JPH1074846A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

Info

Publication number
JPH1074846A
JPH1074846A JP9144391A JP14439197A JPH1074846A JP H1074846 A JPH1074846 A JP H1074846A JP 9144391 A JP9144391 A JP 9144391A JP 14439197 A JP14439197 A JP 14439197A JP H1074846 A JPH1074846 A JP H1074846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polysilicon
region
silicide
semiconductor device
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9144391A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Asamura
武志 浅村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9144391A priority Critical patent/JPH1074846A/ja
Publication of JPH1074846A publication Critical patent/JPH1074846A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Landscapes

  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】金属またはシリサイドとポリシリコンを積層し
たゲート電極と局所配線の配線容量と抵抗を低減するこ
とにより半導体装置の高速化を図る。ゲートへの不純物
拡散による工程中のしきい値変動を防止し、また配線を
リダンダンシ切断したときの救済率を向上する。 【解決手段】局所配線を構成するポリシリコンが不純物
を含有せず、または抵抗率10Ωcm以上のノンドープ
ポリシリコンとすることにより、局所配線の容量と抵抗
を低減し、またポリシリコン局所配線へのコンタクト不
良を低減する。ノンドープポリシリコンを高不純物濃度
のポリシリコン配線の中間に配置することにより、ポリ
シリコンからなるMOSFETゲートへの工程中におけ
る不純物拡散を防止し、しきい値を安定化させる。ノン
ドープポリシリコンをリダンダンシ切断部に用いること
により救済率を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の配線又
は電極の構造と、その製造方法に関する。特に配線容量
の低減による半導体装置の高速化、リダンダンシ工程の
容易化及び、半導体装置を構成するMOSFETのしき
い値電圧の安定化を達成する半導体装置及びその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体装置を構成するMOS
FETのゲート電極、及び素子間を接続する配線の材料
には、不純物を高濃度に含むポリシリコンが用いられて
いる。しかし、近年の半導体装置の高速化に伴い、高濃
度不純物を含む単独のポリシリコンを用いるよりも、不
純物を高濃度に含むポリシリコンと、低抵抗の高融点金
属又はそのシリサイドとの積層構造が多く用いられるよ
うになった。
【0003】シリサイド技術を用いた、MOSFETか
ら構成される半導体装置の構造を図18(a)、(b)
に示し、併せてその製造方法について説明する。ここで
図18(a)は従来の製造方法により製造された半導体
装置の断面図であり、図18(b)は図18(a)に示
した断面図の理解を容易にするための、主要部分のパタ
ーンの平面図である。図18(b)のA−Aの断面が図
18(a)に対応している。
【0004】図18(a)において、1はP型シリコン
基板、2はPウエル、3はNウエル、4は素子分離絶縁
層である。また図面の左から順に、Nウエル3上の単体
のPMOS、Pウエル2とNウエル3との境界線上の素
子分離絶縁層(以下特にウエル分離絶縁層という)4上
の局所配線によりゲート電極が一体で形成された、CM
OSインバータを構成するPMOSとNMOS、Pウエ
ル2上の単体のNMOS、リダンダンシ切断部15と、
素子分離絶縁層4上の配線、及びPウエル上の単体のN
MOSとが形成されている。
【0005】尚、ソース、ドレイン領域、ゲート電極等
はコンタクトホールを通じて、層間絶縁膜12上のアル
ミ配線13に接続される。図示するような従来の半導体
装置の製造方法は、まず基板1表面上にLOCOS(Loc
al Oxidation of Silicon)法或いはSTI(Shallow Tr
ench Isolation)法等により素子分離絶縁層4を形成す
る。次に基板1表面上に、ゲート酸化膜として薄い熱酸
化膜5とポリシリコン63、64とを順次形成する。次
にリソグラフィー技術を用いてポリシリコン63、64
をパターニングし、ゲート電極及び配線を形成する。
【0006】次にゲート電極と図示せぬレジストマスク
をマスクとして、NMOSFET及びPMOSFETの
ソース、ドレイン形成領域にそれぞれ不純物をイオン注
入し、拡散深さの浅いN- 領域71とP- 領域72とを
形成する。次に窒化シリコンを全面に形成し、これを異
方性エッチングすることによりゲート電極の側面に側壁
8を形成する。次に側壁8が形成されたゲート電極と図
示せぬレジストマスクをマスクとしてソース、ドレイン
形成領域に再び不純物をイオン注入し、拡散深さの深い
+ 領域91(ソース、 ドレイン領域)とP+ 領域92
(ソース、 ドレイン領域)とを形成する。ここでN-
- は不純物濃度が低いこと、N+ 、P+ は不純物濃度
が高いことを示す。
【0007】次にゲート酸化膜5を残してソース、ドレ
イン領域上の熱酸化膜を除去し、全面にチタン等の高融
点金属を堆積して熱処理を行うことにより、ソース、ド
レイン領域上、ゲート電極上及び配線上に選択的にシリ
サイド層11を形成する。未反応のチタンはエッチング
により除去する。このように、露出したポリシリコン表
面上に自己整合的にシリサイド層を形成する技術を、S
ALICIDE(SelfAligned Silicide)技術と称す
る。
【0008】次に層間絶縁膜12を堆積し、その表面を
CMP(Chemical Mechanical Polish)法により平坦化
する。次にコンタクト孔の開口部分以外を図示せぬレジ
ストで被覆し、異方性エッチングすることにより配線上
へのコンタクト孔19と拡散層へのコンタクト孔20を
同時に開口する。その後コンタクト孔19、20の開口
部分にのみ、CVD法を用いて選択的にタングステン等
の高融点金属18を形成する。次に、アルミニウム配線
13、パッシベーション膜14を形成し、最後にパッド
工程を経て半導体装置が完成される。
【0009】尚、製造する半導体装置がメモリ装置を含
む場合、パッド工程の後、図示せぬレジストマスクを用
いて、パッシベーション膜14と層間絶縁膜12を、層
間絶縁膜が薄く残る程度にエッチングし、図18(a)
に示すように、ポリシリコン63とシリサイド層11か
らなる配線上に、リダンダンシ切断部15を設ける場合
がある。
【0010】従来のMOSFETの製造方法において
は、ソース、ドレインの形成領域にイオン注入を行う工
程で、Pウエル2上のゲート電極及び配線と、Nウエル
3上のゲート電極及び配線にも、それぞれ同時にイオン
注入を行う。よって、ゲート電極及び配線を構成するポ
リシリコン63、64には不純物が高濃度に導入される
ため、ゲート電極及び配線は高い導電性を有して形成さ
れる。
【0011】しかし、全てのポリシリコンに不純物を高
濃度に導入した場合には、以下に示す問題を生ずる。す
なわち、素子分離絶縁層4上に形成された、不純物が高
濃度に導入されたポリシリコン63、64を構成要素と
