JPH1095457A - 歯ブラシ包装体 - Google Patents
歯ブラシ包装体Info
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- JPH1095457A JPH1095457A JP26933496A JP26933496A JPH1095457A JP H1095457 A JPH1095457 A JP H1095457A JP 26933496 A JP26933496 A JP 26933496A JP 26933496 A JP26933496 A JP 26933496A JP H1095457 A JPH1095457 A JP H1095457A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブリスターパックの外装体の収容部に歯ブラ
シを斜め正面に向けた状態で収容し、かつ、その斜め状
態を確実に保持して、外側から歯ブラシのブラシ部の形
状と柄のデザインの両方を確認できるようにする 【解決手段】 透明なプラスチックの成型品からなる外
装体に、歯ブラシ４の吊り下げ穴部１２を表面側から支
持する位置から、歯ブラシ４に向けて内側へ突出し歯ブ
ラシ４を斜め状態に支持する突起部１３を設けるととも
に、背面側にも、歯ブラシ４に向けて内側へ突出する突
起部１４を設ける。また、突起部は、例えば上下２カ所
で歯ブラシ４に向けて背面側から内側へ突出し歯ブラシ
４の柄８の部分を斜め状態に支持するものであってもよ
い。
シを斜め正面に向けた状態で収容し、かつ、その斜め状
態を確実に保持して、外側から歯ブラシのブラシ部の形
状と柄のデザインの両方を確認できるようにする 【解決手段】 透明なプラスチックの成型品からなる外
装体に、歯ブラシ４の吊り下げ穴部１２を表面側から支
持する位置から、歯ブラシ４に向けて内側へ突出し歯ブ
ラシ４を斜め状態に支持する突起部１３を設けるととも
に、背面側にも、歯ブラシ４に向けて内側へ突出する突
起部１４を設ける。また、突起部は、例えば上下２カ所
で歯ブラシ４に向けて背面側から内側へ突出し歯ブラシ
４の柄８の部分を斜め状態に支持するものであってもよ
い。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブリスターパック
を用いた歯ブラシ包装体に関する。
を用いた歯ブラシ包装体に関する。
【０００２】
【従来の技術】店頭に陳列して販売する歯ブラシは、紙
容器あるいはブリスターパックを用いて１本ずつ包装す
るのが普通である。例えば、実開平６−７６０３６号公
報，実開平５−６１０１６号公報等には、紙容器を用い
た歯ブラシ包装体が記載されている。また、実開平５−
１９１５９号公報等には、ブリスターパックを用いた歯
ブラシ包装体が記載されている。
容器あるいはブリスターパックを用いて１本ずつ包装す
るのが普通である。例えば、実開平６−７６０３６号公
報，実開平５−６１０１６号公報等には、紙容器を用い
た歯ブラシ包装体が記載されている。また、実開平５−
１９１５９号公報等には、ブリスターパックを用いた歯
ブラシ包装体が記載されている。
【０００３】ところで、従来の歯ブラシ包装体において
は、歯ブラシは、横向けで収容されるか、正面向けで収
容されるかのいずれかであった。上記実開平６−７６０
３６号公報および実開平５−６１０１６号公報に記載さ
れたものでは、歯ブラシは横向けで収容されている。ま
た、実開平５−１９１５９号に記載されたものでは、歯
ブラシは正面向けで収容されている。
は、歯ブラシは、横向けで収容されるか、正面向けで収
容されるかのいずれかであった。上記実開平６−７６０
３６号公報および実開平５−６１０１６号公報に記載さ
れたものでは、歯ブラシは横向けで収容されている。ま
