JPH1082808A - 伝送測定誤差補正方法 - Google Patents
伝送測定誤差補正方法Info
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- JPH1082808A JPH1082808A JP9198057A JP19805797A JPH1082808A JP H1082808 A JPH1082808 A JP H1082808A JP 9198057 A JP9198057 A JP 9198057A JP 19805797 A JP19805797 A JP 19805797A JP H1082808 A JPH1082808 A JP H1082808A
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Abstract
A)の測定確度を向上させる伝送測定誤差補正方法。 【解決手段】 テスト・セットの信号源ポート1と負荷
ポート2の間にスルーライン標準器を接続して反射測定
を行い、負荷ポートのインピーダンス整合特性を求め
る。また、反射標準器及び従来の反射校正方法によっ
て、信号源ポートの特性を求める。次に、求めた信号源
ポート及び負荷ポートの特性を処理し、伝送トラッキン
グ誤差の補正を行う。次に、信号源ポートと負荷ポート
の間にDUTを接続して反射測定を行い、負荷ポートの
インピーダンス不整合の影響を含む、DUTの入力反射
係数の測定値を得る。次に、この反射測定値及び信号源
ポートの特性を処理し、DUTの入力不整合誤差を補正
する。このように、伝送トラッキング誤差とDUTの入
力不整合誤差を補正することにより、VNAの伝送測定
確度が向上する。
Description
ク・アナライザに関するものであり、とりわけ、ベクト
ル・ネットワーク・アナライザのテスト・セットにおけ
るインピーダンス不整合によって生じる伝送測定誤差を
補正するための方法に関するものである。
ットを組み込んだベクトル・ネットワーク・アナライザ
(VNA)は、テストを受ける各種デバイス(DUT)
の伝送及び反射特性を求めるために利用される。T/R
テスト・セットの信号源ポートと負荷ポートのインピー
ダンスが所定の特性インピーダンスに完全に整合する
と、VNAの測定正確度は一般に向上する。あいにく、
T/Rテスト・セット内において用いられる電子ハード
ウェアの制限によって、信号源ポートと負荷ポートにイ
ンピーダンスの不整合が生じ、測定の不確実さが増し、
測定の確度が低下する。伝送測定誤差の1つは、スルー
ライン標準器が信号源ポートと負荷ポートの間に接続さ
れた場合に、伝送校正中に生じる。つまり、信号源ポー
トと負荷ポートの間におけるインピーダンスの不整合に
よって、VNAにおける後続の伝送測定に影響する伝送
トラッキング誤差が発生する。もう1つの伝送測定誤差
は、DUTがT/Rテスト・セットの信号源ポートと負
荷ポートの間に接続された場合に生じる。つまり、信号
源ポートとDUTの間におけるインピーダンスの不整合
によって、DUT入力不整合誤差が発生する。
ための従来の方法は、順方向及び逆方向伝送と反射の両
方の測定を含む、DUTの完全な2ポート特性の明確化
に依存している。この2ポート特性の明確化に基づき、
さまざまな従来のベクトル誤差補正技法を用いることに
より、伝送測定誤差に関する補正を数学的に行うことが
可能である。しかし、T/Rテスト・セットを用いた場
合において従来のベクトル誤差補正技法を適用するため
には、信号源ポート及び負荷ポートに対してDUTの接
続ポートを物理的に逆にし、DUTの完全な2ポート特
性の明確化が得られるようにしなければならない。接続
ポートを逆にすることは時間の浪費になるし、DUT、
とりわけ集積回路やウェーハ・プローブ・システムのよ
うな感知回路要素を含むDUTの動作が不安定になる。
測定時間を短縮し、DUTの動作を安定させるために
は、インピーダンス不整合による伝送測定誤差は補正さ
