JPH1111061A - Icカード用モジュール、およびこれを備えたicカード - Google Patents

Icカード用モジュール、およびこれを備えたicカード

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JPH1111061A
JPH1111061A JP16632297A JP16632297A JPH1111061A JP H1111061 A JPH1111061 A JP H1111061A JP 16632297 A JP16632297 A JP 16632297A JP 16632297 A JP16632297 A JP 16632297A JP H1111061 A JPH1111061 A JP H1111061A
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JP
Japan
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chip
card
module
card module
substrate
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Application number
JP16632297A
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English (en)
Inventor
Minoru Hirai
稔 平井
Shigeyuki Ueda
茂幸 上田
Osamu Miyata
修 宮田
Tomoharu Horio
友春 堀尾
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Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ICカードに撓み変形が生じた場合にそのIC
カードに組み込まれているICチップに大きなダメージ
が生じることがないように、ICチップを適切に保護す
る。 【解決手段】基板1と、この基板1に搭載されたICチ
ップ2とを具備するICカード用モジュールであって、
上記ICチップ2を覆う保護部材4と、この保護部材4
の少なくとも上記ICチップ2を囲む部分を補強するた
めの上記保護部材4よりも硬質の補強部材8と、を具備
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、いわゆるIDカ
ードなどとして利用されるICカードに組み込まれて用
いられるICカード用モジュール、およびこれを備えた
ICカードに関する。
【0002】
【背景技術】周知のとおり、カードには、情報記憶機能
をもたせたものがあり、そのなかには、磁気ストライプ
によって情報を記憶させるもののほか、ICメモリを備
えたICカードがある。現状では、スキーリフト用など
の回数券機能をもつ非接触型ICカードが実用化されて
いる。このICカードは、合成樹脂製のカード体の内部
にICチップを組み込んだ構造となっている。より具体
的には、このICカードは、一定厚みを有する長矩形状
に形成された合成樹脂製のカード体の内部に、ICメモ
リを含む電子回路とアンテナコイルとを組み合わせて構
成されたICカード用モジュールを組み込んだ構造であ
る。また、電源として小型のバッテリを組み込んだり、
あるいはアンテナコイルから非接触で供給された電力を
コンデンサに蓄電するようにしたものもある。
【0003】上記ICカードでは、所定の送受信手段か
ら送出される所定の電波を上記アンテナコイルで受信す
ると、電磁誘導効果により誘導起電力を生起し、その電
力を利用して上記ICメモリに記憶されている残存使用
回数などを示す信号が上記アンテナコイルから上記送受
信手段に対して無線送信される。上記送受信手段から、
残存使用回数の値を1回分減らすための信号を無線送信
してきた場合には、それに対応して、上記ICメモリの
データは書き換えられる。
【0004】このように、ICカードは、いわゆる非接
触型の情報記憶カードとして構成するのに適する利点が
あり、さらには磁気ストライプ方式の情報記憶カードと
比較すると、情報記憶容量の増大化が容易であり、また
カード偽造防止効果が高いといった利点がある。このた
め、将来的には、情報記憶容量をさらに増大させたメモ
リチップやCPUなどをカード内に組み込んで、テレホ
ンカードや電子マネーに関連する情報携帯ツールとして
