JPH1090752A - シャッタ兼用絞り装置 - Google Patents

シャッタ兼用絞り装置

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JPH1090752A
JPH1090752A JP8262413A JP26241396A JPH1090752A JP H1090752 A JPH1090752 A JP H1090752A JP 8262413 A JP8262413 A JP 8262413A JP 26241396 A JP26241396 A JP 26241396A JP H1090752 A JPH1090752 A JP H1090752A
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shutter
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    • G03B9/00Exposure-making shutters; Diaphragms
    • G03B9/08Shutters
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絞り羽根とシャッタ羽根を兼用した複数の羽
根を安定して制御でき、絞りとしての適正な円形の開口
と、シャッタとしての完全な遮蔽状態とを容易に得るこ
とができ、信頼性の高いシャッタ兼用絞り装置を提供す
る。 【解決手段】 絞りカム板20と絞り回し板40との間
に、中間板30を配置し、絞りカム板20と中間板30
との間に3枚の羽根10A〜10Cを配置し、中間板3
0と絞り回し板40との間に残りの3枚の羽根10D〜
10Fを配置した。中間板30には、羽根10A〜10
Fの回転軸12と作動軸14に対応して、逃げ用の挿通
孔32a〜32fと長溝34a〜34fを形成した。各
羽根10A〜10Fは、同一形状で、合計6枚で適正な
円形の絞り開口を得る。また、3枚ずつ重ねた構造で、
シャッタの完全な遮蔽状態と、高い応答性や動作の安定
性を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ等に設けら
れるシャッタ兼用絞り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、絞り羽根とシャッタ羽根とを
兼用したシャッタ兼用絞り装置が知られている。この装
置は、環状の絞りカム板と絞り回し板の間に、複数枚の
羽根を配置したものであり、絞りカム板と絞り回し板と
の相対的な回転動作によって、各羽根を揺動させ、複数
枚の羽根の中央に形成される開口(絞り開口)の口径を
変化させて絞り機構として機能させるとともに、各羽根
によって全閉状態を得ることにより、シャッタとして機
能させるようになっている。
【0003】ところで、このようなシャッタ兼用絞り装
置において、絞り開口を適正な円形に近づけようとする
と、羽根の枚数を多く設けるとともに、各羽根をゆるや
かな円弧状に長く延びた形状とする必要がある。しかし
ながら、このような多数枚の羽根を設けた場合、絞り開
口の中心で各羽根が干渉して重ね合わせることが困難と
なるため、完全な遮蔽状態を得ることができず、シャッ
タとしての機能が得られなくなる。そこで、従来は、例
えば特開平4−133038号公報に開示されるよう
に、延出部を形成した羽根が全閉状態を得るための専用
の羽根として設けられたもの等が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、例えば5枚以上の長尺な羽根を互いに
重ね合わせて構成した場合、特に羽根の先端部の反り等
の変形により、例えば一番上の羽根の先端部が一番下の
羽根の基端部に干渉するなどして、適正な動作が妨げら
れ、さらに羽根自体の損傷を招くという問題も生じる。
一方、羽根の枚数や形状を制限してシャッタとしての適
正な機能を得るようにした場合には、上述のように、円
形に近い絞り開口を得ることが困難となり、星形や菱形
