JPH1087936A - ポリビニルアルコール系樹脂組成物およびそれを主成分とする紙コート剤 - Google Patents

ポリビニルアルコール系樹脂組成物およびそれを主成分とする紙コート剤

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JPH1087936A
JPH1087936A JP26657796A JP26657796A JPH1087936A JP H1087936 A JPH1087936 A JP H1087936A JP 26657796 A JP26657796 A JP 26657796A JP 26657796 A JP26657796 A JP 26657796A JP H1087936 A JPH1087936 A JP H1087936A
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aqueous solution
water
polyvinyl alcohol
diacetone acrylamide
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JP26657796A
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Masatoshi Kasai
将利 河西
Tei Ishida
禎 石田
Takashi Nakajima
中島  隆
Hiroshi Noguchi
博司 野口
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Unitika Chemical Co Ltd
Original Assignee
Unitika Chemical Co Ltd
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の製造設備で製造が可能で、その水溶液
に架橋剤が共存しても、ポットライフが長く、作業姓が
優れており、かつそれを比較低温で乾燥しても、優れた
耐水性を発揮するポリビニルアルコール系樹脂組成物お
よびそれを用いた紙コ−ト剤を提供する。 【解決手段】 (A)ジアセトンアクリルアミド単位を
0.1〜15モル%含有するジアセトンアクリルアミド
共重合変性ポリビニルアルコール、(B)水溶性ヒドラ
ジン化合物及び(C)水溶性有機アミンまたはアンモニ
アを配合してなるポリビニルアルコール系樹脂組成物お
よびこれを主成分とする紙コ−ト剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業性と耐水性に
優れたポリビニルアルコール系樹脂組成物およびそれを
主成分とする紙コ−ト剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ポリビニルアルコール(以
下、PVAと略記する)系樹脂は、その造膜性や皮膜強
度、および接着強度が優れていることから、紙コ−ト
剤、各種バインダ−、接着剤、乳化分散剤、繊維糊剤、
表面処理剤、フィルム等に広く使用されている。しか
し、PVA系樹脂は水溶性であるため、その皮膜および
組成物は耐水性が乏しく、従来より、これを改良するた
めに種々の方法が検討されてきた。
【0003】例えば、PVAにグリオキザ−ル等のジア
ルデヒド類、金属塩類などの架橋剤を添加し、耐水化す
る方法が知られているが、この方法で十分な耐水性を得
るためには、加熱処理や、酸触媒を用いた強酸条件での
処理が必要となり、使用することのできる用途が限られ
るほか、PVA水溶液に架橋剤を添加した場合の粘度安
定性が悪く、使用中にゲル化してしまう等の問題を有し
ている。また、PVAに尿素−ホルムアルデヒド樹脂、
メラミン−ホルムアルデヒド樹脂等を添加する耐水化方
法なども知られているが、これらを添加した場合、高温
多湿下でホルムアルデヒドが遊離するため、安全性に問
題があり、また粘度安定性もよくなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、これらの問題点
