JP2001151270A - 写真フイルムブリスター包装体 - Google Patents
写真フイルムブリスター包装体Info
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- JP2001151270A JP2001151270A JP33826699A JP33826699A JP2001151270A JP 2001151270 A JP2001151270 A JP 2001151270A JP 33826699 A JP33826699 A JP 33826699A JP 33826699 A JP33826699 A JP 33826699A JP 2001151270 A JP2001151270 A JP 2001151270A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 分別回収が容易であり、説明書等を透明なプ
ラスチック製容器の収納部に同梱する必要がない、写真
フイルムブリスター包装体を提供すること。 【解決手段】 写真フイルムを収納した遮光容器を収納
するための収納部とこの収納部を台紙に固定するための
平坦部からなるプラスチック製容器を、表面片と裏面片
とを折り曲げ可能に接続した台紙の間にその平坦部を挟
んで固定した写真フイルムブリスター包装体において、
前記表面片と裏面片とが重ね合わされる内側部分には、
写真フイルムに関する情報を印刷した情報記載領域が設
けられ、この情報記載領域を避けて表面片及び裏面片の
周辺部領域に限定されて塗布されたヒートシール接着剤
をヒートシールし、裏面片にはプラスチック製容器の平
坦部及び情報記載領域外縁に相当する位置にミシン線を
設けた写真フイルムブリスター包装体。
ラスチック製容器の収納部に同梱する必要がない、写真
フイルムブリスター包装体を提供すること。 【解決手段】 写真フイルムを収納した遮光容器を収納
するための収納部とこの収納部を台紙に固定するための
平坦部からなるプラスチック製容器を、表面片と裏面片
とを折り曲げ可能に接続した台紙の間にその平坦部を挟
んで固定した写真フイルムブリスター包装体において、
前記表面片と裏面片とが重ね合わされる内側部分には、
写真フイルムに関する情報を印刷した情報記載領域が設
けられ、この情報記載領域を避けて表面片及び裏面片の
周辺部領域に限定されて塗布されたヒートシール接着剤
をヒートシールし、裏面片にはプラスチック製容器の平
坦部及び情報記載領域外縁に相当する位置にミシン線を
設けた写真フイルムブリスター包装体。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は写真フイルムを収納
したブリスターパック包装体に関する。
したブリスターパック包装体に関する。
【０００２】
【従来の技術】ブリスターパックは、購入者が内容物を
直接確認でき、台紙への印刷効果や店頭での陳列効果が
大きい等の利点があるため、写真フイルムの包装方法と
しても広く利用されている。
直接確認でき、台紙への印刷効果や店頭での陳列効果が
大きい等の利点があるため、写真フイルムの包装方法と
しても広く利用されている。
【０００３】写真フィルムを収容したブリスターパック
(以下、単に「ブリスターパック」ともいう。)は、写真
フィルムを収容したカートリッジを収納するための収納
部と収納部を台紙に固定するための平坦部とからなる透
明なプラスチック製容器(以下、「プラスチック製容
器」又は「ケース」ともいう。)及び、折り曲げ可能に
接続されている表面片と裏面片とからなり、表面片にプ
ラスチック製容器の収納部と略同形状に打ち抜かれた孔
部を設けられている台紙から構成され、プラスチック製
容器の収納部は表面片の孔部から突出させ、平坦部を表
面片と裏面片との間に挟んで、プラスチック製容器を台
紙に固定したものが広く用いられている。
(以下、単に「ブリスターパック」ともいう。)は、写真
フィルムを収容したカートリッジを収納するための収納
部と収納部を台紙に固定するための平坦部とからなる透
明なプラスチック製容器(以下、「プラスチック製容
器」又は「ケース」ともいう。)及び、折り曲げ可能に
接続されている表面片と裏面片とからなり、表面片にプ
ラスチック製容器の収納部と略同形状に打ち抜かれた孔
部を設けられている台紙から構成され、プラスチック製
容器の収納部は表面片の孔部から突出させ、平坦部を表
面片と裏面片との間に挟んで、プラスチック製容器を台
紙に固定したものが広く用いられている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ブリスターパックから
写真フィルムを取り出した後は、台紙とプラスチック製
容器とを分別して廃棄することが環境保護などの観点か
ら好ましい。このような理由により、上記のブリスター
パックでは、プラスチック製容器の平坦部を、台紙に接
着させないように、台紙の表面片と裏面片とだけを接着
させることが望まれている。
写真フィルムを取り出した後は、台紙とプラスチック製
容器とを分別して廃棄することが環境保護などの観点か
ら好ましい。このような理由により、上記のブリスター
パックでは、プラスチック製容器の平坦部を、台紙に接
着させないように、台紙の表面片と裏面片とだけを接着
させることが望まれている。
【０００５】又、ブリスター包装体において、収納され
る製品の取扱い説明が長いために台紙外面に直接印刷す
ることができない場合には、別途作製した説明書等を製
