JPH1110263A - 仕切り付パイプの製造方法 - Google Patents
仕切り付パイプの製造方法Info
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Abstract
形成される仕切り付パイプの製造方法に関し、半割り仕
切り部に間隙が形成されることを確実に防止することを
目的とする。 【解決手段】 平板を成形し一対の半割り円筒部を連結
部を介して並列に形成するとともに一対の半割り円筒部
に内側に突出するU字状の仕切り成形部71を形成する
成形工程と、仕切り成形部71を両側から圧縮し半割り
仕切り部75を形成する圧縮工程と有する仕切り付パイ
プの製造方法において、圧縮工程におけるU字状の仕切
り成形部71の圧縮を、仕切り成形部71の先端部71
aを除いた位置において、先端部71aの圧縮変形量よ
り大きくなるように行うことを特徴とする。
Description
仕切り部が一体形成される仕切り付パイプの製造方法に
関する。
では、例えば、実開平4−63982号公報に開示され
るように、ヘッダー内に仕切りを設けて、流体流路を変
更することが行なわれている。そして、従来、この種の
仕切り付熱交換器用ヘッダーは、以下述べるようにして
製造されている。
面にろう材をクラッドしたアルミニウム合金のパイプ材
が所定の寸法に切断され、ヘッダー用のパイプ11が得
られる。この後、(b)に示すように、パイプ11にチ
ューブ差し込み孔13、ディバイド用スリット15、流
体流入口17,流体流出口19が形成される。
スリット15に、両面にろう材をクラッドしたアルミニ
ウム合金のデバイド21が挿入され、また、パイプll
の両端に、アルミニウム合金のパッチ23が圧入され
る。しかしながら、このような従来の仕切り付熱交換器
用ヘッダーでは、予め円筒状に形成された高価なパイプ
材を使用しているため、材料コストが増大するという問
題がある。
付け不良が発生する虞があるという問題がある。従来、
このような問題を解決したものとして、本出願人が先に
出願した、特開平7−314035号公報に開示される
仕切り付パイプの製造方法が知られている。
8および図19に示すように、円筒状のパイプ部31の
中央に、一対の半割り仕切り部32からなる仕切り部3
3が形成される仕切り付パイプが製造される。そして、
この仕切り付パイプは、以下述べるようにして製造され
る。先ず、図20に示す成形工程により、アルミニウム
からなる板材を成形し一対の半割り円筒部35が形成さ
れる。
の連結部37を介して並列に形成されている。そして、
一対の半割り円筒部35には、内側に突出するU字状の
仕切り成形部39が形成されている。一対の半割り円筒
部35の半径は、形成すべきパイプ部31の半径より2
mm程度小さくされ、半割り円筒部35の外側には、縁部
41が形成されている。
板を挟持し、プレス成形することにより行われる。次
に、図21に示す切除工程により、図の(a)に斜線で
示す仕切り成形部39の間に位置する連結部37、およ
び、仕切り成形部39の両側に位置する縁部41が肉余
り部41aとともに切除される。
ピアスすることにより行われる。この後、図22に示す
圧縮工程により、仕切り成形部39が両側から圧縮され
半割り仕切り部32が形成される。この圧縮工程は、図
23に示すように、半割り円筒部35の外側を、スプリ
ング49により付勢されるワーク押さえ51により押さ
え、一方、半割り円筒部35の内側の仕切り成形部39
の両側に、圧縮部材53を配置し、圧縮部材53により
仕切り成形部39を圧縮成形することにより行われる。
寸法矯正ブロック55が配置され、この寸法矯正ブロッ
ク55により半割り仕切り部32の内側への突出長Hが
矯正される。次に、図24に示す縁部成形工程により、
一対の半割り円筒部35の両側の縁部41が成形され、
図の(b)に示すように、縁部41が半割り円筒部35
に続く円弧状に形成される。