を解決する方法として、アセトアセチル基を有するPV
Aにヒドラジン化合物を反応させる耐水化方法(特公平
1−60192号公報)が提案されており、さらに、ア
セトアセチル基を有するPVAを用いたエマルジョンに
ヒドラジン化合物を反応させる際に、水溶性有機アミン
を共存させてポットライフの長いエマルジョン組成物を
得る方法(特開平8−113687号公報)が提案され
ている。これらの耐水化方法は、加熱や強酸添加などの
特別な処理を必要とせず、ホルムアルデヒドなどの有害
物質の発生なども見られない。しかしながら、ここで使
用されるアセトアセチル化PVAを製造するには、PV
A系樹脂にジケテンを付加反応させたり、あるいはアセ
トアセチル基をエステル交換反応させるなどの複雑な製
造工程が必要となり、工業的に不利な方法である上に、
製品の均一性に問題があった。
【0005】本発明は、このような従来技術の欠点を解
決し、現状のPVAの製造設備でも製造することが可能
で、その水溶液に架橋剤が共存しても、ポットライフが
長く、作業性が優れ、比較的低温で乾燥しても、優れた
耐水性を発揮する組成物およびそれを主成分とする紙コ
−ト剤を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、(A)ジアセ
トンアクリルアミド単位を0.1〜15モル%含有する
ジアセトンアクリルアミド共重合変性ポリビニルアルコ
ール、(B)水溶性ヒドラジン化合物および(C)水溶
性有機アミンまたはアンモニアを配合してなることを特
徴とするポリビニルアルコール系樹脂組成物およびそれ
を主成分とする紙コ−ト剤である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明で使用されるジアセトンアクリルアミド共重合変
性PVA(A)は、脂肪酸ビニルエステルとジアセトン
アクリルアミドとを共重合して得た重合体を鹸化するな
どの公知の方法により製造することができる。
【0008】上記の共重合に使用する脂肪酸ビニルエス
テルとして、ギ酸ビニル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビ
ニル、ピバリン酸ビニルなどが挙げられ、中でも酢酸ビ
ニルが工業的に好ましい。
【0009】上記の脂肪酸ビニルエステルとジアセトン
アクリルアミドとの共重合方法は、従来より公知のバル
ク重合、溶液重合、懸濁重合、乳化重合などの各種の重
合方法が可能であり、中でもメタノ−ルを溶剤として用
いる溶液重合が工業的に好ましい。
【0010】脂肪酸ビニルエステルとジアセトンアクリ
クアミドとを共重合して得た重合体の鹸化方法は、従来
より公知のアルカリ鹸化および酸鹸化を適用することが
でき、中でも重合体のメタノ−ル溶液またはメタノ−ル
と水、酢酸メチル、ベンゼン等の混合溶液に水酸化アル
カリを添加して加アルコ−ル分解する方法が工業的に好
ましい。
【0011】本発明で使用されるジアセトンアクリルア
ミド共重合変性PVA(A)は、本発明の効果を阻害し
ない範囲で、脂肪酸ビニルエステルまたはジアセトンア
クリルアミドと共重合可能な、例えば、クロトン酸、ア
クリル酸、メタクリル酸などの不飽和モノカルボン酸お
よびそのエステル・塩・無水物・アミド・ニトリル類、
マレイン酸、イタコン酸、フマル酸などの不飽和ジカル
ボン酸およびその塩、マレイン酸モノメチル、イタコン
酸モノメチル等の不飽和二塩基酸モノアルキルエステル
類、炭素数2〜30のα−オレフィン類、アルキルビニ
ルエ−テル類、ビニルピロリドン類とともに共重合した
ものであっても良い。この他、得られたジアセトンアク
リルアミド共重合変性PVAを本発明の効果を阻害しな
い範囲でアセタ−ル化、ウレタン化、エ−テル化、グラ
フト化、リン酸エステル化などの反応によって後変性し
たものでも良い。
【0012】本発明で使用されるジアセトンアクリルア
ミド共重合変性PVA(A)のジアセトンアクリルアミ
ド単位の含有量は0.1〜15モル%の範囲であり、好
ましくは0.5〜10モル%である。ジアセトンアクリ
ルアミド単位の含有量が0.1モル%未満であると、耐
水化の目的を達成することができない。また、含有量が
