JPH1073762A - 硬性鏡光学系 - Google Patents

硬性鏡光学系

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JPH1073762A
JPH1073762A JP8229771A JP22977196A JPH1073762A JP H1073762 A JPH1073762 A JP H1073762A JP 8229771 A JP8229771 A JP 8229771A JP 22977196 A JP22977196 A JP 22977196A JP H1073762 A JPH1073762 A JP H1073762A
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optical system
curvature
relay
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relay optical
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JP8229771A
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English (en)
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Masaru Ibe
大 井辺
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B23/00Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
    • G02B23/24Instruments or systems for viewing the inside of hollow bodies, e.g. fibrescopes
    • G02B23/2407Optical details
    • G02B23/2423Optical details of the distal end
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 硬性鏡光学系全体として像面湾曲等の諸収差
を良好に補正した硬性鏡光学系。 【解決手段】 挿入部先端側から順に、対物光学系1、
リレー光学系2からなる硬性鏡光学系において、Nをリ
レー光学系2のリレー回数として、対物光学系1が空気
と接する負の屈折力の屈折面を(N+2)面以上有す
る。対物光学系、リレー光学系、接眼光学系からなる場
合には、リレー光学系を除く観察光学系が空気と接する
負の屈折力の屈折面を(N+4)面以上有する。対物光
学系、リレー光学系、像反転光学系からなる場合には、
対物光学系が空気と接する負の屈折力の屈折面を(N+
2)面以上有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、硬性鏡光学系に関
し、特に、像面湾曲等の諸収差が良好に補正された硬性
鏡光学系に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の硬性鏡光学系として、例えば特開
平3−39915号に記載されたものがある。この硬性
鏡光学系は、図9(a)に断面を分割して示す構成をし
ており、挿入部先端側から順に、対物光学系1とリレー
光学系2から構成されている。対物光学系1は、レトロ
フォーカスタイプであり、瞳位置を挟んで物体側に負の
屈折力を有するレンズ群を、像側に正の屈折力を有する
レンズ群を配置してある。そのため、広角で、かつ、像
高の大小に関わらず主光線が像面に垂直に入射するテレ
セントリック系が実現されている。また、硬性鏡光学系
は、リレー光学系2によって像伝送を行うため、このリ
レー光学系の空気接触面をできる限り少なくすることに
よって空気接触面での光の反射等での損失を少なくする
必要があり、1回のリレー光学系3は単純な構成にせざ
るを得ない。そのため、リレー光学系2は1回のリレー
光学系3を3個の凸レンズで構成し、空気接触面を6面
としている。
【0003】また、他の従来の硬性鏡光学系として、例
えば特開昭52−121347号に記載されたものがあ
る。この硬性鏡光学系の対物光学系は、図10(a)に
示すような構成をしており、挿入部先端側から順に、前
群発散レンズ系と後群収斂レンズ系から構成されてい
る。そのため、この対物光学系は、広角でコンパクトな
レンズ系であり、さらに、正の像面湾曲を発生するよう
な構成になっているので、リレー光学系で発生する負の
像面湾曲と互いに弱めあって、リレー光学系で伝送され
た後に像面湾曲の小さい良好な像を観察することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図9(a)
に示した硬性鏡光学系の1回のリレー光学系3は、凸レ
ンズ3枚の単純な構造になっているため、必然的に負の
像面湾曲が発生している。その上、この1回のリレー光
学系3を3個接続して用いているので、リレー光学系2
では1回のリレー光学系3の3倍の大きさの負の像面湾
曲が発生している。したがって、対物光学系1が良好に
補正されていても、硬性鏡光学系としての最終像は負の
像面湾曲を含んでおり、中心と周辺で同時にフォーカス
することができない。そこで、対物光学系1によって、
リレー光学系2も含めた硬性鏡光学系全体としての像面
湾曲を良好に補正する必要がある。しかし、図9(a)
に示した硬性鏡光学系の対物光学系1の構成では、対物
光学系1に負の像面湾曲を補正するために有効である空
気と接する負の屈折力の屈折面が2面しかないため、完
全には負の像面湾曲を補正できていない。図9(b)
に、図9(a)に示した硬性鏡光学系の収差状況を示
す。負の像面湾曲が発生していることが分かる。
【0005】また、図10(a)に示した硬性鏡光学系
の対物光学系も、それ自身単独では正の像面湾曲を発生
し、リレー光学系で発生している負の像面湾曲を弱める
効果を有している。しかし、図10(a)の構成では完
