JPH1093936A - 放送送信装置、放送受信装置及び録画予約装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】例えば放送番組の録画予約に利用して好適な放
送送信装置及び放送受信装置において、番組の変更内容
に応じて、録画予約の設定内容も自動的に変更するこ
と。 【解決手段】放送局から送信される放送信号における各
チャンネルの垂直帰線消去期間の空き領域に対し番組情
報（チャンネル番号，放送年月日，放送開始時間，放送
終了時間，番組変更情報，番組タイトル等）をのせて配
信すると共に、受信された放送信号から前記番組情報を
抽出して番組情報データメモリ１１に記憶して利用する
ことで、番組内容に変更が有ることをリアルタイムで認
識できるので、例えば番組内容の変更が起きた場合に
は、録画予約データメモリ１２に記憶されている録画予
約の設定内容を、前記変更有りと認識された番組情報に
対応させて、ユーザが介さずに自動的に変更設定するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、例えば放送番組の
録画予約に利用して好適な放送送信装置及び放送受信装
置及び録画予約装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、放送番組に関するチャンネル番
号，番組名，放送年月日，放送開始時間，放送終了時間
等の番組情報を得るには、新聞や雑誌に記載されている
テレビ欄を見る必要があり、ビデオデッキ等による番組
録画の予約の設定は、その番組情報を参考にして行なっ
ている。

【０００３】しかしながら、一度録画予約を設定する
と、その設定内容であるチャンネル番号，放送年月日，
放送開始時間，放送終了時間等に従った録画しか行なわ
れず、番組の変更や延長等があった場合に、録画予約の
設定変更が自動時に行なわれることはないため、ユーザ
は、放送局側の変更内容を確認したうえで、録画予約の
設定を変更する操作を行なう必要があった。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】従って、一度録画予約
を設定した後に、ユーザが、番組の変更や延長等があっ
たことを確認できなかったり不在だったりして、録画予
約の設定変更を行なえなかった揚合には、見たかった番
組の録画が途切れるだけでなく、不要な番組も録画して
しまい、無駄な録画領域を作ってしまうことがある。

【０００５】さらに、ユーザが、録画予約の設定を変更
できる状態であっても、放送局側の変更内容を常に確認
していなくてはならず、不在にしていても見たい番組の
録画が行なわれるという録画予約の利点が損なわれる問
題がある。

【０００６】本発明は、以上の点を考慮してなされたも
ので、番組の変更内容に応じて、録画予約の設定内容も
自動的に変更することが可能になる放送送信装置及び放
送受信装置及び録画予約装置を提供することを目的とす
る。

【０００７】

【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項１に係わる放送送信装置は、放送信号における垂直帰
線消去期間の空き領域に対して、少なくともチャンネル
番号，番組名，放送年月日，放送開始時間，放送終了時
間を含む番組情報をのせて放送信号を送信する放送手段
を備えたことを特徴とする。

【０００８】つまり、本発明の請求項１に係わる放送送
信装置では、放送信号における垂直帰線消去期間の空き
領域に対して、少なくともチャンネル番号，番組名，放
送年月日，放送開始時間，放送終了時間を含んだ番組情
報がのせられて放送されるので、受信側においてその番
組情報を利用すれば、録画予約の設定が容易に行なえる
ことになる。

【０００９】また、本発明の請求項２に係わる放送送信
装置は、放送信号における垂直帰線消去期間の空き領域
に対して、少なくともチャンネル番号，番組名，放送年
月日，放送開始時間，放送終了時間，番組変更情報を含
む番組情報をのせて放送信号を送信する送信手段を備え
たことを特徴とする。

【００１０】つまり、請求項２に係わる放送送信装置で
は、放送信号における垂直帰線消去期間の空き領域に対
して、少なくともチャンネル番号，番組名，放送年月
日，放送開始時間，放送終了時間，番組変更情報を含ん
だ番組情報がのせられて送信されるので、受信側におい
てその番組情報を利用すれば、録画予約の設定や番組変
更に応じた予約の設定変更が容易に行なえることにな
る。

【００１１】また、本発明の請求項３に係わる放送受信
装置は、放送信号を受信する受信手段と、この受信手段
により受信した放送信号における垂直帰線消去期間の空
き領域にのっている少なくともチャンネル番号，番組
名，放送年月日，放送開始時間，放送終了時間を含む番
組情報を抽出する番組情報抽出手段と、この番組情報抽
出手段により抽出した番組情報を記憶する番組情報記憶
手段とを備えたことを特徴とする。

【００１２】つまり、本発明の請求項３に係わる放送受
信装置では、受信手段により受信した放送信号における
垂直帰線消去期間の空き領域にのっている少なくともチ
ャンネル番号，番組名，放送年月日，放送開始時間，放
送終了時間を含む番組情報が、番組情報抽出手段により
抽出されて番組情報記憶手段に記憶されるので、この番
組情報記憶手段に記憶された番組情報を利用すれば、録
画予約の設定が容易に行なえることになる。

【００１３】また、本発明の請求項４に係わる放送受信
装置は、放送信号を受信する受信手段と、この受信手段
により受信した放送信号における垂直帰線消去期間の空
き領域にのっている少なくともチャンネル番号，番組
名，放送年月日，放送開始時間，放送終了時間，番組変
更情報を含む番組情報を抽出する番組情報抽出手段と、
この番組情報抽出手段により抽出した番組情報を記憶す
る番組情報記憶手段とを備えたことを特徴とする。

【００１４】つまり、請求項４に係わる放送受信装置で
は、受信手段により受信した放送信号における垂直帰線
消去期間の空き領域にのっている少なくともチャンネル
番号，番組名，放送年月日，放送開始時間，放送終了時
間，番組変更情報を含む番組情報が、番組情報抽出手段
により抽出されて番組情報記憶手段に記憶されるので、
この番組情報記憶手段に記憶された番組情報を利用すれ
ば、録画予約の設定や番組変更に応じた予約の設定変更
が容易に行なえることになる。

【００１５】また、本発明の請求項５に係わる録画予約
装置は、少なくともチャンネル番号、番組名、放送年月
日、放送開始時間、放送終了時間を含む番組情報を記憶
する記憶手段と、前記番組情報の少なくとも一部が変更
された情報を含む番組変更情報を受け取る手段と、前記
記憶手段に記憶されている番組情報を前記番組変更情報
に応じて変更し、この変更された番組情報に基づいて番
組録画の予約を設定する予約設定手段とを備えたことを
特徴とする。

【００１６】つまり、本発明の請求項５に係わる録画予
約装置では、少なくともチャンネル番号、番組名、放送
年月日、放送開始時間、放送終了時間を含む番組情報を
記憶する記憶手段を備え、前記番組情報の少なくとも一
部が変更された情報を含む番組変更情報が受け取られる
と、前記記憶手段に記憶されている番組情報が前記番組
変更情報に応じて変更され、この変更された番組情報に
基づいて番組録画の予約が設定されるので、番組変更に
応じた録画予約の設定変更が容易に行なえることにな
る。

【００１７】また、本発明の請求項６に係わる放送受信
装置は、前記請求項４に係わる放送受信装置にあって、
さらに、前記番組情報記憶手段に記憶された番組情報に
基づき番組録画の予約を設定する予約設定手段を備えた
ことを特徴とする。

【００１８】つまり、請求項６に係わる放送受信装置で
は、番組情報記憶手段に記憶された番組情報を、例えば
一覧表として画面表示させた状態で、番組録画の予約を
設定できるので、録画予約の設定が容易に行なえること
になる。

【００１９】また、本発明の請求項７に係わる放送受信
装置は、前記請求項６に係わる放送受信装置にあって、
さらに、前記番組情報抽出手段により抽出した番組情報
に含まれる番組変更情報に従って、該番組情報の変更の
有無を判断する変更判断手段と、この変更判断手段によ
り番組情報の変更が有ると判断された場合には、前記番
組情報抽出手段により抽出した番組情報に対応させて、
前記番組情報記憶手段に記憶されている番組情報を変更
すると共に、前記予約設定手段により設定された録画予
約の設定を変更する情報変更手段とを備えたことを特徴
とする。

【００２０】つまり、請求項７に係わる放送受信装置で
は、前記番組情報抽出手段により抽出した番組情報に含
まれる番組変更情報に従って、該番組情報の変更が有る
ことが変更判断手段により判断された場合には、前記番
組情報抽出手段により抽出した番組情報に対応させて、
前記番組情報記憶手段に記憶されている番組情報が変更
されると共に、前記予約設定手段により設定された録画
予約の設定が変更されるので、録画予約に利用する番組
情報の変更及び既に設定された録画予約の内容の変更が
自動的に行なわれることになる。

【００２１】また、本発明の請求項８に係わる放送受信
装置は、前記請求項７に係わる放送受信装置にあって、
前記変更判断手段を、一定時間間隔及び前記予約設定手
段により設定された録画開始時刻の直前及び録画終了時
刻の直前の各タイミングで、前記番組情報抽出手段によ
り抽出した番組情報に含まれる番組変更情報に従って、
該番組情報の変更の有無を判断する変更判断手段とした
ことを特徴とする。

【００２２】つまり、本発明の請求項８に係わる放送受
信装置では、前記変更判断手段において、一定時間間隔
及び前記予約設定手段により設定された録画開始時刻の
直前及び録画終了時刻の直前の各タイミングで、前記番
組情報抽出手段により抽出した番組情報に含まれる番組
変更情報に従って、該番組情報の変更の有無が判断され
るので、突然の番組変更による録画のミスが未然に防止
されることになる。

【００２３】また、本発明の請求項９に係わる放送受信
装置は、前記請求項６乃至請求項８の何れか１項に係わ
る放送受信装置にあって、さらに、前記予約設定手段に
より設定された録画予約の設定内容に応じて録画した番
組の画像を記憶する画像記憶手段と、この画像記憶手段
における記憶可能残り時間と前記録画予約の設定時間と
を比較判断する時間比較手段と、この時間比較手段によ
り前記画像記憶手段における記憶可能残り時間が前記録
画予約の設定時間より短いと判断された場合には、前記
画像記憶手段に対し録画する番組の画像を圧縮して記憶
する圧縮記憶モードに切り換える記憶モード切り換え手
段とを備えたことを特徴とする。