15モル%を超えても、耐水化効果が飽和状態になるだ
けでなく、水溶性が低下し作業性に問題が生じる。
【0013】また、本発明で使用されるジアセトンアク
リルアミド共重合変性PVA(A)の重合度、鹸化度は
特に制限されないが、20℃における4%水溶液粘度が
3mPa・s以上、鹸化度85モル%以上が好ましい。
【0014】本発明で使用される水溶性ヒドラジン化合
物(B)としては、各種のものが使用され、例えばヒド
ラジン、ヒドラジンヒドラ−ト、ヒドラジンの1水和物
もしくは塩、フェニルヒドラジン、メチルヒドラジン、
エチルヒドラジン、n−プロピルヒドラジン、n−ブチ
ルヒドラジン、エチレン−1,2−ジヒドラジン、プロ
ピレン−1,3−ジヒドラジン、ブチレン−1,4−ジ
ヒドラジンなどの芳香族もしくは脂肪族ヒドラジンおよ
びその塩、安息香酸ヒドラジド、ギ酸ヒドラジド、酢酸
ヒドラジド、プロピオン酸ヒドラジド、n−酪酸ヒドラ
ジド、イソ酪酸ヒドラジド、n−吉草酸ヒドラジド、イ
ソ吉草酸ヒドラジド、ピバリン酸ヒドラジドなどのモノ
カルボン酸ヒドラジド、シュウ酸ジヒドラジド、マロン
酸ジヒドラジド、コハク酸ジヒドラジド、グルタル酸ジ
ヒドラジド、アジピン酸ジヒドラジド、セバシン酸ジヒ
ドラジド、マレイン酸ジヒドラジド、フマル酸ジヒドラ
ジド、イタコン酸ジヒドラジドなどのジカルボン酸ジヒ
ドラジドなどのジカルボン酸ジヒドラジド、炭酸ジヒド
ラジンおよびN−アミノポリアクリルアミドなどのヒド
ラジノ基を有する高分子化合物などが挙げられる。これ
らのヒドラジン化合物は、単独または併用して使用して
もよい。
【0015】中でも、数平均重合度30以上のN−アミ
ノポリアクリルアミドは該ポリビニルアルコ−ル系樹脂
の耐水化効果が特に高く、高分子であるために人体への
悪影響が少ないことからより好ましい。このN−アミノ
ポリアミドは、ポリアクリルアミドにヒドラジンヒドラ
−ドを反応させることにより製造することができ、ポリ
アクリルアミドのアミド基すべてがヒドラジンと反応し
ていても、未反応のアミド基が残存していてもよい。す
なわち、本発明で使用されるN−アミノポリアクリルア
ミドは、次の化学式で示される。
【0016】
【化1】
【0017】なお、上記の化学式において、n=0.1
〜100モル%、m=0〜99.9モル%であることが
望ましい。すなわち、この場合のN−アミノポリアクリ
ルアミドにおけるヒドラジノ基の含有量は、0.1モル
%以上であることが望ましく、さらに好ましくは1モル
%以上である。
【0018】また、本発明で使用される水溶性ヒドラジ
ン化合物(B)の添加量は、種々の量とすることができ
るが、PVA樹脂100重量部に対して、0.1〜20
重量部が好ましく、より好ましくは0.5〜15重量部
である。ヒドラジン化合物の添加量が0.1重量部未満
の場合には、耐水化効果が低く、また20重量部を超え
る場合には耐水化効果が飽和になるばかりでなく、未反
応のヒドラジン化合物が水中に溶出する恐れがある。
【0019】本発明で使用される水溶性有機アミンまた
はアンモニア(C)としては、各種のものを使用するこ
とができるが、例えばモノエタノ−ルアミン、アミノエ
チルエタノ−ルアミン、モノイソプロパノ−ルアミン、
N−(2−ヒドロキシプロピル)−エチレンジアミン、
2−アミノ−1−ブタノ−ル、2−アミノ−2−メチル
−1−プロパノ−ル、3−アミノ−1−プロパノ−ル、
2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオ−ル、
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオ−ル、
トリス(ヒドロキシエチル)−アミノメタン等の第一級
アルカノ−ルアミン、ジエタノ−ルアミン、メチルエタ
ノ−ルアミン、ブチルメタノ−ルアミン、N−アセチル
エタノ−ルアミン、ジイソプロピルアミン等の第二級ア
ルカノ−ルアミン、トリエタノ−ルアミン、メチルジエ
タノ−ルアミン、ジメチルエタノ−ルアミン、ジエチル
エタノ−ルアミン、エチルジエタノ−ルアミン、トリイ
ソプロパノ−ルアミン等の第三級アルカノ−ルアミン、
