JPH11110945A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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Publication number
JPH11110945A
JPH11110945A JP27155797A JP27155797A JPH11110945A JP H11110945 A JPH11110945 A JP H11110945A JP 27155797 A JP27155797 A JP 27155797A JP 27155797 A JP27155797 A JP 27155797A JP H11110945 A JPH11110945 A JP H11110945A
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JP
Japan
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shutter
disk
shutter member
cartridge
opening
Prior art date
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Withdrawn
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JP27155797A
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English (en)
Inventor
Isao Matsumoto
勲 松本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 塵埃等の進入を確実に抑制して、情報信号等
の記録再生が高精度に行われるようする。 【解決手段】 一対のハーフ4,5を組み合わせて内部
にディスク収納部Hを構成するとともに、記録再生手段
が進入する記録再生開口部6とディスク駆動手段が進入
するディスク駆動開口部7とが開口されたカートリッジ
2と、ディスク3と、記録再生開口部6を開閉する第1
のシャッタ部材10と、ディスク駆動開口部7を開閉す
る第2のシャッタ部材11とを備える。カートリッジ2
は、半円形部位2aと矩形部位2bとが組み合わされて
構成される。第1のシャッタ部材10は、ディスク収納
部Hの中央部に設けた支点部13に回動自在に支持さ
れ、外周部に立ち上がり形成されたシャッタ部31を有
する半円板状に形成される。第2のシャッタ部材11
は、支点部13と異にする位置に形成された支点部28
に回動自在に支持され、シャッタ部38を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、カートリッジの内部に
情報信号等が記録されたディスク状記録媒体を回転自在
に収納してなるディスクカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】記録媒体には、磁気記録方式と光記録方
式或いは光磁気方式の記録媒体が提供されているが、ヘ
ッドや媒体についての技術開発が進められることによっ
て情報信号等の記録密度が飛躍的に向上している。書換
型記録媒体については、光磁気記録方式が先行し、例え
ばデータストレージ用の5.25インチ径のディスク状
記録媒体や3.5インチ径のディスク状記録媒体が実用
化されるに至っている。また、磁気記録媒体について
も、2層薄膜の塗布型フロッピーディスクが開発され、
3.5インチ径で記憶容量が100MBに達している。
さらに、ハードディスクにおいては、薄膜型ヘッドの実
用化によって5Gbit/in2の高面密度記録が達成
され、3.5インチ径で5GB乃10GBの大記憶容量
化が図られるまでに至っている。
【0003】一方、コンピュータ装置においては、小型
軽量、廉価で操作性が簡易化されるとともにネットワー
ク網の整備,充実等を背景として、個人用として手軽に
用いられるいわゆるパーソナルコンピュータ装置の普及
がめざましい。パーソナルコンピュータ装置は、取り扱
う情報データが従来の文書データや数字データばかりで
なく、大型コンピュータ装置と同様に画像データやグラ
フィックスデータ等のマルチデータといったように幅広
い情報データが取り扱われ、ディスク交換型外部記憶装
置、すなわちリムーバブル記憶装置が標準装備されるよ
うにまでなっている。このリムーバブル記憶装置には、
一般に大記憶容量化が図られたディスク状記録媒体を収
納してなるディスクカートリッジが記録媒体として用い
られる。
【0004】ところで、記録媒体においては、上述した
大記憶容量化に伴って、記録面に付着する塵埃や傷が情
報信号等の記録再生特性にますます大きな影響を及ぼす
ようになっている。リムーバブル記録媒体、すなわちデ
ィスクカートリッジは、一般家庭や事務室等のように比
較的環境条件が厳しい場所においても用いられることか
ら、充分な防塵対策を講じることが必要となっている。
また、ディスクカートリッジは、幅広い層の人々が使用
することから、例えば簡易な操作によってドライブ装置
に正確に装填されるように構成する必要がある。
【0005】ディスクカートリッジは、一般に、角浅皿
状に形成された一対のハーフを組み合わせて内部にディ
スク収納部を構成したカートリッジと、ディスク収納部
に回転自在に収納されたディスク状記録媒体とから構成
される。カートリッジには、ディスク状記録媒体の記録
面を内外周に亘って外方へと臨ませて磁気ヘッド等の記
録再生手段が進入する記録再生開口部と、ディスク状記
