JPH1069896A - 電池パック保持装置 - Google Patents

電池パック保持装置

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JPH1069896A
JPH1069896A JP8244045A JP24404596A JPH1069896A JP H1069896 A JPH1069896 A JP H1069896A JP 8244045 A JP8244045 A JP 8244045A JP 24404596 A JP24404596 A JP 24404596A JP H1069896 A JPH1069896 A JP H1069896A
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JP
Japan
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battery pack
electronic device
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device main
claw
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JP8244045A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Hirabayashi
哲生 平林
Kazutoshi Ichinose
一利 一ノ瀬
Naomasa Suzuki
直昌 鈴木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子装置本体及び電池パックの端子接触圧を受
ける面をそれに垂直面にしても電池パック着脱の操作性
を良好に維持しうる電池パック保持装置を提供するこ
と。 【解決手段】電池パック2の凹部2Aに電子装置本体1
のツメ1Aを挿入して電池パックを電子装置本体に装着
する電池パック保持装置であって、ツメの内面には電子
装置本体に対し電源を供給する端子バネの端子接触圧に
垂直な垂直面1Cを形成し、前記凹部の内面には前記ツ
メの垂直面に対向する垂直面2Eを形成し、前記ツメの
先端には突起1Bを設け、前記凹部にはツメに対向する
位置に溝2Fを他の位置に段差2Dを設けて、電池パッ
クを電子装置本体から外すときに、突起により電池パッ
クを浮かせるようにし、更に垂直面2Eの先端にはそこ
を切欠いたC面を設けて電池パックの着脱をスムーズに
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機などの
電子装置に装備される電池パック保持装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、電子装置に装備される電池パック
保持装置としては、図3及び図4に示すようなものがあ
った。図3は本発明の実施の形態または従来の電池パッ
ク保持装置を装備した電池パックと、それを装着する携
帯電話機本体の外観を示す図であり、(A)は電池パッ
クの斜視図、(B)は携帯電話機本体の裏面前方の斜視
図、(C)は携帯電話機本体の裏面後方の斜視図、図4
は図3に示す電池パック保持装置の特に係合部を示す模
式図であり、(A)は電池パックを取り付ける状態の電
子装置本体の側面図、(B)は電池パックを電子装置本
体に差し込む状態を示す係合部の拡大図、(C)は電池
パックを電子装置本体に保持した状態の係合部の拡大図
である。
【0003】まず、図3及び図4を参照して、従来の電
池パック保持装置の構成について説明する。図3及び図
4において、21は携帯電話機等の電子装置本体、22
は電池を収容してその電力を電子装置本体21に供給す
る電池パック、23は電池パック22を電子装置本体2
1に装着してその位置に保持するロックレバー、24は
電池パック22とロックレバー23との間に取付けられ
電池パック22を電子装置本体21に装着したときにロ
ックレバー23を電子装置本体21の係止溝25に保持
するための付勢板バネである。
【0004】また、25はロックレバー23を嵌め込み
電池パック22を保持する係止溝、21Aは電池パック
22と結合する電子装置本体21のツメ、21Bは電池
パック22の端子22Bに対向するよう電子装置本体2
1に取付けられ電池パック22を電子装置本体21に装
着したときに弾力をもって端子22Bに当接し電子装置
本体21に対し電力を供給するようにした端子バネであ
る。尚、ロックレバー23及び付勢板バネ24と係止溝
25とによりロック装置を構成する。
【0005】また、21Cはツメ21Aの内面に設けら
れ電池パック22の着脱を容易にするための傾斜面、2
2Aはツメ21Aに嵌め込み電池パック22を電子装置
本体21に装着するようにした凹部、22Bは電池パッ
ク22からの電源を電子装置本体21に供給する端子、
22Cは電池パック22を電子装置本体21に装着した
ときに傾斜面21Cに対向するよう凹部22Aに成形さ
れ電池パック22をその位置に保持するようにした傾斜
面、27は電子装置本体21のツメ21Aと電池パック
22の凹部22とにより構成されそこを支点にして電池
パック22を電子装置本体21に保持する係合部であ
る。
【0006】次に、図3及び図4を参照して、従来の電
池パック保持装置の動作について説明する。まず、図3
において、電子装置本体21のツメ21Aに対し電池パ
ック22の凹部22Aを嵌め込み係合させる。電子装置
本体21の他端には、ロックレバー23がその下部を支
点にして揺動しうるように取り付けられ、電池パック2
2との間に付勢板ばね24が挿入されて、ロックレバー
23を図3(A)の左方に弾力的に押圧するようにして
いる。
【0007】そこで、凹部22Aを支点にして電池パッ
ク22を電子装置本体21に装着すると、ロックレバー
23のツメが電子装置本体21の係止溝25に嵌め込ま
れ、電池パック22が電子装置本体21に対して保持さ
れる。電池パック22を電子装置本体21から外すとき
は、ロックレバー23を引き付勢板ばね24を圧縮して
電池パック22を抜けばよい。
【0008】次に、図4を参照し、係合部27の動作に
ついて説明する。電池パック22を電子装置本体21に
取り付ける場合、図4の(A)に示すように、まず、係
合部27において、電池パック22を電子装置本体21
を係合し、電池パック22を係合部27を中心に反時計
方向(矢印方向)に回転して電子装置本体21に装着す
る。
【0009】図4の(B)は図4の(A)に示すような
電池パック22を電子装置本体21に装着する過程にお
ける係合部27の拡大図である。すなわち、電子装置本
体21のツメ21Aが電池パック22のの凹部22Aに
勘合され、電池パック22を電子装置本体21のその位
置に保持する。その際、電池パック22の端子22Bと
電子装置本体21の端子バネ21Bとが接触して電池パ
ック22の電源を電子装置本体21に供給しうる状態と
なる。また、図4の(B)から分かるように、ツメ21
Aの傾斜面21Cとそれに対向する凹部22Aの傾斜面
22Cとは斜めに構成されているため、電池パック22
の着脱が容易である。
【0010】図4の(C)は電池パック22を電子装置
本体21に装着した状態における係合部27の拡大図で
ある。すなわち、電池パック22が電子装置本体21に
保持されると、電池パック22の端子22Bと電子装置
本体21の端子バネ21Bとが当接して電池パック22
の電源を電子装置本体21に供給することができる。こ
の状態では、ツメ21Aの傾斜面21Cとそれに対向す
る凹部22Aの傾斜面22Cとが接触して電池パック2
2を電子装置本体21に保持するよう作用する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電池パック保持装置においては、凹部22Aのツメ
21Aと対向する面がそれぞれ傾斜面21C及び傾斜面
22Cとなっているため、電子装置本体21及び電池パ
ック22の長手方向の寸法のばらつきにより電池パック
22にガタが生じ、電子装置本体21と電池パック22
の厚み方向の相対位置が変わってしまうことがある。そ
れにより、端子バネ21Bの押さえ量が変わり、端子接
触圧が変わってしまうという問題があった。
【0012】更に、上記従来の電池パック保持装置にお
いては、端子バネ21Bのバネ圧がツメ21Aの傾斜面
21Cに対して斜めに当たることになり、バネの反力は
接線方向に逃げてしまうため、安定した端子接触圧を確
保するのが困難であるという問題があった。
【0013】しかし、それに対処するため、凹部22A
及びツメ21Aに傾斜面22C及び傾斜面21Cを付け
ず、その代わりにバネの反力を逃がさないような垂直面
にして、端子接触圧を確保するようにすると、電池パッ
ク22を電子装置本体21から引き抜くときに電池パッ
ク22が回転し難くなり、電池パック22着脱の操作性
が極めて悪くなるか、凹部22Aの広さをツメ21Aの
厚みより相当広くしなければならないため、外観が極め
て悪くなるという問題があった。
【0014】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、電子装置本体及び電池パックの長手
方向の寸法にばらつきがあっても、電子装置本体側の端
子バネと電池パック側の端子との間の端子接触圧が変わ
ることなく、常に安定した端子接触圧を確保することが
できるとともに、電子装置本体及び電池パックの端子接
触圧を受ける面を端子接触圧に対し垂直面にしても、電
池パックの凹部を広げることなく、電池パック着脱の操
作性を良好に維持ことができる電池パック保持装置を提
供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明による電池パック
保持装置は、電子装置本体のツメの面と電池パックの凹
部の該ツメの面に対向する面とを、電子装置本体の端子
バネと電池パックの端子との間の端子接触圧を垂直に受
ける面と平行な垂直面にするとともに、電子装置本体の
ツメの先端部に突起を設け、電池パックの凹部の底部に
段差を設けるようにしたものである。
【0016】本発明による電池パック保持装置は、電子
装置本体のツメの面と電池パックの凹部の該ツメの面に
対向する面とを、電子装置本体の端子バネと電池パック
の端子との間の端子接触圧を垂直に受ける面と平行な垂
直面にするとともに、電池パックの凸部の垂直面の先端
にその角を切欠いたC面を設けるようにしたものであ
る。
【0017】本発明によれば、電子装置本体と電池パッ
ク間がガタになった場合でも、電子装置本体側の端子バ
ネと電池パック側の端子との間の端子接触圧が変わるこ
となく、常に安定した端子接触圧を確保することができ
るとともに、電池パックを電子装置本体に対し着脱する
際、電池パックの開閉角度に応じ突起に当たる底部の箇
所を溝から段差に移動するようにして回転の支点を変化
させるようにして、電池パックの着脱を容易にした電池
パック保持装置が得られる。
【0018】本発明によれば、電子装置本体と電池パッ
ク間がガタになった場合でも、電子装置本体側の端子バ
ネと電池パック側の端子との間の端子接触圧が変わるこ
となく、常に安定した端子接触圧を確保することができ
るとともに、電池パックを電子装置本体に対し着脱する
際、電池パックの凸部が電子装置本体のツメに当たらな
いようにしたことにより、電池パックを電子装置本体に
対してスムーズに着脱できるようにした電池パック保持
装置が得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、電池パックの凹部に対し電子装置本体のツメを挿入
して電池パックを電子装置本体に装着するようにした電
池パック保持装置であって、前記ツメの内面には電子装
置本体に対し電源を供給する端子バネの端子接触圧に垂
直な垂直面を形成し、前記凹部の内面には前記ツメの垂
直面に対向する垂直面を形成し、前記ツメの先端には突
起を設け、前記凹部には前記ツメに対向する位置に溝を
他の位置に段差を設けて、前記電池パックを電子装置本
体から外すに従がい、前記突起により電池パックを浮か
せるようにしたものであり、電子装置本体及び電池パッ
クの長手方向の寸法にばらつきがあっても、電子装置本
体側の端子バネと電池パック側の端子との間の端子接触
圧が変わることなく、常に安定した端子接触圧を確保す
ることができるとともに、電子装置本体及び電池パック
の端子接触圧を受ける面を端子接触圧に対し垂直面にし
ても、電池パックの凹部を広げることなく、電池パック
の回転の支点を変化させることにより、電池パックの着
脱を容易にしてその操作性を良好に維持ことができる電
池パック保持装置を提供するという作用を有する。
【0020】本発明の請求項2に記載の発明は、前記電
池パックの凹部には前記溝から凸部の垂直面に向けて高
くなるなだらかな傾斜面を設けるようにしたものであ
り、電子装置本体及び電池パックの長手方向の寸法にば
らつきがあっても、電子装置本体側の端子バネと電池パ
ック側の端子との間の端子接触圧が変わることなく、常
に安定した端子接触圧を確保することができるととも
に、電子装置本体及び電池パックの端子接触圧を受ける
面を端子接触圧に対し垂直面にしても、電池パックの凹
部を広げることなく、電池パックの回転の支点を変化さ
せることにより、電池パックの着脱を容易にしてその操
作性を良好に維持ことができる電池パック保持装置を提
供するという作用を有する。
【0021】本発明の請求項3に記載の発明は、電池パ
ックの凹部に対し電子装置本体のツメを挿入して電池パ
ックを電子装置本体に装着するようにした電池パック保
持装置であって、前記ツメの内面には電子装置本体に対
し電源を供給する端子バネの端子接触圧に垂直な垂直面
を形成し、前記凹部の内面には前記ツメの垂直面に対向
する垂直面を形成し、前記凹部の内面に形成した前記垂
直面を有する凸部のその先端を切欠いたC面を設け、前
記電子装置本体に対する電池パックの着脱の際、前記ツ
メが凸部に当たらないようにしたものであり、電子装置
本体及び電池パックの長手方向の寸法にばらつきがあっ
ても、電子装置本体側の端子バネと電池パック側の端子
との間の端子接触圧が変わることなく、常に安定した端
子接触圧を確保することができるとともに、電子装置本
体及び電池パックの端子接触圧を受ける面を端子接触圧
に対し垂直面にしても、電池パックの凹部を広げること
なく、電池パックを電子装置本体に対し着脱する際、電
池パックの凸部が電子装置本体のツメに当接しないよう
にしたことにより、電池パックを電子装置本体に対しス
ムーズに着脱できるようにしてその操作性を良好に維持
ことができる電池パック保持装置を提供するという作用
を有する。
【0022】以下、添付図面、図1及び図2に基づき、
本発明の一実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明
の第1の実施の形態における電子装置本体及び電池パッ
クの電池パック保持装置の係合部を示す模式図であり、
(A)は電池パックを電子装置本体に装着した状態の電
子装置本体及び電池パックの側部立面図とその係合部の
拡大図、(B)は電池パックを電子装置本体からわずか
離した状態の電子装置本体及び電池パックの側部立面図
とその係合部の拡大図、(C)は電池パックを電子装置
本体からほぼ外した状態の電子装置本体及び電池パック
の側部立面図とその係合部の拡大図である。
【0023】また、図2は本発明の第2の実施の形態に
おける電子装置本体及び電池パックの電池パック保持装
置の係合部を示す模式図であり、(A)は電池パックを
取り付ける状態の電子装置本体の側面図、(B)は電池
パックを電子装置本体に差し込む状態を示す係合部の側
部拡大図、(C)は電池パックを電子装置本体に保持し
た状態の係合部の側部拡大図である。
【0024】まず、図1を参照して、本発明の第1の実
施の形態における電池パック保持装置の構成について説
明する。図1において、1は携帯電話機等の電子装置本
体、2は電池を収容してその電力を電子装置本体1に供
給する電池パック、1Aは電池パック2と結合する電子
装置本体1のツメ、1Bはツメ1Aの先端に取り付けら
れ電子装置本体1に対する電池パック2の着脱の際段差
2Dに当接して電池パック2を持ち上げるための突起、
1Cは電子装置本体1側の端子バネ1E(図2)と電池
パック2側の端子1J(図2)との間の端子接触圧を垂
直に受けるツメ1Aの垂直面である。
【0025】また、2Aはツメ1Aに嵌め込み電池パッ
ク2を電子装置本体1に装着するようにした凹部、2B
は先端部2Cとともに電池パック2の凹部2Aを形成す
る凸部、2Cは凸部2Bとともに電池パック2の凹部2
Aを形成する先端部、2Dは電池パック2の凹部2Aに
形成され溝2Fより高くした段差、2Eは電子装置本体
1側の端子バネ1E(図2)と電池パック2側の端子1
J(図2)との間の端子接触圧を垂直に受けるツメ1A
の垂直面1Cに対向して当接する凸部2Bの垂直面、2
Fは凹部2Aに設けられ電池パック2を電子装置本体1
に装着したときに突起1Bが嵌め込まれ電池パック2が
定位置に嵌め込まれるようにした溝である。
【0026】また、2Gは溝2Fと段差2Dとの間に形
成され突起1Bを溝2Fから段差2Dに立ち下がらせる
傾斜面、2Iは電池パック2の着脱の際ツメ1Aの垂直
面1Cに引っ掛からないように凸部2Bの先端と垂直面
2Eとによりなす角を切り欠いたC面、3は電子装置本
体1のツメ1A、電池パック2の凹部2A、凸部2B及
び先端部2Cにより構成されそこを支点にして電池パッ
ク2を電子装置本体1に保持する係合部である。なお、
先端部2Cと電子装置本体1のツメ1Aとの間は電池パ
ック2を外し易くするため若干の空間をおく。
【0027】次に、同じく図1を参照して、本発明の第
1の実施の形態における電池パック保持装置の動作につ
いて説明する。特に、電池パック保持装置の係合部の動
作を電子装置本体から電池パックを取り外す際の動作に
より説明する。まず、電池パック2が電子装置本体1に
装着されている状態(図1の(A))においてロックレ
バー23(図3の(A))を引き、電池パック2のロッ
クレバー23側を電子装置本体1から外す。
【0028】そして、電池パック2を電子装置本体1か
ら僅か外すと、凸部1Bが凹部2Aの傾斜面2Gに当た
り、更に電池パック2を反時計方向(矢印方向)に回転
して電子装置本体1から外すと、図1の(B)に示すよ
うに、突起1Bは凹部2Aの段差2Dに乗り上げて、電
池パック2が電子装置本体1から僅か持ち上げられた状
態となる。
【0029】更に、電池パック2の反時計方向(矢印方
向)への回転を続けると、図1の(C)に示すような状
態となり、凸部2Bには切欠きのC面2Iが形成されて
いるため、凸部2Bがツメ1Aの上を滑るように抜け始
め、ツメ1Aが電池パック2の凹部2Aから完全に抜け
て、電池パック2を電子装置本体1から容易に取り出せ
るようになる。
【0030】また、本実施の形態においては、電池パッ
ク2の凹部2Aに溝2F及び段差2Dを設けたが、これ
は溝2Fから垂直面2Eの方に高くなるなだらかな傾斜
面とすることもでき、それによっても同様な効果が得ら
れる。尚、上記の動作を逆に行えば、電池パック2を電
子装置本体1に簡単に取り付けることができる。その動
作は以上の動作から容易に推考できるので、これ以上の
説明は省略する。
【0031】次に、図2を参照して、本発明の第2の実
施の形態における電池パック保持装置の構成について説
明する。図2において、1は電子装置本体、2は電池パ
ック、1Aは電子装置本体21のツメ、1Bは突起、1
Cは電子装置本体1側の端子バネ1Eと電池パック2側
の端子1Jとの間の端子接触圧を垂直に受けるツメ1A
の垂直面、1Eは電池パック2の端子2Jに対向するよ
う電子装置本体1に取付けられ電池パック2を電子装置
本体1に装着したときに弾力をもって端子2Jに当接し
電子装置本体1に対し電力を供給する端子バネである。
【0032】また、2Aは電池パック2の凹部、2Bは
電池パック2の凸部、2Cは電池パック2の係合部3に
おける先端部、2Dは電池パック2の凹部2Aに形成さ
れた段差、2Eは電子装置本体1側の端子バネ1Eと電
池パック2側の端子1Gとの間の端子接触圧を垂直に受
けるツメ1Aの垂直面に対向して当接する凸部2Bの垂
直面、2Fは電池パック2の凹部2Aに設けられた溝で
ある。
【0033】また、2Iは電池パック2の着脱の際ツメ
1Aの垂直面1Cに引っ掛からないように凸部2Bの先
端と垂直面2Eとによりなす角を切り欠いたC面、2J
は電池パック2からの電源を電子装置本体1に供給する
端子、3は電子装置本体1のツメ1A、電池パック2の
凹部2A、凸部2B及び先端部2Cにより構成され電池
パック2を電子装置本体1に保持する係合部である。な
お、先端部2Cと電子装置本体1のツメ1Aとの間は電
池パック2を外し易くするため若干の空間をおく。
【0034】次に、図2を参照して、本発明の第2の実
施の形態における電池パック保持装置の動作について説
明する。特に、電池パック保持装置の係合部の動作を電
子装置本体に対し電池パックを装着する際の動作により
説明する。まず、図2の(B)に示すように、電池パッ
ク2の凹部2Aに電子装置本体1のツメ1Aを差し込
み、そこを(係合部3)を支点にして、電池パック2を
図2の(A)に示す反時計方向(矢印方向)に回転す
る。
【0035】その際、電池パック2の凸部2Bの角はC
面2Iとして切り欠いてあるので、電池パック2の凸部
2Bはツメ1Aの下側にスムーズに挿入され、電池パッ
ク2の端子2Jが電子装置本体1の端子バネ1Eに接触
する(図2の(B))。電池パック2を更に電子装置本
体1に挿入して、電池パック2のロックレバー23を電
子装置本体1の係止溝25(図3)に嵌め込み図2の
(C)に示す状態にすると、端子バネ1Eの端子接触圧
により端子2Jと端子バネ1Eとが十分当接した状態に
保持される。
【0036】その状態において、電池パック2の凸部2
Bの垂直面2Eと電子装置本体1のツメ1Aの垂直面1
Cとは電子装置本体1の端子バネ1Eと電池パック2の
端子2Jとの間の端子接触圧を垂直に受ける面(電子装
置本体1の厚み方向と垂直な面)と平行な垂直面におい
て相互に当接することになる。すなわち、相互に当接し
ている2つの垂直面1C、2Eは端子バネ1Eの端子接
触圧の反力を垂直に受けるため、電池パック2の相対位
置が多少ずれてもツメ1Aと凸部2Bとの間の距離は変
わらないので、寸法のバラツキとかガタの影響を受け難
くく、端子バネ1Eと端子2Jとの間の端子接触圧は変
化せず、常に安定した端子接触圧を確保することができ
る。
【0037】また、凸部2BにC面2Iを設けたことに
より、先端部2Cとツメ1Eとの間に広い空間を取らな
くとも電池パック2を容易に着脱できるようにしたた
め、電子装置本体1の外観を損なうようなことはない。
以上、説明したように、本実施の形態における電池パッ
ク保持装置は、安定した端子接触圧を確保できるととも
に、電池パックを着脱の際、電子装置本体に引っ掛かる
ことなく、スムーズに動作することができる。
【0038】
【発明の効果】本発明による電池パック保持装置は、以
上説明したように構成し、特に、電池パックと電子装置
本体とが接触する面(垂直面)を電池パックの端子に対
する端子バネの端子接触圧を垂直に受ける平面上に置く
とともに、電子装置本体のツメの先端に突起を設け、電
池パックの凹部に溝及び段差を設け、電池パックの回転
に応じてツメの先端の突起の接触を溝または段差に移す
ようにしたことにより、電池パックに寸法のバラツキと
かガタがあっても、端子バネ1Eと端子2Jとの間の端
子接触圧は変化せず、常に安定した端子接触圧を確保す
ることができるとともに、電池パックをスムーズに着脱
することが可能である。
【0039】本発明による電池パック保持装置は、以上
説明したように構成し、特に、電池パックと電子装置本
体とが接触する面(垂直面)を電池パックの端子に対す
る端子バネの端子接触圧を垂直に受ける平面上に置くと
ともに、電池パックの凸部の垂直面の先端の角を切欠い
たC面を設けるようにしたことにより、電池パックに寸
法のバラツキとかガタがあっても、端子バネ1Eと端子
2Jとの間の端子接触圧は変化せず、常に安定した端子
接触圧を確保することができるとともに、電池パックの
着脱を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における電子装置本
体及び電池パックの電池パック保持装置の係合部を示す
模式図であり、 (A)は電池パックを電子装置本体に装着した状態の電
子装置本体及び電池パックの側部立面図とその係合部の
拡大図 (B)は電池パックを電子装置本体からわずか離した状
態の電子装置本体及び電池パックの側部立面図とその係
合部の拡大図 (C)は電池パックを電子装置本体からほぼ外した状態
の電子装置本体及び電池パックの側部立面図とその係合
部の拡大図
【図2】本発明の第2の実施の形態における電子装置本
体及び電池パックの電池パック保持装置の係合部を示す
模式図であり、 (A)は電池パックを取り付ける状態の電子装置本体の
側面図 (B)は電池パックを電子装置本体に差し込む状態を示
す係合部の側部拡大図 (C)は電池パックを電子装置本体に保持した状態の係
合部の側部拡大図
【図3】本発明の実施の形態または従来の電池パック保
持装置を装備した電池パックと、それを装着する携帯電
話機本体の外観を示す図であり、 (A)は電池パックの斜視図 (B)は携帯電話機本体の裏面前方の斜視図 (C)は携帯電話機本体の裏面後方の斜視図
【図4】図3に示す電池パック保持装置の特に係合部を
示す模式図であり (A)は電池パックを取り付ける状態の電子装置本体の
側面図 (B)は電池パックを電子装置本体に差し込む状態を示
す係合部の拡大図 (C)は電池パックを電子装置本体に保持した状態の係
合部の拡大図
【符号の説明】
1 電子装置本体 1A ツメ 1B 突起 1C 垂直面 1E 端子バネ 2 電池パック 2A 凹部 2B 凸部 2C 先端部 2D 段差 2E 垂直面 2F 溝 2G 傾斜面 2I C面 2J 端子 3 係合部 21 電子装置本体 21A ツメ 21B 端子バネ 21C 傾斜面 22 電池パック 22A 凹部 22B 端子 22C 傾斜面 23 ロックレバー 24 付勢板ばね 25 係止溝 27 係合部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電池パックの凹部に対し電子装置本体のツ
    メを挿入して電池パックを電子装置本体に装着するよう
    にした電池パック保持装置であって、 前記ツメの内面には電子装置本体に対し電源を供給する
    端子バネの端子接触圧に垂直な垂直面を形成し、前記凹
    部の内面には前記ツメの垂直面に対向する垂直面を形成
    し、前記ツメの先端には突起を設け、前記凹部には前記
    ツメに対向する位置に溝を他の位置に段差を設けて、前
    記電池パックを電子装置本体から外すに従がい、前記突
    起により電池パックを浮かせるようにしたことを特徴と
    する電池パック保持装置。
  2. 【請求項2】前記電池パックの凹部には前記溝から凸部
    の垂直面に向けて高くなるなだらかな傾斜面を設けるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載の電池パック保
    持装置。
  3. 【請求項3】電池パックの凹部に対し電子装置本体のツ
    メを挿入して電池パックを電子装置本体に装着するよう
    にした電池パック保持装置であって、 前記ツメの内面には電子装置本体に対し電源を供給する
    端子バネの端子接触圧に垂直な垂直面を形成し、前記凹
    部の内面には前記ツメの垂直面に対向する垂直面を形成
    し、前記凹部の内面に形成した前記垂直面を有する凸部
    のその先端を切欠いたC面を設け、前記電子装置本体に
    対する電池パックの着脱の際、前記ツメが凸部に当接し
    ないようにしたことを特徴とする電池パック保持装置。
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