JPH11109676A - 磁性トナー - Google Patents
磁性トナーInfo
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- JPH11109676A JPH11109676A JP26530697A JP26530697A JPH11109676A JP H11109676 A JPH11109676 A JP H11109676A JP 26530697 A JP26530697 A JP 26530697A JP 26530697 A JP26530697 A JP 26530697A JP H11109676 A JPH11109676 A JP H11109676A
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Abstract
を低下させることが無く、高湿下においても、低湿下に
おいても安定して帯電し、良好な現像の行われる磁性ト
ナーを提供することにある。 【解決手段】 結着樹脂、フェノール誘導体化合物及び
ワックスを少なくとも含有するトナーにおいて、該フ
ェノール誘導体化合物がフェノールあるいはその誘導体
とアルデヒドとの縮合物であって、ユニット数の異なる
縮合物を少なくとも2種以上含有し、該縮合物が鎖状縮
合物あるいは環状縮合物あるいは混合物であり、該磁
性体が鉄元素基準で異種元素を0.05重量%以上含有
する磁性酸化鉄であることを特徴とする。
Description
録のような画像形成方法における静電荷潜像を顕像化す
るための磁性トナーに関する。
応じて、正または負の電荷を有する必要がある。
ナーの成分である樹脂の摩擦帯電性を利用することも出
来るが、この方法ではトナーの帯電が安定しないので、
濃度の立ち上がりが遅く、カブリ易い。そこで、所望の
摩擦帯電性をトナーに付与するために電荷制御剤を添加
することが行われている。
御剤としては、負摩擦帯電性として、モノアゾ染料の金
属錯塩、ヒドロキシカルボン酸、ジカルボン酸、芳香族
ジオール等の金属錯塩、酸成分を含む樹脂等が知られて
いる。正摩擦帯電性として、ニグロシン染料、アジン染
料、トリフェニルメタン系染顔料、4級アンモニウム
塩、4級アンモニウム塩を側鎖に有するポリマー等が知
られている。
下のような欠点を有する。画像濃度とカブリのバランス
が取りにくい、高湿環境で、十分な画像濃度を得にく
い、樹脂への分散性が悪い、保存安定性、定着性に悪影
響を与える等である。
は、特開平2−201378号公報を始めとして、いく
つかの提案がなされている。しかしながら、これらの公
報に提案されているのは、単一ユニット数だけの縮合物
の添加である。
ット数の環状縮合物は融点が高く、有機溶媒に対する溶
解性が低い。そのため、高い帯電量が得られる反面、ト
ナー中へ分散させることが容易とは言えない。また単一
のユニット数のものでは、帯電性の調整が容易とは言え
なかった。例えば、高い帯電量を得ようとすると、帯電
の速度が低下したり、逆に帯電速度を向上させようとす
ると、帯電量が低下する傾向にあった。
帯電部材を汚染せず、摩擦帯電付与能力を低下させるこ
との無い磁性トナーを提供することにある。
低下がなく、安定した現像の行われる磁性トナーを提供
することにある。
低湿下においても安定して帯電し、良好な現像の行われ
る磁性トナーを提供することにある。
以下の構成によって達成される。
性体を少なくとも含有するトナーにおいて、該フェノ
ール誘導体化合物がフェノールあるいはその誘導体とア
ルデヒドとの縮合物であって、ユニット数の異なる縮合
物を少なくとも2種以上含有するものであって、該縮合
物が鎖状縮合物あるいは環状縮合物あるいは混合物であ
り、該磁性体が鉄元素基準で異種元素を0.05重量
%以上含有する磁性酸化鉄であることを特徴とするトナ
ーによって達成される。ここで「ユニット数」とは、フ
ェノール単位を1ユニットして数え、フェノール単位の
数をユニット数とする。
合物を用いることにより、立ち上がりの良さを保持しつ
つ、高温・高湿環境においても高い帯電量を得ることが
できることを見い出した。さらに、この特徴を異種元素
を有する磁性酸化鉄を含有する磁性トナーと組み合わせ
ることにより、優れたトナーとなることを見い出し、磁
性トナーにおいてその効果は著しく、優れた現像性が得
られることを見い出した。
り、水分子の持つ極性を利用し、帯電が強調される効果
が出る寄与の方を大きいものとすることができる。
けでなく、長期の耐久での濃度低下も抑えられる。本発
明の縮合物は種々の異種元素を有する磁性酸化鉄を含有
する磁性トナーにとって最適になる。すなわち、異種元
素の酸化物、水酸化物、異種元素を取り込んだ酸化鉄、
異種元素を混晶させた酸化鉄が、水分子を吸着し、水分
子の極性を利用した帯電の強調を効果的に行うことがで
きる。
ェノールとアルデヒドの縮合物を2種以上含有する。
特性が好ましいものになる点である。いろいろな大きさ
の縮合物があることにより、大きな分子の間に小さい分
子が進入でき、結果的に分子間の電子伝導が変化するた
めと考えられる。「帯電の減衰特性が好ましい」とは、
具体的には放置した時に帯電が維持されることや、耐久
時に過剰な帯電を持たないようにリークさせることを言
う。また、この帯電減衰特性効果は、本発明の磁性体に
より効果的に発揮される。
後のトナーがまとまって挙動することが見出された。2
種以上の縮合物を含むことにより、転写性が良好にな
り、転写時に紙の凹凸に従って起こる転写不良が起こり
にくくなる。また、定着工程においても定着飛び散りが
低減する。これも、現像後の帯電の減衰と関係している
と思われる。
収率が向上し、コストが低下する点である。これは、ユ
ニット数の異なる縮合物はそれぞれ反応に適したモノマ
ーの条件が異なる。よって、反応途中の残存モノマーは
そのどれかの条件に適合すれば良いので、反応に寄与し
ないモノマーが少なくなると考えられる。
上含有することにより、得られる粉体の結晶性が低下す
る。そのため、弱い力で微粒子にすることができ、結果
としてトナー樹脂への分散性が向上する。これらの効果
は、ユニット数が3種以上のとき、より向上し、ユニッ
ト数が4から8個の縮合物を含むことが好ましく、より
安定した帯電性が得られる。またこの時、1種の縮合物
の存在比が90%以下であることが好ましく、更には8
0%以下であることが好ましく、特には70%以下であ
り、更には60%以下である時に、前述の効果は、より
顕著に現れるようになる。
た縮合物は、単一の環状物である。これに対して本発明
は、ユニット数の異なる複数の縮合物を用いるので、鎖
状の構造を有するものであっても、環状の構造を有する
成分であってもよく、それぞれに効果が得られる。
電性にやや劣るが、均一な帯電性が得られやすい。環状
の化合物は、帯電性に優れるので、分散性には劣ってい
るが、高い帯電量が得られる。これらの弊害は、ユニッ
ト数の異なる複数の縮合物を用いることで軽減される。
また、鎖状縮合物と環状縮合物を同時に用いると、それ
ぞれの特長が活かされ、帯電の立ち上がりの速さも現れ
