JPH109692A - 空調機 - Google Patents
空調機Info
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- JPH109692A JPH109692A JP16412496A JP16412496A JPH109692A JP H109692 A JPH109692 A JP H109692A JP 16412496 A JP16412496 A JP 16412496A JP 16412496 A JP16412496 A JP 16412496A JP H109692 A JPH109692 A JP H109692A
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- refrigerant
- indoor units
- refrigerant gas
- indoor
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- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】最近、室内機の小容量化がすすみ、極小室に室
内機を設置するケースが増え、室外機はより多くの室内
機を接続可能にするため大容量化がすすんでいる。その
ため、冷媒が室内に漏れた場合、マルチタイプエアコン
は冷媒ガス濃度が高くなる可能性が大きく危険で、オゾ
ン層の破壊等の環境問題が発生する。 【解決手段】フロン等の冷媒を使用する空調機におい
て、室内に設置された室内機より漏れた冷媒ガスを検知
し、室外機に同一系統内の冷媒を回収運転する。
内機を設置するケースが増え、室外機はより多くの室内
機を接続可能にするため大容量化がすすんでいる。その
ため、冷媒が室内に漏れた場合、マルチタイプエアコン
は冷媒ガス濃度が高くなる可能性が大きく危険で、オゾ
ン層の破壊等の環境問題が発生する。 【解決手段】フロン等の冷媒を使用する空調機におい
て、室内に設置された室内機より漏れた冷媒ガスを検知
し、室外機に同一系統内の冷媒を回収運転する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は冷媒を利用し空調を
行うセパレートタイプの空調機に関する。
行うセパレートタイプの空調機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術を図１により説明する。１台
の室外機に複数台の室内機を連結し空調を行うマルチタ
イプエアコンが、近年、ビル用の空調として普及してい
る。このタイプは一対一の個別空調機と比べて室内機１
台あたりの容量に対しての室外機容量が大きく、そのた
め、室内機から冷媒ガスが室内に漏れた場合、一対一の
個別空調機の場合に比べより多くの冷媒が部屋に漏れる
事になる。冷媒ガスには、不燃性，非毒性の安全なもの
を使用しているが、室内機から冷媒ガスが室内に大量に
漏れた場合、酸素濃度の低下により窒息の恐れも生じ
る。このため冷媒ガスの漏洩時にも支障なく緊急処置が
とれるよう、室内機を据え付ける部屋の内容量を大きく
するか、冷媒ガス漏洩検知警報設備とこれに連動する機
械換気装置を設ける必要があった（図２参照）。
の室外機に複数台の室内機を連結し空調を行うマルチタ
イプエアコンが、近年、ビル用の空調として普及してい
る。このタイプは一対一の個別空調機と比べて室内機１
台あたりの容量に対しての室外機容量が大きく、そのた
め、室内機から冷媒ガスが室内に漏れた場合、一対一の
個別空調機の場合に比べより多くの冷媒が部屋に漏れる
事になる。冷媒ガスには、不燃性，非毒性の安全なもの
を使用しているが、室内機から冷媒ガスが室内に大量に
漏れた場合、酸素濃度の低下により窒息の恐れも生じ
る。このため冷媒ガスの漏洩時にも支障なく緊急処置が
とれるよう、室内機を据え付ける部屋の内容量を大きく
するか、冷媒ガス漏洩検知警報設備とこれに連動する機
械換気装置を設ける必要があった（図２参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】最近、室内機の小容量
化がすすみ、極小室に室内機を設置するケースが増え、
室外機はより多くの室内機を接続可能にするため大容量
化がすすんでいる。
化がすすみ、極小室に室内機を設置するケースが増え、
室外機はより多くの室内機を接続可能にするため大容量
化がすすんでいる。
【０００４】そのため、冷媒が室内に漏れた場合、マル
チタイプエアコンは冷媒ガス濃度が高くなる可能性が大
きく危険で、オゾン層の破壊等の環境問題が発生する。
従来の回収技術では冷媒ガスは大気中に放出され環境に
よくないのが現状である。
チタイプエアコンは冷媒ガス濃度が高くなる可能性が大
きく危険で、オゾン層の破壊等の環境問題が発生する。
従来の回収技術では冷媒ガスは大気中に放出され環境に
よくないのが現状である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めの本発明手段を図２に示す。
めの本発明手段を図２に示す。
【０００６】室内機もしくは室内機から漏れた冷媒ガス
を検知できる場所に、冷媒ガス検知センサを取付け、検
知信号を空調機へ伝送できるようにする。
を検知できる場所に、冷媒ガス検知センサを取付け、検
