JPH1066061A - 画像情報記録装置 - Google Patents

画像情報記録装置

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JPH1066061A
JPH1066061A JP8221514A JP22151496A JPH1066061A JP H1066061 A JPH1066061 A JP H1066061A JP 8221514 A JP8221514 A JP 8221514A JP 22151496 A JP22151496 A JP 22151496A JP H1066061 A JPH1066061 A JP H1066061A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、目的の事象が発生した期間の
画像のみを容量効率よく記録する。 【解決手段】 画像情報記録装置は、カメラで撮影され
常時入力されてくる監視画像のビデオ信号を連続的に繰
り返し記録するMOドライブ装置14を備えている。こ
のとき、CPU13は、メモリ12のアドレス格納部1
2aにおいて媒体上のアドレス情報を格納し画像情報の
記録位置を管理する。センサで検出された異常発生検知
信号を受信すると、その時点から一定時間前後の画像情
報を保護するために、該当する画像情報が記録された媒
体上のアドレスを書き込み禁止のプロテクト領域とす
る。その後はアドレス情報を参照しながらプロテクト領
域以外の書き込み可能な領域に順次カメラで撮影された
画像情報を記録していくことにより、異常事象の発生前
後の有効な画像のみが保存記録される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、店舗等において不
審な侵入者を撮影した画像を記録する画像情報記録装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】店舗や銀行等の金融機関などには、防犯
用に監視カメラが多数設置されるようになってきてい
る。このような監視カメラ装置では、一般に監視地点を
常時撮影して得られた画像をビデオテープレコーダ等に
継続的に記録しておき、必要となったときに不審な侵入
者など目的の入場者を撮影した画像を探し出して犯人手
配等に利用するようになっている。
【0003】このような従来の監視カメラ装置は、常時
撮影した画像を継続的に記録するため、ビデオテープレ
コーダなどの長時間の画像を記録できる装置が必要であ
り、ディジタルの画像情報記録装置では記録容量的に実
現が困難である。また、画像情報の記録が効率的でな
く、記録したほとんどの画像が無駄になってしまうとい
うことと、記録した画像の中から後で必要な部分を探し
出すのにとても手間がかかり、後処理に多くの作業工数
を要するという問題点がある。
【0004】よって、監視用の画像情報記録装置として
は、不審な侵入者が出現した等のある目的の事象が発生
した前後の期間の有効な画像を撮影でき、記録した画像
を後で容易に検索できるようになっていれば、画像情報
を容量効率よく記録可能であると共に、記録後の検索処
理等に手間がかからないのでとても有用である。
【0005】目的の事象が発生した前後の有効な画像情
報を記録する装置の例としては、特開平7−23144
2号公報に開示されている入力画像の動き情報を検出し
て動きのあった画像情報のみを記録するようにしたもの
とか、特開平8−77468号公報に開示されている2
つの記憶装置を設けて第1の記憶装置によりエンドレス
で画像を記録しておき、異常事象の発生が検出された場
合に第1の記憶装置を一定時間前に戻して再生状態とし
て第2の記憶装置でその再生画像を記録するようにした
ものなどが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の監視カメラ装置では、長時間にわたる大量の画像情報
を記録できる装置が必要であり、また、画像情報の記録
が効率的でなく、記録したほとんどの画像が無駄になっ
てしまうということと、記録した画像の中から後で必要
な部分を探し出すのにとても手間がかかり、後処理に多
くの作業工数を要するという問題点があった。