てくる。鎖状の構造を有する縮合物は、一般の樹脂と同
様に比較的低温から軟化する。この成分と環状の成分が
混ざることで結果的に良好な帯電性が得られる。これは
以下のような現象であると思われる。環状の成分は、高
い帯電性を示すが、この成分は凝集性があり、分散が悪
くなることがある。一方、鎖状の成分は帯電量は高くな
いが、軟化しやすく、分散性が良い。さらにこの両者は
基本的に同じ骨格を有するので親和性があり、微細な混
合状態を形成されやすい。すなわち、鎖状の成分が環状
の成分の分散助剤となっていると考えられ、そのため均
一で高い帯電が達成できるのであろう。
有すると、トナーの帯電量分布が高いレベルで均一なも
のが得られる。また、本発明の磁性体はこの帯電量均一
化を補助し、これら縮合物の相乗効果をより高めるもの
である。そのため、高温高湿環境はトナー飛散の生じや
すい環境であるが、本発明の縮合物を含有することによ
り、トナー飛散が著しく低減する。
ヒド類をアルカリ性条件下で、加熱することによって得
ることができる。鎖状縮合物、環状縮合物を選択的に得
て、その後混合しても良い。選択的に得るためには、ア
ルカリ金属の添加条件を調整し、さらに洗浄、抽出の条
件を調整すれば良い。複数のアルカリ金属を添加するこ
とで、ユニット数の異なる縮合物の種類を多くすること
ができる。鎖状縮合物や環状縮合物の混合物も加熱温
度、原料の添加時期、合成濃度等の合成条件、溶媒、ア
ルカリ金属の量、pHを調整することにより種々のもの
が得られる。また、洗浄、抽出に用いることのできる溶
媒としては、アセトン、メチルエチルケトン、アルコー
ル、エーテル、ヘキサン、ジオキサン、トルエン、クロ
ロホルム、テトラヒドロフラン、ジメチルスルホキシド
などが挙げられる。
アルキル基、水酸基を含むアルキル基がよく、高湿環境
での帯電量において有利である水素、アルキル基が好ま
しい。例えば、一般式(II)においては、一方がフェ
ノールに縮合し、一方は水素あるいは水酸基となり、一
般式(I)においては、一方がアルデヒドに縮合し、一
方は水素、アルキル基、ハイドロキシアルキル基とな
る。
物との存在比は1:20〜30:1であるのが好まし
い。さらに好ましくは1:10〜20:1であるのが良
い。鎖状のものが1:20より少ないと分散向上効果が
表れる処方が限定され、1:10以上でないと、カラー
トナーのような軟らかい樹脂での効果が小さくなる。ま
た、鎖状のものが1:20以上含まれることにより、現
像に適した帯電に速く到達し、現像器に供給されたトナ
ーが素早く入れ替わって消費されるようになる。1:1
0以上含むことにより、特に低湿環境での入れ替わりが
速くなる。これにより、耐久した時に劣化したトナーが
発生しにくくなり、画質が向上する。また、過剰な帯電
を持つトナーの発生(いわゆるチャージアップ)が低減
し、画像濃度の推移も安定する。
高い帯電量が必要な場合に、トナー処方が限定されてし
まう。環状のものが20:1よりも少ないと、粒径の小
さな磁性トナーへの適用が困難になる。
縮合物に含むものとする。
式(I)及び(II)で表されるユニットを含むこと好
ましい。
水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、置換基を有して
いても良いアリール基、アラルキル基、置換基を有して
いても良いアリサイクリック基、フルオロアルキル基、
ニトロ基、置換されていても良いスルホン基、置換され
ていても良いアミノ基またはトリアルキルシリル基を表
し、iが1の場合、R1はアルキル基、置換基を有して
いても良いアリール基、アラルキル基、置換基を有して
いても良いアリサイクリック基、置換されていても良い
アミノ基またはトリアルキルシリル基を表し、R2は水
素原子、アルキル基、フェニル基、アラルキル基、−C
OR5(R5は水素原子、アルキル基を示す)または−
(CH2)mCOOR6(R6は水素原子またはアルキル基
を表し、mは1〜3の整数を示す)を表し、R3は水素
原子、アルキル基、ハロゲン原子、カルボキシル基、ハ
イドロキシ基、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン化アルキ
ル基、トリアルキルシリル基、炭素数1〜8のエステル
基、置換されていても良いアミノ基、アシル基、置換さ
れていても良いスルホン基、炭素数1〜8のエーテル基
を表し、R4は水素原子、アルキル基またはアリール基
を表す。]
表されるユニットを含む縮合物であるものも用いられ
る。
原子、ハロゲン原子、アルキル基、置換基を有していて
も良いアリール基、アラルキル基、置換基を有していて
も良いアリサイクリック基、フルオロアルキル基、ニト
ロ基、置換されていても良いスルホン基、置換されてい
ても良いアミノ基またはトリアルキルシリル基を表し、
R3,R4は同一であっても異なっていても良く、水素原
子、アルキル基、ハロゲン原子、カルボキシル基、ハイ
ドロキシ基、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン化アルキル
基、トリアルキルシリル基、炭素数1〜8のエステル
基、置換されていても良いアミノ基、アシル基、置換さ
れていても良いスルホン基、炭素数1〜8のエーテル基
を表し、X1、X2、X3、X4は、連結位置を示し、一般
式(II)で表わされるユニットを介して(I)で表わ
されるユニット、または(III)で表わされるユニッ
トと連結して環を形成しても良く、末端である場合は水
素原子またはアルキル基またはハイドロキシアルキル基
を表す。]
(I)〜(III)における置換基Rnにおいて、縮合
反応を阻害しないものであれば、適用可能である。
ルキル基、置換基を有していても良いアリール基、アラ
ルキル基、アリサイクリック基である場合、帯電量の高
さ、帯電の立ち上がりが良好になりやすい。その中でも
置換基を有していても良いフェニル基、クミル基、ノル
マルアルキル基、シクロアルキル基が良く、さらに好ま
しくは少なくとも1種のフェニル基あるいは、炭素数3
以下のアルキル基、炭素数8以下のシクロアルキル基を
有するものが、帯電の維持性が向上するので良い。ま
た、フェニル基、メチル基、エチル基、プロピル基、シ
クロペンチル基、シクロヘキシル基を有することによ
り、適度な帯電量を保持するようになり、転写、定着に
おいても制御がしやすくなる。このことにより転写、定
着での画像の乱れが低減する。
換基もあるが、メチル基、フェニル基、シクロヘキシル
基は悪影響がない点でも好ましい。
ルフェノールまたはp−クレゾールを用いてフェニル基
またはメチル基を導入するのが、合成の容易さの点で好
ましい。
素原子が好ましいが、その他では、アルキル基、アラル
キル基が良い。
素原子が好ましいが、その他ではアルキル基、ハロゲン
原子、ニトロ基が帯電量向上効果があり良い。
素原子が好ましいが、その他ではメチル基が縮合反応を
阻害せず、トナー性能に有害な不純物が含まれにくいの
で良い。
る縮合物も好ましい。2種以上用いることにより、得ら
