JP2019090889A - 絞り装置、レンズ装置および撮像装置 - Google Patents

絞り装置、レンズ装置および撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】絞り羽根の駆動効率の点で有利な絞り装置及びこれを用いたレンズ装置、撮像装置を提供する。【解決手段】開口径Dを規定する複数の絞り羽根21と、光軸方向に突出した突起22kを備え、光軸回りに回動して複数の絞り羽根を駆動させて開口径Dを変化させる駆動部材と、突起22kが回動の方向に移動可能に当接するレール部21kを備える地板21と、を有し、複数の絞り羽根21は、突起22kとレール部21kとが当接することで規定される駆動部材と地板21との光軸方向の間隔に収容され、間隔の大きさは、駆動部材の回動に伴って変化し、開口径Dが第1の開口径であるときの間隔は、開口径Dが第1の開口径よりも小さい第2の開口径であるときの間隔よりも広い。【選択図】図10

Description

本発明は、絞り装置、レンズ装置および撮像装置に関する。
カメラに用いられるレンズ鏡筒は、入射光量を調整する絞り装置を備える。従来の絞り装置は、光軸を中心に回転する回転部材と、当該回転部材を回転可能に保持する地板と、回転部材と地板との間に配置された複数の絞り羽根を有する。光量は、回転部材の回転によって複数の絞り羽根が駆動されることで調整される。
複数の絞り羽根は、小絞り側になると、それぞれの絞り羽根が重なり羽根先端が光軸方向に反りあがる。絞り羽根が反りあがると、例えば、羽根の先端が回転部材と接触して、回転部材の駆動トルクが上がりうる。一方、開放側になると、絞り羽根が光軸方向にばたつき、所望の口径精度が得られない可能性がある。
特許文献1に記載された絞り装置は、小絞り側において、地板と回転部材との間隔を広げることで駆動トルクの向上を抑え、また、開放側において、当該間隔を狭くすることで絞り羽根のばたつきを抑えている。
特開2014−71144号公報
しかしながら、上記特許文献1の絞り装置では、小絞り側において、地板と回転部材との間隔を確保するため、光軸方向に装置サイズが大きくなってしまう可能性がある。また、開放側では、当該間隔が狭く、絞り羽根の重なりによって駆動トルクが大きくなってしまう可能性がある。
本発明は、絞り羽根の駆動効率の点で有利な絞り装置及びこれを用いたレンズ装置、撮像装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、開口径を規定する複数の絞り羽根と、光軸方向に突出した突起を備え、光軸回りに回動して複数の絞り羽根を駆動させて開口径を変化させる駆動部材と、突起が回動の方向に移動可能に当接するレール部を備える地板と、を有し、複数の絞り羽根は、突起とレール部とが当接することで規定される駆動部材と地板との光軸方向の間隔に収容され、間隔の大きさは、駆動部材の回動に伴って変化し、開口径が第1の開口径であるときの間隔は、開口径が第1の開口径よりも小さい第2の開口径であるときの間隔よりも広い、ことを特徴とする。
本発明によれば、絞り羽根の駆動効率の点で有利な絞り装置及びこれを用いたレンズ装置、撮像装置を提供することができる。
第1実施形態に係る絞り装置を備えるレンズ装置(ワイド状態)の断面図である。 第1実施形態に係る絞り装置を備えるレンズ装置(テレ状態)の断面図である。 第1実施形態に係る副絞りユニットとカム環の関係を示す斜視図である。 第1実施形態に係る副絞りユニットの分解斜視図である 第1実施形態に係る副絞りユニット(開放状態)を回転リング側から見た平面図である。 第1実施形態に係る副絞りユニット(小絞り状態)を回転リング側から見た平面図である。 第1実施形態に係る副絞りユニットの断面図である。 第1実施形態に係る副絞りユニット(小絞り状態)の駆動リングを外した状態の平面図である。 第1実施形態に係る副絞りユニット(開放状態)の駆動リングを外した状態の平面図である。 第2実施形態に係る副絞りユニットの断面図である。 本発明の実施形態に係る撮像装置の構成図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面などを参照して説明する。なお、各図面において、同一の部材ないし要素については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
