JPH1098330A - アンテナ - Google Patents
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- JPH1098330A JPH1098330A JP8251555A JP25155596A JPH1098330A JP H1098330 A JPH1098330 A JP H1098330A JP 8251555 A JP8251555 A JP 8251555A JP 25155596 A JP25155596 A JP 25155596A JP H1098330 A JPH1098330 A JP H1098330A
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- H01Q9/00—Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
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- H01Q9/0407—Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna
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- H01Q9/0407—Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna
- H01Q9/0428—Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna radiating a circular polarised wave
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- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の周波数帯域に対応し、かつ、偏波の
選択が可能で、小型化されたアンテナを供給する。 【解決手段】 1はストリップライン型のアンテナで
あり、セラミックシートからなる誘電体層11a,11
b,11cと、誘電体層11aの上層に配置され誘電体
層11aとほぼ同じ面積を有する接地電極層12と、誘
電体層11bの上層に配置された略正方形状の第1放射
電極層13と、誘電体層11cの上層に配置され第1放
射電極層13が配置されていない部分に対応する位置に
略L字状に配置される第2放射電極層14と、第1放射
電極層に給電するために誘電体層11aの裏面から第1
放射電極層13に向かって形成される給電用貫通孔15
と、第2放射電極層を接地電極層と接続するための複数
の貫通孔16と、第1放射電極層13と第2放射電極層
14とを容量結合するために第1放射電極層13および
第2放射電極層14のそれぞれに突出して形成されてい
る容量結合部17a,17bとから構成されている。
選択が可能で、小型化されたアンテナを供給する。 【解決手段】 1はストリップライン型のアンテナで
あり、セラミックシートからなる誘電体層11a,11
b,11cと、誘電体層11aの上層に配置され誘電体
層11aとほぼ同じ面積を有する接地電極層12と、誘
電体層11bの上層に配置された略正方形状の第1放射
電極層13と、誘電体層11cの上層に配置され第1放
射電極層13が配置されていない部分に対応する位置に
略L字状に配置される第2放射電極層14と、第1放射
電極層に給電するために誘電体層11aの裏面から第1
放射電極層13に向かって形成される給電用貫通孔15
と、第2放射電極層を接地電極層と接続するための複数
の貫通孔16と、第1放射電極層13と第2放射電極層
14とを容量結合するために第1放射電極層13および
第2放射電極層14のそれぞれに突出して形成されてい
る容量結合部17a,17bとから構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンテナに関し、
詳しくは、複数の周波数帯域に対応し、かつ、偏波の選
択が可能なアンテナに関するものである。
詳しくは、複数の周波数帯域に対応し、かつ、偏波の選
択が可能なアンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のアンテナを図5から図8を用いて
説明する。図5,図6に示すアンテナ100は、誘電体
材料からなる基板101と、基板101の一方主面に形
成された放射電極102と、基板101の他方主面に形
成された接地電極103とからなる。そして、基板10
1の放射電極102に対応する箇所に給電用貫通孔10
4が設けられている。この給電用貫通孔104に、基板
101の他方主面側から基板101を貫通するように、
放射電極102に対して給電するためのコネクタ105
が挿入される。コネクタ105は、ハンダ106aによ