れる粉体の結晶性がくずれ、トナーへの分散性、帯電の
立ち上がり方を調整することができる。組合せとして
は、例えばフェニル基とシクロヘキシル基、フェニル基
とメチル基、メチル基とシクロヘキシル基の組合せが良
い。
としては、トナー内部に添加する方法と外添する方法が
ある。内添する場合の好ましい添加量としては、結着樹
脂100重量部に対して0.1〜10重量部、より好ま
しくは、0.5〜5重量部の範囲で用いられる。また、
外添する場合は、0.01〜5重量部が好ましい。
たような公知の電荷制御剤と組み合わせて使用すること
もできる。
含有するマグネタイト、マグヘマイト、フェライト等の
磁性酸化鉄及びその混合物があげられる。
グネシウム、アルミニウム、シリコン、リン、ゲルマニ
ウム、チタン、ジルコニウム、錫、鉛、亜鉛、カルシウ
ム、バリウム、スカンジウム、バナジウム、クロム、マ
ンガン、コバルト、銅、ニッケル、ガリウム、カドミウ
ム、インジウム、銀、パラジウム、金、水銀、白金、タ
ングステン、モリブデン、ニオブ、オスミウム、ストロ
ンチウム、イットリウム、テクネチウム、ルテニウム、
ロジウム、ビスマスから選ばれる少なくとも一つ以上の
元素を含有する磁性酸化鉄であることを好ましい。特に
リチウム、ベリリウム、ボロン、マグネシウム、アルミ
ニウム、シリコン、リン、ゲルマニウム、ジルコニウ
ム、錫、第4周期の遷移金属元素が好ましい元素であ
る。これらの元素は酸化鉄結晶格子の中に取り込まれて
も良いし、酸化物として酸化鉄中に取り込まれていても
良いし、表面に酸化物あるいは水酸化物として存在して
も良い。
素の塩を混在させpH調整により、粒子中の取り込むこ
とが出来る。また、磁性体粒子生成後にpH調整、ある
いは各々の元素の塩を添加しpH調整することにより、
粒子表面に析出させることが出来る。
に対し馴染みが良く、非常に分散性が良い。更にこの分
散性のよさが、本発明で用いられる縮合物の分散性を向
上することが出来、本発明の縮合物の効果を十分に発揮
することが出来る。つまり磁性体が分散メディアとして
働き、縮合物の分散を磁性体の分散性の良さが援助し、
縮合物の分散性を向上させるわけである。また、これら
の磁性体は水分子を吸着し、縮合物が、水分子による帯
電に強調を発揮しやすくする効果を持っている。
その結着樹脂中への分散性とあいまって、トナーの帯電
性を安定化することが出来る。また近年はトナー粒径の
小径化が進んできており、体積平均粒径10μm以下の
ような場合でも、帯電均一性が促進され、トナーの凝集
性も軽減され、画像濃度の向上、カブリの改善等現像性
が向上する。特に体積平均粒径6.0μm以下のトナー
においてはその効果は顕著であり、極めて高精細な画像
が得られる。体積平均粒径は2.5μm以上である方が
十分な画像濃度が得られて好ましい。一方でトナーの小
粒径化が進むと縮合物の遊離も生じやすくなるが、本発
明のトナーは帯電均一性に優れているので多少の遊離縮
合物が存在してもスリーブ汚染の影響を受けにくくな
る。
の鉄元素を基準として0.05重量%であることを特徴
とし、0.05〜10重量%であることが好ましい。更
に好ましくは0.1〜7重量%であり、特に好ましくは
0.2〜5重量%である。0.05重量%より少ない
と、これら元素の含有効果が得られなく、良好な分散
性、帯電均一性が得られなくなる。10重量%より多く
なると、電荷の放出が多くなり帯電不足を生じ、画像濃
度が低くなったり、カブリが増加することがある。
て、磁性体の表面に近い方に多く存在しているものが好
ましい。たとえば、酸化鉄の鉄元素の溶解率が20%の
ときの異種元素の溶解率が、全異種元素の存在量の20
%を超えていることが好ましい。さらには25%以上が
よく、30%以上が特に好ましい。表面存在量を多くす
ることにより分散効果や電気的拡散効果を、より向上さ
せることができる。
が好ましく、さらには0.1〜0.5μmのものが好ま
しい。BET比表面積は2〜40mm2/gのものが用
いられる。形状には特に制限はなく、任意の形状のもの
が用いられる。磁気特性としては磁場795.8kA/
m下で飽和磁化が10〜200Am2/kg、残留磁化
が1〜100Am2/kg、抗磁力が1〜30kA/m
であるものが用いられる。これらの磁性体は結着樹脂1
00重量部に対し、20〜200重量部で用いられる。
線分析装置SYSTEM3080(理学電機工業(株)
社製)を使用し、JIS K0119蛍光X線分析通則
に従って、蛍光X線分析を行なうことにより測定した。
元素分布については、溶解前後の元素量を測定し差を求
めることにより得られる。
拡大撮影した写真をデジタイザー等で測定することによ
り求めることが出来る。
ターマルチサイザー(コールター社製)を用い、電解液
はISOTON R−II(1%NaCl水溶液、コー
ルターサイエンティフィックジャパン社製)を用いて測
定する。測定法としては、前記電解水溶液100〜15
0ml中に分散剤として界面活性剤を0.1〜5ml加
え、更に測定試料を2〜20mg加える。試料を懸濁し
た電解液は超音波分散機で約1〜3分間分散処理を行
い、前記測定装置により、体積、個数を測定して、体積
平均粒径を算出する。
μmのアパーチャーを用い2〜60μmの粒子を測定
し、体積平粒径6〜2.5μmの場合は50μmのアパ
ーチャーを用い1〜30μmの粒子を測定し、体積平均
粒径2.5μm未満の場合は30μmのアパーチャーを
用い0.6〜18μmの粒子を測定する。
する。
脱離質量分析)を用いて測定し、m/zピークの強度比
を存在比として求める。各ユニットの分子量を計算し、
そのユニットで構成される縮合物の分子量を計算し、ユ
ニット構成を求める。
選ばれる少なくとも一つのユニットから構成される縮合
物の混合物 Aとホルムアルデヒドが出発原料(仕込み比はA:アル
デヒド=1:2) ユニット間はメチレンで結合
のユニットから選ばれる少なくとも一つのユニットから
構成される縮合物の混合物 Aとホルムアルデヒドが出発原料(仕込み比はA:アル
デヒド=1:2) ユニット間はメチレンで結合
のユニットから選ばれる少なくとも一つのユニットから
構成される縮合物の混合物 Aとホルムアルデヒドが出発原料(仕込み比はA:アル
デヒド=1:2) ユニット間はメチレンで結合
選ばれる少なくとも一つのユニットから構成される縮合
物の混合物 Aとホルムアルデヒドが出発原料(仕込み比はA:アル
デヒド=1:2) ユニット間はメチレンで結合
のユニットから選ばれる少なくとも一つのユニットから
構成される縮合物の混合物 Aとホルムアルデヒドが出発原料(仕込み比はA:アル
デヒド=1:2) ユニット間はメチレンで結合 構造式の一例
のユニットから選ばれる少なくとも一つのユニットから
構成される縮合物の混合物 Aとホルムアルデヒドが出発原料(仕込み比はA:アル
デヒド=1:2) ユニット間はメチレンで結合
選ばれる少なくとも一つのユニットから構成される縮合
物の混合物 Aとホルムアルデヒドが出発原料(仕込み比はA:アル
デヒド=1:2) ユニット間はメチレンで結合
のユニットから選ばれる少なくとも一つのユニットから