する配線は、素子分離絶縁層4を介して、ウエル表面に
対してMIS(Metal Insulator Semiconductor) 容量を
形成する。このMIS容量は、ポリシリコン63、64
の下面とPウエル3表面或いはNウエル4表面との間で
形成されるため、非常に大きい値となる。この結果、配
線容量が増大し、半導体装置の高速動作が妨げられるこ
とになる。
【0012】またポリシリコン63、64を構成要素と
する配線に電圧を印加した際には、素子分離絶縁層4の
下部のPウエル3或いはNウエル4に反転層が生じ、素
子分離の機能が失われる場合がある。従って、このよう
な反転層を生ずる際のしきい値電圧を、半導体装置の動
作電圧よりも十分高くする必要がある。
【0013】すなわち、素子分離の機能を確保するため
には、Pウエル3及びNウエル4の不純物濃度をより高
くする必要がある。しかし、これによりソース、ドレイ
ン領域91及び92とPウエル3及びNウエル4との間
に形成されるソース、ドレイン接合容量が増大し、トラ
ンジスタの高速動作が妨げられることになる。
【0014】また、ポリシリコン中に不純物が高濃度に
導入されている場合には、シリサイド層の生成が妨げら
れ、シリサイド層を十分な厚さに形成することが困難と
なることが知られている。これはポリシリコン中に含有
される不純物が、ポリシリコンと高融点金属との化学反
応を抑制するためである考えられている。
【0015】従って不純物が高濃度に導入されているポ
リシリコンにSALICIDE技術を用いても、配線の
シート抵抗低減の効果が抑制されることになる。また半
導体装置の微細化、高密度化が進み配線の幅が狭くなっ
た場合には、配線のシート抵抗低減の効果がさらに顕著
に抑制されることとなる。
【0016】尚、シート抵抗とは、単位配線幅における
単位長当りの抵抗値であり、Ω/squareを単位として配
線の特性評価に用いられる。また形成されるMOSFE
Tのしきい値制御のため、Pウエル上に形成されるMO
SFETのゲート電極及び配線にはN型不純物を、また
Nウエル上に形成されるMOSFETのゲート電極及び
配線にはP型不純物を導入している。このため、図18
(a)、(b)に示すように、ウエル分離絶縁層4の上
に、N+ ポリシリコン63とP+ ポリシリコン64と
が、互いに接触する部分を生ずる。この接触部分は、ポ
リシリコン63、64上に積層したシリサイド層11に
より電気的に接続される。
【0017】しかし製造プロセス中の熱工程において、
上層のシリサイド層11を介して、或いは直接P+ ポリ
シリコン64からN+ ポリシリコン63へ、またはN+
ポリシリコン63からP+ ポリシリコン64へと、不純
物が相互に拡散する。よって配線と一体に形成されたP
型MOSFET、N型MOSFETのゲート電極に反対
導電型の不純物が侵入し、それぞれのFETのしきい値
電圧が変動し、動作不良を生じることとなる。
【0018】また層間絶縁膜12の平坦化により、配線
へのコンタクト孔19の深さは、拡散層91へのコンタ
クト孔20の深さよりも、LOCOSの基板上面からの
段差と配線の厚さを加えた分だけ小さくなる。このよう
な場合、配線上へのコンタクト孔19と、拡散層へのコ
ンタクト孔20とをRIE法によるエッチングで同時に
開口すれば、両コンタクト孔の深さの差だけ、配線上へ
のコンタクト孔19の開口がオーバーエッチングされる
ことになる。さらにエッチングのストッパーとなるシリ
サイド層11の膜厚が薄い場合や、モホロジー(平坦
性)が良くない場合には、エッチングストッパーとして
のマージンが小さいため、配線上へのコンタクト孔19
への開口部分のシリサイド層11が消失する部分が生ず
る。
【0019】シリサイド層11が一部又は全部消失した
コンタクト孔の開口部分に、タングステン等の高融点金
属を選択的にCVD成長させても、上層に形成される配
線とのコンタクトにおいて、十分に低い抵抗値が得られ
ず、コンタクト不良を生ずる。この問題の解決のため配
線へのコンタクト孔19と、拡散層へのコンタクト孔2
0とを別々に開口する必要があるが、コンタクト孔を2
度に分けて開口するため、工程数が増加するという欠点
があった。
【0020】また製造する半導体装置がメモリ装置を含
む場合には、図18(a)、(b)に示すリダンダンシ
切断部分15において、動作不良のメモリセルを切断す
ることにより、欠陥を含む形成したメモリを救済する。
切断は、素子分離絶縁層4の上のポリシリコン63とシ
リサイド層11により構成された配線をレーザ加工機を
用いて熱的に切り離すことにより行う。
【0021】しかし配線の切断が不完全で、例えば上層
のシリサイド層11のみが切断され、配線の一部として
形成される不純物を高濃度に含むポリシリコン63が残
存する場合には、このポリシリコン63は導電性が高い
ため、配線は電気的に接続されたままとなり、リダンダ
ンシによるメモリセルの救済率が低下する。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
SALICIDE技術においては、不純物が高濃度に導
入されたポリシリコンを配線として構成するため、ウエ
ル領域との間の容量が増大する。また素子分離絶縁層の
分離特性を確保するため、ウエルの不純物濃度を高くす
る必要があり、ソース、ドレインの接合容量が増大す
る。これらの容量により半導体装置の高速動作が妨げら
れるという問題があった。
【0023】また、不純物が高濃度に導入されたポリシ
リコン上には、シリサイド層を十分な膜厚で形成するこ
とが困難なため、シリサイド層との積層構造とすること
によるシート抵抗低減の効果が小さく、またこの効果は
半導体装置の微細化に伴って顕著となる。
【0024】また、Pウエル上及びNウエル上には互い
に反対導電型の不純物が導入されたポリシリコンが用い
られるため、P+ ポリシリコンとN+ ポリシリコンとが
接触する部分が生じる。よってこの接触部分で互いに不
純物の拡散が生じ、FETのしきい値電圧を変動させ、
動作不良を生じさせる原因となっていた。
【0025】また、配線上へのコンタクト孔と基板への
コンタクト孔の深さが異なり、また配線上へのコンタク
ト孔の開口のマージンが小さいため、コンタクト不良を
生じやすいという欠点があった。またポリシリコン局所
配線上のコンタクト不良を防止しようとすれば工程数が
増加する。
【0026】また半導体装置がメモリ装置を含んで形成
される場合では、、ポリシリコンより構成される配線の
切断が不完全な場合、ポリシリコンの導電率が高いため
にリダンダンシによるメモリセルの救済率が低いという
問題があった。
【0027】本発明はSALICIDE技術を用いる半
導体装置において、素子分離絶縁層上の配線に、不純物
を添加せずに高抵抗のノンドープポリシリコンを形成す
ることにより、上記の問題点を解決する半導体装置とそ
の製造方法を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置とそ
の製造方法は、高融点金属層または金属シリサイド層と
ポリシリコンとを積層した電極及び配線を有し、かつ前
記ポリシリコンの一部が不純物を添加しない領域、また
は抵抗率10Ωcm以上の領域からなることを特徴とし
ている。
【0029】より具体的に本発明の第一の実施の形態で
は、第一、 第二領域を有する半導体基板と、前記半導体
基板の第一領域上に絶縁膜を介して形成された下層が不
純物を高濃度に含有したポリシリコン、上層が第一膜厚
の金属シリサイドによって構成された第一配線層と、前
記半導体基板の第二領域上に絶縁膜を介して形成された
下層がノンドープシリコンまたは、抵抗率10Ωcm以
上で形成されたポリシリコン、上層が前記第一の膜厚よ
り厚い第二膜厚の金属シリサイドによって構成された第
二配線層とを有することを特徴とする。
【0030】また本発明の第二の実施の形態では、第
一、 第二領域を有する半導体基板と、前記半導体基板の
第一領域上に絶縁膜を介して形成された下層が不純物を
高濃度に含有したポリシリコン、上層が高融点金属によ
