または２３記載の画像信号送信装置。
【請求項３０】前記第１のパラレルディジタル画像信号
のディジタルブランキング期間はディジタルラインブラ
ンキング期間、ディジタルフィールドブランキング期
間、またはディジタルラインブランキング期間とディジ
タルフィールドブランキング期間であることを特徴とす
る請求項３、４、６、８、１０、１２、１４、１６、１
８、２０、２２または２４記載の画像信号受信装置。
【請求項３１】請求項１に記載の画像信号送信装置と請
求項３に記載の画像信号受信装置とからなり、前記画像
信号送信装置において、前記第２のパラレルディジタル
画像信号をディジタルブランキング期間に多重した第１
のパラレルディジタル画像信号をシリアルディジタル信
号に変換し１系統の送信手段を介して送信し、前記画像
信号受信装置において、受信した前記シリアルディジタ
ル信号を前記第２のパラレルディジタル画像信号を多重
した第１のパラレルディジタル画像信号に変換し、前記
第２のパラレルディジタル画像信号を前記第１のパラレ
ルディジタル画像信号から分離するようにしたことを特
徴とする画像信号送信及び受信システム。
【請求項３２】第１のパラレルディジタル画像信号を発
生し、前記第１のパラレルディジタル画像信号とは異な
るフォーマットの第２のパラレルディジタル画像信号を
発生し、前記第２のパラレルディジタル画像信号を前記
第１のパラレルディジタル画像信号と同一のフォーマッ
トに変換し、前記第１のパラレルディジタル画像信号の
ディジタルブランキング期間に前記フォーマットが変換
された第２のパラレルディジタル画像信号を多重し、前
記多重した第１のパラレルディジタル画像信号をシリア
ルディジタル信号に変換する各工程からなり、相互に異
なるフォーマットの２つのパラレルディジタル画像信号
を、同時に１系統の送信手段により送信することを特徴
とする画像信号送信方法。
【請求項３３】受信したシリアルディジタル信号を第１
のパラレルディジタル画像信号と同一フォーマットに変
換した第２のパラレルディジタル画像信号を多重した第
１のパラレルディジタル画像信号に変換し、前記第１の
パラレルディジタル画像信号のディジタルブランキング
期間から前記多重した第２のパラレルディジタル画像信
号を分離し、前記分離した第２のパラレルディジタル画
像信号を入力して前記第１のパラレルディジタル画像信
号と異なるフォーマットの第２のパラレルディジタル画
像信号に変換する各工程からなり、相互に異なるフォー
マットの２つのパラレルディジタル画像信号を多重した
シリアルディジタル信号を、１系統の受信手段を介して
同時に受信することを特徴とする画像信号受信方法。
【請求項３４】第１のパラレルディジタル画像信号とは
異なるフォーマットの第２のパラレルディジタル画像信
号を前記第１のパラレルディジタル画像信号と同一のフ
ォーマットに変換する処理、前記第１のパラレルディジタル画像信号のディジタルブ
ランキング期間に前記フォーマットが変換された第２の
パラレルディジタル画像信号を多重する処理、前記多重
した第１のパラレルディジタル画像信号をシリアルディ
ジタル信号に変換して送信する処理、をコンピュータに
実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体。
【請求項３５】シリアルディジタル信号を受信して第１
のパラレルディジタル画像信号と同一フォーマットに変
換した第２のパラレルディジタル画像信号を多重した第
１のパラレルディジタル画像信号に変換する処理、前記第１のパラレルディジタル画像信号のディジタルブ
ランキング期間から前記多重した第２のパラレルディジ
タル画像信号を分離する処理、前記分離した第２のパラレルディジタル画像信号を入力
して前記第１のパラレルディジタル画像信号と異なるフ
ォーマットの第２のパラレルディジタル画像信号に変換
する処理、をコンピュータに実行させるためのプログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。