【００２４】つまり、本発明の請求項９に係わる放送受
信装置では、録画した番組の画像を記憶する画像記憶手
段における記憶可能残り時間と録画予約の設定時間とが
比較判断され、前記画像記憶手段における記憶可能残り
時間が前記録画予約の設定時間より短いと判断された場
合には、前記画像記憶手段に対し録画する番組の画像を
圧縮して記憶する圧縮記憶モードに切り換えられるの
で、録画予約の設定内容に応じて画像の記憶領域が確保
されることになる。

【００２５】また、本発明の請求項１０に係わる放送受
信装置は、前記請求項９に係わる放送受信装置にあっ
て、さらに、前記記憶モード切り換え手段により圧縮記
憶モードに切り換えられた状態で、前記時間比較手段に
より前記画像記憶手段における記憶可能残り時間が前記
録画予約の設定時間より短いと判断された場合には、前
記録画予約の設定を解除する予約解除手段を備えたこと
を特徴とする。

【００２６】つまり、請求項１０に係わる放送受信装置
では、前記記憶モード切り換え手段により圧縮記憶モー
ドに切り換えられた状態で、前記時間比較手段により前
記画像記憶手段における記憶可能残り時間が前記録画予
約の設定時間より短いと判断された場合には、前記録画
予約の設定は解除されるので、圧縮記憶モードに切り換
えても十分な画像の記憶領域が確保できない場合におけ
る録画ミスが未然に防止されることになる。

【００２７】また、本発明の請求項１１に係わる放送受
信装置は、前記請求項３あるいは請求項４に係わる放送
受信装置にあって、前記番組情報記憶手段を、前記番組
情報抽出手段により抽出した番組情報あるいは前記放送
信号にのっている番組情報と同一のデータフォーマット
で該放送信号とは異なる手段で提供された番組情報を記
憶する番組情報記憶手段としたことを特徴とする。

【００２８】つまり、本発明の請求項１１に係わる放送
受信装置では、前記番組情報記憶手段には、前記番組情
報抽出手段により抽出した番組情報あるいは前記放送信
号にのっている番組情報と同一のデータフォーマットで
該放送信号とは異なる手段で提供された番組情報が記憶
されるので、例えば番組情報を提供するキーステーショ
ンにおいて光ディスク等に記録した番組情報を利用し
て、前記同様に録画予約の設定，変更，解除が行なえる
ことになる。

【００２９】また、本発明の請求項１２に係わる録画予
約装置は、前記請求項５に係わる録画予約装置にあっ
て、前記番組変更情報を受け取る手段を、前記番組変更
情報を放送信号、電話回線を通しての信号、ケーブルテ
レビ回線を通しての信号の何れかの信号として受け取る
ことを特徴とする。

【００３０】つまり、本発明の請求項１２に係わる録画
予約装置では、前記番組変更情報が放送信号、電話回線
を通しての信号、ケーブルテレビ回線を通しての信号の
何れかの信号として受け取られるので、インターネット
等の電話回線やケーブルテレビの回線を通して容易に番
組変更情報を得て録画予約の設定変更が行なえることに
なる。

【００３１】

【発明の実施の形態】以下図面により本発明の実施の形
態について説明する。

【００３２】図１は本発明の放送送信装置及び放送受信
装置の実施形態に係わる録画予約装置の構成を示すブロ
ック図である。

【００３３】図２は各放送局から放送信号の垂直帰線消
去期間の空き領域にのせて配信される番組情報のデータ
フォーマットを示す図である。

【００３４】図３は各放送局から送信される放送信号の
垂直帰線消去期間にのせられた信号の内容を示す図であ
る。

【００３５】図４は放送信号の垂直帰線消去期間におけ
る具体的な空き領域の範囲を示す図である。

【００３６】図５は放送信号の垂直帰線消去期間におけ
る１本の走査線に対応する情報伝送可能量を示す図であ
る。

【００３７】図３及び図４に示すように、放送局からの
放送信号における垂直帰線消去期間４１内の文字信号の
重畳可能期間（１０番〜２１番）には、空き領域４２
（１０番〜１３番）が存在するもので、図２に示すよう
な番組情報は、各放送局からそのチャンネルにおける垂
直帰線消去期間４１の空き領域４２を利用して配信され
る。

【００３８】図２に示すように、各放送局から配信され
る番組情報は、まず、番組ヘッダ２１と１日分の各番組
（１〜ｎ）に対応する番組情報２２とからなっている。

【００３９】前記番組ヘッダ２１には、チャンネル番号
２３、放送年月日２４、番組数２５、各番組情報（１〜
ｎ）へのオフセット値２６が含まれている。

【００４０】また、各番組情報２２には、その番組の放
送開始時間２７、放送終了時間２８、番組変更情報２
９、番組タイトル３０、ジャンルコード３１、番組の内
容や出演者等の情報３２が含まれている。

【００４１】図１における録画予約装置において、各放
送局から映像信号と番組情報２１，２２を合成して送信
された放送信号は、アンテナＡＮＴを介して受信され、
映像信号ブロック１に入力される。

【００４２】すると、前記映像信号ブロック１に入力さ
れた放送信号から、番組情報抽出部６により番組情報２
１，２２が抜き出され、番組情報データメモリ１１に記
憶される。

【００４３】ここで、中央処理装置（ＣＰＵ）９が、選
局チャンネルレジスタ５のデータ値をアップダウン制御
することにより、選局チャンネルが順次切り換えられる
もので、前記選局チャンネルレジスタ５のデータ値は、
１つのチャンネルの番組情報２１，２２が抽出される毎
にカウントアップされるため、全てのチャンネルの番組
情報２１，２２が抽出されて読み込まれ、番組情報デー
タメモリ１１に記憶される。

【００４４】また、入力インターフェイス８を介して、
番組の録画予約が指示されると、その録画予約情報（チ
ャンネル番号，録画年月日，録画開始時間，録画終了時
間，録画モード＜通常／圧縮＞等）は、録画予約データ
メモリ１２に記憶される。

【００４５】この場合、前記録画予約情報は、例えば前
記番組情報データメモリ１１に記憶された番組情報２
１，２２の内容を受像管（モニタ）４に表示出力させた
状態で、前記入力インターフェイス８により所望の番組
欄を指示することで、対応する番組情報から必要な予約
情報が読み出されて前記録画予約データメモリ１２に転
送されて記憶される。

【００４６】ここで、前記番組情報抽出部６において、
各チャンネルにおける番組情報２１，２２を抽出した際
に、その番組情報２２に含まれる番組変更情報２９に基
づき、該当する番組に変更が有ることが認識された場合
には、前記番組情報データメモリ１１内に記憶されてい
る変更対象となる全ての番組情報２２について内容の変
更が行なわれる。

【００４７】また、これと共に、前記番組変更情報２９
に基づいて番組の変更が認識された番組が、前記録画予
約データメモリ１２に設定された録画予約の対象となっ
ている場合には、当該録画予約データメモリ１２に記憶
されている録画予約情報についても、変更時の番組情報
２１，２２に従ってその録画予約の設定内容が変更され
る。

【００４８】前記番組情報２１，２２を配信する放送局
側は、番組の変更が決まり次第、その変更内容に応じ
て、今後配信する番組情報２２の内容を変更すると共
に、当該番組情報２２内の番組変更情報２９に対して、
番組情報２２の変更があることを知らせるデータを速や
かに設定する。

【００４９】前記番組情報抽出部６における番組情報２
１，２２の抽出処理は、一定時間間隔で行なわれ、前記
番組情報データメモリ１１に記憶される番組情報２１，
２２は、常に最新の情報に更新される。

【００５０】一方、番組情報データメモリ１１に記憶さ
れた番組情報２１，２２は、入力インターフェイス８を
介してユーザ入力される番組情報の出力指示に応じて、
番組情報表示部７により様々な形態のテーブルデータに
編集され、重畳回路２で映像信号と重畳合成されて、こ
の合成信号が映像出力回路３を介して受像管（モニタ）
４の管面上に表示される。

【００５１】これら一連の番組情報抽出処理プログラム
や番組情報変更処理プログラム、番組情報表示処理プロ
グラム等は、プログラマブルＲＯＭ１０に書き込まれて
おり、ＣＰＵ９はここから読み出されたプログラムに従
って一連の処理を実行する。

【００５２】次に、前記構成による録画予約装置におけ
る録画予約処理について説明する。

【００５３】図６は図１における録画予約装置の録画予
約の設定処理を示すフローチャートである。

【００５４】例えば受像管（モニタ）４に表示された番
組情報に従って、入力インターフェイス８を介して録画
したい所望の番組を指示すると、録画指示された番組の
番組情報に従って録画予約の設定情報が録画予約データ
メモリ１２へ記憶される（ステップＳ１）。

【００５５】すると、この録画予約の設定に伴ない、図
示しないビデオテープや光ディスク等の画像記憶領域の
記憶可能残量時間と、録画予約として設定された録画開
始時間から録画終了時間までの録画時間とが比較され
（ステップＳ２）、録画記憶領域が足りないと判断され
た場合（ステップＳ３）には、前記録画予約情報に含ま
れる録画モードが圧縮録画モードに切り換えられ（ステ
ップＳ４）、より長時間の画像記憶領域が確保される。

【００５６】ここで、圧縮録画モードへの切り換えが行
なわれた場合には、そのことをユーザヘ伝えるためのメ
ッセージ表示が行なわれ、録画予約の設定継続又は解除
が選択できる。

【００５７】さらに、圧縮録画モードへの切り換えが行
なわれた場合には、再度、画像記憶領域の記憶可能残量
時間と録画予約の設定時間とが比較される（ステップＳ
５）。

【００５８】そして、圧縮録画モードへ切り換えられた
場合でも、画像記憶領域が足りないと判断された場合
（ステップＳ６）には、そのことをユーザヘ伝えるため
のメッセージ表示が行なわれ、そのまま録画予約を設定
継続するか又は設定解除するかの確認（ステップＳ７）
が促される。