のより高度な情報処理機能や通信機能をもたせたICカ
ードが出現することが期待されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なICカードは、今後ますます薄型化が要請される。そ
うすると、ユーザがICカードを取り扱うときの力、あ
るいはICカードに対するデータの書き込みや読み取り
を行う装置の搬送系から受ける力により、このような薄
型のカードにはある程度の撓み変形が生じることを予定
せざるを得ない。この場合に問題となるのは、ICカー
ドが撓んだ場合の内蔵ICチップへの影響である。上述
したように、ICチップはICカードの内部に組み込ま
れているために、このICカードが撓んだ場合には上記
ICチップの内蔵位置に応力が集中しやすい。このよう
な事態を生じたのでは、ICチップが所定の配線パター
ンから剥離したり、あるいはICチップ自体がダメージ
を受ける虞れがある。とくに、ICチップ自体がダメー
ジを受けた場合には、このICチップに記憶されている
データが消失し、そのデータを回復することが困難とな
ってしまう。したがって、ICカードの薄型化に伴い、
このICカードの内部に組み込まれているICチップを
保護する必要性が一層高くなる。
【0006】本願発明は、このような事情のもとで考え
出されたものであって、ICカードに撓み変形が生じた
場合にそのICカードに組み込まれているICチップに
大きなダメージが生じることがないように、ICチップ
を適切に保護することをその課題としている。
【0007】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0008】本願発明の第1の側面によれば、ICカー
ド用モジュールが提供される。このICカード用モジュ
ールは、基板と、この基板に搭載されたICチップとを
具備するICカード用モジュールであって、上記ICチ
ップを覆う保護部材と、この保護部材の少なくとも上記
ICチップを囲む部分を補強するための上記保護部材よ
りも硬質の補強部材とを具備していることに特徴づけら
れる。
【0009】上記基板には、上記ICチップによって処
理される電気信号の無線通信を行うためのアンテナコイ
ルが設けられている構成とすることができる。また、上
記基板は、可撓性を有する合成樹脂製フィルムを基材と
するフレキシブル基板である構成とすることもできる。
さらに、上記保護部材は、合成樹脂製とする一方、上記
補強部材は、金属製またはセラミクス製である構成とす
ることもできる。
【0010】本願発明においては、ICカードの外部か
らICカードに作用する不当な力がICチップに対して
直接作用することを保護部材によって防止できることは
勿論のこと、上記保護部材の少なくともICチップを囲
む部分が保護部材よりも硬質の補強部材によって補強さ
れているために、上記ICチップの周辺部分において上
記保護部材が容易に撓み変形を生じないようにすること
ができる。ICカード用モジュールが組み込まれたIC
カードに大きな曲げ力が作用し、保護部材に大きな撓み
変形を生じたのでは、この保護部材の変形がICチップ
に作用し、ICチップがダメージを受ける虞れがある
が、本願発明のように、保護部材を補強することによっ
て、この保護部材を撓み変形し難くすれば、保護部材の
撓み変形に原因してICチップがダメージを受ける虞れ
を少なくすることが可能となる。したがって、ICチッ
プの一層の保護が図れることとなり、ICカードの曲げ
変形に原因して、ICチップが所定位置から剥離した
り、あるいはICチップ自体が損壊するといったことを
適切に防止し、または抑制することができる。
【0011】本願発明の好ましい実施の形態では、上記
保護部材は、金型を用いて樹脂成形されたものであり、
かつ上記補強部材は、インサート成形によって上記保護
部材の内部に埋設されている構成とすることができる。
【0012】このような構成によれば、保護部材の樹脂
成形とこの保護部材への補強部材への取付けが一つの作
業工程によって行え、製造作業の容易化が図れる。ま
た、補強部材を保護部材に埋設すれば、補強部材が保護
部材の外部に大きく嵩張ることを解消することが可能と
なり、ICカード用モジュールの厚みを薄型化する上
で、好都合となる。
【0013】本願発明の他の好ましい実施の形態では、
上記保護部材は、上記ICチップを収容するための凹部
を有するプレート状またはシート状に形成され、かつ上
記基板と接着された保護キャップである構成とすること
ができる。
【0014】このような構成によれば、保護キャップの