【0007】また、特開平7−231442号公報の構
成では、画像の動き情報の検出は前画像データとの引き
算によって求めるようになっており、このためにノイズ
の変化に対応してフィルタ処理などを施す必要があり、
演算時間がかかることと、信号処理の回路構成が複雑に
なるという問題点がある。特開平8−77468号公報
の構成では、記憶装置が2台必要であり、装置構成や動
作が複雑になることと、第1の記憶装置が再生状態のと
きに異常事象が度重なって発生した場合に記録ができず
機能を果たせないという問題点がある。
【0008】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
もので、簡単な構成で、目的の事象が発生した期間の画
像のみを容量効率よく記録することができ、かつ記録後
の画像検索等の後処理を容易に行うことが可能な画像情
報記録装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による画像情報記
録装置は、円板状の記録媒体の記録領域に常時入力され
てくる画像情報を連続して繰り返し記録する画像記録手
段と、外部からの事象検知信号を受け、この事象検知信
号が入力された時点から前後一定期間の画像情報が記録
された記録領域をプロテクト領域に設定して上書きされ
ないように保護し、該画像情報を記録保存する有効画像
保存手段と、を備えたものである。
【0010】この構成により、目的の事象が発生した期
間の画像のみが容量効率よく記録される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図6は本発明の一実施
形態に係り、図1は画像情報記録装置の概略構成を示す
ブロック図、図2は画像情報記録装置の主要部の構成を
示すブロック図、図3は録画装置の構成を示すブロック
図、図4は画像撮影を行う監視カメラの設置例を示す使
用状態説明図、図5は媒体への画像情報の記録方法を示
す作用説明図、図6は画像情報記録装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【0012】本実施形態の画像情報記録装置は、店舗や
銀行等の金融機関などの出入り口、あるいは建物の敷地
の塀付近などに設置されたカメラによって撮影された不
審な侵入者などの画像を所定の期間に渡って記録するよ
うになっている。
【0013】図1に示すように、画像情報記録装置は、
監視対象を撮影するカメラ1と、不審者の侵入などの異
常事象の発生を検出するセンサ2と、センサ2で検出さ
れた異常事象発生時から過去に遡って異常事象発生前後
の一定期間の画像を記録する(以下、スキップバック方
式の画像記録とも称する)録画装置3と、録画装置3に
記録された画像を表示するモニタ4と、を有して構成さ
れている。また、録画装置3には、異常事象の発生を表
示する異常発生表示手段5と、警報を出力する警報出力
手段6とが接続されている。
【0014】この構成において、録画装置3は、通常は
カメラ1で撮影した画像を光磁気ディスク(MO)など
の媒体に上書きしながら継続的に記録していき、異常事
象が発生した際には、センサ2からの異常発生検知信号
を受信すると、その時点から一定時間前後の画像を上書
き禁止にして保護し、異常事象の発生前後の有効な画像
のみを残して記録するようになっている。またこのと
き、異常発生表示手段5によって異常事象の発生を表示
したり、警報出力手段6によって外部などに警報を出力
することもできる。
【0015】このような画像情報記録装置の主要部の構
成を図2に示す。録画装置3内には、カメラ1からのビ
デオ信号入力及びセンサ2からのセンサ入力を受信する
入出力部(I/O[インプット/アウトプット])11
と、動作プログラムや作業用のデータ、媒体上のアドレ
ス情報などを格納するメモリ12と、各部の動作を制御
するCPU13と、光磁気ディスクを媒体として用い画
像情報を記録するMOドライブ装置14と、MOドライ
ブ装置14との間でコマンドやデータのやり取りを行う
SCSIインターフェース15と、を有している。メモ
リ12は、媒体上のアドレス情報を格納するアドレス格
納部12aを有しており、媒体のユーザエリアトラック
領域を複数のブロックに分割した各領域について、アド