図1および図2は、第1実施形態に係る絞り装置を備えるレンズ装置の断面図である。図1のレンズ装置100は、ワイド状態を示し、図2は、テレ状態を示している。なお、図1および図2において、後述する1群レンズL1側が被写体側、3群レンズL3側が撮像面側を示す。
固定筒1には、後端1aにカメラ本体と結合するためのマウント部材(不図示)や、外装部材が固定されている。カム環2は、ズーミングを行う。カム環2は、内周が固定筒1に嵌合し、固定筒1に回転可能に保持されている。直進筒3は、被写体側の端部に1群鏡筒4がコロ4aで固定されている。1群鏡筒4には、1群レンズL1が固定されている。
直進筒3は、固定筒1の外周に移動自在に嵌合する。さらに、直進筒3は、周方向に3つのキー部材3bを有する。キー部材3bが、固定筒1の外周に設けた直進溝1bに係合することで、直進筒3は、光軸O方向に直進移動自在に固定筒1に保持されている。
直進筒3は、内周に有底の1群カム3aを有する。1群カム3aには、カム環2の被写体側端部外周に設けられ、図3に図示されるコロ2aが係合している。これによって、カム環2の回転により、直進筒3は1群カム3aの軌跡に従い直進移動を行う。
図1および図2にもどり、2群鏡筒5は、2群レンズL2を保持する。3群鏡筒6は、3群レンズL3を保持する。3群ベース枠7は、3群鏡筒6を複数のコロによって保持する。複数のコロは、3群ベース枠7に対して、3群鏡筒を偏心、倒れ調整して固定する。
3群ベース枠7は、外周にコロ7aを等間隔で3か所保持している。コロ7aは、固定筒1の直進溝1bとカム環2の3群カム2bに係合している。従って、カム環2を回転することによって3群鏡筒6は、3群ベース枠7と一体に光軸O方向へ直進移動する。
3群ベース枠7の外周には、フォーカスカム環8が回転自在に嵌合している。フォーカスカム環8は、3群ベース枠7の前端にビス固定された押え板9によって、3群ベース枠7に対して、定位置での回転が可能に保持されている。
フォーカスカム環8にはフォーカスカム溝8aが3か所に等間隔で設けられており、2群鏡筒5に設けた3つのコロ5aが係合している。コロ5aは、3群ベース枠7に設けた直進溝7bにも係合している。
2群鏡筒5は、フォーカスカム環8の回転によって、光軸O方向に直進駆動されるものである。2群鏡筒5が単独で光軸O方向に移動することによってフォーカス調整が行われる。
回転リング10は、固定筒1の内周に回転可能に保持されている。回転リング10には、図示しないフォーカスキーが取り付けられている。フォーカスキーは、フォーカスカム環8に回転力を伝える。フォーカスキーは、ズーム位置によらず、回転リング10とフォーカスカム環8が同じ角度回転する構造になっている。回転リング10の外径側は、図示しないフォーカスモータまたはマニュアルフォーカスリングの駆動力が伝達され、フォーカス調整を行うことができる。電磁絞りユニット11は、公知の技術によるもので不図示の駆動回路と電気的に接続されている。
副絞りユニット12は、本実施形態に係る絞り装置であって、副絞り鏡筒13に取り付けられる。図3は、副絞りユニット12とカム環2の関係を示す斜視図である。副絞り鏡筒13(図1および図2にて図示)にはコロ13aが取り付けられる。コロ13aは、固定筒1の直進溝1cと、図3に図示するカム環2の移動絞りカム2cと、に係合している。従って、副絞り鏡筒13は、カム環2を回転させることによって光軸O方向に直進移動することになる。
次に、第1実施形態に係る絞り装置の構造について説明する。図4は、第1実施形態に係る副絞りユニット12の分解斜視図である。副絞りユニット12は、地板21、駆動リング22、および絞り羽根23を備える。
駆動リング22は、地板21の内側に外径を嵌合し回動可能に保持されている。駆動リング22は、カム溝22aを絞り羽根の数だけ有しており、カム溝22aは、絞り羽根23のボス23aに係合している。駆動リング22には、カムフォロア22bが設けられている。