り放射電極102と導通されるとともに、ハンダ106
aおよびハンダ106bにより基板101に固定され
る。そして、このアンテナ100が円偏波を受信するも
ので、放射電極102には、図5に示すように、縮退分
離部102aが設けられている。
説明する。図5,図6に示すアンテナ100は、誘電体
材料からなる基板101と、基板101の一方主面に形
成された放射電極102と、基板101の他方主面に形
成された接地電極103とからなる。そして、基板10
1の放射電極102に対応する箇所に給電用貫通孔10
4が設けられている。この給電用貫通孔104に、基板
101の他方主面側から基板101を貫通するように、
放射電極102に対して給電するためのコネクタ105
が挿入される。コネクタ105は、ハンダ106aによ
り放射電極102と導通されるとともに、ハンダ106
aおよびハンダ106bにより基板101に固定され
る。そして、このアンテナ100が円偏波を受信するも
ので、放射電極102には、図5に示すように、縮退分
離部102aが設けられている。
【0003】次に、図7,図8に示すアンテナ110
は、誘電体材料からなる基板111と、基板111の一
方主面に形成された放射電極112と、基板111の他
方主面に形成された接地電極113とからなる。そし
て、基板111の放射電極111に対応する箇所に給電
用貫通孔114が設けられている。この給電用貫通孔1
14に、基板111の他方主面側から基板111を貫通
するように、放射電極112に対して給電するためのコ
ネクタ115が挿入される。コネクタ115は、ハンダ
116aにより放射電極112と導通されるとともに、
ハンダ116aおよびハンダ116bにより基板111
に固定される。そして、このアンテナ110は直線偏波
を受信するもので、アンテナ100の放射電極102と
は異なり、図7に示すように、放射電極112に縮退分
離部が設けられていない。
は、誘電体材料からなる基板111と、基板111の一
方主面に形成された放射電極112と、基板111の他
方主面に形成された接地電極113とからなる。そし
て、基板111の放射電極111に対応する箇所に給電
用貫通孔114が設けられている。この給電用貫通孔1
14に、基板111の他方主面側から基板111を貫通
するように、放射電極112に対して給電するためのコ
ネクタ115が挿入される。コネクタ115は、ハンダ
116aにより放射電極112と導通されるとともに、
ハンダ116aおよびハンダ116bにより基板111
に固定される。そして、このアンテナ110は直線偏波
を受信するもので、アンテナ100の放射電極102と
は異なり、図7に示すように、放射電極112に縮退分
離部が設けられていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のアンテナは、それぞれ受信する周波数帯域が離れ
ており、また、受信する偏波も異なる。このような離れ
た周波数帯域を同時に受信しようとする場合、 2つのアンテナを並べて配置する。 1枚の基板に2つの放射電極パターンを形成し、それ
ぞれの放射電極に給電するアンテナを用いる。の方法が
考えられる。
来例のアンテナは、それぞれ受信する周波数帯域が離れ
ており、また、受信する偏波も異なる。このような離れ
た周波数帯域を同時に受信しようとする場合、 2つのアンテナを並べて配置する。 1枚の基板に2つの放射電極パターンを形成し、それ
ぞれの放射電極に給電するアンテナを用いる。の方法が
考えられる。
【0005】しかし、この,のどちらの場合も、異
なる周波数帯域に対応している2つの放射電極を、互い
に干渉しないように、十分な間隔を持って配置しなけれ
ばならず、また、放射電極それぞれにコネクタ等の給電
手段を設けなければならなかった。このため、アンテナ
の小型化の妨げとなっていた。
なる周波数帯域に対応している2つの放射電極を、互い
に干渉しないように、十分な間隔を持って配置しなけれ
ばならず、また、放射電極それぞれにコネクタ等の給電
手段を設けなければならなかった。このため、アンテナ
の小型化の妨げとなっていた。
【0006】したがって、本発明の目的は、複数の周波
数帯域に対応し、かつ、偏波の選択が可能で、小型化さ
れたアンテナを提供することにある。
数帯域に対応し、かつ、偏波の選択が可能で、小型化さ
れたアンテナを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、誘電体層と第1放射電極層と第2放射電
極層と接地電極層とが積層されてなる積層型のアンテナ
であって、第1電極層,第2電極層および接地電極層の
間にはそれぞれ誘電体層が形成されており、第1放射電
極層および第2放射電極層に設けられ第1放射電極層と
第2放射電極層を容量結合する容量結合部と、第1放射
電極層に給電するための給電部と、第2放射電極層と接
地電極層を導通するための貫通孔とからなることを特徴
