JP4069190B2 - 展示函 - Google Patents

展示函 Download PDF

Info

Publication number
JP4069190B2
JP4069190B2 JP08989998A JP8989998A JP4069190B2 JP 4069190 B2 JP4069190 B2 JP 4069190B2 JP 08989998 A JP08989998 A JP 08989998A JP 8989998 A JP8989998 A JP 8989998A JP 4069190 B2 JP4069190 B2 JP 4069190B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
storage case
front plate
stored
box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08989998A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11292056A (ja
Inventor
いずみ 児嶋
秀樹 谷山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
ST Corp
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
ST Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd, ST Corp filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP08989998A priority Critical patent/JP4069190B2/ja
Publication of JPH11292056A publication Critical patent/JPH11292056A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4069190B2 publication Critical patent/JP4069190B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cartons (AREA)
  • Packages (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被収納物品を収納する側面視略二等辺三角形状の収納ケースと、収納ケースの前面が突出する窓部を有する外函とから構成される展示函に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、芳香剤容器、消臭剤容器等の容器を保持するための収納ケースと、正面に窓部を設けた展示用の外函とで構成される容器用展示函は知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような展示函では、芳香剤容器、消臭剤容器等の立体感や意匠性までは確認しにくく、また、店頭に並べられた展示函も幾何学的に配置されるので展示函を単に正面視するという形態のものであった。
したがって、この形態のものは、消費者の購買意欲を積極的に駆り立てるとは言えず、また、陳列の際に、単に展示函を積み重ねることから意匠性に乏しく、さらには展示函の安定性に欠けるという不都合が生じていた。
そこで、本発明はこのような不都合を解消するために、展示函に立体感をもたせるとともに、陳列したときの展示函の安定を図り、かつ消費者の購買意欲をそそることができる展示函を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以上のような目的を達成するために、次のような展示函を提供するものである。
すなわち、被収納物品を収納する収納ケースおよび外函からなる展示函であって、前記収納ケースは被収納物品の外形に沿った稍大きい形状の収納部が設けられ、前記外函は前面板中央部に窓部が設けられ、側面視でその前面板の窓部から前記収納ケースの前面が突出して展示されることを特徴とする展示函である。
また、収納ケースは側面視略二等辺三角形状のケースであるとともに収納ケースの上端部に舌片が設けられ、前記外函には前記収納ケースの舌片と係合する係合部が設けられていることを特徴とする展示函である。
さらに、収納ケースの両側部には縁部が設けられていることを特徴とする展示函である。
またさらに、外函の底部に脚部が設けられていることを特徴とする展示函である。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す本発明の実施の形態について説明する。
本発明の展示函は、被収納物品(A)を収納する収納ケース(B)と、該収納ケース(B)を被装する外函(C)とからなるものである。
被収納物品(A)は、例えば図1に示すように、ガラス瓶(1)、カバー(2)、揮散体(3)、キャップ(4)および芳香剤吸上芯(5)から構成されている芳香剤容器が挙げられるが、これに限定されるものではなく、それ以外に消臭剤容器、防虫剤容器、除湿剤容器等の容器類、或いは固形の防虫薬剤、固形のトイレのインタンク洗浄剤、固形の除菌剤等の固形薬剤類を含む。
【0006】
被収納物品(A)を収納する収納ケース(B)は、図2乃至図4に示すように、前面板(11)、後面板(12)および底板(13)が連続形成された板材からなり、該板材の長手方向両側部には縁部(14)(14)および前記後面板(12)の先端部中央には舌片(15)が設けられ、被収納物品(A)の全体外形状より稍大きい形状の収納部(11a)(12a)が前面板(11)および後面板(12)にそれぞれ真空圧成形されている。
なお、収納ケース(B)の材質としては従来公知の合成樹脂を用いることができるが、産業廃棄物処理、被収納物品(A)の透視性の観点からポリエステル系のものが最も適当である。
具体的には、A−PETシート(厚さ0.2〜1.0mm)の真空圧成型品が好ましい。
【0007】
図3は収納ケース(B)を内方に折り畳んで成形する様子を示す側面図であり、前面板(11)には被収納物品(A)の前面部が収納される収納部(11a)が設けられ、該収納部(11a)は側面視で、前面板(11)より前方に突出している。
また、後面板(12)にも前面板(11)と同様に被収納物品(A)の後面部が収納される収納部(12a)が設けられるが、この収納部(12a)は前面板(11)の収納部(11a)が前方に位置している分浅く形成され、後面板(12)より突出することはない。
【0008】
前記後面板(12)の上端部中央には舌片(15)が設けられ、該舌片(15)は後述する外函(C)の係合部(27)の切込み(27a)に差し込まれて係止されるようになっている。