全に像面湾曲を補正すると、他の収差(特にコマ収差の
対称性)が悪化してしまうため、ある程度負の像面湾曲
が残存することを許容している。図10(b)に、図1
0(a)に示した硬性鏡光学系の対物光学系にリレー光
学系を接続した状態での収差状況を示す。サジタル方向
に負の像面湾曲が残存しているのが分かる。
【0006】ここで、硬性鏡光学系で取り込んで伝送し
た像を高倍率の拡大光学系で拡大して観察したり、ハイ
ビジョンテレビカメラで撮像することを想定すると、ハ
イビジョンテレビカメラの高い要求仕様に合わせて硬性
鏡光学系にも従来のテレビカメラと接続していたとき以
上の明るさ及び解像度が要求される。
【0007】しかし、図9(a)及び図10(a)に示
す従来の硬性鏡光学系では、収差性能が不足しており、
ハイビジョンテレビカメラの性能を活かし切ることがで
きなかった。
【0008】本発明は従来技術のこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的は、硬性鏡光学系全
体として像面湾曲等の諸収差を良好に補正した硬性鏡光
学系を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の硬性鏡光学系は、挿入部先端側から順に、少なくと
も、対物光学系、リレー光学系からなる硬性鏡光学系に
おいて、Nを前記リレー光学系のリレー回数として、前
記対物光学系が空気と接する負の屈折力の屈折面を(N
+2)面以上有することを特徴とするものである。
【0010】本発明のもう1つの硬性鏡光学系は、挿入
部先端側から順に、少なくとも、対物光学系、リレー光
学系、接眼光学系からなる硬性鏡光学系において、Nを
前記リレー光学系のリレー回数として、前記リレー光学
系を除く観察光学系が空気と接する負の屈折力の屈折面
を(N+4)面以上有することを特徴とするものであ
る。
【0011】本発明のさらにもう1つの硬性鏡光学系
は、挿入部先端側から順に、少なくとも、対物光学系、
リレー光学系、像反転光学系からなり、前記対物光学系
及びリレー光学系が挿入部内に配置されている硬性鏡光
学系において、Nを前記リレー光学系のリレー回数とし
て、前記対物光学系が空気と接する負の屈折力の屈折面
を(N+2)面以上有することを特徴とするものであ
る。
【0012】以下、本発明において上記の構成をとる理
由と作用について説明する。図9(a)に示したような
対物光学系1と、1回のリレー光学系3を整数個接続し
たリレー光学系2とから構成される硬性鏡光学系におい
て、最終像における像面湾曲を良好に補正するための手
段について考える。最も単純には、硬性鏡光学系を構成
する光学系、すなわち、対物光学系及び1回のリレー光
学系が各々単独で像面湾曲が補正されていれば、最終像
において像面湾曲は発生しない。しかし、硬性鏡光学系
は1回のリレー光学系を整数個繰り返し用いて像伝送を
行うため、この1回のリレー光学系の空気と接する屈折
面をできる限り少なくすることによって、空気と接する
屈折面での光の反射等での損失を少なくする必要があ
り、したがって、1回のリレー光学系はできるだけ単純
な構成にせざるを得ない。また、1回のリレー光学系は
結像光学系であるため、全体としては正の屈折力を持つ
凸レンズ群である。そのため、その構成を単純化するに
従って負の像面湾曲が大きく発生することになる。以上
から、1回のリレー光学系では必然的に負の像面湾曲が
発生し、それを整数個接続したリレー光学系全体では1
回のリレー光学系の整数倍の大きさの負の像面湾曲が発
生する。
【0013】したがって、図9(a)に示したような構
成の硬性鏡光学系では、最終像における像面湾曲を良好
に補正するためには、対物光学系で正の像面湾曲を発生
させて、リレー光学系で発生した負の像面湾曲を相殺
し、補正することが必要となる。像面湾曲を正の方向に
発生させるためには負の屈折作用が必要であるが、ガラ
ス同士の接合面に負の屈折作用を持たせると、接合レン
ズのパワーを一定とした場合には、前後の空気と接する
屈折面で接合面の負の屈折作用を打ち消すように屈折作
用を持たせなければならず、結果として、同一パワーの
単レンズの場合と比較して負の像面湾曲が発生すること
が多い。そのため、正の像面湾曲を発生させるために
は、空気と接する負の屈折力の屈折面が必要となる。1
面で発生する正の像面湾曲の大きさは、負の屈折力の屈
折面の曲率(曲率半径の逆数)及び前後の屈折率差に比
例する。ここで、屈折面の曲率を大きくすると、レンズ
の加工性が悪化すること等の問題が発生する傾向がある
ため、屈折面の曲率は極端に大きくすることはできな
い。そのため、正の像面湾曲を大きく発生させるために
は、屈折面の前後の屈折率差を大きくすることが有効で
あが、この点からも、屈折面の前後の屈折率差を大きく
取れる空気と接する負の屈折力の屈折面は、像面湾曲を
補正する上で有効である。
【0014】したがって、リレー光学系で発生する負の
像面湾曲を、対物光学系で正の像面湾曲を発生させて相
殺し補正することによって、最終像における像面湾曲を
良好に補正するためには、対物光学系に空気と接する負
の屈折力の屈折面を配置することが有効である。1つの
空気と接する負の屈折力の屈折面で発生させることがで
きる正の像面湾曲の大きさは、前後の面の屈折率差が有
限であること、及び、曲率にも上限があることから制限
される。したがって、リレー光学系で発生する像面湾曲
を良好に補正するためには、対物光学系に複数個の空気
と接する負の屈折力の屈折面を配置する必要がある。こ
こで、対物光学系に必要な空気と接する負の屈折力の屈
折面の個数は、リレー光学系で発生している負の像面湾
曲の大きさに依存し、これは1回のリレー光学系で発生
する負の像面湾曲の大きさのリレー回数倍であるため、
リレー光学系のリレー回数に依存している。
【0015】少なくとも対物光学系及びリレー光学系で
構成される本発明による硬性鏡光学系は、対物光学系に
空気と接する負の屈折力の屈折面を(N+2)面以上配
置することによって、最終像における像面湾曲を良好に
補正している。ここで、Nはリレー光学系のリレー回数