レスと書き込み可否の情報を格納するようになってい
る。
【0016】CPU13は、入出力部11を介して送ら
れてくるビデオ信号入力を受けてSCSIインターフェ
ース15を介してMOドライブ装置14へと送り、カメ
ラ1で撮影された画像情報をMOドライブ装置14に順
次記録していく。そして、センサ入力を受信すると、そ
の時点から一定時間前後の画像情報を保護するために、
該当する画像情報が記録された媒体上のアドレスを書き
込み禁止のプロテクト領域とし、そのアドレス情報をメ
モリ12のアドレス格納部12aに記憶する。その後は
前記アドレス情報を参照しながらプロテクト領域以外の
書き込み可能な領域に順次カメラ1で撮影された画像情
報を記録していく。これにより、異常事象の発生前後の
有効な画像のみを残して記録することができる。
【0017】図3に録画装置3の情報記録再生系の構成
を示す。録画装置3は、カメラ1から出力されるビデオ
信号の各色信号成分を分離する信号分離部21、信号分
離部21のアナログ出力をディジタル信号に変換するA
/D変換部22、A/D変換部22のディジタル出力の
画像データを記憶するフレームメモリ23、フレームメ
モリ23に格納された画像データを圧縮する画像圧縮処
理部24、画像圧縮処理部24から出力される画像デー
タをMOドライブ装置14へ受け渡すインターフェース
部25、画像圧縮処理部24からインターフェース部2
5を介して送られてくる画像データを記録するMOドラ
イブ装置14、MOドライブ装置14から再生出力され
る画像データを画像伸張処理部27へ受け渡すインター
フェース部26、MOドライブ装置14からインターフ
ェース部26を介して送られてくる画像データを元の状
態に伸張する画像伸張処理部27、画像伸張処理部27
の出力の画像データを記憶するフレームメモリ28、フ
レームメモリ28のディジタル出力をアナログ信号に変
換するD/A変換部29、D/A変換部29の出力の各
色信号成分を合成してビデオ信号を生成する信号合成部
30、センサ2からのセンサ入力に基づいて各部の動作
を制御するコントロール信号発生回路31を有して構成
される。
【0018】コントロール信号発生回路31は、前述し
た異常事象発生前後の一定期間の画像情報を記録保存す
るための各部の制御を行うスキップバックコントローラ
31aを有している。なお、図3のコントロール信号発
生回路31は図2におけるメモリ12及びCPU13に
よって構成される。また、図3のインターフェース部2
5,26は図2におけるSCSIインターフェース15
により構成される。
【0019】次に、本実施形態の画像情報記録装置の動
作を説明する。
【0020】図4は画像撮影を行う監視カメラの設置例
を示したものであり、これに基づき異常事象発生時の検
知及び画像撮影に関する動作を説明する。図4の例は建
物の敷地の塀にセンサ2を設置して塀からの侵入者をカ
メラ1で撮影する監視カメラによる撮影時の様子を示し
たものである。侵入者7が塀を乗り越えて侵入してセン
サ2に検知されると、異常発生検知信号が録画装置3に
入力され、その時点より一定時間前後、例えば侵入者が
7aから7bに至る期間において塀周辺の監視対象をカ
メラ1で撮影した画像情報が録画装置3に残されて記録
される。
【0021】なおこのとき、カメラ1の他にマイクロホ
ンを設けておき、画像情報と共に音声情報を記録するこ
とも可能である。
【0022】カメラ1で撮影された監視画像のビデオ信
号は、録画装置3に入力され、ここで画像圧縮などの信
号処理が施されて記録される。前記ビデオ信号は、まず
信号分離部21に入力され、ここでY,R−Y,B−Y
の輝度信号成分と色差信号成分などの各色信号成分に分
離される。そして、A/D変換部22で各色信号成分が
ディジタル信号に変換された後、画像データとしてフレ
ームメモリ23に記憶される。フレームメモリ23から
読み出された画像データは、画像圧縮処理部24でデー
タ圧縮処理が施された後、インターフェース部25を介
してMOドライブ装置14に送られて記録される。
【0023】コントロール信号発生回路31は、センサ
2からの異常発生検知信号を受けると、スキップバック
コントローラ31aによってインターフェース部25及
びMOドライブ装置14へ制御信号を送り、異常発生検