の開口となって、絞りとしての適正な機能が得られなく
なる。
【0005】そこで本発明の目的は、絞り羽根とシャッ
タ羽根を兼用した複数の羽根を安定して制御でき、絞り
としての適正な円形の絞り開口と、シャッタとしての完
全な全閉状態とを容易に得ることができ、信頼性の高い
シャッタ兼用絞り装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、カム溝及び中心開口を有する絞りカム板
と、中心開口を有する絞り回し板とをそれら中心開口の
中心を合致させて対向させて配置し、これら絞りカム板
と絞り回し板の間に、回転軸と作動軸とを有する複数枚
の羽根を配置し、複数枚の羽根の各回転軸を絞り回し板
に支持させると共に、作動軸をカム溝に係合させ、前記
絞りカム板と絞り回し板との相対的な回転移動により複
数枚の羽根を揺動させ、前記中心開口の内側においてこ
れら複数枚の羽根により全閉状態ならびに絞り開口を形
成するシャッタ兼用絞り装置において、中心開口及び逃
げ用溝を有する中間板を設け、前記中心開口を合致させ
て前記絞りカム板と絞り回し板との間に中間板を配置
し、前記絞りカム板と中間板との間、及び、中間板と絞
り回し板との間に、前記複数枚の羽根を分散して配置
し、複数枚の羽根の各回転軸と作動軸を前記逃げ用溝を
挿通させて対応する絞り回し板に支持させあるいは絞り
カム板のカム溝に係合させるようにしたことを特徴とす
る。また、本発明は、前記絞りカム板が回転不能に支持
され、前記絞り回し板は回転可能に支持され、この絞り
回し板が回転されることを特徴とする。また、本発明
は、前記絞り回し板の外周部には歯部が形成され、この
歯部を介して絞り回し板が回転されることを特徴とす
る。また、本発明は、前記羽根が、基端部と、基端部か
ら突出する先端部とを備え、前記基端部に前記回転軸と
作動軸が設けられ、基端部から先端部にわたり曲線状の
縁が設けられ、前記絞り開口は前記複数枚の羽根の前記
曲線状の縁により形成されることを特徴とする。また、
本発明は、前記絞りカム板と中間板との間、及び、中間
板と絞り回し板との間に、分散して配置された前記複数
枚の羽根が、絞りカム板及び絞り回し板の周方向に等間
隔で配置されていることを特徴とする。また、本発明
は、前記絞りカム板と中間板との間に配置される複数枚
の羽根が、絞りカム板の周方向に等間隔で配置され、中
間板と絞り回し板との間に配置される複数枚の羽根が、
絞り回し板の周方向に等間隔で配置されていることを特
徴とする。また、本発明は、前記複数枚の羽根がそれぞ
れ同一の羽根形状を有することを特徴とする。また、本
発明は、前記絞りカム板と前記中間板との間に配置する
羽根の枚数と、前記中間板と前記絞り回し板との間に配
置する羽根の枚数が同一であることを特徴とする。ま
た、本発明は、前記絞りカム板、絞り回し板、中間板
が、それらの中心開口の中心をカメラの内部の撮影光路
の光軸に合致させて配置されることを特徴とする。ま
た、本発明のシャッタ兼用絞り装置は、絞りカム板と絞
り回し板との間に中間板を配置し、前記絞りカム板と中
間板との間、及び、中間板と絞り回し板との間に、それ
ぞれ複数枚の羽根を配置し、前記絞りカム板と絞り回し
板との相対的な回転移動により前記複数枚の羽根を揺動
させ、複数枚の羽根により全閉状態ならびに絞り開口を
形成するようにしたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明によるシャッタ兼用
絞り装置の実施の形態例について説明する。図1は、本
発明によるシャッタ兼用絞り装置の一例を示す分解斜視
図、図2は、このシャッタ兼用絞り装置の開閉状態を示
す平面図であり、図2(A)は全閉時の状態、図2
(B)は中間絞り時の状態、図2(C)は、開放時の状
態をそれぞれ示している。このシャッタ兼用絞り装置2
は、絞り羽根とシャッタ羽根とを兼用した6枚の羽根1
0A〜10Fを用いたものであり、それぞれ円環状の絞
りカム板20と絞り回し板40との間に、円環状の中間