メチルアミン、エチルアミン、n−プロピルアミン、イ
ソプロピルアミン、アリルアミン、n−ブチルアミン、
イソブチルアミン、t−ブチルアミン、シクロヘキシル
アミン等の第一級アルキルアミン、ジメルアミン、ジエ
チルアミン、ジイソプロピルアミン等の第二級アルキル
アミン、トリメチルアミン等の第三級アルキルアミンが
挙げられる。この中でも、第一級の有機アミンがポット
ライフの改善効果が大きく、より好ましい。
【0020】本発明で使用される水溶性有機アミンまた
はアンモニア(C)の添加量は、種々の量とすることが
でき、使用目的により選択することができるが、ヒドラ
ジン化合物(B)に対して等モル以上が望ましい。ヒド
ラジン化合物に対して、等モルより少ない場合、水溶性
有機アミンまたはアンモニアを添加しない場合に比べて
ポットライフは改善されるが、その効果は小さい。
【0021】本発明の組成物には、必要に応じて本発明
以外のPVAや澱粉、メチルセルロ−ス、カルボキシメ
チルセルロ−ス等のセルロ−ス誘導体、ポリアクリル酸
誘導体、ゼラチン等の他の天然高分子、合成高分子、ク
レ−、カオリン、タルク、シリカ、炭酸カルシウム等の
無機充填剤、グリセリン、ソルビト−ル等の可塑剤、界
面活性剤、消泡剤、キレ−ト剤等の本発明の効果を損な
わない範囲で配合することができる。
【0022】本発明の組成物は、通常、PVAと同様に
水に溶かして使用される。この際、ジアセトンアクリル
アミド共重合変性PVA(A)のジアセトンアクリルア
ミド単位とヒドラジン化合物(B)との反応が、水溶性
有機アミンまたはアンモニア(C)の非存在下では急速
に起こり、本発明の効果を発揮することが困難となるた
め、水溶性有機アミンまたはアンモニア(C)を予め含
有するジアセトンアクリルアミド共重合変性PVA系樹
脂(A)の水溶液にヒドラジン化合物(B)を添加し、
混合する方法が望ましい。
【0023】本発明の組成物は、その水溶液の状態では
該PVA系樹脂中のジアセトンアクリルアミド基とヒド
ラジン化合物との反応が抑制されており、その乾燥する
過程で、該PVA系樹脂中のジアセトンアクリルアミド
基とヒドラジン化合物が反応するものである。その際、
常温でも、加熱乾燥しても該PVA系樹脂の目的を達成
することができる。
【0024】本発明の組成物は、紙コ−ト剤、各種バイ
ンダ−、接着剤、乳化分散剤、繊維糊剤、表面処理剤、
フィルム等の高度の耐水性を要求される用途に有用であ
る。中でも、紙コ−ト剤として有用である。本発明の組
成物を紙コ−ト剤として使用する場合には、発明の組成
物の水溶液をエア−ナイフコ−タ−、ロ−ルブレ−ドコ
−タ−、ドクタ−ブレ−ドコ−タ−などの通常使用され
ている方法を用いて、一般上質紙のほか、撥水紙、感熱
紙、感圧紙、転写紙、防錆紙、剥離紙、着色紙、艶紙、
ア−ト紙、コ−ト紙、板紙、段ボ−ル紙等に塗工した
後、乾燥して使用される。塗工量は一般に乾燥重量が
0.1〜50g/m2 程度であるが、特にこれに制限さ
れるものではなく、使用目的に応じて決められる。
【0025】本発明において、水溶性有機アミンまたは
アンモニアの存在下で、ジアセトンアクリルアミド単位
を有するポリビニルアルコール系樹脂とヒドラジン化合
物の混合水溶液のポットライフが改善される作用機構に
ついては十分に解明されていないが、水溶性有機アミン
またはアンモニアが何らかの形で、ジアセトンアクリル
アミド単位とヒドラジン化合物との反応を阻害している
ものと考えられる。これらの混合水溶液は、乾燥の過程
で濃縮されると同時にジアセトンアクリルアミド単位と
ヒドラジン化合物が反応することにより、最終的に組成
物の耐水化が達成されると考えられる。
【0026】
【実施例】以下に本発明を実施例により具体的に説明す
る。
【0027】.フィルムの耐水性試験 組成物の水溶液をポリエチレンテレフタレート製のシ−
ト上に流延して20℃、65%RH中で4日間乾燥し、
厚み100μのキャストフィルムを作製し、以下のよう
に熱水不溶分率を測定した。試料(乾燥重量W1 )を9
5℃の熱水に1時間浸漬して可溶成分を溶解させ、不溶
残留物を105℃で乾燥し、その重量W2 を測定して下
