JPH1072597A - 液体酸素系漂白性組成物 - Google Patents

液体酸素系漂白性組成物

Info

Publication number
JPH1072597A
JPH1072597A JP12647297A JP12647297A JPH1072597A JP H1072597 A JPH1072597 A JP H1072597A JP 12647297 A JP12647297 A JP 12647297A JP 12647297 A JP12647297 A JP 12647297A JP H1072597 A JPH1072597 A JP H1072597A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bleaching
acid
weight
liquid oxygen
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12647297A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Miyamae
喜隆 宮前
Hiroyuki Shindo
宏幸 真藤
Jiyunko Nishioka
潤子 西岡
Kazuaki Fukano
和明 深野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP12647297A priority Critical patent/JPH1072597A/ja
Publication of JPH1072597A publication Critical patent/JPH1072597A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detergent Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い漂白力を示し、かつ、漂白活性を長期間
にわたって示す液体酸素系漂白性剤組成物を提供する。 【解決手段】 (a)過酸化水素0.01〜30重量
%、(b)硼素化合物0.01〜30重量%、(c)ポ
リオール化合物0.01〜30重量%、(d)酸化酵素
0.0005〜2重量%を含有し、(b)成分と(c)
成分との含有比率が(b)/(c)=1/30〜10/
1の範囲にあり且つpHが2〜7の範囲にある液体酸素
系漂白性組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体酸素系漂白性組
成物に関し、詳しくは高い漂白力を示し、かつ、漂白活
性を長期間にわたって示す液体酸素系漂白性剤組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術】酸素系漂白剤は、色、柄物に使用できる
特長を有し、衣料用漂白剤の主流となってきている。し
かしながら一方において漂白力の点で塩素系漂白剤に劣
っており、酸素系漂白剤の漂白力の向上については多く
の研究がなされてきている。その1つの手法に有機過酸
前駆体を利用する考え方がある。この有機過酸前駆体
は、洗浄液中で過酸化水素と反応により漂白力の高い有
機過酸を生成する。ここで用いられる洗浄液中で過酸化
水素を発生する過酸化物として、粉末タイプの漂白剤、
もしくは、漂白性能を有するヘビー洗剤では、過炭酸ナ
トリウムや、過ほう酸ナトリウムなどが利用され、液体
漂白剤では過酸化水素が用いられる。また、有機過酸前
駆体には、例えばテトラアセチルエチレンジアミン(T
AED)、グルコースペンタアセテート(PAG)、フ
ェノール誘導体アルキルエステルをあげることが出来
る。
【0003】これら、有機過酸前駆体は、構造中にエス
テル結合や、アミド結合、イミド結合などを有すること
から、一般的に、水、過酸化水素に対して不安定で、加
水分解反応、加過酸化水素分解反応によって分解し有機
過酸前駆体としての活性を失う。そのため、有機過酸前
駆体を液体漂白剤組成物中に配合するためには、加水分
解、加過酸化水素分解を抑制することが課題になる。
【0004】この解決手段として、ミセル反応場の利用
を考えることが出来る。ミセル反応場では、エステル結
合を有する化合物が取り込まれると、その加水分解速度
に変化が生じることが報告されている(大垣和一郎 化
学と工業,p47(1988))。この界面活性剤によ
る分解反応の速度のコントロールを利用することによっ
て、溶液中での有機過酸前駆体の分解を抑制することが
でき、実際にこの現象を応用した技術が、特開平6−2
07196号公報に開示されている。しかし、溶液中で
の有機過酸前駆体の分解を抑制する系は、逆に洗浄液中
での有機過酸の生成反応速度をも抑制し、有機過酸の発
生効率を低減させ満足な漂白力を得られにくいという問
題が生じる。有機過酸前駆体の効果を発揮するためには
洗浄系において有機過酸前駆体と過酸化水素との反応を
抑制することなく、製剤時には有機過酸の安定性を維持
することが必要である。
【0005】漂白活性を向上する別の手段として酵素を
用いる漂白方法がある。これら酵素をもちいた漂白方法
の例はパーオキシダーゼを用いた例として特開平3−5
05100号公報、特開平4−506229号公報、特
開平5−03542号公報、オキシダーゼを用いた例と