である。この空気と接する負の屈折力の屈折面の数が少
ないと、像面湾曲以外の収差とのバランスをとりながら
リレー光学系で発生する負の像面湾曲を十分に補正する
ことができない。
【0016】ここで、対物光学系中の空気と接する負の
屈折力の屈折面の数を多くすると、各面の負担する負の
パワーが小さくなり、製造誤差や組立誤差の影響を受け
なくなるため、好ましい。しかし、空気と接する負の屈
折力の屈折面の数を多くすることは、レンズ枚数を増や
すことにつながり、原価の高騰を招くため、好ましくな
い。そのため、ハイビジョンテレビカメラで撮像するこ
と等を想定した高い仕様での硬性鏡光学系には、対物光
学系に空気と接する負の屈折力の屈折面を(N+2)面
以上(N+7)面以下配置することが好ましい。
【0017】また、後記の実施例4の構成を示す図4に
示したような対物光学系、1回のリレー光学系を整数個
接続したリレー光学系、及び、接眼光学系から構成され
る硬性鏡光学系においては、最終的に評価の対象となる
リレー光学系によって結像した最終像を接眼光学系によ
って拡大してできる虚像において、像面湾曲が良好に補
正されていなければならない。そのためには、リレー光
学系で発生した負の像面湾曲をリレー光学系以外の光学
系で相殺して補正すればよい。
【0018】対物光学系、リレー光学系及び接眼光学系
で構成される本発明による硬性鏡光学系は、リレー光学
系以外に空気と接する負の屈折力の屈折面を(N+4)
面以上配置することによって、接眼光学系によって拡大
された虚像における像面湾曲を良好に補正している。こ
こで、Nはリレー光学系のリレー回数である。この空気
と接する負の屈折力の屈折面の数が少ないと、像面湾曲
以外の収差とのバランスをとりながらリレー光学系で発
生する負の像面湾曲を十分に補正することができない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の硬性鏡光学系の
実施例1〜5を説明する。各実施例の数値データは後記
するが、実施例1の硬性鏡光学系は、図1に光軸を含む
断面を分割して示す構成を有しており、挿入部先端側か
ら順に、対物光学系1とリレー光学系2とから構成され
ている。リレー光学系2は、像を1回リレーする1回の
リレー光学系3を2個接続した構成で、これによって像
を2回リレーする。対物光学系1は、リレー光学系2で
発生した負の像面湾曲を補正するために、空気と接する
負の屈折力の屈折面を4面有している。そのため、対物
光学系1単独では正の像面湾曲を発生しており、結果と
して、硬性鏡光学系全体で像面湾曲が発生しないように
なっている。実施例1の収差状況を図6に示す。この収
差図中、SAは球面収差、FCは像面湾曲、COはコマ
収差、DTは歪曲収差を表し、NA’は像側開口数を、
IHは像高を表す。以下、同様。この収差図から、像面
湾曲等の諸収差が良好に補正されていることが分かる。
この実施例では、対物光学系1の第4面に非球面を用い
て負の歪曲収差を補正しており、これによって視野周辺
まで歪みの少ない像が得られている。
【0020】実施例2の硬性鏡光学系は、図2に光軸を
含む断面を分割して示す構成を有しており、挿入部先端
側から順に、対物光学系1とリレー光学系2とから構成
されている。リレー光学系2は像を1回リレーする。対
物光学系1は、リレー光学系2で発生した負の像面湾曲
を補正するために、空気と接する負の屈折力の屈折面を
3面有している。そのため、対物光学系1単独では正の
像面湾曲を発生しており、結果として、硬性鏡光学系全
体で像面湾曲が発生しないようになっている。実施例2
の収差状況を図7に示す。像面湾曲等の諸収差が良好に
補正されていることが分かる。ただし、この実施例で
は、歪曲収差を補正していないため、歪曲収差は実施例
1と比べて大きく発生している。
【0021】実施例3の硬性鏡光学系は、図3に光軸を
含む断面を分割して示す構成を有しており、挿入部先端
側から順に、対物光学系1とリレー光学系2とから構成
されている。リレー光学系2は、像を1回リレーする1
回のリレー光学系3を3個接続した構成で、これによっ
て像を3回リレーする。対物光学系1はリレー光学系2
で発生した負の像面湾曲を補正するために、空気と接す
る負の屈折力の屈折面を6面有している。そのため、対
物光学系1単独では正の像面湾曲を発生しており、結果
として、硬性鏡光学系全体で像面湾曲が発生しないよう
になっている。実施例3の収差状況を図8に示す。像面
湾曲等の諸収差が良好に補正されていることが分かる。
この実施例でも、歪曲収差を補正していないため、歪曲
収差は実施例1と比べて大きく発生している。
【0022】実施例4の硬性鏡光学系は、図4に光軸を
含む断面を分割して示す構成を有しており、挿入部先端
側から順に、対物光学系1、リレー光学系2、接眼光学
系4から構成されている。対物光学系1及びリレー光学
系2は、実施例1の硬性鏡光学系と同一である。本実施
例のリレー光学系2を除く観察光学系は、リレー光学系
2で発生した負の像面湾曲を補正するために、空気と接
する負の屈折力の屈折面を6面有している。それによっ
て接眼光学系4で拡大された虚像における像面湾曲を良
好に補正している。
【0023】実施例5の硬性鏡光学系は、図5に光軸を
含む断面を分割して示す構成を有しており、挿入部先端
側から順に、対物光学系1、リレー光学系2、像反転光
学系5から構成されており、対物光学系1及びリレー光
学系2は挿入部6内に配置されており、像反転光学系5
は挿入部外に配置されている。対物光学系1及びリレー
光学系2は実施例1の硬性鏡光学系と同一である。
【0024】この実施例5は以下に示す実施例1の問題
点を解決したものである。実施例1の硬性鏡光学系は、
リレー回数が2回と偶数回であるため、最終像が反転し
ており、他の一般の硬性鏡光学系と互換性が悪いという
問題点がある。しかし、反転している像をもう一度反転
させるために、実施例1で用いている1回のリレー光学
系3をもう1つ接続すると、さらに負の像面湾曲が発生
し、実施例1の対物光学系1の構成ではリレー光学系2
で発生する負の像面湾曲を補正し切れない。そこで、諸
収差の発生をできる限り抑えて、単に像の向きだけを反
