JPH109179A - 油冷式スクリュー圧縮機の油回収機構 - Google Patents
油冷式スクリュー圧縮機の油回収機構Info
- Publication number
- JPH109179A JPH109179A JP16557996A JP16557996A JPH109179A JP H109179 A JPH109179 A JP H109179A JP 16557996 A JP16557996 A JP 16557996A JP 16557996 A JP16557996 A JP 16557996A JP H109179 A JPH109179 A JP H109179A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- compressor
- suction
- recovered
- cooled
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/02—Lubrication; Lubricant separation
- F04C29/026—Lubricant separation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】圧縮機本体の軸受と軸封部に給油した油を回収
する油回収機構において、回収油による吸入空気の加熱
膨張によって生じる吸入空気量低下による性能低下を防
止する。 【解決手段】軸受と軸封部に給油した油を回収する手段
として、圧縮機本体の吸入閉込み後の空間に連通する回
収配管を通じて回収するとともに回収配管にクーラを設
けて回収油を冷却することにより、吸入空気の加熱膨張
によって生じる性能低下を防止する。
する油回収機構において、回収油による吸入空気の加熱
膨張によって生じる吸入空気量低下による性能低下を防
止する。 【解決手段】軸受と軸封部に給油した油を回収する手段
として、圧縮機本体の吸入閉込み後の空間に連通する回
収配管を通じて回収するとともに回収配管にクーラを設
けて回収油を冷却することにより、吸入空気の加熱膨張
によって生じる性能低下を防止する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は油冷式スクリュー圧
縮機の油回収機構に関する。
縮機の油回収機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】本発明に最も近い公知例としては特開平
5−60082号公報「スクリュー圧縮機の油回収機構」があ
る。本公知例では、給油部の油回収路として圧縮機の吸
入締切り後の圧縮室に連通する回収路と吸入側に連通す
る回収路とを設けて、高低差圧によって動作する差圧弁
により油回収路を切替えて、低差圧時の給油不足と高差
圧時の吸入側への油回収による性能低下を防止する機構
である。本公知例での問題としては回収油の温度と吸入
流体との温度差により生じる性能低下は防止できない点
があげられる。
5−60082号公報「スクリュー圧縮機の油回収機構」があ
る。本公知例では、給油部の油回収路として圧縮機の吸
入締切り後の圧縮室に連通する回収路と吸入側に連通す
る回収路とを設けて、高低差圧によって動作する差圧弁
により油回収路を切替えて、低差圧時の給油不足と高差
圧時の吸入側への油回収による性能低下を防止する機構
である。本公知例での問題としては回収油の温度と吸入
流体との温度差により生じる性能低下は防止できない点
があげられる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】軸受や軸封部に給油し
た油を運転中は常時、吸入側へ回収した場合、回収油の
温度は吸入空気温度より高いため、この温度差によっ
て、吸入空気が加熱膨張し、吸入空気量が減少し性能低
下に至るという問題があり、本発明では、この問題点を
解決することを目的とする。
た油を運転中は常時、吸入側へ回収した場合、回収油の
温度は吸入空気温度より高いため、この温度差によっ
て、吸入空気が加熱膨張し、吸入空気量が減少し性能低
下に至るという問題があり、本発明では、この問題点を
解決することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】軸受と軸封部へ給油した
油を回収する手段として、圧縮機の吸入閉込み後の空間
に連通する回収配管を通じて回収するとともに、回収配
管にクーラを設けて回収油を冷却し、回収油と吸入空気
との温度差を少なくする。
油を回収する手段として、圧縮機の吸入閉込み後の空間
に連通する回収配管を通じて回収するとともに、回収配
管にクーラを設けて回収油を冷却し、回収油と吸入空気
との温度差を少なくする。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図１に基づいて
説明する。本図は油冷式スクリュー空気圧縮機の圧縮機
本体１の断面図と給油系統と油回収路の系統を示す。圧
縮機本体１は一対の雄ロータ２と雌ロータ３を有し各ロ