構成される縮合物の混合物 Aとホルムアルデヒドが出発原料(仕込み比はA:アル
デヒド=1:2) ユニット間はメチレンで結合 構造式の一例
のユニットから選ばれる少なくとも一つのユニットから
構成される縮合物の混合物 Aとホルムアルデヒドが出発原料(仕込み比はA:アル
デヒド=1:2) ユニット間はメチレンで結合
ら選ばれる少なくとも一つのユニットから構成される縮
合物の混合物 AとEとホルムアルデヒドが出発原料(仕込み比はA:
E:アルデヒド=1:1:4) ユニット間はメチレンで結合
ら選ばれる少なくとも一つのユニットから構成される縮
合物の混合物 AとEとホルムアルデヒドが出発原料(仕込み比はA:
E:アルデヒド=1:1:4) ユニット間はメチレンで結合
ら選ばれる少なくとも一つのユニットから構成される縮
合物の混合物 AとEとホルムアルデヒドが出発原料(仕込み比はA:
E:アルデヒド=1:1:4) ユニット間はメチレンで結合
ら選ばれる少なくとも一つのユニットから構成される縮
合物の混合物 AとCとホルムアルデヒドが出発原料(仕込み比はA:
C:アルデヒド=1:1:4) ユニット間はメチレンで結合
ら選ばれる少なくとも一つのユニットから構成される縮
合物の混合物 AとBとホルムアルデヒドが出発原料(仕込み比はA:
B:アルデヒド=1:1:4) ユニット間はメチレンで結合
ら選ばれる少なくとも一つのユニットから構成される縮
合物の混合物 Aとホルムアルデヒドとアセトアルデヒドが出発原料
(仕込み比はA:ホルムアルデヒド:ベンズアルデヒド
=1:1:1.5)
ら選ばれる少なくとも一つのユニットから構成される縮
合物の混合物 A(Xは水素)とホルムアルデヒドが出発原料(仕込み
比はA:アルデヒド=1:2) ユニット間はメチレンで結合、Xは連結位置を表し、末
端の場合は水素原子、メチル基、ハイドロキシメチル基
を表す。
ら選ばれる少なくとも一つのユニットから構成される縮
合物の混合物 Aとホルムアルデヒドが出発原料(仕込み比はA:アル
デヒド=1:2) ユニット間はメチレンで結合 水酸基のアルキル化は、縮合反応後に沃化ブチルを反応
させる。
ユニットから選ばれる少なくとも一つのユニットおよび
E,Fのユニットから選ばれる少なくとも一つのユニッ
トから構成される縮合物の混合物 AとCとホルムアルデヒドとアセトアルデヒドが出発原
料(仕込み比はA:C:ホルムアルデヒド:アセトアル
デヒド=1:1:2:2) ユニット間はメチレンで結合
ら選ばれる少なくとも一つのユニットから構成される縮
合物の混合物 AとCとEとホルムアルデヒドが出発原料(仕込み比は
A:C:E:アルデヒド=1:1:1:6) ユニット間はメチレンで結合
ら選ばれる少なくとも一つのユニットから構成される縮
合物の混合物 AとCとホルムアルデヒドが出発原料(仕込み比はA:
C:アルデヒド=1:1:4) ユニット間はメチレンで結合
ては、下記の重合体の使用が可能である。
スチレン、ポリビニルトルエンなどのスチレンおよびそ
の置換体の単重合体;スチレン−p−クロルスチレン共
重合体、スチレン−ビニルトルエン共重合体、スチレン
−ビニルナフタリン共重合体、スチレン−アクリル酸エ
ステル共重合体、スチレン−メタクリル酸エステル共重
合体、スチレン−α−クロルメタクリル酸メチル共重合
体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−
ビニルメチルエ−テル共重合体、スチレン−ビニルエチ
ルエーテル共重合体、スチレン−ビニルメチルケトン共
重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イ
ソプレン共重合体、スチレン−アクリロニトリル−イン
デン共重合体などのスチレン系共重合体;ポリ塩化ビニ
ル、フェノール樹脂、天然変性フェノール樹脂、天然樹
脂変性マレイン酸樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹
脂、ポリ酢酸ビニール、シリコーン樹脂、ポリエステル
樹脂、ポリウレタン、ポリアミド樹脂、フラン樹脂、エ
ポキシ樹脂、キシレン樹脂、ポリビニルブチラール、テ
ルペン樹脂、クマロンインデン樹脂、石油系樹脂などが
使用できる。好ましい結着樹脂としては、スチレン系共
重合体もしくはポリエステル樹脂がある。
対するコモノマーとしては、例えばアクリル酸、アクリ
ル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、ア
クリル酸ドデシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸−
2−エチルヘキシル、アクリル酸フェニル、メタクリル
酸、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタク
リル酸ブチル、メタクリル酸オクチル、アクリロニトリ
ル、メタクリルニトリル、アクリルアミドなどのような
二重結合を有するモノカルボン酸もしくはその置換体;
例えば、マレイン酸、マレイン酸ブチル、マレイン酸メ
チル、マレイン酸ジメチルなどのような二重結合を有す
るジカルボン酸およびその置換体;例えば塩化ビニル、
酢酸ビニル、安息香酸ビニルなどのようなビニルエステ
ル類;例えばエチレン、プロピレン、ブチレンなどのよ
うなエチレン系オレフィン類;例えばビニルメチルケト
ン、ビニルヘキシルケトンなどのようなビニルケトン
類;例えばビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテ
ル、ビニルイソブチルエーテルなどのようなビニルエー
テル類;等のビニル単量体が単独もしくは2つ以上用い
られる。
体は架橋されていてもよくまた混合樹脂でもかまわな
い。
以上の重合可能な二重結合を有する化合物を用いてもよ
い。例えば、ジビニルベンゼン、ジビニルナフタリンな
どのような芳香族ジビニル化合物;例えばエチレングリ
コールジアクリレート、エチレングリコールジメタクリ
レート、1,3−ブタンジオールジメタクリレートなど
のような二重結合を2個有するカルボン酸エステル;ジ
ビニルアニリン、ジビニルエーテル、ジビニルスルフィ
ド、ジビニルスルホンなどのジビニル化合物;および3
個以上のビニル基を有する化合物;が単独もしくは混合
物として用いられる。
は、塊状重合法,溶液重合法,懸濁重合法及び乳化重合
法のいずれでも良い。
応速度を早めることで、低分子量の重合体を得ることも
できるが、反応をコントロールしにくい問題点がある。
溶液重合法では溶媒によるラジカルの連鎖移動の差を利
用して、また開始剤量や反応温度を調節することで低分
子量重合体を温和な条件で容易に得ることができ、GP
Cのクロマトグラムにおいて分子量5,000〜10万
の領域に分子量の極大値を有する低分子量重合体を得る
時には好ましい。
ン、トルエン、クメン、酢酸セロソルブ、イソプロピル
アルコール、ベンゼン等が用いられる。スチレンモノマ
ー混合物の場合はキシレン、トルエン又はクメンが好ま
しい。重合生成するポリマーによって適宜選択される。