さらに、駆動リング22は、駆動リング22と、地板21との間隔を変更するレール部22dを備える。レール部22dは複数設けられても良い。レール部22dは、例えば、開放側平面部22e、斜面部22f、小絞り側平面部22gなど、複数の面を含む。
絞り羽根23は、ボス23aのある面の裏面にもボス23bを有し、地板21の穴21aに回転自在に嵌合している。地板21は、駆動リング22と嵌合する押さえ部21cを有する。押さえ部21cは、光軸O方向に突出し、レール部22dと当接する突起を有する。
図5および図6は、第1実施形態に係る副絞りユニット12を駆動リング22側から見た平面図である。図5は、開放状態、図6は小絞り状態を示している。駆動リング22を光軸O回りに回転させると絞り羽根23がボス23bを中心に回転し、複数枚の絞り羽根によって形成(規定)されるレンズ開口24の開口径Dが変化するように構成されている。すなわち、駆動リング22は、駆動部材である。
図3に示すように、駆動リング22に設けられるカムフォロア22bは、カム環2の内周に設けた副絞り駆動カム2dに係合している。これによってカム環2を回転すると、副絞り鏡筒13が光軸O方向に直進移動するのと同時に、駆動リング22が回転させられ、絞り羽根23によって開口径Dを変化させる。副絞りユニット12は、ズーミングによって開放Fナンバーが変化しないように、焦点距離に応じて開口を変化させる役割がある。
駆動リング22のレール部22dについて説明する。図7は、第1実施形態に係る副絞りユニット12の断面図である。図7の(A)は、図5のA−Aで切断した断面図である。図7の(B)は、図5のB−Bで切断した断面図である。図7の(C)は、図6のC−Cで切断した断面図である。図7の(D)は、図6のD−Dで切断した断面図である。
駆動リング22の光軸O方向の位置規制は、地板21に設けた突出部21bと回転リングの平面部22cが当接することで行われる。この時、絞り羽根23が移動できる(収容される)、光軸O方向の駆動リング22と地板21との間隔(以降、羽根スペースと記す)は最低限の間隔が確保される。つまり、羽根スペースが最小となるときに、突出部21bと回転リングの平面部22cが当接する。
また、羽根スペースが最大に広がる側の位置規制は、地板21に設けられる押さえ部21cの光軸O方向に突出した突起21dと駆動リング22に設けたレール部22dの開放側平面部22eが当接することによって行われる。
羽根スペースの変更は、レール部22dと突起21dが当接することにより行われる。レール部22dに含まれる複数の面は、光軸O方向のそれぞれ異なる位置において、突起21dと当接する。複数の面は、開口径Dの大きさに対応して設けられる。開放時は、開放側平面部22e、最小絞り時は小絞り側平面部22g、中間の絞り時には斜面部22fと、突起21dが当接するように構成されている。駆動リング22を回転させると、突起21dが駆動リング22の回転方向にレール部22dと当接しながら移動する。駆動リング22は傾くことなく光軸O方向に移動し、羽根スペースを変化させることができる。
以上の構成により、図7の(A)から図7の(D)に示すように、開放時(開口径Dが大きいとき、開口径Dが第1の開口径であるとき)の羽根スペースH1は、小絞り時(開口径Dが小さいとき、開口径Dが第1の開口径よりも小さい第2の開口径であるとき)の羽根スペースH2より広くなる。さらに、開口径Dを大きくするにつれて、羽根スペースが広くなる。
図8および図9は、第1実施形態に係る副絞りユニット12の駆動リング22を外した状態の平面図である。図8は、小絞り状態、図9は、開放状態を示している。それぞれ、羽根の重なりが解るように隠れ線を点線で示している。
図8の小絞り状態では、地板21と駆動リング22に挟まれる部分(地板内径21eより外側になる部分)において、絞り羽根23が重なり合う最大の枚数は2枚になることが解る。例えば、範囲Eでは、絞り羽根23が2枚重なり合っている。一方、図9の開放状態では、地板21と駆動リング22に挟まれる部分(地板内径21eより外側になる部分)において、絞り羽根23が重なり合う最大の枚数は3枚になることが解る。例えば、範囲Fでは、絞り羽根23が3枚重なり合っている。