記の式(1)により算出した。 水不溶分率(%)=(W2 /W1 )×100 (1) .塗工紙の耐水性試験 組成物の5%水溶液を50g/m2 の上質紙に乾燥後の
塗工量が1g/m2になるようにワイヤ−バ−を用いて
塗工し、乾燥ドラムを使用して50℃で乾燥して塗工紙
を得た。上記塗工紙を20℃の水中に一昼夜浸漬した
後、指でこすって塗工物が溶出する程度を3段階にて判
定する耐水性の試験を行った。 ○:粘つきがない △:粘つきか多少ある ×:粘つきが多いが、塗工物が溶出している
【0028】.水溶液の安定性試験 組成物の水溶液を30℃で放置し、ゲル化するまでの時
間を測定した。 .総合評価 ◎:水溶液の粘度安定性および耐水性が共に非常に優れ
ている。 ○:水溶液の粘度安定性および耐水性が共に実用レベル
に達している。 ×:水溶液の粘度安定性、耐水性のどちらかあるいは両
方が実用レベルに達していない。
【0029】ジアセトンアクリルアミド共重合変性PV
Aの合成例 合成例1 攪拌機、温度計、および滴下ロ−ト還流冷却器を取り付
けたフラスコ中に、酢酸ビニル672重量部、ジアセト
ンアクリルアミド10重量部、およびメタノ−ル178
重量部を仕込み、系内の窒素置換を行った後、内温を6
0℃まで昇温した。この系に2,2−アゾビスイソブチ
リロニトリル1重量部をメタノ−ル50重量部に溶解し
た溶液を添加し、重合を開始した。重合開始後、5時間
かけて、ジアセトンアクリルアミド55重量部をメタノ
−ル35重量部に溶解した溶液を一定速度で滴下し、6
時間後に重合禁止剤としてm−ジニトロベンゼンを添加
し、重合を停止した。重合収率は78%であった。得ら
れた反応混合物にメタノ−ル蒸気を加えながら残存する
酢酸ビニルを留出し、ジアセトンアクリルアミド共重合
成分を含有する酢酸ビニル系重合体の50%メタノ−ル
水溶液を得た。この混合物500重量部にメタノ−ル5
0重量部と水酸化ナトリウムの4%メタノ−ル溶液10
重量部とを加えてよく混合し、40℃で鹸化反応を行っ
た。得られたゲル状物を粉砕し、メタノ−ルでよく洗浄
した後に乾燥して、ジアセトンアクリルアミト共重合変
性PVAを得た。また、元素分析測定により、この樹脂
中のジアセトンアクリルアミド単位の含有率は5.0モ
ル%であることが判明した。この樹脂の20℃における
4%水溶液粘度は26.8mPa・s、鹸化度は98.
4モル%であった。なお、この粘度は、B型粘度計を用
いて60rpmの回転速度で測定した。
【0030】合成例2〜3 仕込み組成を変えることにより、合成例1と同様にして
表1のようなジアセトンアクリルアミド共重合変性ポリ
ビニルアルコールを得た。
【0031】
【表1】
【0032】実施例1 合成例1で得られたジアセトンアクリルアミド共重合変
性ポリビニルアルコール系樹脂100重量部を900重
量部の水に溶解した水溶液に20%モノエタノ−ルアミ
ン10重量部を加え、よく混合した後、N−アミノポリ
アクリルアミド(大塚化学社製、ポリアクリル酸ヒドラ
ジドLタイプ、重合度100、ヒドラジノ基変性度1
0.0モル%)の10%水溶液50重量部を加え、再び
混合し、水溶液を作成した。なお、アミンとヒドラジン
とのモル比は、アミン/ヒドラジン=4.7であった。
この水溶液は30℃で、一カ月以上放置してもゲル化し
なかった。また、前述のようにして得られたキャストフ
ィルムの熱水不溶分率を調べたところ、98.8%であ
り、塗工紙の耐水性試験でも、表面の粘つきは、見られ
ず、耐水性が良好であった。結果を表2に示した。
【0033】実施例2 20%モノエタノ−ルアミン水溶液の添加量を10重量
部から3重量部に変更した以外は実施例1と同様にして
水溶液を作成した。なお、アミンとヒドラジンのモル比
は、アミン/ヒドラジン=1.4であった。これらにつ
いて、実施例1と同様に水溶液の安定性試験、キャスト
フィルムおよび塗工紙の耐水性試験を行った。結果を表
2に示した。水溶液の安定性、耐水性は良好であった。
【0034】実施例3 10%N−アミノポリアクリルアミド水溶液の添加量を
50重量部から100重量部に変更した以外は実施例1
と同様にして水溶液を作成した。なお、アミンとヒドラ