して特開昭58−17200号公報,特開昭61−51
099号公報,特開昭61−5110号公報等で開示さ
れている。これら酸化酵素の触媒効果を最も効果的に発
揮する至適pHは6〜8である。一方液体酸素系漂白剤
では、主漂白成分として過酸化水素を用いており、その
安定化のために一般的に製剤のpHを酸性(2〜5)に
調整する。そのため、酵素の至適pHと製剤のpHが一
致しない。また、主漂白成分である過酸化水素も酸性で
はその効果を十分には発揮することができない。そのた
め、液体酸素系漂白剤は洗剤と併用することが一般的な
使用方法となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高い漂白力
を示し、かつ、漂白活性を長期間にわたって示す液体酸
素系漂白性組成物を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、課題解決
のために鋭意研究の結果、硼素化合物と特定のポリオー
ル化合物、パーオキシダーゼをはじめとする酸化酵素と
を組み合わせることによって、色柄にも安心して使用で
き、かつ単独使用でも十分に高い漂白効果を発揮するこ
とを見出した。すなわち、本発明の液体酸素系漂白剤は
以下の(a),(b),(c)および(d)成分を含有
し、(b)成分と(c)成分との含有比率が重量比で
(b)/(c)=1/30〜10/1(0.03〜1
0)の範囲にあり、かつ、pHが2〜7の範囲にあるこ
とを特徴とする。また、本発明の組成物は、さらに
(e)および/または(f)成分を含有することもでき
る。
【0008】 (a)過酸化水素 0.01〜30重量% (b)硼素化合物 0.01〜30重量% (c)糖類を含むポリオール化合物 0.01〜30重量% (d)酸化酵素 0.0005〜2重量% (e)(e−1)直鎖または分岐鎖の炭素数8〜24のアルキル基又はアルケ ニル基を少なくとも1個有する界面活性剤 (e−2)炭素数8〜24のアルキル基で置換されたアリール基を少な くとも1個有する界面活性剤 のいずれか又は双方を0〜60重量%
【0009】(f)(f−1)下記化1の一般式(1)
に示される有機ホスホン酸又はその塩 (f−2)NTA、EDTA等カルボン酸系キレート剤 (f−3)分子量1000〜100000のアクリル酸
ポリマー、アクリル酸マレイン酸コポリマー等カルボン
酸系ポリマー 等のキレート剤のいずれかの1種又は2種以上を0〜2
0重量%
【0010】
【化1】 (A:水素又は炭素数1〜6のアルキル基、アルケニル
基又は水酸基 B:水素又は炭素数1〜6のアルキル基、アルケニル基
又は水酸基 M:水素又はアルカリ金属原子)
【0011】
【発明の実施の形態】本発明において、漂白基剤である
過酸化水素(a)は組成物中に0.01〜30重量%、
好ましくは2〜20重量%配合される。
【0012】本発明の(b)成分として用いられる硼素
化合物の例としては、ほう酸、ほう酸ナトリウム、ほう
酸カリウム、ほう酸アンモニウム、4ほう酸ナトリウ
ム、4ほう酸カリウム、4ほう酸アンモニウム等、分子
中に硼素を含有する化合物で、特に4ほう酸ナトリウム
が好適である。本発明の(b)成分の硼素化合物は、組
成中に0.01〜30重量%、好ましくは2〜20重量
%配合される。(b)成分の硼素化合物の配合量が0.
01重量%未満となると漂白効果が低下し、一方、30
重量%を超えても漂白効果が低下する。
【0013】本発明の(c)成分として用いられる糖類
を含むポリオール化合物の例としては、好ましくは糖類
であり、グルコース、マンノース、ガラクトース、フル
クトース、リボース、エリトロース、キシルロース、グ
ルコン酸、ガラクトン酸、マンノン酸、グルクロン酸、
マルトース、セロビオース、ラクトース、スクロース、
サッカロース等および、それらの誘導体としてアルキル
グルコシド等の糖系の界面活性剤を用いることもでき
る。また、糖類以外のポリオールの例として、グリセリ
ン、グリセリンモノアルキルエーテル等グリセリン誘導
体。アルキルジオール、アルキレンジオール等のジオー
ル類を例示できる。(c)成分のポリオール化合物は、
本発明の組成物中に0.01〜30重量%、好ましくは
2〜20重量%配合されるこの配合量が0.01重量%
未満又は30重量%を超えると、漂白効果が低下する。
なお、本発明の(c)成分は糖またはその誘導体を単独
で或いは2種以上併用してもよく、グリセリン等の糖類
以外のポリオールを単独で或いは2種以上併用してもよ
く、更には糖類と糖類以外のポリオールを併用してもよ
い。また、(b)成分と(c)成分とは重量比で(b)
/(c)=1/30〜10/1(0.03〜10)、好
ましくは1/20〜2/1(0.05〜2)の範囲にあ
ることが必要である。この範囲が上記比率より小さくな
ると漂白効果が低下し、一方上記比率を超えても漂白効
果が低下する。
【0014】本発明の(d)成分として用いられる酸化
酵素の例としては、アルカノールオキシダーゼ、グルコ
ースオキシダーゼ、ビリルビンオキシダーゼ、コレステ
ロールオキシダーゼ、ラッカーゼ、パーオキシダーゼ、
カテコールオキシダーゼ、カタラーゼ、アルコールオキ
シダーゼ等をあげることができる。酸化酵素は、本発明
の組成物中に0.0005〜2重量%、好ましくは0.
01〜2重量%配合される。この配合量が0.0005
重量%未満では漂白効果の向上がない。
【0015】本発明の(e)成分として用いられる界面
活性剤は、直鎖または分岐鎖の炭素数8〜24のアルキ
ル基又はアルケニル基を少なくとも1個有する界面活性
剤、または、炭素数8〜24のアルキル基で置換された
アリール基を少なくとも1個有する界面活性剤であり、
その例としてはアニオン界面活性剤として、アルキルベ
ンゼンスルホン酸塩、石鹸、アルキル硫酸塩、ポリオキ
シエチレンアルキル硫酸塩、脂肪酸α−スルホメチルエ
ステル等を;ノニオン界面活性剤としては、アルキルグ
リコシド、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ソル
ビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、
オキシエチレンオキシプロピレンブロックポリマー、脂
肪酸モノグリセライド、アミンオキサイド等を;両性界
面活性剤としてはカルボベタイン、スルホベタイン、ヒ
ドロキシスルホベタイン等をあげることができ、これら
のいずれか、または2種以上の混合物を0〜60重量%
配合される。
【0016】本発明の(f)成分として用いられるキレ
ート剤は、洗浄剤分野で一般的に金属封鎖剤として用い
られる物であれば何れでも良い。有機ホスホン酸系キレ
ート剤としては、下記化2の一般式(1)で示されるも
のが挙げられ、その代表例としてはヒドロキシエタンジ
ホスホン酸、エタン−1,1,2−トリホスホン酸、エ
タン−1,1−ジホスホン酸又はこれらの塩がある。
【0017】
【化2】 (A:水素又は炭素数1〜6のアルキル基、アルケニル
基又は水酸基 B:水素又は炭素数1〜6のアルキル基、アルケニル基
又は水酸基 M:水素又はアルカリ金属原子)
【0018】高分子系キレート剤としては、ポリアクリ
ル酸、ポリマレイン酸、アクリル酸ーマレイン酸コポリ
マーの酸型のもの又はアルカリ金属塩をあげることがで
きる。これらの分子量は1000〜100000が使用
上都合が良く、好ましくは10000〜80000が良
い。さらにカルボン酸系キレート剤の例としては、NT
A(ニトリロトリ酢酸)、EDTA(エチレンジアミン
テトラ酢酸)、クエン酸等をあげることができ、これら
のいずれかまたは、2種以上の混合物を0〜20重量%
配合される。
【0019】本発明の組成物は上記(a)〜(f)成分
に水を加えてバランスをとるが、その他にエタノール、
イソプロパノール、エチレングリコール等のアルコール
類、ポリエチレングリコール等のハイドロトロープ剤、
各種界面活性剤、増粘剤、香料、色素、蛍光染料、酵素
等、一般に衣料用洗浄剤、漂白剤に配合される成分であ
れば必要に応じて配合することができる。
【0020】本発明の組成物の原液のpHは酸性物質と
して塩酸、硫酸等の無機酸、p−トルエンスルホン酸、
クエン酸、ホスホン酸誘導体、リン酸等の有機酸を用い
て、アルカリ成分としては、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、アン
モニア等を用いて2〜7好ましくは3.0〜5.0に調
整される。組成物のpHが7を超えると貯蔵安定性が著
しく低下する。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば漂白の対象になるシミ汚
れ全般に対して高い漂白力を示し、しかも高温、及び低
温時の貯蔵時にも長期的に優れた安定性を有する液体酸
素系漂白剤組成物が得られる。この組成物は、漂白剤組
成物あるいは漂白洗浄剤組成物などとして用いることが
できる。
【0022】
【実施例】
実施例1〜14、比較例1〜3 以下表1、表2および表3の実施例1〜14、表4の比
較例1〜3に示した組成の漂白性組成物を調製し本発明
を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に制限
されるものではない。尚、各例中の%はことわりがない
かぎりいずれも重量%である。各項目の評価は以下の方
法で行った。 (1)有機過酸前駆体の安定性評価 表1、表2、表3および表4の漂白剤組成物を40℃で
4週間保存した後に、残存率をHPLCによって測定し
た。
【0023】(3)漂白率 下記のように調製した赤ワイン汚染布5枚を、表1、表
2、表3および表4に示す組成の漂白剤組成物を、水で
300倍に希釈した溶液に浸漬し、30℃で1時間放置
後、水道水ですすぎ、乾燥し、布表面の反射率測定を行
い、次式の数1によって漂白率を算出した。
【0024】
【数1】 なお、反射度は日本電色社製、Z−Σ80測色色差計を
用いて測定した。
【0025】赤ワイン汚染布 赤ワイン(サントリーレゼルブ赤)に平織り木綿布(#
100)を浸し、約5分間放置後風乾した。プレス後、
8×8cmの試験片とし、実験に供した。
【0026】
【表1】 表1: 実 施 例 1 2 3 4 5 組成(重量%) (a)過酸化水素 5 5 5 5 5 (b)ほう酸 5 − 3 − − 4ほう酸ナトリウム − 5 − 10 5 (c)グルコース 12 − − − 10 ソルビトール − 10 − 20 − マンニトール − − 15 − − グリセリン − − − − − (d)パーオキシダーゼ*1 0.01 0.01 0.01 − − ラッカーゼ*2 − − − 0.01 − グルコースオキシダーゼ*3 − − − − 0.01 アルコールエトキシレート*4 5 5 2 8 10 LAS *5 1 − − 2 1 アルキルアミンオキシド*6 − − − − 1 ヒドロキシスルホベタイン*7 − − 5 − − NTA − − − − − ポリアクリル酸*8 − − − 2 3 エタン-1-ヒドロキシ-1,1-ホスホン酸塩 0.1 0.5 0.3 0.5 1 調香香料 0.1 − 0.1 0.1 0.1 酸性染料(PPM)*9 2 2 − − 2 イオン交換水 残 部 pH 3.5 4.0 4.0 3.5 3.0 (b)/(c)重量比 0.4 0.5 0.2 0.5 0.5 漂白率 69 75 76 70 71 *1)peroxidase(SIGMA社製) *2)laccase(SIGMA社製) *3)glucose oxidase(SIGMA社製) *4)ソフタノールSC90 *5)アルキルベンゼンスルホン酸(アルキル鎖長14) *6)アルキル鎖長12 *7)ラウリルジメチルアミンヒドロキシプロピルスルホベタイン *8)平均分子量:30000(商品名ジュリマーAC10L(日本純薬社製 )) *9)C.I.Acid Green 27
【0027】
【表2】 表2: 実 施 例 6 7 8 9 10 組成(重量%) (a)過酸化水素 5 5 5 5 5 (b)ほう酸 − 6 − − − 4ほう酸ナトリウム 1 − 4 4 5 (c)グルコース − − − − − ソルビトール − 5 4 3 4 マンニトール − − − − − グリセリン 10 − − − − (d)パーオキシダーゼ*1 0.01 − 0.03 0.02 − ラッカーゼ*2 − 0.02 − − − グルコースオキシダーゼ*3 − − − − 0.01 アルコールエトキシレート*4 3 3 2 2 3 LAS *5 − − − − − アルキルアミンオキシド*6 − 1 − − − ヒドロキシスルホベタイン*7 − − 1 − − NTA − − − − − ポリアクリル酸*8 − − 1 − 1 エタン-1-ヒドロキシ-1,1-ホスホン酸塩 0.1 0.1 0.5 0.5 0.5 調香香料 − − 0.1 0.1 0.1 酸性染料(PPM)*9 − − 2 3 2 イオン交換水 残 部 pH 3.5 4.0 5.0 5.0 4.0 (b)/(c)重量比 0.1 0.8 1.0 1.3 1.3 漂白率 68 70 72 74 74 *1)peroxidase(SIGMA社製) *2)laccase(SIGMA社製) *3)glucose oxidase(SIGMA社製) *4)ソフタノールSC90 *5)アルキルベンゼンスルホン酸(アルキル鎖長14) *6)アルキル鎖長12 *7)ラウリルジメチルアミンヒドロキシプロピルスルホベタイン *8)平均分子量:30000(商品名ジュリマーAC10L(日本純薬社製 )) *9)C.I.Acid Green 27
【0028】
【表3】 表3: 実 施 例 11 12 13 14 組成(重量%) (a)過酸化水素 5 5 5 5 (b)ほう酸 − 5 − 5 4ほう酸ナトリウム 3 − 4 − (c)グルコース − − − − ソルビトール 2 − 2 1 マンニトール − − − − グリセリン − 3 − − (d)パーオキシダーゼ*1 0.01 0.01 0.01 − ラッカーゼ*2 − − − − グルコースオキシダーゼ*3 − − − 0.01 アルコールエトキシレート*4 2 2 2 − LAS *5 − − 0.5 0.5 アルキルアミンオキシド*6 1 − − 3 ヒドロキシスルホベタイン*7 − 1 − − NTA − − 0.3 − ポリアクリル酸*8 0.5 − − − エタン-1-ヒドロキシ-1,1-ホスホン酸塩 0.5 0.1 − 0.1 調香香料 − − − − 酸性染料(PPM)*9 − − − − イオン交換水 残 部 pH 6.0 4.0 3.5 4.0 (b)/(c)重量比 1.5 1.7 2.0 5.0 漂白率 73 75 71 69 *1)peroxidase(SIGMA社製) *2)laccase(SIGMA社製) *3)glucose oxidase(SIGMA社製) *4)ソフタノールSC90 *5)アルキルベンゼンスルホン酸(アルキル鎖長14) *6)アルキル鎖長12 *7)ラウリルジメチルアミンヒドロキシプロピルスルホベタイン *8)平均分子量:30000(商品名ジュリマーAC10L(日本純薬社製 )) *9)C.I.Acid Green 27
【0029】
【表4】 表4: 比 較 例 1 2 3 組成(重量%) (a)過酸化水素 5 5 5 (b)4ほう酸ナトリウム − 5 − (c)グルコース − − 5 (d)パーオキシダーゼ*1 0.01 − − ラッカーゼ*2 − − − グルコースオキシダーゼ*3 − − − アルコールエトキシレート*4 4 5 8 LAS *5 2 2 − NTA − − − クエン酸 − − − ポリアクリル酸*6 − − − エタン-1-ヒドロキシ-1,1-ジホスホン酸塩 0.1 − − 調香香料 0.1 0.1 − 酸性染料(PPM)*7 − 2 2 イオン交換水 残 部 pH 3.5 4.0 4.0 (b)/(c)重量比 − − − 漂白率 35 42 38 *1)peroxidase(SIGMA社製) *2)laccase(SIGMA社製) *3)glucose oxidase(SIGMA社製) *4)ソフタノールSC90 *5)アルキルベンゼンスルホン酸(アルキル鎖長14) *6)平均分子量:30000(商品名ジュリマーAC10L(日本純薬社製 )) *7)C.I.Acid Green 27
【0030】本発明の特徴的な構成は以下の通りであ
る。 (1)(e)成分として (e−1)直鎖または分岐鎖の炭素数8〜24のアルキ
ル基又はアルケニル基を少なくとも1個有する界面活性
剤 (e−2)炭素数8〜24のアルキル基で置換されたア
リール基を少なくとも1個有する界面活性剤 のいずれか、または混合物を0.1〜60重量%含有す
る請求項1記載の液体酸素系漂白性組成物。 (2)(f)成分として (f−1)以下の化3の一般式(1)の有機ホスホン酸
塩 (f−2)NTA、EDTA等カルボン酸系キレート剤 (f−3)分子量1000〜100000のアクリル酸
ポリマー、アクリル酸マレイン酸コポリマー等カルボン
酸系ポリマー のいずれかの1種又は2種以上を0.001〜20重量
%含有する請求項1記載の液体酸素系漂白性組成物。
【0031】
【化3】 (A:水素又は炭素数1〜6のアルキル基、アルケニル
基又は水酸基 B:水素又は炭素数1〜6のアルキル基、アルケニル基
又は水酸基 M:水素又はアルカリ金属原子) (3)(b)成分の硼素化合物が4硼酸ナトリウムであ
る請求項1記載の液体酸素系漂白性組成物。 (4)(c)成分のポリオールが糖化合物又はその誘導
体で化合物中にcis構造となる連続した水酸基を有す
る化合物である請求項1記載の液体酸素系漂白性組成
物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 7:10 7:26 7:42) (72)発明者 深野 和明 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記(a),(b),(c)および
    (d)成分を含有し、(b)成分と(c)成分との含有
    比率が(b)/(c)=1/30〜10/1の範囲にあ
    り、かつpHが2〜7の範囲にあることを特徴とする液
    体酸素系漂白性組成物。 (a)過酸化水素 0.01〜30重量% (b)硼素化合物 0.01〜30重量% (c)ポリオール化合物 0.01〜30重量% (d)酸化酵素 0.0005〜2重量%
JP12647297A 1996-07-01 1997-04-30 液体酸素系漂白性組成物 Pending JPH1072597A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12647297A JPH1072597A (ja) 1996-07-01 1997-04-30 液体酸素系漂白性組成物

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-190050 1996-07-01
JP19005096 1996-07-01
JP12647297A JPH1072597A (ja) 1996-07-01 1997-04-30 液体酸素系漂白性組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1072597A true JPH1072597A (ja) 1998-03-17

Family

ID=26462662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12647297A Pending JPH1072597A (ja) 1996-07-01 1997-04-30 液体酸素系漂白性組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1072597A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003034800A (ja) * 2001-07-24 2003-02-07 Kao Corp 洗濯前処理用物品
WO2006054526A1 (ja) * 2004-11-19 2006-05-26 Kao Corporation 液体洗浄剤組成物
JP2006143907A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Kao Corp 液体洗浄剤組成物
US7863234B2 (en) * 2005-12-28 2011-01-04 Kao Corporation Liquid detergent composition

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003034800A (ja) * 2001-07-24 2003-02-07 Kao Corp 洗濯前処理用物品
WO2006054526A1 (ja) * 2004-11-19 2006-05-26 Kao Corporation 液体洗浄剤組成物
JP2006143907A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Kao Corp 液体洗浄剤組成物
AU2005307532B2 (en) * 2004-11-19 2009-10-08 Kao Corporation Liquid detergent composition
US7678753B2 (en) 2004-11-19 2010-03-16 Kao Corporation Liquid detergent composition
JP4577884B2 (ja) * 2004-11-19 2010-11-10 花王株式会社 液体洗浄剤組成物
US7863234B2 (en) * 2005-12-28 2011-01-04 Kao Corporation Liquid detergent composition

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1072595A (ja) 液体酸素系漂白性組成物
JP3766746B2 (ja) 液体漂白剤組成物
EP2113024B1 (de) Geschirrreinigungsmittel
JPH1072596A (ja) 液体酸素系漂白性組成物
JP4786334B2 (ja) 液体洗浄剤組成物の製造方法
JPH1072597A (ja) 液体酸素系漂白性組成物
JPH1072598A (ja) 液体酸素系漂白性組成物
JPH0782591A (ja) 液体漂白剤組成物
JP3874832B2 (ja) 液体漂白剤組成物
JP2736040B2 (ja) 液体漂白剤組成物
JP2594351B2 (ja) カビ取り剤組成物
JPH08100196A (ja) 液体漂白剤組成物
JP3410880B2 (ja) 液体漂白剤組成物
JPH08295898A (ja) 液体漂白剤組成物
JP3330216B2 (ja) 液体漂白剤組成物
JP3499065B2 (ja) 液体漂白剤組成物
JP4498475B2 (ja) 液体漂白剤組成物
JPH0734094A (ja) 液体漂白剤組成物
JPH10130695A (ja) 漂白剤組成物
JP3330226B2 (ja) 液体漂白剤組成物
JPH1046193A (ja) 自動食器洗浄機用洗浄剤
JP3194610B2 (ja) 高嵩密度粒状漂白洗剤組成物
JP3330230B2 (ja) 漂白洗浄剤組成物
JPH1017895A (ja) 液体酸素系漂白性組成物
JP4036965B2 (ja) 液体漂白剤組成物