た、実開平５−１９１５９号に記載されたものでは、歯
ブラシは正面向けで収容されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】例えば吊り下げ形態に
て販売のため店頭に陳列する歯ブラシ包装体は、消費者
が容器の外から見て歯ブラシのブラシ部の形状と柄のデ
ザインの両方を確認できることが望まれる。しかし、従
来の歯ブラシ包装体は、上述のとおり、歯ブラシが横向
けか正面向けのいずれかであって、横向けの場合は、ブ
ラシ部および柄の正面から見た形状が確認できないし、
正面向けの場合は、横方向から見た形状が確認できず、
とりわけ、ブラシ部の横方向から見た形状と柄のデザイ
ン（断面形状）の両方を正面から確認することが不可能
であった。
て販売のため店頭に陳列する歯ブラシ包装体は、消費者
が容器の外から見て歯ブラシのブラシ部の形状と柄のデ
ザインの両方を確認できることが望まれる。しかし、従
来の歯ブラシ包装体は、上述のとおり、歯ブラシが横向
けか正面向けのいずれかであって、横向けの場合は、ブ
ラシ部および柄の正面から見た形状が確認できないし、
正面向けの場合は、横方向から見た形状が確認できず、
とりわけ、ブラシ部の横方向から見た形状と柄のデザイ
ン（断面形状）の両方を正面から確認することが不可能
であった。
【０００５】そこで、本発明者は、ブリスターパックを
用いた歯ブラシ包装体、すなわち、凸状の収容部を有す
る透明なプラスチックシートの成型品からなる外装体と
台紙とで歯ブラシを包装するものにおいて、外装体の収
容部に歯ブラシを斜め正面に向けた状態で収容すること
を考えた。しかしながら、ブリスターパック内の歯ブラ
シは、衝撃によって動き易いものであり、歯ブラシの斜
め姿勢に合わせて収容部を形成しても、輸送時等の衝撃
があると、横向けあるいは正面向けになってしまうこと
が少なくないことが判明した。
用いた歯ブラシ包装体、すなわち、凸状の収容部を有す
る透明なプラスチックシートの成型品からなる外装体と
台紙とで歯ブラシを包装するものにおいて、外装体の収
容部に歯ブラシを斜め正面に向けた状態で収容すること
を考えた。しかしながら、ブリスターパック内の歯ブラ
シは、衝撃によって動き易いものであり、歯ブラシの斜
め姿勢に合わせて収容部を形成しても、輸送時等の衝撃
があると、横向けあるいは正面向けになってしまうこと
が少なくないことが判明した。
【０００６】したがって、外装体の収容部に歯ブラシを
斜め正面に向けた状態で収容し、かつ、その斜め状態を
確実に保持して、外側から歯ブラシのブラシ部の形状と
柄のデザインの両方を確認できるようにすることが課題
である。本発明はこの課題を解決することを目的とす
る。
斜め正面に向けた状態で収容し、かつ、その斜め状態を
確実に保持して、外側から歯ブラシのブラシ部の形状と
柄のデザインの両方を確認できるようにすることが課題
である。本発明はこの課題を解決することを目的とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、外装体に、収
容部に収容された歯ブラシに向けて内側へ突出し歯ブラ
シを斜め状態に支持する突起部を設けることによって、
上記課題を解決したものである。すなわち、本発明に係
る歯ブラシ包装体は、請求項１記載のとおり、歯ブラシ
を斜め正面に向けた状態で収容する凸状の収容部を有す
る透明なプラスチックシートの成型品からなる外装体
を、前記収容部に歯ブラシを収容させて台紙に重ね、前
記外装体の周縁部を台紙表面に接着させ、前記外装体と
前記台紙とで前記歯ブラシを包装してなる歯ブラシ包装
体において、前記外装体に、前記収容部に収容された歯
ブラシに向けて内側へ突出し前記歯ブラシを斜め状態に
支持する突起部を設けたことを特徴とするものである。