転するような像反転光学系5を接続することによって上
記の問題点を解決している。具体的には、考慮した諸収
差はザイデルの5収差に加えて軸上と倍率の色収差であ
り、その全てを1回のリレー光学系3で発生している収
差量の30%以下に抑えている。そのため、像反転光学
系5は、1回のリレー光学系3と比較して、レンズ枚数
の多い複雑な構成となっている。
【0025】ここで、像反転光学系5は、内部での光線
高が大きくなっているため、光線がケラれないようにす
るためには、レンズ外径を大きくする必要がある。その
ため、本実施例では、像反転光学系5のレンズ外径を対
物光学系1及びリレー光学系2のレンズ外径に比べて大
きくしている。一方、硬性鏡の挿入部6はできるだけ細
い方が好ましいため、本実施例では、像反転光学系5を
挿入部6以外に配置することによって、挿入部6を必要
以上に太くしないと共に、像反転光学系5内での光線の
ケラレを防止している。
【0026】以下に、上記実施例1〜5の数値データを
示すが、r1 、r2 …は挿入部先端側から順に数えたレ
ンズ面の曲率半径、d1 、d2 …は同様なレンズ面間の
間隔、nd1、nd2…は同様なレンズのd線の屈折率、ν
d1、νd2…は同様なレンズのアッベ数である。なお、両
側から空気間隔で挟まれる曲率半径が無限大(∞)の面
は開口あるいは仮想面を示す。また、非球面形状は、光
軸の光の進行方向をx、光軸に直交する方向をyとした
とき、次の式で表される。 x=(y2 /r)/[1+{1−P(y/
r)2 1/2 ]+A44 +A66 +A88 ただし、rは近軸曲率半径、Pは円錐係数、A4、A6、A8
は非球面係数である。
【0027】実施例1 物体距離=60mm,画角=84.20 °,像高=3.5mm , 最終像軸上像側開口数=0.133 r1 = ∞ d1 = 0.7000 nd1 =1.76820 νd1 =71.79 r2 = ∞ d2 = 0.3500 r3 = ∞ d3 = 0.5000 nd2 =1.78472 νd2 =25.76 r4 = 3.2719(非球面) d4 = 1.6000 r5 = ∞ d5 = 19.2388 nd3 =1.88300 νd3 =40.78 r6 = ∞(絞り) d6 = 2.3312 nd4 =1.88300 νd4 =40.78 r7 = ∞ d7 = 2.0000 nd5 =1.48749 νd5 =70.21 r8 = 10.4840 d8 = 1.2900 r9 = 21.0720 d9 = 5.9300 nd6 =1.80440 νd6 =39.58 r10= -23.7790 d10= 0.5000 r11= 28.9610 d11= 7.4500 nd7 =1.72916 νd7 =54.68 r12= -22.5740 d12= 0.5000 r13= 16.9530 d13= 4.2300 nd8 =1.77250 νd8 =49.60 r14= 79.4570 d14= 1.5000 nd9 =1.84666 νd9 =23.78 r15= 8.1920 d15= 4.3100 r16= 11.0310 d16= 2.9100 nd10=1.77250 νd10=49.60 r17= 79.4570 d17= 1.5000 nd11=1.84666 νd11=23.78 r18= 6.4000 d18= 1.9900 r19= 12.3610 d19= 8.5200 nd12=1.81600 νd12=46.62 r20= -5.2300 d20= 1.5000 nd13=1.84666 νd13=23.78 r21= -24.0550 d21= 4.9900 r22= ∞ d22= 5.0300 r23= 27.9810 d23= 3.9600 nd14=1.69680 νd14=55.53 r24= ∞ d24= 42.0400 nd15=1.72916 νd15=54.68 r25= ∞ d25= 6.6600 nd16=1.58313 νd16=59.38 r26= -10.5000 d26= 1.5000 nd17=1.88300 νd17=40.78 r27= -25.5920 d27= 0.8000 r28= 27.6560 d28= 10.0000 nd18=1.51742 νd18=52.42 r29= ∞ d29= 10.0000 nd19=1.51742 νd19=52.42 r30= -27.6560 d30= 0.8000 r31= 25.5920 d31= 1.5000 nd20=1.88300 νd20=40.78 r32= 10.5000 d32= 6.6600 nd21=1.58313 νd21=59.38 r33= ∞ d33= 42.0400 nd22=1.72916 νd22=54.68 r34= ∞ d34= 3.9600 nd23=1.69680 νd23=55.53 r35= -27.9810 d35= 5.0300 r36= ∞ d36= 5.0300 r37= 27.9810 d37= 3.9600 nd24=1.69680 νd24=55.53 r38= ∞ d38= 42.0400 nd25=1.72916 νd25=54.68 r39= ∞ d39= 6.6600 nd26=1.58313 νd26=59.38 r40= -10.5000 d40= 1.5000 nd27=1.88300 νd27=40.78 r41= -25.5920 d41= 0.8000 r42= 27.6560 d42= 10.0000 nd28=1.51742 νd28=52.42 r43= ∞ d43= 10.0000 nd29=1.51742 νd29=52.42 r44= -27.6560 d44= 0.8000 r45= 25.5920 d45= 1.5000 nd30=1.88300 νd30=40.78 r46= 10.5000 d46= 6.6600 nd31=1.58313 νd31=59.38 r47= ∞ d47= 42.0400 nd32=1.72916 νd32=54.68 r48= ∞ d48= 3.9600 nd33=1.69680 νd33=55.53 r49= -27.9810 非球面係数 第4面 P =-0.677 ×10-1 A4 = 2.4683 ×10-4 A6 =-6.3235 ×10-5 A8 = 3.2907 ×10-6