録媒体を回転駆動させるディスクテーブル等のディスク
駆動手段が進入するディスク駆動開口部とが設けられて
いる。
【0006】また、ディスクカートリッジには、カート
リッジにコ字状のシャッタ部材がスライド自在に組み付
けられている。シャッタ部材は、通常そのシャッタ部に
よって記録再生開口部を閉塞した状態に保持され、ディ
スクカートリッジがドライブ装置に装填されることによ
ってカートリッジに沿ってスライド動作され、記録再生
開口部を開放する。したがって、ディスクカートリッジ
は、ディスク駆動開口部から進入したディスクテーブル
によってディスク状記録媒体が保持されて回転駆動され
るとともに、記録再生開口部から進入したヘッドによっ
て情報信号等の記録再生が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のディスクカート
リッジは、上述したように角浅皿状に形成された一対の
ハーフを組み合わせることから、カートリッジが方形の
薄箱状に構成される。ディスクカートリッジは、このカ
ートリッジの内部にディスク状記録媒体を収納すること
から、4隅にデッドスペースが構成される。ディスクカ
ートリッジには、これらコーナスペースを利用して例え
ば誤記録防止機構や仕様識別孔等が設けられているが、
充分なスペース効率が図られたものではなかった。した
がって、ディスクカートリッジは、ドライブ装置に対し
て構成部品等の配置や収納スペースの自由度を制約し、
その小型化に支障を与えていた。
【0008】ディスクカートリッジは、上述したように
記録再生開口部を開閉するシャッタ部材を備えることに
より、この記録再生開口部から内部に塵埃等が侵入しな
いようにするとともにディスク状記録媒体に傷等が付か
ないようにする対策が講じられている。しかしながら、
ディスクカートリッジにおいては、特殊な仕様のもの以
外は、ディスク駆動開口部が開放された構造となってい
るため、このディスク駆動開口部から塵埃等が内部に侵
入する虞がある。
【0009】ディスクカートリッジは、上述したように
情報信号等の大記憶容量化に伴ってより高度の防塵対策
が必要となっており、ディスク駆動開口部についてもシ
ャッタ機構を設けて通常の状態では閉塞状態に保持され
るように構成することが好ましい。しかしながら、ディ
スクカートリッジは、かかるシャッタ機構を設けること
によって構造が複雑で高価となったり、大型となっては
ならない。
【0010】例えば、光ディスクカートリッジにおいて
は、シャッタ部材が、シャッタ部と対向してカートリッ
ジの他方主面をスライドするガイド片について、ディス
ク駆動開口部を閉塞するに足る長さまで延長してシャッ
タ機能を付加したものが提供されている。しかしなが
ら、かかるディスクカートリッジは、部品点数が少ない
もののシャッタ部材が円滑にスライド動作されないとい
った問題があるため比較的大きな駆動力を確保すること
ができる大型のディスクカートリッジに採用されても、
需要の大きな3.5インチ径のディスク状記録媒体等を
備えた小型のディスクカートリッジには採用し得ない。
【0011】したがって、本発明は、構造が簡易で防塵
性に優れた高密度記録化が図られたディスク状記録媒体
を備えてリムーバブルディスク装置に用いて好適なディ
スクカートリッジを提供することを目的に提案されたも
のである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明にかかるディスクカートリッジは、第1のハーフと第
2のハーフとを組み合わせてディスク収納部を構成して
なり、側面に記録再生手段が進入する記録再生開口部が
設けられるとともに一方のハーフの略中央部にディスク
駆動手段が進入するディスク駆動開口部が設けられたカ
ートリッジと、回転中心部をディスク駆動開口部に臨ま
せてディスク収納部に回転自在に収納されたディスク状
記録媒体と、外周部にシャッタ部が立ち上り形成されデ
ィスク収納部の中央部に設けた支点部に回動自在に支持
された略半円板状の第1のシャッタ部材と、この第1の
シャッタ部材の回動支点と異にする位置に設けた支点部
に回動自在に支持されてディスク駆動開口部とディスク
上記録媒体の回転中心部との間に介在するシャッタ部が
設けられた第2のシャッタ部材とを備えて構成される。
【0013】以上のように構成されたディスクカートリ
ッジは、第1のシャッタ部材が記録再生開口部を閉塞す
るとともに第2のシャッタ部材がディスク駆動開口部を
閉塞してカートリッジ内への塵埃等の侵入を阻止する。
ディスクカートリッジは、ドライブ装置に装填される
と、第1のシャッタ部材が回動動作して記録再生開口部
を開放するとともに第2のシャッタ部材が回動動作して
ディスク駆動開口部を開放する。ディスクカートリッジ
は、開放されたディスク駆動開口部から進入するディス
クテーブルによってディスク状記録媒体が保持されて回
転駆動され、開放された記録再生開口部から進入するヘ
ッドによってディスク状記録媒体に対する情報信号等の
記録再生が行われる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明に
おいて用いられる上下、左右及び前後の用語は、図1を
基準とし、同図において後述する記録再生開口部6が設
けられた左側面部を前方、ラベル9が貼着された側を後
方と称するものする。実施の形態として示すディスクカ
ートリッジ1は、カートリッジ2の内部に光ディスク、
光磁気ディスク或いは磁気ディスク、フレキシブルディ
スク等のディスク状記録媒体3(以下、ディスク3と略
称する。)が回転自在に収納されてなる。
【0015】カートリッジ2は、合成樹脂によって成形
されたアッパハーフ4とロアハーフ5とを一体に組み合