ジンのモル比は、アミン/ヒドラジン=2.4であっ
た。これらについて、実施例1と同様に水溶液の安定性
試験、キャストフィルムおよび塗工紙の耐水性試験を行
った。結果を表2に示した。水溶液の安定性、耐水性は
良好であった。
【0035】実施例4 N−アミノポリアクリルアミドの10%水溶液50重量
部にかえて、アジピン酸ジヒドラジドの10%水溶液2
0重量部を添加した以外は実施例1と同様にして水溶液
を作成した。なお、アミンとヒドラジンのモル比は、ア
ミン/ヒドラジン=1.4であった。これらについて、
実施例1と同様に水溶液の安定性試験、キャストフィル
ムおよび塗工紙の耐水性試験を行った。結果を表2に示
した。水溶液の安定性、耐水性は良好であった。
【0036】実施例5 20%モノエタノ−ルアミン水溶液にかえて20%アミ
ノエチルエタノ−ルアミン水溶液10重量部を添加した
以外は実施例1と同様にして水溶液を作成した。なお、
アミンとヒドラジンのモル比は、アミン/ヒドラジン=
2.8であった。これらについて、実施例1と同様に水
溶液の安定性試験、キャストフィルムおよび塗工紙の耐
水性試験を行った。結果を表2に示した。水溶液の安定
性、耐水性は良好であった。
【0037】実施例6 20%モノエタノ−ルアミン水溶液にかえて20%アミ
ノエチルエタノ−ルアミン水溶液10重量部を添加した
以外は実施例1と同様にして水溶液を作成した。なお、
アミンとヒドラジンのモル比は、アミン/ヒドラジン=
2.8であった。これらについて、実施例1と同様に水
溶液の安定性試験、キャストフィルムおよび塗工紙の耐
水性試験を行った。結果を表2に示した。水溶液の安定
性、耐水性は良好であった。
【0038】実施例7 20%モノエタノ−ルアミン水溶液にかえて20%3−
アミノ−1プロパノ−ル水溶液10重量部を添加した以
外は実施例1と同様にして水溶液を作成した。なお、ア
ミンとヒドラミンのモル比は、アミン/ヒドラジン=
3.8であった。これらについて、実施例1と同様に水
溶液の安定性試験、キャストフィルムおよび塗工紙の耐
水性試験を行った。結果を表2に示した。水溶液の安定
性、耐水性は良好であった。
【0039】実施例8 合成例1で得られたジアセトンアクリルアミド共重合変
性ポリビニルアルコール系樹脂の水溶液にかえて、合成
例2で得られたジアセトンアクリルアミド共重合変性ポ
リビニルアルコール系樹脂(20℃における4%水溶液
粘度25.6mPa・s、鹸化度98.2モル%、変性
度1.0モル%)100重量部を900重量部の水に溶
解した水溶液を用いた以外は実施例1と同様にして水溶
液を作成した。これらについて、実施例1と同様に水溶
液の安定性試験、キャストフィルムおよび塗工紙の耐水
性試験を行った。結果を表2に示した。水溶液の安定
性、耐水性は良好であった。
【0040】実施例9 20%モノエタノ−ルアミン水溶液の添加量を10重量
部から1重量部に変更した以外は実施例1と同様にして
水溶液を作成した。なお、アミンとヒドラジンのモル比
は、アミン/ヒドラジン=0.47であった。実施例1
と同様に水溶液の安定性試験、キャストフィルムおよび
塗工紙の耐水性試験を行った。結果を表2に示した。水
溶液は3日後にゲル化したが、耐水性は良好であった。
【0041】実施例10 20%モノエタノ−ルアミン水溶液の添加量を10重量
部から1.5重量部に変更した以外は実施例1と同様に
して水溶液を作成した。なお、アミンとヒドラジンのモ
ル比は、アミン/ヒドラジン=0.71であった。実施
例1と同様に水溶液の安定性試験、キャストフィルムお
よび塗工紙の耐水性試験を行った。結果を表2に示し
た。水溶液は13日後にゲル化したが、耐水性は良好で
あった。
【0042】実施例11 20%3−アミノ−1プロパノ−ル水溶液の添加量を1
0重量部から1重量部に変更した以外は実施例7と同様
にして水溶液を作成した。なお、アミンとヒドラジンの
モル比は、アミン/ヒドラジン=0.38であった。実
施例1と同様に水溶液の安定性試験、キャストフィルム
および塗工紙の耐水性試験を行った。結果を表2に示し
た。水溶液は2日後にゲル化したが、耐水性は良好であ
った。