凹部に収容されたICチップを上記保護キャップによっ
て適切に覆い、保護することが可能となる。また、上記
保護キャップは、プレート状またはシート状であるか
ら、その厚みをさほど増大させることなく、ICチップ
の周辺部を広い範囲で保護することができ、ICカード
用モジュール全体の薄型化を図りながらICチップの保
護を図る上で好ましいものとなる。
【0015】本願発明の他の好ましい実施の形態では、
上記保護部材には、上記ICチップを収容する凹部が設
けられており、かつ上記補強部材は、上記ICチップを
囲むように上記凹部に嵌入したリング状部材またはリン
グ状部分を一部に有する部材である構成とすることがで
きる。
【0016】このような構成によれば、補強部材をIC
チップの外周囲の近傍に簡単に配置することが可能とな
り、ICチップの周辺部分の強度を効率良く高めること
ができる。また、上記補強部材の凹部には、ICチップ
と補強部材とのそれぞれを収容させた構造であり、補強
部材を収容するための凹部をICチップを収容する凹部
とは別個に設ける手段と比較すると、ICカード用モジ
ュールの全体の構造の簡素化が図れ、その製造コストを
安価にすることも可能となる。さらに、補強部材をリン
グ状またはリング状部分を一部に有する中空形状にすれ
ば、この補強部材の重量の増加を抑制しつつ、その剛性
を有効に高めることもできる。
【0017】本願発明の第2の側面によれば、ICカー
ド用モジュールが提供される。このICカード用モジュ
ールは、基板と、この基板に搭載されたICチップと、
このICチップに電気的に接続された金属線材によって
巻線束部を形成するアンテナコイルとを備えるICカー
ド用モジュールであって、上記アンテナコイルは、複数
の巻線束部を有しており、かつこれら複数の巻線束部の
いずれかは、他の巻線束部よりも上記ICチップに接近
してこのICチップの外周を囲むように配置されている
ことに特徴づけられる。上記ICチップおよびアンテナ
コイルは、樹脂パッケージされた構成とすることができ
る。
【0018】本願発明においては、アンテナコイルに複
数の巻線束部を設けて、そのうちのいずれかによってI
Cチップの外周を囲んでいるために、上記ICチップを
その巻線束部によって保護することが可能となり、IC
チップの損傷防止を図ることができる。また、上記アン
テナコイルは、ICカードを非接触型のICカードとし
て構成する場合に用いられる部品であるから、上記IC
チップを保護する手段として、それ専用の補強部材を別
途用いる必要はなく、ICカード用モジュールの構成部
品点数を増加させることなくICチップの保護が図れる
利点が得られる。また、ICチップの保護は、複数の巻
線束部のいずれかを利用して行っているために、ICチ
ップの保護に利用されない他の巻線束部については、所
定の電波の送受信に都合の良い巻き径や形状に形成する
ことができ、電波の送受信特性の悪化を招くといった不
具合も生じないようにすることができる。
【0019】本願発明の第3の側面によれば、ICカー
ドが提供される。このICカードは、本願発明の第1の
側面または第2の側面によって提供されるICカード用
モジュールを備えていることに特徴づけられる。このI
Cカードの具体的な構成としては、上記ICカード用モ
ジュールと、このICカード用モジュールを収容する凹
状または貫通孔状の収容部を有するカード本体と、上記
収容部の開口部を塞ぐように上記カード本体に接着され
た少なくとも1以上のカバーシートとを具備した構成と
することができる。
【0020】本願発明の第3の側面によれば、本願発明
の第1の側面または第2の側面によって提供されるIC
カード用モジュールによって得られるのと同様な効果が
期待できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0022】図1は、本願発明に係るICカード用モジ
ュールの一例を示す断面図である。図2は、図1に示す
ICカード用モジュールの分解断面図である。図3は、
図1に示すICカード用モジュールを構成するアンテナ
コイルと基板との平面図である。図4は、ICチップの
実装部分の要部拡大断面図である。
【0023】図1および図2において、本実施形態のI
Cカード用モジュールAは、フレキシブル基板1、IC
チップ2、アンテナコイル3、保護キャップ4、および
補強部材8を具備して構成されている。
【0024】上記フレキシブル基板1は、たとえばポリ
イミドフィルムなどの薄手の可撓性を有する合成樹脂製
