JPH1071808A - タイヤの側壁部分にあるカーカス層中の磁化可能材から成る剛性担体の配置誤差検出のための装置と方法 - Google Patents

タイヤの側壁部分にあるカーカス層中の磁化可能材から成る剛性担体の配置誤差検出のための装置と方法

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JPH1071808A
JPH1071808A JP9132405A JP13240597A JPH1071808A JP H1071808 A JPH1071808 A JP H1071808A JP 9132405 A JP9132405 A JP 9132405A JP 13240597 A JP13240597 A JP 13240597A JP H1071808 A JPH1071808 A JP H1071808A
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sensor
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JP9132405A
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Michaela Dipl Kaefer-Hoffmann
ホフマン ミヒヤエラ・ケーファー−
Werner Bosch
ヴエルナー・ボッシュ
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    • GPHYSICS
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    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/72Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating magnetic variables
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非加硫タイヤ粗材或いは加硫自動車空気タイ
ヤの側壁部分にあるカーカス層中の磁化可能材、特に鋼
から成る剛性担体の配置誤差検出装置にある。 【解決手段】 被検査タイヤ粗材や自動車空気タイヤを
その軸線を中心に回転可能に支承するための手段を有
し、移動する剛性担体の配置誤差によって不均質磁場に
生じる誘導の結果生じる磁場を検出するセンサを有し、
このセンサを少なくとも測定中は側壁部分の半径方向部
分の半径方向測定位置に設け、特に前記センサの半径方
向位置をタイヤ直径に応じてタイヤの半径方向の目標位
置へ設定するための手段を有し、特に被測定側壁とセン
サとの間の軸方向間隔を設定するための手段を有し、被
検査タイヤ粗材や自動車空気タイヤの回転を制御するた
めの手段を有し、センサが測定結果による磁場の磁場強
度を先導するためのセンサが連結された評価手段を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、非加硫タイヤ粗材或
いは加硫自動車空気タイヤの側壁部分にあるカーカス層
中の磁化可能材、特に鋼から成る剛性担体の配置誤差検
出装置と方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車空気タイヤは通常一層或いは多層
のカーカスとその内部に埋設された平行剛性担体とから
形成される。カーカス層は通常一方のビード心から側壁
部分を経、頂部を経、更に他の側壁部分を経て他のビー
ド心に至る。頂部は通常ブレーカ層によって更に補強さ
れているのに対して、側壁部分は外側からの異物や主と
してカーカスの剛性担体による内圧に対してその剛性と
抵抗を有する。従ってカーカスの剛性担体の位置に生じ
るイレギュラーは正に側壁部分で特に悪影響を及ぼす。
剛性担体間の間隔が拡大して生じるイレギュラーは側壁
部分の真の弱点になる。タイヤ内圧は自動車の運転状態
ではゴム材の過度の疲労、座屈、そして長期的には引き
裂きを生じることがある。異物はこの領域では特に容易
に侵入し、従って同じくタイヤの破裂に至ることがあ
る。タイヤのゴム材の比較的小さな損傷も弱点箇所のゴ
ム材を裂き易い。
【0003】前記のような誤差はタイヤの製造中にも剛
性担体の構造に、そしてトーラス形成中にも発生するこ
とがあるので、トーラス形状に形成された自動車空気タ
イヤの品質管理によって側壁部分の剛性担体の、経験値
に基づく最大の許容値を越える構造変形を早期に知るこ
とが大切である。同じく、再生タイヤ或いは使用済タイ
ヤの場合たとえば側壁部分と歩道の縁石や他の固い物体
との強い接触の後この種の許容できないイレギュラーを
早期に知ることも大切である。
【0004】カーカスと、鋼製剛性担体を有する自動車
空気タイヤは加硫に続いてこれについてレントゲン検査
するのが普通である。その場合タイヤは全周からレント
ゲン撮影される。こうして許容できない位置偏差の広が
りもその大きさも間隔の測定によって正確に検出でき
る。この種のレントゲン装置は調達費や管理費が非常に
高い。高価で損傷し易いレントゲンチューブの損耗は大
きい。環境保護や操作員の健康維持に必要な追加の設
備、たとえばレントゲン線遮蔽用設備には高い費用がか
かる。連続生産中の検査実施のために周囲が明るく輝く
中で平行に密接して隣接する暗い多数の剛性担体が上に
あるレントゲン像の連続的光学的評価は操作員を疲労さ
せる。レントゲン照射と作動が頻繁な場合に像スクリー
ンでの疲労による障害から保護するためには高い費用が
かかる。レントゲン装置には多数の付属装置が必要であ
る。たとえば独立した冷却装置、特殊な高価な制御・評
価電子機器である。あらゆる保護対策を施した測定現場
全体は多数の構成部材で広い場所を占める。
【0005】タイヤの測定にかける時間は最短にする必
要があるので、所定の限度を越えた生産数の上昇は前記
のいろいろな欠点、たとえば管理、保護、据え付け、操
作、空間の準備を要する多額な追加経費がかかるレント
ゲン装置の調達の必要を意味する。経費が多額なために
それらは製造上不可避のすべての位置ずれが確認される
タイヤ製造の最終段階に投入される。加硫設備での残滓
の増加の場合にも、また加硫中にも剛性担体の位置ずれ
が生じることがあるので、この種のレントゲン装置はま
ず完全に加硫された車両タイヤに使用される。しかし許
容できない位置ずれのあるタイヤはこの遅い加硫状態で
はこれらの誤差を考えると修復不能であり、傷物として
殆ど再使用はできない。
【0006】工場に多額な経費がかかるのでタイヤの使
用可能中の検査は制限される。DE42 23 248 Alから、
磁場分散法による広い鋼コード条片の誤差箇所をたとえ
ば平らなカーカス帯で検出することが知られている。そ
の場合鋼コード条片は金属板の向こうへ引っ張って、鋼
コードの運動方向と整向の間に0度より大きい角度を造
る。金属板の下にはD−7538ケルテルン2にあるロ
ーランド・エレクトロニーク社のタイプSND6の検出
器を配設する。これらはそれまで溶接継ぎ目の監視に使
用されたものである。この方法では検出器が不均質な磁
場を発生する。この磁場に鋼コード条片を磁場方向に通
し、その際不均質な磁場に鋼コードの相互の間隔に応じ
て作用する。検出器は誘導の結果生じる誤差箇所の磁場
剛性を検出し、変化を直接表示する。コード条片は停止
され、誤差箇所は直接除かれるので、帯状に製造された
カーカス材は完全な状態でタイヤの次の製造に使用する
ことができる。このようにしてカーカス帯の製造時に存
在する、カーカス材中の誤差箇所が検出され、除去され
る。
【0007】異なる層と層から成るタイヤの構成時、層
を重ねるために搬送するとき、トーラス形状形成のため
に持ち上げるとき、カーカス体をトレッド条片及びブレ
ーカと結合するとき、積層ドラムの取り上げ・取り外し
のとき、或いは偏平、平坦、帯状のカーカス半製品の完
成の後のその他のいろいろな動作の際に生じるカーカス
の剛性担体間の位置ずれはDE42 23 248 Alの方法と装
置では確認不可能である。この種の誤差を確認するため
には、実際の置換の際再び欠点のあるレントゲン法に頼
らなければならない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明の基本課題
は、トーラス形のタイヤ粗材或いは加硫した自動車空気
タイヤの側壁部分のカーカス層中の磁化可能な材料、特
に鋼から成る剛性担体の配置誤差を簡単に確実に発見す
る装置と方法の開発にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題は特許請求の範
囲の請求項1に記載した特徴をもつ装置と請求項11の
特徴をもつ方法とによって解決される。検査されるタイ
ヤ粗材や自動車空気タイヤは軸線を中心に回転するよう
に支承するための手段を用いて装置中に検査のために回
転できるように収納し、回転を制御する手段を用いて回
転位置を変更し、その結果0度より大きい角度を含めて
周方向に整向した側壁部の剛性担体は側壁部分で剛性担
体の配置の誤差によって発生した不均質磁場中で不均質
磁場に対して移動する剛性担体によって生じた誘導の結
果発生する磁場剛性を検出するためのセンサに沿って、
−ただしこのセンサは少なくとも側壁の半径方向領域の
半径方向測定位置での測定中は変化なしに配置される
−、剛性担体と運動方向の間の角度を含めて剛性担体と
磁場方向との間で前進させられ、そうして結果的に生じ
た磁場剛性の変化の下での誘導によって不均質磁場に作
用する。剛性担体の構造中の誤差によって生じた磁場剛
性変化はセンサによって測定され、評価手段へ送られ
る。この装置を用いて、トーラス状に構成されたタイヤ
粗材や完成した加硫自動車タイヤでも簡単な磁場分散法
を応用して剛性担体の配置の誤差の位置を簡単に検出す
ることができる。この種の設備は簡単で且つ廉価であ
る。レントゲン線から環境や健康を守るための費用は不
要になる。磁気センサは磨耗が少ない。X線管、X線像
結像用ダイオードけた表記、独立冷却装置にかかる費用
は不要になる。X線像の疲労の大きい監視にかかる費用
は不要になる。この装置の構造は簡単であり、占める空
間も少ない。製造、管理、対X線保護装置にかかる費用
は僅かだからタイヤの加硫以前でも経済的に使用するこ
とができ、従って既に非加硫タイヤ粗材にトーラス形成
の際と加硫以前に発生した誤差をみつけることができ
る。この早期の段階で誤差がみつかったタイヤ粗材は簡
単に修復でき、或いは切り開いて再生することができ
る。この装置はその他に既に完成した加硫自動車空気タ
イヤの検査をも可能にする。その検査では更に加硫凹部
の残滓増加中加硫に際して発生した誤差が確定される。
特にタイヤ直径に応じてセンサの半径方向位置をタイヤ
の半径方向の目標位置へ置く手段を用いて各タイヤサイ
ズに理想的な測定位置を側壁部分に設定することができ
るので、サイズの異なるタイヤも簡単かつ必要に応じて
個々に検査することができる。測定の質の向上は特に被
測定側壁とセンサとの間の軸方向間隔を調整する手段を
用いれば可能になる。このようにしてセンサと側壁との
間の最適な間隔を全てのタイヤ幅について設定すること
ができる。僅かな費用により投入箇所の変更を弾力的に
行うことができ、全寿命を通じて自動車タイヤの簡単な
廉価な検査がたとえば工場内で可能になる。
【0010】この課題は請求項11に記載した特徴をも
つ方法によっても解決される。操作費用に多額な金額を
使わないで先ず、タイヤ粗材や自動車空気タイヤが第一
角度範囲で回転される第一の方法段階でこの角度範囲に
個々の剛性担体を配置することによって誘導による運動
の際の結果である磁場剛性変化を測定し、この角度範囲
にわたって平均値を検出する。タイヤを更に回転させる
次の角度範囲でこの回転角度にわたって生じる磁場剛性
変化が検出される次の方法段階で初めてこの磁場剛性変
化が参照値として利用される、第一方法段階で予備検出
された平均値と比較され、磁場剛性変化と平均値との差
の発生経過が検出される。偏差は角度範囲にわたって、
即ち被検体の広がり範囲にわたって最大限に許容可能
な、平均値との偏差の予定目標値と比較される。目標値
外の偏差の広がり範囲の位置は被検体の広がり範囲の位
置を表す。この広がり範囲の位置に剛性担体が目標値に
合う許容最大限の偏差値に及ぶ位置ずれを有する。これ
らの位置はタイヤ側壁の隣接の剛性担体の回転角度や配
置誤差の広がり位置として表示される。この方法で許容
差の尺度として役立つ目標値との比較を通じて各タイヤ
について個々にこれらのタイヤの測定された磁場の平均
値検出とそれに続く平均値からの個々の偏差値検出とに
よって剛性担体の配置の誤差の位置が検出される。目標
値は、検査されるタイヤ、そのタイヤの構造、それによ
って条件がつけられる、隣接剛性担体間間隔の最良値か
らの偏差の最大限の許容度に対する要件に従って設定す
ることができる。レントゲン法による検出実施に必要な
高額な経費は大きく減少する。
【0011】請求項12の特徴を有する方法により更に
配置誤差の大きさの個々の検出が可能になる。その場合
レントゲン測定法の応用はもはや各自動車空気タイヤや
粗材について必要なのではなく、専ら磁場分散法を用い
て既にそのような誤差の存在と位置が確認されたような
自動車空気タイヤやタイヤ粗材の場合に必要なのであ
る。投入と、人間の健康および環境に対する危険はこう
して時間的負荷の最小限度に減少する。こうしてレント
ゲン装置の関係の下にタイヤの高い生産数も確実且つ質
的に許容されてタイヤ側壁内の剛性担体の配置誤差の位
置と大きさに基づいてレントゲン投入の最低限化の下に
調べることができる。タイヤ側壁中の誤差の位置の確認
によりレントゲン像を誤差のある範囲のタイヤの小さな
広がりに縮小することができる。全周をレントゲンで見
る必要はない。こうして、タイヤの部分のみを検査する
ことができる比較的簡単なレントゲン装置の使用も可能
になる。
【0012】請求項2は特に簡単な僅かな構成手段で形
成可能な回転機構を記載している。特に自動車空気タイ
ヤがその自重のために摩擦手段と摩擦接触する場合には
駆動接点の形成と保持は簡単に確保される。請求項3の
特徴をもつ構成によって横に傾倒した支承位置の方へ横
に傾倒した平面への簡単な挿入によるタイヤの支承が可
能になる。タイヤは側面が側面の支持面上にあり、反対
側から挿入しまたは引出すことができる。挿入の後トレ
ッドと摩擦接触する周設の摩擦手段を用いる追加の形成
によって挿入されたタイヤを直接回転させることができ
る。被検体の自重に基づく特に摩擦接触の遂行と維持に
よって挿入の直後のこの装置の運転は確実に保証され
る。トレッドを支承するための平行載置ころと、側面載
置面と同一平面で被検体の赤道平面に対して平行な、被
検体の測定位置に形成された、半径方向の成分をもつ支
持ころの載置面と共に作用して側面の共通回転可能な支
持面を形成するその上に形成された肩部とが損失の少な
い確実な回転性があって簡単な支承を保証する。
【0013】載置ころの1個を駆動される摩擦ころとす
ると装置は特に簡単になる。請求項4の特徴を有する装
置の構成によりタイヤの側壁の領域にある予定さた半径
方向の位置にあるセンサの簡単な位置決めがタイヤの大
きさに無関係に簡単になる。誤差検出センサの保持装置
はタイヤの挿入の後、半径方向位置の検出手段を用いて
測定のために所望される半径方向位置に達するまでトレ
ッドに向けて半径方向に押される。この半径方向位置で
検出が行われる。検出に続いて保持装置は再び半径方向
外側へ押され、被検体が取り出される。特に請求項5の
特徴をもつ構成が良い。タイヤサイズに無関係に半径方
向移動に際して、挿入されたタイヤ粗材或いは自動車空
気タイヤにつけた別のセンサを用いてセンサとトレッド
との間の間隔を検出することができ、このセンサとトレ
ッドとの間の予定された間隔とこの間隔に対応する、セ
ンサの半径方向位置を半径方向の側壁部分で検出するた
めに自動化もして設定することができる。近接スイッチ
に連結される從動ロールから成る間隔中継用センサが構
造的に簡単で制御に経費がかからずに自動化可能であ
る。従って從動ロールはトレッドと接触するとき近接ス
イッチを自動的に作用させて摺動を停止する。
【0014】請求項6の特徴は半径方向の摺動運動の実
施を技術的に簡単に、特に確実に可能にする。半径方向
の摺動運動では特に球面軸受されたスピンドルを用いた
構成により半径方向位置の非常に正確な設定と維持が可
能になる。請求項7の特徴をもつ装置の構成により位置
誤差の検出用センサと側壁との間の最適な側面間隔の特
に簡単な個々の自動化設定が可能になる。その都度真っ
直ぐに挿入された被検体のタイヤサイズに無関係に最良
の側面間隔を側面間隔の測定された値に応じて設定手段
によって調整することができるので、配置誤差を検出す
るための測定をその他の障害度に殆ど影響されずに且つ
被検体に接触する接点をもたずに確保できる。請求項8
の特徴をもつ構成はセンサを自動的に横へ移動するため
の調整装置の簡単確実な構成である。簡単なスピンドル
駆動によってセンサを測定位置に入るまでその位置から
ずらされる。
【0015】被検タイヤ素材や自動車空気タイヤを収納
する空間の両側に検出用センサを1個づつ設けた装置が
回転可能に支承される。こうして両側の誤差の有無が同
時に分かる。回転可能に支承された被検自動車空気タイ
ヤやタイヤ粗材の側壁までの固定側面位置を有する装置
の中にセンサを形成することによってこの間隔がタイヤ
に無関係にタイヤの挿入の後に固定的に設定される。挿
入の後他の、側面が調整可能な検出センサを反対側の側
壁までの予定の間隔位置へ置くことができる。そうして
タイヤの厚さに関係なく固定センサと付属のタイヤ側壁
との間の所望の間隔が支承部へのタイヤやタイヤ粗材の
挿入によって定まる。挿入の際障害にならないように、
第二の検出用センサが他のタイヤ側壁の所望の間隔位置
へ入れられる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1に示したように、試験装置の
架台3に垂直に下方へ向けて案内レール2を固定してあ
り、この案内レールに測定ヘッド1を摺動可能に支承し
てある。図示してない公知の態様の駆動モジュールと共
に同じく図示してない球面支承されたスピンドル歯車を
介して測定ヘッド1がその案内レールに沿って制御可能
に上下動する。支承台12の下部には図1と2に示した
ように案内ころ8と駆動ころ18が相互に間隔aを空け
て平行に設けてある。案内ころ8と駆動ころ18はそれ
ぞれ案内肩部10を有する。案内ころ8や駆動ころ18
は水平線に対して角αを成している。支承台12の上部
にはころ7が回転可能に支承されている。このころ7の
回転軸は垂直線に対して角αを成しており、支承台12
から離れる接線は支承台12から離れる、案内肩部10
の肩部面のある平面に駆動ころ・案内ころの軸線の通る
平面に対して垂直方向にある。平面は垂直線に対して同
様に角αを成している。
【0017】自動車空気タイヤやトーラス形状のタイヤ
粗材のカーカス・側壁部分にある鋼製の平行な剛性担体
から離れた所にある誤差の存在を検査するために被検体
13を駆動ころ8と支承ころ18の上へ載せると、被検
体はその一方の側壁で駆動ころ8と支承ころ18の案内
肩部ところ7に接触する。ころ7の回転軸の延長線は図
2に示したように駆動ころ8と支承ころ18の回転軸の
間の平面を間隔aの中心で垂直方向に切る。
【0018】測定ヘッド1の、下方へ向けられた延長線
上にそれぞれ1個のセンサ5と6を同一平面に水平線に
対して角αを成して配設してある。センサ5と6は磁場
分散法に従って働く検出器である。磁場分散法では不均
質磁場で誘導された磁場剛性変化が長さ方向の鋼製コー
ドの運動によってその半径方向に生じる誘導の結果であ
る磁場剛性の測定によって測定される。図5で分かるよ
うに、永久磁石のN極16とS極17は極の領域の外側
に磁力線21を有する不均質磁場を形成する。検査され
る平行な鋼製コード20はN極とS極の集束平面に対し
て0度より大きい角をつくり、運動方向矢印が示すよう
に右から左へ、左から右へ、即ち鋼製コードの半径方向
の方向成分で先ず片方の極を経て、次に別の極を経て移
動する。センサヘッド19は運動中の不均質磁場の変化
を捉える。検出器として適当なのはD-7538 ケルテルン
2にあるローランド・エレクトロニーク社のタイプSND
6がよい。これは通常溶接継ぎ目監視用として使用され
る。センサ5と6は公知の態様の評価ユニット11に連
結してある。センサ5と6の間には測定ヘッド1にリミ
ットスイッチ付きのころ4を配設してある。
【0019】被検体13をトレッドが案内ころ18と駆
動ころ8に当たって、一側面が肩部10ところ7に支承
されるように垂直線に対して傾斜角αを作るように挿入
した後、測定ヘッド1を球面支承された案内スピンドル
によって案内レール2に沿って下方へ、測定ヘッドに設
けられた公知の態様の従動ころ4が被検体13のトレッ
ドと接触して近接スイッチを作動させるまで押し下げ
る。リミットスイッチの作動によって測定ヘッド1の摺
動運動の駆動が停止されて測定ヘッドがこの設定位置に
とどまる。近接スイッチによるころ4の位置とセンサ5
と6の位置との対応は、センサ5と6がこの設定位置で
被検体13の半径方向位置にくるようにきめられる。前
記半径方向位置は被検体の側壁の中央部分を占める。検
出器は、この検出器の方へ向けられたタイヤ側壁まで約
2ミリメートルの所に予め設置される。センサ5はセン
サ6と同一線上を移動するように形成してある。センサ
5に固定された別のもう1個の、公知のセンサの方へ向
けられた、被検体の側壁までの間隔を検出する、たとえ
ば間隔測定容量センサによってセンサ5から側壁までの
間隔を検出し、センサ5は公知の種類のステップモータ
14によって球面支承された駆動スピンドルを介してこ
の側壁まで2ミリメートルの所まで接近する。
【0020】これに続いて駆動ころ8が公知の制御され
た駆動モータ9によって回転させられて、被検体13が
トレッドと駆動ころ8の表面との間の摩擦により被検体
13の軸線を中心に駆動ころ8と案内ころ18に確実に
当接して被検体の自重により自由に回転するころ7と肩
部10に支承されて回転する。被検体13は先ず約90
度回転し、その際鋼コードが側壁部分で0度以上の角度
を含めて運動方向に整向してセンサ5と6の領域内でセ
ンサ5と6に沿って、図5に示したように前進させられ
る。隣接する鋼製剛性担体間間隔と違って不均質磁場に
磁場の変化が引き起こされ、その結果の磁場剛性変化が
センサ5と6によって測定され、たとえば電圧変化とし
て評価装置11、即ちコンピータに送られる。
【0021】この周囲測定領域で測定された磁場剛性変
化は評価装置11によって測定され、測定された値は基
準値として次の測定工程のために利用される。被検体1
3は更に360度回転され、その際センサ5と6はこの
回転角度範囲内でも結果として生じる磁場剛性変化を測
定し、評価装置11に送られる。評価装置11では、3
60度の回転中磁場剛性が平均値から変化したかどうか
が検出される。その偏差は予定された許容差をこえるも
のであり、それを図3にグラフで示した。
【0022】グラフの横座標は回転角度ωを示してい
る。縦座標は目盛りをつけた磁場の剛性を示している。
カーブ28は磁場剛性変化を示している。検出された平
均値29をもとにして許容できる偏差として予めきめら
れた尺度Δzul.から生じた許容される磁場剛性の限界値
27がわかる。この限界値を越えた、カーブ28の振幅
が大きすぎる間隔をおいた中間隣接鋼製コードによる誤
差の位置を示している。図3にはこのことが誤差位置3
0、31、32、33で示されている。横座標から被検
体13の所の所属の角度位置が分かる。
【0023】図3には専ら平均値以上の特に危険な偏差
を示してある。これらの偏差は広すぎるコード間隔によ
る誤差の位置である。必要なら、狭すぎる間隔について
の許容差値を決めることによって平均値以下のこの許容
差を登録することによって、どの角度位置に許容できな
い過少間隔が生じているかをアナログ方式でも確認する
ことができる。
【0024】被検体は続いて時間経過順に誤差30、3
1、32、33のそれぞれの角度位置に回転させられ、
その結果被検体の誤差はその都度図示してない公知の種
類のマーク付け装置、たとえば架台に形成された指示器
の形態の、予めきめられたマークと向き合う。ここでた
とえば手動或いは自動で、たとえば色でその位置を被検
体に記すことができる。同様に、機械的指示器の代わり
に直接公知の態様のマーキングピンを操作してこの位置
を被検体に記すことも考えられる。また、このようなマ
ークをセンサ5と6につけることも考えられる。
【0025】センサ5、6、タイヤ側壁の間の検査間隔
は次のようにしてきめられる。即ちタイヤ側壁との接触
接点を廃止し、もっとタイヤ側壁に近づけて配設し、コ
ードを充分確実に捉えるためにできる限り磁石に近づけ
るのである。この間隔はたとえば2ミリメートルであ
る。測定の後センサ5を再びステップモータ14によっ
て被検体13から横へ離し、測定ヘッド1を駆動される
球面支承式スピンドルを使用して案内レール2に沿って
持ち上げる。被検体13は駆動ころ8と案内ころ18か
らたとえば横へころがり降ろすことによって取り出され
る。モータ14、9、上下動するための駆動モジュール
はコンピュータ11に連結されており、コンピュータ1
1によって制御される。
【0026】第二のセンサ6は被検体13の接触平面ま
で予めきめてある間隔をおいて固定されている。この第
二のセンサ6をステップモータ15と球面支承案内スピ
ンドルで検出器5と同線上で同じく横の位置で被検体1
3の接触平面まで移動可能に構成することも考えられ
る。こうすることによって間隔の微調整と検査作業の際
の二次調整が容易になる。
【0027】各種の被検体についての許容差目標値の入
力と記憶によって各タイヤに対する性能要件に応じて経
験値に基づく位置ずれの許容差を計算に入れることがで
きる。許容差値から偏っていない被検体13は別に問題
なく試験装置から出て行く。それぞれ許された許容値を
越える偏差を検証するとき被検体13はそれから先の生
産工程から外される。その際、大きさと質を正確に確認
するために続いて誤差箇所を公知のレントゲン測定装置
中でレントゲン測定法によって正確に検査することが考
えられる。その場合、そこでは誤差の態様によっては自
動車空気タイヤの特定の使用可能性がなお可能である場
合が考えられる。そうでない場合には被検体は最終的に
選別される。誤差の位置の場所は既にわかっているの
で、レントゲン測定装置は、ただ個々のタイヤ部分が検
査できるように構成することができる。
【0028】図4は隣接する剛性担体間の間隔の差を正
確に知ることができる部分の概略的レントゲン像を示し
ている。誤差箇所31、31’は隣接する鋼コード10
の間の間隔が明らかに広すぎる。被検体が加硫された自
動車空気タイヤである場合は、この満足な状態である自
動車空気タイヤは直接次の他種の品質検査に送られるか
或いは納品に回される。
【0029】被検体13が粗材である場合には、良好な
状態の粗材は次の加工、たとえば加硫装置へ送られる。
許容できない誤差のある粗材はできる限り再生して、再
度検査用測定装置へ送られる。そうでない場合はその粗
材は個々の構成部分に分解されて、更にリサイクルに使
用される。加硫される粗材は加硫の後完成自動車空気タ
イヤとして再度図1の測定装置に送られて検査される。
こうして側壁部分の隣接鋼コード間の間隔の誤差も検出
され、鋼コードは第一の測定に続いて特に折り曲げ作業
中に加硫装置と加硫作業で生産される。再生不能の、加
硫された傷物タイヤはこうして自動車空気タイヤの数に
減少される。このタイヤはこの最後の製造工程で加硫装
置中で誤差が生じたものである。
【0030】ころ7の長さは、従来のすべてのサイズの
タイヤについて確実な接触面が保証されるように選定さ
れる。隣接するコードの間の間隔にある誤差は通常タイ
ヤ側壁全体に及ぶので、センサ5と6によって確実に発
見される。特に側壁の大きいタイヤでは安全性を高める
ためにセンサ5と6までの間隔を半径方向に離し、更に
別のセンサを磁場分散法に従って設けることが考えられ
る。その結果多くの半径方向位置で同時に測定すること
ができる。
【0031】
【発明の効果】トーラス形のタイヤ粗材或いは加硫した
自動車空気タイヤの側壁部分のカーカス層中の磁化可能
な材料、特に鋼から成る剛性担体の配置誤差を簡単に確
実に発見することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】検査のためにタイヤを挿入した試験装置の原理
図である。
【図2】平行に設けた案内ころと駆動ころを示す図であ
る。
【図3】隣接する剛性担体間の間隔誤差の位置を検出す
るためにタイヤの周縁にわたって検出した磁場剛性変化
の概略グラフである。
【図4】検出された誤差位置の領域にある間隔の広さを
検出するためのレントゲン像である。
【図5】磁場分散法による剛性担体の摺動運動と位置取
りのためのセンサの位置を説明する概略グラフである。
【符号の説明】
1 測定ヘッド 2 案内レール 3 架台 4 リミットスイッチ付ころ 5 検出器 6 検出器 7 ころ 8 駆動ころ 9 駆動モータ 10 案内肩部 11 評価装置 12 支承台 13 被検体 14 ステップモータ 15 ステップモータ 16 N極 17 S極 18 支承ころ 19 センサヘッド 20 鋼線より線 21 不均質磁力線 27 限界値 28 許容差 29 平均値 30 誤差 31 誤差 32 誤差 33 誤差

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非加硫タイヤ粗材或いは加硫自動車空気
    タイヤの側壁部分にあるカーカス層中の磁化可能材、特
    に鋼から成る剛性担体の配置誤差検出装置であって、被
    検査タイヤ粗材や自動車空気タイヤをその軸線を中心に
    回転可能に支承するための手段を有し、移動する剛性担
    体の配置誤差によって不均質磁場に生じる誘導の結果で
    きた磁場を検出するセンサを有し、このセンサを少なく
    とも測定中は側壁部分の半径方向部分の半径方向測定位
    置に設け、特に前記センサの半径方向位置をタイヤ直径
    に応じてタイヤの半径方向の目標位置へ設定するための
    手段を有し、特に被測定側壁とセンサとの間の軸方向間
    隔を設定するための手段を有し、被検査タイヤ粗材や自
    動車空気タイヤの回転を制御するための手段を有し、セ
    ンサが測定結果による磁場の磁場剛性を先導するための
    センサが連結された評価手段を有する装置。
  2. 【請求項2】 回転制御手段がロータで駆動される少な
    くとも1個の摩擦手段を有し、この摩擦手段が駆動を伝
    達するために少なくとも測定の際に被検査粗材や自動車
    空気タイヤのトレッドと摩擦接触するものである請求項
    1の特徴を有する検出装置。
  3. 【請求項3】 タイヤ粗材や自動車空気タイヤを支承す
    る手段が空間固定の垂直線に対して側方へ傾斜した平面
    に支承するための手段を有し、この平面ではタイヤを回
    転可能に支持するための特に側面支持面が検出の際この
    側方へ傾斜した位置に形成され、側面支承のための肩部
    を有するトレッドの支承のために特に少なくとも2個の
    平行で回転可能なころとタイヤ粗材や自動車空気タイヤ
    の赤道平面に対して平行になる整向部を有する少なくと
    も1個のころとを半径方向の方向成分を有する側面支承
    のための検査位置に形成した請求項1または2の特徴を
    有する検出装置。
  4. 【請求項4】 自動車空気タイヤやタイヤ粗材に対して
    半径方向の位置にあって検出中にこの位置に移動するよ
    うに形成されたセンサを保持するための保持装置と、検
    出中にセンサをタイヤ粗材や自動車空気タイヤの位置へ
    移動させるために半径方向の位置を検知するための手段
    を有し、それらの手段が半径方向の位置の設定手段と作
    用結合するように構成した請求項1〜3のいずれか一の
    特徴を有する検出装置。
  5. 【請求項5】 半径方向の位置を検出するための手段が
    更に少なくとも1個の別のセンサを保持装置に有し、こ
    のセンサをタイヤ粗材や自動車空気タイヤの半径方向外
    側で、検出中に装置内で占めるタイヤ粗材や自動車空気
    タイヤの位置にセンサとタイヤのトレッドとの間の間隔
    を検出するために設けた請求項4の特徴を有する検出装
    置。
  6. 【請求項6】 装置の架台中に案内レール及び保持装置
    を半径方向移動のための対応スライダとして形成し、ス
    ライダの移動手段をレール、特に球面軸受されたスピン
    ドル中に形成した請求項4または5の特徴を有する検出
    装置。
  7. 【請求項7】 センサと側壁部との間の距離を検出する
    手段を有し、これらの手段は剛性担体の位置誤差の検出
    センサと側壁部との間の側面距離を設定するための手段
    と作用結合する請求項1〜6のいずれか一の特徴を有す
    る検出装置。
  8. 【請求項8】 剛性担体の位置誤差の検出センサが側方
    に移動するように支承され、制御可能に駆動されるスピ
    ンドル、特に側方位置をずらすための球面支承スピンド
    ルと作用結合する請求項7の特徴を有する検出装置。
  9. 【請求項9】 評価装置、特にコンピュータによる評価
    手段を、位置誤差の検出をするためのセンサによって、
    検査のために回転可能に支承されたタイヤ粗材や自動車
    空気タイヤが第一の予定回転角範囲を越えて回転する際
    に測定された磁場変化の平均値を検出し、また初めの測
    定のこの平均値に関連して続く第二の回転角範囲で測定
    された磁場変化の振幅の高さを検出し、且つ第二の測定
    の各振幅高さと許容できる振幅の最高の高さの目標値及
    びタイヤ粗材や自動車空気タイヤの、許容値外の検出振
    幅の角度位置を表示するための手段と比較するための手
    段を形成した請求項1〜8のいずれか一の特徴を有する
    検出装置。
  10. 【請求項10】 少なくとも1個のセンサを披検査タイヤ
    粗材や自動車空気タイヤを収容する空間の両側に回転支
    承するように形成し、そのうち特に1個を装置内のタイ
    ヤの横に固定し、他の1個を側方に調整可能に配設した
    請求項1〜9いずれか一の特徴を有する検出装置。
  11. 【請求項11】 非加硫タイヤ粗材或いは加硫自動車空気
    タイヤの側壁部分にあるカーカス層中の磁化可能材、特
    に鋼から成る剛性担体構造部の配置誤差検出方法であっ
    て、0度より大きい、剛性担体の運動方向と整向との間
    の角度でセンサと剛性担体の間の相対移動により不均質
    磁場中での運動によって誘導の結果生じた磁場剛性を測
    定し、第一段階でタイヤ粗材や自動車空気タイヤの第一
    角度範囲内での回転によって生じた磁場剛性変化を測定
    しそこから平均値を割り出し、それに続いて第二の角度
    範囲内でタイヤ粗材や自動車空気タイヤを更に回転する
    場合にこの第二の角度範囲内での磁場剛性変化を測定
    し、そこから第二の角度範囲の測定値の、第一の角度範
    囲の平均値に対する偏差経過を検出し、その偏差値を許
    容偏差の目標値と比較し、目標値を越える偏差の位置で
    の回転角度やタイヤ粗材や自動車タイヤの所の周縁位置
    を回転角度かタイヤ側壁部の隣接剛性担体の配置誤差の
    周縁位置として表示する方法。
  12. 【請求項12】 1個または数個の配置誤差の位置の確定
    の後に検出された配置誤差の大きさをレントゲン測定法
    によって検出する請求項11の特徴を有する方法。
JP9132405A 1996-05-25 1997-05-22 タイヤの側壁部分にあるカーカス層中の磁化可能材から成る剛性担体の配置誤差検出のための装置と方法 Withdrawn JPH1071808A (ja)

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