【0043】実施例12 20%モノエタノ−ルアミン水溶液にかえて10%アン
モニア水溶液10重量部を添加した以外は実施例1と同
様にして水溶液を作成した。なお、アンモニアとヒドラ
ジンのモル比は、アンモニア/ヒドラジン=3.6であ
った。実施例1と同様に水溶液の安定性試験、キャスト
フィルムおよび塗工紙の耐水性試験を行った。結果を表
2に示した。水溶液の安定性、耐水性は良好であった。
【0044】実施例13 10%アンモニア水溶液の添加量を10重量部から2重
量部に変更した以外は実施例12と同様にして水溶液を
作成した。なお、アンモニアとヒドラジンのモル比は、
アンモニア/ヒドラジン=0.72であった。実施例1
と同様に水溶液の安定性試験、キャストフィルムおよび
塗工紙の耐水性試験を行った。結果を表2に示した。水
溶液は3日後にゲル化したが、耐水性は良好であった。
【0045】比較例1 モノエタノ−ルアミンおよびN−アミノポリアクリルア
ミドを添加しない以外は実施例1と同様にして水溶液を
作成した。これらについて、実施例1と同様に水溶液の
安定性試験、キャストフィルムおよび塗工紙の耐水性試
験を行った。結果を表2に示した。水溶液の安定性は良
好であったが、耐水性は悪いという結果となった。
【0046】比較例2 モノエタノ−ルアミンを添加しない以外は実施例1と同
様にして水溶液を作成した。この水溶液の安定性を調べ
たところ、約30分でゲル化が起こり、耐水性試験を行
うことができなかった。結果を表2に示した。
【0047】比較例3 N−アミノポリアクリルアミドを添加しない以外は実施
例1と同様にして水溶液を作成した。実施例1と同様に
水溶液の安定性試験、キャストフィルムおよび塗工紙の
耐水性試験を行った。結果を表2に示した。水溶液の安
定性は良好であったが、耐水性は悪いという結果となっ
た。
【0048】比較例4 合成例1で得られたジアセトンアクリルアミド共重合変
性ポリビニルアルコール系樹脂(重合度1,780、鹸
化度98.4モル%、変性度5.0モル%)の水溶液に
かえて、合成例3で得られたジアセトンアクリルアミド
共重合変性ポリビニルアルコール系樹脂(20℃におけ
る4%水溶液粘度が25.3mPa・s、鹸化度98.
5モル%、変性度0.05モル%)100重量部を90
0重量部の水に溶解した水溶液を用いた以外は実施例1
と同様にして水溶液を作成した。実施例1と同様に水溶
液の安定性試験、キャストフィルムおよび塗工紙の耐水
性試験を行った。結果を表2に示した。水溶液の安定性
は良好であったが、耐水性は悪いという結果となった。
【0049】
【表2】
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のPVA系樹脂組成物は、水溶液の状態で架橋剤が共存
する場合でも、ポットラインが長く、作業性が優れ、か
つその水溶液を比較低温で乾燥しても、十分な耐水効果
を得ることができる。本発明のPVA系樹脂組成物は紙
コ−ト剤として有用であり、特に熱処理が行えない感熱
紙のコ−ト剤として有用である。また耐水性を必要とす
るフィルム、成型物等のバインダ−、顔料やエマルジョ
ンの乳化・分散剤、紙・木工・織物等の接着剤、表面処
理剤としても有用であり、またこれに限られるものでは
ない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI D21H 19/20 D06M 13/34

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)ジアセトンアクリルアミド単位を
    0.1〜15モル%含有するジアセトンアクリルアミド
    共重合変性ポリビニルアルコール、(B)水溶性ヒドラ
    ジン化合物および(C)水溶性有機アミンまたはアンモ
    ニアを配合してなることを特徴とするポリビニルアルコ
    ール系樹脂組成物。
  2. 【請求項2】請求項1記載のポリビニルアルコール系樹
    脂組成物の水溶液を主成分とすることを特徴とする紙コ
    −ト剤。
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