板30を配置し、絞りカム板20と中間板30との間に
3枚の羽根10A〜10Cを配置するとともに、中間板
30と絞り回し板40との間に残りの3枚の羽根10D
〜10Fを配置したものである。絞りカム板20、絞り
回し板40、中間板30はそれらの中心にそれぞれ中心
開口2002、4002、3002を有し、絞りカム板
20、絞り回し板40、中間板30はそれら中心開口2
002、4002、3002の中心を合致させて配置さ
れている。羽根10A〜10Fは、例えば鋼製の薄板よ
り形成され、それぞれ同一形状を有している。
【0008】すなわち、各羽根10A〜10Fは、図3
に示すように、やや丸味を帯びた略方形状の幅広の基端
部10aと、この基端部10aの1つの角部より延出し
た細長い先端部10bとを一体に形成したものである。
また、羽根10A〜10Fの内周側は、基端部10aか
ら先端部10bにかけて、ゆるやかな曲線状の縁100
2が形成されており、中心開口2002、4002、3
002の内側に円形に近い絞り開口10Xを得るように
なっている。
【0009】これらの羽根10A〜10Fは、それぞれ
基端部10aの図1における下面側に突設した回転軸1
2を、絞り回し板40に形成した係止孔42に回転可能
に装着するとともに、それぞれ基端部10aの図1にお
ける上面側に突設した作動軸14を、絞りカム板20に
延出形成されたカム溝22にスライド可能に装着するも
のである。また、各羽根10A〜10Fの回転軸12
は、それぞれ基端部10aにおける先端部10bと反対
側の角部近傍に設けられており、作動軸14は、それぞ
れ基端部10aにおける回転軸12と先端部10bとの
中間位置に設けられている。
【0010】したがって、絞り回し板40と絞りカム板
20とが回転方向に相対変位することにより、各羽根1
0A〜10Fの作動軸14がカム溝22に案内されてス
ライドし、各羽根10A〜10Fが回転軸12を中心に
回転し、それぞれの先端部10bが互いに同期した動作
により、絞りの中心に向かって進出または後退すること
になる。なお、後述するように、絞り回し板40の外周
部には、この絞り回し板40を回動制御するためのギヤ
機構と噛み合うラック40aが形成されている。
【0011】また、絞り回し板40の係止孔42および
絞りカム板20のカム溝22は、それぞれ周方向に6等
分する位置、すなわち60°間隔で形成されている。ま
た、絞りカム板20と中間板30との間の3枚の羽根1
0A〜10Cは、120°ずつずれた状態で配置され、
中間板30と絞り回し板40との間の3枚の羽根10D
〜10Fも、120°ずつずれた状態で配置されてい
る。
【0012】そして、中間板30を挟んで図1における
上側の羽根10A〜10Cと下側の羽根10D〜10F
とが、互いに補間する位置に配置されることにより、6
枚の羽根10A〜10Fが60°ずつずれた状態で配置
される構造となっている。また、中間板30には、羽根
10A〜10Cの回転軸12を絞り回し板40に形成し
た係止孔42に装着するために、回転軸12を挿通する
挿通孔32a〜32f(逃げ用溝に相当)が形成されて
いる。
【0013】なお、実際には羽根10A〜10Cの回転
軸12が各挿通孔32a、32b、32cに挿通され、
回転軸12が羽根10D〜10Fの上側の面に突出する
突起部を、残りの挿通孔32d、32e、32fにより
逃がす構造となっている。また、6つの挿通孔32a〜
32fを形成することにより、回転時のバランスの安定
化や組み立て時の容易化等が図られている。尚、挿通孔
32d、32e、32fは省略することも可能である。
【0014】また、中間板30には、羽根10D〜10
Fの作動軸14を絞りカム板20のカム溝22に装着す
るために、作動軸14を挿通する長溝34a〜34f
(逃げ用溝に相当)が形成されている。すなわち、長溝
34a〜34fは、作動軸14の移動範囲に応じて、中
間板30に延在形成され、カム溝22の形状に応じて、
わずかに曲率を有するものとなっている。なお、実際に
は羽根10D〜10Fの作動軸14が各長溝34d、3