わせてなり、全体が薄箱状を呈して構成されている。カ
ートリッジ2は、具体的には、図1乃至図3に示すよう
に、前方部位2a(以下、半円形部位2aという。)が
半円形とされるとともに後方部位2b(以下、矩形部位
2bという。)が矩形とされた薄箱形状を呈して構成さ
れている。カートリッジ2には、上述したように半円形
部位2aの側面に矩形の記録再生開口部6が開口して形
成されている。カートリッジ2には、底面の中央部に位
置して円形のディスク駆動開口部7が開口して形成され
ている。カートリッジ2には、右側面の矩形部位2bに
前後方向のシャッタ開放ガイド溝8が形成されている。
カートリッジ2には、後方部位2bに位置してラベル9
が貼着されている。
【0016】記録再生開口部6は、詳細を後述するが、
通常カートリッジ2内に設けられた記録再生開口部シャ
ッタ部材10(以下、第1のシャッタ部材10と称す
る。)によって閉塞されている。ディスク駆動開口部7
は、詳細を後述するが、通常カートリッジ2内に設けら
れたディスク駆動開口部シャッタ部材11(以下、第2
のシャッタ部材11と称する。)によって閉塞されてい
る。シャッタ開放ガイド溝8には、詳細を後述するが、
第1のシャッタ部材10と一体に形成されたシャッタ駆
動片34が突出露呈している。シャッタ駆動片34は、
通常シャッタ開放ガイド溝8の前方側に位置している。
なお、本明細書において、通常状態とは、ディスクカー
トリッジ1がドライブ装置等に装填されていない状態を
いう。
【0017】アッパハーフ4は、図4に示すように、前
方側の半円形部位4aと後方側の矩形部位4bとが一体
化されてなり、外周縁の全周に亘って立上周壁12が一
体に立設されている。アッパハーフ4には、半円形部位
4aの内面中央部に位置して環状凸部13が一体に立設
されている。この環状凸部13は、後述するようにディ
スク3の回転支点と第1のシャッタ部材10の回動支点
とを構成する。アッパハーフ4には、矩形部位4bの内
面に、半円形部位4aの立上周壁12と同一円周上に位
置する円弧状の立壁14(14a,14b)がそれぞれ
左右の立上周壁12から連設されて一体に立設されてい
る。これら立壁14は、半円形部位4aの立上周壁12
と共同してディスク収納壁を構成する。
【0018】アッパハーフ4には、半円形部位4aの立
上周壁12の中央部に位置して、矩形の切欠部15が形
成されている。この切欠部15は、後述するように記録
再生開口部6の下側部分を構成する。アッパハーフ4に
は、矩形部位4bの右側面の立上周壁12に、前後方向
の凹溝16が形成されている。凹溝16は、矩形部位4
bが半円形部位4aに連設される部分において前方側に
開放されている。アッパハーフ4には、この凹溝16の
底面を構成するようにして、立上周壁12と平行に前後
方向のガイド壁17が一体に立設されている。ガイド壁
17は、後端部分が立上周壁12と一体化されるととも
に前端部分が半円形部位4aに延在し、凹溝16ととも
にシャッタ開放ガイド溝8の下側部分を構成する。
【0019】アッパハーフ4には、矩形部位4bのコー
ナ部に位置してそれぞれスタッド18(18a,18
b)が突設されるとともに立上周壁12の前方部分に位
置して係合ピン19(19a,19b)が突設されてい
る。これらスタッド18及び係合ピン19は、アッパハ
ーフ4とロアハーフ5とを一体化するための結合手段を
構成する。アッパハーフ4には、一方の立壁15bによ
って構成された矩形部位4bのコーナ部にスプリング掛
止ピン20が突設されている。スプリング掛止ピン21
には、後述する第1のシャッタ部材10のシャッタスプ
リング36の一端部が掛け止めされる。
【0020】ロアハーフ5も、図4に示すように、前方
側の半円形部位5aと後方側の矩形部位5bとが一体化
されてなり、外周縁の全周に亘って立上周壁21が一体
に立設されている。勿論、ロアハーフ5は、その外形寸
法がアッパハーフ4と同寸法に形成されるとともに、立
上周壁21がアッパハーフ4の立上周壁12に対応して
形成されている。したがって、立上周壁12,21は、
アッパハーフ4とロアハーフ5とが一体化された状態に
おいてカートリッジ2の外周側面を構成する。
【0021】ロアハーフ5には、半円形部位5aの内面
中央部に位置して上述したディスク駆動開口部7が形成
されている。このディスク駆動開口部7は、後述するよ
うにディスク3の回転中心部を構成するセンタハブ44
を外方へと臨ませる。ロアハーフ5には、矩形部位5b
の内面に、半円形部位5aの立上周壁21と同一円周上
に位置する円弧状の立壁22(22a,22b)がそれ
ぞれ左右の立上周壁21から連設されて一体に立設され
ている。これら立壁22は、アッパハーフ4の立壁14
に対応して形成されており、アッパハーフ4とロアハー
フ5とが一体化された状態において半円形部位4a,5
aの立上周壁12,21と共同してディスク3を回転自
在に収納するディスク収納空間部Hを構成する。
【0022】ロアハーフ5には、半円形部位5aの立上
周壁21の中央部に位置して、矩形の切欠部23が形成
されている。この切欠部23は、ロアハーフ5がアッパ
ハーフ4と一体化された状態において、記録再生開口部
6を構成する。ロアハーフ5には、矩形部位5bの右側
面の立上周壁21に、前後方向の凹溝24が形成されて
いる。凹溝24は、矩形部位5bが半円形部位5aに連
設される部分において前方側に開放されている。ロアハ
ーフ5には、この凹溝24の底面を構成するようにし
て、立上周壁21と平行に前後方向のガイド壁25が一
体に立設されている。ガイド壁25は、後端部分が立上
周壁21と一体化されるとともに前端部分が半円形部位
5aに延在する。凹溝24とガイド壁25とは、ロアハ