このように、外装体に、歯ブラシに向けて内側へ突出し
歯ブラシを斜め状態に支持する突起部を設けることによ
り、歯ブラシは斜め正面に向けた状態で確実に保持さ
れ、外から歯ブラシのブラシ部の形状と柄のデザインの
両方が確認できる。
容部に収容された歯ブラシに向けて内側へ突出し歯ブラ
シを斜め状態に支持する突起部を設けることによって、
上記課題を解決したものである。すなわち、本発明に係
る歯ブラシ包装体は、請求項１記載のとおり、歯ブラシ
を斜め正面に向けた状態で収容する凸状の収容部を有す
る透明なプラスチックシートの成型品からなる外装体
を、前記収容部に歯ブラシを収容させて台紙に重ね、前
記外装体の周縁部を台紙表面に接着させ、前記外装体と
前記台紙とで前記歯ブラシを包装してなる歯ブラシ包装
体において、前記外装体に、前記収容部に収容された歯
ブラシに向けて内側へ突出し前記歯ブラシを斜め状態に
支持する突起部を設けたことを特徴とするものである。
このように、外装体に、歯ブラシに向けて内側へ突出し
歯ブラシを斜め状態に支持する突起部を設けることによ
り、歯ブラシは斜め正面に向けた状態で確実に保持さ
れ、外から歯ブラシのブラシ部の形状と柄のデザインの
両方が確認できる。
【０００８】そして、この場合の突起部は、例えば、請
求項２記載のとおり、歯ブラシの柄を背面側から支える
位置に少なくとも一つ設ける。例えば台紙が厚紙で比較
的腰が強く、また、歯ブラシの柄が平たい場合は、この
ような突起部によって衝撃に対して歯ブラシを支持し、
斜め状態に保持することが可能である。
求項２記載のとおり、歯ブラシの柄を背面側から支える
位置に少なくとも一つ設ける。例えば台紙が厚紙で比較
的腰が強く、また、歯ブラシの柄が平たい場合は、この
ような突起部によって衝撃に対して歯ブラシを支持し、
斜め状態に保持することが可能である。
【０００９】また、突起部は、請求項３記載のとおり、
歯ブラシの吊り下げ穴部を表面側から支持する位置に設
けてもよい。歯ブラシの柄の断面形状が略正方形のよう
な場合は、背面側に十分な大きさの突起部を設けること
ができないが、吊り下げ穴部に対向する位置には、その
穴の部分で突起部を大きくすることができ、それによっ
て、衝撃が加わったときの歯ブラシの動きを阻止し、歯
ブラシを斜め状態に保持することが容易となる。
歯ブラシの吊り下げ穴部を表面側から支持する位置に設
けてもよい。歯ブラシの柄の断面形状が略正方形のよう
な場合は、背面側に十分な大きさの突起部を設けること
ができないが、吊り下げ穴部に対向する位置には、その
穴の部分で突起部を大きくすることができ、それによっ
て、衝撃が加わったときの歯ブラシの動きを阻止し、歯
ブラシを斜め状態に保持することが容易となる。
【００１０】また、より好ましくは、請求項４記載のと
おり、突起部を、上記吊り下げ穴部に対する表面側の突
起部を含めて複数個とし、歯ブラシの柄を背面側から支
える位置にも少なくとも一つ設ける。そうすることによ
り、歯ブラシは表裏両側から支持され、一層確実に斜め
状態に保持される。そのため、見栄えを良くするととも
にコストダウンを図るため、台紙として、合成紙の両側
にＰＥＴフィルムをドライラミしてなる積層シート（例
えば、ＷＡＸ／ＰＥＴフィルム12μ／ＤＬ／印刷／ＰＰ
合成紙80μ（白色）／印刷／ＤＬ／ＰＥＴフィルム12μ
の仕様のもの）を用いたものであって、腰が無く、歯ブ
ラシが動き易い場合でも、表裏両面の突起部によって歯
ブラシが両側から支持されるので、歯ブラシは動きが封
じられ、斜め状態に一層確実に保持できる。
おり、突起部を、上記吊り下げ穴部に対する表面側の突
起部を含めて複数個とし、歯ブラシの柄を背面側から支
える位置にも少なくとも一つ設ける。そうすることによ
り、歯ブラシは表裏両側から支持され、一層確実に斜め
状態に保持される。そのため、見栄えを良くするととも