って構成された第一配線層と、前記半導体基板の第二領
域上に絶縁膜を介して形成された下層がノンドープシリ
コンまたは、抵抗率10Ωcm以上で形成されたポリシ
リコン、上層が高融点金属によって構成された第二配線
層とを有することを特徴とする。
【0031】また上記の構成の半導体装置の製造方法と
しては、第一、第二領域を有する半導体基板上に絶縁膜
を形成する工程と、前記第一、第二領域上に形成された
前記絶縁膜上にノンドープ状態または抵抗率10Ωcm
以上のポリシリコンを形成する工程と、前記第一領域上
に形成されたポリシリコン上にレジストマスクを形成す
る工程と、前記レジストマスクを用いて前記第二領域上
に形成されたポリシリコンに不純物を導入する工程と、
前記第一領域上及び前記第二領域上に形成されたポリシ
リコン表面上に高融点金属または金属シリサイド層を形
成する工程とを有することを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態による
半導体装置とその製造方法について、以下図1乃至図8
を参照して説明する。参照する各図面は、図面の左から
順に、Nウエル上の単体のPMOS、PウエルとNウエ
ルとの境界線上の素子分離絶縁層(以下、特にウエル分
離絶縁層と称する。)上の配線によりゲート電極が一体
で形成されたCMOSインバータを構成するPMOSと
NMOS、Pウエル上の単体のNMOS、リダンダンシ
切断部、素子分離絶縁層上の配線、及びPウエル上の単
体のNMOSとを形成する領域の断面図である。
【0033】まず、図1に示すように、P型シリコン基
板1上に、不純物濃度4×1016cm-3のPウエル2と
Nウエル3、及びLOCOS法或いはSTI法により素
子分離絶縁層4を形成する。次に、Pウエル2とNウエ
ル3の表面上に、摂氏750度程度の酸素雰囲気中で、
ゲート酸化膜として膜厚5乃至10nm程度の熱酸化膜
5を形成する。次に、摂氏620度程度におけるシラン
ガス(SiH4 )の熱分解によるCVD(Chemical Vapo
r Deposition) 法により、不純物を含有しない膜厚35
0nm程度のノンドープポリシリコン6を形成する。
【0034】続いて図2に示すように、ノンドープポリ
シリコン6全面に図示せぬレジストを形成し、リソグラ
フィー技術により、ゲート電極及び配線を形成する領域
にレジストマスクを形成する。そして素子分離絶縁層4
及び熱酸化膜5をストッパーとして、ノンドープポリシ
リコン6をエッチングしゲート電極及び配線の形状にパ
ターニングする。
【0035】続いて図3に示すように、基板1の全面に
レジストを形成し、これをパターニングすることにより
レジストマスク51を形成し、Pウエル2上に形成され
たゲート電極等を露出させる。尚、レジストマスク51
の開口部における図面左側のゲート絶縁膜5の上のポリ
シリコンもゲート電極として形成されている。次にレジ
ストマスク51、ゲート電極、素子分離絶縁層4等をマ
スクとして、砒素を加速エネルギー50keV、ドーズ
量3×1014cm-2の条件でイオン注入し、Pウエル2
におけるN型MOSFETのソース、ドレインの形成領
域に、拡散深さの浅いN- 領域71を自己整合的に形成
する。
【0036】この際、Pウエル2上に露出したポリシリ
コンにより形成されたゲート電極にも、同時に砒素が注
入され、ノンドープポリシリコン6から、N- ポリシリ
コン61に変化する。またレジストマスク51でマスク
されたNウエル3上のゲート電極6と素子分離絶縁層4
上の配線6は、ノンドープの状態が維持される。
【0037】レジストマスク51を除去した後、図4に
示すように、基板1の全面にレジストを形成し、これを
パターニングすることによりレジストマスク52を形成
し、Nウエル3上に形成されたゲート電極を露出させ
る。尚、レジストマスク52の開口部における図面右側
のゲート絶縁膜5の上のポリシリコンもゲート電極とし
て形成されている。次にレジストマスク52、ゲート電
極、素子分離絶縁層4等をマスクとして、二弗化ホウ素
を加速エネルギー45keV、ドーズ量2×1014cm
-2の条件でイオン注入し、Nウエル3におけるP型MO
SFETのソース、ドレインの形成領域に、拡散深さの
浅いP- 領域72を自己整合的に形成する。この際、N
ウエル3上に露出したポリシリコンにより形成されたゲ
ート電極にも、同時に二弗化ホウ素が注入されるため、
ノンドープポリシリコン6からP-ポリシリコン62に
変化する。またレジストマスクでマスクされた素子分離
絶縁層4上の配線6は、ノンドープの状態が維持され
る。
【0038】レジストマスク52を除去した後、図5に
示すように、摂氏780度程度、ジクロルシラン(Si
2 Cl2 )とアンモニヤ(NH3 )を原料とするCV
D法により、基板1全面に窒化シリコンを堆積する。次
に窒化シリコンを異方性エッチングすることにより、各
ゲート電極の側面に幅100nm程度の側壁8を形成す
る。
【0039】次に基板1全面にレジストを形成し、これ
をパターニングし、レジストマスク53を形成する。次
にレジストマスク53、ゲート電極61、側壁8、素子
分離絶縁層4等をマスクとして、砒素を加速エネルギー
50keV、ドーズ量5×1015cm-2の条件でイオン
注入し、Pウエル2におけるN型MOSFETのソー
ス、 ドレインの形成領域に拡散深さの深いN+ 領域(ソ
ース、 ドレイン領域)91を自己整合的に形成する。
【0040】この際、Pウエル2上のゲート電極には、
同時に砒素が注入され、先の工程における砒素の注入と
併せて、砒素が二重に注入される。これによりポリシリ
コン61は不純物を高濃度に含有するN+ ポリシリコン
63に変化する。また、レジストマスク53でマスクさ
れた素子分離絶縁層4上の配線6は、ノンドープの状態
が維持される。
【0041】レジストマスク53を除去した後、図6に
示すように、基板1全面にレジストを形成し、これをパ
ターニングすることによりレジストマスク54を形成
し、Nウエル上に形成されたゲート電極を露出させる。
次にレジストマスク54、ゲート電極64、側壁8、素
子分離絶縁層4等をマスクとして、ホウ素を加速エネル
ギー10keV、ドーズ量5×1015cm-2の条件でイ
オン注入し、Nウエル3におけるP型MOSFETのソ
ース、ドレイン領域に拡散深さの深いP+ 領域(ソー
ス、 ドレイン領域)92を自己整合的に形成する。
【0042】この際、Nウエル3上のゲート電極には、
同時にホウ素が注入され、先の工程におけるホウ素の注
入と併せて、ホウ素が二重に注入される。これによりポ
リシリコン62は不純物を高濃度に含有するP+ ポリシ
リコン64に変化する。また、レジストマスク54でマ
スクされた素子分離絶縁層4上の配線6はノンドープの
状態が維持される。
【0043】尚、基板、ゲート電極及び配線に注入され
た不純物の活性化熱処理は、ランプアニール法により、
摂氏1000度、20秒の条件下で、両イオン注入後に
一括して行う。
【0044】レジストマスク54を除去した後、図7に
示すように、N型、P型MOSFETのソース、ドレイ
ン領域91及び92上のゲート絶縁膜5を除去し、それ
ぞれソース、 ドレイン領域91、92を露出させる。次
に、全面に高融点金属、例えばチタン及びチタンナイト
ライドを連続してスパッタ法により堆積する。尚、本実
施の形態においてはチタンを膜厚20nm程度で、チタ
ンナイトライドを膜厚70nm程度で形成する。次に、
ランプアニール法を用いて摂氏750度、30秒の熱処
理を行い、シリサイド層10、11を形成する。未反応
のチタン及びチタンナイトライドは硫酸、過酸化水素
1:1の混合液によるエッチングで除去する。次に再び
850℃、20秒の熱処理を行うことにより、シリサイ
ドの結晶を安定化させる。このシリサイド形成工程によ
り、ソース、ドレイン領域91、92表面上、ゲート電
極63、64の上面の露出部分、及びノンドープポリシ
リコンからなる配線6の表面に、それぞれシリサイド層
10、11が形成される。尚、形成されるシリサイド層
10、11の膜厚は、ノンドープポリシリコン上で50