ーフ5がアッパハーフ4と一体化された状態において、
矩形部位5bが半円形部位5aに連設される部分におい
て前方側に開放されたシャッタ開放ガイド溝8を構成す
る。
【0023】ロアハーフ5には、矩形部位5bのコーナ
部に位置してそれぞれスタッド26(26a,26b)
が突設されるとともに立上周壁21の前方部分に位置し
て係合孔27(27a,27b)が凹設されている。こ
れらスタッド26及び係合孔27は、アッパハーフ4の
スタッド18及び係合ピン19と対応位置して設けられ
ており、後述するようにロアハーフ5をアッパハーフ4
に一体化するため結合手段を構成する。
【0024】ロアハーフ5には、ディスク駆動開口部7
を挟んで切欠部23と対向する内面に後述する第2のシ
ャッタ部材11の回動支点を構成する支点ボス28が一
体に突設されている。ロアハーフ5には、一方の立壁2
2bによって構成された矩形部位5bのコーナ部にスプ
リング掛止ピン29が突設されている。スプリング掛止
ピン29には、第2のシャッタ部材10のシャッタスプ
リング42の一端部が掛け止めされる。
【0025】以上のように構成されたアッパハーフ4と
ロアハーフ5とは、それぞれの半円形部位4a,5aと
矩形部位4b,5bとを対向させた状態で立上周壁1
2,21を突き合わせて組み合わされる。アッパハーフ
4とロアハーフ5とは、相対するスタッド18,26が
突き合わされるとともに係合ピン19が係合孔27に相
対係合され、ロアハーフ5側からねじ込まれる図示しな
い止めねじによって一体化され、カートリッジ2を構成
する。
【0026】アッパハーフ4には、第1のシャッタ部材
10が組み付けられる。第1のシャッタ部材10は、合
成樹脂或いは金属薄板を材料にして全体薄厚で、半径が
ディスク収納空間部Hの半径に対してやや小径とされた
略半円形に形成されてなる。第1のシャッタ部材10
は、半円形の主面部30の外周縁の一端部に、上述した
記録再生開口部6を閉塞するに足る円周方向の長さを有
してシャッタ部31が一体に立ち上がり形成されてい
る。第1のシャッタ部材10には、中心部に円弧状に張
り出された部位に支点軸孔32が形成されている。支点
軸孔32は、その内径がアッパハーフ4の環状凸部13
の外径よりもやや大径とされている。
【0027】第1のシャッタ部材10には、シャッタ部
31の一端から主面部30に沿って帯状の弾性変位部3
3が一体に突設されている。弾性変位部33は、その長
さがアッパハーフ4の記録再生開口部6を構成する切欠
部15の右端15aからシャッタ開放ガイド溝8を構成
する凹溝18の前方端との間の長さとほぼ等しい。弾性
変位部33は、後述するように第1のシャッタ部材10
がアッパハーフ4に組み付けられた状態において、切欠
部15と凹溝18との間の立上周壁12の内面に沿って
湾曲した状態で延在する。
【0028】弾性変位部33には、その先端に外方に向
かって水平に折曲されかつ先端を上方に折曲されて全体
がクランク状を呈するシャッタ駆動片34が一体に形成
されている。したがって、シャッタ駆動片34は、第1
のシャッタ部材10がアッパハーフ4に組み付けられた
状態において、シャッタ開放ガイド溝8の開放された前
端部に位置される。
【0029】第1のシャッタ部材10には、シャッタ部
31に対向する主面部30の他端に外方に向かって突出
されるとともに先端部を上方に折曲してなるスプリング
掛止部35が形成されている。スプリング掛止部35
は、第1のシャッタ部材10がアッパハーフ4に組み付
けられた状態において、背面側の立上周壁12に対向位
置する。スプリング掛止部35には、シャッタスプリン
グ36の一端部が掛け止めされる。シャッタスプリング
36は、上述したようにアッパハーフ4のスプリング掛
止部20と第1のシャッタ部材10のスプリング掛止部
35との間に引張り状態で掛け合わされることによっ
て、第1のシャッタ部材10に対して反時計方向の回動
習性を付与する。
【0030】以上のように構成された第1のシャッタ部
材10は、支点軸孔32を環状凸部13の外周に嵌合す
ることによってアッパハーフ4に組み合わされる。第1
のシャッタ部材10は、環状凸部13にはめ込まれる止
め環37により抜け止めされて、この環状凸部13に回
動自在に支持される。第1のシャッタ部材10には、ス
プリング掛止部20,35間にシャッタスプリング36
が掛け合わされる。第1のシャッタ部材10は、シャッ
タスプリング36の弾性力によって反時計方向に付勢さ
れるが、シャッタ駆動片34が凹溝16、換言すればシ
ャッタ開放ガイド溝8の前端部で立上周壁12に当接す
ることからこの位置で係止される。したがって、第1の
シャッタ部材10は、図5に示すように、シャッタ部3
1が切欠部15、換言すれば記録再生開口部6を閉塞し
た状態に保持される。
【0031】第2のシャッタ部材11は、合成樹脂或い
は金属薄板を材料にして全体薄厚で、ディスク収納空間
部Hの半径に対してやや長尺とされた板状部材からな
る。第2のシャッタ部材11は、一端側がディスク駆動
開口部7を閉塞するに足る外形とされるように膨出され
てシャッタ部38として構成される。第2のシャッタ部
材11は、このシャッタ部38から、ロアハーフ5のデ
ィスク駆動開口部7と支点ボス28との間に対応した位
置において折曲され、全体が略く字状を呈している。第
2のシャッタ部材11には、この屈折部に支点ボス28
に相対嵌合される支点軸孔39が形成されている。
【0032】第2のシャッタ部材11は、他端側に上方
へと折曲してスプリング掛止部41が一体に形成されて
いる。スプリング掛止部41は、第2のシャッタ部材1
1がロアハーフ5に組み付けられた状態において、背面