さらに、前面板(11)および後面板(12)には、被収納物品(A)を収納する際のロック部材として、前面板(11)の先端部近傍の両側部に円形の突起(16)(16)が、後面板(12)の先端部近傍の両側部には前記円形の突起(16)(16)が嵌合する正方形の嵌合穴(17)(17)が複数、この場合は2組設けられている。
この円形の突起(16)の径は正方形の嵌合穴(17)の辺の長さより若干長く形成されているので、被収納物品(A)を収納した際、円形の突起(16)が正方形の嵌合穴(17)に変形しながら嵌合するので前面板(11)と後面板(12)は確実にロックされる。
なお、嵌合穴(17)は側面視で後面板(12)より外側に突出しないようにする。
【0009】
したがって、収納ケース(B)の前面板(11)および後面板(12)を底板(13)を介して内方に折り畳むと、前面板(11)の底面(11b)および後面板(12)の底面(12b)がそれぞれ底板(13)の側面(13a)、(13b)に内面密着して、図4に示されるような側面視で略二等辺三角形状の収納ケース(B)が得られるが、該収納ケースの前面板(11)は被収納物品(A)の形状に沿って前面板(11)より外側に僅かに膨出されている。
このため、被収納物品(A)の重心は稍前方に位置することになり、被収納物品(A)は収納ケース(B)の前面寄りに収納される。
【0010】
図5は外函(C)の展開図であり、差込み片(23)を備えた外重ね底面板(24)、被収納物品(A)の前面部の外形状に沿って切抜いた窓部(A')を有する前面板(21)、後面板(22)および内重ね底面板(25)を連設した1枚のブランク板で形成されている。
なお、前面板(21)の余白部には、商品名、メーカー名等が印刷され、商品の識別を顕著にする機能を持たせている。
そして、差込み片(23)を備えた外重ね底面板(24)側に連設された前面板(21)の折曲げ部両側端部には、外重ね底面板(24)に向けて切込み(26)(26)が、同じく前面板(21)が後面板(22)に連設された側には収納ケース(B)の舌片(15)が係合する曲線状の係合部(27)を形成する切込み(27a)が設けられている。
さらに、後面板(22)が連設する内重ね底面板(25)の折曲げ部両側端部には内重ね底板面(25)に向けて切込み(28)(28)および中央部には切込み(29)がそれぞれ設けられている。
なお、外函(C)の材質は、厚紙、ボール紙等が好適である。
【0011】
以上のような構成を備えた、被収納物品(A)、収納ケース(B)および外函(C)が包装手順に従って組み合わされた展示函の斜視図が図6および図7に示されている。
すなわち、被収納物品(A)を、まず展開された収納ケース(B)の収納部(11a) (12a)に収納し、前面板(11)および後面板(12)の両者を底板(13)を介して内側に折り返して内面密着し、前記前面板(11)に設けた複数の円形突起(16)を、後面板(12)に設けた複数の正方形嵌合穴(17)に嵌合して、収納ケース(B)に収納した被収納物品(A)を確実に保持する。
【0012】
次いで、被収納物品(A)を収納した収納ケース(B)の前面部が、展開した外函(C)の窓部(A')に整合するように、外函(C)を収納ケース(B)に被装するが、このとき収納ケース(B)の舌片(15)を外函(C)に設けられた曲線状の係合部(27)の切込み(27a)に挿入するとともに、裏面に重合させる。
そして、内重ね底面板(25)を差し込んで折曲げた後、同じく外重ね底面板(24)を折曲げて、前記内重ね底面板(25)に重ね合わせ、外重ね底面板(24)に設けられた差込片(23)を内重ね底面板(25)と後面板(22)との連設部分中央の切込み(29)に差し込み、外函(C)を収納ケース(B)に被装する。
【0013】
上記のように被収納物品(A)を収納した収納ケース(B)が外函(C)に被装された状態をさらに詳述すると、収納ケース(B)の後面板(12)に設けた舌片(15)は、該舌片(15)より稍大きい略同形状の係合部(27)の裏面側に装着されるので、外函(C)から収納ケース(B)が外れることはなく、また、収納ケース(B)の長手方向両側部に設けた縁部(14)(14)が折り曲げられた外函(C)の前面板(21)および後面板(22)にそれぞれ内面密着されるので、外函(C)の両側部が確実に支持されて、外函(C)の変形を防止でき、被収納物品(A)を収納した収納ケース(B)が外函(C)に堅固に保持される。
また、外重ね底面板(24)および内重ね底面板(25)が重ね合わされた外函(C)の底部には、図6および図7に示されるように、前面板(21)および後面板(22)のそれぞれ外側両端部に設けられた切込み(26)(26)および切込み(28)(28)によって、それぞれ前面板(21)、後面板(22)の両外側端部が起立して脚部が形成され、この展示函を安定して立たせるようにしている。
さらに、被収納物品(A)は窓部(A')から突出するように、前方に位置しているので、店頭に陳列する際にも消費者の目につきやすく、購買意欲をそそることができる。
【0014】
【発明の効果】
以上のような構成を有する本発明の展示函において、請求項1のものによれば、被収納物品に意匠性を持たせるとともに、該容器の形状に沿わせた収納ケースおよび外函にも立体感をもたせたので、消費者の購買意欲をそそることができる。
また、被収納物品より大きい収納部を設けたので、容器を収納した隙間がクッションとなり、運搬時、衝撃による容器の破損を防ぐことができ、さらに、側面視でその前面板の窓部から、前記収納ケースの前面が突出しているため、収納ケースが外函から外れることを防止することができる等の効果を奏する。
また、請求項2のものによれば、展示函自体にも意匠性を持たせることにより、一層消費者の購買意欲をそそることができ、係合部により収納ケースが外函から外れることをより確実に防止することができる。
さらに、請求項3のものによれば、縁部が折り曲げられた外函の前面板および後面板にそれぞれ内面密着されるので、外函の両側部が確実に支持されて、外函の変形を防止でき、被収納物品を収納した収納ケースが外函に堅固に保持される。
またさらに、請求項4のものによれば、前面板および後面板のそれぞれ外側両端部に設けられた切込みによって、それぞれ前面板、後面板の両外側端部が起立して脚部が形成されるので、展示函の安定性が保たれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】被収納物品の斜視図
【図2】収納ケースの展開図
【図3】収納ケースの組立中途図
【図4】収納ケースの側面図
【図5】外函の展開図
【図6】展示函の前面斜視図
【図7】展示函の後面斜視図
【符号の説明】
A 被収納物品
A’ 窓部
B 収納ケース
C 外函
1 ガラス瓶
2 カバー
3 揮散体
4 キャップ
5 吸上芯
11 前面板
11a 前面板収納部
11b 前面板底面
12 後面板
12a 後面板収納部
12b 後面板底面
13 底板
13a 底板側面
13b 底板側面
14 縁部
15 舌片
16 突起
17 嵌合穴
21 前面板
22 後面板
23 差込片
24 外重ね底面板
25 内重ね底面板
26 切込み
27 係合部
27a 切込み
28 切込み
29 切込み