4e、34fに挿通され、作動軸14が羽根10A〜1
0Cの下側に突出する突起部を、残りの長溝34a、3
4b、34cにより逃がす構造となっている。また、6
つの長溝34a〜34fを形成することにより、回転時
のバランスの安定化や組み立て時の容易化等が図られて
いる。また、このような中間板30は絞り回し板40と
は分離した状態で介在しているが、回転軸12を介して
絞り回し板40とともに回動するようになっている。
尚、長溝34a、34b、34cは省略することも可能
である。
【0015】以上のような構成において、絞り回し板4
0と絞りカム板20とが回転方向に相対変位することに
より、各羽根10A〜10Fの先端部10bが最も進出
した位置で、図2(A)に示すように全閉状態となり、
シャッタとしての機能を得るようになっている。すなわ
ち、このシャッタ兼用絞り装置2では、中間板30によ
り6枚の羽根10A〜10Fを3枚ずつに分離したこと
から、それぞれ3枚の羽根10A〜10C、ならびに1
0D〜10F同士が重なり合う状態で、容易に絞りの中
心点を完全に塞ぎ、全閉状態を得ることができる。
【0016】次に、各羽根10A〜10Fの先端部10
bが中間的に進出した位置で、図2(B)に示すよう
に、絞り開口10Xを得ることができ、更に、各羽根1
0A〜10Fの先端部10bが最も後退した位置で、図
2(C)に示すように、各羽根10A〜10Fを中心開
口2002、3002、4002の外側に退避させた完
全な開放状態となる。すなわち、このシャッタ兼用絞り
装置2では、6枚の羽根10A〜10Fによって円形に
近い絞り開口10Xを得ることができ、絞りとしての適
正な機能を得ることができる。
【0017】図4は、上述のシャッタ兼用絞り装置2を
カメラの内部に取り付けた状態の断面図を示す。図4で
は、カメラの撮影レンズ等を収容した鏡胴90の上半分
を示しており、上述したシャッタ兼用絞り装置2は、そ
れぞれレンズ枠100、102に保持された2つの撮影
レンズ104、106の中間部に配置されている。詳細
には、前記絞りカム板20、絞り回し板40、中間板3
0は、それらの中心開口2002、4002、3002
の中心をカメラの内部の撮影光路の光軸Lに合致させて
配置されている。すなわち、シャッタ兼用絞り装置2の
絞り回し板40は、ハウジング108に取りつけられた
絞り固定環110に、ボールベアリング112を介して
回転可能に取り付けられている。なお、ボールベアリン
グ112は、絞り回し板40の絞りカム板20と反対側
の面に設けた環状部40bと、絞り固定環110の内周
縁部110aとの間に、ベアリングボール112Aを介
在させ、ベアリング押え環114を装着して、一体に組
み付けたものである。
【0018】また、ハウジング108には、モータ取付
板116を介して絞りモータ118が取り付けられると
ともに、絞りギヤ機構120が設けられている。そし
て、絞りモータ118のピニオンギヤ118aの回転
が、絞りギヤ機構120によって減速され、上述した絞
り回し板40のラック40aに伝達されることにより、
絞り回し板40が回動制御されるようになっている。
【0019】一方、絞りカム板20は、周方向の複数箇
所においてピン110Aを介して絞り固定環110に固
定されている。絞りカム板20には、ホトリフレクタ1
22が設けられている。このホトリフレクタ122は、
絞り回し板40の回動の基準点を検出するものであり、
図1に示すように、絞りカム板20に形成した覗き孔2
0aより、絞り回し板40に形成した検出用溝40cを
検出するものである。具体的には、ホトリフレクタ12
2の発光部より検出光を出射し、この検出光による絞り
回し板40からの反射光の有無を受光部で検出すること
により、検出用溝40cの位置を検出する。そして、こ
の位置が、絞り回し板40を回動する場合の基準点とし
て用いられる。なお、符号130、132は、鏡胴90
を構成する固定環、カム環を示す。
【0020】そして、以上のように取り付けられた絞り
回し板40と絞りカム板20との間に、上述した羽根1