剤、重合するポリマーによって異なるが、70℃〜23
0℃で行なうのが良い。溶液重合においては溶媒100
重量部に対してモノマー30重量部〜400重量部で行
なうのが好ましい。
混合することも好ましく、数種の重合体をよく混合でき
る。
子量100,000以上の領域に分子量の極大値を有す
る高分子量重合体や架橋重合体を得る重合法としては、
乳化重合法や懸濁重合法が好ましい。
溶の単量体(モノマー)を乳化剤で小さい粒子として水
相中に分散させ、水溶性の重合開始剤を用いて重合を行
なう方法である。この方法では反応熱の調節が容易であ
り、重合の行なわれる相(重合体と単量体からなる油
相)と水相とが別であるから停止反応速度が小さく、そ
の結果重合速度が大きく、高重合度のものが得られる。
さらに、重合プロセスが比較的簡単であること、及び重
合生成物が微細粒子であるために、トナーの製造におい
て、着色剤及び荷電制御剤その他の添加物との混合が容
易であること等の理由から、トナー用バインダー樹脂の
製造方法として他の方法に比較して有利である。
が不純になり易く、重合体を取り出すには塩析などの操
作が必要であるので懸濁重合が簡便な方法である。
部に対して、モノマー100重量部以下(好ましくは1
0〜90重量部)で行なうのが良い。使用可能な分散剤
としては、ポリビニルアルコール、ポリビニルアルコー
ル部分ケン化物、リン酸カルシウム等が用いられ、水系
溶媒に対するモノマー量等で適当量があるが、一般に水
系溶媒100重量部に対して0.05〜1重量部で用い
られる。重合温度は50〜95℃が適当であるが、使用
する開始剤、目的とするポリマーによって適宜選択すべ
きである。また開始剤種類としては、水に不溶或は難溶
のものであれば用いることが可能である。
しては、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエ
ート、クミンパーピバレート、t−ブチルパーオキシラ
ウレート、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパー
オキサイド、オクタノイルパーオキサイド、ジ−t−ブ
チルパーオキサイド、t−ブチルクミルパーオキサイ
ド、ジクミルパーオキサイド、2,2’−アゾビスイソ
ブチロニトリル、2,2’−アゾビス(2−メチルブチ
ロニトリル)、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチル
バレロニトリル)、2,2’−アゾビス(4−メトキシ
−2,4−ジメチルバレロニトリル)、1,1−ビス
(t−ブチルパーオキシ)3,3,5−トリメチルシク
ロヘキサン、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)シ
クロヘキサン、1,4−ビス(t−ブチルパーオキシカ
ルボニル)シクロヘキサン、2,2−ビス(t−ブチル
パーオキシ)オクタン、n−ブチル4,4−ビス(t−
ブチルパーオキシ)バリレート、2,2−ビス(t−ブ
チルパーオキシ)ブタン、1,3−ビス(t−ブチルパ
ーオキシ−イソプロピル)ベンゼン、2,5−ジメチル
−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,
5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘ
キサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルパ
ーオキシ)ヘキサン、ジ−t−ブチルジパーオキシイソ
フタレート、2,2−ビス(4,4−ジ−t−ブチルパ
ーオキシシクロヘキシル)プロパン、ジ−t−ブチルパ
ーオキシα−メチルサクシネート、ジ−t−ブチルパー
オキシジメチルグルタレート、ジ−t−ブチルパーオキ
シヘキサヒドロテレフタレート、ジ−t−ブチルパーオ
キシアゼラート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−
ブチルパーオキシ)ヘキサン、ジエチレングリコール−
ビス(t−ブチルパーオキシカーボネート)、ジ−t−
ブチルパーオキシトリメチルアジペート、トリス(t−
ブチルパーオキシ)トリアジン、ビニルトリス(t−ブ
チルパーオキシ)シラン等が挙げられ、これらが単独あ
るいは併用して使用できる。
し、0.05重量部以上(好ましくは0.1〜15重量
部)の濃度で用いられる。
成は以下の通りである。
グリコール、プロピレングリコール、1,3−ブタンジ
オール、1,4−ブタンジオール、2,3−ブタンジオ
ール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオ
ール、ネオペンチルグリコール、2−エチル−1,3−
ヘキサンジオール、水素化ビスフェノールA、また
(A)式で表わされるビスフェノール及びその誘導体;
であり、x,yはそれぞれ0以上の整数であり、かつ、
x+yの平均値は0〜10である。)
+y’の平均値は0〜10である。)が挙げられる。
テレフタル酸、イソフタル酸、無水フタル酸などのベン
ゼンジカルボン酸類又はその無水物、低級アルキルエス
テル;こはく酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン
酸などのアルキルジカルボン酸類又はその無水物、低級
アルキルエステル;n−ドデセニルコハク酸、n−ドデ
シルコハク酸などのアルケニルコハク酸類もしくはアル
キルコハク酸類、又はその無水物、低級アルキルエステ
ル;フマル酸、マレイン酸、シトラコン酸、イタコン酸
などの不飽和ジカルボン酸類又はその無水物、低級アル
キルエステル;等のジカルボン酸類及びその誘導体が挙
げられる。
ルコール成分と3価以上の酸成分を併用することが好ま
しい。
例えばソルビトール、1,2,3,6−ヘキサンテトロ
ール、1,4−ソルビタン、ペンタエリスリトール、ジ
ペンタエリスリトール、トリペンタエリスリトール、
1,2,4−ブタントリオール、1,2,5−ペンタン
トリオール、グリセロール、2−メチルプロパントリオ
ール、2−メチル−1,2,4−ブタントリオール、ト
リメチロールエタン、トリメチロールプロパン、1,
3,5−トリヒドロキシベンゼン等が挙げられる。
ボン酸成分としては、例えばトリメリット酸、ピロメリ
ット酸、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸、1,
2,5−ベンゼントリカルボン酸、2,5,7−ナフタ
レントリカルボン酸、1,2,4−ナフタレントリカル
ボン酸、1,2,4−ブタントリカルボン酸、1,2,
5−ヘキサントリカルボン酸、1,3−ジカルボキシル
−2−メチル−2−メチレンカルボキシプロパン、テト
ラ(メチレンカルボキシル)メタン、1,2,7,8−
オクタンテトラカルボン酸、エンポール三量体酸、及び
これらの無水物、低級アルキルエステル;次式
上有する炭素数1〜30のアルキレン基又はアルケニレ
ン基)で表わされるテトラカルボン酸等、及びこれらの