nm程度、その他の部分で30nm程度となる。
【0045】続いて図8に示すように、CVD法により
層間絶縁膜12を堆積した後、CMP法により平坦化を
行い、コンタクト孔の開口部分以外を図示せぬレジスト
で被覆する。次に、配線上へのコンタクト孔19と拡散
層へのコンタクト孔20を異方性エッチングにより同時
に開口する。次に両コンタクト孔19、20に、六弗化
タングステンとシランガスを用いたCVD法により、摂
氏250度程度において例えばタングステン等の高融点
金属18を選択的に形成する。次にアルミ配線13、パ
ッシベーション膜14を形成し、パッド工程を経て本発
明の第一の実施例による半導体装置を完成する。
【0046】尚、製造する半導体装置がメモリ装置を含
む場合は、パッド工程の後、図示せぬレジストマスクを
用いて、パッシベーション膜14と層間絶縁膜12を、
層間絶縁膜12が薄く残る程度にエッチングし、リダン
ダンシ切断部分15を設ける場合がある。
【0047】また第一の実施の形態の図3及び図4を参
照して説明した工程において、レジストマスク52、5
4は、素子分離絶縁層4上に形成されたポリシリコン6
の全てを覆って形成しているが、これらの工程で行われ
るイオン注入では、注入されるイオンの濃度が低いた
め、上層に形成されるシリサイド層10を十分な膜厚で
形成することが可能ならば、必ずしも上記に説明したよ
うに、素子分離絶縁層4上に形成されたポリシリコン6
の全てを覆って形成する必要はない。尚、この場合、素
子分離絶縁層4上に形成されるポリシリコン6のシート
抵抗はその抵抗率が10Ωcm以上で形成されるとよ
い。
【0048】また第一の実施の形態の図3及び図4を参
照して説明した工程は、トランジスタのLDD(Lightl
y Doped Drain )領域の形成工程であるが、LDD領域
を形成しないトランジスタの製造工程では、この工程を
省略してもよい。
【0049】上記のような本発明の第1の実施の形態に
よれば、従来の半導体装置及びその製造方法に比べて次
のような効果を有する。ノンドープポリシリコンは非常
に抵抗率が高く、ほぼ絶縁体とみなすことができる。従
って配線において、ノンドープポリシリコンは、電気的
には素子分離絶縁層4と共に、シリサイド層とPウエル
2又はNウエル3との間に容量を形成するための誘電体
層と見なすことができる。よって従来の高不純物濃度ポ
リシリコンを用いる場合に比べて、ノンドープポリシリ
コンの膜厚の分だけ、配線と基板とに生じるMIS容量
を小さくすることができる。
【0050】またノンドープポリシリコンを用いれば、
MIS容量が小さくなりMIS反転層形成のしきい値電
圧が高くなる。よって素子分離絶縁層4の分離機能が高
められる。このため、ウエル濃度を低くしても十分な素
子分離が可能となるので、MOSFETのソース、ドレ
イン接合容量が低減する。
【0051】よってMIS容量の低減及びソース、ドレ
イン接合容量を低減させることができるので、半導体装
置の高速動作が達成される。また、ポリシリコンとシリ
サイド層によって形成された配線のシート抵抗は、シリ
サイド層のシート抵抗とポリシリコンのシート抵抗とが
並列に接続された際の値と考えられる。シリサイド層の
シート抵抗は、不純物を多量に添加したポリシリコンの
シート抵抗に比べて50倍から100倍程度小さい。従
って配線のシート抵抗は、主としてシリサイド層のシー
ト抵抗に支配される。
【0052】本発明では、ノンドープポリシリコンとの
反応によるシリサイド層10と、従来通り高濃度に不純
物を含有するポリシリコンとの反応によるシリサイド層
11が形成される。ノンドープポリシリコン上に形成さ
れるシリサイド層10は、ポリシリコン中にシリサイド
化を抑制する不純物が存在しないため、厚く平坦に成長
することができる。このため配線を構成するノンドープ
ポリシリコン6の抵抗率が非常に高くても、配線として
十分な導電性を示すことができる。従って、ノンドープ
ポリシリコンを用いた配線のシート抵抗は、高濃度に不
純物を含むポリシリコンを用いた配線のシート抵抗に比
べて低い値となる。
【0053】また、従来では半導体装置の微細化、高密
度化が進み配線等の幅が狭くなるとき、高濃度に不純物
が含有されたポリシリコン上にシリサイド層を形成して
も、シリサイド層による配線のシート抵抗の低減の効果
が抑制される問題点があったが、本発明では微細化に伴
う不都合は生じることなく、配線等の幅にかかわらず十
分な膜厚のシリサイド層を形成することができる。
【0054】また本発明では、N+ ポリシリコンとP+
ポリシリコンからなる配線の中間には、必ずノンドープ
ポリシリコンが存在する。よって製造プロセス中の熱工
程において、N+ からP+ 又はP+ からN+ への不純物
の直接的な相互拡散、或いはシリサイド層を介しての不
純物の拡散を防ぐことができ、MOSFETのゲート電
極に反対導電型の不純物が導入されるために生じる動作
不良を防ぐことができる。 また配線と拡散層をそれぞ
れ上部のアルミ配線13と接続する工程において、層間
絶縁層12を平坦化するために、ポリシリコン局所配線
上へのコンタクト孔19の深さは、拡散層へのコンタク
ト孔20の深さよりも素子分離絶縁層の基板上の段差と
配線の膜厚を加えた値だけ小さい。ここで配線上へのコ
ンタクト孔19と拡散層へのコンタクト孔20とを同時
にRIE法により開口すると、両コンタクト孔の深さの
差だけ、局所配線上へのコンタクトの開口にオーバーエ
ッチングが加えられる。しかし、エッチングのストッパ
ーとして働くシリサイド層の膜厚は、不純物が高濃度に
導入されたポリシリコン63、64上に形成されるシリ
サイド層11に比べ、ノンドープポリシリコン6上に形
成されるシリサイド層10の方が厚い。またチタンシリ
サイドのモホロジー(平坦性)が良好である。このた
め、従来のように局所配線上へのコンタクト孔19の開
口部分のシリサイド層が、オーバーエッチングにより消
失することがない。
【0055】またシリサイド層10が残留しているコン
タクト孔19の開口部分に、高融点金属18を選択的に
CVD成長すれば、配線上のコンタクトは電気的に良好
な接続状態となる。また従来のように、配線上へのコン
タクト孔19の開口と、拡散層へのコンタクト孔20の
開口とを別個に行う方法に比べて、工程数が低減される
利点がある。
【0056】またレーザ加工機によるメモリ装置のリダ
ンダンシ切断工程において、チタンシリサイド層のみが
切断され、下層のポリシリコンが残存している場合で
も、残留しているシリコンはノンドープの状態であり、
これを絶縁層とみなすことができるので、電気的には切
断されたことになり、リダンダンシの救済率を改善する
ことができる。
【0057】続いて本発明の第二の実施の形態による半
導体装置とその製造方法について、図9乃至図17を参
照して説明する。参照する図面は第一の実施の形態と同
様に、図面の左から順に、Nウエル上の単体のPMO
S、PウエルとNウエルとの境界線上のウエル分離絶縁
層上の配線によりゲート電極が一体で形成されたCMO
Sインバータを構成するPMOSとNMOS、Pウエル
上の単体のNMOS、リダンダンシ切断部、素子分離絶
縁層上の配線、及びPウエル上の単体のNMOSとを形
成する領域の断面図である。また、特に言及しない点
は、第一の実施の形態で示した点と同様である。
【0058】まず図9に示すように、P型シリコン基板
1にPウエル2とNウエル3、素子分離絶縁層4を形成
する。次にPウエル2とNウエル3の表面上に熱酸化膜
5を形成する。次に素子分離絶縁膜4、熱酸化膜5表面
上に、CVD法により膜厚350nm程度でノンドープ
ポリシリコン6を堆積する。次にポリシリコン6全面に
レジストを形成し、これをパターニングすることにより
レジストマスク55を形成する。次にレジストマスク5
5をマスクとして、リンを加速エネルギー40keV、
ドーズ量1×1016cm-2の条件でイオン注入し、ノン
ドープポリシリコン6の一部をN+ ポリシリコン63に
変化させる。この際、レジストマスク55でマスクされ
たポリシリコン6はノンドープの状態が維持される。