0A〜10Fと中間板30が配置されている。なお、図
4では、中間板30の両側に1枚ずつの羽根を示してお
り、簡略化した図となっている。また、図4は、各羽根
10A〜10Fが最も後退した全開時の状態を示してい
る。また、上述した回転軸12は、絞り回し板40の係
止孔42に装着され、作動軸14は、絞りカム板20の
カム溝22に装着されている。したがって、絞りモータ
118の作動により、絞り回し板40が回動制御される
と、各羽根10A〜10Fは、図4に示す全開状態から
開口部の中心方向に変位し、図2(B)に示す絞り開口
10Xを得るとともに、図2(A)に示すように、レン
ズ104、106の間隙を完全に遮断した全閉状態が形
成される。
【0021】以上のように本実施例では、中間板30を
設けて、6枚の羽根10A〜10Fを3枚ずつに分散し
たことにより、同形状の羽根の互いに均等な動作によっ
て、シャッタとしての全閉状態を容易に得ることができ
る。したがって、全閉状態を得るための専用の羽根を設
ける必要がなく、各羽根10A〜10Fを全閉状態から
全開状態にわたってバランス良く制御でき、応答性や安
定性に優れた装置を得ることができる。また、中間板3
0を挟んで、3枚ずつ配置し、同形状で取り付けた構造
であるため、その点からも、バランスの良い制御を行う
ことができる。
【0022】また、それぞれ3枚ずつの羽根を重ね合わ
せ、中間板30を介在させることにより重ね合わせる羽
根の枚数を減少させたため、従来のように多数枚の羽根
を重ね合わせることで、ある羽根の先端部が他の羽根に
干渉するような不具合は生じない。すなわち、3枚重ね
の構造自体が簡素である上に、隣接する羽根が互いにガ
イドとして作用し、各羽根の適正な変位を確保できるた
めであり、更に図1に示すように、重なり合う羽根が互
いに120°ずれているため、各羽根の先端部が最も突
出した全閉状態であっても、他の羽根の基端側に交差せ
ずに離れた状態に保持されるからである。また、3枚ず
つの羽根の重ね合わせであるため、組み付け作業も容易
であり、精度的にも調整が簡単である上、重なり合う枚
数が少ないため、耐久性にも優れたものとなる。
【0023】また、その一方で、合計6枚の羽根により
絞り開口10Xを形成するため、完全な円形に近い絞り
開口10Xを得ることができる。なお、実施例では、中
間板30を挟んで羽根を3枚ずつ配置したが、例えば4
枚ずつ配置する構成であってもよく、具体的な枚数につ
いては適宜選択し得るものである。また、中間板30を
挟んで異なる枚数の羽根を設けた構成であってもよい。
また、実施例では、絞りカム板20が固定状態にあり、
絞り回し板40が回動制御されるようになっているが、
この逆であってもよい。また、実施例では、カメラに設
けられるシャッタ兼用絞り装置について説明したが、カ
メラ以外の各種光学装置等にも同様に適用される。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
絞りカム板と絞り回し板との間に中間板を配置し、絞り
カム板と中間板との間、及び、中間板と絞り回し板との
間に、複数枚の羽根を分散して配置した。そのため、多
数の羽根が互いに干渉することなく、絞りとしての適正
な円形の絞り開口及び全閉状態を容易に得ることがで
き、また、全閉状態から全開状態にわたってあるいは全
閉状態から全開状態にわたってバランス良く制御でき、
応答性や安定性に優れた装置を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシャッタ兼用絞り装置の一例を示す分
解斜視図である。
【図2】(A)、(B)、(C)はシャッタ兼用絞り装
置の開閉状態を示す平面図である。
【図3】シャッタ兼用絞り装置の羽根の形状を示す拡大
平面図である。
【図4】カメラ内部におけるシャッタ兼用絞り装置の取
り付け構造の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
10A〜10F 羽根 12 回転軸 14 作動軸 20 絞りカム板 22 カム溝 30 中間板 32a〜32f 挿通孔 34a〜34f 長溝 40 絞り回し板 42 係止孔

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カム溝及び中心開口を有する絞りカム板
    と、中心開口を有する絞り回し板とをそれら中心開口の
    中心を合致させて対向させて配置し、 これら絞りカム板と絞り回し板の間に、回転軸と作動軸
    とを有する複数枚の羽根を配置し、 複数枚の羽根の各回転軸を絞り回し板に支持させると共
    に、作動軸をカム溝に係合させ、前記絞りカム板と絞り
    回し板との相対的な回転移動により複数枚の羽根を揺動
    させ、前記中心開口の内側においてこれら複数枚の羽根
    により全閉状態ならびに絞り開口を形成するシャッタ兼
    用絞り装置において、 中心開口及び逃げ用溝を有する中間板を設け、 前記中心開口を合致させて前記絞りカム板と絞り回し板
    との間に中間板を配置し、 前記絞りカム板と中間板との間、及び、中間板と絞り回
    し板との間に、前記複数枚の羽根を分散して配置し、 複数枚の羽根の各回転軸と作動軸を前記逃げ用溝を挿通
    させて対応する絞り回し板に支持させあるいは絞りカム
    板のカム溝に係合させるようにした、 ことを特徴とするシャッタ兼用絞り装置。
  2. 【請求項2】 前記絞りカム板は回転不能に支持され、
    前記絞り回し板は回転可能に支持され、この絞り回し板
    が回転される請求項1記載のシャッタ兼用絞り装置。
  3. 【請求項3】 前記絞り回し板の外周部には歯部が形成
    され、この歯部を介して絞り回し板が回転される請求項
    2記載のシャッタ兼用絞り装置。
  4. 【請求項4】 前記羽根は、基端部と、基端部から突出
    する先端部とを備え、前記基端部に前記回転軸と作動軸
    が設けられ、基端部から先端部にわたり曲線状の縁が設
    けられ、前記絞り開口は前記複数枚の羽根の前記曲線状
    の縁により形成される請求項1、2または3記載のシャ
    ッタ兼用絞り装置。
  5. 【請求項5】 前記絞りカム板と中間板との間、及び、
    中間板と絞り回し板との間に、分散して配置された前記
    複数枚の羽根は、絞りカム板及び絞り回し板の周方向に
    等間隔で配置されている請求項1、2、3または4記載
    のシャッタ兼用絞り装置。
  6. 【請求項6】 前記絞りカム板と中間板との間に配置さ
    れる複数枚の羽根は、絞りカム板の周方向に等間隔で配
    置され、中間板と絞り回し板との間に配置される複数枚
    の羽根は、絞り回し板の周方向に等間隔で配置されてい
    る請求項5記載のシャッタ兼用絞り装置。
  7. 【請求項7】 前記複数枚の羽根はそれぞれ同一の羽根
    形状を有する請求項1乃至6に何れか1項記載のシャッ
    タ兼用絞り装置。
  8. 【請求項8】 前記絞りカム板と前記中間板との間に配
    置する羽根の枚数と、前記中間板と前記絞り回し板との
    間に配置する羽根の枚数は同一である請求項1乃至7に
    何れか1項記載のシャッタ兼用絞り装置。
  9. 【請求項9】 前記絞りカム板、絞り回し板、中間板
    は、それらの中心開口の中心をカメラの内部の撮影光路
    の光軸に合致させて配置される請求項1乃至8に何れか
    1項記載のシャッタ兼用絞り装置。
  10. 【請求項10】 絞りカム板と絞り回し板との間に中間
    板を配置し、 前記絞りカム板と中間板との間、及び、中間板と絞り回
    し板との間に、それぞれ複数枚の羽根を配置し、 前記絞りカム板と絞り回し板との相対的な回転移動によ
    り前記複数枚の羽根を揺動させ、複数枚の羽根により全
    閉状態ならびに絞り開口を形成するようにした、 ことを特徴とするシャッタ兼用絞り装置。
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