無水物、低級アルキルエステル等の多価カルボン酸類及
びその誘導体が挙げられる。
は40〜60mol%、好ましくは45〜55mol
%、酸成分としては60〜40mol%、好ましくは5
5〜45mol%であることが好ましい。
1〜60mol%であることも好ましい。
いる縮重合によって得られる。
分の他に、該結着樹脂成分の含有量より少ない割合で以
下の化合物を含有させてもよい。例えばシリコーン樹
脂、ポリウレタン、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリビ
ニルブチラール、ロジン、変性ロジン、テルペン樹脂、
フェノール樹脂、2種以上のα−オレフィンの共重合体
などが挙げられる。
ガラス転移点(Tg)は好ましくは45〜80℃、より
好ましくは50〜70℃である。
るために次のようなワックス類を含有させることが好ま
しい。融点が70〜165℃で、160℃における溶融
粘度が1000mPa・s以下のワックスであり、その
具体例としてはパラフィンワックス、マイクロクリスタ
リンワックス、フィッシャートロプシュワックス、モン
タンワックスや、エチレン、プロピレン、ブテン−1、
ペンテン−1、ヘキセン−1、ヘプテン−1、オクテン
−1、ノネン−1、デセン−1のような直鎖のα−オレ
フィン及び分枝部分が末端にあるような分枝α−オレフ
ィン及びこれらの不飽和基の位置の異なるオレフィンの
単独重合体もしくはこれらの共重合体等が挙げられる。
重合体としたり、グラフト変性などを施した変性ワック
スでも良い。
100重量部に対して0.5〜10重量部であることが
好ましく、1〜8重量部であることがより好ましい。な
お、2種類以上のワックスを併用して添加しても良い。
微粉体としては、シリカ、アルミナ、酸化チタン等の無
機酸化物や、カーボンブラック、フッ化カーボンなどが
粒径の細かい粒子を作りやすい点で好ましい。
表面に分散させた時に細かい粒子となる方が流動性付与
性が高くなるので好ましい。平均粒径としては5〜20
0nmになるものが良く、さらに好ましくは10〜10
0nmが良い。BET法で測定した窒素吸着による比表
面積では20m2/g以上(特に30〜400m2/g)
の範囲のものが母体微粉体として好ましく、表面処理さ
れた微粉体としては、10m2/g以上(特に20〜3
00m2/g)の範囲のものが好ましい。
量に対して、0.03〜5%添加した時に適切な表面被
覆率になる。
ては、30%以上の値を示すのが好ましい。疎水化処理
剤としては、含ケイ素表面処理剤であるシラン化合物と
シリコーンオイルが好ましい。
メチルエトキシシラン、ブチルトリメトキシシラン等の
ようなアルキルアルコキシシランや、ジメチルジクロル
シラン、トリメチルクロルシラン、アリルジメチルクロ
ルシラン、ヘキサメチルジシラザン、アリルフェニルジ
クロルシラン、ベンジルジメチルクロルシラン、ビニル
トリエトキシシラン、γ−メタクリルオキシプロピルト
リメトキシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、ジビ
ニルジクロルシラン、ジメチルビニルクロルシラン等の
シラン化合物を用いることができる。
調整等のため用いても良い。アミノプロピルトリメトキ
シシラン、アミノプロピルトリエトキシシラン、ジメチ
ルアミノプロピルトリメトキシシラン、ジエチルアミノ
プロピルトリメトキシシラン、ジプロピルアミノプロピ
ルトリメトキシシラン、ジブチルアミノプロピルトリメ
トキシシラン等のシランカップリング剤や、アミノ変性
のシリコーンオイル等を用いることができる。
次の無機粉体を添加することも好ましい。マグネシウ
ム、亜鉛、アルミニウム、セリウム、コバルト、鉄、ジ
ルコニウム、クロム、マンガン、ストロンチウム、錫、
アンチモンなどの金属酸化物;チタン酸カルシウム、チ
タン酸マグネシウム、チタン酸ストロンチウムなどの複
合金属酸化物;炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭
酸アルミニウム等の金属塩;カオリンなどの粘土鉱物;
アパタイトなどリン酸化合物;炭化ケイ素、窒化ケイ素
などのケイ素化合物;カーボンブラックやグラファイト
などの炭素粉末が挙げられる。なかでも、酸化亜鉛、酸
化アルミニウム、酸化コバルト、二酸化マンガン、チタ
ン酸ストロンチウム、チタン酸マグネシウムなどが好ま
しい。
できる。テフロン、ポリフッ化ビニリデンなどのフッ素
樹脂;フッ化カーボンなどのフッ素化合物が挙げられ
る。
成分現像剤として用いることができ、二成分現像方法に
用いる場合のキャリアとしては、従来知られているもの
がすべて使用可能であるが、具体的には、表面酸化また
は未酸化の鉄、ニッケル、コバルト、マンガン、クロ
ム、希土類等の金属及びそれらの合金または酸化物など
の平均粒径20〜300μmの粒子が使用される。
ン系樹脂、アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂、フッ素
系樹脂、ポリエステル樹脂等の物質を付着または被覆さ
せたもの等が好ましく使用される。
は、任意の適当な顔料又は染料があげられる。トナーの
着色剤としては、例えば顔料としてカーボンブラック、
アニリンブラック、アセチレンブラック、ナフトールイ
エロー、ハンザイエロー、ローダミンレーキ、アリザリ
ンレーキ、ベンガラ、フタロシアニンブルー、インダン
スレンブルー等がある。これらは定着画像の光学濃度を
維持するのに必要充分な量が用いられ、樹脂100重量
部に対し0.1〜20重量部、好ましくは0.2〜10
重量部の添加量が良い。また同様の目的で、更に染料が
用いられる。例えばアゾ系染料、アントラキノン系染
料、キサンテン系染料、メチン系染料があり樹脂100
重量部に対し、0.1〜20重量部、好ましくは0.3
〜10重量部の添加量が良い。
着樹脂、縮合物、磁性体、必要に応じてワックス、その
他の荷電制御剤、その他の添加剤等を、ヘンシェルミキ
サー、ボールミル等の混合機により充分混合してから加
熱ロール、ニーダー、エクストルーダーの如き熱混練機
を用いて溶融混練して樹脂類を互いに相溶せしめた中に
縮合物、顔料、染料、磁性体を分散又は溶解せしめ、冷
却固化後粉砕及び分級を行って本発明に係る磁性トナー
を得ることが出来る。
ルミキサー等の混合機により充分混合し、本発明に係る
磁性トナーを得ることができる。
る。
る。
の塩を添加しpHを調整しながら、マグネタイト粒子を
生成させ、磁性体1〜5を得た。磁性体1は珪酸塩を、
磁性体2は珪酸塩とアルミニウム塩を、磁性体3は燐酸
塩を、磁性体4はマグネシウム塩を添加してマグネタイ
ト粒子を製造した。磁性体5は亜鉛塩を添加して、マグ
ネタイト粒子を生成させた後、珪酸塩を添加しpHを調
整して、マグネタイト粒子表面にシリカを析出させて磁
性体を得た。磁性体6は燐酸塩を添加して、マグネタイ
ト粒子を生成させた後、珪酸塩を添加しpHを調整し
て、マグネタイト粒子表面にシリカを析出させて磁性体
を得た。特に塩を添加せずにマグネタイト粒子を生成さ