対の半割り円筒部35を挟持し、プレス成形することに
より行われる。この後、図25に示す対向工程により、
連結部37が内側から突出され、一対の半割り円筒部3
5が対向配置される。
を金型57内に収容し、連結部37を、ポンチ59によ
り金型57の円弧部61に押圧することにより行われ
る。次に、図26に示す突き合わせ工程により、対向状
態の一対の半割り円筒部35が突き合わせられる。この
突き合わせ工程は、半割り円筒部35の外側を、一対の
図示しない金型内に収容し、金型を移動することにより
行われ、この時に、半割り円筒部35がパイプ形状に成
形される。
円筒部35、および、一対の半割り仕切り部32が相互
に接合され、図18および図19に示した仕切り付パイ
プが製造される。この接合工程は、例えば、非腐食性フ
ラックスを使用したろう付けにより行われる。
造方法により製造された仕切り付熱交換器用ヘッダーを
示すもので、この仕切り付熱交換器用ヘッダーは、円筒
状のパイプ部31Aの中央に仕切り部33が形成されて
いる。また、パイプ部31Aの外周の一側に、所定間隔
を置いて、チューブ差し込み孔63が形成されている。
口が、蓋部材65により閉塞されている。この仕切り付
熱交換器用ヘッダーの製造方法では、図24に示した縁
部成形工程の後、図28に示すように、一方の半割り円
筒部35にチューブ差し込み孔63が所定間隔を置いて
形成され、また、同時に、熱媒体が流入,流出される流
体流入口65および流体流出口67が形成される。
ピアス成形することにより行われる。このような仕切り
付熱交換器用ヘッダーでは、一枚の板材から仕切り部3
3の一体形成されたパイプ部31Aを得ることが容易に
可能になるため、予め円筒状に形成された高価なパイプ
材を使用する必要がなくなり、材料コストを従来より大
幅に低減することが可能になる。
切りを一体に作るため部品点数を減らすことができコス
ト低減が可能になる。さらに、チューブ差し込み孔63
を半円状態で加工できるため、チューブ差し込み孔63
の成形型の強度を十分に取り、加工時間を短くでき、コ
スト低減が可能となる。
り仕切り部32を、ろう付けにより確実に接合すること
ができるため、仕切り部33から外部へ熱媒体が漏洩す
ることを確実に防止することができる。
うな従来の仕切り付パイプの製造方法では、図22に示
した圧縮工程において、図29に示すように、仕切り成
形部39の両側から一対のポンチ69を押圧して仕切り
成形部39を圧縮し、半割り仕切り部32を形成する
と、半割り仕切り部32の外側に、例えば、0.05mm
程度の微小間隙C1が形成され、この微小間隙C1と半
割り仕切り部32の先端部32aとの間に、例えば、
0.3mm程度の比較的大きな間隙C2が形成され、この
隙間C2に液体が溜まると隙間腐食の発生要因になる虞
があるという問題があった。
研究した結果、このような間隙C1,C2が発生するの
は、図20に示した成形工程において、仕切り成形部3
9の根元部の肉厚が薄くなり、一方、仕切り成形部39
の先端部の肉厚が厚くなるためであることを見出した。
もので、半割り仕切り部に間隙が形成されることを確実
に防止することができる仕切り付パイプの製造方法を提
供することを目的とする。
プの製造方法は、平板を成形し一対の半割り円筒部を連
結部を介して並列に形成するとともに前記一対の半割り
円筒部に内側に突出するU字状の仕切り成形部を形成す
る成形工程と、前記仕切り成形部の間に位置する前記連
結部を少なくとも切除する切除工程と、前記仕切り成形
部を両側から圧縮し半割り仕切り部を形成する圧縮工程
と、前記連結部を内側から突出させ前記一対の半割り円
筒部を対向させる対向工程と、この対向状態の一対の半
割り円筒部を突き合わせる突き合わせ工程と、前記一対
の半割り円筒部を相互に接合する接合工程とを有する仕
切り付パイプの製造方法において、前記圧縮工程におけ
る前記U字状の仕切り成形部の圧縮を、前記仕切り成形
部の先端部を除いた位置において、前記先端部の圧縮変