としている。
に、本発明は、誘電体層と第1放射電極層と第2放射電
極層と接地電極層とが積層されてなる積層型のアンテナ
であって、第1電極層,第2電極層および接地電極層の
間にはそれぞれ誘電体層が形成されており、第1放射電
極層および第2放射電極層に設けられ第1放射電極層と
第2放射電極層を容量結合する容量結合部と、第1放射
電極層に給電するための給電部と、第2放射電極層と接
地電極層を導通するための貫通孔とからなることを特徴
としている。
【0008】これにより、第1放射電極層が1つの周波
数帯域に対応したアンテナとして作用するとともに、第
1放射電極層と第2放射電極層が容量結合して別のスト
リップ線路が形成されていることになり、別の周波数帯
域に対応したアンテナとして作用する。よって、1つの
ブロックで複数の周波数帯域に対応したアンテナが得ら
れ、また、放射電極に対する給電も1箇所の給電部で済
み、小型化が達成される。
数帯域に対応したアンテナとして作用するとともに、第
1放射電極層と第2放射電極層が容量結合して別のスト
リップ線路が形成されていることになり、別の周波数帯
域に対応したアンテナとして作用する。よって、1つの
ブロックで複数の周波数帯域に対応したアンテナが得ら
れ、また、放射電極に対する給電も1箇所の給電部で済
み、小型化が達成される。
【0009】また、容量結合部における容量値の調整
や、容量結合部を配置する位置により偏波の選択が可能
となる。
や、容量結合部を配置する位置により偏波の選択が可能
となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1,図2において、1はストリ
ップライン型のアンテナであり、セラミックシートから
なる誘電体層11a,11b,11cと、誘電体層11
aの上層に配置され誘電体層11aとほぼ同じ面積を有
する接地電極層12と、誘電体層11bの上層に配置さ
れた略正方形状の第1放射電極層13と、誘電体層11
cの上層に配置され第1放射電極層13が配置されてい
ない部分に対応する位置に略L字状に配置される第2放
射電極層14と、第1放射電極層に給電するために誘電
体層11aの裏面から第1放射電極層13に向かって形
成される給電用貫通孔15と、第2放射電極層を接地電
極層と接続するための複数の貫通孔16と、第1放射電
極層13と第2放射電極層14とを容量結合するために
第1放射電極層13および第2放射電極層14のそれぞ
れに突出して形成されている容量結合部17a,17b
とから構成されている。
を参照して説明する。図1,図2において、1はストリ
ップライン型のアンテナであり、セラミックシートから
なる誘電体層11a,11b,11cと、誘電体層11
aの上層に配置され誘電体層11aとほぼ同じ面積を有
する接地電極層12と、誘電体層11bの上層に配置さ
れた略正方形状の第1放射電極層13と、誘電体層11
cの上層に配置され第1放射電極層13が配置されてい
ない部分に対応する位置に略L字状に配置される第2放
射電極層14と、第1放射電極層に給電するために誘電
体層11aの裏面から第1放射電極層13に向かって形
成される給電用貫通孔15と、第2放射電極層を接地電
極層と接続するための複数の貫通孔16と、第1放射電
極層13と第2放射電極層14とを容量結合するために
第1放射電極層13および第2放射電極層14のそれぞ
れに突出して形成されている容量結合部17a,17b
とから構成されている。
【0011】そして、給電用貫通孔15には、特に図示
はしないが、第1放射電極層13に対して給電するため
の同軸線路としてコネクタが挿入され、ハンダにより第
1放射電極層13とコネクタが導通・固定される。
はしないが、第1放射電極層13に対して給電するため
の同軸線路としてコネクタが挿入され、ハンダにより第
1放射電極層13とコネクタが導通・固定される。
【0012】このように構成されたストリップライン型
のアンテナ1は、第1放射電極層13と第2放射電極層
14との間で容量結合部17a,17bにより容量結合
している。そのため、第1放射電極層13部分が1つの
周波数帯域(高周波側)に対応したアンテナとして機能
を奏するとともに、第1放射電極層13および第2放射
電極層14を含めた全体で他の周波数帯域(低周波側)
に対応したアンテナとして機能を奏する。
のアンテナ1は、第1放射電極層13と第2放射電極層
14との間で容量結合部17a,17bにより容量結合
している。そのため、第1放射電極層13部分が1つの
周波数帯域(高周波側)に対応したアンテナとして機能
を奏するとともに、第1放射電極層13および第2放射
電極層14を含めた全体で他の周波数帯域(低周波側)
に対応したアンテナとして機能を奏する。
【0013】次に、本発明の第2の実施の形態に係るア
ンテナ20を、図3を用いて説明する。なお、アンテナ
20において、図1に示したアンテナ1と同一の構成箇