れず、VNAの測定正確度は犠牲にされる。
時間を短縮し、DUTの動作を安定に保ちながら、イン
ピーダンス不整合による伝送測定誤差を補正できるよう
なVNAを提供することを目的とする。
による誤差補正法によって、伝送測定誤差が減少し、ベ
クトル・ネットワーク・アナライザの測定正確度が向上
する。これは、インピーダンス不整合によって生じる伝
送トラッキング誤差及びDUTの入力インピーダンス不
整合誤差を低減させることによって実現される。T/R
テスト・セットの信号源ポートと負荷ポートの間に接続
されるスルーライン標準器を利用して実施される反射測
定によって、負荷ポートのインピーダンス整合の特性が
明らかになり、一方、反射標準器及び従来の校正技法を
利用した反射校正によって、信号源ポートの特性が明ら
かになる。次に、明らかにされた信号源ポート及び負荷
ポートの特性に処理を施して、伝送トラッキング誤差の
補正が行われる。この補正は、VNAの測定速度に影響
を与えないように、後に続けられるDUTの伝送測定に
適用される。次に、信号源ポートと負荷ポートの間に接
続されたDUTに関して実施される反射測定によって、
負荷ポートのインピーダンス不整合の影響を含む、DU
Tの入力反射係数の測定値が得られる。次に、この反射
測定の値及び明らかにされた信号源ポートの特性に処理
を施して、DUTの入力不整合誤差が補正される。伝送
トラッキング誤差またはDUTの入力不整合誤差を補正
することによって、VNAによって実施される伝送測定
の確度が向上する。
た、伝送/反射(T/R)テスト・セットの伝送校正時
の伝送トラッキング誤差の評価を行うために用いられる
T/Rテスト・セットのフローグラフが示されている。
T/Rテスト・セットは、ベクトル・ネットワーク・ア
ナライザ(VNA)に接続して用いると、DUTの順方
向伝送係数S21及び反射係数S11の、大きさ及び位相の測
定を含むベクトル測定の実施を可能にする。VNAのT
/Rテスト・セットにおいて、信号源ポート1は、信号
a1を送信して、信号b1を受信し、負荷ポート2は、信
号b2を受信する。VNAの伝送校正時には、スルーラ
イン標準器がT/Rテスト・セットの信号源ポート1と
負荷ポート2の間に接続されている。信号源ポート1と
負荷ポート2におけるインピーダンス不整合によって、
信号源反射係数ΓS及び負荷反射係数ΓLが形成され、伝
送校正に測定の不確実性が誘発される。この測定の不確
実性を低減させなければ、VNAによって実施される後
続の伝送測定の確度が低下してしまう。測定された伝送
トラッキング
ッキング誤差ETだけ、スルーライン標準器の実際の伝
送トラッキングTとは異なっている。この関係は、図1
のフローグラフから下記のように求められる。
月に発行されたHewlett-Packard社のApplication Note
AN-154, S-Parameter Designのような出版物に説明され
ている。
るための、本発明の望ましい実施例に従って用いられ
る、DUTを含むT/Rテスト・セットのフローグラフ
が示されている。測定された伝送係数^S21は、DUT
のSパラメータ、S11、S22、S21、及びS12、並びに信号
源反射係数ΓS、負荷反射係数ΓL、及び実際の伝送トラ
ッキングTの関数である。測定された伝送係数^S21は、
図2のフローグラフから下記のように導き出される。
T/Rテスト・セットの負荷ポート2のインピーダンス
不整合の影響が含まれており、下記のように表される。
伝送係数^S21に関する下記の式が得られる。
うに、測定された伝送係数^S21を測定された伝送トラッ
キング^Tで割ることによって求められる。
−ΓSΓε、及びDUT出力不整合誤差はEDO=1−ΓL
S22であり、また、ここで、ETはあらかじめ定義された
伝送トラッキング誤差である。従って、DUT順方向伝
送係数S21の測定正確度は、DUT入力誤差EDI、DU
T出力不整合誤差EDO、及び伝送トラッキング誤差ET
によって低下する。信号源ポート1及び負荷ポート2に