【0028】実施例2 物体距離=60mm,画角=84.47 °,像高=3.5mm , 最終像軸上像側開口数=0.067 r1 = ∞ d1 = 0.7000 nd1 =1.76820 νd1 =71.79 r2 = ∞ d2 = 0.3500 r3 = ∞ d3 = 0.5000 nd2 =1.78590 νd2 =44.19 r4 = 4.5379 d4 = 1.6000 r5 = ∞ d5 = 19.7503 nd3 =1.88300 νd3 =40.78 r6 = ∞(絞り) d6 = 1.8196 nd4 =1.88300 νd4 =40.78 r7 = ∞ d7 = 3.5525 nd5 =1.88300 νd5 =40.78 r8 = -13.8871 d8 = 0.7514 r9 = 114.6400 d9 = 11.5647 nd6 =1.78590 νd6 =44.19 r10= 11.1000 d10= 3.0000 nd7 =1.78472 νd7 =25.68 r11= 30.0000 d11= 2.0404 r12= 15.1392 d12= 5.0000 nd8 =1.77250 νd8 =49.60 r13= -6.0553 d13= 1.2429 nd9 =1.84666 νd9 =23.78 r14= 23.0244 d14= 1.0000 r15= 13.3361 d15= 11.2854 nd10=1.78590 νd10=44.19 r16= 8.8000 d16= 4.5000 nd11=1.78472 νd11=25.68 r17= -88.4674 d17= 5.1828 r18= ∞ d18= 14.6258 r19= 56.6093 d19= 15.4060 nd12=1.69680 νd12=55.53 r20= ∞ d20= 53.2133 nd13=1.72916 νd13=54.68 r21= ∞ d21= 17.7534 nd14=1.58313 νd14=59.38 r22= -20.7718 d22= 8.1740 nd15=1.83400 νd15=37.17 r23= -52.0568 d23= 11.3699 r24= 73.3406 d24= 19.4576 nd16=1.52249 νd16=59.82 r25= ∞ d25= 19.4576 nd17=1.52249 νd17=59.82 r26= -73.3406 d26= 11.3699 r27= 52.0568 d27= 8.1740 nd18=1.83400 νd18=37.17 r28= 20.7718 d28= 17.7534 nd19=1.58313 νd19=59.38 r29= ∞ d29= 53.2133 nd20=1.72916 νd20=54.68 r30= ∞ d30= 15.4060 nd21=1.69680 νd21=55.53 r31= -56.6093 。
【0029】実施例3 物体距離=70mm,画角=78.86 °,像高=3.5mm , 最終像軸上像側開口数=0.094 r1 = ∞ d1 = 0.7000 nd1 =1.76820 νd1 =71.70 r2 = ∞ d2 = 0.3500 r3 = ∞ d3 = 0.5000 nd2 =1.81600 νd2 =46.62 r4 = 5.7719 d4 = 1.6000 r5 = ∞ d5 = 21.4623 nd3 =1.88300 νd3 =40.78 r6 = ∞(絞り) d6 = 0.1077 nd4 =1.88300 νd4 =40.78 r7 = ∞ d7 = 1.1749 nd5 =1.84666 νd5 =23.78 r8 = 5.8406 d8 = 2.4314 r9 = -6.3217 d9 = 2.3487 nd6 =1.59270 νd6 =35.30 r10= -404.1064 d10= 3.5137 nd7 =1.79952 νd7 =42.24 r11= -9.7899 d11= 0.3000 r12= 60.8027 d12= 2.1619 nd8 =1.80400 νd8 =46.58 r13= -9.2000 d13= 2.0000 nd9 =1.80518 νd9 =25.43 r14= -14.9549 d14= 0.3000 r15= 9.4065 d15= 4.7988 nd10=1.75500 νd10=52.33 r16= ∞ d16= 2.3398 r17= -14.3671 d17= 2.1920 nd11=1.84666 νd11=23.78 r18= 4.4250 d18= 2.9419 r19= ∞ d19= 4.2586 nd12=1.88300 νd12=40.78 r20= -4.8411 d20= 3.0532 nd13=1.54814 νd13=45.78 r21= 9.5195 d21= 5.1304 r22= 23.5881 d22= 8.4442 nd14=1.80400 νd14=46.58 r23= -5.3000 d23= 4.6457 nd15=1.80518 νd15=25.43 r24= -51.5269 d24= 4.8906 r25= ∞ d25= 5.0300 r26= 27.9810 d26= 3.9600 nd16=1.69680 νd16=55.53 r27= ∞ d27= 42.0400 nd17=1.72916 νd17=54.68 r28= ∞ d28= 6.6600 nd18=1.58313 νd18=59.38 r29= -10.5000 d29= 1.5000 nd19=1.88300 νd19=40.78 r30= -25.5920 d30= 0.8000 r31= 27.6560 d31= 10.0000 nd20=1.51742 νd20=52.42 r32= ∞ d32= 10.0000 nd21=1.51742 νd21=52.42 r33= -27.6560 d33= 