形量より大きくなるように行うことを特徴とする。
請求項1記載の仕切り付パイプの製造方法において、前
記圧縮工程における前記U字状の仕切り成形部の圧縮
を、前記仕切り成形部の両側に配置され、前記仕切り成
形部の先端部を除いた位置に前記仕切り成形部側に突出
する突出部が形成される一対のポンチを前記仕切り成形
部に押圧して行うことを特徴とする。
請求項1記載の仕切り付パイプの製造方法において、前
記圧縮工程における前記U字状の仕切り成形部の圧縮
を、前記仕切り成形部の先端部を圧縮した後、前記仕切
り成形部の先端部を除いた位置を圧縮して行うことを特
徴とする。請求項4の仕切り付パイプの製造方法は、平
板を成形し一対の半割り円筒部を連結部を介して並列に
形成するとともに前記一対の半割り円筒部に内側に突出
するU字状の仕切り成形部を形成する成形工程と、前記
仕切り成形部の間に位置する前記連結部を少なくとも切
除する切除工程と、前記仕切り成形部を両側から圧縮し
半割り仕切り部を形成する圧縮工程と、前記連結部を内
側から突出させ前記一対の半割り円筒部を対向させる対
向工程と、この対向状態の一対の半割り円筒部を突き合
わせる突き合わせ工程と、前記一対の半割り円筒部を相
互に接合する接合工程とを有する仕切り付パイプの製造
方法において、前記圧縮工程における前記U字状の仕切
り成形部の圧縮を、前記仕切り成形部の全体を押圧した
後、根元部のみに行うことを特徴とする。
方法では、圧縮工程におけるU字状の仕切り成形部の圧
縮が、仕切り成形部の先端部を除いた位置において、先
端部の圧縮変形量より大きくなるように行われ、これに
より、半割り仕切り部の先端部を除いた部分に形成され
る間隙が密着される。
は、一対のポンチにおける仕切り成形部の先端部を除い
た位置に仕切り成形部側に突出する突出部が形成され、
この突出部により、半割り仕切り部の先端部を除いた部
分に形成される間隙が密着される。請求項3の仕切り付
パイプの製造方法では、圧縮工程におけるU字状の仕切
り成形部の圧縮が、先ず、仕切り成形部の先端部を圧縮
することにより行われ、この後、仕切り成形部の先端部
を除いた位置を圧縮することにより行われる。
は、圧縮工程におけるU字状の仕切り成形部の圧縮が、
仕切り成形部の全体を押圧した後、根元部のみに行わ
れ、これにより、半割り仕切り部の根元部に形成される
間隙が密着される。
面を用いて説明する。
法の第1の実施形態の圧縮工程を示すもので、この実施
形態では、(a)に示すように、成形工程で形成された
U字状の仕切り成形部71が、仕切り成形部71の両側
に配置される一対のポンチ73により押圧され、(b)
に示すように、半割り仕切り部75が形成される。そし
て、この実施形態では、一対のポンチ73には、仕切り
成形部71の先端部71aを加工する先端加工部73a
と、この先端加工部73aを除いた部分を加工する突出
部73bとが形成されている。
円状のポンチ73の端面に、外周が内接するように半円
状に形成されており、突出部73bを除いた部分が、先
端加工部73aとされている。この実施形態の仕切り付
パイプの製造方法では、圧縮工程におけるU字状の仕切
り成形部71の圧縮を、仕切り成形部71の両側に配置
され、仕切り成形部71の先端部71aを除いた位置に
仕切り成形部71側に突出する突出部73bが形成され
る一対のポンチ73を仕切り成形部71に押圧して行う
ようにしたので、半割り仕切り部75の先端部75aを
除いた部分に形成される間隙を容易に密着することがで
きる。
されることを確実に防止することが可能になり、間隙に
液体が浸入して発生する隙間腐食の発生の虞を解消する
ことができる。図2は、本発明の仕切り付パイプの製造
方法の第2の実施形態の圧縮工程を示すもので、この実
施形態では、先ず、(a)に示すように、端面の全体が
平坦な一対の第1のポンチ77により、U字状の仕切り
成形部71の全体、特に、先端部71bが主に成形され
る。