品と一緒にプラスチック製容器の収納部に同梱してい
る。この説明書同梱方式は、説明書作製とその同梱のた
めに包装材料の種類と使用量が増えること、及び包装作
業が複雑になるため、コスト高をもたらす。長い説明等
を台紙外面に小さな文字で印刷することも一案である
が、使用者が読みにくいという欠点を有している。
る製品の取扱い説明が長いために台紙外面に直接印刷す
ることができない場合には、別途作製した説明書等を製
品と一緒にプラスチック製容器の収納部に同梱してい
る。この説明書同梱方式は、説明書作製とその同梱のた
めに包装材料の種類と使用量が増えること、及び包装作
業が複雑になるため、コスト高をもたらす。長い説明等
を台紙外面に小さな文字で印刷することも一案である
が、使用者が読みにくいという欠点を有している。
【０００６】本発明は、このような欠点を解消しようと
してなされたものであり、その主たる課題は、説明書同
梱等による包装材料の種類と使用量を増やすことなく、
必要な説明文等を組み込んだブリスター包装体を提供す
ることである。本発明の他の課題は、台紙とプラスチッ
ク製容器とをより一層分別回収しやすくしたブリスター
包装体を提供することである。
してなされたものであり、その主たる課題は、説明書同
梱等による包装材料の種類と使用量を増やすことなく、
必要な説明文等を組み込んだブリスター包装体を提供す
ることである。本発明の他の課題は、台紙とプラスチッ
ク製容器とをより一層分別回収しやすくしたブリスター
包装体を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の上記諸課題は以
下のような写真ブリスター包装体により解決された。 項１）写真フイルムを収容したカートリッジを収納する
ための収納部とこの収納部を台紙に固定するための平坦
部からなる透明なプラスチック製容器、及び、折り曲げ
可能に接続されている表面片と裏面片からなり、前記プ
ラスチック製容器の収納部と略同形状に打ち抜かれた孔
部が表面片に設けられた台紙から構成され、前記プラス
チック製容器の収納部は表面片の孔部から突出してお
り、平坦部は表面片と裏面片との間に挟んで、プラスチ
ック製容器を台紙に固定した写真フイルムブリスター包
装体であって、前記裏面片が表面片と重ね合わされる内
側部分には情報記載領域が設けられ、この情報記載領域
には写真フイルムに関する情報が印刷され、表面片と裏
面片とは前記情報記載領域を避けた接着がなされ、裏面
片にはプラスチック製容器の平坦部及び情報記載領域外
縁に相当する位置にミシン線が設けられたことを特徴と
する写真フイルムブリスター包装体。 項２）ヒートシール接着剤が、台紙の表面片及び／又は
裏面片に記載された情報記載領域を避けて表面片及び／
又は裏面片の周辺部領域に限定されて塗布され、この外
周部領域に塗布されたヒートシール接着剤をヒートシー
ルすることにより形成された項１）記載の写真フイルム
ブリスター包装体。 項３）ヒートシール接着剤が、台紙の表面片及び／又は
裏面片に記載された情報記載領域を避けて表面片及び／
又は裏面片の周辺部領域に塗布され、台紙の裏面側には
前記周辺部領域に対応する領域にヒートシーラーが当た
り、台紙の表面側には前記周辺部領域に対応する領域に
設けた受け台のゴム片が当たることによりヒートシール
された項２）記載の写真フイルムブリスター包装体。 項４）ヒートシール接着剤が、台紙の表面片及び／又は
裏面片に記載された情報記載領域を避けて表面片及び／
又は裏面片の周辺部領域に塗布され、台紙の裏面側のほ
ぼ全面にヒートシーラーが当たり、台紙の表面側には前
記周辺部領域に対応する領域に設けた受け台のゴム片が
当たることによりヒートシールされた項２）記載の写真
フイルムブリスター包装体。 項５）ミシン線が開封開始部分及び情報記載領域周辺の
曲線部分において拡大された項１）ないし項４）いづれ
か１項に記載の写真フイルムブリスター包装体。 項６）前記台紙の抄紙方向と台紙の折り曲げ部が略直行
するようにミシン線を入れた項１）ないし項５）いづれ
か１項に記載の写真フイルムブリスター包装体。
下のような写真ブリスター包装体により解決された。 項１）写真フイルムを収容したカートリッジを収納する
ための収納部とこの収納部を台紙に固定するための平坦
部からなる透明なプラスチック製容器、及び、折り曲げ
可能に接続されている表面片と裏面片からなり、前記プ
ラスチック製容器の収納部と略同形状に打ち抜かれた孔
部が表面片に設けられた台紙から構成され、前記プラス
チック製容器の収納部は表面片の孔部から突出してお
り、平坦部は表面片と裏面片との間に挟んで、プラスチ
ック製容器を台紙に固定した写真フイルムブリスター包
装体であって、前記裏面片が表面片と重ね合わされる内
側部分には情報記載領域が設けられ、この情報記載領域
には写真フイルムに関する情報が印刷され、表面片と裏
面片とは前記情報記載領域を避けた接着がなされ、裏面
片にはプラスチック製容器の平坦部及び情報記載領域外
縁に相当する位置にミシン線が設けられたことを特徴と
する写真フイルムブリスター包装体。 項２）ヒートシール接着剤が、台紙の表面片及び／又は
裏面片に記載された情報記載領域を避けて表面片及び／
又は裏面片の周辺部領域に限定されて塗布され、この外
周部領域に塗布されたヒートシール接着剤をヒートシー
ルすることにより形成された項１）記載の写真フイルム
ブリスター包装体。 項３）ヒートシール接着剤が、台紙の表面片及び／又は
裏面片に記載された情報記載領域を避けて表面片及び／
又は裏面片の周辺部領域に塗布され、台紙の裏面側には