フィルムを基材とするものである。このフレキシブル基
板1は、たとえばその厚みは0.1mm程度であり、ま
たその全体の平面視形状は円形状とされている。
【0025】上記アンテナコイル3は、上記フレキシブ
ル基板1の表面に設けられている。このアンテナコイル
3は、上記フレキシブル基板1の表面に付着した銅箔な
どの導電層をエッチングして所定のパターンに形成され
たものであり、図3に示すように、フレキシブル基板1
の円板形状と略同心円状の渦巻き部35、およびこの渦
巻き部35からその内方へ向かう延入部36を有してい
る。この延入部36は、このアンテナコイル3の配線が
互いに短絡しないように、フレキシブル基板1の中心部
に配置された2つのランド10,10間を通過してい
る。また、上記延入部36に上記アンテナコイル3の配
線の両端があり、この両端は上記ランド10,10に繋
がっている。上記アンテナコイル3は、所定の送受信機
との間で電波(電磁波)を送受信するデバイスとして機
能する。すなわち、上記アンテナコイル3は、所定の電
波を受信したときは、電磁誘導効果により誘導起電力を
生起してICチップ2にこの電力を供給する一方、IC
チップ2から所定の信号出力があったときにはこの信号
に見合う電波を発生させる。
【0026】上記ICチップ2は、主に情報記憶機能を
有するメモリとして用いられ、上記アンテナコイル3で
生起される誘導起電力に基づいて駆動される。このIC
チップ2は、図4によく表れているように、その主面に
設けられている電極20,20が、上記ランド10,1
0に対して異方性導電膜11を介してボンディングされ
ている。上記異方性導電膜11は、上記電極20,20
とランド10,10との相互間のみを導通させる役割を
果たすものである。
【0027】上記保護キャップ4は、本願発明でいう保
護部材の一例に相当する。本実施形態では、この保護キ
ャップ4は、金型を用いて樹脂成形されたものであり、
上記フレキシブル基板1と同様なサイズの平面視円形状
のプレート状である。この保護キャップ4の片面には、
凹部5が設けられている。上記保護キャップ4は、たと
えばポリエチレンテレフタレート(以下、略称してPE
Tという)またはアクリロニトリル・ブタジエン・スチ
レン樹脂(以下、略称してABS樹脂という)製であ
り、その全体の厚みはたとえば0.35mm程度であ
る。この保護キャップ4は、上記凹部5内に上記ICチ
ップ2を収容配置するように上記フレキシブル基板1の
表面に重ね合わされて接着剤などを介して接着されてい
る。これにより、上記ICチップ2は、上記保護キャッ
プ4によって覆われる。ただし、上記凹部5は、上記I
Cチップ2よりも大きなサイズに形成されており、上記
ICチップ2の全周とこれに対面する上記凹部5の内壁
面との間には、隙間Sが形成されている。
【0028】上記補強部材8は、上記保護キャップ4よ
りも硬質の金属製またはセラミクス製であり、上記凹部
5の幅よりも大きな内径寸法のリング状である。この補
強部材8は、平面視において上記ICチップ2の外周を
囲むように上記ICチップ2に接近して配置され、上記
保護キャップ4内にそのインサート成形によって埋設さ
れている。
【0029】図5は、上記ICカード用モジュールAを
組み込んで構成されたICカードの一例を示す斜視図で
ある。図6は、図5のVI−VI要部拡大断面図である。図
7は、図5に示すICカードの分解断面図である。
【0030】図5に示すように、このICカードBは、
平面視の外形形状が長矩形状であり、その全体の厚み
は、たとえば0.76mm程度である。図7によく表れ
ているように、このICカードBは、カード本体7、2
枚のカバーシート70,71、および上記ICカード用
モジュールAを具備して構成されている。
【0031】上記カード本体7は、たとえばPETまた
はポリ塩化ビニル(以下、略称してPVCという)など
の合成樹脂製であり、その厚みは上記ICカード用モジ
ュールAと同様な0.45mm程度とされている。この
カード本体7には、貫通孔状の収容部72が設けられて
いる。この収容部72には、上記ICカード用モジュー
ルAが収容される。
【0032】上記2枚のカバーシート70,71は、上
記カード本体7に合致する平面視形状に形成されてお
り、それぞれの厚みはたとえば0.15mm程度であ
る。なお、上記ICカード全体の厚み寸法の値は、これ
らカバーシート70,71を接着するための接着剤層の
厚みをも含んだ値である。上記カバーシート70,71
も、上記カード本体7と同様に、たとえばPETまたは