【００５９】ここで、録画予約の設定解除が指示される
と、前記録画予約データメモリ１２に記憶されている録
画予約の設定データが消去され、録画の予約が解除され
る（ステップＳ８）。

【００６０】次に、前記構成による録画予約装置におけ
る録画予約変更処理について説明する。

【００６１】図７は図１における録画予約装置の録画予
約の変更処理を示すフローチャートである。

【００６２】録画予約データメモリ１２において、予め
録画予約が設定記憶されている場合には、その録画予約
情報に基づき、設定された録画開始時間の直前に、番組
情報抽出部６により該当チャンネルの番組情報２１，２
２が抽出され、番組変更情報２９が設定されている番組
情報の内容と前記録画予約情報とが比較される（ステッ
プＳ２１）。

【００６３】録画予約として設定された番組に変更が有
ることが判断されると（ステップＳ２２）、録画予約デ
ータメモリ１２に記憶されている録画予約情報の予約設
定内容が、前記番組変更情報２９が設定されている番組
情報２２に従って変更設定される（ステップＳ２３）。

【００６４】すると、前記録画予約の設定変更に伴な
い、図示しないビデオテープや光ディスク等の画像記憶
領域の記憶可能残量時間と、録画予約として設定変更さ
れた録画開始時間から録画終了時間までの録画時間とが
比較され（ステップＳ２４）、録画記憶領域が足りない
と判断された場合（ステップＳ２５）には、前記録画予
約情報に含まれる録画モードが圧縮録画モードに切り換
えられ（ステップＳ２６）、より長時間の画像記憶領域
が確保される。

【００６５】さらに、圧縮録画モードへの切り換えが行
なわれた場合には、再度、画像記憶領域の記憶可能残量
時間と録画予約の設定時間とが比較される（ステップＳ
２７）。

【００６６】そして、圧縮録画モードへ切り換えられた
場合でも、画像記憶領域が足りないと判断された場合
（ステップＳ２８）には、そのことをユーザヘ伝えるた
めのメッセージ表示が行なわれ、そのまま録画予約を設
定継続するか又は設定解除するかの確認（ステップＳ２
９）が促される。

【００６７】ここで、録画予約の設定解除が指示される
と、前記録画予約データメモリ１２に記憶されている録
画予約の設定データが消去され、録画の予約が解除され
る（ステップＳ３０）。

【００６８】したがって、前記構成の録画予約装置によ
れば、放送局から送信される放送信号における各チャン
ネルの垂直帰線消去期間４１の空き領域４２に対し番組
情報２１，２２（チャンネル番号２３，放送年月日２
４，放送開始時間２７，放送終了時間２８，番組変更情
報２９，番組タイトル３０等）をのせて配信すると共
に、受信された放送信号から前記番組情報２１，２２を
抽出して利用することで、番組内容に変更が有ることを
リアルタイムで認識できるので、例えば番組内容の変更
が起きた場合には、録画予約データメモリ１２に記憶さ
れている録画予約の設定内容を、前記変更有りと認識さ
れた番組情報に対応させて、ユーザが介さずに自動的に
変更設定することができ、不要な画像記憶領域を無駄に
使用することなく、ユーザの見たい番組のみを確実に録
画できるようになる。

【００６９】なお、前記実施形態では、受信した放送信
号からの番組情報２１，２２の抽出に伴なう番組変更情
報２９の認識判断を、一定時間間隔毎及び録画予約した
録画開始時の直前に行なう構成としたが、さらに、録画
終了時の直前にも同様の番組変更認識処理を行なうこと
により、例えば録画している番組の放送時間が急遽延長
された場合における録画の途切れも未然に防止できるよ
うになる。

【００７０】また、前記実施形態における番組情報デー
タメモリ１１及び録画予約データメモリ１２及び画像記
憶領域としては、半導体メモリを使用したＲＡＭあるい
は光ディスクを利用したＤＶＤ（デジタル・ビデオ・デ
ィスク）−ＲＡＭの何れであってもよく、また、前記番
組情報２１，２２を予め記録させたＲＯＭ（ＣＤ−ＲＯ
Ｍ等）で配信し、前記ＲＡＭと組み合わせて利用する構
成としてもよい。

【００７１】次に、前記番組情報２１，２２及び録画予
約情報及び録画した画像情報を、ＤＶＤ−ＲＡＭを用い
て記録する場合における各種情報の（記録・再生）（検
索・表示）（予約設定）（編集）について説明する。

【００７２】（記録・再生）図８はＤＶＤ−ＲＡＭにお
ける情報記録領域の割り当て状態を示す図である。

【００７３】ＤＶＤ−ＲＡＭ５１は、その内周側に番組
及びインデックス情報記録領域５１ａが割り当てられ、
また、外周側に動画記録領域５１ｂが割り当てられる。

【００７４】番組及びインデックス情報記録領域５１ａ
には、前記録画予約装置における番組情報抽出部６を介
して抽出された番組情報２１，２２が記録されると共
に、その録画予約情報、録画後のインデックス情報等が
記録される。

【００７５】動画記録領域５１ｂには、前記録画予約情
報に従った番組の録画に伴なう動画像が記録される。

【００７６】図９は前記ＤＶＤ−ＲＡＭの番組及びイン
デックス情報記録領域に記録されるインデックス情報の
一例を示す図である。

【００７７】このインデックス情報としては、同インデ
ックス情報記録領域５１ａに記憶されている番組情報２
１，２２及び録画予約情報に基づいて、録画した各番組
毎の「番組タイトル」「種類」「録画日時」「録画開始
位置」「録画時間」等が記録される。

【００７８】すなわち、ＤＶＤ−ＲＡＭ５１内に、どの
ような動画が録画されているかを検索するには、番組及
びインデックス情報記録領域５１ａにおいて、図９に示
したように、「番組タイトル」「種類（スポーツ、ドラ
マ等）」「録画日時」「録画開始位置」「録画時間」等
を記録したインデックス情報が有用である。

【００７９】図１０は前記ＤＶＤ−ＲＡＭに対する放送
番組の録画に伴なうインデックス情報記録処理を示すフ
ローチャートである。

【００８０】すなわち、ＤＶＤ−ＲＡＭ５１の番組及び
インデックス情報記録領域５１ａに記憶されている録画
予約情報に従って、放送番組の録画が開始されると、同
番組及びインデックス情報記録領域５１ａに記憶されて
いる番組情報２１，２２に基づき、録画の対象となって
いる「番組タイトル」「種類（スポーツ、ドラマ等）」
が読み出されてインデックス情報として記録される（ス
テップＡ１）。

【００８１】また、これと共に、録画に伴なう番組の動
画像が、動画像記録領域５１ｂに記録される（ステップ
Ａ２）。

【００８２】すると、前記動画像記録領域５１ｂに対す
る画像の記録に伴ない、その「録画日時」「録画開始位
置」「録画時間」が、さらにインデックス情報として前
記番組及びインデックス情報記録領域５１ａに記録され
る（ステップＡ３）。

【００８３】従来は、このインデックス情報は、録画時
間及び録画日時については、内部時計から自動的に記録
するものもあったが、タイトル、出演者等は、人手で文
字入力しなければならず、入力時間が掛かり非常に煩わ
しい作業であった。

【００８４】これによれば、配信された番組情報２１，
２２に基づいて番組タイトル，出演者，あらすじ等を読
み出し、人手を介さずに録画のインデックス情報として
記録できるので、非常に効率的である。

【００８５】一方、前記ＤＶＤ−ＲＡＭ５１に記録した
インデックス情報を再生して利用する際は、例えばＤＶ
Ｄ−ＲＡＭ５１を記録／再生装置に挿入した際に、番組
及びインデックス情報記録領域５１ａに記録されている
「番組タイトル」を検索し、ＴＶ等の画像出力装置に出
力することによって、録画番組を容易に理解することが
できる。また、リモコン等の入力手段等を利用して希望
の「番組タイトル」を選択し、対応するインデックス情
報の「録画開始位置」から録画番組を再生することがで
きる。

【００８６】よって、容易に希望の録画番組の選択及び
再生が行えるばかりでなく、その他のインデックス情報
として記録された情報内容を検索することにより、例え
ば希望する出演者がこのディスクに記録されているか等
の様々な検索、再生を行なうことが可能である。

【００８７】また、番組情報２１，２２とリンクして、
表示する番組情報の一覧表に記録済みのマークを付けた
り、色を変えて画像出力したりすることによって、容易
に録画済みか否かの判断が可能である。

【００８８】（検索・表示）図１１は前記ＤＶＤ−ＲＡ
Ｍに対する記録情報の検索・表示に係わる構成を中心と
して示すブロック図である。

【００８９】前記放送局から配信された番組情報２１，
２２をＤＶＤ−ＲＡＭ５１に記録させると、ＴＶ番組の
一覧表をモニタに表示する際に、種々の表示形式を選択
することが可能である。

【００９０】最も基本的な表示方式は、新聞等のＴＶ番
組欄のように、横軸に放送チャンネル、縦軸に放送時間
を取って全てのジャンルの放送番組をマトリックス的に
表示するものである。

【００９１】これに対して、以下ではユーザが全ての放
送番組の一覧表示よりもジャンル別の表示により見たい
番組を容易に探し出せるようにした実施の形態について
説明する。

【００９２】図１２はジャンル別表示による放送番組の
一覧表示状態を示す図である。

【００９３】すなわち、図１２に示すように、例えば映
画、スポーツ、ドラマ、音楽、アニメ、料理、ニュース
・天気予報等のジャンル別に、そのジャンルの番組のみ
を選択して放送時間と放送チャンネルとのマトリックス
として一覧表示するものである。同図に示されるような
ジャンル別の一覧表示を行うことにより、ユーザは、見
たいジャンルの番組から容易に目的の放送番組を探すこ
とができる。