側の立上周壁21に対向位置する。スプリング掛止部4
1には、シャッタスプリング42の一端部が掛け止めさ
れる。シャッタスプリング42は、上述したようにロア
ハーフ5のスプリング掛止部29と第2のシャッタ部材
11のスプリング掛止部41との間に引張り状態で掛け
合わされることによって、第2のシャッタ部材11に対
して時計方向の回動習性を付与する。
【0033】以上のように構成された第2のシャッタ部
材11は、支点軸孔39を支点ボス28の外周に嵌合す
ることによりロアハーフ5に組み合わされる。第2のシ
ャッタ部材11は、支点ボス28にはめ込まれる図示し
ない止め環により抜け止めされて、この支点ボス28に
回動自在に支持される。第2のシャッタ部材11には、
スプリング掛止部29,41間にシャッタスプリング4
2が掛け合わされる。第2のシャッタ部材11は、シャ
ッタスプリング42の弾性力によって時計方向に付勢さ
れるが、図5に示すように、側端が一方の立壁22bに
当接することによってこの位置で係止される。したがっ
て、第2のシャッタ部材11は、シャッタ部31がディ
スク駆動開口部7を閉塞した状態に保持される。また、
第2のシャッタ部材11は、図5に示すように、スプリ
ング掛止部41が第1のシャッタ部材10のスプリング
掛止部29の先端部と対向位置されている。
【0034】ディスク3は、詳細を省略するが、ディス
ク基板43に設けた中心孔に磁性材によって略カップ状
に形成したセンタハブ44が取り付けられている。ディ
スク3は、センタハブ44をアッパハーフ4の環状凸部
13に嵌合してカートリッジ2のディスク収納空間部H
に収納されることによってディスクカートリッジ1を構
成する。
【0035】ディスクカートリッジ1は、ディスク3を
ディスク収納空間部Hに収納した状態において、センタ
ハブ44がディスク駆動開口部7に対向位置している。
ディスクカートリッジ1は、上述したように、通常ディ
スク駆動開口部7が第2のシャッタ部材11によって閉
塞されているために、ディスク3のセンタハブ44を外
方に露呈させない。ディスクカートリッジ1は、通常記
録再生開口部6が第1のシャッタ部材10によって閉塞
されることによって、ディスク3を外方に露呈させな
い。したがって、ディスクカートリッジ1は、内部に塵
埃等が侵入してディスク3の記録面に付着することを抑
制するとともに、ディスク3の傷付きを防止している。
【0036】ディスクカートリッジ1は、ドライブ装置
に装填されると、第1のシャッタ部材10と第2のシャ
ッタ部材11が回動動作されて、記録再生開口部6及び
ディスク駆動開口部7が開放される。ディスクカートリ
ッジ1は、開放された記録再生開口部6から磁気ヘッド
等の記録再生手段が進入してディスク3に対して情報信
号等の記録再生動作を行う。ディスクカートリッジ1
は、開放されたディスク駆動開口部7からディスクテー
ブルが進入してディスク3のセンタハブ44をマグネッ
トチャッキングし、このディスク3を高速で回転駆動す
る。
【0037】ディスクカートリッジ1は、図5に示すよ
うに、ドライブ装置のディスク装填口50に対して半円
形部位2a側を装填方向として装填される。ディスクカ
ートリッジ1は、特徴ある半円形部位2aと矩形部位2
bとを組み合わせた外形形状を有することから、ドライ
ブ装置に対する誤装填が確実に防止される。ディスクカ
ートリッジ1は、ディスク3の外形に近似した半円形部
位2aを有することによってスペース効率の向上が図ら
れるとともに、ドライブ装置に対して構成部品等の配置
や収納スペースの自由度を与えてその小型化を可能とす
る。
【0038】ディスクカートリッジ1は、ドライブ装置
に装填することにより、ディスクカートリッジ装填口5
0に設けたシャッタ開放凸部51がシャッタ開放ガイド
溝8に係合するとともに、押し込むにしたがってこのシ
ャッタ開放凸部51が後方に向かって次第に移動する。
シャッタ開放凸部51は、シャッタ開放ガイド溝8の前
端部に突出されたシャッタ駆動片34と係合してこれを
後方へと押圧する。第1のシャッタ部材10は、これに
よってシャッタスプリング36の弾性力に抗して、図6
に示すように環状凸部13を回動支点として半時計方向
へと回動動作する。第1のシャッタ部材10は、弾性変
位部33が弾性変位しながらガイド壁17,25に沿っ
て後方へと移動し、シャッタ部31による記録再生開口
部6の閉塞状態を解除してこれを開放する。開放された
記録再生開口部6からは、図示しない磁気ヘッド等の記
録再生手段が進入する。
【0039】ディスクカートリッジ1は、第1のシャッ
タ部材10が回動動作することにより、スプリング掛止
部29に衝合するスプリング掛止部41を介して第2の
シャッタ部材11をシャッタスプリング42の弾性力に
抗して支点ボス28を回動支点として半時計方向へと回
動動作させるようにする。第2のシャッタ部材11は、
これによって図6に示すようにシャッタ部38によるデ
ィスク駆動開口部7の閉塞状態を解除してこれを開放す
る。開放されたディスク駆動開口部7からは、ディスク
テーブルが進入する。
【0040】ディスクカートリッジ1は、ドライブ装置
の図示しないイジェクト機構が操作されることによって
ディスクカートリッジ装填口50からイジェクトされ
る。ディスクカートリッジ1は、シャッタ開放凸部51
によるシャッタ駆動片34への押圧力から開放されるこ
とによって、第1のシャッタ部材10及び第2のシャッ
タ部材11がそれぞれのシャッタスプリング36,42
の弾性力によって初期状態へと復帰回動する。ディスク
カートリッジ1は、これによって第1のシャッタ部材1
0のシャッタ部31が記録再生開口部6を閉塞し、第2
のシャッタ部材のシャッタ部38がディスク駆動開口部