にコストダウンを図るため、台紙として、合成紙の両側
にＰＥＴフィルムをドライラミしてなる積層シート（例
えば、ＷＡＸ／ＰＥＴフィルム12μ／ＤＬ／印刷／ＰＰ
合成紙80μ（白色）／印刷／ＤＬ／ＰＥＴフィルム12μ
の仕様のもの）を用いたものであって、腰が無く、歯ブ
ラシが動き易い場合でも、表裏両面の突起部によって歯
ブラシが両側から支持されるので、歯ブラシは動きが封
じられ、斜め状態に一層確実に保持できる。
【００１１】なお、表面側からの突起部は、吊り下げ穴
部以外にも、柄とブラシ部をつなぐ、くびれ部分を、吊
り下げ状態で下方から支える位置に設けてもよい。
部以外にも、柄とブラシ部をつなぐ、くびれ部分を、吊
り下げ状態で下方から支える位置に設けてもよい。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【００１３】図１〜図３は本発明による歯ブラシ包装体
の一例を示している。図１は正面図、図２は右側面図、
図３は図１のＡ−Ａ断面図である。
の一例を示している。図１は正面図、図２は右側面図、
図３は図１のＡ−Ａ断面図である。
【００１４】全体を符号１で示す包装体は、透明はポリ
エステル（ＰＥＴ）の真空成型品からなる外装体２と、
ＷＡＸ／ＰＥＴフィルム12μ／ＤＬ／印刷／ＰＰ合成紙
80μ（白色）／印刷／ＤＬ／ＰＥＴフィルム12μの仕様
の層構成を有する積層シートからなる台紙３からなるブ
リスターパックに歯ブラシ４を密封包装し、吊り下げ形
態で陳列するよう構成されたもので、吊り下げ用の係止
部を備えている。
エステル（ＰＥＴ）の真空成型品からなる外装体２と、
ＷＡＸ／ＰＥＴフィルム12μ／ＤＬ／印刷／ＰＰ合成紙
80μ（白色）／印刷／ＤＬ／ＰＥＴフィルム12μの仕様
の層構成を有する積層シートからなる台紙３からなるブ
リスターパックに歯ブラシ４を密封包装し、吊り下げ形
態で陳列するよう構成されたもので、吊り下げ用の係止
部を備えている。
【００１５】上記外装体２は、歯ブラシ４を斜め正面に
向けた状態で収容する凸状の収容部５と、その収容部５
を覆うフランジ部６とからなっている。そして、その外
装体２の収容部５は、歯ブラシ４のブラシ部７に対応す
る第１の部分５ａと、柄８およびくびれ部分９に対応す
る第２の部分５ｂと、積み重ね安定性確保のため柄８の
先端側近傍に上記第１の部分５ａに対向して同様の形状
で略同じ高さに形成された第３の部分５ｃとからなって
いる。そして、柄８に対応する上記第２の部分５ｂは、
図３に示すように、斜め正面に向けた状態の歯ブラシ４
の柄８の表面に沿って傾斜したものとなっている。ま
た、外装体２には、収容部５の上記第２の部分５ｂの上
下２カ所で、該収容部５に収容された歯ブラシ４に向け
て背面側から内側へ突出し歯ブラシ４の柄８の部分を斜
め状態に支持する突起部１０，１１が設られている。上
記第３の部分５ｃを第１の部分５ａと同様の形状として
いるのは、大量輸送時に上下方向に重ねていった際にも
安定した状態を保てるようにするためである。
向けた状態で収容する凸状の収容部５と、その収容部５
を覆うフランジ部６とからなっている。そして、その外
装体２の収容部５は、歯ブラシ４のブラシ部７に対応す
る第１の部分５ａと、柄８およびくびれ部分９に対応す
る第２の部分５ｂと、積み重ね安定性確保のため柄８の
先端側近傍に上記第１の部分５ａに対向して同様の形状
で略同じ高さに形成された第３の部分５ｃとからなって
いる。そして、柄８に対応する上記第２の部分５ｂは、
図３に示すように、斜め正面に向けた状態の歯ブラシ４
の柄８の表面に沿って傾斜したものとなっている。ま
た、外装体２には、収容部５の上記第２の部分５ｂの上
下２カ所で、該収容部５に収容された歯ブラシ４に向け
て背面側から内側へ突出し歯ブラシ４の柄８の部分を斜