【００９４】図１３はジャンル別の階層表示による放送
番組の一覧表示状態を示す図である。

【００９５】すなわち、ジャンル別表示にも階層表示を
行うことができ、上位、中位、下位のジャンル等にさら
に詳細な一覧表示を行うことができる。

【００９６】例えばドラマのジャンルであれば、図１３
に示すように、中位ジャンルとして１時間ドラマ、２時
間ドラマ等の放送時間別や、下位ジャンルとしてトレン
ディ・ドラマ、時代劇等の種類別等の設定を行うことも
できる。

【００９７】また、スポーツであれば、野球、相撲、サ
ッカー等の種類別表示も下位メニューとして用意され
る。下位メニューは、例えば大ジャンルを選択した後
に、下位メニューをユーザが指定することにより詳細表
示がなされる。

【００９８】これらのジャンル別表示は、放送局５５か
ら番組情報２１，２２を配信する際に、予め該番組情報
２１，２２の中にジャンルを指定したフラグを設けてお
き、受信手段５２を介して番組表（情報２１，２２）を
受信あるいは入手したユーザが、録画予約装置５０内で
これらの情報を当該装置内に設けられた検索手段５３に
よりジャンル別のフラグとして検索することにより、表
示に必要なジャンルのみの番組を選択可能である。

【００９９】そして、前記検索手段５３により選択され
た必要なジャンルのみを、放送時間と放送チャンネルと
のマトリックスとして作成手段５４により作成しモニタ
４にて一覧表示する。また、上記した上位、中位、下位
のジャンル分けは、上位のジャンルを示すフラグにリン
クさせて中位あるいは下位等のフラグを付すことにより
達成できる。

【０１００】これらの検索から表示までの具体的な方法
は、例えば図１１にて示すような録画予約装置５０によ
り実現される。

【０１０１】図１１における録画予約装置５０では、番
組表（番組情報２１，２２）の詳細なデータは、オンラ
イン配信方式（通信を利用して放送局から電波で飛ば
す、インターネット、ＣＡＴＶの双方向利用等）で配信
される場合を例にとって示しているが、オフライン配信
方式（ＣＤ−ＲＯＭ、ＤＶＤ−ＲＯＭ、ＤＶＤ−ＲＡＭ
等）でも良い。

【０１０２】例えば図１１に示されるように、放送局５
５からの放送信号によって配送されてきた番組表デ一タ
（番組情報２１，２２）は、録画予約装置５０内に設け
られた受信手段５２を介して、例えば記憶手段としての
ＤＶＤ−ＲＡＭ５１に記録保存される。

【０１０３】前記番組表データ（番組情報２１，２２）
は、動画や静止画を含む膨大な量のデータを含んでお
り、記憶手段としては記憶容量が大きく、書き換えが可
能なＤＶＤ−ＲＡＭ５１のようなものが望ましいが、既
存のＨＤＤ、半導体ＲＡＭ、ＭＯ等の記憶装置でも良
い。

【０１０４】ＤＶＤ−ＲＡＭ５１に保存されたデータに
は、前述した通り予め番組の種類に応じたフラグが設け
られている。ユーザは必要に応じてジャンル別の番組一
覧を作成するために、リモコン、キーボード、マウス等
の入力デバイス８により指定したいジャンルの入力を行
なう。入力デバイス４から入力されたジャンル情報はフ
ラグ検索手段５３に入力されてフラグ検索処理が起動さ
れる。

【０１０５】フラグ検索手段５３は、入力されたジャン
ル情報に基づいて、それに対応したフラグ情報の付され
た番組情報を、ＤＶＤ−ＲＡＭ５１の中から検索し、必
要な番組情報を一旦ＤＶＤ−ＲＡＭ５１の中の別な記憶
エリアに記憶する。

【０１０６】必要な全ての番組情報が検索できた時点
で、番組一覧表を作成するための一覧表作成手段５４に
より、ＤＶＤ−ＲＡＭ５１から読み出した情報に応じ
て、選択されたジャンル別の番組を、図１２に示したよ
うなジャンル別の一覧表として作成してモニタ４に表示
させる。

【０１０７】また、この実施形態では、上記のジャンル
別の検索以外にも次に示すような検索が可能である。

【０１０８】例えば、音楽番組やドラマの出演者名で検
索したい場合には、出演者のキーワード検索が可能であ
る。ジャンル別の検索の場合には、ある程度ジャンルを
特定できるので、予め番組情報２２の中にジャンルに対
応したフラグを付して、このフラグデータに基づいて、
上記フラグ検索手段５３により検索が可能であるが、キ
ーワード検索の場合には、例えば検索したい出演者の数
が膨大となるため、フラグ情報を予め付しておくことは
現実的ではない。したがって、番組情報に含まれている
アーティストの名前、グループ名、俳優の名前等の出演
者名を全部の情報の中から、全文検索として検索するよ
うに構成する。

【０１０９】また、配信されるデータとして、上記のよ
うな番組情報を種々の形式で表示するためのデータ以外
に、次に示すようなデータを含めておくことができる。

【０１１０】特に、番組情報を表示する番組表表示以外
のメニューを用意して、配信される番組情報以外のデー
タも表示あるいは検索が可能に構成できる。

【０１１１】番組情報以外の表示データとしては、様々
なベスト１０情報のようなものが採用できる。例えば、
テレビ視聴率ベスト１０、音楽ヒット曲ベスト１０、レ
ンタルビデオベスト１０、ＣＤ販売ベスト１０、有線放
送ベスト１０等である。

【０１１２】これらのデータでは、さらに詳細データ
（例えば下位メニュー）として、音楽ベスト１０やＣＤ
販売ベスト１０であれば、日米別のシングルベスト１
０、日米別のアルバルベスト１０や、音楽ジャンル別に
ダンスミュージックベスト１０、演歌ベスト１０、歌謡
曲ベスト１０等のデータとして提供できる。

【０１１３】また、視聴者等による人気投票データも、
例えば人気番組部門、俳優部門、歌手部門、司会者部
門、ＣＭ部門等のデータとして配信して表示できる。

【０１１４】これらのデータは、ベスト１０に留まらず
ベスト１００等の多数のデータを表示することも可能で
あるし、また、人気俳優ベスト１００では、俳優名を入
力することにより前述の通り検索することも可能であ
る。

【０１１５】また、本実施形態における番組情報の記録
手段には、ＤＶＤ−ＲＡＭ５１等の記憶容量の大きな記
憶手段を用いて構成しているので、前述した通り動画や
静止画のデータも番組表の中で表示することが可能であ
る。

【０１１６】例えば、ジャンル別データとして映画やド
ラマを選択した場合には、映画やドラマのダイジェスト
版を下位メニューに用意することができる。つまり、ジ
ャンル別に映画の番組表を表示させ、好みの映画を選択
してダイジェストを見るメニューを選択することによ
り、どのような内容の映画であるのかが、静止画あるい
は動画を含めた解説ダイジェストとして番組内容を確認
することができる。

【０１１７】また、上記のベスト１０情報のような情報
データにも、下位メニューを用意することができる。つ
まり、音楽ベスト１０では、動画と音声によりヒット曲
を歌う歌手のダイジェスト部分を見ることもできる。

【０１１８】また、ダイジェストデータとしては、新ド
ラマのＰＲデータ等の広告情報や、ＴＶＣＭでオンエア
されている企業のＣＭ等も番組情報の配信データとして
含めることができる。このように、企業の製品広告等の
広告媒体としても利用することができ、番組表データ以
外にも種々のデータを番組情報に含めて配信することが
できる。

【０１１９】図１４は放送局から配信される番組情報を
ＤＶＤ−ＲＡＭを利用してキーステーションから入手す
る場合の構成を示す図である。

【０１２０】放送局５５から配信される番組情報は、キ
ーステーション５６にて受信されて記憶保存される。

【０１２１】キーステーション５６となる、コンビニエ
ンス・ストア、書店、駅の売店等のユーザが立ち寄り易
い場所等に、ＤＶＤ−ＲＡＭ５１の記録装置を設置す
る。

【０１２２】この記録装置は、自動販売機方式となって
おり、所定の料金が支払われた場合には、番組情報の所
定のデータをＤＶＤ−ＲＡＭ５１に書き込む等の作業を
行なって、データをユーザに販売する。

【０１２３】記録装置は、放送局５５等から配信されて
くる番組表データ等を受信する受信手段と、この受信手
段によって受信された番組表データ他の種々のデータを
記憶する記憶手段と、ＤＶＤ−ＲＡＭ５１に情報を書き
込む書き込み手段とを備えている。

【０１２４】記憶手段には、オンラインあるいはオフラ
インでデータが配信され、最新のデータが更新されて記
憶されている。このデータの更新は、隔週あるいは毎週
等、予め定められた時期に最新のデータに書き換えられ
る。

【０１２５】ユーザは、ＤＶＤ−ＲＡＭ５１を所有して
いる場合には、記録装置の料金投入口に所定金額を投入
し、ＤＶＤ−ＲＡＭ５１の挿入口にＤＶＤ−ＲＡＭ５１
をセットする。ＤＶＤ−ＲＡＭ５１がセットされると書
き込み手段により最新データがＤＶＤ−ＲＡＭ５１に記
録される。

【０１２６】ユーザがＤＶＤ−ＲＡＭ５１を所有してい
ない場合には、自動販売機方式の上記記録装置によって
新規にデータの記録されたＤＶＤ−ＲＡＭ５１（記録媒
体）を購入することができる。

【０１２７】（予約設定）図１５は前記録画予約装置の
番組録画の予約に係わる構成を示すブロック図でであ
る。

【０１２８】図１５において、番組データ格納手段とし
ての番組データベース６１は、例えば光ディスク、フロ
ッピーディスク、ハードディスク、あるいは半導体メモ
リ等により構成されており、この番組データベース６１
には、番組を識別する番組識別データ、番組開始時刻デ
ータ、番組終了時刻データ、番組名に関するデータ等の
番組情報がそれぞれ番組毎に格納されている。そして、
この番組データベース６１は、後述する機器本体を構成
する制御手段としてのシステムコントローラ９に対して
着脱自在に装着されるようなされている。

【０１２９】システムコントーローラ９は、マイクロプ
ロセッサユニット（μｐｕ）により構成されており、こ
のμｐｕにより番組データベース６１に格納されている
放送番組データを受け、表示手段として表示装置（モニ
タ）４に対して番組データに基づく番組表を表示させ
る。

