JPH11266293A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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Publication number
JPH11266293A
JPH11266293A JP10068842A JP6884298A JPH11266293A JP H11266293 A JPH11266293 A JP H11266293A JP 10068842 A JP10068842 A JP 10068842A JP 6884298 A JP6884298 A JP 6884298A JP H11266293 A JPH11266293 A JP H11266293A
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JP
Japan
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card
mobile phone
housing
connector
rear case
Prior art date
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Withdrawn
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JP10068842A
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English (en)
Inventor
Kiyomitsu Watanabe
聖満 渡辺
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体の小型化を図ることができ、ICカード
の着脱を容易にすることができると共に、その着脱時に
ICカードを破損しないようにすることができる携帯電
話機を提供する。 【解決手段】 ICカードを用いる携帯電話機におい
て、電話機リアケース側面から組み込まれ、電話機回路
基板にICカードを電気的に接続するターミナル端子を
有し、開口部62が形成された凹形状のハウジング60
と、ハウジング60の開口部62を介して挿抜され、こ
の挿抜時にハウジング60への係止/解放手段を備えた
取手部及びICカードの嵌合凹部を有し、ICカードと
概略相似形状のカードホルダー70とを具備して構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はICカードを用いた
携帯電話機に関し、特にGSM(Global System for Mob
ile Communications) が採用されたディジタル方式セル
ラー電話機に用いて好適な携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機をはじめとする移動通
信の発展は著しく、ヨーロッパ地域においてディジタル
方式セルラー電話機としてGSMが主に採用されてい
る。GSMにおいて加入者識別用のSIM(Subscriber
Identity Module)として主にICカードが利用されてお
り、本方式においても近年日本国内においてもICカー
ドの利用が実現化に向かい具体的に検討されている。そ
うした中において小型で挿抜性に優れたICカードホル
ダー搭載構造の携帯電話機が要望されている。
【0003】図17に従来の携帯電話機の分解構造図を
示し、その説明を行う。この図17に示す携帯電話機
は、電話機表面部分となるフロントケース10と互いに
組み合わされたシールドAS部20と、電話機背面部分
となるリアケース30とを備え、更に、フロントケース
10に蓋を行うシールドAS部20と、リアケース30
との間に、リアケース30の開口部31から見えるよう
に搭載されるICカードホルダー40と、フロントケー
ス10、シールドAS部20及びリアケース30を一体
に固定する複数本のタッピンネジ33と、このネジのネ
ジキャップ34とを備えて構成されている。また、リア
ケース30を図17に示す矢印Y1方向から見た側面図
を図18に示す。
【0004】次に、ICカードホルダー40の構造を図
19を参照して説明する。但し、図19は、図17に示
すICカードホルダー40の構造を示す斜視図である。
図19に示すように、ICカードホルダー40は、ハウ
ジング部41と、ホルダー部42とから構成され、ホル
ダー部42が回転軸43aによってハウジング部41に
所定角度範囲で回転自在に取り付けられている。
【0005】ホルダー部42には、ICカード50が挿
入されて固定され、この固定後に、ホルダー部42をハ
ウジング部41のターミナル端子43に回転動作によっ
て当接させるようになっている。ターミナル端子43
は、図示せぬ携帯電話機本体の所定回路にICカード5
0を電気的に接続するものである。
【0006】このような構造のICカードホルダー40
は、上記したようにリアケース30の開口部31を介し
てシールドAS部20とリアケース30間に搭載され
る。このICカードホルダー40の搭載後、図示せぬ電
池が組み付けられるようになっている。つまり、ICカ
ードホルダー40を外す場合は、電池を外してから行う
ようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の携帯電話機は、ICカードホルダー40の構造が
ハウジング部41にホルダー部42を回転軸43aによ
って一体とするものであるため、ICカードホルダー4
0が厚くなり、その分、携帯電話機を厚くしなければな
らなかったので、携帯電話機の小型化を妨げる問題があ
った。
【0008】また、ICカードホルダー40の構造が、
一旦、ホルダー部42をハウジング部41のターミナル
端子43から離した後、ICカード50を抜き取るよう
になっているため、ICカード50の着脱が容易に行え
ない問題があった。
【0009】更に、ICカードホルダー40を携帯電話
機の背面から着脱するが、この際のICカードホルダー
40を外す場合に電池を外したとき、ICカードホルダ
ー40が落ちやすく、これがICカード破損の原因とな
る問題があった。
【0010】本発明は、全体の小型化を図ることがで
き、ICカードの着脱を容易にすることができると共
に、その着脱時にICカードを破損しないようにするこ
とができる携帯電話機を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ICカードを
用いる携帯電話機において、電話機リアケース側面から
組み込まれ、電話機回路基板に前記ICカードを電気的
に接続するターミナル端子を有し、開口部が形成された
凹形状のハウジングと、前記ハウジングの開口部を介し
て挿抜され、この挿抜時に前記ハウジングへの係止/解
放手段を備えた取手部及び前記ICカードの嵌合凹部を
有し、前記ICカードと概略相似形状のカードホルダー
とを具備したことを特徴とする携帯電話機が提供され
る。
【0012】ここで、ICカードを装着する場合は、カ
ードホルダーの嵌合凹部にICカードを嵌合した後、取
手部をもってカードホルダーをハウジングの開口部から
挿入すれば、係止/解放手段がハウジングに係止し、取
り外す場合は、取手部の操作で係止/解放手段をハウジ
ングから解放した後、カードホルダーを抜き取る。
【0013】また、ICカードを用いる携帯電話機にお
いて、電話機回路基板に前記ICカードを電気的に接続
するターミナル端子を備えた板状のカードコネクタを、
前記電話機回路基板と電話機リアケースとの間に、前記
電話機リアケースの電池搭載面に設けられた開口部から
覗く状態で挟み、前記ICカードを、前記電話機リアケ
ースのターミナル端子上に前記開口部を介して載置した
後、電池を嵌合することで前記ICカードを固定する構
造であることを特徴とする携帯電話機が提供される。
【0014】ここで、ICカードを、電話機リアケース
のターミナル端子上に、電話機リアケースの開口部を介
して載置した後、電池を嵌合することでICカードが固
定され、その逆に、電池を取り外すことでICカードが
取り外せる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態
による携帯電話機の分解図である。但し、この図1に示
す第1の実施の形態において図17の従来例の各部に対
応する部分には同一符号を付す。
【0016】この図1に示す携帯電話機は、電話機表面
部分となるフロントケース10と組み合わされたシール
ドAS部20と、電話機背面部分となるリアケース30
aとを備え、更に、フロントケース10に蓋を行うシー
ルドAS部20と、フロントケース10、シールドAS
部20及びリアケース30aを一体に固定する複数本の
タッピンネジ33と、このネジのネジキャップ34とを
備えて構成されている。
【0017】更に、第1の実施の形態の特徴要素である
ハウジング60及びICカードホルダー70を備えて構
成されている。即ち、リアケース30aの側面開口部3
6(図18参照)に組み込まれるハウジング60と、こ
のハウジング60に挿抜されるICカードホルダー70
とを備えて構成されている。
【0018】図2に図1に示すハウジング60及びIC
カードホルダー70の構造を示す斜視図を示し、その説
明を行う。ハウジング60は、概略直方体形状を成し、
底面にICカード50と図示せぬ携帯電話機回路とのタ
ーミナル端子61を備え、側面にICカードホルダー7
0を挿抜するための開口部62が設けられて構成されて
いる。
【0019】ICカードホルダー70は、その裏面にI
Cカード50が嵌合される長方形状を成し、表面に、ハ
ウジング60にICカードホルダー70を挿入した際
に、ハウジング60に係合するツメ部71を備えた取手
部72が設けられて構成されている。
【0020】その取手部72の機能を、図3に示すIC
カードホルダー70の挿抜説明図を参照して説明する。
図3に示すように、リアケース30aの側面開口部36
(図1参照)に組み込まれたハウジング60の開口部6
2にICカードホルダー70が挿入されているとする。
【0021】この状態で、まず、人の手74が取手部7
2を抓み矢印Y2の方向に押し下げると、ツメ部71に
よるハウジング60への係止が外れるので、この後、矢
印Y3の方向にICカードホルダー70を引き出せばよ
いようになっている。
【0022】また、図4に、ICカードホルダー70a
のハウジング60への挿入方向の先端に、ICカード5
0を把持するためのモールドツメ部75を設けたタイプ
のものを示す。但し、図4(a)は先端にモールドツメ
部75を設けたICカードホルダー70aの裏面図、
(b)は先端面図、(c)は表面図、(d)は先端面の
対抗面図、(e)は側面図であり、(f)はモールドツ
メ部75を説明するための図である。
【0023】即ち、(f)に示すように、モールドツメ
部75を75aで示す位置に開いておき、この状態でI
Cカード50を嵌合し、この後、75bで示す位置に戻
してICカード50を把持する。
【0024】このようにすれば、図2に示したようにハ
ウジング60へのICカードホルダー70の挿抜時に、
ICカード50が下方向に位置していても落下する事は
無くなる。
【0025】この他、図5及び図6に示すように、IC
カード50の底面周縁にICカード保持枠76を形成し
たタイプのものも上記同様ICカード50の落下を防止
することができる。ここで、図5はICカード保持枠7
6付きICカードホルダー70bの構成を示す斜視図、
図6(a)は図5に示すICカードホルダー70bをI
Cカード50差込側から見た図、(b)はICカードホ
ルダー70bのA−A断面図である。
【0026】即ち、ICカードホルダー70bには、図
6(a)に示すように、ハウジング60への挿入方向の
先端に、ICカード50を挿入するための開口部77が
設けられると共に、図6(b)に示すように、ICカー
ド50の挿入後にICカード50を保持するためのIC
カード保持枠76が設けられている。
【0027】以上説明した第1の実施の形態によれば、
携帯電話機のリアケース30aの側面開口部36にハウ
ジング60を組み込み、ICカード50を嵌合したIC
カードホルダー70をツメ部71を備えた取手部72の
上下操作によりワンタッチで、ハウジング60に挿抜で
きるようにしたので、ICカードホルダー70の着脱を
容易に行うことができる。
【0028】また、ICカードホルダー70を、ICカ
ード50がはみ出さないように勘合可能なやや大きめの
薄型サイズで形成できるので、その分、携帯電話機全体
も薄型にすることができる。
【0029】更に、モールドツメ部75を設けたICカ
ードホルダー70a又は、ICカード保持枠76付きI
Cカードホルダー70bによれば、上記同様に効果が得
られる他、ハウジング60への挿抜時にICカード50
が落下して破損するといったことを防止することができ
る。
【0030】次に、図7を参照して本発明の第2の実施
の形態による携帯電話機を説明する。図7は本発明の第
2の実施の形態による携帯電話機の分解図である。但
し、この図7に示す第2の実施の形態において図17の
従来例の各部に対応する部分には同一符号を付す。
【0031】この図7に示す携帯電話機は、電話機表面
部分となるフロントケース10と組み合わされたシール
ドAS部20と、電話機背面部分となるリアケース30
とを備え、更に、フロントケース10に蓋を行うシール
ドAS部20と、リアケース30との間に、リアケース
30の開口部31から見えるように搭載される第2の実
施の形態の特徴要素であるICカードコネクタ80と、
フロントケース10、シールドAS部20及びリアケー
ス30を一体に固定する複数本のタッピンネジ33と、
このネジのネジキャップ34とを備えて構成されてい
る。
【0032】次に、ICカードコネクタ80の構造を図
8を参照して説明する。但し、図8は、図7に示すIC
カードコネクタ80の構造を示す斜視図である。図8に
示すように、ICカードコネクタ80は、前述したIC
カード50と概略相似形を成し、ターミナル端子82が
設けられている。ターミナル端子82は、図示せぬ携帯
電話機本体の所定回路にICカード50を電気的に接続
するものである。
【0033】このような構造のICカードコネクタ80
は、上記したように開口部31を介してシールドAS部
20とリアケース30間に搭載される。このICカード
コネクタ80の搭載後、ターミナル端子82にICカー
ド50が電気的に接続されるように、開口部31側にI
Cカード50を設置し、この後、図示せぬ電池パックに
よってICカード50を固定するようになっている。つ
まり、ICカード50を外す場合は、電池を外してから
行うようになっている。
【0034】以上説明した第2の実施の形態によれば、
携帯電話機のシールドAS部20とリアケース30との
間に、リアケース30の開口部31から見えるように薄
型のICカードコネクタ80を設置し、ICカードコネ
クタ80のターミナル端子82にICカード50が電気
的に接続されるように、開口部31側にICカード50
を設置し、この後、電池パックによってICカード50
を固定する構成としたので、従来のように厚型のICカ
ードホルダー40を用いることに比較すれば、携帯電話
機全体を薄型にすることができる。
【0035】次に、図9を参照して本発明の第3の実施
の形態による携帯電話機を説明する。図9は本発明の第
3の実施の形態による携帯電話機の構成を示す裏面図で
ある。
【0036】この図9に示す携帯電話機は、図7に示し
た第2の実施の形態の携帯電話機を組み立てた場合の図
であり、図7と異なる点は、図10に示すように、リア
ケース30bにICカード50を固定するためのモール
ドバネ部82を設けたことにある。図10は図9に示す
リアケース30bのモールドバネ部82の構造を示す図
9のA−A断面図である。
【0037】そのモールドバネ部82は、リアケース3
0bにおける開口部31の両端にU字形状の板バネを設
けたものである。ICカード50を取り付ける場合は、
モールドバネ部82を矢印Y4及びY5で示す方向に押
しつけて収縮させ、この間に、ICカード50を開口部
31を介してICカードコネクタ80に載置する。そし
て、元に戻す。これによって、モールドバネ部82のバ
ネ圧によってICカード50が固定される。
【0038】以上説明した第3の実施の形態によれば、
携帯電話機のリアケース30の開口部31の両端にモー
ルドバネ部82を設け、このモールドバネ部82のバネ
圧によってICカード50を固定するように構成したの
で、第2の実施の形態と同様の効果が得られると共に、
ICカード50の位置決め及び固定を容易に行うことが
できる。
【0039】次に、図11を参照して本発明の第4の実
施の形態による携帯電話機を説明する。図11は本発明
の第4の実施の形態による携帯電話機の構成を示す裏面
図である。
【0040】この図11に示す携帯電話機は、図7に示
した第2の実施の形態の携帯電話機を組み立てた場合の
図であり、図7と異なる点は、図12に示すように、I
Cカード50の挟持機構を備えたICカードコネクタ8
0aを設けたことにある。図12(a)は図11に示す
携帯電話機に用いられるICカードコネクタ80aの構
造を説明する図、(b)はその構造の他の説明図であ
る。
【0041】そのICカードコネクタ80aは、(a)
に示すように、その両端に逆L字形状のコネクタバネ部
84を設けたものである。ICカード50を取り付ける
場合は、コネクタバネ部84を矢印Y6及びY7で示す
方向に押しつけて広げ、この間に、ICカード50を開
口部31を介してICカードコネクタ80aに載置す
る。そして、コネクタバネ部84を元に戻す。これによ
って、(b)に示すように、コネクタバネ部84のバネ
圧によってICカード50が固定される。
【0042】以上説明した第4の実施の形態によれば、
携帯電話機にコネクタバネ部84を備えたICカードコ
ネクタ80aを用い、そのコネクタバネ部84のバネ圧
によってICカード50を固定するように構成したの
で、第2の実施の形態と同様の効果が得られると共に、
ICカード50の位置決め及び固定を容易に行うことが
できる。
【0043】次に、図13を参照して本発明の第5の実
施の形態による携帯電話機を説明する。図13は本発明
の第5の実施の形態による携帯電話機の構成を示す裏面
図である。
【0044】この図13に示す携帯電話機は、図7に示
した第2の実施の形態の携帯電話機を組み立てた場合の
図であり、図7と異なる点は、図14に示すように、I
Cカード50の挟持機構を備えたICカードコネクタ8
0bを設けたことにある。図14は図13に示すICカ
ードコネクタ80bの構造を示す斜視図である。
【0045】ICカードコネクタ80bの特徴は、その
両端に、コネクタボタンモールドバネ部86を設けた点
にある。コネクタボタンモールドバネ部86は、図15
に示すコネクタボタンモールドバネ部86の構成図に示
すように、コ字形状を成しており、支点軸87を中心に
所定角度回動するようになっている。
【0046】即ち、図16(a)に示すように、コネク
タボタンモールドバネ部86を矢印Y8で示す方向へ引
っ張ることにより広がるようになっている。図16
(a)は図13に示す携帯電話機に用いられるICカー
ドコネクタ80bの構造を説明する図、(b)はその構
造の他の説明図である。
【0047】上記したようにコネクタボタンモールドバ
ネ部86を矢印Y8で示す方向に押しつけて広げ、この
間に、ICカード50を開口部31を介してICカード
コネクタ80bに載置する。そして、コネクタボタンモ
ールドバネ部86を元に戻す。これによって、(b)に
示すように、コネクタボタンモールドバネ部86のバネ
圧によってICカード50が固定される。
【0048】また、ICカード50を外す場合は、上記
したようにコネクタボタンモールドバネ部86を広げる
と、(a)に示すように、コネクタボタンモールドバネ
部86のコ字形状の下水平棒がICカード50を押し上
げるので、ICカード50を容易に外すことが可能とな
る。
【0049】以上説明した第5の実施の形態によれば、
携帯電話機にコネクタボタンモールドバネ部86を備え
たICカードコネクタ80bを用い、そのコネクタボタ
ンモールドバネ部86のバネ圧によってICカード50
を固定するように構成したので、第2の実施の形態と同
様の効果が得られると共に、ICカード50の位置決め
及び固定を容易に行うことができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明の携帯電話機
のICカードホルダー構造は、リアケース側面から組み
込まれ、電話機回路基板にICカードを電気的に接続す
るターミナル端子を有し、開口部が形成された凹形状の
ハウジングと、ハウジングの開口部を介して挿抜され、
この挿抜時にハウジングへの係止/解放手段を備えた取
手部及びICカードの嵌合凹部を有し、ICカードと概
略相似形状のカードホルダーとを具備して構成した。
【0051】これによって、全体の小型化を図ることが
でき、ICカードの着脱を容易にすることができると共
に、その着脱時にICカードを破損しないようにするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による携帯電話機の
分解図である。
【図2】図1に示すハウジング及びICカードホルダー
の構造を示す斜視図である。
【図3】図1に示すICカードホルダーの挿抜説明図で
ある。
【図4】(a)は先端にモールドツメ部を設けたICカ
ードホルダーの裏面図、(b)は先端面図、(c)は表
面図、(d)は先端面の対抗面図、(e)は側面図であ
り、(f)はモールドツメ部を説明するための図であ
る。
【図5】ICカード保持枠付きICカードホルダーの構
成を示す斜視図である。
【図6】(a)は図5に示すICカードホルダーをIC
カード差込側から見た図、(b)はICカードホルダー
のA−A断面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態による携帯電話機の
分解図である。
【図8】図7に示すICカードコネクタの構造を示す斜
視図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態による携帯電話機の
構成を示す裏面図である。
【図10】図9に示すリアケースのモールドバネ部の構
造を示す図9のA−A断面図である。
【図11】本発明の第4の実施の形態による携帯電話機
の構成を示す裏面図である。
【図12】(a)は図11に示す携帯電話機に用いられ
るICカードコネクタの構造を説明する図、(b)はそ
の構造の他の説明図である。
【図13】本発明の第4の実施の形態による携帯電話機
の構成を示す裏面図である。
【図14】図13に示すICカードコネクタの構造を示
す斜視図である。
【図15】図14に示すコネクタボタンモールドバネ部
の構成図である。
【図16】(a)は図13に示す携帯電話機に用いられ
るICカードコネクタの構造を説明する図、(b)はそ
の構造の他の説明図である。
【図17】従来の携帯電話機の分解構造図である。
【図18】リアケースを図17に示す矢印Y1方向から
見た側面図である。
【図19】図17に示すICカードホルダーの構造を示
す斜視図である。
【符号の説明】
30,30a リアケース 50 ICカード 60 ハウジング 61 ターミナル端子 70,70b ICカードホルダー 71 ツメ部 72 取手部 75 モールドツメ部 80,80a,80b ICカードコネクタ 84 コネクタバネ部 86 コネクタボタンモールドバネ部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICカードを用いる携帯電話機におい
    て、電話機リアケース側面から組み込まれ、電話機回路
    基板に前記ICカードを電気的に接続するターミナル端
    子を有し、開口部が形成された凹形状のハウジングと、
    前記ハウジングの開口部を介して挿抜され、この挿抜時
    に前記ハウジングへの係止/解放手段を備えた取手部及
    び前記ICカードの嵌合凹部を有し、前記ICカードと
    概略相似形状のカードホルダーとを具備することを特徴
    とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】 前記カードホルダーは、前記ハウジング
    への挿入方向の先端に前記ICカードの把持手段が設け
    られていることを特徴とする請求項1記載の携帯電話
    機。
  3. 【請求項3】 前記カードホルダーは、裏面周縁に前記
    ICカードを保持するICカード保持枠が形成され、か
    つ前記ハウジングへの挿入方向の先端に前記ICカード
    の挿抜用の開口部が前記ICカード保持枠によって形成
    されていることを特徴とする請求項1記載の携帯電話
    機。
  4. 【請求項4】 ICカードを用いる携帯電話機におい
    て、電話機回路基板に前記ICカードを電気的に接続す
    るターミナル端子を備えた板状のカードコネクタを、前
    記電話機回路基板と電話機リアケースとの間に、前記電
    話機リアケースの電池搭載面に設けられた開口部から覗
    く状態で挟み、前記ICカードを、前記電話機リアケー
    スのターミナル端子上に前記開口部を介して載置した
    後、電池を嵌合することで前記ICカードを固定する構
    造であることを特徴とする携帯電話機。
  5. 【請求項5】 前記電話機リアケースの開口部両端に、
    前記ICカードをバネ圧で挟持する第1の挟持手段を設
    けたことを特徴とする請求項4記載の携帯電話機。
  6. 【請求項6】 前記カードコネクタの両端に、前記IC
    カードをバネ圧で挟持する第2の挟持手段を設けたこと
    を特徴とする請求項4記載の携帯電話機。
  7. 【請求項7】 前記カードコネクタの両端に、支点軸を
    中心に両側に所定角度回動するコ字形状を成し、前記コ
    字形状部分で前記ICカードをバネ圧で挟持する第3の
    挟持手段を設けたことを特徴とする請求項4記載の携帯
    電話機。
JP10068842A 1998-03-18 1998-03-18 携帯電話機 Withdrawn JPH11266293A (ja)

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