した第1の実施形態で使用した端面に突出部73bの形
成される一対の第2のポンチ73により、半割り仕切り
部75の先端部75aを除いた部分に形成される間隙が
圧縮成型される。この実施形態の仕切り付パイプの製造
方法では、第1のポンチ77により、主に、仕切り成形
部71の先端部71bを圧縮した後、第2のポンチ73
により、主に、仕切り成形部71の先端部71bを除い
た部分を圧縮するようにしたので、半割り仕切り部75
の先端部75aを除いた部分に形成される間隙をより確
実に密着することができる。
法の第3の実施形態の圧縮工程を示すもので、この実施
形態では、一対のポンチ79が、それぞれ、可動ポンチ
81の軸長方向に形成される貫通穴81aに、固定ポン
チ83を移動可能に嵌挿して構成されている。固定ポン
チ83は、支持部材85により支持されており、支持部
材85と可動ポンチ81との間には、板バネ等からなる
弾性部材87が配置されている。
すように、支持部材85の押圧により、固定ポンチ83
および可動ポンチ81が押圧され、U字状の仕切り成形
部71の全体、特に、先端部71bが主に成形される。
そして、支持部材85に対する押圧力が大きくなると、
図3の左側に示すように、支持部材85の押圧により、
固定ポンチ83のみが移動し、この固定ポンチ83によ
り、半割り仕切り部75の先端部75aを除いた部分に
形成される間隙が圧縮成型される。
では、可動ポンチ81により、主に、仕切り成形部71
の先端部71bを圧縮した後、固定ポンチ83により、
主に、仕切り成形部71の先端部71bを除いた部分を
圧縮するようにしたので、半割り仕切り部75の先端部
75aを除いた部分に形成される間隙をより確実に密着
することができる。
法の第4の実施形態の圧縮工程を示すもので、この実施
形態では、先ず、(a)に示すように、端面の全体が平
坦な一対の第1のポンチ77により、U字状の仕切り成
形部71の全体、特に、先端部71bが主に成形され
る。そして、次に、(b)に示すように、突出部91a
の形成される一対の第2のポンチ91により、半割り仕
切り部75の根元部71cのみが圧縮成型され、根元部
71cの間隙C1が密着される。
に、半円状のポンチ91の端面の外周側に沿って環状に
形成されている。この実施形態の仕切り付パイプの製造
方法では、圧縮工程におけるU字状の仕切り成形部71
の圧縮を、仕切り成形部71の根元部71cのみに行う
ようにしたので、半割り仕切り部75の根元部71cに
形成される間隙C1を確実に密着することができる。
75の根元部71cと先端部71bとの間に間隙C2が
残存することになるが、根元部71cをろう付けするこ
とにより、間隙C2への液体の浸入が阻止されるため、
隙間腐食の発生の虞を解消することができる。
説明する。
仕切り付のヘッダーパイプが製造される。この仕切り付
のヘッダーパイプは、以下述べるようにして製造され
る。先ず、図5に示す成形工程により、両面にろう材層
の形成されるアルミニウムの板材が成形され、一対の半
割り円筒部101が形成される。
状の連結部103を介して並列に形成されている。そし
て、一対の半割り円筒部101には、内側に突出するU
字状の仕切り成形部105が形成されている。半割り円
筒部101の外側には、縁部107が形成されている。
切り成形部105の根元部が所定の半径の円弧状に成形
される。次に、図7に示す切除工程により、仕切り成形
部105の間に位置する連結部103a、および、仕切
り成形部105の両側に位置する縁部107aが、縁部
107の肉余り部とともに切除される。
ピアスすることにより行われる。この後、図8に示す圧
縮工程により、仕切り成形部105が両側から圧縮され
半割り仕切り部109が形成される。この圧縮工程は、
上述した第1の実施形態の一対のポンチ73を用いて行
われる。
対の半割り円筒部101の両側の縁部107が成形さ
れ、図の(b)に示すように、縁部107が半割り円筒