【０１３０】また、システムコントローラ９には、番組
指定手段としての入力装置（入力インターフェイス）８
が接続されており、これは表示装置４に表示された番組
表をマウス等によって指定できるようにしたポインティ
ングディバイスによる番組指定制御もシステムコントロ
ーラ９におけるμｐｕにより実行される。

【０１３１】そして、前記システムコントローラ９には
時計回路６２が接続され、この時計回路６２よりもたら
される現在時刻に関する計時データは後述するように番
組予約の時に利用される。

【０１３２】一方、システムコントローラ９には、記録
再生装置６４、例えば光ディスク装置が接続されてお
り、システムコントローラ９からの命令により、指定さ
れた番組が記録される。

【０１３３】また、システムコントローラ９には、指定
番組データ格納手段としての指定番組データベース６５
が接続されており、この指定番組データベース６５に
は、入力装置８により選択指定された番組データが格納
され、この番組データにおける放送チャンネル、放送開
始時刻、放送終了時刻、予約ユーザ名、登録ユーザ名を
使用し、表示装置４に表示する番組表を編集する。

【０１３４】次に、以上の構成による録画予約装置５０
の動作について説明する。

【０１３５】図１６は図１５における録画予約装置のシ
ステムコントローラ９を中心とした録画予約処理を示す
フローチャートである。

【０１３６】図１７は図１５における録画予約装置の録
画予約処理に伴なう日付別予約処理を示すフローチャー
トである。

【０１３７】図１８は図１５における録画予約装置の録
画予約処理に伴なうジャンル別予約処理を示すフローチ
ャートである。

【０１３８】図１９は図１５における録画予約装置の録
画予約処理に伴なう子供簡単予約処理を示すフローチャ
ートである。

【０１３９】図２０は図１５における録画予約装置の録
画予約処理に伴なうユーザ登録処理を示すフローチャー
トである。

【０１４０】図２１は前記録画予約装置の録画予約処理
に伴なうメインメニュー画面の表示状態を示す図であ
る。

【０１４１】図２２は前記録画予約装置の録画予約処理
に伴なう日付別予約画面の表示状態を示す図である。

【０１４２】図２３は前記録画予約装置の録画予約処理
に伴なうトピックス画面の表示状態を示す図である。

【０１４３】図２４は前記録画予約装置の録画予約処理
に伴なうジャンル別予約画面の表示状態を示す図であ
る。

【０１４４】図２５は前記録画予約装置の録画予約処理
に伴なうスポーツ番組用予約画面の表示状態を示す図で
ある。

【０１４５】図２６は前記録画予約装置の録画予約処理
に伴なう子供簡単予約画面の第１表示状態を示す図であ
る。

【０１４６】図２７は前記録画予約装置の録画予約処理
に伴なう子供簡単予約画面の第２表示状態を示す図であ
る。

【０１４７】図２８は前記録画予約装置の録画予約処理
に伴なうユーザ登録画面の表示状態を示す図である。

【０１４８】まず、録画予約が選択されるとステップＢ
２１に移行する。

【０１４９】ステップＢ２１では、図２１で示すよう
に、メインメニュー画面が表示装置４に表示され、「日
付予約」７２，「ジャンル予約」７３，「子供簡単予
約」７４，「ユーザ指定」７５の各項目を配列した予約
分類一覧表（７２〜７５）と現在のユーザ及び登録ユー
ザを表示している登録ユーザ欄７１、及び「日付」７
６、「選択」７７、「取消」７８、「終了」７９の各項
目が表示される。

【０１５０】カーソルを表示装置４上の画面の選択した
い項目に位置させてクリックすると、その項目の文字色
が変化するようにシステムコントローラ９が作用する。

【０１５１】次に、任意の項目にカーソルを位置させて
クリックすることにより、フローチャートは選択された
項目のサブルーチン、日付サブルーチン（図１７）、ジ
ャンルサブルーチン（図１８）、子供簡単サブルーチン
（図１９）及びユーザ指定サブルーチン（図２０）に移
行する。

【０１５２】次に、各サブルーチンについて説明する。

【０１５３】＜日付別録画予約＞日付予約を選択した場
合、図１７における日付別予約処理のステップＢ４２に
移行し、システムコントローラ９は、番組データベース
６１と指定番組データベース６５を読み取ると共に、同
システムコントローラ９は、番組データベース６１と指
定番組データベース６５、時計回路６２からのデータに
基づき、当日の番組表を編集して、図２２に示すよう
に、表示装置４に表示させる。

【０１５４】図２２における日付別予約画面は、番組
表、及び登録ユーザ欄７１、「日付」７６、「登録」８
０、「取消」７８、「トピックス」８１、「終了」７９
の各項目から構成される。

【０１５５】番組表は、縦方向が時刻、横方向は受信チ
ャンネルを示し、それぞれの軸にはスクロールバーがあ
り、スクロールバーの矢印にカーソルを位置させクリッ
クすると、縦軸のスクロールバーの場合は時間軸、横軸
のスクロールバーの場合は受信チャンネルがスクロール
され、表示装置４上に表示できない番組をそれぞれのス
クロールポインタｋ1 ，ｋ2 に従って表示することがで
きる。

【０１５６】番組表は、既に予約されている番組欄は、
それを予約したユーザの指定色で地色が変化しており、
また、録画終了番組は、ユーザ色以外の色に変化してい
る。

【０１５７】そして、図１７における日付別予約処理の
ステップＢ４２において、入力装置８によりカーソルを
表示装置４上の任意の番組欄に位置させてクリックする
と、枠色が使用ユーザ色に変化するするようにシステム
コントローラ９が作用する。

【０１５８】次にカーソルを選択の項目に位置させてク
リックすると地色が予約したユーザ色に変化し、予約が
確定される。

【０１５９】また、予約時にその番組の途中から録画し
たい場合は、記録時間変更欄８２にカーソルを位置させ
て、入力装置４により時間を入力することにより、録画
時間を変更できる。

【０１６０】また、カーソルを「取消」７８に位置させ
てクリックすると、番組欄の枠色が変化している番組の
予約が取り消される。

【０１６１】また、番組欄の枠色が変化している状態
で、カーソルを「トピックス」８１に位置させてクリッ
クすると、システムコントローラ９により、表示装置４
上に、図２３に示すように、番組名、内容、登場人物、
見所等のトピックス画面が前記番組欄に変わり表示され
る。なお、この場合、前記番組欄の上にトピックス画面
を重ねあわせて表示してもよい。

【０１６２】必要なデータを検索した後は、カーソルを
終了７９に位置させてクリックすることにより、図２２
で示す日付別予約画面が表示装置４に表示され、入力装
置８からの入力待ちになる。

【０１６３】このようにして必要なテレビ番組の予約等
の操作が終了した際に、カーソルを「終了」７９の項目
に位置させてクリックすると、番組録画予約情報は、指
定番組データベース６５に格納される。そして、前記録
画予約処理（図１６）におけるステップＢ２１に移行
し、図２１におけるメインメニュー画面である予約分類
一覧表が表示される。

【０１６４】ここで、「終了」７９の項目を選択する
と、ステップＢ２７に移行し、録画予約は終了される。

【０１６５】＜ジャンル別録画予約＞ジャンル予約を選
択した場合、システムコントローラ９は、図１８におけ
るジャンル別予約のサブルーチンに移行し、該システム
コントローラ９により、番組データベース６１と指定番
組データベース６５、時計回路６２からのデータが読み
取られる。すると、システムコントローラ９により、表
示装置４に対し、図２４に示すようなジャンル別予約画
面が表示される。

【０１６６】図２４におけるジャンル別予約画面は、映
画、まんが、ドラマ、レジャー、クイズ、ニュース、動
物、自然等の各ジャンルの項目、「日付」７６、「トピ
ックス」８１、「終了」７９の各項目から構成される。
また、ジャンル項目画面の横軸、縦軸にはスクロールバ
ーがあり、ジャンル項目画面に表示できないジャンル項
目はスクロールポインタｋ1 ，ｋ2 の移動に応じて表示
される。そして、カーソルを選択したいジャンルの項目
上に位置させてクリックすると、その地色が変化し、次
に選択の項目にカーソルを位置させクリックすると、シ
ステムコントローラ９により、図２５に示すような、ジ
ャンル別（この場合「スポーツ」）の予約画面が表示装
置４に表示される。

【０１６７】図２５は前記ジャンル項目画面で「スポー
ツ」を選択した場合であり、この予約画面は、番組表、
及び登録ユーザ欄７１、「日付」７６、「登録」８０、
「取消」７８、「トピックス」８１、「終了」７９、記
録時間変更欄８２の各項目から構成される。

【０１６８】前記番組表は、縦方向がスポーツ項目の時
刻、横方向はスポーツの種類を示し、それぞれの軸には
スクロールバーがあり、スクロールバーの矢印にカーソ
ルを位置させクリックすると、縦軸のスクロールバーの
場合は時間軸、横軸のスクロールバーの場合はスポーツ
の種類がスクロールされ、表示装置４上に表示できない
番組を表示することができる。また、番組表において、
既に予約されている番組欄は、それを予約したユーザ色
で地色が変化しており、また、放送終了番組と録画終了
番組は、ユーザ色以外の色に変化している。

【０１６９】そして、図１８におけるジャンル別予約処
理のステップＢ５２において、入力装置８によりカーソ
ルを表示装置４上の番組欄に位置させてクリックする
と、その枠色が使用ユーザ色に変化するするようにシス
テムコントローラ９が作用する。次にカーソルを選択の
項目に位置させてクリックすると、地色が予約したユー
ザ色に変化し、予約が確定される。

【０１７０】また、予約時に録画時間を変更したい場合
は、記録時間変更欄８２にカーソルを位置させて、入力
装置８により時間を入力することにより、録画時間を変
更できる。