前記周辺部領域に対応する領域にヒートシーラーが当た
り、台紙の表面側には前記周辺部領域に対応する領域に
設けた受け台のゴム片が当たることによりヒートシール
された項２）記載の写真フイルムブリスター包装体。 項４）ヒートシール接着剤が、台紙の表面片及び／又は
裏面片に記載された情報記載領域を避けて表面片及び／
又は裏面片の周辺部領域に塗布され、台紙の裏面側のほ
ぼ全面にヒートシーラーが当たり、台紙の表面側には前
記周辺部領域に対応する領域に設けた受け台のゴム片が
当たることによりヒートシールされた項２）記載の写真
フイルムブリスター包装体。 項５）ミシン線が開封開始部分及び情報記載領域周辺の
曲線部分において拡大された項１）ないし項４）いづれ
か１項に記載の写真フイルムブリスター包装体。 項６）前記台紙の抄紙方向と台紙の折り曲げ部が略直行
するようにミシン線を入れた項１）ないし項５）いづれ
か１項に記載の写真フイルムブリスター包装体。
【０００８】図１に本発明の一実施例に係る写真フィル
ムブリスター包装体の分解斜視図を示す。図２に、本発
明の一実施例に係る写真フィルムブリスター包装体にお
ける剥離状態での台紙の接着剤３１、３２の塗布パター
ンを平面図により示す。図３に、本発明の一実施例に係
る写真フィルムブリスター包装体における剥離状態での
台紙の開封用ミシン線１１の形状を平面図で示す。図４
に、本発明の一実施例に係る写真フィルムブリスター包
装体における剥離状態での台紙の、表面片および裏面片
における情報記載領域の印刷文字等の方向を平面図によ
り示す。図５に、本発明の一実施例に係る写真フィルム
ブリスター包装体における、台紙の表面片と裏面片との
シール方法を断面図で示す。図６、８、９及び１０に
は、本発明に好ましく用いられるプラスチック製容器の
実施態様を斜視図により示す。図７に、図６に示したプ
ラスチック製容器のＡ−Ａ線断面図を示す。
ムブリスター包装体の分解斜視図を示す。図２に、本発
明の一実施例に係る写真フィルムブリスター包装体にお
ける剥離状態での台紙の接着剤３１、３２の塗布パター
ンを平面図により示す。図３に、本発明の一実施例に係
る写真フィルムブリスター包装体における剥離状態での
台紙の開封用ミシン線１１の形状を平面図で示す。図４
に、本発明の一実施例に係る写真フィルムブリスター包
装体における剥離状態での台紙の、表面片および裏面片
における情報記載領域の印刷文字等の方向を平面図によ
り示す。図５に、本発明の一実施例に係る写真フィルム
ブリスター包装体における、台紙の表面片と裏面片との
シール方法を断面図で示す。図６、８、９及び１０に
は、本発明に好ましく用いられるプラスチック製容器の
実施態様を斜視図により示す。図７に、図６に示したプ
ラスチック製容器のＡ−Ａ線断面図を示す。
【０００９】図１に示すように、本発明の写真フイルム
ブリスター包装体は、プラスチック容器６を収容したプ
ラスチック製容器１と台紙７とからなる。プラスチック
容器６は、透明又は半透明でも良いが、好ましくは、遮
光性容器であり、この容器６中に更に遮光容器であるフ
イルムカートリッジに引き出しと巻き込みが自由に格納
された写真フイルムが収納される。剥離状態において、
台紙７は、一枚のパルプ製シートからなり、表面片８と
裏面片９とが、中央の折り曲げ部１２を介して一体的に
接続されている。表面片８には、プラスチック製容器１
の収容部の底面と略同形状に打ち抜かれた孔部１０が設
けられており、裏面片９には、プラスチック製容器１の
平坦部に相当する位置にミシン線１１が設けてある。表
面片８及び裏面片９には、両片が接着されて吊り下げ部
を形成するように吊り下げ穴１３が設けられている。
ブリスター包装体は、プラスチック容器６を収容したプ
ラスチック製容器１と台紙７とからなる。プラスチック
容器６は、透明又は半透明でも良いが、好ましくは、遮
光性容器であり、この容器６中に更に遮光容器であるフ
イルムカートリッジに引き出しと巻き込みが自由に格納
された写真フイルムが収納される。剥離状態において、
台紙７は、一枚のパルプ製シートからなり、表面片８と
裏面片９とが、中央の折り曲げ部１２を介して一体的に
接続されている。表面片８には、プラスチック製容器１
の収容部の底面と略同形状に打ち抜かれた孔部１０が設
けられており、裏面片９には、プラスチック製容器１の
平坦部に相当する位置にミシン線１１が設けてある。表
面片８及び裏面片９には、両片が接着されて吊り下げ部
を形成するように吊り下げ穴１３が設けられている。
【００１０】本発明のプラスチック製容器は、中央部が
直方体状の凸形状にされるとともに、この凸形状部の周
囲にリング状にフランジ状の平坦部が形成される。直方
体の３辺の大きさは、収納フイルムの種類と数に応じ
て、約数ｃｍ〜１０ｃｍ余りに適宜選択できる。平坦部
の幅は、収納部の大きさに関わらず、プラスチック製容
器を台紙へしっかり固定するために、８ｍｍ以上が好ま
しく、９ｍｍ以上１２ｍｍ以下であることが特に好まし
い。プラスチック製容器の材質は、透明であれば特には
制限はなく、公知のプラスチック材料を使用することが
できる。具体的なプラスチック材料の例としては、ポリ
オレフィン系樹脂、ＰＥＴ等のポリエステル樹脂、ポリ
アミド樹脂、ポリ塩化ビニルなどが挙げられる。この容
器の製造方法にも、特には制限はなく、公知の製造方
法、例えば、真空成形により製造することができる。こ
のプラスチック製容器１には、１個以上の遮光容器に収
納された写真フイルムが収納される。ＡＳＰ用のフイル
ムでは、１個用、及び３個用等が便利な大きさである。