知時点から一定時間前後の画像情報が記録された媒体上
のアドレスを書き込み禁止のプロテクト領域とし、その
アドレス情報をメモリ12のアドレス格納部12aに記
憶する。これにより、異常事象の発生前後の有効な画像
のみをプロテクト領域に残して記録することができ、そ
の後は前記アドレス情報を参照しながらプロテクト領域
以外の書き込み可能な領域に順次入力される画像情報を
記録していく。
【0024】なお、センサ2からの異常発生検知信号を
受けたときに、コントロール信号発生回路31は図1の
異常発生表示手段5及び警報出力手段6に異常発生出力
を送出し、異常事象の発生を表示したり、警備会社など
外部へ警報を出力することもできる。
【0025】ここで、MOドライブ装置14における媒
体への画像情報の記録方法を図5を基に説明する。
【0026】まず初期状態では、図5のAに示すように
媒体上の使用可能なユーザエリアトラック領域の全域が
記録領域となっており、この記録領域の全てに渡ってカ
メラ1で撮影された画像情報が順次書き込まれ、繰り返
し上書きされながらエンドレスで記録される。
【0027】そして、センサ2からの異常発生検知信号
が入力されると、図5のBに示すようにその時間t1 に
おける画像情報を記録したアドレスを基準として前後の
一定領域をプロテクト領域とし、以後はこのプロテクト
領域をスキップしてカメラ1で撮影された現在の画像情
報をエンドレスで記録する。これにより、異常事象の発
生が検知された時点から前後の一定期間の画像情報がプ
ロテクト領域において記録保存される。
【0028】その後、図5のCに示すように複数回異常
事象の発生が検知されて時間t1 〜t4 に対応する複数
のプロテクト領域が設定されて画像情報が記録保存され
ると、これらのプロテクト領域を除いた記録領域におい
てカメラ1で撮影された現在の画像情報がエンドレスで
記録される。
【0029】ユーザエリアトラック領域の全域がプロテ
クト領域で満たされた場合は、図5のDに示すように最
古のもの(ここではt1 )からプロテクト領域を解除
し、この解除された記録領域にカメラ1で撮影された現
在の画像情報をエンドレスで記録する。以降、異常事象
の発生が検知される毎に、最古のプロテクト領域から順
番に解除していき、解除された記録領域にカメラ1で撮
影された現在の画像情報をエンドレスで記録する。
【0030】図5の画像情報記録動作に関するフローチ
ャートを図6に示す。まず、ステップS1でMOドライ
ブ装置14の各部の初期値の設定を行う。そしてステッ
プS2で、データ記録するセクタアドレス(カメラ1で
撮影されてMOドライブ装置14へ順次入力される画像
情報を記録する記録領域のアドレス)を更新し、ステッ
プS3で異常発生検知信号の入力を示すセンサフラグの
読み込みの有無を判断する。
【0031】ステップS3で異常発生検知信号が入力さ
れてセンサフラグが読み込まれた場合は、ステップS4
に進んで現在のデータ記録するセクタアドレスの前後の
一定領域を書き込み禁止とするプロテクト領域を設定す
る。一方、異常事象が発生しておらず、ステップS3で
センサフラグが読み込まれていない場合は、ステップS
4をスキップしてステップS5に進む。
【0032】そしてステップS5で、データ記録するセ
クタアドレスがプロテクト領域に入っているか否かを判
断し、ステップS4をスキップした場合などプロテクト
領域に入っていない場合はステップS6に進んでデータ
記録、すなわち入力された画像情報の記録を行う。
【0033】一方、ステップS5でデータ記録するセク
タアドレスがプロテクト領域に入っている場合は、ステ
ップS7に進んで他に記録領域があるか否かを判断し、
記録領域がある場合はステップS2に戻ってデータ記録
するセクタアドレスの更新を行い、上述の処理を繰り返
す。ステップS7で他に記録領域が無い場合は、ステッ
プS8に進み、最古のプロテクト領域を解除した後、ス
テップS6で入力された画像情報の記録を行う。
【0034】以上のステップS2ないしS8の動作を繰
り返し、プロテクト領域として保護されていない記録領
域にエンドレスでカメラ1で撮影されて順次入力される
画像情報を記録していく。
【0035】MOドライブ装置14として、例えば3.