0.8000 r34= 25.5920 d34= 1.5000 nd22=1.88300 νd22=40.78 r35= 10.5000 d35= 6.6600 nd23=1.58313 νd23=59.38 r36= ∞ d36= 42.0400 nd24=1.72916 νd24=54.68 r37= ∞ d37= 3.9600 nd25=1.69680 νd25=55.53 r38= -27.9810 d38= 5.0300 r39= ∞ d39= 5.0300 r40= 27.9810 d40= 3.9600 nd26=1.69680 νd26=55.53 r41= ∞ d41= 42.0400 nd27=1.72916 νd27=54.68 r42= ∞ d42= 6.6600 nd28=1.58313 νd28=59.38 r43= -10.5000 d43= 1.5000 nd29=1.88300 νd29=40.78 r44= -25.5920 d44= 0.8000 r45= 27.6560 d45= 10.0000 nd30=1.51742 νd30=52.42 r46= ∞ d46= 10.0000 nd31=1.51742 νd31=52.42 r47= -27.6560 d47= 0.8000 r48= 25.5920 d48= 1.5000 nd32=1.88300 νd32=40.78 r49= 10.5000 d49= 6.6600 nd33=1.58313 νd33=59.38 r50= ∞ d50= 42.0400 nd34=1.72916 νd34=54.68 r51= ∞ d51= 3.9600 nd35=1.69680 νd35=55.53 r52= -27.9810 d52= 5.0300 r53= ∞ d53= 5.0300 r54= 27.9810 d54= 3.9600 nd36=1.69680 νd36=55.53 r55= ∞ d55= 42.0400 nd37=1.72916 νd37=54.68 r56= ∞ d56= 6.6600 nd38=1.58313 νd38=59.38 r57= -10.5000 d57= 1.5000 nd39=1.88300 νd39=40.78 r58= -25.5920 d58= 0.8000 r59= 27.6560 d59= 10.0000 nd40=1.51742 νd40=52.42 r60= ∞ d60= 10.0000 nd41=1.51742 νd41=52.42 r61= -27.6560 d61= 0.8000 r62= 25.5920 d62= 1.5000 nd42=1.88300 νd42=40.78 r63= 10.5000 d63= 6.6600 nd43=1.58313 νd43=59.38 r64= ∞ d64= 42.0400 nd44=1.72916 νd44=54.68 r65= ∞ d65= 3.9600 nd45=1.69680 νd45=55.53 r66= -27.9810 。
【0030】実施例4 物体距離=60mm,画角=84.20 °,像高=3.5mm , リレー光学系の最終像軸上像側開口数=0.133 , 接眼光学系焦点距離=28.478mm r1 = ∞ d1 = 0.7000 nd1 =1.76820 νd1 =71.79 r2 = ∞ d2 = 0.3500 r3 = ∞ d3 = 0.5000 nd2 =1.78472 νd2 =25.76 r4 = 3.2719(非球面) d4 = 1.6000 r5 = ∞ d5 = 19.2388 nd3 =1.88300 νd3 =40.78 r6 = ∞(絞り) d6 = 2.3312 nd4 =1.88300 νd4 =40.78 r7 = ∞ d7 = 2.0000 nd5 =1.48749 νd5 =70.21 r8 = 10.4840 d8 = 1.2900 r9 = 21.0720 d9 = 5.9300 nd6 =1.80440 νd6 =39.58 r10= -23.7790 d10= 0.5000 r11= 28.9610 d11= 7.4500 nd7 =1.72916 νd7 =54.68 r12= -22.5740 d12= 0.5000 r13= 16.9530 d13= 4.2300 nd8 =1.77250 νd8 =49.60 r14= 79.4570 d14= 1.5000 nd9 =1.84666 νd9 =23.78 r15= 8.1920 d15= 4.3100 r16= 11.0310 d16= 2.9100 nd10=1.77250 νd10=49.60 r17= 79.4570 d17= 1.5000 nd11=1.84666 νd11=23.78 r18= 6.4000 d18= 1.9900 r19= 12.3610 d19= 8.5200 nd12=1.81600 νd12=46.62 r20= -5.2300 d20= 1.5000 nd13=1.84666 νd13=23.78 r21= -24.0550 d21= 4.9900 r22= ∞ d22= 5.0300 r23= 27.9810 d23= 3.9600 nd14=1.69680 νd14=55.53 r24= ∞ d24= 42.0400 nd15=1.72916 νd15=54.68 r25= ∞ d25= 6.6600 nd16=1.58313 νd16=59.38 r26= -10.5000 d26= 1.5000 nd17=1.88300 νd17=40.78 r27= -25.5920 d27= 0.8000 r28= 27.6560 d28= 10.0000 nd18=1.51742 νd18=52.42 r29= ∞ d29= 10.0000 nd19=1.51742 νd19=52.42 r30= -27.6560 d30= 0.8000 r31= 25.5920 d31= 1.5000 nd20=1.88300 νd20=40.78 r32= 10.5000 d32= 6.6600 nd21=1.58313 νd21=59.38 r33= ∞ d33= 42.0400 