対するDUTの接続を逆にしなければならないのを避け
るために、DUT出力反射係数S22はT/Rテスト・セ
ットを利用して測定されないので、DUT出力不整合誤
差EDOは取り扱われない。
れた伝送係数~S21に誤差補正係数を適用することによっ
て、DUT入力不整合誤差EDIと伝送トラッキング誤差
ETの両方を減少させることができる。信号源ポート1
と負荷ポート2のインピーダンス不整合は、校正時に、
スルーライン標準器、及び開放、短絡、または負荷標準
のような1つまたは複数の反射標準器を利用して特性が
明らかにされる。次に、DUT順方向伝送係数S21に対
する信号源反射係数ΓS及び負荷反射係数ΓLの影響が軽
減される。DUT入力不整合誤差EDIはDUTに依存す
るものであり、DUTのインピーダンス整合によって変
動するが、一方、伝送トラッキング誤差ETは、伝送校
正によって生じ、DUTとは無関係である。従って、伝
送トラッキング誤差ETを減少させるために行われる補
正は、VNAの測定速度を低下させないように、伝送校
正に続いて行われる伝送測定に適用される。
のポートの反射校正時に開放、短絡、及び負荷といった
1つまたは複数の反射標準器を信号源ポート1に接続す
ると、T/Rテスト・セットの信号源ポート1において
求められる。測定された負荷反射係数
ーライン標準器が信号源ポート1と負荷ポート2の間に
接続された時に実施される反射測定によって得られる。
伝送トラッキング誤差ETを減少させるために、測定さ
れた負荷反射係数及び測定された信号源反射係数^ΓL、
^ΓSを式3に適用すると、残留する信号源反射係数△Γ
S及び残留する負荷反射係数△ΓLの影響が伝送トラッキ
ング誤差ETを左右する。残留誤差は、スルーライン標
準器及び反射標準器について既知であるその限られた確
度に起因することができる。測定された信号源反射係数
^ΓS及び測定された負荷反射係数^ΓLは、下記のように
実際の信号源及び負荷反射係数ΓS、ΓLと関連づけられ
る。
された信号源反射係数及び負荷反射係数^ΓS、^ΓLから
下記のように推定される。
と、
む測定された入力反射係数
UTを信号源ポート1と負荷ポート2に接続して、入力
反射係数を測定することによって求められる。入力反射
係数に残留する測定の不確実性△Γεは、反射測定に関
連した残留誤差によって左右され、実際の入力反射係数
Γεに対して次のように関連している。
定された信号源反射係数^ΓS、及び、測定された入力反
射係数^Γεから下記のように推定される。
と、
はDUT残留入力不整合誤差である。
された信号源反射係数^ΓS、測定された負荷反射係数^
ΓL、及び測定されたDUT入力反射係数^Γεに基づく
誤差補正係数ECによって約分される。この誤差補正係
数 EC=(1−^ΓS^Γε)/(1−^ΓS^ΓL) は式3の補正伝送係数に適用され、測定確度が下記のよ
うに向上する。
ッキング誤差は、伝送トラッキング誤差ET及びDUT
入力不整合誤差EDIよりも大幅に小さいので、式4の補
正伝送係数~S21が実際のDUTの順方向伝送係数S21を
正確に表わすことになる。式3に誤差補正係数ECを掛
けると、伝送トラッキング誤差ET及びDUT入力不整
合誤差EDIが減少し、スルーライン標準器及び反射標準
器について既知であるその確度の範囲の残留誤差項のレ
ベルになる。
誤差ETとDUTの入力不整合誤差EDIの両方に関する
補正が含まれているが、伝送トラッキング補正係数 ETC=1/(1−^ΓS^ΓL) (5) とDUT入力不整合補正係数 EDIC=1−^ΓS^Γε (6) のいずれかを個別に適用して、DUTの測定された伝送
係数^S21を補正することも可能である。伝送トラッキ
ング補正係数ETCまたはDUT入力不整合補正係数E
DICによる補正をそれぞれ個別に施すと、VNAによる
DUTの順方向伝送係数S21の測定確度が向上する。伝
送トラッキング補正係数ETCを式3に適用すると、伝送
トラッキング誤差ETが減少する。DUT入力不整合補