め状態に支持する突起部１０，１１が設られている。上
記第３の部分５ｃを第１の部分５ａと同様の形状として
いるのは、大量輸送時に上下方向に重ねていった際にも
安定した状態を保てるようにするためである。
【００１６】外装体２は、収容部５に歯ブラシ４を収容
した状態で、台紙２に重ねられ、フランジ６の周縁部が
台紙２の表面にヒートシール接着される。
した状態で、台紙２に重ねられ、フランジ６の周縁部が
台紙２の表面にヒートシール接着される。
【００１７】台紙２は、上記積層体のほか、厚紙の表面
にワックス（ＷＡＸ）や熱可塑性樹脂を積層したもので
あってもよい。
にワックス（ＷＡＸ）や熱可塑性樹脂を積層したもので
あってもよい。
【００１８】この例では、歯ブラシ４は柄８の部分が上
下２カ所で背面側から突起部１０，１１によって支持さ
れることにより、衝撃によって斜め状態が崩れるのを防
止することができる。そして、この包装体１を例えば店
頭に吊り下げて陳列したときに、正面から歯ブラシ４の
ブラシ部７の形状と柄８のデザインの両方を確認でき
る。
下２カ所で背面側から突起部１０，１１によって支持さ
れることにより、衝撃によって斜め状態が崩れるのを防
止することができる。そして、この包装体１を例えば店
頭に吊り下げて陳列したときに、正面から歯ブラシ４の
ブラシ部７の形状と柄８のデザインの両方を確認でき
る。
【００１９】図４および図５は本発明による歯ブラシ包
装体の他の例を示している。図４は正面図であり、図５
は図４のＢ−Ｂ断面図である。
装体の他の例を示している。図４は正面図であり、図５
は図４のＢ−Ｂ断面図である。
【００２０】この例は、歯ブラシ４の柄８の断面形状が
略正方形のような場合に適したものであって、歯ブラシ
４の吊り下げ穴部１２を表面側から支持する位置に、歯
ブラシ４に向けて内側へ突出し上記吊り下げ穴部１２の
位置で歯ブラシ４を斜め状態に支持する突起部１３を設
け、また、その同じ吊り下げ穴部１２を背面側から支持
する位置にも、やはり歯ブラシ４に向けて内側へ突出す
る突起部１４を設けている。
略正方形のような場合に適したものであって、歯ブラシ
４の吊り下げ穴部１２を表面側から支持する位置に、歯
ブラシ４に向けて内側へ突出し上記吊り下げ穴部１２の
位置で歯ブラシ４を斜め状態に支持する突起部１３を設
け、また、その同じ吊り下げ穴部１２を背面側から支持
する位置にも、やはり歯ブラシ４に向けて内側へ突出す
る突起部１４を設けている。
【００２１】この例も、上記突起部１３，１４の構成を
除いては図１〜図３に示す先の例と同様のものである。
すなわち、包装体１は、透明はポリエステル（ＰＥＴ）
の真空成型品からなる外装体２と、ＷＡＸ／ＰＥＴフィ
ルム12μ／ＤＬ／印刷／ＰＰ合成紙80μ（白色）／印刷
／ＤＬ／ＰＥＴフィルム12μの仕様の層構成を有する積
層シートからなる台紙３からなるブリスターパックに歯
ブラシ４を密封包装したものであって、やはり、吊り下
げ形態で陳列するよう、吊り下げ用の係止部を備えてい
る。
除いては図１〜図３に示す先の例と同様のものである。
すなわち、包装体１は、透明はポリエステル（ＰＥＴ）
の真空成型品からなる外装体２と、ＷＡＸ／ＰＥＴフィ
ルム12μ／ＤＬ／印刷／ＰＰ合成紙80μ（白色）／印刷
／ＤＬ／ＰＥＴフィルム12μの仕様の層構成を有する積
層シートからなる台紙３からなるブリスターパックに歯
ブラシ４を密封包装したものであって、やはり、吊り下
げ形態で陳列するよう、吊り下げ用の係止部を備えてい
る。
【００２２】そして、外装体２は、歯ブラシ４を斜め正
面に向けた状態で収容する凸状の収容部５と、その収容
部５を覆うフランジ部６とからなっている。そして、そ
の外装体２の収容部５は、歯ブラシ４のブラシ部７に対
応する第１の部分５ａと、柄８およびくびれ部分９に対