所については同一番号を付しその説明を省略する。
ンテナ20を、図3を用いて説明する。なお、アンテナ
20において、図1に示したアンテナ1と同一の構成箇
所については同一番号を付しその説明を省略する。
【0014】このアンテナ20がアンテナ1と異なる点
は、略正方形に形成された第1放射電極層13の4辺す
べてを囲む位置に対応する部分に略短冊状の第2放射電
極層22,23,24,25が配置され、第1放射電極
層13と第2放射電極層22,23,24,25とを容
量結合するための容量結合部17a,17b,17c,
17dが配置されているところである。
は、略正方形に形成された第1放射電極層13の4辺す
べてを囲む位置に対応する部分に略短冊状の第2放射電
極層22,23,24,25が配置され、第1放射電極
層13と第2放射電極層22,23,24,25とを容
量結合するための容量結合部17a,17b,17c,
17dが配置されているところである。
【0015】このアンテナ20は、第1放射電極層13
で1つの周波数帯域に、第1放射電極層13および第2
放射電極層22,23で他の1つの周波数帯域に、第1
放射電極層13および第2放射電極層24,25でさら
に他の1つの周波数帯域に対応したマイクロストリップ
アンテナとして機能を奏する。
で1つの周波数帯域に、第1放射電極層13および第2
放射電極層22,23で他の1つの周波数帯域に、第1
放射電極層13および第2放射電極層24,25でさら
に他の1つの周波数帯域に対応したマイクロストリップ
アンテナとして機能を奏する。
【0016】尚、特に図示はしないが、このアンテナ2
0において、第1の実施の形態に示したアンテナ1と同
様に、第2放射電極層22,23を結合して略L字状に
形成してもよく、第2放射電極層24,25を結合して
略L字状に形成してもよい。
0において、第1の実施の形態に示したアンテナ1と同
様に、第2放射電極層22,23を結合して略L字状に
形成してもよく、第2放射電極層24,25を結合して
略L字状に形成してもよい。
【0017】また、これも特に図示はしないが、アンテ
ナ1において、アンテナ20と同様に、第2放射電極層
14を略短冊状に分割して形成しても良い。
ナ1において、アンテナ20と同様に、第2放射電極層
14を略短冊状に分割して形成しても良い。
【0018】上述の第1および第2の実施の形態で示し
たアンテナにおいて、第1放射電極層と第2放射電極層
とは容量結合部により容量結合されているが、この容量
結合部の形成位置をずらしたり、容量結合部をトリミン
グすることにより、受信する低周波側の周波数帯域を簡
単に調整することができるとともに、受信する低周波側
の偏波も選択できる。
たアンテナにおいて、第1放射電極層と第2放射電極層
とは容量結合部により容量結合されているが、この容量
結合部の形成位置をずらしたり、容量結合部をトリミン
グすることにより、受信する低周波側の周波数帯域を簡
単に調整することができるとともに、受信する低周波側
の偏波も選択できる。
【0019】また、この容量結合部は積層型であり特別
な製造工程を必要としないため形成が容易であるととも
に、厚みが薄いためアンテナの低背化が達成できる。
な製造工程を必要としないため形成が容易であるととも
に、厚みが薄いためアンテナの低背化が達成できる。
【0020】また、各実施の形態で述べた第1放射電極
層13は、図4に示すように縮体分離部13aを有する
形状として、第1放射電極層13で受信する高周波側の
偏波を選択することもできる。尚、図4において、縮体
分離部13a以外の構成部分は、第1の実施の形態で示
したマイクロストリップアンテナ1と同一であるため、
同一番号を付しその説明を省略する。
層13は、図4に示すように縮体分離部13aを有する
形状として、第1放射電極層13で受信する高周波側の
偏波を選択することもできる。尚、図4において、縮体
分離部13a以外の構成部分は、第1の実施の形態で示
したマイクロストリップアンテナ1と同一であるため、
同一番号を付しその説明を省略する。
【0021】このように、本発明のアンテナでは、1つ
の周波数帯域(高周波側)に対応している第1放射電極
層において偏波の設定ができるとともに、他の周波数帯
域(低周波側)に対応している第1放射電極層と第2放
射電極層を含めた全体においても偏波の選択が可能とな
る。
の周波数帯域(高周波側)に対応している第1放射電極
層において偏波の設定ができるとともに、他の周波数帯
域(低周波側)に対応している第1放射電極層と第2放
射電極層を含めた全体においても偏波の選択が可能とな
る。
【0022】また、上述の第1および第2の実施の形態
では、第1放射電極が略正方形状であるが、略円形状で
もよい。
では、第1放射電極が略正方形状であるが、略円形状で
もよい。
【0023】また、上記実施の形態で、第2放射電極層
と接地電極層は複数の貫通孔により接続されているが、
第2放射電極層が高周波的に接地されていれば、貫通孔
の個数は適宜選択決定できるものである。
と接地電極層は複数の貫通孔により接続されているが、
第2放射電極層が高周波的に接地されていれば、貫通孔
の個数は適宜選択決定できるものである。
【0024】尚、上述の実施の形態では、セラミックシ
ートを用いて誘電体層を形成しているが、最下層のセラ
ミックシートはアルミナ基板や窒化アルミ基板などでも
よい。
ートを用いて誘電体層を形成しているが、最下層のセラ
ミックシートはアルミナ基板や窒化アルミ基板などでも
よい。
【0025】また、本発明のアンテナは、複数のセラミ
ックシートと複数の電極層を積層した後、焼成すること
によって得られるものであり、特に図示はしないが、大
きな1枚のセラミックシート上に複数の電極パターンを
形成し、焼成した後に分割切断することによって、一度
に大量のアンテナを製造することができるため、コスト
ダウンが図れる。
ックシートと複数の電極層を積層した後、焼成すること
によって得られるものであり、特に図示はしないが、大
きな1枚のセラミックシート上に複数の電極パターンを
形成し、焼成した後に分割切断することによって、一度
に大量のアンテナを製造することができるため、コスト
ダウンが図れる。
【0026】なお、本発明に係るアンテナは、前記実施
の形態に限定するものでなく、その要旨の範囲内で種々
に変形することができる。
の形態に限定するものでなく、その要旨の範囲内で種々
に変形することができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明によるマイクロス
トリップ型のアンテナでは、第1放射電極層が1つの周
波数帯域に対応したアンテナとして作用するとともに、
第1放射電極と第2放射電極が容量結合して別のマイク
ロストリップ線路が形成されていることになり、別の周
波数帯域に対応したアンテナとして機能を奏し、よっ
て、1枚の基板上に複数の周波数帯域に対応したアンテ
ナが得られ、また、放射電極に対する給電も1つの給電
部で済むため、小型化が達成される。
トリップ型のアンテナでは、第1放射電極層が1つの周
波数帯域に対応したアンテナとして作用するとともに、
第1放射電極と第2放射電極が容量結合して別のマイク
ロストリップ線路が形成されていることになり、別の周
波数帯域に対応したアンテナとして機能を奏し、よっ
て、1枚の基板上に複数の周波数帯域に対応したアンテ
ナが得られ、また、放射電極に対する給電も1つの給電
部で済むため、小型化が達成される。
【0028】また、容量結合部における容量値の調整
や、容量結合部を配置する位置により偏波の選択が可能
となる。
や、容量結合部を配置する位置により偏波の選択が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るマイクロスト
リップアンテナの構造を示す平面図である。
リップアンテナの構造を示す平面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るマイクロスト
リップアンテナの構造を示す分解斜視図である。
リップアンテナの構造を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るマイクロスト
リップアンテナの構造を示す平面図である。
リップアンテナの構造を示す平面図である。
【図4】本発明のマイクロストリップアンテナにおける
第1放射電極部分に縮体分離部を設けた構造を示す平面
図である。
第1放射電極部分に縮体分離部を設けた構造を示す平面
図である。
【図5】従来のマイクロストリップアンテナの構造を示
す平面図である。
す平面図である。
【図6】図5におけるB−B線断面図である。
【図7】従来のマイクロストリップアンテナの構造を示
す平面図である。
す平面図である。
【図8】図7におけるC−C線断面図である。
1,20 マイクロストリップアンテナ 11a,11b,11c 誘電体層 12 接地電極 13,第1放射電極 14,22,23,24,25 第2放射電極 15 給電用貫通孔 16 貫通孔 17a,17b,17c,17d 容量結合部
Claims (1)
- 【請求項1】 誘電体層と第1放射電極層と第2放射電
極層と接地電極層とが積層されてなる積層型のアンテナ
であって、前記第1放射電極層,前記第2放射電極層お
よび前記接地電極層の間にはそれぞれ前記誘電体層が形
成されており、前記第1放射電極層および前記第2放射
電極層に設けられ、前記第1放射電極層と前記第2放射
電極層とを容量結合する容量結合部と、前記第1放射電
極層に給電するための給電部と、前記第2放射電極層と
前記接地電極層を導通するための貫通孔と、からなるこ
とを特徴とするアンテナ。
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