正係数EDICを式3に適用すると、DUT入力不整合誤
差が減少する。しかし、VNAの測定確度が最も向上す
るのは、伝送トラッキング補正係数ETCとDUT入力不
整合補正係数EDICの両方を組み込んだ誤差補正係数EC
を適用して、DUTの順方向伝送係数S21を補正する場
合である。
誤差補正法の流れ図100が示されている。以下に各ボ
ックスの内容を説明する。 101:信号源反射係数^ΓSの特性を明らかにし、T/
Rテスト・セットを使って引き続き行われる反射測定が
正確なものになるようにするため、信号源ポート1に接
続された1つまたは複数の反射標準器を利用して、反射
校正を実施する。 103:T/Rテスト・セットの信号源ポート1と負荷
ポート2の間にスルーライン標準器を接続して伝送トラ
ッキング測定及び反射測定を実施することによって、測
定伝送トラッキング^T及び負荷反射係数^ΓLを得る。 105:信号源ポート1と負荷ポート2の間にDUTを
接続して、反射測定及び伝送測定を実施することによっ
て、入力反射係数^Γε及び測定順方向伝送係数^S21を
得る。 107:ことによって、DUTの順方向伝送係数S21の
測定における伝送トラッキング誤差ETを低減させるよ
うに伝送トラッキング補正係数ETCを計算し、これを適
用する。この結果、VNAの測定速度を落とすことな
く、伝送測定の確度が向上する。 109:信号源反射係数^ΓS及び入力反射係数^Γεに
従ってDUT入力不整合補正係数EDICを計算し、これ
を適用する。これにより、測定伝送係数^S21におけるD
UT入力不整合誤差EDIが減少する。
定された伝送係数^S21を測定された伝送トラッキング^
Tによって割ることと、伝送トラッキング補正係数ETC
及びDUT入力不整合補正係数EDICを測定された伝送
係数^S21に適用ことによって、式4に従って補正された
伝送係数~S21が得られるようにすることが含まれる。V
NAの測定速度を速めようとして、ステップ105にお
いて実施された反射測定、及びステップ109において
実施されたDUT入力不整合誤差EDIの補正を排除する
ことが可能である。しかし、流れ図100のステップ1
01〜109を実施する場合には、伝送トラッキング誤
差ET及びDUT入力不整合誤差EDIが両方とも、残留
誤差のレベルになる。
トにおけるインピーダンス不整合の影響が低減し、ベク
トル・ネットワーク・アナライザによって実施される伝
送測定の確度が向上する。DUTの伝送測定における伝
送トラッキング誤差及びDUT入力不整合誤差は、残留
誤差が支配的となるレベルにまで減少する。この誤差補
正法は、VNA及びT/Rテストセット内部または外部
のソフトウェアで実施することもできるし、あるいは、
VNAの内部ファームウェアによって実施することも可
能である。図示の誤差補正法はT/Rテスト・セットに
適用されるが、伝送測定の補正が要求される場合、DU
Tの完全な2ポート特性の明確化に消費される測定時間
が付加されることのないようにして、2ポート・テスト
・セットのような他のタイプのテスト・セットに適用す
ることも可能である。
を以下に示す。
ート2を備えるベクトル・ネットワーク・アナライザに
おいてDUTの伝送測定値に補正を加えるための方法1
00であって、信号源ポート1に接続された少なくとも
1つの反射標準器に基づいて信号源反射係数ΓSを測定
するステップと、スルーライン標準器を信号源ポート1
と負荷ポート2の間に接続し、伝送トラッキングTを測
定するステップと、スルーライン標準器を信号源ポート
1と負荷ポート2の間に接続し、負荷反射係数ΓLを測
定するステップと、DUTを信号源ポート1と負荷ポー
ト2の間に接続し、伝送係数S21を測定するステップ
と、測定された伝送トラッキング^Tと測定された負荷
反射係数^ΓLと測定された信号源反射係数^ΓSに従っ
て、測定された伝送係数^S21を補正するステップとを設
けて成る方法。
21を補正するステップは、測定された伝送係数^S21を、