応する第２の部分５ｂと、積み重ね安定性確保のため柄
８の先端側近傍に上記第１の部分５ａに対向して略同じ
高さに形成された第３の部分５ｃとからなっている。そ
して、柄８に対応する上記第２の部分５ｂは、図５に示
すように、斜め正面に向けた状態の歯ブラシ４の柄８の
表面に沿って傾斜したものとなっている。
面に向けた状態で収容する凸状の収容部５と、その収容
部５を覆うフランジ部６とからなっている。そして、そ
の外装体２の収容部５は、歯ブラシ４のブラシ部７に対
応する第１の部分５ａと、柄８およびくびれ部分９に対
応する第２の部分５ｂと、積み重ね安定性確保のため柄
８の先端側近傍に上記第１の部分５ａに対向して略同じ
高さに形成された第３の部分５ｃとからなっている。そ
して、柄８に対応する上記第２の部分５ｂは、図５に示
すように、斜め正面に向けた状態の歯ブラシ４の柄８の
表面に沿って傾斜したものとなっている。
【００２３】この場合も、外装体２は、収容部５に歯ブ
ラシ４を収容した状態で、台紙２に重ねられ、フランジ
６の周縁部が台紙２の表面にヒートシール接着される。
ラシ４を収容した状態で、台紙２に重ねられ、フランジ
６の周縁部が台紙２の表面にヒートシール接着される。
【００２４】また、台紙２は、やはり、厚紙の表面にワ
ックス（ＷＡＸ）や熱可塑性樹脂を積層したものであっ
てもよいものである。
ックス（ＷＡＸ）や熱可塑性樹脂を積層したものであっ
てもよいものである。
【００２５】歯ブラシ４の柄８の断面形状が略正方形の
ような場合は、背面側に大きな突起部を設けることはで
きないが、吊り下げ穴部１２に対向する位置に表面側か
ら設ける突起部１３は十分な大きさとすることができ、
衝撃が加わったときの歯ブラシ４の動きを阻止し、歯ブ
ラシ４を斜め状態に保持することができる。また、裏面
側からも突起部１３があることにより、歯ブラシ４はよ
り確実に保持される。そして、やはり、この包装体１を
例えば店頭に吊り下げて陳列したときに、正面から歯ブ
ラシ４のブラシ部７の形状と柄８のデザインの両方を確
認できる。
ような場合は、背面側に大きな突起部を設けることはで
きないが、吊り下げ穴部１２に対向する位置に表面側か
ら設ける突起部１３は十分な大きさとすることができ、
衝撃が加わったときの歯ブラシ４の動きを阻止し、歯ブ
ラシ４を斜め状態に保持することができる。また、裏面
側からも突起部１３があることにより、歯ブラシ４はよ
り確実に保持される。そして、やはり、この包装体１を
例えば店頭に吊り下げて陳列したときに、正面から歯ブ
ラシ４のブラシ部７の形状と柄８のデザインの両方を確
認できる。
【００２６】なお、表面側からの突起部は、吊り下げ穴
部以外にも、柄とブラシ部をつなぐ、くびれ部分を、吊
り下げ状態で下方から支える位置に設けてもよいもので
ある。また、裏面側からの突起部も、上記二つの例のも
のに限定されるものではなく、位置，個数，形状等を適
宜変更できるものである。
部以外にも、柄とブラシ部をつなぐ、くびれ部分を、吊
り下げ状態で下方から支える位置に設けてもよいもので
ある。また、裏面側からの突起部も、上記二つの例のも
のに限定されるものではなく、位置，個数，形状等を適
宜変更できるものである。
【００２７】
【発明の効果】本発明による歯ブラシ包装体は、外装体
の収容部に歯ブラシを斜め正面に向けた状態で収容し、
かつ、その斜め状態を確実に保持するようにでき、外側
から歯ブラシのブラシ部の形状と柄のデザインの両方を
確認できる。
の収容部に歯ブラシを斜め正面に向けた状態で収容し、
かつ、その斜め状態を確実に保持するようにでき、外側
から歯ブラシのブラシ部の形状と柄のデザインの両方を
確認できる。
【図１】本発明による歯ブラシ包装体の一例を示す正面
図である。
図である。
【図２】図１に示す歯ブラシ包装体の一例を示す右側面
図である。