7を閉塞した通常状態へと復帰する。
【0041】なお、上述したディスクカートリッジ1に
おいては、矩形部位2bのコーナ部にはシャッタスプリ
ング36,42や結合手段としてのスタッド18,26
のみが配設した構造としたが、従来のディスクカートリ
ッジ1と同様に例えば誤記録防止機構や仕様識別孔や補
助記憶素子等を配置するようにしてもよい。
【0042】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、種々の変更も可能である。例えば第1
のシャッタ部材10は、半円形の形状に限定されるもの
ではなく、少なくともシャッタ部31と、支点軸孔32
(回動支点部)と、シャッタ駆動片34とが適宜の位置
に一体に形成されていればよく、主面部30が円形に構
成されてもよい。また、シャッタスプリング36は、例
えばコイル部が環状凸部13の外周に嵌合されるととも
に、一端が環状凸部13やアッパハーフ4の内面に係止
されるとともに他端が第1のシャッタ部材10に係止さ
れたトーションスプリングによって構成されてもよい。
【0043】図7乃至図10は、本発明の第2の実施の
形態として示したディスクカートリッジ60である。以
下、このディスクカートリッジ60について説明する
が、主たる構成については上述したディスクカートリッ
ジ1とほぼ同等としており各部材と対応する部材につい
ては同一符号を付してその説明を省略し、特に異にする
構成についてのみ説明するものとする。ディスクカート
リッジ60は、第1のシャッタ部材10と第2のシャッ
タ部材11とに共通のシャッタスプリング61が用いら
れた構成に特徴を有している。
【0044】シャッタスプリング61は、アッパハーフ
4の内面に形成したスプリング掛止部20に一端を掛け
止めされるとともに他端部を第1のシャッタ部材10の
スプリング掛止部35との間に引張り状態で掛け合わさ
れる。シャッタスプリング61は、これによって第1の
シャッタ部材10に対して図7において反時計方向の回
動習性を付与する。したがって、シャッタスプリング6
1は、第1のシャッタ部材10との構成のみについて上
述したディスクカートリッジ1のシャッタスプリング3
6と共通している。なお、アッパハーフ4及びロアハー
フ5には、ディスクカートリッジ1に設けられたスプリ
ング掛止部20が形成される側の立上壁14b,22b
が形成されていない。
【0045】第1のシャッタ部材10には、図7及び図
8に示すように、支点軸孔32を中心としてシャッタ部
31と対向する主面部30の外周縁に円弧状の立上リブ
62が一体に立設されている。立上リブ62は、その高
さがディスク3の厚みよりもやや大とされた立上壁とし
て構成され、このディスク3の外周縁に延在される。立
上リブ62には、その上縁部に係合ピン63が突設され
ている。なお、スプリング掛止部35は、立上リブ62
の一端部から外方へと折曲されて形成されている。
【0046】第2のシャッタ部材11は、ディスク3の
外径よりもやや長尺とされた長さを有して形成された構
成に特徴を有している。第2のシャッタ部材11には、
一端部にロアハーフ5の内面に形成された支点ボス28
に係合される支点軸孔64が形成されるとともにディス
ク3の外周から外方に延在される他端部に長さ方向のガ
イド溝65が形成されている。第2のシャッタ部材11
には、中央部位がディスク駆動開口部7を閉塞するに足
るように幅方向に膨出されてシャッタ部66が形成され
ている。
【0047】支点ボス28は、図9に示すように、ロア
ハーフ5の記録再生開口部6を構成する切欠部23の近
傍に位置した内面に形成されている。第2のシャッタ部
材11は、この支点ボス28に支点軸孔64が嵌合され
て片持ち状態で回動自在に支持されるとともに、ガイド
溝65に第1のシャッタ部材10の立上リブ62に形成
された係合ピン63が相対係合される。第2のシャッタ
部材11は、これによって図9及び図10に示すよう
に、ディスク収納空間部Hを横断するようにしてカート
リッジ2内に配置され、シャッタ部66によってディス
ク駆動開口部7を閉塞する。
【0048】以上のように構成されたディスクカートリ
ッジ60は、アッパハーフ4に第1のシャッタ部材10
が組み合わされるとともに、ロアハーフ5に第2のシャ
ッタ部材11が組み合わされた後、これらアッパハーフ
4とロアハーフ5とが一体に組み合わされてカートリッ
ジ2を構成する。第2のシャッタ部材11には、アッパ
ハーフ4とロアハーフ5とを組み合わせる際にシャッタ
スプリング61の弾性力が作用されておらずその位置が
不安定な状態にある。したがって、第2のシャッタ部材
11は、図示しないがロアハーフ5に設けられた位置決
孔から挿入された治具によってガイド溝65が係合ピン
63に対応位置するように位置決めされる。
【0049】ディスクカートリッジ60は、アッパハー
フ4とロアハーフ5とを組み合わせることによって、第
1のシャッタ部材10の係合ピン63が第2のシャッタ
部材11のガイド溝65と相対係合する。したがって、
第2のシャッタ部材11は、図9に示すように、シャッ
タスプリング61の弾性力が作用されてシャッタ部66
がディスク駆動開口部7を閉塞した状態に保持される。
なお、第1のシャッタ部材10は、シャッタ部31が記
録再生開口部6を閉塞した状態に保持される。
【0050】ディスクカートリッジ60は、ドライブ装
置に装填することによって、シャッタ開放ガイド溝8に
進入するシャッタ開放凸部51によりシャッタ駆動片3
4が押圧される。第1のシャッタ部材10は、これによ
ってシャッタスプリング61の弾性力に抗して図9にお
いて半時計方向へと回動動作される。ディスクカートリ
ッジ60は、第1のシャッタ部材10の回動動作によっ