ータの回転に伴い吸入ポート４から吸入された空気はロ
ータ内で圧縮された後、吐出配管５を通ってオイルセパ
レータ６へ入り内部で油を分離した後に吐出される。オ
イルセパレータ６に溜った油は圧縮機本体１の給油口と
の差圧により循環し、温調弁７を通り、オイルクーラ８
で冷却され、フィルタ９を通り圧縮機本体内と各軸受１
０〜１３とメカシール１４へ給油される。
説明する。本図は油冷式スクリュー空気圧縮機の圧縮機
本体１の断面図と給油系統と油回収路の系統を示す。圧
縮機本体１は一対の雄ロータ２と雌ロータ３を有し各ロ
ータの回転に伴い吸入ポート４から吸入された空気はロ
ータ内で圧縮された後、吐出配管５を通ってオイルセパ
レータ６へ入り内部で油を分離した後に吐出される。オ
イルセパレータ６に溜った油は圧縮機本体１の給油口と
の差圧により循環し、温調弁７を通り、オイルクーラ８
で冷却され、フィルタ９を通り圧縮機本体内と各軸受１
０〜１３とメカシール１４へ給油される。
【０００６】温調弁７の機能は、軽負荷運転時及び起動
時に圧縮機の吐出温度が下り過ぎて、ドレンが発生する
ことを防止するために、給油温度を制御することであ
り、低温時にはオイルクーラ８を経由せずに、バイパス
配管１５を通して高温の油を圧縮機本体内へ給油する。
時に圧縮機の吐出温度が下り過ぎて、ドレンが発生する
ことを防止するために、給油温度を制御することであ
り、低温時にはオイルクーラ８を経由せずに、バイパス
配管１５を通して高温の油を圧縮機本体内へ給油する。
【０００７】圧縮機本体内の軸受１０〜１３とメカシー
ル１４へ給油した油は点線で示す回収配管１６を通って
回収し、オイルクーラ１７で冷却した後に、圧縮機本体
１の吸入閉込み空間１８内へ回収する。
ル１４へ給油した油は点線で示す回収配管１６を通って
回収し、オイルクーラ１７で冷却した後に、圧縮機本体
１の吸入閉込み空間１８内へ回収する。
【０００８】
【発明の効果】本発明による効果として次のことが挙げ
られる。
られる。
【０００９】１）軸受とメカシールの高温の回収油を圧
縮機のロータ間の吸入閉込み空間内へ戻すことにより、
閉込み前の吸入ポート内での吸入空気の回収油による加
熱膨張によって生じる吸入空気量の低下が防止できる。
縮機のロータ間の吸入閉込み空間内へ戻すことにより、
閉込み前の吸入ポート内での吸入空気の回収油による加
熱膨張によって生じる吸入空気量の低下が防止できる。
【００１０】２）更に回収油を冷却することにより、閉
込み空間内での回収油による吸入空気の加熱によって生
じる圧力上昇とロータ間での空気の漏れによる性能低下
を防止することができる。
込み空間内での回収油による吸入空気の加熱によって生
じる圧力上昇とロータ間での空気の漏れによる性能低下
を防止することができる。
【００１１】特に周囲温度が低い場合は、前記の温調弁
の油温制御動作により圧縮機本体への給油温度と吸入空
気温度との温度差が大きくなり、回収油による吸入空気
の加熱の影響が大きくなり性能低下が多大となる傾向に
なるが、本発明により、周囲温度が０℃の場合で、回収
油温を８０℃から６０℃に冷却することによって約６％
の性能向上が予想される。
の油温制御動作により圧縮機本体への給油温度と吸入空
気温度との温度差が大きくなり、回収油による吸入空気
の加熱の影響が大きくなり性能低下が多大となる傾向に
なるが、本発明により、周囲温度が０℃の場合で、回収
油温を８０℃から６０℃に冷却することによって約６％
の性能向上が予想される。
【図１】油冷式スクリュー空気圧縮機の圧縮機本体の構
造と給油系統と油回収系統図。
造と給油系統と油回収系統図。
１…圧縮機本体、２…雄ロータ、３…雌ロータ、４…吸
入ポート、５…吐出配管、６…オイルセパレータ、７…
温調弁、８，１７…オイルクーラ、９…フィルタ、１０
〜１３…軸受、１４…メカシール、１５…バイパス配
管、１６…回収配管、１８…吸入閉込み空間。
入ポート、５…吐出配管、６…オイルセパレータ、７…
温調弁、８，１７…オイルクーラ、９…フィルタ、１０
〜１３…軸受、１４…メカシール、１５…バイパス配
管、１６…回収配管、１８…吸入閉込み空間。
Claims (1)
- 【請求項１】油冷式スクリュー圧縮機の給油部に給油し
た油を常時回収する油回収機構において、前記圧縮機の
吸入閉込み空間に連通する回収配管を設け、クーラを経
由して回収油を冷却した後に前記圧縮機の閉込み空間内
に回収することを特徴とする油冷式スクリュー圧縮機の