PVCなどの合成樹脂製である。これら2枚のカバーシ
ート70,71は、上記収容部72内にICカード用モ
ジュールAが収容された後に、上記カバー本体7,7a
の表裏両面に接着されるものである。したがって、上記
収容部72の上下開口部は上記カバーシート70,71
により閉塞され、上記ICカード用モジュールAは、上
記収容部72内に封入された構造となっている。
【0033】ICカード用モジュールAをICカードの
カード本体に組み込む手段としては、たとえば図8に示
すような手段を採用してもかまわない。同図に示す手段
は、カード本体7aに、有底の凹状の収容部72aを形
成し、この収容部72a内にICカード用モジュールA
を収容配置させている。このような手段によれば、IC
カード用モジュールAを収容部72a内に封入させてお
くためには、1枚のカーバーシート70のみをカード本
体7aに対して接着すればよいこととなり、ICカード
の構成部材の数を少なくできる。
【0034】次に、上記ICカード用モジュールAを組
み込んだICカードBの作用について説明する。
【0035】まず、上記ICカードBにおいては、IC
チップ2が保護キャップ4によって覆われて保護されて
いる。したがって、ICカードBの表面部分に押圧力な
どが加えられても、これによって直ちにICチップ2が
損壊するといったことが防止される。次いで、ICカー
ドBの取り扱い時においては、それらの全体または一部
が曲げられることによって、図6に示すように、ICカ
ード用モジュールAやその周辺部に曲げ力Mが作用する
場合がある。ところが、このICカード用モジュールA
の保護キャップ4は、補強部材8によって補強されてい
るために、上記曲げ力Mによって容易に撓み変形するこ
とはない。とくに、上記補強部材8は、ICチップ2の
外周を囲む位置に設けられているために、上記保護キャ
ップ4のICチップ近傍部分は、一層撓み難くなってい
る。したがって、ICチップ2が保護キャップ4の撓み
変形の力を受けることに原因して、大きなダメージを受
けることも防止される。
【0036】また、本実施形態では、ICチップ2と保
護キャップ4との間に隙間Sを形成しているために、保
護キャップ4が仮に多少の撓み変形を生じても、この保
護キャップ4の撓み変形力が直ちにICチップ2に伝わ
ることはない。すなわち、上記隙間Sは、保護キャップ
4からICチップ2に及ぶ力を吸収し、緩和する役割を
果たす。したがって、ICチップ2のより確実な保護が
図れることとなり、このICチップ2に記憶されたデー
タがICチップ2の損傷に原因して消失するといった不
具合を少なくすることが可能となる。
【0037】図9および図10は、本願発明に係るIC
カード用モジュールの他の例を示す断面図である。
【0038】図9に示すICカード用モジュールAa
は、保護キャップ4Aに平板状の補強部材8aを埋設し
た構成である。この補強部材8aは、ICチップ2に対
向して設けられている。図10に示すICカード用モジ
ュールAbは、保護キャップ4Bの凹部5内に、補強部
材8bを設けた構成である。この補強部材8bは、IC
チップ2の外周を囲むリング状部分80と、このリング
状部分80の上部に連設された平板部81とを具備する
形態であるが、むろんその全体の形状が上記リング状部
分80のみを有する単なるリング状の形態にすることも
可能である。上記補強部材8bは、ICチップ2と非接
触であり、これらの間には隙間が形成されている。これ
らのICカード用モジュールAa,Abでは、やはり先
のICカード用モジュールAと同様に、保護キャップの
ICチップ周辺部が容易に撓み変形することを防止でき
る効果が得られ、ICチップ2の保護が図れる。なお、
上記補強部材8a,8bは、先のICカード用モジュー
ルAと同様に、いずれもインサート成形によって保護キ
ャップ4A,4B内に埋設することが可能である。この
ようなインサート成形手段によれば、保護キャップ4
A,4Bに対する補強部材8a,8bの組付けが容易か
つ確実化されるのに加え、補強部材8a,8bが保護キ
ャップ4A,4Bの外部へ大きく嵩張ることを解消する
ことができ、ICカード用モジュールの全体の薄型化が
図れる。
【0039】図11は、本願発明に係るICカード用モ
ジュールの他の例を示す断面図である。図12は、その
分解断面図である。
【0040】図11に示すICカード用モジュールAc
は、保護キャップ4Cとして、第1シート部材40と第
2シート部材41とを組み合わせたものを用いている。
上記第1シート部材40は、たとえばPETまたはAB