て記録再生開口部6が開放される。また、ディスクカー
トリッジ60は、第1のシャッタ部材10の回動動作に
伴って、係合ピン63を介して第2のシャッタ部材11
がシャッタスプリング61の弾性力に抗して図9におい
て鎖線で示すように半時計方向へと回動動作される。デ
ィスクカートリッジ60は、第2のシャッタ部材11の
回動動作によってディスク駆動開口部7が開放される。
【0051】ディスクカートリッジ60には、開放され
た記録再生開口部6から図示しない磁気ヘッド等の記録
再生手段がカートリッジ2の内部へと進入する。ディス
クカートリッジ60には、開放されたディスク駆動開口
部7から図示しないディスクテーブルが進入してディス
ク3を保持する。
【0052】ディスクカートリッジ60は、上述したよ
うに第1のシャッタ部材10の回動動作に伴って第2の
シャッタ部材11も回動動作するが、その際係合ピン6
3がガイド溝65内を中心方向に移動するため、干渉が
生じることは無く、これら第1のシャッタ部材10と第
2のシャッタ部材11とが円滑に動作する。
【0053】ディスクカートリッジ60は、ドライブ装
置の図示しないイジェクト機構が操作されることによっ
てディスクカートリッジ装填口50からイジェクトされ
る。ディスクカートリッジ60は、シャッタ開放凸部5
1によるシャッタ駆動片34への押圧力から開放される
ことによって、第1のシャッタ部材10及び第2のシャ
ッタ部材11がシャッタスプリング61の弾性力によっ
て初期状態へと復帰回動する。ディスクカートリッジ6
0は、これによって第1のシャッタ部材10のシャッタ
部31が記録再生開口部6を閉塞する通常状態へと復帰
する。
【0054】ディスクカートリッジ60は、上述したよ
うに第1のシャッタ部材10の係合ピン63を第2のシ
ャッタ部材11のガイド溝65に相対係合させたことか
ら、第2のシャッタ部材11も第1のシャッタ部材10
と連動してシャッタスプリング61の弾性力によって初
期状態へと復帰回動する。ディスクカートリッジ60
は、これによってシャッタ部66がディスク駆動開口部
7を閉塞した通常状態へと復帰する。
【0055】なお、このディスクカートリッジ60につ
いても、シャッタスプリング61を環状凸部13の外周
部に装着したトーションスプリングによって構成しても
よいことは勿論である。
【0056】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かるディスクカートリッジによれば、記録再生開口部を
閉塞する第1のシャッタ部材とディスク駆動開口部を閉
塞する第2のシャッタ部材とを備えることによって、カ
ートリッジ内への塵埃等の進入が確実に防止され、この
塵埃等がディスクに付着して情報信号等の記録再生特性
が劣化するといった不都合が防止される。したがって、
ディスクカートリッジディスクは、情報信号等の高密度
記録化が図られたディスクが備えられてリムーバブル記
憶装置に用いられる場合においても、情報信号等の記録
再生が高精度に行われるようにする。
【0057】また、ディスクカートリッジは、第1のシ
ャッタ部材と第2のシャッタ部材とを組み付けたハーフ
を組み合わせて構成されることから、構造が簡易である
とともに組立も簡単に行われる。さらに、ディスクカー
トリッジは、各ハーフを組み合せて構成するカートリッ
ジを半円形部位と矩形部位とによって構成したことによ
り、半円形部位のコーナ部を削減してスペース効率の向
上が図られるとともにドライブ装置へ装填する際の誤挿
入が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示すディスクカート
リッジの斜視図である。
【図2】同ディスクカートリッジの底面側からの斜視図
である。
【図3】同ディスクカートリッジの背面側からの斜視図
である。
【図4】同ディスクカートリッジの分解斜視図である。
【図5】同ディスクカートリッジをドライブ装置に装填
する状態を示す説明図である。
【図6】同ディスクカートリッジをドライブ装置に装填
した状態を示す説明図である。
【図7】本発明の他の実施の形態として示すディスクカ
ートリッジのアッパハーフ組立体を示す底面図である。
【図8】同ディスクカートリッジのアッパハーフ組立体
の縦断面図である。
【図9】同ディスクカートリッジについて、アッパハー
フを取り外して示す平面図である。
【図10】同ディスクカートリッジの縦断面図である。
【符号の説明】
1,60 ディスクカートリッジ、2 カートリッジ、
3 ディスク(ディスク状記録媒体)、4 アッパハー
フ、5 ロアハーフ、6 記録再生開口部、7ディスク
駆動開口部、8 シャッタ開放ガイド溝、10 第1の
シャッタ部材(記録再生開口部シャッタ部材)、11
第2のシャッタ部材(ディスク駆動開口部シャッタ部
材)、13 環状凸部(支点部)、28 支点ボス(支
点部)、31,38,66 シャッタ部、32,39,
64 支点軸孔、33 弾性変位部、34 シャッタ駆
動片、36,42,61 シャッタスプリング、44
センタハブ、50 ディスク装填口、51 シャッタ開
放凸部、62 立上リブ、63 係合ピン、65 ガイ
ド溝

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のハーフと第2のハーフとを組み合
    わせてディスク収納部を構成してなり、側面に記録再生
    手段が進入する記録再生開口部が設けられるとともに一
    方のハーフの略中央部にディスク駆動手段が進入するデ
    ィスク駆動開口部が設けられたカートリッジと、 上記カートリッジの内部に、上記ディスク駆動開口部に
    回転中心部を臨ませて回転自在に収納されたディスク状