【0059】レジストマスク55を除去した後、図10
に示すように、同様に、ポリシリコン6全面にレジスト
を形成し、これをパターニングすることにより、レジス
トマスク56を形成する。次にレジストマスク56をマ
スクとしてホウ素を加速エネルギー15keV、ドーズ
量7×1015cm-2の条件でイオン注入し、ノンドープ
ポリシリコン6を、P+ ポリシリコン64に変化させ
る。この際、レジストマスク56でマスクされたポリシ
リコン6はノンドープの状態が維持される。レジストマ
スク56を除去した後、導入した不純物の拡散のため摂
氏800度、30分程度の熱処理を行う。
【0060】続いて図11に示すように、全面に膜厚1
00nm程度の高融点金属16、例えばタングステン層
をスパッタ法により堆積する。引き続き摂氏780度程
度において、ジクロリシランとアンモニヤを用いたCV
D法により、膜厚100nm程度の窒化シリコン膜17
堆積する。
【0061】続いて図12に示すように、図示せぬレジ
ストをマスクとし、素子分離絶縁層4及び基板上の熱酸
化膜5をエッチングストッパーとして、選択的に窒化膜
17、高融点金属16及びN+ 、P+ ポリシリコン6
3、64、ノンドープポリシリコン6を、パターニング
し、ゲート電極、配線の形状に加工する。
【0062】続いて図13に示すように、全面にレジス
トを形成し、これをパターニングすることによりレジス
トマスク57を形成し、Pウエル2上に形成されたゲー
ト電極を露出させる。次にレジストマスク57、ゲート
電極、素子分離絶縁層5等をマスクとして、基板の露出
部分に砒素を加速エネルギー50keV、ドーズ量3×
1014cm-2の条件でイオン注入する。これによりPウ
エル2におけるN型MOSFETのソース、ドレインの
形成領域に、拡散深さの浅いN- 領域71を自己整合的
に形成する。
【0063】レジストマスク57を除去した後、続いて
図14に示すように、全面にレジストを形成し、これを
パターニングすることによりレジストマスク58を形成
し、Nウエル3上に形成されたゲート電極を露出させ
る。次にレジストマスク58、ゲート電極、素子分離絶
縁層5等をマスクとして、基板の露出部分に二弗化ホウ
素を加速エネルギー45keV、ドーズ量2×1014
-2の条件でイオン注入する。これにより、Nウエル3
におけるP型MOSFETのソース、ドレインの形成領
域に拡散深さの浅いP- 領域72を自己整合的に形成す
る。
【0064】レジストマスク58を除去した後、続いて
図15に示すようにCVD法により全面に窒化シリコン
層を堆積し、これを異方性エッチングすることにより、
ゲート電極の側面に幅100nm程度の側壁8を形成す
る。次に基板1の全面にレジストを形成しこれをパター
ニングすることにより、レジストマスク59を形成し、
Pウエル2上に形成されたゲート電極を露出させる。次
にレジストマスク59、ゲート電極、素子分離絶縁層4
等をマスクとして、砒素を加速エネルギー50keV、
ドーズ量3×1014cm-2の条件でイオン注入し、Pウ
エル2におけるN型MOSFETのソース、ドレインの
形成領域に、拡散深さの深いN+ 領域(ソースドレイン
領域)91を自己整合的に形成する。
【0065】レジストマスク59を除去した後、続いて
図16に示すように、基板1の全面にレジストを形成し
これをパターニングすることにより、レジストマスク6
0を形成し、Nウエル3上に形成されたゲート電極を露
出させる。次にレジストマスク60、ゲート電極、素子
分離絶縁層4等をマスクとして、ホウ素を加速エネルギ
ー10keV、ドーズ量5×1015cm-2の条件でイオ
ン注入し、Nウエル2におけるP型MOSFETのソー
ス、ドレインの形成領域に、拡散深さの深いP+ 領域
(ソース、 ドレイン領域)92を自己整合的に形成す
る。
【0066】尚、上記のN型及びP型MOSFETのソ
ース、ドレイン領域への自己整合的なイオン注入工程に
ついては、前記第1の実施の形態と同様、ノンドープポ
リシリコンとする部分をレジストマスクで覆うよう述べ
ているが、第二の実施の形態においては、ノンドープポ
リシリコンは、高融点金属膜16と窒化膜17で覆われ
ている。高融点金属膜16と窒化膜17はイオン注入に
対し十分なマスク作用があるので、イオン注入工程にお
いてノンドープポリシリコン上にはレジストマスクを設
けなくてもよい。
【0067】続いて図17に示すように、CVD法によ
り層間絶縁膜12を堆積してCMP法により平坦化を行
い、図示せぬコンタクト孔を開口し、アルミ配線13、
パッシベーション膜14を形成し、パッド工程を経て本
発明の第二の実施の形態による半導体装置を完成する。
【0068】尚、製造する半導体装置がメモリ装置を含
む場合は、パッド工程の後、図示せぬレジストマスクを
用いて、パッシベーション膜14と層間絶縁膜12を、
層間絶縁膜が薄く残る程度にエッチングし、リダンダン
シ切断部分15を設ける場合がある。
【0069】また第二の実施の形態の図13及び図14
を参照して説明した工程は、トランジスタのLDD(Li
ghtly Doped Drain )領域の形成工程であるが、LDD
領域を形成しないトランジスタの製造工程では、この工
程を省略してもよい。
【0070】上記のような本発明の第二の実施の形態に
よれば、上記に述べた第一の実施の形態と基本的には同
様の効果を有する。また特に第二の実施の形態によれ
ば、素子分離絶縁層4及びウエル分離絶縁層4上の配線
として形成されるポリシリコン6が、ソース、 ドレイン
イオン注入の工程中でレジスト(レジストが無い場合は
窒化膜と高融点金属)でマスクされているため、不純物
が含まれないこと、及び配線のシート抵抗はその上部に
形成されたタングステンのシート抵抗によって支配され
ることが特徴である。
【0071】また第二の実施の形態では第一の実施の形
態と異なり、スパッタ法を用いてポリシリコンの上部に
タングステン等の高融点金属を堆積する。すなわち第二
の実施の形態では、第一の実施の形態のようなシリサイ
ド層を形成することがないため、上層に形成される高融
点金属の膜厚は、下地のポリシリコンの不純物含有量と
は無関係で一定となる。一般にタングステン等の高融点
金属はシリサイド層に比べてシート抵抗が低いため、ノ
ンドープポリシリコンを含む配線のシート抵抗を十分に
低くすることができる。また一定の膜厚の高融点金属を
配線として形成することができるため、配線のシート抵
抗を精度よく形成することができる。
【0072】尚、本発明は上記の第一及び第二の実施の
形態に限定されるものではない。例えば第一の実施の形
態においてノンドープポリシリコン上に形成する金属シ
リサイドは、チタンシリサイドの他、例えばコバルトシ
リサイド、ニッケルシリサイド、ジルコニウムシリサイ
ド、モリブデンシリサイド、パラジウムシリサイド、バ
ナジウムシリサイド、及びプラチナシリサイド等を用い
ることができる。
【0073】また第二の実施の形態においてノンドープ
ポリシリコン上に形成する高融点金属としては、タング
ステンの他、ジルコニウム、チタン等や、それら金属の
積層膜を用いることができる。
【0074】
【発明の効果】上述したように本発明の半導体装置とそ
の製造方法によれば、素子分離絶縁層上のポリシリコン
局部配線に不純物が添加されることなく高抵抗状態が保
たれ、かつシート抵抗がポリシリコン上の耐熱性金属層
または金属シリサイド層のシート抵抗値で定められるの
で、不純物を添加した導電性のポリシリコンを用いる従
来の方法に比べて配線の示す負荷容量と配線抵抗及びM
OSFETのソース、ドレイン容量を低減することがで
き、半導体装置の高速化を達成すると共に、特にポリシ
リコン局所配線上へのコンタクト不良を低減すること
と、リダンダンシ救済率を高めることができる。また製
造工程において、MOSFETのゲート電極に含まれる
不純物が相互拡散されることが防止されるので、工程中
におけるMOSFETのしきい値変動とばらつきを低減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態の半導体装置の製造方