開放側では絞り羽根23の重なる枚数が多くなるため、その分羽根スペースを大きくとらないと羽根23の厚みで駆動リング22が地板の突起21dに押しつけられ回転リングの動きが悪くなる場合がある。
通常は、最大に重なった場合の絞り羽根のトータル厚みより大きな羽根スペースを確保する設計となっているが、それぞれの絞り羽根は斜めになった状態で重なっているため単純な厚みの合計より大きな羽根スペースと必要とする。また、絞り羽根の平面度が悪化した場合にも、同様に回転リングの動きが悪くなる場合がある。従って、そのような場合を想定して十分な羽根スペースを確保する必要がある。
一方で、小絞り側では羽根の重なる枚数が少なくなるため、駆動リング22の作動負荷が増えることは無いが、開口径が小さくなると羽根の重なりで反り上がりが発生しやすくなる。図7の(A)に示すように、開放時の反り上がり量をS1、図7の(C)に示すように、小絞り時の反り上がり量をS2とすると、S2の方がS1より大きくなる傾向にある。
このような反り上がりを防止するために、羽根スペースを小さくする。本実施形態では、小絞り側では羽根スペースを小さくし、反り上がりを防止しつつ、開放側では羽根スペースを広げて回転リングの作動トルクの増加を抑えている。
(第2実施形態)
図10は、第2実施形態に係る副絞りユニット12の断面図である。図10の(A)は、図5のA−Aに相当する箇所で切断した断面図である。図10の(B)は、図5のB−Bに相当する箇所で切断した断面図である。図10の(C)は、図6のC−Cに相当する箇所で切断した断面図である。図10の(D)は、図6のD−Dに相当する箇所で切断した断面図である。
第2実施形態では、レール部21kを地板21側に設け、突起22kを駆動リング22側に設けたものである。レール部21kは、地板21の外周方向に沿って設けられ、第1実施形態と同様に、複数設けられても良く、例えば、開放側平面部21m、斜面部21n、小絞り側平面部21pのなど、複数の面を含む。
駆動リング22は、外周から地板21の裏側に向けて伸び、地板21と回動可能に嵌合する押さえ部22rを有する。押さえ部22rは、光軸O方向に突出し、地板21のレール部21kと当接する突起22kを有する。突起22kは、光軸O回りに移動可能にレール部21kと当接する。
駆動リング22の光軸O方向の位置規制は、地板21に設けた突出部21bと駆動リング22の平面部22cが当接することで行われる。この時、絞り羽根23の移動できる、光軸O方向の駆動リング22と地板21との間隔(羽根スペース)は最小となる。この点については、第1実施形態と同様である。
また、羽根スペースが最大に広がる側の位置規制は、駆動リング22に設けられる押さえ部22rの光軸O方向に突出した突起22kと地板21に設けた開放側平面部21mが当接することによって行われる。
羽根スペースの変更は、レール部21kと突起22kが当接することにより行われる。レール部21kに含まれる複数の面は、光軸O方向のそれぞれ異なる位置において、突起22kと当接する。複数の面は、開口径Dの大きさに対応して設けられる。開放時は開放側平面部21m、最小絞り時は小絞り側平面部21p、中間の絞り時には斜面部21nが突起22kと当接するように構成されている。駆動リング22を回転させると、突起22kが駆動リング22の回転方向にレール部21kと当接しながら移動する。駆動リング22は傾くことなく光軸O方向に移動し、羽根スペースを変化させることができる。
以上の構成により、図10Aから図10Dに示すように、第1実施形態と同様、開放時の羽根スペースH1は、小絞り時の羽根スペースH2より広くなる。さらに、開口径Dを大きくするにつれて、羽根スペースが広くなる。
第1実施形態では回転リング側にレール部を設けていたが、カム溝等の穴が多数配置されており、成型時の変形等、寸法精度が安定しない可能性がある。第2実施形態においては、レール部21kを剛性が高い地板側に設けることで、より精度が高く、安定した羽根駆動が実現できる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、本発明はこれらの実施の形態に限定されず、その要旨の範囲内において様々な変更が可能である。例えば、上述した実施形態に係る絞り装置を備えるレンズ装置を構成することにより、本発明の絞り装置の作用効果を享受できるレンズ装置を実現することができる。