    記録媒体と、 上記カートリッジの内部に上記ディスク収納部の中央部
    に設けた支点部に回動自在に支持され、外周部に立ち上
    り形成されたシャッタ部を上記記録再生開口部を閉塞す
    る第1の位置と上記記録再生開口部を開放する第2の位
    置とに切り換え位置されるように回動操作される略半円
    板状の第1のシャッタ部材と、 上記カートリッジの内部に上記第1のシャッタ部材の回
    動支点と異にする位置に設けた支点部に回動自在に支持
    され、上記ディスク駆動開口部と上記ディスク上記録媒
    体の回転中心部との間に介在するシャッタ部が上記ディ
    スク駆動開口部を閉塞する第1の位置と上記ディスク駆
    動開口部を開放する第2の位置とに切り換え位置される
    ように回動操作される第2のシャッタ部材とを備えて構
    成されたことを特徴したディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 上記第1のシャッタ部材と第2のシャッ
    タ部材とは、いずれか一方のシャッタ部材が回動操作さ
    れた場合に、互いに相対係合する連結手段を介して他方
    のシャッタ部材が連動して回動動作されることを特徴と
    した請求項1に記載のディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 上記第1のシャッタ部材は、上記ディス
    ク状記録媒体がその回転中心部を嵌合されることにより
    位置決めされる環状凸部に、中心部に設けた軸孔を嵌合
    して回動自在に支持されることによって、この環状凸部
    を支点部として構成することを特徴とした請求項1に記
    載のディスクカートリッジ。
  4. 【請求項4】 上記第1のシャッタ部材には、外周部に
    略全体に亘って立上壁が形成され、この立上壁に上記シ
    ャッタ部と上記第2のシャッタ部材との係合部とが形成
    されるとともに、カートリッジの側面に対向する一端部
    に外方へと突出して形成された駆動凸部と他端部に形成
    されたスプリング掛止部とが形成されてなり、 上記駆動凸部は、カートリッジの側面に設けたシャッタ
    開放ガイド溝に臨ませられるとともに、上記スプリング
    掛止部には、上記シャッタ部を上記記録再生開口部を閉
    塞する第1の位置に付勢するシャッタスプリングが掛け
    止めされることを特徴とする請求項1に記載のディスク
    カートリッジ。
  5. 【請求項5】 上記第2のシャッタ部材は、その長さが
    上記第1のシャッタ部材の半径よりもやや大とされ、長
    さ方向の略中央部に支点部が形成されるとともに、一端
    側に上記シャッタ部が形成されかつ他端側にスプリング
    掛止部と上記第1のシャッタ部材との係合部が形成され
    てなり、 上記スプリング掛止部には、上記シャッタ部を上記ディ
    スク駆動開口部を閉塞する第1の位置に付勢するシャッ
    タスプリングが掛け止めされることを特徴とする請求項
    1に記載のディスクカートリッジ。
  6. 【請求項6】 上記第2のシャッタ部材は、その長さが
    上記第1のシャッタ部材の直径よりもやや大とされ、長
    さ方向の略中央部が上記シャッタ部を構成するととも
    に、一端部に支点部が形成されかつ他端部に上記第1の
    シャッタ部材に形成した係合部と相対係合される係合部
    が形成されてなり、 上記第1のシャッタ部材のシャッタ部を上記記録再生開
    口部を閉塞する第1の位置に付勢するシャッタスプリン
    グが、上記シャッタ部を上記ディスク駆動開口部を閉塞
    する第1の位置に付勢するシャッタスプリングとして兼
    用されることを特徴とする請求項1に記載のディスクカ
    ートリッジ。
  7. 【請求項7】 上記カートリッジは、上記ディスク状記
    録媒体の略半周領域に対応した部位が略半円形とされる
    とともに他の部位が矩形とされて構成され、上記記録再
    生開口部が略半円形部位の中央領域に設けられたことを
    特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載
    のディスクカートリッジ。
  8. 【請求項8】 上記シャッタスプリングは、カートリッ
    ジの矩形部位のコーナ部に、ディスク収納部の外方に構
    成された空間部内に配設されたことを特徴とする請求項
    7に記載のディスクカートリッジ。
  9. 【請求項9】 上記カートリッジは、上記ディスク状記
    録媒体がそのセンタハブを嵌合されることによって位置
    決めされる環状凸部が形成された第1のハーフと、上記
    ディスク駆動開口部が形成された第2のハーフとが合成
    樹脂によって成形され、 上記第1のシャッタ部材が上記第1のハーフに組み付け
    られるとともに上記第2のシャッタ部材が上記第2のハ
    ーフに組み付けられ、上記第1のハーフに上記ディスク
    状記録媒体を装填した状態で上記第2のハーフが組み合
    わされて構成されることを特徴とする請求項1に記載の
    ディスクカートリッジ。
JP27155797A 1997-10-03 1997-10-03 ディスクカートリッジ Withdrawn JPH11110945A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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