【０１７１】また、カーソルを「取消」７８の項目に位
置させてクリックすると、番組欄の枠色が変化している
番組の予約が取り消される。

【０１７２】また、番組欄の枠色が変化している状態
で、カーソルを「トピックス」８１の項目に位置させて
クリックすると、システムコントローラ９により表示装
置４上に、図２３で示したような、番組名、内容、登場
人物、見所等のトピックス画面が番組欄に変わり表示さ
れる。

【０１７３】そして、必要なトピックス情報を表示させ
た後、カーソルを「終了」７９の項目に位置させてクリ
ックすると、再び図２５における番組欄が表示装置４に
表示され、入力装置８からの入力待ちになる。

【０１７４】このようにして必要なテレビ番組の予約等
の操作が終了した時、カーソルを「終了」７９の項目に
位置させてクリックすると、その番組録画予約情報は、
指定番組データベース６５に格納される。そしてステッ
プＢ５１に移行し、図２４におけるジャンル別予約画面
が再表示される。

【０１７５】ここで、さらに「終了」７９の項目を選択
すると、図１６における録画予約処理のステップＢ２１
に移行し、図２１に示したような、メインメニュー画面
である予約分類一覧表が表示される。ここで、さらに、
「終了」７９の項目を選択すると、ステップＢ２７に移
行し、録画予約処理は終了される。

【０１７６】＜子供簡単予約＞子供簡単予約を選択した
場合、システムコントローラ９の処理は、図１９におけ
る子供簡単予約サブルーチンに移行し、該システムコシ
トローラ９により、番組データベース６１と指定番組デ
ータベース６５、時計回路６２からのデータが読み取ら
れる。すると、システムコントローラ９により、表示装
置４に対して、図２６に示すように、子供簡単予約画面
が表示される。この図２６における子供簡単予約画面
は、まんが、どうぶつ、スポーツ、おんがく、えいが等
の項目がひらがな、カタカナ、及び絵で表示されている
ジャンルの項目、及び「日付」７６、「○」８３、
「×」８４、手印８５の各項目から構成される。

【０１７７】ここで、「○」８３は選択、「×」８４は
取消、手印８５は終了を表現している。

【０１７８】また、絵文字によるジャンル項目画面の横
軸、縦軸にはスクロールバーがあり、該ジャンル項目画
面に表示できないジャンル項目が表示される。カーソル
を選択したいジャンルの項目上に位置させてクリックす
ると、その地色が変化し、次に「○」（選択）８３の項
目にカーソルを位置させクリックすると、システムコン
トローラ９により、図２７に示すように、表示装置４に
対して番組の１カットによる子供簡単予約画面が表示さ
せる。この図２７における子供簡単予約画面は、前記図
２６におけるジャンルにおいて“まんが”を選択した場
合である。この図２７における子供簡単予約画面は、番
組名とその１カットを表示した番組表、「日付」７６、
「○」８３、「×」８４、手印８５の項目から構成され
る。

【０１７９】番組表には、それぞれの軸にスクロールバ
ーがあり、スクロールバーの矢印にカーソルを位置させ
クリックすると番組表がスクロールされ、表示装置４上
に表示できない番組を表示することができる。番組表は
既に予約されている番組欄が、それを予約したユーザ色
で地色が変化されており、また、録画終了番組は、ユー
ザ色以外の色に変化されている。

【０１８０】そして、図１９における子供簡単予約処理
のステップＢ６２において、入力装置８によりカーソル
を表示装置４上の番組欄に位置させてクリックすると、
枠色が使用ユーザ色に変化するようにシステムコントロ
ーラ９が作用する。次にカーソルを「○」８３の項目に
位置させてクリックすると、地色が予約したユーザ色に
変化し、予約が確定される。

【０１８１】また、カーソルを「×」８４の項目に位置
させてクリックすると番組欄の枠色が変化している番組
の予約が取り消される。

【０１８２】このようにして必要なテレビ番組の予約等
の操作が終了した際に、カーソルを手印８５の項目に位
置させてクリックすると、番組予約情報は指定番組デー
タベース６５に格納される。そしてステップＢ６１に移
行し、前記図２６における絵文字によるジャンル別項目
画面が再表示される。ここで、手印８５の項目を選択す
ると、図１６における予約録画処理のステップＢ２１に
移行し、図２１におけるメインメニューである予約分類
一覧表が表示される。そして、「終了」７９の項目を選
択するとステップＢ２７に移行し、録画予約は終了され
る。

【０１８３】＜ユーザ指定＞前記図２１におけるメイン
メニュー画面において、ユーザ指定７５の項目を選択し
た場合、システムコントローラ９は、図２０におけるユ
ーザ指定サブルーチンに移行し、該システムコントロー
ラ９により、指定番組データベース６５が読み取られ
る。するとシステムコントローラ９により、指定番組デ
ータベース６５からユーザデータが検索され、図２８に
示すようなユーザ一覧表示画面が表示装置４に対して表
示される。この図２８におけるユーザ一覧表示画面は、
登録ユーザ名とそのユーザ色を示した登録ユーザの各項
目、「登録」８０、「指定」８６、「削除」８７、「終
了」７９の各項目から構成される。

【０１８４】登録ユーザ項目の縦軸にはスクロールバー
があり、このスクロール操作により登録ユーザ項目に表
示できない登録ユーザ名が表示装置４上に表示される。
ユーザの登録、編集をする場合は、カーソルを選択した
い登録ユーザの項目上に位置させてクリックするとその
枠色が変化し、その登録ユーザの項目が編集可能にな
り、まず、入力装置８から名前、色を入力する。次に登
録の項目にカーソルを位置させてクリックすると、編集
した内容が指定番組データベース６５に登録される。

【０１８５】一方、現在使用しているユーザを変更する
場合は、選択したい登録ユーザ項目上にカーソルを位置
させてクリックするとその枠色が変化し、次に指定の項
目にカーソルを位置させクリックすると地色が変化し、
現在の使用ユーザとして登録される。

【０１８６】また、カーソルを「取消」８７の項目に位
置させてクリックすると、選択している登録ユーザを削
除できる。

【０１８７】そして、ユーザに関して入力が終了した場
合は、カーソルを「終了」７９に位置させてクリックす
ると指定ユーザデータベースに登録される。そして、前
記図１６におけるステップＢ２１に移行し、図２１にお
けるメインメニュー画面である予約分類一覧表が表示さ
れる。ここで、「終了」７９の項目を選択するとステッ
プＢ２７に移行し、録画予約は終了される。

【０１８８】以上の番組録画予約装置５０では、録画予
約の操作が簡単であり、ユーザを識別することにより、
一台の番組録画予約装置５０を複数のユーザが使用する
場合でも、予約情報が誰のものかを明確に判明でき、誤
って他人の予約を消したり、同一番組を重複して予約す
る事を未然に防ぐことができる。

【０１８９】（編集）動画や静止画などが録画されてい
るＤＶＤ−ＲＡＭ５１（図８参照）から、ジャンル別、
番組の種類、タイトル、あらすじ、録画年月日、録画時
間等を編集する場合には、当該ディスク内の番組及びイ
ンデックス情報記録領域５１ａに記録されているインデ
ックス情報（図９参照）を利用することが有用な手段で
ある。

【０１９０】図２９はＤＶＤ−ＲＡＭ５１に記録された
番組録画情報を編集する場合のジャンル別メニュー表示
画面を示す図である。

【０１９１】図３０は図２９におけるジャンル別メニュ
ー表示画面から選択されたスポーツジャンル別メニュー
表示画面を示す図である。

【０１９２】図３１は番組録画情報の編集処理に伴なう
番組内容詳細画面の表示状態を示す図である。

【０１９３】すなわち、ＤＶＤ−ＲＡＭ５１を、編集機
能を備えた画像出力装置に挿入した場合に、自動的にイ
ンデックス情報、例えば映画、スポーツ、音楽、アニ
メ、料理、ニュース、天気予報、ドラマ等のジャンル別
に、全ての録画番組のタイトルが図２９に示すように、
表示装置（モニタ）４に表示される。ここで、任意のジ
ャンルの任意のタイトルを、マウス、キーボード、リモ
コン等の入力装置で選択し編集画面にドラックまたはク
リック等の操作によってコピーして、希望する編集を行
なう。

【０１９４】また、このメニュー表示画面では、階層表
示を行うことができ、例えば図３０に示すように、スポ
ーツのジャンル別メニュー表示画面では、バスケット、
野球、テニス、ゴルフ等の下位のスポーツジャンルとし
て表示される。

【０１９５】この際、さらに図３１に示すように、番組
内容の詳細、例えばドラマのあらすじ、出演者、録画日
時、録画時間、録画チャンネル等の詳細な一覧表示を行
なうことができる。これら何れの表示画面からでも、リ
モコン、キーボード、マウス等の入力装置８を利用し
て、編集したい動画や静止画のタイトルや番号を選択
し、同じディスク内、又は別の記録媒体に編集記録する
ことができる。

【０１９６】編集の一例としては、前記各メニュー表示
画面において、編集画面８８に対し、選択したタイトル
をマウス等でドラックやクリックしてコピーし、「編
集」ボタン８９を選択すると、コピーしたタイトルの順
番にその録画情報が編集されて再記録される。

【０１９７】この際利用する記録媒体としては、大容量
のＤＶＤ−ＲＡＭ５１が望ましいが、ＨＤＤ，ＰＤ，Ｍ
Ｏ等を利用しても良い。

【０１９８】また、前記図１４でも示したように、番組
及びインデックス情報としては、通常、放送局５５から
直接配信される情報以外に、コンビニエンス・ストア
ー、書店、駅の売店等のキーステーション５６において
配信される各種の情報、例えば番組のあらすじや、番組
の予告に相当する情報、出演者のプロフィール等がＤＶ
Ｄ−ＲＡＭ５１に記録可能であり、前述の（検索・表
示）及び（予約設定）の欄でも説明したように、これを
再生して番組の記録内容を一目で把握することも容易に
できる。

【０１９９】編集結果は、前記ＤＶＤ−ＲＡＭ５１のよ
うな大容量のディスクでは、同じディスク内での編集で
も良いが、別に複数のディスクを装着できるような画像
記録再生出力装置似て、異なるディスクに転送編集して
もよい。

