JPH11100860A - 旋回作業機の支持フレーム構造 - Google Patents

旋回作業機の支持フレーム構造

Info

Publication number
JPH11100860A
JPH11100860A JP26045497A JP26045497A JPH11100860A JP H11100860 A JPH11100860 A JP H11100860A JP 26045497 A JP26045497 A JP 26045497A JP 26045497 A JP26045497 A JP 26045497A JP H11100860 A JPH11100860 A JP H11100860A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
hood
engine
seat
revolving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26045497A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Matsui
聖司 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP26045497A priority Critical patent/JPH11100860A/ja
Publication of JPH11100860A publication Critical patent/JPH11100860A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボンネットそのものの強度や取付強度を考慮
せずにボンネットの前部よりに座席を配置できるように
して、旋回体の重量バランスを阻害することなく材料コ
スト及び製造コストを低下する。 【解決手段】 走行装置2上に旋回フレーム8が上下方
向の軸心回りに回動自在に設けられ、この旋回フレーム
8の後部にエンジン25が横向きに搭載され、このエン
ジン25を左右方向に跨ぐように旋回フレーム8に立設
されたボンネットフレーム36に同エンジン25を覆う
ボンネット9が固定され、このボンネット9上に座席1
0が配置されている旋回作業機の支持フレーム構造にお
いて、ボンネットフレーム36)として、エンジン25
の前方を左右方向に通過するように架設されかつ座席1
0を下方から直接支持する支持部材63を有する前横梁
60を備えたものを採用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばバックホー
等の旋回作業機における支持フレーム構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば、旋回体の後側面が走行装置の車
幅からはみ出ない小旋回の旋回作業機では、旋回体の後
部を車幅を直径とする円内に収める必要があるため、ボ
ンネット内外の各種機器を狭い場所に効率的に配置せね
ばならない。そこで、従来の小旋回の旋回作業機では、
走行装置上に上下方向の軸心回りに回動自在に設けた旋
回フレームの後部にエンジンが横向きに搭載され、この
エンジンを左右方向に跨ぐように旋回フレームに立設さ
れたボンネットフレームに同エンジンを覆うボンネット
を固定し、このボンネット上に座席を配置するようにし
ている(例えば、特開平8−142692号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来の
旋回作業機では、座席をボンネットフレームではなくボ
ンネット自体の上面に固定しているので、ボンネットそ
のものを座席及び作業者の重量に耐えうる強度を有する
比較的分厚いものに形成する必要があるとともに、ボン
ネットのボンネットフレームに対する固定箇所も多くな
るので、材料コスト及び製造コストが高くなるという欠
点がある。
【0004】一方、かかる不都合を解消するには、ボン
ネットフレームに座席を支持するようにすればよいが、
一般にキャノピやキャビンの支持部材としても使用され
るボンネットフレームは、旋回フレームの後部に寄りに
配置されているので、かかるボンネットフレームで座席
を支持すると同座席が後方に寄り過ぎて旋回体の重量バ
ランスが悪くなる恐れがある。
【0005】本発明は、このような実情に鑑み、ボンネ
ットそのものの強度や取付強度を考慮せずにボンネット
の前部よりに座席を配置できるようにして、旋回体の重
量バランスを阻害することなく材料コスト及び製造コス
トを低下することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は次の技術的手段を講じた。すなわち、本発明
は、走行装置上に旋回フレームが上下方向の軸心回りに
回動自在に設けられ、この旋回フレームの後部にエンジ
ンが横向きに搭載され、このエンジンを左右方向に跨ぐ
ように前記旋回フレームに立設されたボンネットフレー
ムに同エンジンを覆うボンネットが固定され、このボン
ネット上に座席が配置されている旋回作業機の支持フレ
ーム構造において、前記ボンネットフレームは、前記エ
ンジンの前方を左右方向に通過するように架設されかつ
前記座席を下方から直接支持する支持部材を有する前横
梁を備えているものである。
【0007】この場合、前横梁の支持部材が座席を下方
から直接支持するので、座席をボンネット上に配置する
に当たり同ボンネットそのものの強度や取付強度を考慮
する必要がない。また、かかる支持部材を有する前横梁
がエンジンの前方を左右方向に通過するように架設され
ているので、旋回体の重量バランスが阻害されない程度
に座席をボンネットの前部よりに配置することができ
る。
【0008】上記の本発明において、更に、ボンネット
フレームは、旋回フレームの後部を左右方向に通過する
後横梁と、この後横梁と前横梁を旋回フレームに固定す
るための各支柱と、前記前後横梁の左右両端同士を互い
に連結する前後方向の連結部材と、を備えていることが
好ましい。この場合、前後横梁と左右の連結部材とによ
って平面視で閉ループ状の枠構造が形成されることにな
るので、ボンネットフレームそのものの剛性も同時に向
上することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図面は旋回作業機として例示する
小旋回バックホー1を示しており、図5において、この
バックホー1は走行装置2と旋回体3と掘削装置4とか
ら主構成されている。
【0010】なお、以下、バックホー1の走行方向(図
5の左右方向)を前後方向といい、この前後方向に直交
する横方向(図5の紙面貫通方向)を左右方向という。
図5に示すように、走行装置2は、ゴム製履帯を有する
クローラ走行体5を左右一対備え、これらの走行体5を
走行モータMで駆動するようにしたクローラ式走行装置
が採用されている。この走行装置2の前部にはドーザ6
が設けられている。
【0011】旋回体3は、走行装置2の左右クローラ走
行体5間の中央部に設けた軸受体7に上下方向の旋回軸
心X回りに回動自在に支持された旋回フレーム8と、こ
の旋回フレーム8に搭載された各種機器を覆うボンネッ
ト9と、このボンネット9上に設けた座席10やその前
の操縦部11を覆うキャビン12とを備えている。旋回
フレーム8は、上面に各種機器の取付ブラケットが立設
されたベースプレート13の外周をFRP製のカバー部
材13Aで覆うことで構成され、この旋回フレーム8の
後部には、ベースプレート13に固定されかつ旋回フレ
ーム8の前部の掘削装置4等との重量バランスを図るカ
ウンタウェイト9Aが設けられている。また、この旋回
フレーム8は、ベースプレート13に設けた旋回モータ
14(図1参照)によって旋回軸心X回りに回動される
ようになっている。
【0012】このバックホー1はいわゆる後方小旋回タ
イプのもので、旋回体3の後側面が走行装置2の車幅か
らはみ出ないように円弧状に形成されている。すなわ
ち、旋回体3が旋回したとき、この旋回体3の後面が描
く旋回軌跡が左右クローラ走行体5の左右幅内に収まる
ようになっている。図1に示すように、旋回体3の左右
側面は、旋回体3が前方を向いた状態で前後方向に沿う
平面に形成されていて、この左右側面間同士の間隔は旋
回体3後面が描く旋回軌跡円の直径より幅狭に形成され
ている。更に、同状態において、旋回体3の前面は、左
右方向に沿う平面に形成されている。
【0013】図1及び図5に示すように、旋回フレーム
8の前面右側には、掘削装置4を支持する上下一対の枢
支部材15が突出されている。この枢支部材15には支
軸を介してスイングブラケット16が上下軸回りに左右
揺動自在に枢着され、このスイングブラケット16は旋
回フレーム8の内部に設けたスイングシリンダ16A
(図2参照)によって揺動される。
【0014】前記掘削装置4は、基部がスイングブラケ
ット16に左右軸回りに揺動自在に枢着されたブーム1
7と、このブーム17の先端側に左右軸回りに揺動自在
に枢着されたアーム18と、このアーム18の先端側に
スクイ・ダンプ自在に取付けられたバケット19とを備
えてなる。ブーム17は、スイングブラケット16とブ
ーム17の中途部との間に設けたブームシリンダ17に
よって揺動され、アーム18は、ブーム17の中途部と
アーム18の基部との間に設けたアームシリンダ21に
よって揺動され、バケット19は、アーム18の基部と
バケット19の取付リンクとの間に設けたバケットシリ
ンダ22によってスクイ・ダンプされる。
【0015】図1に示すように、旋回フレーム8の前端
部には前記操縦部11が立設され、旋回フレーム8の前
半部分はフロアシートで覆われていて、このフロアシー
トの下方にコントロールバルブ23が収納されている。
他方、旋回フレーム8の後部上面および右側上面は上方
開放状とされ、これらの開放部分は旋回フレーム8の上
面から上方に突出した丸みを帯びた前記ボンネット9で
覆われている。
【0016】このボンネット9の内部には、コントロー
ルバルブ23に圧油を供給する油圧ポンプ24を駆動す
るエンジン25と、このエンジン25に燃料を供給する
ための燃料タンク26と、油圧ポンプ24に作動油を供
給するための作動油タンク27と、前記エンジン25を