せ、磁性体8を得た。磁性体8生成後、ジルコニウム塩
を添加してpHを調整しマグネタイト粒子表面に、ジル
コニアを析出させて磁性体7を得た。
た後、130℃に設定した二軸混練押し出し機によっ
て、溶融混練した。得られた混練物を冷却し、カッター
ミルで粗粉砕した後、ジェット気流を用いた微粉砕機で
粉砕し、得られた微粉砕粉末をコアンダ効果を利用した
多分割分級機を用いて分級し、体積平均粒径5.8μm
磁性トナーを得た。この磁性トナー100重量部に対
し、ヘキサメチルジシラザンで疎水化処理したBET2
60m2/gのシリカを1.5重量部外添混合した。
−6085を用いて、23℃,5%Rhの環境と30
℃,80%Rhの環境で20,000枚の複写試験を行
った。その結果、両環境で画像濃度が高くカブリのない
高精細な画像が得られた。その詳細は表22及び23に
記す。
製)でSPIフィルターを使用して、反射濃度の測定を
行い、5mm丸(5φ)の画像を測定した。カブリは、
反射濃度計(リフレクトメーター モデルTC−6DS
東京電色社製)を用いて行い、画像形成後の白地部反射
濃度最悪値をDs、画像形成前の転写材の反射平均濃度
をDrとし、Ds−Drをカブリ量としてカブリの評価
を行った。数値の少ない方がカブリ抑制が良い。画質の
評価としては、画像比率が5〜100%の5%毎の20
階調の網点画像を複写し、何階調表現できるかで評価し
た。階調数が多いほど高精細に複写できたことになる。
た後、130℃に設定した二軸混練押し出し機によっ
て、溶融混練した。得られた混練物を冷却し、カッター
ミルで粗粉砕した後、ジェット気流を用いた微粉砕機で
粉砕し、得られた微粉砕粉末をコアンダ効果を利用した
多分割分級機を用いて分級し、体積平均粒径6.4μm
磁性トナーを得た。この磁性トナー100重量部に対
し、ヘキサメチルジシラザンで疎水化処理したBET2
60m2/gのシリカを1.2重量部外添混合した。
行なった。その結果を表22及び23に記す。
た後、130℃に設定した二軸混練押し出し機によっ
て、溶融混練した。得られた混練物を冷却し、カッター
ミルで粗粉砕した後、ジェット気流を用いた微粉砕機で
粉砕し、得られた微粉砕粉末をコアンダ効果を利用した
多分割分級機を用いて分級し、体積平均粒径7.6μm
磁性トナーを得た。この磁性トナー100重量部に対
し、ヘキサメチルジシラザンで疎水化処理したBET2
60m2/gのシリカを1.0重量部外添混合した。
行なった。その結果を表22及び23に記す。
た後、130℃に設定した二軸混練押し出し機によっ
て、溶融混練した。得られた混練物を冷却し、カッター
ミルで粗粉砕した後、ジェット気流を用いた微粉砕機で
粉砕し、得られた微粉砕粉末をコアンダ効果を利用した
多分割分級機を用いて分級し、体積平均粒径5.8μm
磁性トナーを得た。この磁性トナー100重量部に対
し、ヘキサメチルジシラザンで疎水化処理したBET2
60m2/gのシリカを1.5重量部外添混合した。
行なった。その結果を表22及び23に記す。
た後、130℃に設定した二軸混練押し出し機によっ
て、溶融混練した。得られた混練物を冷却し、カッター
ミルで粗粉砕した後、ジェット気流を用いた微粉砕機で
粉砕し、得られた微粉砕粉末をコアンダ効果を利用した
多分割分級機を用いて分級し、体積平均粒径6.3μm
磁性トナーを得た。この磁性トナー100重量部に対
し、ヘキサメチルジシラザンで疎水化処理したBET2
60m2/gのシリカを1.2重量部外添混合した。
行なった。その結果を表22及び23に記す。
た後、130℃に設定した二軸混練押し出し機によっ
て、溶融混練した。得られた混練物を冷却し、カッター
ミルで粗粉砕した後、ジェット気流を用いた微粉砕機で
粉砕し、得られた微粉砕粉末をコアンダ効果を利用した
多分割分級機を用いて分級し、体積平均粒径7.7μm
磁性トナーを得た。この磁性トナー100重量部に対
し、ヘキサメチルジシラザンで疎水化処理したBET2
60m2/gのシリカを1.0重量部外添混合した。
行なった。その結果を表22及び23に記す。
た後、130℃に設定した二軸混練押し出し機によっ
て、溶融混練した。得られた混練物を冷却し、カッター
ミルで粗粉砕した後、ジェット気流を用いた微粉砕機で
粉砕し、得られた微粉砕粉末をコアンダ効果を利用した
多分割分級機を用いて分級し、体積平均粒径5.5μm
磁性トナーを得た。この磁性トナー100重量部に対
し、ヘキサメチルジシラザンで疎水化処理したBET2
60m2/gのシリカを1.5重量部外添混合した。
行なった。その結果を表22及び23に記す。
た後、120℃に設定した二軸混練押し出し機によっ
て、溶融混練した。得られた混練物を冷却し、カッター
ミルで粗粉砕した後、ジェット気流を用いた微粉砕機で
粉砕し、得られた微粉砕粉末をコアンダ効果を利用した
多分割分級機を用いて分級し、体積平均粒径6.6μm
磁性トナーを得た。この磁性トナー100重量部に対
し、ジメチルシリコーンで疎水化処理したBET140
m2/gのシリカを1.2重量部外添混合した。
行なった。その結果を表22及び23に記す。
た後、120℃に設定した二軸混練押し出し機によっ
て、溶融混練した。得られた混練物を冷却し、カッター
ミルで粗粉砕した後、ジェット気流を用いた微粉砕機で
粉砕し、得られた微粉砕粉末をコアンダ効果を利用した
多分割分級機を用いて分級し、体積平均粒径6.4μm
磁性トナーを得た。この磁性トナー100重量部に対
し、ジメチルシリコーンで疎水化処理したBET140
m2/gのシリカを1.2重量部、チタン酸ストロンチ
ウムを3.0重量部外添混合した。
行なった。その結果を表22及び23に記す。
た後、120℃に設定した二軸混練押し出し機によっ
て、溶融混練した。得られた混練物を冷却し、カッター
ミルで粗粉砕した後、ジェット気流を用いた微粉砕機で
粉砕し、得られた微粉砕粉末をコアンダ効果を利用した
多分割分級機を用いて分級し、体積平均粒径6.7μm
磁性トナーを得た。この磁性トナー100重量部に対
し、ジメチルシリコーンで疎水化処理したBET140
m2/gのシリカを1.2重量部、チタン酸ストロンチ
ウムを3.0重量部外添混合した。
行なった。その結果を表22及び23に記す。
た後、120℃に設定した二軸混練押し出し機によっ
て、溶融混練した。得られた混練物を冷却し、カッター
ミルで粗粉砕した後、ジェット気流を用いた微粉砕機で
粉砕し、得られた微粉砕粉末をコアンダ効果を利用した
多分割分級機を用いて分級し、体積平均粒径6.6μm
磁性トナーを得た。この磁性トナー100重量部に対
し、ジメチルシリコーンで疎水化処理したBET140
m2/gのシリカを1.2重量部、チタン酸ストロンチ
ウムを3.0重量部外添混合した。
行なった。その結果を表22及び23に記す。
た後、120℃に設定した二軸混練押し出し機によっ
て、溶融混練した。得られた混練物を冷却し、カッター
ミルで粗粉砕した後、ジェット気流を用いた微粉砕機で
粉砕し、得られた微粉砕粉末をコアンダ効果を利用した
多分割分級機を用いて分級し、体積平均粒径6.7μm