【０２００】この場合は、映画、音楽、ドラマ等のジャ
ンル別にディスクを用意したり、連続ドラマでは、その
シリーズで専用のディスクを用意してーつにまとめるこ
とができる。

【０２０１】なお、同じディスクに編集記録する場合に
は、インデックス記録領域５１ａ（図８参照）の一部
に、編集したい番組内容のインデックス情報と実際の画
像記録領域を表わすアドレス情報を記録する（図９参
照）。

【０２０２】一方、別のディスクに編集結果を記録する
場合には、編集したインデックス情報と動画等の再生デ
ータの両方を転送して記録させればよい。

【０２０３】あるディスクに編集した録画情報を再生す
る場合は、そのディスクを画像出力装置に挿入すると、
自動的にインデックス情報がＴＶ等に表示される。この
場合のインデックス情報の表示形式も当然階層構造とな
っており、番組のあらすじ、出演者等の詳細を容易に検
索表示できるようになっている。つまり、前記同様にリ
モコン、マウス、キーボード等の入力装置８により希望
するメニューから希望する番組を選択することで、容易
に希望する番組の再生を行なうことができる。

【０２０４】したがって、例えばＤＶＤ−ＲＡＭ５１の
番組及びインデックス情報記録領域５１ａに、放送局５
５から直接あるいは間接的に配信された番組情報２１，
２２を記録することにより、当該番組情報に基づき番組
表を任意の形態の一覧表として表示することができるば
かりか、この番組表から所望の番組を直接指定して録画
予約を行ない、その録画予約情報を前記インデックス情
報記録領域５１ａに記録されている指定された番組の番
組情報２２に対応させて管理することができ、しかも、
この録画予約情報に従って実際に番組が録画される際に
は、録画予約した番組の画像が動画記録領域５１ｂに記
録されると共に、対応する番組情報２２に付加する形態
で、録画日時，録画開始位置，録画時間等のインデック
ス情報を記録して管理できるので、番組情報の検索，表
示，録画予約，編集等を非常に簡単な操作で行なうこと
ができるようになる。

【０２０５】そして、ＤＶＤ−ＲＡＭ５１に記録された
番組情報２１，２２や録画予約情報は、放送局５５から
新たに配信された番組情報２１，２２に含まれる番組変
更情報２９に従って自動的に変更更新されるので、ユー
ザ自身が番組変更の内容を監視する必要はなく、常に正
確な番組情報の内容を知ることができ、しかも、録画予
約した番組のみを無駄なく確実に録画できるようにな
る。

【０２０６】上記に説明した発明の実施の形態では、番
組変更情報は、放送信号における垂直帰線消去期間の空
き領域にのせて送信しているが、番組変更情報の送信方
法はこれに限定されるものではない。

【０２０７】つまり、チャンネル番号、番組名、放送年
月日、放送開始時間、放送終了時間を含む番組情報自体
は、事前に任意の方法で入手しておき、番組変更情報の
みリアルタイムに、インターネット等の電話回線を使用
した送信方法やケーブルテレビの回線を使用した送信方
法を使用して受け取るようにしても良い。

【０２０８】これらの有線の回線を用いて送信する場合
のデータ形式等は、事前に入手する番組情報と同一形式
であることが望ましい。

【０２０９】なお、番組情報自体の事前の入手は、図１
４に示されるように、ＣＤ−ＲＯＭやＤＶＤ−ＲＡＭ等
からの入手でももちろん良い。

【０２１０】

【発明の効果】以上のように、本発明の請求項１に係わ
る放送送信装置によれば、放送信号における垂直帰線消
去期間の空き領域に対して、少なくともチャンネル番
号，番組名，放送年月日，放送開始時間，放送終了時間
を含んだ番組情報がのせられて放送されるので、受信側
においてその番組情報を利用すれば、録画予約の設定が
容易に行なえるようになる。

【０２１１】また、本発明の請求項２に係わる放送送信
装置によれば、放送信号における垂直帰線消去期間の空
き領域に対して、少なくともチャンネル番号，番組名，
放送年月日，放送開始時間，放送終了時間，番組変更情
報を含んだ番組情報がのせられて送信されるので、受信
側においてその番組情報を利用すれば、録画予約の設定
や番組変更に応じた予約の設定変更が容易に行なえるよ
うになる。

【０２１２】また、本発明の請求項３に係わる放送受信
装置によれば、受信手段により受信した放送信号におけ
る垂直帰線消去期間の空き領域にのっている少なくとも
チャンネル番号，番組名，放送年月日，放送開始時間，
放送終了時間を含む番組情報が、番組情報抽出手段によ
り抽出されて番組情報記憶手段に記憶されるので、この
番組情報記憶手段に記憶された番組情報を利用すれば、
録画予約の設定が容易に行なえるようになる。

【０２１３】また、本発明の請求項４に係わる放送受信
装置によれば、受信手段により受信した放送信号におけ
る垂直帰線消去期間の空き領域にのっている少なくとも
チャンネル番号，番組名，放送年月日，放送開始時間，
放送終了時間，番組変更情報を含む番組情報が、番組情
報抽出手段により抽出されて番組情報記憶手段に記憶さ
れるので、この番組情報記憶手段に記憶された番組情報
を利用すれば、録画予約の設定や番組変更に応じた予約
の設定変更が容易に行なえるようになる。

【０２１４】また、本発明の請求項５に係わる録画予約
装置によれば、少なくともチャンネル番号、番組名、放
送年月日、放送開始時間、放送終了時間を含む番組情報
を記憶する記憶手段を備え、前記番組情報の少なくとも
一部が変更された情報を含む番組変更情報が受け取られ
ると、前記記憶手段に記憶されている番組情報が前記番
組変更情報に応じて変更され、この変更された番組情報
に基づいて番組録画の予約が設定されるので、番組変更
に応じた録画予約の設定変更が容易に行なえるようにな
る。

【０２１５】また、本発明の請求項６に係わる放送受信
装置によれば、番組情報記憶手段に記憶された番組情報
を、例えば一覧表として画面表示させた状態で、番組録
画の予約を設定できるので、録画予約の設定が容易に行
なえるようになる。

【０２１６】また、本発明の請求項７に係わる放送受信
装置によれば、前記番組情報抽出手段により抽出した番
組情報に含まれる番組変更情報に従って、該番組情報の
変更が有ることが変更判断手段により判断された場合に
は、前記番組情報抽出手段により抽出した番組情報に対
応させて、前記番組情報記憶手段に記憶されている番組
情報が変更されると共に、前記予約設定手段により設定
された録画予約の設定が変更されるので、録画予約に利
用する番組情報の変更及び既に設定された録画予約の内
容の変更が自動的に行なわれるようになる。

【０２１７】また、本発明の請求項８に係わる放送受信
装置によれば、前記変更判断手段において、一定時間間
隔及び前記予約設定手段により設定された録画開始時刻
の直前及び録画終了時刻の直前の各タイミングで、前記
番組情報抽出手段により抽出した番組情報に含まれる番
組変更情報に従って、該番組情報の変更の有無が判断さ
れるので、突然の番組変更による録画のミスが未然に防
止されるようになる。

【０２１８】また、本発明の請求項９に係わる放送受信
装置によれば、録画した番組の画像を記憶する画像記憶
手段における記憶可能残り時間と録画予約の設定時間と
が比較判断され、前記画像記憶手段における記憶可能残
り時間が前記録画予約の設定時間より短いと判断された
場合には、前記画像記憶手段に対し録画する番組の画像
を圧縮して記憶する圧縮記憶モードに切り換えられるの
で、録画予約の設定内容に応じて画像の記憶領域が確保
されるようになる。

【０２１９】また、本発明の請求項１０に係わる放送受
信装置によれば、前記記憶モード切り換え手段により圧
縮記憶モードに切り換えられた状態で、前記時間比較手
段により前記画像記憶手段における記憶可能残り時間が
前記録画予約の設定時間より短いと判断された場合に
は、前記録画予約の設定は解除されるので、圧縮記憶モ
ードに切り換えても十分な画像の記憶領域が確保できな
い場合における録画ミスが未然に防止されるようにな
る。

【０２２０】また、本発明の請求項１１に係わる放送受
信装置によれば、前記番組情報記憶手段には、前記番組
情報抽出手段により抽出した番組情報あるいは前記放送
信号にのっている番組情報と同一のデータフォーマット
で該放送信号とは異なる手段で提供された番組情報が記
憶されるので、例えば番組情報を提供するキーステーシ
ョンにおいて光ディスク等に記録した番組情報を利用し
て、前記同様に録画予約の設定，変更，解除が行なえる
ようになる。

【０２２１】また、本発明の請求項１２に係わる録画予
約装置によれば、前記番組変更情報が放送信号、電話回
線を通しての信号、ケーブルテレビ回線を通しての信号
の何れかの信号として受け取られるので、インターネッ
ト等の電話回線やケーブルテレビの回線を通して容易に
番組変更情報を得て録画予約の設定変更が行なえるよう
になる。

【０２２２】よって、本発明によれば、番組の変更内容
に応じて、録画予約の設定内容も自動的に変更すること
が可能になる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の放送送信装置及び放送受信装置の実施
形態に係わる録画予約装置の構成を示すブロック図。