測定された伝送トラッキング^Tで割り、測定された信
号源反射係数^ΓSと測定された負荷反射係数^ΓLの積を
1から引いた値でさらに割るステップを含むことを特徴
とする、実施態様1に記載の方法。
ート2を備えるベクトル・ネットワーク・アナライザに
おいてDUTの伝送測定値の誤差に補正を加えるための
方法100であって、信号源ポート1に接続された少な
くとも1つの反射標準器に基づいて信号源反射係数ΓS
を測定するステップと、DUTを信号源ポート1と負荷
ポート2の間に接続し、入力反射係数S11を測定するス
テップと、DUTを信号源ポート1と負荷ポート2の間
に接続し、伝送係数S21を測定するステップと、測定さ
れた信号源反射係数^ΓS及び測定された入力反射係数^S
11に基づいて、測定された伝送係数^S21を補正するステ
ップとを設けて成る方法。
21を補正するステップは、測定された伝送係数^S21に、
測定された信号源反射係数^ΓSと測定された入力反射係
数^S11の積を1から引いた値を掛けるステップを含むこ
とを特徴とする、実施態様3に記載の方法100。
ト2の間にスルーライン標準器を接続して伝送トラッキ
ングTを測定するステップをさらに含むことと、前記測
定された伝送係数^S21を補正するステップが、測定され
た伝送係数^S21を測定された伝送トラッキング^Tによ
って割るステップを含むことを特徴とする、実施態様3
または実施態様4に記載の方法100。
ート2を備えるベクトル・ネットワーク・アナライザに
おいてDUTの伝送測定値に補正を加えるための方法1
00であって、信号源ポート1に接続された少なくとも
1つの反射標準器に基づいて信号源反射係数ΓSを測定
するステップと、スルーライン標準器を信号源ポート1
と負荷ポート2の間に接続し、伝送トラッキングTを測
定するステップと、スルーライン標準器を信号源ポート
1と負荷ポート2の間に接続し、負荷反射係数ΓLを測
定するステップと、DUTを信号源ポート1と負荷ポー
ト2の間に接続し、入力反射係数S11を測定するステッ
プと、DUTを信号源ポート1と負荷ポート2の間に接
続し、伝送係数S21を測定するステップと、測定された
伝送トラッキング^Tと負荷反射係数^ΓLと信号源反射
係数^ΓSと入力反射係数^S11とによって決まる補正係数
を適用することによって、測定された伝送係数^S21を補
正するステップとを設けて成る方法。
21を補正するステップは、測定された伝送係数^S21を、
測定された信号源反射係数^ΓSと測定された負荷反射係
数^ΓLの積を1から引いた値によって割るステップと、
測定された伝送係数^S21に、測定された信号源反射係数
^ΓSと測定された入力反射係数^S11の積を1から引いた
値を掛けるステップとを含むことを特徴とする、実施態
様6に記載の方法100。
れば、伝送トラッキング誤差とDUTの入力不整合誤差
を補正することにより、VNAの伝送測定確度を向上さ
せることができる。
/Rテスト・セットの概略図である。
DUTを接続した状態のT/Rテスト・セットの概略図
である。
を補正するための方法の流れ図である。
Claims (1)
- 【請求項1】信号源ポート及び負荷ポートを備えるベク
トル・ネットワーク・アナライザにおいてDUTの伝送
測定値に補正を加えるための方法であって、 信号源ポートに接続された少なくとも1つの反射標準器
に基づいて信号源反射係数を測定するステップと、 スルーライン標準器を信号源ポートと負荷ポートの間に
接続し、伝送トラッキングを測定するステップと、 スルーライン標準器を信号源ポートと負荷ポートの間に
接続し、負荷反射係数を測定するステップと、 DUTを信号源ポートと負荷ポートの間に接続し、伝送
係数を測定するステップと、 測定された伝送トラッキングと測定された負荷反射係数
と測定された信号源反射係数に従って、測定された伝送
係数を補正するステップとを設けて成る方法。
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