図である。
【図３】図１のＡ−Ａ断面図である。
【図４】本発明による歯ブラシ包装体の他の例を示す正
面図である。
面図である。
【図５】図４に示す歯ブラシ包装体の右側面図である。
１ 包装体 ２ 外装体 ３ 台紙 ４ 歯ブラシ ５ 収容部 ７ ブラシ部 ８ 柄 １０，１１，１３，１４ 突起部 １２ 吊り下げ穴部
Claims (4)
- 【請求項１】 歯ブラシを斜め正面に向けた状態で収容
する凸状の収容部を有する透明なプラスチックシートの
成型品からなる外装体を、前記収容部に歯ブラシを収容
させて台紙に重ね、前記外装体の周縁部を台紙表面に接
着させ、前記外装体と前記台紙とで前記歯ブラシを包装
してなる歯ブラシ包装体において、前記外装体に、前記
収容部に収容された歯ブラシに向けて内側へ突出し前記
歯ブラシを斜め状態に支持する突起部を設けたことを特
徴とする歯ブラシ包装体。 - 【請求項２】 前記突起部は、歯ブラシの柄を背面側か
ら支える位置に少なくとも一つ設けられている請求項１
記載の歯ブラシ包装体。 - 【請求項３】 前記突起部は、歯ブラシの吊り下げ穴部
を表面側から支持する位置に設けられている請求項１記
載の歯ブラシ包装体。 - 【請求項４】 前記突起部は、複数個で、歯ブラシの柄
を背面側から支える位置にも少なくとも一つ設けられて
いる請求項３記載の歯ブラシ包装体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26933496A JPH1095457A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 歯ブラシ包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26933496A JPH1095457A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 歯ブラシ包装体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1095457A true JPH1095457A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=17470926
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26933496A Pending JPH1095457A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 歯ブラシ包装体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1095457A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102011001373A1 (de) * | 2011-03-17 | 2012-09-20 | Buck-Chemie Gmbh | Applikator für ein stückförmiges Mittel für den Sanitärbereich und Verpackungseinheit |
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| JP2020066444A (ja) * | 2018-10-23 | 2020-04-30 | ライオン株式会社 | ブリスター包装容器 |
-
1996
- 1996-09-18 JP JP26933496A patent/JPH1095457A/ja active Pending
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