【図２】各放送局から放送信号の垂直帰線消去期間の空
き領域にのせて配信される番組情報のデータフォーマッ
トを示す図。

【図３】各放送局から送信される放送信号の垂直帰線消
去期間にのせられた信号の内容を示す図。

【図４】放送信号の垂直帰線消去期間における具体的な
空き領域の範囲を示す図。

【図５】放送信号の垂直帰線消去期間における１本の走
査線に対応する情報伝送可能量を示す図。

【図６】図１における録画予約装置の録画予約の設定処
理を示すフローチャート。

【図７】図１における録画予約装置の録画予約の変更処
理を示すフローチャート。

【図８】ＤＶＤ−ＲＡＭにおける情報記録領域の割り当
て状態を示す図。

【図９】前記ＤＶＤ−ＲＡＭの番組及びインデックス情
報記録領域に記録されるインデックス情報の一例を示す
図。

【図１０】前記ＤＶＤ−ＲＡＭに対する放送番組の録画
に伴なうインデックス情報記録処理を示すフローチャー
ト。

【図１１】前記ＤＶＤ−ＲＡＭに対する記録情報の検索
・表示に係わる構成を中心として示すブロック図。

【図１２】ジャンル別表示による放送番組の一覧表示状
態を示す図。

【図１３】ジャンル別の階層表示による放送番組の一覧
表示状態を示す図。

【図１４】放送局から配信される番組情報をＤＶＤ−Ｒ
ＡＭを利用してキーステーションから入手する場合の構
成を示す図。

【図１５】前記録画予約装置の番組録画の予約に係わる
構成を示すブロック図。

【図１６】図１５における録画予約装置のシステムコン
トローラを中心とした録画予約処理を示すフローチャー
ト。

【図１７】図１５における録画予約装置の録画予約処理
に伴なう日付別予約処理を示すフローチャート。

【図１８】図１５における録画予約装置の録画予約処理
に伴なうジャンル別予約処理を示すフローチャート。

【図１９】図１５における録画予約装置の録画予約処理
に伴なう子供簡単予約処理を示すフローチャート。

【図２０】図１５における録画予約装置の録画予約処理
に伴なうユーザ登録処理を示すフローチャート。

【図２１】前記録画予約装置の録画予約処理に伴なうメ
インメニュー画面の表示状態を示す図。

【図２２】前記録画予約装置の録画予約処理に伴なう日
付別予約画面の表示状態を示す図。

【図２３】前記録画予約装置の録画予約処理に伴なうト
ピックス画面の表示状態を示す図。

【図２４】前記録画予約装置の録画予約処理に伴なうジ
ャンル別予約画面の表示状態を示す図。

【図２５】前記録画予約装置の録画予約処理に伴なうス
ポーツ番組用予約画面の表示状態を示す図。

【図２６】前記録画予約装置の録画予約処理に伴なう子
供簡単予約画面の第１表示状態を示す図。

【図２７】前記録画予約装置の録画予約処理に伴なう子
供簡単予約画面の第２表示状態を示す図。

【図２８】前記録画予約装置の録画予約処理に伴なうユ
ーザ登録画面の表示状態を示す図。

【図２９】ＤＶＤ−ＲＡＭに記録された番組録画情報を
編集する場合のジャンル別メニュー表示画面を示す図。

【図３０】図２９におけるジャンル別メニュー表示画面
から選択されたスポーツジャンル別メニュー表示画面を
示す図。

【図３１】番組録画情報の編集処理に伴なう番組内容詳
細画面の表示状態を示す図。

【符号の説明】

１ …映像信号ブロック、 ２ …重畳回路、 ３ …映像出力回路、 ４ …受像管（モニタ）（表示装置）、 ５ …選局チャンネルレジスタ、 ６ …番組情報抽出部、 ７ …番組情報表示部、 ８ …入力インターフェイス（入力装置）、 ９ …ＣＰＵ（システムコントローラ）、 １０ …ＲＯＭ、 １１ …番組情報データメモリ、 １２ …録画予約データメモリ、 ２１ …番組ヘッダ、 ２２ …番組情報、 ２３ …チャンネル番号、 ２４ …放送年月日、 ２５ …番組数、 ２６ …番組ｎへのオフセット、 ２７ …放送開始時間、 ２８ …放送終了時間、 ２９ …番組変更情報、 ３０ …番組タイトル、 ３１ …ジャンルコード、 ３２ …番組内容、 ４１ …垂直帰線消去期間、 ４２ …空き領域、 ５０ …録画予約装置、 ５１ …ＤＶＤ−ＲＡＭ、 ５１ａ…番組及びインデックス情報記録領域、 ５１ｂ…動画記録領域、 ５２ …受信手段、 ５３ …フラグ検出手段、 ５４ …一覧表作成手段、 ５５ …放送局、 ５６ …キーステーション、 ６１ …番組データベース、 ６２ …時計回路、 ６３ …記憶装置、 ６４ …記録再生装置、 ６５ …指定番組データベース、 ７１ …登録ユーザ欄、 ７２ …「日付予約」項目、 ７３ …「ジャンル予約」項目、 ７４ …「子供簡単予約」項目、 ７５ …「ユーザ指定」項目、 ７６ …「日付」項目、 ７７ …「選択」項目、 ７８ …「取消」項目、 ７９ …「終了」項目、 ８０ …「登録」項目、 ８１ …「トピックス」項目、 ８２ …記録時間変更欄、 ８３ …「○」項目、 ８４ …「×」項目、 ８５ …手印項目、 ８６ …「指定」項目、 ８７ …「削除」項目、 ８８ …編集画面、 ８９ …「編集」項目。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 幹弘 神奈川県川崎市幸区小向東芝町１番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 渋谷 信男 神奈川県川崎市幸区小向東芝町１番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 三角 正夫 神奈川県川崎市幸区小向東芝町１番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 太田 実 神奈川県川崎市幸区小向東芝町１番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 鈴木 弘次 神奈川県川崎市幸区小向東芝町１番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 吉野 達哉 神奈川県川崎市幸区小向東芝町１番地 株 式会社東芝研究開発センター内

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 放送信号における垂直帰線消去期間の空
   き領域に対して、少なくともチャンネル番号，番組名，
   放送年月日，放送開始時間，放送終了時間を含む番組情
   報をのせて放送信号を送信する放送手段を備えたことを
   特徴とする放送送信装置。
2. 【請求項２】 放送信号における垂直帰線消去期間の空
   き領域に対して、少なくともチャンネル番号，番組名，
   放送年月日，放送開始時間，放送終了時間，番組変更情
   報を含む番組情報をのせて放送信号を送信する送信手段
   を備えたことを特徴とする放送送信装置。
3. 【請求項３】 放送信号を受信する受信手段と、 この受信手段により受信した放送信号における垂直帰線
   消去期間の空き領域にのっている少なくともチャンネル
   番号，番組名，放送年月日，放送開始時間，放送終了時
   間を含む番組情報を抽出する番組情報抽出手段と、 この番組情報抽出手段により抽出した番組情報を記憶す
   る番組情報記憶手段とを備えたことを特徴とする放送受
   信装置。
4. 【請求項４】 放送信号を受信する受信手段と、 この受信手段により受信した放送信号における垂直帰線
   消去期間の空き領域にのっている少なくともチャンネル
   番号，番組名，放送年月日，放送開始時間，放送終了時
   間，番組変更情報を含む番組情報を抽出する番組情報抽
   出手段と、 この番組情報抽出手段により抽出した番組情報を記憶す
   る番組情報記憶手段とを備えたことを特徴とする放送受
   信装置。
5. 【請求項５】 少なくともチャンネル番号、番組名、放
   送年月日、放送開始時間、放送終了時間を含む番組情報
   を記憶する記憶手段と、 前記番組情報の少なくとも一部が変更された情報を含む
   番組変更情報を受け取る手段と、 前記記憶手段に記憶されている番組情報を前記番組変更
   情報に応じて変更し、この変更された番組情報に基づい
   て番組録画の予約を設定する予約設定手段とを備えたこ
   とを特徴とする録画予約装置。
6. 【請求項６】 さらに、 前記番組情報記憶手段に記憶された番組情報に基づき番
   組録画の予約を設定する予約設定手段を備えたことを特
   徴とする請求項４に記載の放送受信装置。
7. 【請求項７】 さらに、 前記番組情報抽出手段により抽出した番組情報に含まれ
   る番組変更情報に従って、該番組情報の変更の有無を判
   断する変更判断手段と、 この変更判断手段により番組情報の変更が有ると判断さ
   れた場合には、前記番組情報抽出手段により抽出した番
   組情報に対応させて、前記番組情報記憶手段に記憶され
   ている番組情報を変更すると共に、前記予約設定手段に
   より設定された録画予約の設定を変更する情報変更手段
   とを備えたことを特徴とする請求項６に記載の放送受信
   装置。
8. 【請求項８】 前記変更判断手段は、一定時間間隔及び
   前記予約設定手段により設定された録画開始時刻の直前
   及び録画終了時刻の直前の各タイミングで、前記番組情
   報抽出手段により抽出した番組情報に含まれる番組変更
   情報に従って、該番組情報の変更の有無を判断する変更
   判断手段であることを特徴とする請求項７に記載の放送
   受信装置。
9. 【請求項９】 さらに、 前記予約設定手段により設定された録画予約の設定内容
   に応じて録画した番組の画像を記憶する画像記憶手段
   と、 この画像記憶手段における記憶可能残り時間と前記録画
   予約の設定時間とを比較判断する時間比較手段と、 この時間比較手段により前記画像記憶手段における記憶
   可能残り時間が前記録画予約の設定時間より短いと判断
   された場合には、前記画像記憶手段に対し録画する番組
   の画像を圧縮して記憶する圧縮記憶モードに切り換える
   記憶モード切り換え手段とを備えたことを特徴とする請
   求項６乃至請求項８の何れか１項に記載の放送受信装
   置。
10. 【請求項１０】 さらに、 前記記憶モード切り換え手段により圧縮記憶モードに切
    り換えられた状態で、前記時間比較手段により前記画像
    記憶手段における記憶可能残り時間が前記録画予約の設
    定時間より短いと判断された場合には、前記録画予約の
    設定を解除する予約解除手段を備えたことを特徴とする
    請求項９に記載の放送受信装置。
11. 【請求項１１】 前記番組情報記憶手段は、前記番組情
    報抽出手段により抽出した番組情報あるいは前記放送信
    号にのっている番組情報と同一のデータフォーマットで
    該放送信号とは異なる手段で提供された番組情報を記憶
    する番組情報記憶手段であることを特徴とする請求項３
    あるいは請求項４に記載の放送受信装置。
12. 【請求項１２】 前記番組変更情報を受け取る手段は、
    前記番組変更情報を放送信号、電話回線を通しての信
    号、ケーブルテレビ回線を通しての信号の何れかの信号
    として受け取ることを特徴とする請求項５に記載の録画
    予約装置。