5インチの5倍密の光磁気ディスクを使用する装置を用
いた場合、フルカラーの画像データを画像圧縮率1/3
0で圧縮すると、1画面(フレーム)あたり24kバイ
ト程度となるので、2048バイト/セクタの媒体の場
合10セクタ/フレームの記録領域が必要となる。5コ
マ/秒で録画すると、1秒あたり50セクタのデータ量
となるので、1つのプロテクト領域の記録時間を2分間
とすれば、プロテクト領域のセクタ数は50セクタ×6
0秒×2=6000セクタとなる。従って、媒体の全セ
クタ数が314160セクタとすると、媒体1枚あたり
314160/6000≒52のプロテクト領域が形成
される。
【0036】なお、画像データ記録用の情報記録再生装
置としてはMOドライブ装置に限らず、各種光ディスク
装置、リムーバブルディスク装置等を用いても良い。
【0037】記録された画像データの再生時には、MO
ドライブ装置14より所定のプロテクト領域の画像デー
タが読み出され、この読み出された画像データはインタ
ーフェース部26を介して画像伸張処理部27でデータ
伸張処理が施された後、フレームメモリ28に記憶され
る。そして、D/A変換部29でフレームメモリ28の
出力の画像データがアナログ信号に変換された後に信号
合成部30に入力され、ここで各色信号成分が合成され
てビデオ信号として出力される。この録画装置3の出力
のビデオ信号をモニタ4に入力して画面表示することに
より、使用者は撮影した異常事象発生時の監視画像を観
察することができる。
【0038】複数の異常事象発生時の監視画像データか
ら目的の画像を検索する場合は、プロテクト領域のアド
レス情報に記録日時などの情報を付して記録しておけ
ば、このアドレス情報を参照して容易に監視画像データ
の検索を行うことが可能となる。
【0039】異常事象の発生が検知された後の画像情報
のみを記録するような構成では、事件発生前の画像情報
が記録されていないため、犯人を特定できないとか犯行
現場を記録できない場合があるが、本実施形態の画像情
報記録装置では、異常事象の発生時点から一定時間前後
の画像情報を記録保存することにより、簡単な構成で事
件発生前後の画像情報を記録でき、従来の構成の不具合
を解決できる。
【0040】また、監視対象の画像情報を常時記録する
ものではなく、有効な画像情報のみをプロテクト領域に
設定して記録保存するようになっているため、無駄な画
像情報を記録することがなく、ディスク状の記録媒体な
どのビデオテープ等に比べて記録容量の小さい媒体を用
いても有効な画像情報を容量効率よく十分に長時間記録
することができる。また、異常事象の発生前後の有効な
画像情報のみを記録しているため、再生時間や検索時間
も短くて済み、画像記録後の後処理の手間を軽減でき
る。さらに、ディスク状の記録媒体を用いた場合は、目
的のアドレスのデータへのアクセスが高速であるため、
画像情報記録時のプロテクト領域のスキップや記録後の
再生、検索を高速に行うことができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
単な構成で、目的の事象が発生した期間の画像のみを容
量効率よく記録することができ、かつ記録後の画像検索
等の後処理を容易に行うことが可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像情報記録装置の
概略構成を示すブロック図
【図2】本実施形態の画像情報記録装置の主要部の構成
を示すブロック図
【図3】本実施形態の画像情報記録装置における録画装
置の構成を示すブロック図
【図4】画像撮影を行う監視カメラの設置例を示す使用
状態説明図
【図5】本実施形態に係る媒体への画像情報の記録方法
を示す作用説明図
【図6】本実施形態の画像情報記録装置の動作を示すフ
ローチャート
【符号の説明】
1…カメラ 2…センサ 3…録画装置 4…モニタ 12…メモリ 12a…アドレス格納部 13…CPU 14…MOドライブ装置 31…コントロール信号発生回路 31a…スキップバックコントローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円板状の記録媒体の記録領域に常時入力
    されてくる画像情報を連続して繰り返し記録する画像記
    録手段と、 外部からの事象検知信号を受け、この事象検知信号が入
    力された時点から前後一定期間の画像情報が記録された
    記録領域をプロテクト領域に設定して上書きされないよ
    うに保護し、該画像情報を記録保存する有効画像保存手
    段と、 を備えたことを特徴とする画像情報記録装置。
  2. 【請求項2】 前記画像記録手段は、前記プロテクト領
    域が存在するときには該プロテクト領域を避けて画像情
    報を連続して繰り返し記録することを特徴とする請求項
    1に記載の画像情報記録装置。
  3. 【請求項3】 前記有効画像保存手段は、前記記録媒体
    が前記プロテクト領域で満たされて新たな画像情報の記
    録領域が無くなった場合に、前記プロテクト領域を古い
    ものから順に解除し、この解除された記録領域において
    前記画像記録手段による連続した画像情報の記録を継続
    させることを特徴とする請求項1に記載の画像情報記録
    装置。
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