水冷するためのラジエータ28等が収納されており、こ
れらはすべて旋回フレーム8に搭載されている。
【0017】図1に示すように、エンジン25はその駆
動軸心が左右方向を向くように旋回フレーム8の後部に
横向きに配置されている。このエンジン25の左側下部
に油圧ポンプ24が直結され、同エンジン25の右側上
部にラジエータファン29が連結されている。油圧ポン
プ24を駆動する下部軸とラジエータファン29を駆動
する上部軸は、ファンベルト30及びプーリよりなるベ
ルト伝動機構により連動連結されている。
【0018】ラジエータファン29の右側には、オイル
クーラ(図示せず)とラジエータ28がその順に配置さ
れていて、これらの熱交換器に対応するボンネット9の
右側面には外気取り入れ口が形成されている。なお、旋
回フレーム8の旋回中心部にはスイベルジョイント31
が設けられ、同ジョイント31の右側やや前寄りには前
記旋回モータ14が配置され、これらの部材は、コント
ロールバルブ23にそれぞれ油圧配管で接続されてい
る。
【0019】前記作動油タンク27はラジエータ28の
前方に配置され、燃料タンク23はその作動油タンク2
7の更に前方に配置されており、これら両タンク26,
27は旋回フレーム8の右側前部に互いに近接して並設
されている。作動油タンク27は、その下部が、旋回フ
レーム8のベースプレート13から立設した支持ブラケ
ット32にチャンネル材33を介して固定され(図2参
照)、その左側面が、旋回フレーム8の前部右側に前後
方向に配置された支持プレート34に固定され、これに
より、当該作動油タンク27は旋回フレーム8に直接支
持された状態で取り付けられている。
【0020】この作動油タンク27は、ほぼ縦長直方体
に形成された鋼製箱体よりなり、上面に給油口35を備
えている。また、前記支持プレート34は、後述するボ
ンネットフレーム36の一部を構成する側方フレーム3
7に固定され、この側方フレーム37は旋回フレーム8
の右側よりをその後部から前部に至るように架設されて
いる(図1参照)。
【0021】他方、燃料タンク26は、下半部が上半部
よりも前方へ膨出して形成された合成樹脂製のボトルよ
りなり、その上半部の外周面に上下一対の周溝38を備
えているとともに、上面に給油口39を備えている。そ
して、燃料タンク26の上半部の前面側(反取付面側)
を後方に凹ませることにより、エアコンの室外機等を収
納する収納スペースとしての逃げ凹部40が形成されて
いる。
【0022】この燃料タンク26は、下側の周溝38に
嵌合するように巻き付けられたコ字状の取付バンド41
の両端を作動油タンク27側に固定することにより、同
作動油タンク27の前側面に吊り持ち状態で固定されて
いる。このため、取付バンド40によって予め燃料タン
ク26を作動油タンク27の前側面に一体に取り付けて
おくようにすれば、旋回体3の製造ラインにおいて、作
動油タンク27を旋回フレーム8の支持ブラケット32
に取り付けるだけで、燃料タンク26の旋回フレーム8
に対する取り付けも同時に行える。
【0023】また、燃料タンク26の作動油タンク27
に対する取付面43には、その上下二箇所を作動油タン
ク27側に一体に膨出してなる横長帯状の突部44が形
成されていて、燃料タンク26はこの突部45により作
動油タンク27との間で隙間eが形成された状態で作動
油タンク27の前側面に取り付けられている。従って、
この隙間eへの風通しにより、作動油タンク27の被取
付面からも熱が逃がされるとともに、作動油タンク27
らの発熱が燃料タンク26側に伝わるのが抑制されるこ
とになる。
【0024】図1に示すように、旋回フレーム8には、
前記エンジン25を左右方向に大きく跨ぐように正面視
ほぼ門形に形成された前記ボンネットフレーム36が立
設されている。このボンネットフレーム36は、旋回フ
レーム8の後部左側に立設された前後一対の第一及び第
二支柱45,46と、同フレーム8の後部中央に立設さ
れた中央支柱47と、同フレーム8の右側よりをその後
部から前部に渡るように架設された前記側方フレーム3
7と、この側方フレーム37内に固定した前記支持プレ
ート34と、エンジン25の直ぐ後上方を左右方向に通
過するように架設された後横梁48と、を備えている。
【0025】図2〜図4に示すように、前後一対の第一
及び第二支柱45,46のうち、第一支柱45は、ボン
ネット9高さのほぼ半分程度の高さを有しており、ベー
スプレート13の左端中央部に直結されている。他方、
第二支柱46は、ベースプレート13の左端後部に固定
された取付台49上に立設された下支柱50と、この下
支柱50の上端に直結された上支柱51とからなり、上
支柱51の下端フランジと前記第一支柱45の上端はバ
ッテリー52の載置台としても機能する前後方向に長い
板状の連結プレート53で互いに連結されている。
【0026】また、上支柱51の上端は、断面コ字状の
固定部材54を介して前記後横梁48の左端に連結され
ている。中央支柱47は、その下端が旋回フレーム8の
後部中央に固定された取付壁55の上端に固定され、そ
の上端は前記後横梁48の中央部下面に直結されてい