知信号を空調機へ伝送できるようにする。
【０００７】空調機には冷媒ガス検知センサからの信号
を受けたら室内機に接続している冷媒配管の出口側を閉
じ、一定時間冷房運転を行い、冷媒ガスを室外機に設け
た回収用タンクの中に回収し、回収後は冷媒配管の入り
口側を閉じて運転を終了するような制御を設ける。
を受けたら室内機に接続している冷媒配管の出口側を閉
じ、一定時間冷房運転を行い、冷媒ガスを室外機に設け
た回収用タンクの中に回収し、回収後は冷媒配管の入り
口側を閉じて運転を終了するような制御を設ける。
【０００８】本発明の空調機により、室内機からの冷媒
ガス漏れが少量ですみ、室内の酸欠が防止できるととも
に、冷媒ガスの回収を行うため大気中への冷媒ガスの放
出が少量ですむ。
ガス漏れが少量ですみ、室内の酸欠が防止できるととも
に、冷媒ガスの回収を行うため大気中への冷媒ガスの放
出が少量ですむ。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施例を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【００１０】図３は本発明による一実施例の熱媒体回収
を行う室外機と室内機のシステム（以下単に回収システ
ムという）の系統図を示す。
を行う室外機と室内機のシステム（以下単に回収システ
ムという）の系統図を示す。
【００１１】図３に示すように、本発明の回収システム
は、大別して室外機Ａと複数の室内機Ｂ，Ｃとから構成
されている。室外機Ａと室内機Ｂ，Ｃは冷媒配管１４，
１５により接続されて冷凍サイクルを形成する。室外機
Ａは、順次に接続した圧縮機１，四方弁２，室外熱交換
器３，室外流量制御弁４，回収タンクを兼用する冷媒量
調整器５と四方弁２と圧縮機１の間に設置されたアキュ
ムレータ６と室内機内もしくは室内に設置した冷媒ガス
センサからの信号により制御される制御弁９，１０を冷
媒配管１３，１４の阻止弁１１，１２の内側に設けたシ
ステムからなる。
は、大別して室外機Ａと複数の室内機Ｂ，Ｃとから構成
されている。室外機Ａと室内機Ｂ，Ｃは冷媒配管１４，
１５により接続されて冷凍サイクルを形成する。室外機
Ａは、順次に接続した圧縮機１，四方弁２，室外熱交換
器３，室外流量制御弁４，回収タンクを兼用する冷媒量
調整器５と四方弁２と圧縮機１の間に設置されたアキュ
ムレータ６と室内機内もしくは室内に設置した冷媒ガス
センサからの信号により制御される制御弁９，１０を冷
媒配管１３，１４の阻止弁１１，１２の内側に設けたシ
ステムからなる。
【００１２】室内機Ｂ，Ｃは室内流量制御弁７，室内熱
交換器８，冷媒ガスセンサ１５からなる。
交換器８，冷媒ガスセンサ１５からなる。
【００１３】上記のように構成された回収システムにお
いて、室内機より冷媒ガスが漏洩した場合に、冷媒ガス
センサ１５からの信号を受けた室外機は制御弁９を閉じ
て室外機から室内機への冷媒ガスの循環を止めた状態で
冷媒回収運転（冷房運転）を行う。暖房運転時には冷房
運転に切り替えて冷媒回収運転を行う。冷媒回収運転時
間は、室外機へ接続されている室内機の容量と台数によ
り決定する。一定時間冷媒回収運転を行ったのち、制御
弁１０を閉じ運転を終了させる。冷媒回収運転は上記の
ように時間にて制御するほかに、低圧圧力値を検知し目
標値に下がるまで運転を行う方法もある。冷媒回収運転
時には室内機から戻ってきた冷媒ガスは阻止弁１２より
室外機に入りアキュムレータ６，圧縮機１，四方弁２，
室外熱交換器３，室外流量制御弁４を通過したのち回収
タンクを兼用する冷媒量調整器５の中に溜める。
いて、室内機より冷媒ガスが漏洩した場合に、冷媒ガス
センサ１５からの信号を受けた室外機は制御弁９を閉じ
て室外機から室内機への冷媒ガスの循環を止めた状態で
冷媒回収運転（冷房運転）を行う。暖房運転時には冷房
運転に切り替えて冷媒回収運転を行う。冷媒回収運転時
間は、室外機へ接続されている室内機の容量と台数によ
り決定する。一定時間冷媒回収運転を行ったのち、制御
弁１０を閉じ運転を終了させる。冷媒回収運転は上記の
ように時間にて制御するほかに、低圧圧力値を検知し目
標値に下がるまで運転を行う方法もある。冷媒回収運転
時には室内機から戻ってきた冷媒ガスは阻止弁１２より
室外機に入りアキュムレータ６，圧縮機１，四方弁２，
室外熱交換器３，室外流量制御弁４を通過したのち回収
タンクを兼用する冷媒量調整器５の中に溜める。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、マルチタイプエアコン
において、室内機からの冷媒ガス漏洩が生じた場合で
も、同系統内の全冷媒ガスが漏れることなく、冷媒ガス
の漏洩量を最小限に止めることが可能となる。また、室
内機を設置する部屋は、万一冷媒ガス漏れが発生しても
支障なく緊急処置がとれるよう、室内機を据え付ける部
屋の内容量を大きくしたり、冷媒ガス漏洩検知警報設備
とこれに連動する機械換気装置（法定冷凍能力１トン当
たり０.４ｍ3／min 以上の換気能力を有するものを設け
冷媒ガスが漏れても換気により充満しないようにする必
要があるが、部屋の内容量を気にせず、また、冷媒ガス
漏洩検知警報設備とこれに連動する機械換気装置等の設
備が必要なくなる場合もある。
において、室内機からの冷媒ガス漏洩が生じた場合で