直方体状の凸形状にされるとともに、この凸形状部の周
囲にリング状にフランジ状の平坦部が形成される。直方
体の３辺の大きさは、収納フイルムの種類と数に応じ
て、約数ｃｍ〜１０ｃｍ余りに適宜選択できる。平坦部
の幅は、収納部の大きさに関わらず、プラスチック製容
器を台紙へしっかり固定するために、８ｍｍ以上が好ま
しく、９ｍｍ以上１２ｍｍ以下であることが特に好まし
い。プラスチック製容器の材質は、透明であれば特には
制限はなく、公知のプラスチック材料を使用することが
できる。具体的なプラスチック材料の例としては、ポリ
オレフィン系樹脂、ＰＥＴ等のポリエステル樹脂、ポリ
アミド樹脂、ポリ塩化ビニルなどが挙げられる。この容
器の製造方法にも、特には制限はなく、公知の製造方
法、例えば、真空成形により製造することができる。こ
のプラスチック製容器１には、１個以上の遮光容器に収
納された写真フイルムが収納される。ＡＳＰ用のフイル
ムでは、１個用、及び３個用等が便利な大きさである。
【００１１】本発明において、台紙は折り曲げ可能に接
続されている表面片と裏面片からなる。その形状は任意
であるが、長方形、好ましくは、情報記載領域を広く設
けるために逆台形状であり、後者の場合その下辺側で接
続されている。台紙の両端近く中央部には、吊り下げ用
の穴が設けられる。台紙中央の接続部には台紙の厚さの
半分ぐらいに達するハーフカットを施すことが好まし
い。台紙の材質、坪量などに特には制限はなく、ボール
紙、厚紙などを用いることができる。坪量３００〜４０
０ｇ／ｍ2のコートボール紙は好ましく用いられる。
続されている表面片と裏面片からなる。その形状は任意
であるが、長方形、好ましくは、情報記載領域を広く設
けるために逆台形状であり、後者の場合その下辺側で接
続されている。台紙の両端近く中央部には、吊り下げ用
の穴が設けられる。台紙中央の接続部には台紙の厚さの
半分ぐらいに達するハーフカットを施すことが好まし
い。台紙の材質、坪量などに特には制限はなく、ボール
紙、厚紙などを用いることができる。坪量３００〜４０
０ｇ／ｍ2のコートボール紙は好ましく用いられる。
【００１２】ブリスターパックは、写真フィルムを収納
したプラスチック製容器６を収容したプラスチック製容
器１を、台紙７を折り曲げ部１２で折り曲げて、プラス
チック製容器１の収容部が表面片８の孔部１０に収容部
を突出するようにして、表面片８と裏面片９との間にプ
ラスチック製容器１の平坦部を挟み、そして表面片８と
裏面片９とを貼り合わせることにより製造することがで
きる。表面片８と裏面片９との貼り合わせは、ヒートシ
ール接着剤を、好ましくは、表面片８と裏面片９の両方
に塗布して、ヒートシールすることにより行うことがで
きる。ヒートシール接着剤の例としては、エチレン−酢
酸ビニル共重合体、ポリエステルなどが挙げられる。
したプラスチック製容器６を収容したプラスチック製容
器１を、台紙７を折り曲げ部１２で折り曲げて、プラス
チック製容器１の収容部が表面片８の孔部１０に収容部
を突出するようにして、表面片８と裏面片９との間にプ
ラスチック製容器１の平坦部を挟み、そして表面片８と
裏面片９とを貼り合わせることにより製造することがで
きる。表面片８と裏面片９との貼り合わせは、ヒートシ
ール接着剤を、好ましくは、表面片８と裏面片９の両方
に塗布して、ヒートシールすることにより行うことがで
きる。ヒートシール接着剤の例としては、エチレン−酢
酸ビニル共重合体、ポリエステルなどが挙げられる。
【００１３】図２に示すように、台紙の表面片８には孔
部１０と吊り下げ穴１３との間に情報記載領域２０が設
けられる。裏面片９に情報記載領域２１を設けることも
できる。情報記載領域２０及び／又は２１には、収納さ
れた写真フイルムに関する情報を印刷する。この情報と
しては、写真フイルムの取扱い説明、保証内容、現像処
理等の製品、製造会社に関連する情報を文章、記号、絵
文字、イラストレーション等により記載する領域であ
る。この情報記載領域２０の下辺は孔部１０の近傍にま
で及ぶことができ、透明なプラスチック製容器の平坦部
が重なっても良い。この情報記載領域の上辺及び左右両
片は、必要な幅の接着剤塗布領域にまで及ぶことができ
る。写真関連情報を印刷する際に、可視角情報の他に、
点字等の触覚で判別できる情報や、紫外線により判読で
きる情報等を同時に加入することもでき、又バーコー
ド、磁気情報等の機械により読みとることのできる情報
を付加しても良い。
部１０と吊り下げ穴１３との間に情報記載領域２０が設
けられる。裏面片９に情報記載領域２１を設けることも
できる。情報記載領域２０及び／又は２１には、収納さ
れた写真フイルムに関する情報を印刷する。この情報と
しては、写真フイルムの取扱い説明、保証内容、現像処
理等の製品、製造会社に関連する情報を文章、記号、絵
文字、イラストレーション等により記載する領域であ
る。この情報記載領域２０の下辺は孔部１０の近傍にま
で及ぶことができ、透明なプラスチック製容器の平坦部
が重なっても良い。この情報記載領域の上辺及び左右両
片は、必要な幅の接着剤塗布領域にまで及ぶことができ
る。写真関連情報を印刷する際に、可視角情報の他に、
点字等の触覚で判別できる情報や、紫外線により判読で
きる情報等を同時に加入することもでき、又バーコー
ド、磁気情報等の機械により読みとることのできる情報
を付加しても良い。
【００１４】表面片８と裏面片９とをヒートシールする
際に、プラスチック製容器１の平坦部が表面片８や裏面
片９及び情報記載領域２０に貼り付かないようにする。