る。側方フレーム37は、旋回フレーム8の前部右側に
配置された縦枠56と、その上端から後方に向かって一
体に延びる横桟57とから、側面視ほぼL字状に形成さ
れていて、縦枠56の下端は、旋回フレーム8の右側前
部に立設した取付ブラケット58にチャンネル材59を
介して固定されている(図4参照)。また、横桟57
は、前記燃料タンク26の直ぐ左側から後方に向かって
延び、その後端が前記後横梁48の右端部下面に固定さ
れている。
【0027】前記支持プレート34は、側方フレーム3
7の前半部分を左右方向に分断するように同フレーム3
4に取り付けられ、前記縦枠56とともに取付ブラケッ
ト58のチャンネル材59に固定されている。本実施形
態のボンネットフレーム36は、更に、エンジン25の
直ぐ前方でかつ前記後横梁48よりも低いところを左右
方向に通過するように架設された前横梁60を備えてい
る。図3及び図4に示すように、この前横梁60は、前
上方へオーバーハングして形成された左端部と、この左
端部から水平に真っ直ぐに形成された水平部分と備えて
おり、前横梁60の左端は前記第一支柱45の上端部前
面に固定されている。
【0028】他方、前横梁60の水平部分は丁度ボンネ
ット9の上部に形成した座席10の収納凹部61の底面
とボンネット9の前側面とのコーナー部62の直ぐ内側
を通過するように配置されており、この前横梁60の水
平部分の右端は前記支持プレート34の左側面に固定さ
れている。また、前横梁60の水平部分には、座席10
を下方から直接支持する支持部材63が突設されてお
り、この支持部材は前記ボンネット9のコーナ部62を
貫通してその外部に飛び出している。
【0029】座席10は、前後位置を調整するためのス
ライド機構を有する台板64を下面側に備え、この台板
64の下面前部から突設した枢支ブラケットが前記支持
部材63の突出端部に上下揺動自在に枢着されている。
また、ボンネット9の収納凹部61の後部には、台板6
4の後部に設けた支持脚を下から支承する支承部材65
が設けられている。
【0030】上記したボンネットフレーム36によれ
ば、前横梁60の支持部材63によって座席10が下方
から直接支持されているので、座席10をボンネット9
上に配置するに当たってそのボンネット9そのものの強
度や取付強度を考慮する必要がなく、従って、材料コス
ト及び製造コストを低減することができる。また、支持
部材63を有する前横梁60がエンジン25の前方を左
右方向に通過するように架設されているので、図1に示
すように、旋回中心Xから外れない程度に座席10をボ
ンネット9の前部よりの低い位置に配置でき、旋回体3
の重量バランスを適切に確保できる。
【0031】更に、前横梁60の水平部分が前記コーナ
ー部62に近接して配置されているので、座席10を収
納凹部61内の低い位置にセットしながら、同座席10
を上下揺動自在に構成することができる。また、本実施
形態のボンネットフレーム36の場合、前後横梁60,
48とその左右両側に位置する連結プレート53及び側
方フレーム37とによって、平面視で閉ループ状の枠構
造が形成されているので、ボンネットフレーム36その
ものの剛性も同時に向上できる利点がある。
【0032】すなわち、この場合、前横梁60は、座席
10を直接下方から支持する支持機能と、後横梁48と
協同してボンネットフレーム36自体の強度を向上させ
る補強機能とを併せ持っていることになる。前記ボンネ
ット9は樹脂製又は薄板鋼板製で、その内面側各所にお
いて前記ボンネットフレーム36に固定されている。こ
のボンネット9は、燃料タンク26、作動油タンク27
及びラジエータ28等を覆う右カバー部66と、エンジ
ン25を後方から覆う後カバー部67と、油圧ポンプ2
4等を覆う左カバー部68とから構成されている。これ
ら各カバー部66,67,68のうち、後カバー部67
はヒンジを介して前記後横梁48に上下回動自在に支持
されており、この後カバー部67を開放させることでエ
ンジン25及びその周囲の保守点検が可能となってい
る。
【0033】また、本実施形態では、燃料タンク26の
上半部37に逃げ凹部40が形成されていることから、
右カバー部66の前部に、キャビン12内のエアコンの
室外器(コンデンサ等)の収納スペースSを設けるよう
にしている。もっとも、キャビン12の代わりにキャノ
ピを採用する場合には、エアコンが不要になりその室外
器を燃料タンク26の前方に設ける必要もなくなる。そ
こで、このような場合には、燃料タンク26の逃げ凹部
40近傍まで前部が縮小された右カバー部66を使用す
るとにより、ボンネット9の前部がよりコンパクト化さ
れ、ウォークスルーを出来るだけ広く取れるようにな
る。
【0034】なお、本実施形態では後方小旋回のバック
ホー1に本発明を採用した場合を例示したが、本発明
は、掘削装置4の最上昇時に同装置4が旋回体3の旋回
軌跡からはみ出ない超小旋回のバックホー1にも採用す
ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】旋回体の内部構造を示す平面図である。