磁性トナーを得た。この磁性トナー100重量部に対
し、ジメチルシリコーンで疎水化処理したBET90m
2/gのシリカを1.2重量部、チタン酸ストロンチウ
ムを3.0重量部外添混合した。
行なった。その結果を表22及び23に記す。
た後、130℃に設定した二軸混練押し出し機によっ
て、溶融混練した。得られた混練物を冷却し、カッター
ミルで粗粉砕した後、ジェット気流を用いた微粉砕機で
粉砕し、得られた微粉砕粉末をコアンダ効果を利用した
多分割分級機を用いて分級し、体積平均粒径5.8μm
磁性トナーを得た。この磁性トナー100重量部に対
し、ヘキサメチルジシラザンで疎水化処理したBET2
60m2/gのシリカを1.5重量部外添混合した。
行なった。その結果を表22及び23に記す。
た後、130℃に設定した二軸混練押し出し機によっ
て、溶融混練した。得られた混練物を冷却し、カッター
ミルで粗粉砕した後、ジェット気流を用いた微粉砕機で
粉砕し、得られた微粉砕粉末をコアンダ効果を利用した
多分割分級機を用いて分級し、体積平均粒径5.8μm
磁性トナーを得た。この磁性トナー100重量部に対
し、ヘキサメチルジシラザンで疎水化処理したBET2
60m2/gのシリカを1.5重量部外添混合した。
行なった。その結果を表22及び23に記す。
汚染せず摩擦帯電付与能力を低下させることの無い磁性
トナーであり、現像性の安定化に効果を発揮する。すな
わち、耐久により帯電性の低下がなく、安定した現像の
行われる磁性トナーとすることができる。更に、高湿下
においても、低湿下においても安定して帯電し、良好な
現像を行うことができる。
Claims (10)
- 【請求項1】 結着樹脂、フェノール誘導体化合物及び
磁性体を少なくとも含有する磁性トナーにおいて、該
フェノール誘導体化合物がフェノールあるいはその誘導
体とアルデヒドとの縮合物であって、ユニット数の異な
る縮合物を少なくとも2種以上含有し、該縮合物が鎖状
縮合物あるいは環状縮合物あるいはこれらの混合物であ
り、該磁性体が鉄元素基準で異種元素を0.05重量
%以上含有する磁性酸化鉄であることを特徴とする磁性
トナー。 - 【請求項2】 該フェノール誘導体化合物がフェノール
あるいはその誘導体とアルデヒドとの縮合物であって、
ユニット数の異なる縮合物を少なくとも3種以上含有
し、該縮合物が鎖状縮合物あるいは環状縮合物あるいは
これらの混合物であることを特徴とする請求項1に記載
の磁性トナー。 - 【請求項3】 該フェノール誘導体化合物がフェノール
あるいはその誘導体とアルデヒドとの縮合物であって、
ユニット数が4から8個の縮合物を少なくとも2種以上
含有し、該縮合物が鎖状縮合物あるいは環状縮合物ある
いはこれらの混合物であることを特徴とする請求項1に
記載の磁性トナー。 - 【請求項4】 該フェノール誘導体化合物がフェノール
あるいはその誘導体とアルデヒドとの縮合物であって、
該縮合物が鎖状縮合物と環状縮合物との混合物であるこ
とを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の磁性
トナー。 - 【請求項5】 該磁性体がリチウム、ベリリウム、ボロ
ン、マグネシウム、アルミニウム、シリコン、リン、ゲ
ルマニウム、ジルコニウム、錫及び第4周期の遷移金属
元素からなるグループから選ばれる少なくとも一つ以上
の元素を含有する磁性酸化鉄であることを特徴とする請
求項1乃至4のいずれかに記載の磁性トナー。 - 【請求項6】 該縮合物が下記一般式(I)及び(I
I)で表されるユニットを含むことを特徴とする請求項
1乃至5のいずれかに記載の磁性トナー。 【化1】 [式中、iは0または1を表し、 iが0の場合、R1は水素原子、ハロゲン原子、アルキ
ル基、置換基を有していても良いアリール基、アラルキ
ル基、置換基を有していても良いアリサイクリック基、
フルオロアルキル基、ニトロ基、置換されていても良い
スルホン基、置換されていても良いアミノ基またはトリ
アルキルシリル基を表し、 iが1の場合、R1はアルキル基、置換基を有していて
も良いアリール基、アラルキル基、置換基を有していて
も良いアリサイクリック基、置換されていても良いアミ
ノ基またはトリアルキルシリル基を表し、 R2は水素原子、アルキル基、フェニル基、アラルキル
基、−COR5(R5は水素原子、アルキル基を示す)ま
たは−(CH2)mCOOR6(R6は水素原子またはアル
キル基を表し、mは1〜3の整数を示す)を表し、 R3は水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、カルボキ
シル基、ハイドロキシ基、シアノ基、ニトロ基、ハロゲ
ン化アルキル基、トリアルキルシリル基、炭素数1〜8
のエステル基、置換されていても良いアミノ基、アシル
基、置換されていても良いスルホン基、炭素数1〜8の
エーテル基を表し、R4は水素原子、アルキル基または
アリール基を表す。] - 【請求項7】 該縮合物が下記一般式(III)で表さ
れるユニットを含む縮合物であることを特徴とする請求
項1乃至6のいずれかに記載の磁性トナー。 【化2】 [R1及びR2は同一であっても異なっていても良く、水
素原子、ハロゲン原子、アルキル基、置換基を有してい
ても良いアリール基、アラルキル基、置換基を有してい
ても良いアリサイクリック基、フルオロアルキル基、ニ
トロ基、置換されていても良いスルホン基、置換されて
いても良いアミノ基またはトリアルキルシリル基を表
し、 R3及びR4は同一であっても異なっていても良く、水素
原子、アルキル基、ハロゲン原子、カルボキシル基、ハ
イドロキシ基、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン化アルキ
ル基、トリアルキルシリル基、炭素数1〜8のエステル
基、置換されていても良いアミノ基、アシル基、置換さ
れていても良いスルホン基または炭素数1〜8のエーテ
ル基を表し、 X1,X2,X3及びX4は、連結位置を示し、前記一般式
(II)で表わされるユニットを介して前記一般式
(I)で表わされるユニット、または該一般式(II
I)で表わされるユニットと連結して環を形成しても良
く、末端である場合は水素原子、アルキル基またはハイ
ドロキシアルキル基を表す。] - 【請求項8】 該フェノールが、p−フェニルフェノー
ル、p−ノルマルアルキルフェノール、p−シクロアル
キルフェノールあるいはこれらの誘導体を少なくとも1
種含むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記
載の磁性トナー。 - 【請求項9】 該アルデヒドが、ホルムアルデヒドであ
ることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の
磁性トナー。 - 【請求項10】 該磁性トナーの体積平均粒径が6.0
μm以下であることを特徴とする請求項1乃至9のいず
れかに記載の磁性トナー。
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