油回収機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16557996A JPH109179A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 油冷式スクリュー圧縮機の油回収機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16557996A JPH109179A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 油冷式スクリュー圧縮機の油回収機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH109179A true JPH109179A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15815045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16557996A Pending JPH109179A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 油冷式スクリュー圧縮機の油回収機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH109179A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102788021A (zh) * | 2012-08-16 | 2012-11-21 | 大连亿斯德制冷设备有限公司 | 氨用半封闭螺杆制冷压缩机组 |
| WO2014054458A1 (ja) * | 2012-10-03 | 2014-04-10 | 株式会社神戸製鋼所 | スクリュ圧縮機および圧縮装置 |
| CN103758759A (zh) * | 2013-12-29 | 2014-04-30 | 大连亿莱森玛机电有限公司 | 磁力传动螺杆制冷压缩机组 |
| CN104454462A (zh) * | 2014-11-27 | 2015-03-25 | 山东明天机械有限公司 | 一种蒸汽压缩机机械密封冷却用循环水*** |
| WO2015094465A1 (en) * | 2013-12-18 | 2015-06-25 | Carrier Corporation | Method of improving compressor bearing reliability |
| CN105283669A (zh) * | 2013-06-18 | 2016-01-27 | 比泽尔制冷设备有限公司 | 制冷剂压缩机 |
| CN106401975A (zh) * | 2016-08-23 | 2017-02-15 | 葛建儿 | 一种压缩机用引射式油冷却装置 |
| CN110630494A (zh) * | 2018-06-22 | 2019-12-31 | 株式会社神户制钢所 | 螺杆压缩机 |
-
1996
- 1996-06-26 JP JP16557996A patent/JPH109179A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102788021A (zh) * | 2012-08-16 | 2012-11-21 | 大连亿斯德制冷设备有限公司 | 氨用半封闭螺杆制冷压缩机组 |
| WO2014054458A1 (ja) * | 2012-10-03 | 2014-04-10 | 株式会社神戸製鋼所 | スクリュ圧縮機および圧縮装置 |
| CN105283669A (zh) * | 2013-06-18 | 2016-01-27 | 比泽尔制冷设备有限公司 | 制冷剂压缩机 |
| WO2015094465A1 (en) * | 2013-12-18 | 2015-06-25 | Carrier Corporation | Method of improving compressor bearing reliability |
| CN105829716A (zh) * | 2013-12-18 | 2016-08-03 | 开利公司 | 提高压缩机轴承可靠性的方法 |
| CN105829716B (zh) * | 2013-12-18 | 2019-05-31 | 开利公司 | 提高压缩机轴承可靠性的方法 |
| US10487833B2 (en) | 2013-12-18 | 2019-11-26 | Carrier Corporation | Method of improving compressor bearing reliability |
| CN103758759A (zh) * | 2013-12-29 | 2014-04-30 | 大连亿莱森玛机电有限公司 | 磁力传动螺杆制冷压缩机组 |
| CN104454462A (zh) * | 2014-11-27 | 2015-03-25 | 山东明天机械有限公司 | 一种蒸汽压缩机机械密封冷却用循环水*** |
| CN106401975A (zh) * | 2016-08-23 | 2017-02-15 | 葛建儿 | 一种压缩机用引射式油冷却装置 |
| CN110630494A (zh) * | 2018-06-22 | 2019-12-31 | 株式会社神户制钢所 | 螺杆压缩机 |
| CN110630494B (zh) * | 2018-06-22 | 2021-10-29 | 株式会社神户制钢所 | 螺杆压缩机 |
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