nd22=1.72916 νd22=54.68 r34= ∞ d34= 3.9600 nd23=1.69680 νd23=55.53 r35= -27.9810 d35= 5.0300 r36= ∞ d36= 5.0300 r37= 27.9810 d37= 3.9600 nd24=1.69680 νd24=55.53 r38= ∞ d38= 42.0400 nd25=1.72916 νd25=54.68 r39= ∞ d39= 6.6600 nd26=1.58313 νd26=59.38 r40= -10.5000 d40= 1.5000 nd27=1.88300 νd27=40.78 r41= -25.5920 d41= 0.8000 r42= 27.6560 d42= 10.0000 nd28=1.51742 νd28=52.42 r43= ∞ d43= 10.0000 nd29=1.51742 νd29=52.42 r44= -27.6560 d44= 0.8000 r45= 25.5920 d45= 1.5000 nd30=1.88300 νd30=40.78 r46= 10.5000 d46= 6.6600 nd31=1.58313 νd31=59.38 r47= ∞ d47= 42.0400 nd32=1.72916 νd32=54.68 r48= ∞ d48= 3.9600 nd33=1.69680 νd33=55.53 r49= -27.9810 d49= 5.0300 r50= ∞ d50= 8.4000 r51= ∞ d51= 4.0000 nd34=1.72916 νd34=54.68 r52= -21.2750 d52= 0.3000 r53= 20.5810 d53= 4.7100 nd35=1.72916 νd35=54.68 r54= ∞ d54= 2.5000 nd36=1.51633 νd36=64.15 r55= 11.8670 d55= 3.8800 r56= -7.0240 d56= 2.5000 nd37=1.76182 νd37=26.52 r57= ∞ d57= 5.7000 nd38=1.72916 νd38=54.68 r58= -11.8360 d58= 0.3000 r59= ∞ d59= 3.5000 nd39=1.77250 νd39=49.60 r60= -28.7500 d60= 6.0000 r61= ∞ d61= 3.0000 nd40=1.76820 νd40=71.70 r62= ∞ 非球面係数 第4面 P =-0.677 ×10-1 A4 = 2.4683 ×10-4 A6 =-6.3235 ×10-5 A8 = 3.2907 ×10-6
【0031】 実施例5 物体距離=60mm,画角=84.20 °,像高=3.5mm , リレー光学系の最終像軸上像側開口数=0.133 , 最終像(像反転光学系通過後)軸上像側開口数=0.133 r1 = ∞ d1 = 0.7000 nd1 =1.76820 νd1 =71.79 r2 = ∞ d2 = 0.3500 r3 = ∞ d3 = 0.5000 nd2 =1.78472 νd2 =25.76 r4 = 3.2719(非球面) d4 = 1.6000 r5 = ∞ d5 = 19.2388 nd3 =1.88300 νd3 =40.78 r6 = ∞(絞り) d6 = 2.3312 nd4 =1.88300 νd4 =40.78 r7 = ∞ d7 = 2.0000 nd5 =1.48749 νd5 =70.21 r8 = 10.4840 d8 = 1.2900 r9 = 21.0720 d9 = 5.9300 nd6 =1.80440 νd6 =39.58 r10= -23.7790 d10= 0.5000 r11= 28.9610 d11= 7.4500 nd7 =1.72916 νd7 =54.68 r12= -22.5740 d12= 0.5000 r13= 16.9530 d13= 4.2300 nd8 =1.77250 νd8 =49.60 r14= 79.4570 d14= 1.5000 nd9 =1.84666 νd9 =23.78 r15= 8.1920 d15= 4.3100 r16= 11.0310 d16= 2.9100 nd10=1.77250 νd10=49.60 r17= 79.4570 d17= 1.5000 nd11=1.84666 νd11=23.78 r18= 6.4000 d18= 1.9900 r19= 12.3610 d19= 8.5200 nd12=1.81600 νd12=46.62 r20= -5.2300 d20= 1.5000 nd13=1.84666 νd13=23.78 r21= -24.0550 d21= 4.9900 r22= ∞ d22= 5.0300 r23= 27.9810 d23= 3.9600 nd14=1.69680 νd14=55.53 r24= ∞ d24= 42.0400 nd15=1.72916 νd15=54.68 r25= ∞ d25= 6.6600 nd16=1.58313 νd16=59.38 r26= -10.5000 d26= 1.5000 nd17=1.88300 νd17=40.78 r27= -25.5920 d27= 0.8000 r28= 27.6560 d28= 10.0000 nd18=1.51742 νd18=52.42 r29= ∞ d29= 10.0000 nd19=1.51742 νd19=52.42 r30= -27.6560 d30= 0.8000 r31= 25.5920 d31= 1.5000 nd20=1.88300 νd20=40.78 r32= 10.5000 d32= 6.6600 nd21=1.58313 νd21=59.38 r33= ∞ d33= 42.0400 nd22=1.72916 νd22=54.68 r34= ∞ d34= 3.9600 nd23=1.69680 νd23=55.53 r35= -27.9810 d35= 5.0300 r36= ∞ d36= 5.0300 r37= 27.9810 d37= 3.9600 nd24=1.69680 