具体的な方法としては、グラビア印刷機などを用いて、
プラスチック製容器１の平坦部が接触する位置及び情報
記載領域２０に接着剤を塗布しないように塗布位置を調
整する方法や、（２）プラスチック製容器１の平坦部が
挟まっている位置及び情報記載領域２０にヒートシール
の加熱部が接触しない表面形状を有するヒートシーラー
の加熱板を用いてヒートシールする方法、（３）ヒート
シーラーの受け台のパターンを調節してプラスチック製
容器１の平坦部が接触する位置及び情報記載領域２０を
避けた形状とする方法が挙げられる。上記の（１）〜
（３）いづれか一つの方法を採用することが必要である
が、これらの２つ以上を組み合わせる方が好ましく、特
に前記の、項３）又は項４）に記載した包装体が好まし
い。生産効率、生産コストの観点からも接着剤の塗布位
置を限定した項２）ないし項４）の包装体が好ましい。
際に、プラスチック製容器１の平坦部が表面片８や裏面
片９及び情報記載領域２０に貼り付かないようにする。
具体的な方法としては、グラビア印刷機などを用いて、
プラスチック製容器１の平坦部が接触する位置及び情報
記載領域２０に接着剤を塗布しないように塗布位置を調
整する方法や、（２）プラスチック製容器１の平坦部が
挟まっている位置及び情報記載領域２０にヒートシール
の加熱部が接触しない表面形状を有するヒートシーラー
の加熱板を用いてヒートシールする方法、（３）ヒート
シーラーの受け台のパターンを調節してプラスチック製
容器１の平坦部が接触する位置及び情報記載領域２０を
避けた形状とする方法が挙げられる。上記の（１）〜
（３）いづれか一つの方法を採用することが必要である
が、これらの２つ以上を組み合わせる方が好ましく、特
に前記の、項３）又は項４）に記載した包装体が好まし
い。生産効率、生産コストの観点からも接着剤の塗布位
置を限定した項２）ないし項４）の包装体が好ましい。
【００１５】図３には、台紙が剥離状態にあるときの、
開封用ミシン線を示す。台紙の裏面片の表裏面を貫通す
るとともにこの裏面片の折り曲げ部１２にまで達するミ
シン線を設け、貫通部分の長さは、開封端の部分及び平
坦部から情報記載領域２０又は２１に移行する曲線部分
において、他の部分よりも拡大することが好ましい。
又、台紙の抄紙方向と台紙の折り曲げ部１２が略直行す
るようにミシン線を入れること、言い換えると、二つの
吊り下げ穴１３を結ぶ方向が台紙の抄紙方向に一致する
ようにミシン線を入れると、開封が容易になるので好ま
しい。本発明のように情報記載領域の両側にまで及ぶミ
シン線を設けることにより、開封後にはプラスチック製
容器の端部一辺が露出した開封状態となるため、ケース
を取り外しやすくなり、分別廃棄がより一層容易にな
る。
開封用ミシン線を示す。台紙の裏面片の表裏面を貫通す
るとともにこの裏面片の折り曲げ部１２にまで達するミ
シン線を設け、貫通部分の長さは、開封端の部分及び平
坦部から情報記載領域２０又は２１に移行する曲線部分
において、他の部分よりも拡大することが好ましい。
又、台紙の抄紙方向と台紙の折り曲げ部１２が略直行す
るようにミシン線を入れること、言い換えると、二つの
吊り下げ穴１３を結ぶ方向が台紙の抄紙方向に一致する
ようにミシン線を入れると、開封が容易になるので好ま
しい。本発明のように情報記載領域の両側にまで及ぶミ
シン線を設けることにより、開封後にはプラスチック製
容器の端部一辺が露出した開封状態となるため、ケース
を取り外しやすくなり、分別廃棄がより一層容易にな
る。
【００１６】図４には、剥離状態での台紙の表面片８及
び裏面片９に設けられた情報記載領域２０、２１に印刷
文字等の方向を示す。剥離状態で、同方向とすることに
より、両領域２０、２１に記載された内容を天地が逆転
することなく使用者が読むことができる。
び裏面片９に設けられた情報記載領域２０、２１に印刷
文字等の方向を示す。剥離状態で、同方向とすることに
より、両領域２０、２１に記載された内容を天地が逆転
することなく使用者が読むことができる。
【００１７】図５には、写真フイルムブリスター包装体
における台紙の表面片８と裏面片９とのシール方法を示
す断面図を示す。この実施態様においては、接着剤は表
面片８及び裏面片９の周辺部領域に塗布されており、ヒ
ートシーラーの受け台のゴム片６１も、前記周辺部領域
に対応するパターンを有している。ヒートシール加熱部
の加熱パターンは、全面としても良く、又は前記周辺部
領域に限定しても良い。
における台紙の表面片８と裏面片９とのシール方法を示
す断面図を示す。この実施態様においては、接着剤は表
面片８及び裏面片９の周辺部領域に塗布されており、ヒ
ートシーラーの受け台のゴム片６１も、前記周辺部領域
に対応するパターンを有している。ヒートシール加熱部
の加熱パターンは、全面としても良く、又は前記周辺部
領域に限定しても良い。
【００１８】本発明ではケースが台紙から外れにくく、
かつ台紙との分別が容易な写真ブリスター包装体である
ことが好ましい。このためには、プラスチック製容器の
収容部の内少なくとも三つの側面、あるいは対向する二
つの側面の平坦部に接する部位を膨出させ、収容部が変
形しにくいケースとすることが好ましい。この好ましい
例の斜視図を図６〜１１に示す。これらの例に示すよう
に、底面部が矩形の開口面であるケースと、該底面部全
四辺の各辺から、周囲に向かって伸びた平坦部とからな
る一体型のケースであって、該写真フィルム収容部の少
なくとも三つの側面の平坦部に接する部位が膨出して補
強部を形成しているブリスター包装体とすることが好ま
しい。
かつ台紙との分別が容易な写真ブリスター包装体である
ことが好ましい。このためには、プラスチック製容器の
収容部の内少なくとも三つの側面、あるいは対向する二
つの側面の平坦部に接する部位を膨出させ、収容部が変
形しにくいケースとすることが好ましい。この好ましい
例の斜視図を図６〜１１に示す。これらの例に示すよう
に、底面部が矩形の開口面であるケースと、該底面部全
四辺の各辺から、周囲に向かって伸びた平坦部とからな
る一体型のケースであって、該写真フィルム収容部の少
なくとも三つの側面の平坦部に接する部位が膨出して補
強部を形成しているブリスター包装体とすることが好ま
しい。
【００１９】図６において、プラスチック製容器１ａ
は、収容部２の全ての側面と平坦部３とが接する部位に
膨出部４を形成したものである。収容部２の大きさに特
には制限はなく、一個の写真フィルムを収容するもので
あっても、二個以上の写真フィルムを収容するものであ
っても良い。平坦部３の幅Ｗは、収容部２の大きさに関
わらず、５〜１０ｍｍであることが好ましい。膨出部４
の高さｈ1は、１〜１０ｍｍであることが好ましく、３
〜８ｍｍであることがより好ましい。図８に、本発明の
プラスチック製容器の別の一例の斜視図を示す。図９
に、本発明のプラスチック製容器のさらに別の一例の斜
視図を示す。図１０に、本発明のプラスチック製容器の
さらに別の一例の斜視図を示す。図１１に、図９及び図
１０に示したプラスチック製容器の平坦部に形成された
リブ状の凸部の一例の拡大断面図を示す。
は、収容部２の全ての側面と平坦部３とが接する部位に
膨出部４を形成したものである。収容部２の大きさに特
には制限はなく、一個の写真フィルムを収容するもので
あっても、二個以上の写真フィルムを収容するものであ
っても良い。平坦部３の幅Ｗは、収容部２の大きさに関
わらず、５〜１０ｍｍであることが好ましい。膨出部４
の高さｈ1は、１〜１０ｍｍであることが好ましく、３
〜８ｍｍであることがより好ましい。図８に、本発明の
プラスチック製容器の別の一例の斜視図を示す。図９
に、本発明のプラスチック製容器のさらに別の一例の斜
視図を示す。図１０に、本発明のプラスチック製容器の
さらに別の一例の斜視図を示す。図１１に、図９及び図
１０に示したプラスチック製容器の平坦部に形成された
リブ状の凸部の一例の拡大断面図を示す。
【００２０】図８に、本発明のプラスチック製容器の別
の一例の斜視図を示す。プラスチック製容器１ｂは、収
容部２の対向する二つの側面と平坦部３とが接する部位
に図６に示したプラスチック製容器と同様の膨出部４を
形成したものである。対向する二つの収容部に膨出部を
形成する場合には、収容部の底面の長辺側と短辺側のど
ちらの側面に設けられていても良いが、収容部の底面の
長辺側の側面に設けられていることが好ましい。平坦部
３の幅及び膨出部４の高さは、図６に示したプラスチッ
ク製容器と同様である。
の一例の斜視図を示す。プラスチック製容器１ｂは、収
容部２の対向する二つの側面と平坦部３とが接する部位
に図６に示したプラスチック製容器と同様の膨出部４を
形成したものである。対向する二つの収容部に膨出部を
形成する場合には、収容部の底面の長辺側と短辺側のど
ちらの側面に設けられていても良いが、収容部の底面の
長辺側の側面に設けられていることが好ましい。平坦部
３の幅及び膨出部４の高さは、図６に示したプラスチッ
ク製容器と同様である。
【００２１】図９及び図１０に、それぞれ本発明のプラ
スチック製容器のさらに別の一例の斜視図を示す。図９
及び図１０に示したプラスチック製容器１ｃ、１ｄは、
いずれも平坦部にリブ状の凸部５を形成したものであ
る。図９に示したプラスチック製容器１ｃは、全ての平
坦部３に連続した一本のリブ状の凸部５を設けたもので
あり、図１０に示したプラスチック製容器１ｄは、対向
する二つの平坦部３にそれぞれ一本のリブ状の凸部５を
設けたものである。
スチック製容器のさらに別の一例の斜視図を示す。図９
及び図１０に示したプラスチック製容器１ｃ、１ｄは、
いずれも平坦部にリブ状の凸部５を形成したものであ
る。図９に示したプラスチック製容器１ｃは、全ての平
坦部３に連続した一本のリブ状の凸部５を設けたもので
あり、図１０に示したプラスチック製容器１ｄは、対向
する二つの平坦部３にそれぞれ一本のリブ状の凸部５を
設けたものである。
【００２２】図１１に、図９及び図１０に示したプラス
チック製容器の平坦部に形成されたリブ状の凸部の一例
の拡大断面図を示す。凸部５の高さｈ2は、０．２〜２
ｍｍの範囲内にあることが好ましく、０．４〜２ｍｍの
範囲内にあることがより好ましく０．４〜１ｍｍの範囲
内にあることがさらに好ましい。平坦部３に形成された
リブ状の凸部５は直線状でなくても良く、例えば、波状
に曲がっていても、あるいは曲線状に曲がっていても良
い。またリブ状の凸部を平坦部に２本以上設けても良
い。さらに、平坦部の凸部の形状は、リブ状に限られな
い。例えば、三角形や矩形あるいは円若しくは半円形状
であっても良く、このような形状の凸部を平坦部に部分
的に設けても良い。平坦部３の幅は、５〜１０ｍｍであ
ることが好ましい。また、対向する二つの平坦部に凸部
を設ける場合には、収容部の底面の長辺側に接する平坦
部に設けられていることが好ましい。
チック製容器の平坦部に形成されたリブ状の凸部の一例
の拡大断面図を示す。凸部５の高さｈ2は、０．２〜２
ｍｍの範囲内にあることが好ましく、０．４〜２ｍｍの
範囲内にあることがより好ましく０．４〜１ｍｍの範囲
内にあることがさらに好ましい。平坦部３に形成された
リブ状の凸部５は直線状でなくても良く、例えば、波状
に曲がっていても、あるいは曲線状に曲がっていても良
い。またリブ状の凸部を平坦部に２本以上設けても良
い。さらに、平坦部の凸部の形状は、リブ状に限られな
い。例えば、三角形や矩形あるいは円若しくは半円形状
であっても良く、このような形状の凸部を平坦部に部分
的に設けても良い。平坦部３の幅は、５〜１０ｍｍであ
ることが好ましい。また、対向する二つの平坦部に凸部
を設ける場合には、収容部の底面の長辺側に接する平坦
部に設けられていることが好ましい。
【００２３】
【発明の効果】本発明の写真フィルムブリスター包装体
は、台紙内部に写真フイルム関連情報を印刷した情報記
載領域を有し、開封により、この記載内容を使用者が読
むことができる。このために、別途説明書をケース内に
同梱する必要が無く、包装部材の省資源化を図ることが
できる。さらに、本発明のプラスチック製容器を用いた
ブリスター包装体は台紙の表面片と裏面片とだけを接着
させることにより、ミシン線を開封して、写真フィルム
を取り出すと、プラスチック製容器の平坦部が露出する
ようになり、プラスチック製容器と台紙とを一層容易に
分別して廃棄することができる。なお、本発明の写真フ
イルムブリスター包装体は、他の製品を包装する包装体
に対しても同様に転用できる。
は、台紙内部に写真フイルム関連情報を印刷した情報記
載領域を有し、開封により、この記載内容を使用者が読
むことができる。このために、別途説明書をケース内に
同梱する必要が無く、包装部材の省資源化を図ることが
できる。さらに、本発明のプラスチック製容器を用いた
ブリスター包装体は台紙の表面片と裏面片とだけを接着
させることにより、ミシン線を開封して、写真フィルム
を取り出すと、プラスチック製容器の平坦部が露出する
ようになり、プラスチック製容器と台紙とを一層容易に
分別して廃棄することができる。なお、本発明の写真フ
イルムブリスター包装体は、他の製品を包装する包装体
に対しても同様に転用できる。
【図１】本発明の一実施例に係る写真フイルムブリスタ
ー包装体の分解斜視図である。
ー包装体の分解斜視図である。
【図２】本発明の一実施例に係る写真フイルムブリスタ
ー包装体における剥離状態での台紙の接着剤塗布パター
ンを示す平面図である。
ー包装体における剥離状態での台紙の接着剤塗布パター
ンを示す平面図である。
【図３】本発明の一実施例に係る写真フイルムブリスタ
ー包装体における剥離状態での台紙の開封用ミシン目の
形状を示す平面図である。
ー包装体における剥離状態での台紙の開封用ミシン目の
形状を示す平面図である。
【図４】本発明の一実施例に係る写真フイルムブリスタ
ー包装体における剥離状態での台紙の、表面片および裏
面片における情報記載領域の印刷文字等の方向を示す平
面図である。
ー包装体における剥離状態での台紙の、表面片および裏
面片における情報記載領域の印刷文字等の方向を示す平
面図である。
【図５】本発明の一実施例に係る写真フイルムブリスタ
ー包装体における台紙の表面片と裏面片とのシール方法
を示す断面図である。
ー包装体における台紙の表面片と裏面片とのシール方法
を示す断面図である。
【図６】プラスチック製容器の好ましい一例の斜視図で
ある。
ある。
【図７】図６に示したプラスチック製容器のＡ−Ａ断面
図である。
図である。
【図８】プラスチック製容器の別の好ましい一例の斜視
図である。
図である。
【図９】プラスチック製容器のさらに別の好ましい一例
の斜視図である。
の斜視図である。
【図１０】プラスチック製容器のさらに別の好ましい一
例の斜視図である。
例の斜視図である。
【図１１】図９及び図１０に示したプラスチック製容器
の平坦部に形成されたリブ状の凸部の拡大断面図であ
る。
の平坦部に形成されたリブ状の凸部の拡大断面図であ
る。
１、１ａ、１ｂ、１ｃ、１ｄ プラスチック製容器 ２ 収納部 ３ 平坦部 ４ 膨出部 ５ 凸部 ６ 写真フィルムを収納したプラスチック容器 ７ 台紙 ８ 表面片 ９ 裏面片 １０ 孔部 １１ ミシン線 １２ 折り曲げ部 ２０ 情報記載領域（表面片） ２１ 情報記載領域（裏面片） ２２ スミ印刷領域 ３０ 接着剤 ３１ 塗布接着剤（表面片） ３２ 塗布接着剤（裏面片） ５０ ヒートシーラー加熱部 ６０ ヒートシーラー受け台 ６１ 受け台ゴム片
Claims (6)
- 【請求項１】 写真フイルムを収容したカートリッジを
収納するための収納部とこの収納部を台紙に固定するた
めの平坦部からなる透明なプラスチック製容器、及び、
折り曲げ可能に接続されている表面片と裏面片からな
り、前記プラスチック製容器の収納部と略同形状に打ち
抜かれた孔部が表面片に設けられた台紙から構成され、
前記プラスチック製容器の収納部は表面片の孔部から突
出しており、平坦部を表面片と裏面片との間に挟んで、
プラスチック製容器を台紙に固定した写真フイルムブリ
スター包装体であって、前記裏面片が表面片と重ね合わ
される内側部分には情報記載領域が設けられ、この情報
記載領域には写真フイルムに関する情報が印刷され、表
面片と裏面片とは前記情報記載領域を避けた接着がなさ
れ、裏面片にはプラスチック製容器の平坦部及び情報記
載領域外縁に相当する位置にミシン線が設けられたこと
を特徴とする写真フイルムブリスター包装体。 - 【請求項２】 ヒートシール接着剤が、台紙の表面片及
び／又は裏面片に記載された情報記載領域を避けて表面
片及び／又は裏面片の周辺部領域に限定されて塗布さ
れ、このヒートシール接着剤をヒートシールすることに
より形成された請求項１記載の写真フイルムブリスター
包装体。 - 【請求項３】 ヒートシール接着剤が、台紙の表面片及
び／又は裏面片に記載された情報記載領域を避けて表面
片及び／又は裏面片の周辺部領域に塗布され、台紙の裏
面側には前記周辺部領域に対応する領域にヒートシーラ
ーが当たり、台紙の表面側には前記周辺部領域に対応す
る領域に設けた受け台のゴム片が当たることによりヒー
トシールされた請求項２記載の写真フイルムブリスター
包装体。 - 【請求項４】 ヒートシール接着剤が、台紙の表面片及
び／又は裏面片に記載された情報記載領域を避けて表面
片及び／又は裏面片の周辺部領域に塗布され、台紙の裏
面側のほぼ全面にヒートシーラーが当たり、台紙の表面
側には前記周辺部領域に対応する領域に設けた受け台の
ゴム片が当たることによりヒートシールされた請求項２
記載の写真フイルムブリスター包装体。 - 【請求項５】 ミシン線が開封開始部分及び情報記載領
域周辺の曲線部分において拡大された請求項１ないし請
求項４いずれか１項に記載の写真フイルムブリスター包
装体。 - 【請求項６】 前記台紙の抄紙方向と台紙の折り曲げ部
が略直行するようにミシン線を入れた請求項１ないし請
求項５いずれか１項に記載の写真フイルムブリスター包
装体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33826699A JP2001151270A (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | 写真フイルムブリスター包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33826699A JP2001151270A (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | 写真フイルムブリスター包装体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001151270A true JP2001151270A (ja) | 2001-06-05 |
Family
ID=18316514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33826699A Pending JP2001151270A (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | 写真フイルムブリスター包装体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001151270A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006027715A (ja) * | 2004-07-21 | 2006-02-02 | Sunstar Inc | ブリスターパック |
| JP2012176763A (ja) * | 2011-02-25 | 2012-09-13 | Brother Industries Ltd | 品物用梱包物及び品物用梱包物の組立方法 |
| JP2019137427A (ja) * | 2018-02-09 | 2019-08-22 | 大日本印刷株式会社 | 包装用台紙および包装容器 |
| KR20210083022A (ko) * | 2019-12-26 | 2021-07-06 | 김치곤 | 테이프 포장용기 |
-
1999
- 1999-11-29 JP JP33826699A patent/JP2001151270A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006027715A (ja) * | 2004-07-21 | 2006-02-02 | Sunstar Inc | ブリスターパック |
| JP4592348B2 (ja) * | 2004-07-21 | 2010-12-01 | サンスター株式会社 | ブリスターパック及びその製造方法 |
| JP2012176763A (ja) * | 2011-02-25 | 2012-09-13 | Brother Industries Ltd | 品物用梱包物及び品物用梱包物の組立方法 |
| JP2019137427A (ja) * | 2018-02-09 | 2019-08-22 | 大日本印刷株式会社 | 包装用台紙および包装容器 |
| JP7059672B2 (ja) | 2018-02-09 | 2022-04-26 | 大日本印刷株式会社 | 包装用台紙および包装容器 |
| KR20210083022A (ko) * | 2019-12-26 | 2021-07-06 | 김치곤 | 테이프 포장용기 |
| KR102294041B1 (ko) * | 2019-12-26 | 2021-08-26 | 김치곤 | 테이프 포장용기 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20061201 |
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| A02 | Decision of refusal |
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