法を説明する断面図。
【図2】図1に続く本発明の第一の実施形態の半導体装
置の製造方法を説明する断面図。
【図3】図2に続く本発明の第一の実施形態の半導体装
置の製造方法を説明する断面図。
【図4】図3に続く本発明の第一の実施形態の半導体装
置の製造方法を説明する断面図。
【図5】図4に続く本発明の第一の実施形態の半導体装
置の製造方法を説明する断面図。
【図6】図5に続く本発明の第一の実施形態の半導体装
置の製造方法を説明する断面図。
【図7】図6に続く本発明の第一の実施形態の半導体装
置の製造方法を説明する断面図。
【図8】図7に続く本発明の第一の実施形態の半導体装
置の製造方法を説明する断面図。
【図9】本発明の第二の実施形態の半導体装置の製造方
法を説明する断面図。
【図10】図9に続く本発明の第二の実施形態の半導体
装置の製造方法を説明する断面図。
【図11】図10に続く本発明の第二の実施形態の半導
体装置の製造方法を説明する断面図。
【図12】図11に続く本発明の第二の実施形態の半導
体装置の製造方法を説明する断面図。
【図13】図12に続く本発明の第二の実施形態の半導
体装置の製造方法を説明する断面図。
【図14】図13に続く本発明の第二の実施形態の半導
体装置の製造方法を説明する断面図。
【図15】図14に続く本発明の第二の実施形態の半導
体装置の製造方法を説明する断面図。
【図16】図15に続く本発明の第二の実施形態の半導
体装置の製造方法を説明する断面図。
【図17】図16に続く本発明の第二の実施形態の半導
体装置の製造方法を説明する断面図。
【図18】従来の半導体装置の断面図及び上面図。
【符号の説明】
1 P型シリコン基板 2 Pウエル2 3 Nウエル 4 素子分離絶縁層 5 熱酸化膜 6 ノンドープポリシリコン 8 側壁 10、11 シリサイド膜 12 層間絶縁膜 13 アルミ配線 14 パッシベーション膜 15 リダンダンシ切断部 16、18 高融点金属 17 窒化シリコン膜 19、20 コンタクト孔 51、52、53、54、55、 56、57、58、59、60 レジストマスク 61 N- ポリシリコン 62 P- ポリシリコン 63 N+ ポリシリコン 64 P+ ポリシリコン 71 N- 領域 72 P- 領域 91 N+ 領域 92 P+ 領域

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一、 第二領域を有する半導体基板と、 前記半導体基板の第一領域上に絶縁膜を介して形成され
    た下層が不純物を高濃度に含有したポリシリコン、上層
    が第一膜厚の金属シリサイドによって構成された第一配
    線層と、 前記半導体基板の第二領域上に絶縁膜を介して形成され
    た下層がノンドープシリコンまたは、抵抗率10Ωcm
    以上で形成されたポリシリコン、上層が前記第一の膜厚
    より厚い第二膜厚の金属シリサイドによって構成された
    第二配線層とを有することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】第一、 第二領域を有する半導体基板と、 前記半導体基板の第一領域上に絶縁膜を介して形成され
    た下層が不純物を高濃度に含有したポリシリコン、上層
    が高融点金属によって構成された第一配線層と、 前記
    半導体基板の第二領域上に絶縁膜を介して形成された下
    層がノンドープシリコンまたは、抵抗率10Ωcm以上
    で形成されたポリシリコン、上層が高融点金属によって
    構成された第二配線層とを有することを特徴とする半導
    体装置。
  3. 【請求項3】前記半導体基板の第二領域上には、素子分
    離絶縁膜が存在することを特徴とする請求項1または2
    記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】前記半導体基板の第二領域上には、リダン
    ダンシ切断部分が存在することを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】前記半導体基板の第二領域上には、上層配
    線とのコンタクト部分が存在することを特徴とする請求
    項1または2記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】前記第一領域と前記第二領域とは互いに隣
    接しており、前記第一配線層と前記第二配線層とは互い
    に電気的に接続されていることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】前記第一配線層は、下層のポリシリコンが
    第一導電型不純物を含有した第三配線層と、下層のポリ
    シリコンが第二導電型不純物を含有した第四配線層とか
    らなり、前記第二配線層は前記半導体基板の素子分離絶
    縁膜上で、前記第三、 第四配線層を電気的に接続するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】前記金属シリサイドは、チタンシリサイ
    ド、コバルトシリサイド、ニッケルシリサイド、ジルコ
    ニウムシリサイド、モリブデンシリサイド、パラジウム
    シリサイド、バナジウムシリサイド、プラチナシリサイ
    ドの何れか一の材料よりなることを特徴とする請求項1
    記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】前記高融点金属は、タングステン、ジルコ
    ニウム、チタンの何れか一の材料よりなることを特徴と
    する請求項2記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】半導体基板と、 前記半導体基板上に絶縁膜を介して配置されたポリシリ
    コンと、 前記ポリシリコン上に配置され前記ポリシリコンとの積
    層構造により配線層を構成する高融点金属層または金属
    シリサイド層とを有し、 前記ポリシリコンの一部領域がノンドープ状態、または
    抵抗率10Ωcm以上であることを特徴とする半導体装
    置。
  11. 【請求項11】前記ポリシリコンの一部領域が、少なく
    とも1の素子分離絶縁層上に存在することを特徴とする
    請求項10記載の半導体装置。
  12. 【請求項12】前記ポリシリコンの一部領域が、少なく
    とも1のリダンダンシ切断部分に存在することを特徴と
    する請求項10記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】前記ポリシリコンの一部領域が、高濃度
    のN型ポリシリコンと高濃度のP型ポリシリコンとの間
    に存在することを特徴とする請求項10記載の半導体装
    置。
  14. 【請求項14】前記ポリシリコンの一部領域が、上層配
    線との少なくとも1のコンタクト部分に存在することを
    特徴とする請求項10記載の半導体装置。
  15. 【請求項15】第一、第二領域を有する半導体基板上に
    絶縁膜を形成する工程と、 前記第一、第二領域上に形成された前記絶縁膜上にノン
    ドープ状態または抵抗率10Ωcm以上のポリシリコン
    を形成する工程と、 前記第一領域上に形成されたポリシリコン上にレジスト
    マスクを形成する工程と、 前記レジストマスクを用いて前記第二領域上に形成され
    たポリシリコンに不純物を導入する工程と、 前記第一領域上及び前記第二領域上に形成されたポリシ
    リコン表面上に高融点金属または金属シリサイド層を形
    成する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  16. 【請求項16】前記第一領域及び前記第二領域とは互い
    に隣接していることを特徴とする請求項15記載の半導
    体装置。
  17. 【請求項17】前記第二領域上に形成される絶縁膜は素