νd24=55.53 r38= ∞ d38= 42.0400 nd25=1.72916 νd25=54.68 r39= ∞ d39= 6.6600 nd26=1.58313 νd26=59.38 r40= -10.5000 d40= 1.5000 nd27=1.88300 νd27=40.78 r41= -25.5920 d41= 0.8000 r42= 27.6560 d42= 10.0000 nd28=1.51742 νd28=52.42 r43= ∞ d43= 10.0000 nd29=1.51742 νd29=52.42 r44= -27.6560 d44= 0.8000 r45= 25.5920 d45= 1.5000 nd30=1.88300 νd30=40.78 r46= 10.5000 d46= 6.6600 nd31=1.58313 νd31=59.38 r47= ∞ d47= 42.0400 nd32=1.72916 νd32=54.68 r48= ∞ d48= 3.9600 nd33=1.69680 νd33=55.53 r49= -27.9810 d49= 5.0300 r50= ∞ d50= 5.0000 r51= 55.6570 d51= 4.5000 nd34=1.83481 νd34=42.72 r52= -16.5080 d52= 3.1800 r53= 18.9300 d53= 3.0000 nd35=1.58144 νd35=40.77 r54= 7.2040 d54= 7.8300 r55= -7.2040 d55= 2.5000 nd36=1.72825 νd36=28.46 r56= ∞ d56= 4.7900 nd37=1.72916 νd37=54.68 r57= -11.9640 d57= 0.5000 r58= ∞ d58= 3.2000 nd38=1.72916 νd38=54.68 r59= -22.7570 d59= 0.5000 r60= ∞ d60= 0.5000 r61= 22.7570 d61= 3.2000 nd39=1.72916 νd39=54.68 r62= ∞ d62= 0.5000 r63= 11.9640 d63= 4.7900 nd40=1.72916 νd40=54.68 r64= ∞ d64= 2.5000 nd41=1.72825 νd41=28.46 r65= 7.2040 d65= 7.8300 r66= -7.2040 d66= 3.0000 nd42=1.58144 νd42=40.77 r67= -18.9300 d67= 3.1800 r68= 16.5080 d68= 4.5000 nd43=1.83481 νd43=42.72 r69= -55.6570 非球面係数 第4面 P =-0.677 ×10-1 A4 = 2.4683 ×10-4 A6 =-6.3235 ×10-5 A8 = 3.2907 ×10-6
【0032】以下に、本発明の硬性鏡光学系の好ましい
構成について付記する。挿入部先端側から順に、少なく
とも、対物光学系、リレー光学系からなる硬性鏡光学系
において、Nを前記リレー光学系のリレー回数として、
前記対物光学系が空気と接する負の屈折力の屈折面を
(N+2)面以上有することを特徴とする硬性鏡光学系
であって、前記対物光学系が、空気と接する負の屈折力
の屈折面を(N+2)面以上(N+7)面以下有するこ
とを特徴とする硬性鏡光学系。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による硬性鏡光学系は、リレー光学系において必然的に
発生する負の像面湾曲を、リレー光学系を除く観察光学
系で正の像面湾曲を発生させて補正することによって、
硬性鏡光学系全体として像面湾曲等の諸収差が良好に補
正された像を提供できるという利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の硬性鏡光学系の断面図であ
る。
【図2】本発明の実施例2の硬性鏡光学系の断面図であ
る。
【図3】本発明の実施例3の硬性鏡光学系の断面図であ
る。
【図4】本発明の実施例4の硬性鏡光学系の断面図であ
る。
【図5】本発明の実施例5の硬性鏡光学系の断面図であ
る。
【図6】実施例1の収差図である。
【図7】実施例2の収差図である。
【図8】実施例3の収差図である。
【図9】従来の硬性鏡光学系の1例の断面図と収差図で
ある。
【図10】従来の硬性鏡光学系のもう1つの例の断面図
と収差図である。
【符号の説明】
1…対物光学系 2…リレー光学系 3…1回のリレー光学系 4…接眼光学系 5…像反転光学系 6…挿入部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入部先端側から順に、少なくとも、対
    物光学系、リレー光学系からなる硬性鏡光学系におい
    て、Nを前記リレー光学系のリレー回数として、前記対
    物光学系が空気と接する負の屈折力の屈折面を(N+
    2)面以上有することを特徴とする硬性鏡光学系。
  2. 【請求項2】 挿入部先端側から順に、少なくとも、対
    物光学系、リレー光学系、接眼光学系からなる硬性鏡光
    学系において、Nを前記リレー光学系のリレー回数とし
    て、前記リレー光学系を除く観察光学系が空気と接する
    負の屈折力の屈折面を(N+4)面以上有することを特
    徴とする硬性鏡光学系。
  3. 【請求項3】 挿入部先端側から順に、少なくとも、対
    物光学系、リレー光学系、像反転光学系からなり、前記
    対物光学系及びリレー光学系が挿入部内に配置されてい
    る硬性鏡光学系において、Nを前記リレー光学系のリレ
    ー回数として、前記対物光学系が空気と接する負の屈折
    力の屈折面を(N+2)面以上有することを特徴とする
    硬性鏡光学系。
JP8229771A 1996-08-30 1996-08-30 硬性鏡光学系 Withdrawn JPH1073762A (ja)

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