も、同系統内の全冷媒ガスが漏れることなく、冷媒ガス
の漏洩量を最小限に止めることが可能となる。また、室
内機を設置する部屋は、万一冷媒ガス漏れが発生しても
支障なく緊急処置がとれるよう、室内機を据え付ける部
屋の内容量を大きくしたり、冷媒ガス漏洩検知警報設備
とこれに連動する機械換気装置（法定冷凍能力１トン当
たり０.４ｍ3／min 以上の換気能力を有するものを設け
冷媒ガスが漏れても換気により充満しないようにする必
要があるが、部屋の内容量を気にせず、また、冷媒ガス
漏洩検知警報設備とこれに連動する機械換気装置等の設
備が必要なくなる場合もある。
【図１】従来例の空気調和システムのブロック図。
【図２】従来例の冷媒ガス漏洩対策の設置例の説明図。
【図３】本発明の空調機のシステムの系統図。
１…圧縮機、２…四方弁、３…室外熱交換器、４…室外
流量制御弁、５…冷媒量調整器、６…アキュムレータ、
７…室内流量制御弁、８…室内熱交換器、９，１０…制
御弁、１１，１２…阻止弁、１３，１４…冷媒配管、１
５…冷媒ガスセンサ。
流量制御弁、５…冷媒量調整器、６…アキュムレータ、
７…室内流量制御弁、８…室内熱交換器、９，１０…制
御弁、１１，１２…阻止弁、１３，１４…冷媒配管、１
５…冷媒ガスセンサ。
Claims (1)
- 【請求項１】フロン等の冷媒を使用する空調機におい
て、室内に設置された室内機より漏れた冷媒ガスを検知
し、室外機に同一系統内の冷媒を回収運転することを特
徴とする空調機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16412496A JPH109692A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 空調機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16412496A JPH109692A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 空調機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH109692A true JPH109692A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15787208
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16412496A Pending JPH109692A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 空調機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH109692A (ja) |
Cited By (21)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100484938B1 (ko) * | 2002-10-21 | 2005-04-22 | 삼성전자주식회사 | 공기조화기의 냉매 회수장치 및 제어방법 |
| CN100441983C (zh) * | 2007-01-30 | 2008-12-10 | 江苏天舒电器有限公司 | 用于热泵机组的容量调节*** |
| CN102997479A (zh) * | 2012-10-10 | 2013-03-27 | 合肥天鹅制冷科技有限公司 | 一种全热回收型风冷冷热水机组 |
| JP2013122364A (ja) * | 2011-11-07 | 2013-06-20 | Mitsubishi Electric Corp | 冷凍空調装置及び冷凍空調システム |
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| WO2014034099A1 (ja) | 2012-08-27 | 2014-03-06 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置 |
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| CN105180498A (zh) * | 2015-09-02 | 2015-12-23 | 广东美的制冷设备有限公司 | 分体落地式空调器、冷媒回收方法和冷媒回收装置 |
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| WO2022230955A1 (ja) | 2021-04-30 | 2022-11-03 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍サイクルシステム及び冷媒回収装置 |
| WO2024016669A1 (zh) * | 2022-07-19 | 2024-01-25 | 青岛海信日立空调***有限公司 | 空调*** |
-
1996
- 1996-06-25 JP JP16412496A patent/JPH109692A/ja active Pending
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