S樹脂製であり、その厚みが0.25mm程度のシート
状であり、図12によく表れているように、貫通孔5
a′が設けられている。上記第2シート部材41は、た
とえばPETからなり、その厚みはたとえば0.1mm
程度とされている。上記第1シート部材40と第2シー
ト部材41とは互いに重ね合わされて接着されており、
これにより上記第1シート部材40の貫通孔5a′の一
端開口部は上記第2シート部材41によって閉塞され、
一端開口状の凹部5aとして形成される。この凹部5a
には、先の実施形態のICカード用モジュールA,A
a,Abと同様に、フレキシブル基板1上に搭載された
ICチップ2が収容配置されている。また、上記凹部5
aには、リング状の補強部材8cも嵌入されており、こ
の補強部材8cと上記ICチップ2との間には隙間Sb
が形成されている。上記凹部5a内への補強部材8cの
嵌入作業は、第1シート部材40に貫通孔5a′を穿設
した後の適当な時期に行えばよい。
【0041】上記ICカード用モジュールAcにおいて
も、保護キャップ4Cおよび補強部材8cの作用によっ
てICチップ2の保護が図れる。また、上記保護キャッ
プ4Cは、2つのシート材40,41を重ね合わせた構
成であるから、大掛かりな樹脂成形装置を用いることな
く、比較的簡易な装置を用いて効率良く製造することが
できる。したがって、その製造コストを安価にすること
ができる。
【0042】図13ないし図15は、本願発明に係るI
Cカード用モジュールの他の例を示す要部断面図であ
る。
【0043】図13に示すICカード用モジュールAd
は、その全体の基本的な構成は、先のICカード用モジ
ュールAと共通するが、その保護キャップ4の凹部5内
の隙間Sには、充填剤6が充填されている。この充填剤
6としては、たとえばシリコーン樹脂が適用されてい
る。このシリコーン樹脂は、流動状態で上記凹部5内に
充填された後に、加熱または常温放置により硬化可能な
ものであるが、その硬化終了後の弾性率は、PETやA
BS樹脂製の保護キャップ4よりも小さく、軟質であ
る。このような構成によれば、仮に保護キャップ4が撓
み変形を生じても、その撓み変形力を保護キャップ4よ
りも軟質の充填剤6によって吸収緩和させることがで
き、やはりICチップ2の保護を適切に図ることができ
る。また、上記ICチップ2が充填剤6によって被覆さ
れているために、上記ICチップ2へのダスト類の付着
を防止することができる。さらには、上記ICチップ2
の金属配線部と外気との接触もなくすことができ、金属
配線部の酸化や腐食も防止できることとなる。したがっ
て、上記ICチップ2の耐久寿命を長期化する上で、非
常に好ましいものとなる。
【0044】なお、上記充填剤6としては、シリコーン
樹脂以外の物質を用いることが可能である。この場合、
上記充填剤6として、たとえば酢酸ビニル樹脂エマルジ
ョン系接着剤を用いることも可能である。この酢酸ビニ
ル樹脂エマルジョン系接着剤は、一般的には木工用ボン
ドとして用いられるものであるが、その乾燥硬化後の弾
性率はたとえばPETなどと比較するとかなり小さく、
上記シリコーン樹脂と同様な応力緩和機能が得られる。
また、上記酢酸ビニル樹脂エマルジョン系の充填剤は、
常温で硬化させることが容易である。したがって、この
ような充填剤を用いれば、ICカード用モジュール全体
を高温で加熱する必要がなくなり、たとえばICチップ
に熱損傷し易い部品などが組み込まれている場合には、
その熱損傷を適切に回避することができる。また、本願
発明では、保護キャップ4とICチップ2との隙間内
に、窒素などの不活性ガスを封入することによって、I
Cチップ2の金属配線部の酸化を防止するといった手段
を採用してもかまわない。
【0045】図14に示すICカード用モジュールAe
は、パッケージング樹脂4DによってICチップ2やア
ンテナコイル3を樹脂パッケージした構成であり、上記
パッケージング樹脂4Dに補強部材8が埋設されてい
る。このように、本願発明では、必ずしも保護キャップ
によってICチップ2を覆う必要はなく、ICチップ2
をパッケージング樹脂4Dによって覆うことにより、そ
の保護を図るようにしてもかまわない。なお、このIC
カード用モジュールAeでは、パッケージング樹脂4D
とICチップ2との間には隙間が形成されていないが、
本願発明ではこのような構成にしてもかまわない。補強
部材8によってパッケージング樹脂4DのICチップ周
辺部の撓み変形を抑制することによって、ICチップ2