    子間分離絶縁層であることを特徴とする請求項15記載
    の半導体装置の製造方法。
  18. 【請求項18】前記第二領域の半導体基板上にリダンダ
    ンシ切断部分を形成することを特徴とする請求項15記
    載の半導体装置の製造方法。
  19. 【請求項19】前記第二領域の半導体基板上に、前記第
    二領域上に形成された高融点金属または金属シリサイド
    に電気的に接続されるコンタクトを形成することを特徴
    とする請求項15記載の半導体装置の製造方法。
  20. 【請求項20】前記第一領域上及び前記第二領域上に形
    成されたポリシリコン表面上に高融点金属または金属シ
    リサイド層を形成する工程の後に、前記半導体基板上に
    層間絶縁膜を形成する工程と、前記層間絶縁膜に、前記
    金属または金属シリサイドに達する第一コンタクト孔
    と、前記半導体基板に達する第二コンタクト孔を同時に
    開口する工程をさらに有することを特徴とする請求項1
    5記載の半導体装置の製造方法。
  21. 【請求項21】前記金属シリサイドを、チタンシリサイ
    ド、コバルトシリサイド、ニッケルシリサイド、ジルコ
    ニウムシリサイド、モリブデンシリサイド、パラジウム
    シリサイド、バナジウムシリサイド、プラチナシリサイ
    ドの何れか一の材料により形成することを特徴とする請
    求項15記載の半導体装置。
  22. 【請求項22】前記高融点金属を、タングステン、ジル
    コニウム、チタンの何れか一の材料により形成すること
    を特徴とする請求項15記載の半導体装置。
  23. 【請求項23】第一、第二領域を有する半導体基板上に
    絶縁膜を形成する工程と、 前記絶縁膜上にノンドープ状態または抵抗率10Ωcm
    以上のポリシリコンを形成する工程と、 前記第一領域上のポリシリコンに不純物を導入する工程
    と、 前記第一領域上及び前記第二領域上のポリシリコン表面
    上に金属または金属シリサイド層を形成する工程とを有
    することを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP9144391A 1996-06-26 1997-06-03 半導体装置及びその製造方法 Pending JPH1074846A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9144391A JPH1074846A (ja) 1996-06-26 1997-06-03 半導体装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16577896 1996-06-26
JP8-165778 1996-06-26
JP9144391A JPH1074846A (ja) 1996-06-26 1997-06-03 半導体装置及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1074846A true JPH1074846A (ja) 1998-03-17

Family

ID=26475811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9144391A Pending JPH1074846A (ja) 1996-06-26 1997-06-03 半導体装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1074846A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002076138A (ja) * 2000-08-28 2002-03-15 Mitsubishi Electric Corp デュアルゲート構造を有する半導体装置の製造方法、およびその方法により製造された半導体装置
US6693001B2 (en) 1997-03-14 2004-02-17 Renesas Technology Corporation Process for producing semiconductor integrated circuit device
US6858484B2 (en) 2000-02-04 2005-02-22 Hitachi, Ltd. Method of fabricating semiconductor integrated circuit device
JP2005322730A (ja) * 2004-05-07 2005-11-17 Renesas Technology Corp 半導体装置及びその製造方法
US7161195B2 (en) 2004-06-16 2007-01-09 Fujitsu Limited Semiconductor device and fabrication process thereof
US7671384B2 (en) 2003-06-10 2010-03-02 Fujitsu Microelectronics Limited Semiconductor integrated circuit device having improved punch-through resistance and production method thereof, semiconductor integrated circuit device including a low-voltage transistor and a high-voltage transistor
US7851891B2 (en) 2003-01-14 2010-12-14 Panasonic Corporation Semiconductor device and method for fabricating the same
JP2015185583A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 旭化成エレクトロニクス株式会社 フューズ素子の製造方法及び半導体装置の製造方法、チタンシリサイド膜の製造方法
JP2016046363A (ja) * 2014-08-22 2016-04-04 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置およびその製造方法

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7553766B2 (en) 1997-03-14 2009-06-30 Renesas Technology Corp. Method of fabricating semiconductor integrated circuit device
US6693001B2 (en) 1997-03-14 2004-02-17 Renesas Technology Corporation Process for producing semiconductor integrated circuit device
US8034715B2 (en) 1997-03-14 2011-10-11 Renesas Electronics Corporation Method of fabricating semiconductor integrated circuit device
US7214577B2 (en) 1997-03-14 2007-05-08 Renesas Technology Corp. Method of fabricating semiconductor integrated circuit device
US7314830B2 (en) 1997-03-14 2008-01-01 Renesas Technology Corp. Method of fabricating semiconductor integrated circuit device with 99.99 wt% cobalt