Claims (3)

  1. 被収納物品を収納する収納ケースおよび外函からなる展示函であって、
    前記収納ケースは、前面板、底板および後面板が連続形成されてなり、前記前面板および後板面は長手方向両端部に縁部が形成され、前記前面板および後面板とによって被収納物品の外形に沿った稍大きい形状の収納部が構成され、
    前記外函は、差込み片を備えた外重ね底面板、前面板、後面板および内重ね底面板が連設されてなり、前記前面板中央部に窓部が設けられ、側面視でその前面板の窓部から前記収納ケースの前面が突出して展示され、かつ前記収納ケースの縁部が、前記外函の前面板および後面板にそれぞれ密着することを特徴とする展示函。
  2. 前記収納ケースは側面視略二等辺三角形状のケースであり、上端部に舌片が設けられ、
    前記外函の前面板と後面板との間に設けられた係合部と前記舌片とが係合されることを特徴とする請求項1に記載の展示函。
  3. 前記外函の底部に脚部が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の展示函。
JP08989998A 1998-04-02 1998-04-02 展示函 Expired - Fee Related JP4069190B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08989998A JP4069190B2 (ja) 1998-04-02 1998-04-02 展示函

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08989998A JP4069190B2 (ja) 1998-04-02 1998-04-02 展示函

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11292056A JPH11292056A (ja) 1999-10-26
JP4069190B2 true JP4069190B2 (ja) 2008-04-02

Family

ID=13983592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08989998A Expired - Fee Related JP4069190B2 (ja) 1998-04-02 1998-04-02 展示函

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4069190B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5821373B2 (ja) * 2011-03-18 2015-11-24 凸版印刷株式会社 ディスプレイカートン
JP6887638B2 (ja) * 2017-01-31 2021-06-16 大日本印刷株式会社 ブリスターパッケージ
CN219056881U (zh) * 2022-11-15 2023-05-23 湖南零蛋生物科技有限公司 一种便于卤蛋展示的包装盒结构

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11292056A (ja) 1999-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5642810A (en) Container/dispenser for rolled plastic bags
JP3852167B2 (ja) 透明包装容器
JP4069190B2 (ja) 展示函
JP2967865B2 (ja) 透明蓋の食品容器
JP2008155925A (ja) 物品包装ケース
JP3851669B2 (ja) 展示包装体
JP2012229045A (ja) 物品保持体用カバー
US7137508B2 (en) Folding box for displaying an article
JP2006219145A (ja) スリーブケース
US7178672B2 (en) Erect package
JP4063521B2 (ja) 収納箱
JPH11276313A (ja) 包装袋
JPH1095457A (ja) 歯ブラシ包装体
JP2008056328A (ja) ブリスター容器
EP0997388A2 (en) Package sleeve
JP3148048U (ja) 包装用ケース
JP5728286B2 (ja) 持ち手付き包装箱
JP7319934B2 (ja) 包装体及び包装体形成用ブランク
JP7476023B2 (ja) 収容箱
US20060231432A1 (en) Enclosure assembly and method
JP4126164B2 (ja) プラスチックケース
JPH07300156A (ja) 包装容器
WO2001098171A2 (en) Battery package with rotation prevention
JP3073238U (ja) ブリスターパッケイジ
JP3098004U (ja) 簡易包装用紙箱

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050307

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070424

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070606

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071211

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140125

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees