JPH1094277A - 振動アクチュエータ - Google Patents

振動アクチュエータ

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JPH1094277A
JPH1094277A JP8247332A JP24733296A JPH1094277A JP H1094277 A JPH1094277 A JP H1094277A JP 8247332 A JP8247332 A JP 8247332A JP 24733296 A JP24733296 A JP 24733296A JP H1094277 A JPH1094277 A JP H1094277A
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JP
Japan
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vibration
elastic body
vibrator
driving force
actuator
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JP8247332A
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English (en)
Inventor
Takeshi Matsumoto
豪 松本
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Nikon Corp
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Nikon Corp
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Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の振動アクチュエータでは、弾性体の一
方の平面に駆動力取出部を設けるため、駆動力取出部を
設けた分だけ振動アクチュエータ全体の厚さが厚くなっ
てしまう。 【解決手段】 駆動力取出部12a,12bを設けられ
る弾性体12と,駆動力取出部12a,12bを介して
弾性体12に加圧された状態で面接触する移動子17
a,17bとを備え、弾性体12に屈曲振動及び縦振動
を発生してこれらの合成である楕円運動を生じることに
より、弾性体12と移動子17a,17bとの間で相対
運動を発生する超音波アクチュエータ10であって、駆
動力取出部12a,12bの移動子17a,17bとの
接触面が、屈曲振動及び縦振動それぞれの振動方向に対
して傾斜するように、形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1振動及び第2
振動を発生する振動子と、この振動子に加圧接触する相
対運動部材とを備え、振動子と相対運動部材との間で相
対運動を発生する振動アクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、弾性体と弾性体に装着される
電気機械変換素子とにより構成される振動子に駆動電圧
を印加して第1振動(屈曲振動)及び第2振動(縦振
動)を調和的に発生させ、振動子の表面に楕円運動を発
生させることにより、振動子に加圧接触する相対運動部
材との間で相対運動を発生する振動アクチュエータが知
られている。
【0003】このような振動アクチュエータとしては、
例えば、「光ピックアップ移動を目的とした圧電リニア
・モータ」(富川義朗氏他:第5回電磁力関連のダイナ
ミックシンポジウム講演論文集,第393頁〜第398
頁)において、その構成及び負荷特性に関する解析結果
が詳細に説明されている。
【0004】また、新版超音波モータ(上羽貞行氏,富
川義朗氏共著,トリケップス刊,第145頁〜第146
頁)には、この振動アクチュエータを用いた自走式装置
が開示されている。
【0005】図6は、このような振動アクチュエータ1
00の一例の構成を示す正面図である。矩形平板状の弾
性体101の一方の平面には、PZT(チタン酸ジルコ
ン酸鉛)からなる薄板状の圧電体102a,102bが
接着により装着される。圧電体102a,102bは、
それぞれ駆動電圧を印加されることにより、弾性体10
1に、長手方向への4次の屈曲振動と長手方向へ伸縮す
る1次の縦振動とを発生する。弾性体101の他方の平
面であって、発生する4次の屈曲振動における2ヵ所の
腹位置は、駆動力取出部101a,101bとして機能
する。駆動力取出部101a,101bには、弾性体1
01に発生する屈曲振動及び縦振動の合成振動である楕
円運動が発生する。
【0006】図6に示す例では、弾性体101と圧電体
102a,102bとにより、振動子103が構成され
る。この振動アクチュエータ100では、弾性体101
に発生する4次の屈曲振動、及び1次の縦振動それぞれ
の固有振動数が非常に近い値になるように設計される。
そのため、それぞれの固有振動数に近い周波数の交流電
圧を2相印加することにより、2つの振動を調和した状
態で発生させることができる。
【0007】弾性体101に形成される駆動力取出部1
01a,101bの端面は、弾性体101に発生する屈
曲振動の振動方向(図面上の上下方向)と直交する方向
に平面状に形成される。
【0008】この駆動力取出部101a,101bに、
相対運動部材であるローラ状の移動子104a,104
bが回転自在に支持された状態で接触する。さらに、弾
性体101は、固定部105に保持された支持部材10
6と弾性体101及び固定部105の間に設置される付
勢部材107とを介して支持される。これにより、弾性
体101は、移動子104a,104bに向けて適宜圧
力で加圧接触される。
【0009】このようにして、弾性体101の駆動力取
出部101a,101bに発生する楕円運動が移動子1
04a,104bに伝搬され、弾性体101と移動子1
04a,104bとの間で相対運動が発生する。
【0010】なお、この振動アクチュエータ100は、
弾性体101に発生する屈曲振動及び縦振動それぞれの
固有振動数が非常に近い値になるように設計される。し
たがって、2つの固有振動数に近い周波数の交流電圧
を、圧電体104a,104bにそれぞれ印加すること
により、屈曲振動及び縦振動を調和させること(合成振
動である楕円運動を発生すること)ができ、弾性体10
1と移動子104a,104bとの間で相対運動を発生
することができる。
【0011】このように従来の振動アクチュエータ10
0では、駆動力取出部101a,101bの移動子10
4a,104bとの接触面は、弾性体101に発生する
屈曲振動,縦振動それぞれの振動方向に対して、平行と
なる方向又は垂直となる方向を指向して、設けられてい
た。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の振動ア
クチュエータでは、弾性体101の一方の平面に駆動力
取出部101a,101bを設けこの駆動力取出部10
1a,101bに移動子104a,104bを接触させ
るため、移動子104a,104bを設けた分だけ振動
アクチュエータ100全体の厚さが厚くなってしまう。
そのため、小型化が可能であるという振動アクチュエー
タ100の大きな長所が失われてしまうという課題があ
った。
【0013】なお、振動アクチュエータ100の厚さを
できるだけ抑制して駆動力取出部を形成する手段とし
て、駆動力取出部を弾性体101の側面に設ける手段も
考えられる。図7は、このような手段による振動アクチ
ュエータ200の構成を示す正面図である。
【0014】図7に示す振動アクチュエータ200によ
れば、弾性体101と駆動力取出部101c,101d
との位置関係により、振動アクチュエータ200は厚さ
方向には確かに薄くなるものの、移動子104a,10
4bの駆動に屈曲振動を利用するとともに、弾性体10
1と移動子104a,104bとの間の駆動力の断続に
縦振動を用いることになる。そのため、移動子104
a,104bを縦振動の振動方向(図面上の左右方向)
に移動させる機構を設ける必要がある。
【0015】図7に示す振動アクチュエータ200で
は、移動子104a,104bをバネ108により連結
し、バネ108のバネ力により、移動子104a,10
4bを移動させるように構成している。そのため、振動
アクチュエータ200全体の構造が複雑化してしまうと
いう課題があった。
【0016】さらに、一般的に、図6及び図7に示す構
造の振動アクチュエータでは、駆動力取出部101a,
101b(101c,101d)に発生する楕円運動
は、弾性体101の振動面に対してある角度α(0°<
α<90°)だけ傾いた状態で発生する。そのため、弾
性体101に発生する楕円運動の長径又は短径が、駆動
力取出部101a,101b(101c,101d)の
移動子104a,104bとの接触面と一致していな
い。そのため、弾性体101に発生する楕円運動が無駄
なく移動子104a,104bには伝達されず、駆動力
の取出効率が理想的な状態よりも低下してしまうという
課題があった。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、請求項1の本発明は、駆動力取出部を設けられる振
動子と,駆動力取出部を介して振動子に加圧された状態
で接触する相対運動部材とを備え、振動子に第1振動及
び第2振動を発生してこれらの合成運動を生じることに
より、振動子と相対運動部材との間で相対運動を発生す
る振動アクチュエータであって、駆動力取出部が設けら
れており、相対運動部材と接触する部分が、第1振動及
び第2振動それぞれの振動方向に対して傾斜するよう
に、形成されることを特徴とする。
【0018】請求項2の発明は、請求項1に記載された
振動アクチュエータにおいて、駆動力取出部の相対運動
部材との接触面が、楕円運動の長径方向又は短径方向と
略平行な方向に、形成されることを特徴とする。
【0019】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載された振動アクチュエータにおいて、振動子と相
対運動部材とが、楕円運動の長径方向と略同一な方向に
加圧されるとともに、楕円運動の短径方向が、相対運動
の方向と略同一な方向であることを特徴とする。
【0020】請求項4の発明は、請求項3に記載された
振動アクチュエータにおいて、駆動力取出部が、振動子
の一方の平面に、又は振動子の側面に形成されることを
特徴とする。
【0021】請求項5の発明は、請求項1から請求項4
までのいずれか1項に記載された振動アクチュエータに
おいて、第1振動が屈曲振動であるとともに、第2振動
が縦振動であることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)以下、本発明の実施形態を、添付図面
を参照しながら詳細に説明する。なお、以降の各実施形
態の説明は、振動アクチュエータとして超音波の振動域
を利用する超音波アクチュエータを例にとって、行う。
【0023】図1は、本発明の第1実施形態にかかる超
音波アクチュエータ本体の構造を示す斜視図であり、図
2は、この超音波アクチュエータの構造を示す正面図で
ある。さらに、図3は、この超音波アクチュエータを搭
載機器の固定部に固定保持した状態を示す正面図であ
る。
【0024】図1〜図3に示すように、本実施形態にお
ける超音波アクチュエータ10の本体をなす振動子11
は、矩形平板状の弾性体12と、この弾性体12の一方
の平面に例えば接着により装着される4枚の圧電体12
a,12b,12p,12p’とにより、構成される。
【0025】弾性体12は、例えば金属材料又はプラス
チック材料等の弾性材料からなる。弾性体12は略矩形
平板状に形成されており、長手方向の両端面12a,1
2bは、平面部に対して所定の角度α(α:0°超90
°未満,90°超180°未満)を有する傾斜面として
形成される。本実施形態の超音波アクチュエータ10で
は、この傾斜面12a,12bが駆動力取出部として用
いられる。
【0026】また、弾性体12の長手方向中央部には、
その4面について溝部12cが設けられており、小断面
積部が形成される。この溝部12cは、後述する連結部
材14と係合することにより、相対運動時に弾性体12
が位置ずれすることを防止するために形成される。
【0027】弾性体12の一方の平面に装着される圧電
体13a,13bには、電気的に位相が90度異なる2
相の交流電圧が印加される。また、圧電体13p,13
p’は弾性体12に発生する振動の状態をモニタするた
めの圧電体であり、図4を参照しながら後述する制御回
路に接続される。また、弾性体12本体はGND電位に
接続される。
【0028】このように構成された超音波アクチュエー
タ10の振動子11においては、圧電体13a,13b
に電気的に位相が90度異なる2相の交流電圧を印加す
ることにより、弾性体12の駆動力取出部12a,12
bに楕円運動が発生する。
【0029】また、弾性体12は、搭載機器のハウジン
グ15に設置された連結部材14によりに固定保持され
ており、また、ハウジング15と振動子11との間には
加圧用バネ16が装着される。これにより、弾性体12
の駆動力取出部12a,12bが、相対運動部材である
移動子17a,17bに加圧される。
【0030】このように、この駆動力取出部12a,1
2bには、相対運動部材であるローラ状の移動子17
a,17bが加圧接触される。移動子17a,17b
は、図示しない軸支機構によって回転自在に支持され
る。
【0031】このように、弾性体12に形成された駆動
力取出部12a,12bと移動子17a,17bとを加
圧接触させることにより、両者の摩擦により、駆動力取
出部12a,12bから駆動力が移動子17a,17b
に伝搬されて、移動子17a,17bが回転駆動され
る。
【0032】図4は、本実施形態の超音波アクチュエー
タ10の駆動回路20を示すブロック図である。駆動回
路20は、駆動信号を発振する発振器21と、この駆動
信号を(π/2)位相差のある信号に変換する移相器2
2と、圧電体13aに入力する駆動信号を増幅する増幅
器23と、圧電体13bに入力する駆動信号を増幅する
変換された駆動信号を増幅する増幅器24とを備える。
【0033】圧電体13p,13p’により検出された
振動変位は電気信号として制御回路25に送られる。制
御回路25では、検出された変位量に基づき、補正信号
を発振器21に送り、発振器21から出力される駆動信
号が適正化される。
【0034】このような制御回路20により、圧電体1
3a,13bに電気的に位相が90°異なる交流電圧を
印加することにより、弾性体12には屈曲振動及び縦振
動が調和的に発生し、これらの振動の合成である楕円運
動が、弾性体12の駆動力取出部12a,12bに発生
する。
【0035】本実施形態の超音波アクチュエータ10に
よれば、弾性体12に形成された駆動力取出部12a,
12bは、弾性体12に発生する屈曲振動又は縦振動の
振動方向と水平方向又は垂直方向ではなくなるととも
に、駆動力取出部12a,12bにおける楕円運動の短
径方向を指向する。したがって、弾性体12の駆動力取
出部12a,12bと移動子17a,17bとの加圧方
向が、楕円運動の長径方向となり、超音波アクチュエー
タ10の駆動力が向上する。また、楕円運動の短径方向
が駆動方向となり、低速な駆動に適するようになる。
【0036】このように、本実施形態の超音波アクチュ
エータ10によれば、弾性体12の側面に移動子17
a,17bを配置することができるため、超音波アクチ
ュエータ10全体の薄型化を図ることが可能になる。ま
た、出力の取出効率に優れた超音波アクチュエータを実
現することも可能になる。
【0037】(第2実施形態)図5は、第2実施形態の
超音波アクチュエータ10−1の構造を示す正面図であ
る。なお、第2実施形態の超音波アクチュエータ10−
1は、第1実施形態と殆どの部分で共通するため、共通
する部分に同一の図中符号を付すことにより重複する説
明を省略し、相違する部分だけを説明することとする。
【0038】図5に示すように、第2実施形態の超音波
アクチュエータ10−1では、ハウジング15で弾性体
12を支持するのではなく、断面コの字型のハウジング
15−1により、連結部材14及び加圧用バネ16を介
して、弾性体12をハウジング15−1の開口部側に向
けて付勢した状態で支持する。また、ハウジング15−
1の開口部側の2ヵ所に、移動子であるローラ17a,
17bが回転自在に支持される。
【0039】本実施形態では、このローラ17a,17
bに弾性体12の駆動力取出部12a,12bが加圧接
触されており、弾性体12に発生する楕円運動がローラ
17a,17bに伝搬される。
【0040】超音波アクチュエータ10−1は、ローラ
17a,17bを介して相対運動部材である固定面18
上に搭載される。そのため、弾性体12に発生する振動
により、超音波アクチュエータ10−1は固定面18上
を自走することができる。
【0041】(変形形態)以上詳細に説明した各実施形
態では、振動アクチュエータとして超音波の振動域を利
用した超音波アクチュエータを例にとったが、本発明に
かかる振動アクチュエータはこのような態様に限定され
るものではなく、他の振動域を利用した振動アクチュエ
ータについても等しく適用することができる。
【0042】また、各実施形態では、第1振動として屈
曲4次振動を、第2振動として縦1次振動をそれぞれ利
用した振動子を用いた超音波アクチュエータを例にとっ
たが、本発明にかかる振動アクチュエータはこのような
態様に限定されるものではなく、他の振動を利用した超
音波アクチュエータについても等しく適用される。
【0043】また、各実施形態の説明では、振動子の側
面に駆動力取出部を形成したが、本発明にかかる振動ア
クチュエータはこのような態様に限定されるものではな
く、振動子の圧電体非装着面側に形成するようにしても
よい。この場合、振動子の圧電体非装着面側の平面に駆
動力取出部を突起状に形成し、この駆動力取出部の底面
である相対運動部材との接触面に傾斜面を形成する形態
を例示することができる。
【0044】さらに、各実施形態の説明では、電気機械
変換素子として圧電体を用いたが、本発明にかかる振動
アクチュエータはこのような態様に限定されるものでは
なく、電気エネルギーを機械的変位に変換することがで
きるものであればよい。例えば、電歪素子や磁歪素子等
を例示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる超音波アクチュ
エータ本体の構造を示す斜視図である。
【図2】第1実施形態にかかる超音波アクチュエータの
構造を示す正面図である。
【図3】第1実施形態にかかる超音波アクチュエータを
搭載機器の固定部に固定保持した状態を示す正面図であ
る。
【図4】第1実施形態にかかる超音波アクチュエータの
駆動回路のブロック図である。
【図5】第2実施形態の超音波アクチュエータの構造を
示す正面図である。
【図6】従来の振動アクチュエータの一例の構成を示す
正面図である。
【図7】従来の振動アクチュエータにおいて、振動アク
チュエータの厚さをできるだけ抑制して駆動力取出部を
形成する手段を示す正面図である。
【符号の説明】
10,10−1 超音波アクチュエータ(振動アクチュ
エータ) 11 振動子 12 弾性体 12a,12b 駆動力取出部(両端面,傾斜面) 12c 溝部 13a,13b 駆動用圧電体 13p,13p’ 振動モニタ用圧電体 14 支持部材 15,15−1 ハウジング 16 加圧用バネ 17a,17b 移動子(相対運動部材) 18 固定面 20 駆動回路 21 発振器 22 移相器 23 増幅器 24 増幅器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動力取出部を設けられる振動子と,前
    記駆動力取出部を介して前記振動子に加圧された状態で
    接触する相対運動部材とを備え、前記振動子に第1振動
    及び第2振動を発生してこれらの合成運動を生じること
    により、前記振動子と前記相対運動部材との間で相対運
    動を発生する振動アクチュエータであって、 前記駆動力取出部が設けられており、前記相対運動部材
    と接触する部分は、前記第1振動及び前記第2振動それ
    ぞれの振動方向に対して傾斜するように、形成されるこ
    とを特徴とする振動アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された振動アクチュエー
    タにおいて、 前記接触面は、前記楕円運動の長径方向又は短径方向と
    略平行な方向に、形成されることを特徴とする振動アク
    チュエータ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載された振動
    アクチュエータにおいて、 前記振動子と前記相対運動部材とは、前記楕円運動の長
    径方向と略同一な方向に加圧されるとともに、前記楕円
    運動の短径方向は、前記相対運動の方向と略同一な方向
    であることを特徴とする振動アクチュエータ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載された振動アクチュエー
    タにおいて、 前記駆動力取出部は、前記振動子の一方の平面に、又は
    前記振動子の側面に形成されることを特徴とする振動ア
    クチュエータ。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか1
    項に記載された振動アクチュエータにおいて、 前記第1振動は屈曲振動であるとともに、前記第2振動
    は縦振動であることを特徴とする振動アクチュエータ。
JP8247332A 1996-09-19 1996-09-19 振動アクチュエータ Pending JPH1094277A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112987313A (zh) * 2021-03-05 2021-06-18 歌尔股份有限公司 Ar眼镜

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112987313A (zh) * 2021-03-05 2021-06-18 歌尔股份有限公司 Ar眼镜

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