また、上述した実施形態に係る絞り装置を備えるレンズ装置と、該レンズ装置に接続されたカメラ装置と、を含む撮像装置を構成することにより、本発明の絞り装置の作用効果を享受できる撮像装置を実現することができる。
また、前述の実施形態において、開放時の開口径Dを第1の開口径とし、小絞り時の開口径Dを第2の開口径としたが、この割り当てはあくまでも一例である。言い換えれば、前述の実施形態においては、第1の開口径は開放時の開口径(最大の開口径)に限定されるものではなく、第2の開口径は小絞り時の開口径(最小の開口径)に限定されるものではない。前述の実施形態において、第1の開口径であるときの羽根スペースH1が、第1の開口径よりも小さい第2の開口径であるときの羽根スペースH2よりも広くなればよい。
また、前述のレンズ装置100は、3群のレンズ群を備えるものとしたが、これは一例である。レンズ装置100は、物体からの光を絞り装置に導くレンズユニットを備えていれば良い。
また、図11に示すように、前述の実施形態で示した絞り装置を備えるレンズ装置100は、レンズ装置100からの光を受光する撮像素子200を保持するカメラ本体300に装着可能である。図11に示すレンズ装置100とカメラ本体300を合わせて撮像装置とする。レンズ装置100はカメラ本体300に対して着脱可能でもよく、着脱不可能であってもよい。
12 副絞りユニット
21 地板
21b 突出部
21k レール部
22 駆動リング
22k 突起
23 羽根

Claims (8)

  1. 開口径を規定する複数の絞り羽根と、
    光軸方向に突出した突起を備え、光軸回りに回動して前記複数の絞り羽根を駆動させて前記開口径を変化させる駆動部材と、
    前記突起が前記回動の方向に移動可能に当接するレール部を備える地板と、を有し、
    前記複数の絞り羽根は、前記突起と前記レール部とが当接することで規定される前記駆動部材と前記地板との光軸方向の間隔に収容され、
    前記間隔の大きさは、前記駆動部材の回動に伴って変化し、前記開口径が第1の開口径であるときの前記間隔は、前記開口径が前記第1の開口径よりも小さい第2の開口径であるときの前記間隔よりも広い、
    ことを特徴とする絞り装置。
  2. 前記突起は、前記駆動部材の回動に伴って光軸方向のそれぞれ異なる位置において前記レール部と当接する、ことを特徴とする請求項1に記載の絞り装置。
  3. 前記レール部において、前記突起と当接する面は、前記開口径の大きさに対応して設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の絞り装置。
  4. 前記地板は、光軸方向に突出する突出部を有し、
    前記間隔は、前記突出部と前記駆動部材の平面部とが当接するときに、最小となる、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の絞り装置。
  5. 前記レール部は、前記地板の外周方向に沿って複数設けられる、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の絞り装置。
  6. 前記間隔は、前記開口径が大きくなるにつれて大きくなることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の絞り装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の絞り装置と、
    物体からの光を前記絞り装置に導くレンズユニットと、を備えることを特徴とするレンズ装置。
  8. 請求項7に記載のレンズ装置と、
    前記レンズ装置からの光を受光する撮像素子を保持するカメラ本体と、を備えることを特徴とする撮像装置。


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