の保護を図ることが可能であり、本願発明の目的を達成
することができるからである。
【0046】図15に示すICカード用モジュールAf
は、ICチップ2やアンテナコイル3を樹脂パッケージ
するパッケージング樹脂4Eが、フレキシブル基板1の
表裏両面に跨がって樹脂成形された構成とされている。
このような構成によれば、フレキシブル基板1の表面側
に発生する応力のみならず、裏面側に発生する応力に対
する強度も高めることができ、ICチップ2の保護を図
る上で、より好ましいものとなる。
【0047】図16は、本願発明に係るICカード用モ
ジュールの他の例を示す平面図である。図17は、図1
6のXIIV−XIIV断面図である。
【0048】これらの図に示すICカード用モジュール
Agは、1本の連続した金属線材を用いて構成されたア
ンテナコイル3Aを具備するものである。上記アンテナ
コイル3Aは、巻き径が大小相違する略同心円状の2つ
の巻線束部30a,30bを具備しており、それらのう
ちの小径側の巻線束部30bは、基板1A上に搭載され
たICチップ2に接近してこのICチップ2の外周を囲
むように配置されている。一方、大径側の巻線束部30
aは、所定の電波の送受信に適するコイル長さおよび巻
き径に形成されている。むろん、上記アンテナコイル3
Aの金属線材の両端は、ICチップ2に導通接続されて
いる。また、上記アンテナコイル3A、基板1A、およ
びICチップ2は、パッケージング樹脂4Fによって樹
脂パッケージされている。
【0049】上記ICカード用モジュールAgでは、パ
ッケージング樹脂4FによってICチップ2の保護が図
れるのに加え、アンテナコイル3Aの巻線束部30bが
ICチップ2を囲んでおり、これを保護する機能を発揮
する。また、巻線束部30bは、パッケージング樹脂4
FのICチップ周辺部分の強度を高めることとなる。図
18および図19に示すように、従来一般に用いられて
いたアンテナコイル3Bは、電波の送受信特性のみを考
慮したものに過ぎず、その巻線束部30は、ICチップ
2からかなり離れた位置に配されている。このような構
造では、アンテナコイル3BによってICチップ2を保
護することはできない。これに対し、上記アンテナコイ
ル3Aを用いたICカード用モジュールAgでは、従来
のアンテナコイル3Bでは得られないICチップ2の保
護機能が得られることとなる。なお、上記アンテナコイ
ル3Aは、その金属線材の全体をICチップ2に接近さ
せているのではなく、巻線束部30aを大きな巻き径に
しているために、アンテナコイル3Aとしての機能が損
なわれることはない。
【0050】本願発明に係るICカード用モジュールお
よびICカードの各部の具体的な構成は、必ずしも上述
の実施形態に限定されず、種々に設計変更自在である。
たとえば本願発明では、基板としては、フレキシブル基
板に代えて、可撓性を有しない硬質の基板を用いてもよ
い。また、ICチップの具体的な種類などもとくに限定
されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るICカード用モジュールの一例
を示す断面図である。
【図2】図1に示すICカード用モジュールの分解断面
図である。
【図3】図1に示すICカード用モジュールを構成する
アンテナコイルと基板との平面図である。
【図4】ICチップの実装部分の要部拡大断面図であ
る。
【図5】本願発明に係るICカード用モジュールを組み
込んで構成されたICカードの一例を示す斜視図であ
る。
【図6】図5のVI−VI要部拡大断面図である。
【図7】図5に示すICカードの分解断面図である。
【図8】ICカードの他の例を示す分解断面図である。
【図9】本願発明に係るICカード用モジュールの他の
例を示す断面図である。
【図10】本願発明に係るICカード用モジュールの他
の例を示す断面図である。
【図11】本願発明に係るICカード用モジュールの他
の例を示す断面図である。
【図12】図11に示すICカード用モジュールの分解
断面図である。
【図13】本願発明に係るICカード状モジュールの他
の例を示す断面図である。
【図14】本願発明に係るICカード状モジュールの他
の例を示す断面図である。
【図15】本願発明に係るICカード状モジュールの他
の例を示す断面図である。
【図16】本願発明に係るICカード状モジュールの他
の例を示す平面図である。
【図17】図16のXIIV−XIIV断面図である。
【図18】従来一般のアンテナコイルの構造を示す平面
図である。
【図19】図18のXIX−XIX断面図である。