US6858484B2 (en) 2000-02-04 2005-02-22 Hitachi, Ltd. Method of fabricating semiconductor integrated circuit device
JP2002076138A (ja) * 2000-08-28 2002-03-15 Mitsubishi Electric Corp デュアルゲート構造を有する半導体装置の製造方法、およびその方法により製造された半導体装置
US7851891B2 (en) 2003-01-14 2010-12-14 Panasonic Corporation Semiconductor device and method for fabricating the same
US7671384B2 (en) 2003-06-10 2010-03-02 Fujitsu Microelectronics Limited Semiconductor integrated circuit device having improved punch-through resistance and production method thereof, semiconductor integrated circuit device including a low-voltage transistor and a high-voltage transistor
US8530308B2 (en) 2003-06-10 2013-09-10 Fujitsu Semiconductor Limited Semiconductor integrated circuit device having improved punch-through resistance and production method thereof, semiconductor integrated circuit device including a low-voltage transistor and a high-voltage transistor
JP2005322730A (ja) * 2004-05-07 2005-11-17 Renesas Technology Corp 半導体装置及びその製造方法
US7326648B2 (en) 2004-06-16 2008-02-05 Fujitsu Limited Semiconductor device and fabrication process of forming silicide layer on a polysilicon pattern by reducing thickness of metal layer before forming silicide layer on the polysilicon pattern
US7161195B2 (en) 2004-06-16 2007-01-09 Fujitsu Limited Semiconductor device and fabrication process thereof
JP2015185583A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 旭化成エレクトロニクス株式会社 フューズ素子の製造方法及び半導体装置の製造方法、チタンシリサイド膜の製造方法
JP2016046363A (ja) * 2014-08-22 2016-04-04 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置およびその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5512502A (en) Manufacturing method for semiconductor integrated circuit device
US6509615B2 (en) Semiconductor device having dynamic threshold transistors and element isolation region and fabrication method thereof
JP2010502015A (ja) 相補型シリコン・オン・インシュレータ(soi)接合型電界効果トランジスタ、及びその製造方法
JPH11297852A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH0992728A (ja) 相補型mos電界効果トランジスタおよびその製造方法
US7417283B2 (en) CMOS device with dual polycide gates and method of manufacturing the same
US5741725A (en) Fabrication process for semiconductor device having MOS type field effect transistor
JP5627165B2 (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JPH1012744A (ja) 半導体装置の製造方法
KR100262243B1 (ko) 반도체 장치 및 그 제조 방법
JPH1074846A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP4245692B2 (ja) デュアルゲートcmos型半導体装置およびその製造方法
JPH08213610A (ja) 電界効果型半導体装置及びその製造方法
US20070069312A1 (en) Semiconductor device and method for fabricating the same
JP3612157B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH11238879A (ja) 半導体装置の製造方法及び半導体装置
JP2007005565A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2796047B2 (ja) Cmosトランジスタの製造方法
JPH1012748A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH06216151A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH09283636A (ja) 半導体装置の製造方法及び半導体装置
US6815768B1 (en) Semiconductor integrated circuit device incorporating memory cell transistor and logic transistor, and method of manufacturing the same
JPH10284438A (ja) 半導体集積回路及びその製造方法
JPH11126900A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH10303422A (ja) 半導体装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 14

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081207

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 14

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081207

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091207

Year of fee payment: 15

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees