JPH1068833A - 光導波路及びその製造方法並びに光回路 - Google Patents

光導波路及びその製造方法並びに光回路

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JPH1068833A
JPH1068833A JP22790796A JP22790796A JPH1068833A JP H1068833 A JPH1068833 A JP H1068833A JP 22790796 A JP22790796 A JP 22790796A JP 22790796 A JP22790796 A JP 22790796A JP H1068833 A JPH1068833 A JP H1068833A
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optical waveguide
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Kuninori Hattori
邦典 服部
Takeshi Kitagawa
毅 北川
Takuya Tanaka
拓也 田中
Akira Himeno
明 姫野
Yasuji Omori
保治 大森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光通信、光信号処理、光計測分野に用いられ
る光導波路及びその製造方法、並びに該光導波路を有す
る1.3μm帯及び1.55 μm帯等における信号光の例え
ば光合分波回路、波長選択回路、レーザ光源回路、方向
性結合器、マッハツェンダ干渉計、レリーフ型ブラッグ
グレーティング等の光回路を提供する。 【解決手段】 平面基板上に形成された光を伝搬する溝
加工により形成してなるコア15と、該コア15より屈
折率の低いクラッド層16とにより構成される光導波路
であって、前記コア15の上面部にフォトポリマ材料か
らなるクラッド層16を構成してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信、光信号処
理、光計測分野に用いられる光導波路及びその製造方法
に関し、更に、前記光導波路を有する1.3μm帯及び
1.55 μm帯等における信号光の例えば光合分波回路、
波長選択回路、レーザ光源回路、方向性結合器、マッハ
ツェンダ干渉計、レリーフ型ブラッググレーティング等
の光回路に関する。
【0002】
【従来の技術】石英系導波路型光部品は石英系光ファイ
バと低損失で接続可能なことから、実用的な導波路型光
部品を実現できる手段として注目されている。この石英
系光導波路は、基本的に数μmから数十μm厚のコア又
はクラッドとからなる石英系ガラス膜を形成する技術
と、該形成されたコアガラス膜をフォトリソグラフを利
用して数μm幅のパターン形状に加工する技術とを組み
合わせて作製され、これまで様々な光回路が実現されて
いる。
【0003】特に、光合分波機能を有する方向性結合
器、マッハツェンダ干渉計、レリーフ型ブラッググレー
ティング等の光回路は、回路設計上において特性自由度
に優れ、低挿入損失である特徴を有することから光通信
に用いる上で重要な光部品として期待されている。
【0004】ところが、従来のコア及びクラッドが石英
系ガラス膜からなる埋め込み型石英系導波路で構成する
光合分波回路や波長選択回路は、その環境温度の変化に
対して動作波長が変動する、という問題がある。例え
ば、ブラッググレーティングを集積したEr添加導波路
型DBRレーザでは、温度の上昇と共に発振波長が長波
長側にシフトすることが報告されている(北川他、19
95年電子情報通信学会総合大会講演論文集、C−26
7)。
【0005】これは以下のように解釈される。グレーテ
ィングのピッチをΛとするとブラッグ波長λB は2nΛ
で表される。波長1500nmにおいて、石英系光導波
路の場合、Λは500nm程度であり、石英系ガラスの
屈折率温度係数dn/dTが10×10-6程度であるこ
とから、dλB /dTは、0.01nm/℃と見積もられ
る。この値は、DBRレーザ発振波長の温度係数と一致
する。
【0006】このような温度変動に対する動作波長の変
化を抑制するために、従来においていわゆるアサーマル
導波路が提案されている(Y.Kokubun et
al,Electron.Lett.,vol.30,
pp/1223−1224)。
【0007】図4に従来から提案されているいわゆるア
サーマル導波路の概念断面図を示す。同図中、符号01
はSi基板、02は下部クラッド層、03はコアガラス
層及び04はPMMA装荷層を各々図示する。ここで、
前記いわゆるアサーマル導波路とは、温度変化に対して
屈折率変化が零であるというアサーマル状態の性質を有
する導波路のことをいう。図4の導波路では、コアガラ
ス層03の上にPMMA(ポリメタクリル酸メチル)を
装荷してPMMA装荷層04を形成し、導波路構造がリ
ブ型である。
【0008】このような導波路構造のものを用いると、
PMMA装荷層04のPMMAのdn/dTが−105
×10-6/℃であることから、PMMA装荷層04にお
ける信号光強度を調整することにより、原理的に導波路
の等価屈折率の温度係数が零(0)となる状態、すなわ
ち、いわゆるアサーマル状態が可能となる。
【0009】前記PMMA装荷層04における信号光強
度調整は、PMMA装荷層の幅と高さとにより制御され
る。このようなアサーマル導波路を用いると、実効屈折
率の温度係数が、−0.24×10-6/℃と低減でき、埋
め込み型石英系光導波路に比べ2%に抑制できることが
示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
その概念断面図を示したアサーマル導波路はリブ型の導
波路構造であるので、コアガラス層03と下部クラッド
層02との屈折率差はたかだか10-3であり、曲げ導波
路での損失が顕著となるという問題がある。すなわち、
実効屈折率差が10-3である場合、許容曲げ半径は数c
mに及ぶこととなり、数cm以下の長さにおいて分枝や
曲がりを含む実用的な光回路を構成するには適していな
いものとなる。
【0011】これに対して、石英系光導波路において、
コアの上面及び側面がフォトポリマ材料と接する三次元
光導波路(日比野、1991年応用物理秋期大会、10
p−ZN−15)や、コアの側面が石英系ガラスと接
し、その上面がフォトポリマ材料と接する三次元光導波
路が提案されている(M.Ishii et al,M
OC 1993)。
【0012】しかしながら、これらの導波路の製作方法
はコアガラス層をフォト工程及びエッチングにより加工
した後、埋め込む作製方法であることから、前者では、
コア側面のエッチングによる荒れが伝搬損失増加の要因
となったり、また、後者では上部クラッド層で埋め込ん
だ後に、コア上面が低下するといった問題を本質的に有
している。
【0013】本発明は、以上述べた事情に鑑み、環境温
度の頒変化に対して動作波長が変動しない光導波路及び
その導波路を構成要素として含む光回路を提供すること
を課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の光導波路の製造方法は、平面基板上に形成された光
を伝搬するコアと、該コアより屈折率の低いクラッドと
により構成される光導波路の製造方法において、前記平
面基板上に下部クラッド層を形成した後、該下部クラッ
ド層にコアとなる溝構造を形成し、前記コアを前記溝構
造を形成した下部クラッド層の上に形成した後、石英系
コア層の溝部分以外を除去し、前記コアを含む部分の上
部にフォトポリマ材料による上部クラッド層を形成する
ことを特徴とする。
【0015】本発明の光導波路は、平面基板上に形成さ
れた光を伝搬する溝加工により形成してなるコアと、該
コアより屈折率の低いクラッド層とにより構成される光
導波路であって、前記コアの上面部にフォトポリマ材料
からなるクラッド層を構成してなることを特徴とする。
【0016】本発明の光回路は、前記光導波路を有して
なることを特徴とする。
【0017】前記光回路が、方向性結合器,マッハツェ
ンダ干渉計,レリーフ型ブラッググレーティング,信号
光の光合分波回路,波長選択回路又はレーザ光源回路で
あることを特徴とする。
【0018】本発明によれば、光回路を構成する溝部に
コアを配置した光導波路として、コアの上面部に設けら
れるクラッドをフォトポリマ材料よりなる三次元光導波
路としたので、前記フォトポリマ材料の屈折率を制御す
ることにより、温度変化に対して屈折率が一定であると
いう、いわゆるアサーマル導波路を実現できる。
【0019】また、本発明の三次元光導波路はクラッド
層により横方向の光閉じ込め作用が働いていることか
ら、従来のリブ導波路構造に比べて光閉じ込め効果が大
きく、曲げ損失が小さい。例えばクラッド層とコアの屈
折率差が0.75%の場合、許容曲げ半径は5mm、屈折
率差が2.0%の場合、許容曲げ半径は2mmとなり、
従来のリブ導波路の許容曲げ半径が数cmであるのに対
して、1/10以下である。
【0020】また、本発明は下部クラッドガラス層にコ
アとなる構造をフォト工程及びエッチング工程により形
成し、コアガラス層を形成した後、該コアガラス層の溝
部分以外を除去する凹型プロセスを用いており、凸型プ
ロセスとエッチングの組み合わせで作製する従来の三次
元光導波路構造アサーマル導波路に比べ、作製工程数を
低減でき、この結果、歩留りの向上が可能となる。
【0021】さらに、凹型プロセスにおいて、下部クラ
ッドに形成した溝部分の側面のエッチング荒れがコア形
成時の高温度焼結工程で低減される結果、コア側面のエ
ッチング荒れによる散乱損失が抑制できる。
【0022】以上より本発明に基づけば、今までにない
曲げ損失及び散乱損失の小さないわゆるアサーマル状態
の光導波路を歩留りよく製造できることとなる。また、
得られた光導波路及び光導波路を構成要素として含む光
回路は、環境温度の変化に対して動作波長が変動しない
ものとなる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0024】〔実施の形態1〕図1は本発明の実施の形
態の光回路の凹型の製造工程図である。図1に示すよう
に、シリコン基板11上には、火炎堆積法により約30
μm厚の下部クラッド石英系ガラス層12を作製する
(図1(a)参照)。次に、コアを形成するための幅6
μm、深さ6μmである溝13をフォト工程及び反応性
イオンエッチングにより形成する(図1(b))。次
に、火炎堆積法によりコアガラススートを堆積し、電気
炉中にて1300℃で2時間保持してスートを焼結して
透明コアガラス層14を形成する(図1(c)参照)。
次に、反応性イオンエッチングによりコアガラス層14
を除去してコア15を形成し、空気クラッド光導波路を
作製する(図1(d))。最後に、PMMA等のフォト
ポリマ材料による上部クラッド層16を形成する(図1
(e))。
【0025】〔実施の形態2〕前述した実施の形態1の
光回路製造方法を用いて、合分波機能を有するアレー導
波路格子を作製した。図2にその回路構成の概略を示
す。図2中、符号21はシリコン基板、22は下部クラ
ッド石英系ガラス層、23は入力導波路、24は入力側
スラブ導波路、25はアレー導波路回折格子、26は出
力側スラブ導波路、27は出力導波路、28はPMMA
による上部クラッド層を各々図示する。
【0026】本実施の形態に基づき、凹型プロセスによ
り空気クラッドアレー導波路回折格子を作製し、PMM
A膜を上部クラッド28として形成した。
【0027】この実施の形態で作製した導波路は、コア
寸法6μm×6μm、コアとクラッド層間の屈折率差が
0.75%であった。光合分波器の設計に当たっては、光
通信で用いられる波長1.55μm帯において、波長間隔
0.4nm(光周波数間隔:50GHz)が得られるよ
う、アレー導波路を構成するチャンネル導波路の光路長
差を63.0μmとした。
【0028】この光合分波器を動作するには、先ず入力
導波路23に送信側の単一モード光ファイバを接続し、
周波数多重信号光を入射する。入力側スラブ導波路24
において、回折効果により広がった信号光は、アレー導
波路回折格子を構成する複数のチャンネル導波路に伝搬
し、出力側スラブ導波路26に達し、さらに出力導波路
27に集光される。
【0029】この場合、アレー導波路回折格子25を構
成する個々のチャンネル導波路の長さを変えて光路長差
を設けることにより、チャンネル導波路伝搬後の信号光
の位相にずれが生じ、この位相ずれ量に応じて出力側ス
ラブ導波路26における収束光の波面が傾く。この傾き
角度により集光する位置が決定される。
【0030】位相ずれ量が信号光周波数に依存し、周波
数多重光は周波数別に集光位置が決まることとなり、そ
の集光位置に出力導波路を配置することによって光周波
数別に信号光を取り出すことができる。
【0031】本実施の形態の光回路製造方法を用いるこ
とで、通常の埋め込み型石英系光導波路の許容曲げ半径
等の設計パラメータを変更することなくアサーマル光合
分波回路の挿入損失は本質的に従来の光合分波回路と同
等な値となる。
【0032】この光合分波回路の波長1.55μmにお
ける透過スペクトルを測定したところ、波長間隔50G
Hz,ピーク波長の温度係数14MHz/℃、チャンネ
ル間クロストーク−27dB以下、ピーク波長の挿入損
失3.0dBの良好な合分波特性を得た。
【0033】一方、従来の石英系ガラスのみで構成され
るアレー導波路型回折格子のスペクトルシフトは1.4
GHz/℃であった。
【0034】従って、本実施の形態のアサーマル導波路
で構成した光合分波回路のピーク波長の温度係数が従来
に比べ1%に低減できることが判明した。
【0035】〔実施の形態3〕図3に本実施の形態にか
かる光回路製造法を用いて作製した波長選択回路の構成
を示す。図3中、符号31はシリコン基板、32は下部
クラッド石英系ガラス層、33は石英系ガラスコア、3
4は光誘起屈折率変化を利用して屈折率変調を書き込ん
だブラッググレーティング及び35は紫外線硬化型樹脂
を用いた上部クラッド層を各々図示する。
【0036】本波長選択回路を作製するには、前述した
実施の形態1と同様な凹型プロセスにより空気クラッド
光導波路を作製する。次に、位相マスクを通してArF
エキシマレーザ光をコア部に照射してブラッググレーテ
ィング34を石英系ガラスコアに形成する。最後に、紫
外線硬化型樹脂を基板上面に塗布し、紫外線で硬化させ
て上部クラッド層35を形成し、三次元光導波路を作製
した。波長1.5μm帯であるLED光源を用いて、こ
のブラッググレーティングの反射特性を測定したとこ
ろ、中心波長1.55μm、反射波長の温度係数dλB
/dT1.0×10-4nm/℃、反射率99%、反射帯
域0.1nm、グレーテクングの過剰損失0.2dBの良好
な値を得た。従って、本実施の形態の波長選択回路の反
射波長温度依存性が、従来の石英系℃を用いた場合に比
べ、1%に改善できることが判明した。
【0037】以上、本実施の形態では、フォトポリマ材
料として、PMMA及び紫外線硬化型樹脂を用いたが、
その他に例えばシリコーン樹脂,ポリイミド樹脂等一般
的に負の屈折率温度係数を有するフォトポリマ材料及び
屈折率整合剤等を上部クラッドとして適用できることは
いうまでもない。
【0038】また、本実施の形態では、フォトポリマ材
料による上部クラッドを回路全体に形成したが、フォト
リソグラフィ技術を用いることで石英系光導波路で構成
する光回路の一部をフォトポリマ材料とすることも可能
である。
【0039】本実施の形態では、ガラス膜作製に火炎堆
積法を用いたが、これはこの方法が、比較的厚く高品質
なガラス膜の堆積に適しているからである。なお、場合
によては、別のガラス膜合成方法、例えばCVD法やス
パッタ法を一部あるいは全部に用いることも可能であ
る。また、コア層及びクラッド層は石英系ガラスに限定
されるものではない。
【0040】本実施の形態では、光合分波回路としてア
レー導波路回折格子、波長選択回路として光誘起ブラッ
ググレーティングについて説明したが、アサーマル導波
路が広く一般的に光波の干渉を利用した光回路の動作波
長の温度依存性を改善できることから、方向性結合器、
マッハツェンダ干渉計、レリーフ型ブラググレーティン
グ及びこれらの回路を組み合わせた光回路に適用するこ
とは有用である。さらに、光導波路として波長1.55
μm帯で光増幅機能を有するEr添加光導波路等希土類
添加光導波路に適用してすることも可能である。例え
ば、ブラッググレーティングを集積した単一縦モードD
BRレーザを本発明の製造方法により作製すれば、アサ
ーマルレーザ光源を実現できる。
【0041】
【発明の効果】以上、発明の実施の形態とともに説明し
たように、本発明によれば、凹型プロセスにおいて、正
の屈折率温度係数を有する石英系ガラスと負の屈折率の
温度係数を有するフォトポリマ材料とを組み合わせるこ
とにより、導波路の実効屈折率の温度係数が本質的に小
さいいわゆるアサーマル状態の三次元光導波路を実現す
ることができる。したがって、光合分波回路波長選択回
路、レーザ光源の動作波長の変動が環境温度変化に対し
て著しく小さくなるような光回路を実現できる。また、
光閉じ込め効果が大きく、曲げ損失の小さい導波路構造
を実現できる。さらに、凹型プロセスを利用しているこ
とから、光回路は低損失であり、作製工程数が最小限で
あるため、歩留りが高いという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の光回路工程を示す導波路
断面図である。
【図2】本発明の実施の形態のアレー導波路型回路格子
の回路構成図である。
【図3】本発明の実施の形態の導波路型ブラッググレー
ティングの回路構造図である。
【図4】従来のアサーマル導波路構造を示す概念断面図
である。
【符号の説明】
11 シリコン基板 12 下部クラッド石英系ガラス層 13 溝 14 透明コアガラス層 15 コア 16 上部クラッド層 21 シリコン基板 22 下部クラッド石英系ガラス層 23 入力導波路 24 入力側スラブ導波路 25 アレー導波路回折格子 26 出力側スラブ導波路 27 出力導波路 28 上部クラッド層 31 シリコン基板 32 下部クラッド石英系ガラス層 33 石英系ガラスコア 34 ブラッググレーティング 35 上部クラッド層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 姫野 明 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 大森 保治 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面基板上に形成された光を伝搬するコ
    アと、該コアより屈折率の低いクラッドとにより構成さ
    れる光導波路の製造方法において、 前記平面基板上に下部クラッド層を形成した後、 該下部クラッド層にコアとなる溝構造を形成し、 前記コアを前記溝構造を形成した下部クラッド層の上に
    形成した後、石英系コア層の溝部分以外を除去し、 前記コアを含む部分の上部にフォトポリマ材料による上
    部クラッド層を形成することを特徴とする光導波路の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 平面基板上に形成された光を伝搬する溝
    加工により形成してなるコアと、該コアより屈折率の低
    いクラッド層とにより構成される光導波路であって、 前記コアの上面部にフォトポリマ材料からなるクラッド
    層を構成してなることを特徴とする光導波路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の光導波路を有してなるこ
    とを特徴とする光回路。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の光回路が、方向性結合
    器,マッハツェンダ干渉計,レリーフ型ブラッググレー
    ティング,信号光の光合分波回路,波長選択回路又はレ
    ーザ光源回路であることを特徴とする光回路。
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