【符号の説明】
1 フレキシブル基板(基板) 1A 基板 2 ICチップ 3,3A アンテナコイル 4,4A〜4C 保護キャップ(保護部材) 4D〜4F パッケージング樹脂(保護部材) 6 充填剤 7,7a カード本体 8,8a〜8c 補強部材 30a,30b 巻線束部 40 第1シート部材 41 第2シート部材 70 カバーシート 71 カバーシート 72,72a 収容部 A,Aa〜Ag ICカード用モジュール B ICカード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀尾 友春 京都市右京区西院溝崎町21番地 ローム株 式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、この基板に搭載されたICチッ
    プとを具備するICカード用モジュールであって、 上記ICチップを覆う保護部材と、この保護部材の少な
    くとも上記ICチップを囲む部分を補強するための上記
    保護部材よりも硬質の補強部材と、を具備していること
    を特徴とする、ICカード用モジュール。
  2. 【請求項2】 上記基板には、上記ICチップによって
    処理される電気信号の無線通信を行うためのアンテナコ
    イルが設けられている、請求項1に記載のICカード用
    モジュール。
  3. 【請求項3】 上記基板は、可撓性を有する合成樹脂製
    フィルムを基材とするフレキシブル基板である、請求項
    1または2に記載のICカード用モジュール。
  4. 【請求項4】 上記保護部材は、合成樹脂製であり、か
    つ上記補強部材は、金属製またはセラミクス製である、
    請求項1ないし3のいずれかに記載のICカード用モジ
    ュール。
  5. 【請求項5】 上記保護部材は、金型を用いて樹脂成形
    されたものであり、かつ上記補強部材は、インサート成
    形によって上記保護部材の内部に埋設されている、請求
    項4に記載のICカード用モジュール。
  6. 【請求項6】 上記保護部材は、上記ICチップを収容
    するための凹部を有するプレート状またはシート状に形
    成され、かつ上記基板と接着された保護キャップであ
    る、請求項4に記載のICカード用モジュール。
  7. 【請求項7】 上記保護部材には、上記ICチップを収
    容する凹部が設けられており、かつ上記補強部材は、上
    記ICチップを囲むように上記凹部に嵌入したリング状
    部材またはリング状部分を一部に有する部材である、請
    求項1ないし4のいずれかに記載のICカード用モジュ
    ール。
  8. 【請求項8】 基板と、この基板に搭載されたICチッ
    プと、このICチップに電気的に接続された金属線材に
    よって巻線束部を形成するアンテナコイルとを備えるI
    Cカード用モジュールであって、 上記アンテナコイルは、複数の巻線束部を有しており、
    かつこれら複数の巻線束部のいずれかは、他の巻線束部
    よりも上記ICチップに接近してこのICチップの外周
    を囲むように配置されていることを特徴とする、ICチ
    ップ用モジュール。
  9. 【請求項9】 上記ICチップおよびアンテナコイル
    は、樹脂パッケージされている、請求項8に記載のIC
    チップ用モジュール。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
    ICカード用モジュールを備えていることを特徴とす
    る、ICカード。
  11. 【請求項11】 上記ICカード用モジュールと、この
    ICカード用モジュールを収容する凹状または貫通孔状
    の収容部を有するカード本体と、上記収容部の開口部を
    塞ぐように上記カード本体に接着された少なくとも1以
    上のカバーシートとを具備している、請求項10に記載
    のICカード。
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EP98929674A EP0919950B1 (en) 1997-06-23 1998-06-23 Module for ic card, ic card, and method for manufacturing module for ic card
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