部101に続く円弧状に形成される。また、後述するカ
シメ用爪部が形成される側の縁部107に段部111が
形成され、同時にカシメ用爪部をカシメ固定するための
係止用凹部113、および、押圧用凹部115がエンボ
ス加工される。
対の半割り円筒部101を挟持し、プレス成形すること
により行われる。この後、図10に示す第2の切除工程
により、カシメ用爪部117となる部分を除いて縁部1
07の不要部分がトリム加工され、カシメ用爪部117
が形成される。
り、係止用凹部113側の縁部107の不要部分がトリ
ム加工により切除される。次に、図12に示すリストラ
イク工程により、カシメ用爪部117が直角になるよう
にリストライク加工される。この後、図13に示す第1
のチューブ差し込み孔形成工程により、一対の半割り円
筒部101のうち一方の半割り円筒部101の中央部に
チューブ差し込み孔119が所定間隔を置いて形成さ
れ、また、両側にサイドプレート用の差し込み孔121
が形成される。
ピアス成形することにより行われる。次に、図14に示
す第2のチューブ差し込み孔形成工程により、半割り円
筒部101の中央部に形成されたチューブ差し込み孔1
19の両側に所定間隔を置いてチューブ差し込み孔11
9が形成される。この工程は、プレス機械によりスリッ
ト・ピアス成形することにより行われる。
結部103が内側から突出され、一対の半割り円筒部1
01が対向配置される。次に、図16に示す突き合わせ
工程により、対向状態の一対の半割り円筒部101が突
き合わせられる。この後、図示しないカシメ工程により
カシメ用爪部117が係止用凹部113にカシメ固定さ
れ、この状態で接合工程が行われ、一対の半割り円筒部
101、および、一対の半割り仕切り部109が相互に
接合される。
腐食性フラックスを使用したろう付けにより行われる。
上述したようにして製造された仕切り付のヘッダーパイ
プでは、圧縮工程におけるU字状の仕切り成形部105
の圧縮を、仕切り成形部105の両側に配置され、仕切
り成形部105の先端部を除いた位置に仕切り成形部1
05側に突出する突出部73aが形成される一対のポン
チ73を仕切り成形部105に押圧して行うようにした
ので、半割り仕切り部109の先端部を除いた部分に形
成される間隙を容易,確実に密着することができた。
成されることを確実に防止することが可能になり、間隙
に液体が浸入して発生する隙間腐食の発生の虞を解消す
ることができた。
パイプの製造方法では、圧縮工程におけるU字状の仕切
り成形部の圧縮を、仕切り成形部の先端部を除いた位置
において、先端部の圧縮変形量より大きくなるように行
うようにしたので、半割り仕切り部の先端部を除いた部
分に形成される間隙が密着され、半割り仕切り部に間隙
が形成されることを確実に防止することができる。
は、圧縮工程におけるU字状の仕切り成形部の圧縮を、
仕切り成形部の両側に配置され、仕切り成形部の先端部
を除いた位置に仕切り成形部側に突出する突出部が形成
される一対のポンチを仕切り成形部に押圧して行うよう
にしたので、半割り仕切り部の先端部を除いた部分に形
成される間隙を容易に密着することができる。
は、圧縮工程におけるU字状の仕切り成形部の圧縮を、
仕切り成形部の先端部を圧縮した後、仕切り成形部の先
端部を除いた位置を圧縮して行うようにしたので、半割
り仕切り部の先端部を除いた部分に形成される間隙をよ
り確実に密着することができる。請求項4の仕切り付パ
イプの製造方法では、圧縮工程におけるU字状の仕切り
成形部の圧縮を、仕切り成形部の全体を押圧した後、仕
切り成形部の根元部のみに行うようにしたので、半割り
仕切り部の根元部に形成される間隙を確実に密着するこ
とができる。
施形態の圧縮工程を示す説明図である。
施形態の圧縮工程を示す説明図である。
施形態の圧縮工程を示す説明図である。
施形態の圧縮工程を示す説明図である。
成形工程を示す説明図である。
第2の成形工程を示す説明図である。
切除工程を示す説明図である。