【図2】旋回体の内部構造を示す右側面図である。
【図3】旋回体の内部構造を示す左側面図である。
【図4】旋回体の内部構造を示す背面図である。
【図5】小旋回バックホー(旋回作業機)の全体側面図
である。
【符号の説明】
1 小旋回バックホー(旋回作業機) 2 走行装置 8 旋回フレーム 9 ボンネット 10 座席 25 エンジン 36 ボンネットフレーム 37 側方フレーム(連結部材) 45 第一支柱 46 第二支柱 47 中央支柱 48 後横梁 53 連結プレート(連結部材) 60 前横梁 63 支持部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置(2)上に旋回フレーム(8)
    が上下方向の軸心回りに回動自在に設けられ、この旋回
    フレーム(8)の後部にエンジン(25)が横向きに搭
    載され、このエンジン(25)を左右方向に跨ぐように
    前記旋回フレーム(8)に立設されたボンネットフレー
    ム(36)に同エンジン(25)を覆うボンネット
    (9)が固定され、このボンネット(9)上に座席(1
    0)が配置されている旋回作業機の支持フレーム構造に
    おいて、 前記ボンネットフレーム(36)は、前記エンジン(2
    5)の前方を左右方向に通過するように架設されかつ前
    記座席(10)を下方から直接支持する支持部材(6
    3)を有する前横梁(60)を備えていることを特徴と
    する旋回作業機の支持フレーム構造。
  2. 【請求項2】 ボンネットフレーム(36)は、旋回フ
    レーム(8)の後部を左右方向に通過する後横梁(4
    8)と、この後横梁(48)と前横梁(60)を旋回フ
    レーム(8)に固定するための各支柱(45)(46)
    (47)と、前記前後横梁(60)(48)の左右両端
    同士を互いに連結する前後方向の連結部材(37)(5
    3)と、を備えている請求項1に記載の旋回作業機の支
    持フレーム構造。
JP26045497A 1997-09-25 1997-09-25 旋回作業機の支持フレーム構造 Pending JPH11100860A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26045497A JPH11100860A (ja) 1997-09-25 1997-09-25 旋回作業機の支持フレーム構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26045497A JPH11100860A (ja) 1997-09-25 1997-09-25 旋回作業機の支持フレーム構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11100860A true JPH11100860A (ja) 1999-04-13

Family

ID=17348179

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26045497A Pending JPH11100860A (ja) 1997-09-25 1997-09-25 旋回作業機の支持フレーム構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11100860A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7320380B2 (en) Swiveling utility machine having swivel deck
US20110017537A1 (en) Working Vehicle
JP5254821B2 (ja) 旋回作業機
JP5438981B2 (ja) 旋回作業機
JP2010065437A (ja) ローダ作業機のエンジン設置構造
JP2003064724A (ja) 旋回作業機
JP3691750B2 (ja) 旋回作業機
JPH11100860A (ja) 旋回作業機の支持フレーム構造
JPH1181378A (ja) 旋回作業機
JP3354845B2 (ja) 旋回作業機
KR100285233B1 (ko) 선회작업기의 제어밸브장치
JP4236550B2 (ja) 旋回作業機のタンク取付構造
JP3540658B2 (ja) 旋回作業機
JP3403633B2 (ja) 旋回作業機
JP3311971B2 (ja) 旋回作業機
JPH10331196A (ja) 旋回作業機のボンネット装置
JP2002097665A (ja) 旋回作業機
JP3311970B2 (ja) 旋回作業機
JP4226505B2 (ja) 旋回作業機
JPH1181375A (ja) 旋回作業機
JP3682006B2 (ja) 旋回作業機
JP4133899B2 (ja) 旋回作業機
JPH1193203A (ja) 旋回作業機におけるタンク取付構造
JP3737998B2 (ja) 旋回作業機
JP2002155543A (ja) 旋回作業機