圧縮工程を示す説明図である。
縁部成形工程を示す説明図である。
の第2の切除工程を示す説明図である。
の第3の切除工程を示す説明図である。
のリストライク工程を示す説明図である。
の第1のチューブ差し込み孔形成工程を示す説明図であ
る。
の第2のチューブ差し込み孔形成工程を示す説明図であ
る。
の対向工程を示す説明図である。
の突き合わせ工程を示す説明図である。
図である。
された仕切り付パイプを示す断面図である。
明図である。
り付ヘッダーパイプを示す側面図である。
明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 平板を成形し一対の半割り円筒部(10
1)を連結部(103)を介して並列に形成するととも
に前記一対の半割り円筒部(101)に内側に突出する
U字状の仕切り成形部(71,105)を形成する成形
工程と、 前記仕切り成形部(71,105)の間に位置する前記
連結部(103)を少なくとも切除する切除工程と、 前記仕切り成形部(71,105)を両側から圧縮し半
割り仕切り部(75,109)を形成する圧縮工程と、 前記連結部(103)を内側から突出させ前記一対の半
割り円筒部(101)を対向させる対向工程と、 この対向状態の一対の半割り円筒部(101)を突き合
わせる突き合わせ工程と、 前記一対の半割り円筒部(101)を相互に接合する接
合工程と、 を有する仕切り付パイプの製造方法において、 前記圧縮工程における前記U字状の仕切り成形部(7
1,105)の圧縮を、前記仕切り成形部(71,10
5)の先端部(71a,71b)を除いた位置におい
て、前記先端部(71a,71b)の圧縮変形量より大
きくなるように行うことを特徴とする仕切り付パイプの
製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の仕切り付パイプの製造方
法において、 前記圧縮工程における前記U字状の仕切り成形部(7
1,105)の圧縮を、前記仕切り成形部(71,10
5)の両側に配置され、前記仕切り成形部(71,10
5)の先端部(71a)を除いた位置に前記仕切り成形
部(71,105)側に突出する突出部(73b)が形
成される一対のポンチ(73)を前記仕切り成形部(7
1,105)に押圧して行うことを特徴とする仕切り付
パイプの製造方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の仕切り付パイプの製造方
法において、 前記圧縮工程における前記U字状の仕切り成形部(7
1)の圧縮を、前記仕切り成形部(71)の先端部(7
1b)を圧縮した後、前記仕切り成形部(71)の先端
部(71b)を除いた位置を圧縮して行うことを特徴と
する仕切り付パイプの製造方法。 - 【請求項4】 平板を成形し一対の半割り円筒部(10
1)を連結部(103)を介して並列に形成するととも
に前記一対の半割り円筒部(101)に内側に突出する
U字状の仕切り成形部(71,105)を形成する成形
工程と、 前記仕切り成形部(71,105)の間に位置する前記
連結部(103)を少なくとも切除する切除工程と、 前記仕切り成形部(71,105)を両側から圧縮し半
割り仕切り部(75,109)を形成する圧縮工程と、 前記連結部(103)を内側から突出させ前記一対の半
割り円筒部(101)を対向させる対向工程と、 この対向状態の一対の半割り円筒部(101)を突き合
わせる突き合わせ工程と、 前記一対の半割り円筒部(101)を相互に接合する接
合工程と、 を有する仕切り付パイプの製造方法において、 前記圧縮工程における前記U字状の仕切り成形部(7
1,105)の圧縮を、前記仕切り成形部(71,10
5)の全体を押圧した後、根元部(71c)のみに行う
ことを特徴とする仕切り付パイプの製造方法。
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