JPH1063684A - 属性情報付与装置 - Google Patents

属性情報付与装置

Info

Publication number
JPH1063684A
JPH1063684A JP8234665A JP23466596A JPH1063684A JP H1063684 A JPH1063684 A JP H1063684A JP 8234665 A JP8234665 A JP 8234665A JP 23466596 A JP23466596 A JP 23466596A JP H1063684 A JPH1063684 A JP H1063684A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
attribute information
keyword
document data
tree
format
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8234665A
Other languages
English (en)
Inventor
Akifumi Sekijima
章文 関島
Koichi Hayashi
浩一 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP8234665A priority Critical patent/JPH1063684A/ja
Publication of JPH1063684A publication Critical patent/JPH1063684A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キーワード木の中から適切なキーワードを選
択する作業を容易にする属性情報付与装置を提供する。 【解決手段】 属性情報付与装置は、文書データを管理
する文書データ管理手段と、文書データに対して属性情
報を付与する属性情報付与手段と、属性情報を管理する
属性情報管理手段と、属性情報に使用するキーワード木
の集合と属性情報を付与する文書データまたは文書デー
タの集合を保持する属性情報フォーマットを作成する属
性情報フォーマット作成手段と、属性情報フォーマット
を管理する属性情報フォーマット管理手段と、属性情報
に使用するキーワードを体系化し木構造として表現した
キーワード木の集合を管理するキーワード木管理手段
と、キーワード木に基づく木構造図を作成して表示する
キーワード木表示手段と、キーワード木の中から一つま
たは複数のキーワードを選択するキーワード選択手段と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書データなどの一次
情報に対して、分類や検索のための二次情報として属性
情報を付与する属性情報付与装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、文書データなどの一次情報に対
し、これらの情報が多数である場合、その多数の情報を
分類したり、特定の条件に合致する情報を検索するため
に、そのような一次情報に対して、二次情報である属性
情報を付与して管理する技術が一般に用いられる。
【0003】利用者が、属性情報を付与する方法として
は、例えば、予め属性情報として用いるキーワードを木
構造の形に体系化したキーワード木を用意し、利用者が
キーワード木の中から所望するキーワードを選択するこ
とにより、属性情報を付与するという方法が広く採用さ
れている。
【0004】具体的には、文献調査を行う場合、調査し
た文献に対してそれぞれの技術分野ごとの分類情報や重
要性の評価情報を属性情報として付与することが行われ
る。このとき、文献調査の作業を複数のメンバーで分担
して行う場合、付与する技術分野の分類情報や評価情報
などの属性情報に、各人が自由なキーワードを用いる
と、例えば、同じ技術分野のものに対して異なるキーワ
ードが付与される虞があり、その結果、後に分野別や評
価別といった観点で文献を整理する際に、不具合が生ず
る。
【0005】これに対しては、例えば、予め技術分野の
体系を表すキーワード木を用意し、各メンバーがこのキ
ーワード木の中からキーワードを選択して属性情報とし
て付与することにより、複数のメンバー間での分類や評
価に対して観点を統一することが行われる。つまり、属
性情報として用いるキーワードをキーワード木により規
制する。
【0006】このようにして、キーワード木により規制
されるキーワードのみを用いて属性情報の付与を行うこ
とにより、後の情報の整理や検索などにおいて有効な属
性情報を付与することが出来る。
【0007】また、このようなキーワード木を利用者に
提示してキーワードを選択させる方法は、予め用意した
キーワードを単純に羅列して提示するといった方法に比
べると、キーワードが体系的に関係づけられて木構造の
形で提示されるので、キーワード間の関係の把握が利用
者にとって容易であり、より適切なキーワードを選択し
易くなるという利点がある。
【0008】従来において、キーワード木を用いて文書
管理を行う方法としては、例えば、特開平7−8485
8号公報で提案されている「文書管理方法」がある。こ
の文書管理方法によると、文書ファイルに対して複数の
キーワード木より選択したキーワードを属性情報として
付与し、文書ファイルの検索を行う際に、キーワード木
の中から所定のキーワードを選択することによって、該
キーワードから、属性情報を付与された文書ファイルの
集合を検索する。
【0009】ところが、文献調査において評価のために
属性情報を付与するような場合、文献を多種多様な観点
で分類したり評価しようとすると、予め用意するキーワ
ードの種類や数が増大し、それに伴い、キーワード木が
巨大になり、また、キーワード木の木構造が複雑化す
る。このため、属性情報として適切なキーワードを選択
することが難しくなるという問題が生じる。
【0010】このような問題を解決する一つの方法とし
て、例えば、特開平5−113921号公報に記載され
ている「属性付与方式」の提案がある。この属性付与方
式の提案によると、複数のキーワード木を用いて属性情
報を付与する場合において、例えば、情報を分類するた
めに巨大なキーワード木を必要とする場合には、キーワ
ード木をより小さなキーワード木に分割し、分割された
複数のキーワード木を利用者に提示するようにしてい
る。これにより、利用者によるキーワードの選択が容易
になる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の技術においても、様々な種類の情報に対して属性
情報を付与する場合は、情報の種類に応じて属性情報の
付与に必要なキーワードの体系の種類も増大することに
なる。したがって、その場合には、利用者がある情報に
属性情報を付与する際に、必要でないキーワード木を含
む多量のキーワード木の集合の中から、適切なキーワー
ド木を選択しなければならず、利用者にとって属性情報
を付与する作業が煩雑となる。
【0012】また、文献調査において、文献内容の評価
のために文献に属性情報を付与する場合には、例えば、
複数のキーワード木を関連づけてキーワードを選択する
ことにより、評価の意味づけを行うことになる。例え
ば、技術分野の体系を表すキーワード木と重要度の指標
を表すキーワード木から、それぞれのキーワードを選択
して、例えば、「データベースの分野において特に重
要」という属性情報を付与することになる。
【0013】したがって、複数のメンバーで分担して文
献調査を行う場合には、特に、評価の観点を統一した
り、評価に基づいて文献を整理したり、検索するため
に、キーワード木の組み合わせを管理することが必要と
なる。
【0014】また、情報の集合に対して多種多様な観点
で分類や評価を行うために、キーワード木に含まれるキ
ーワードの数が増大したり、属性情報を付与する対象で
ある文書データの一次情報の数が増大する場合にも、所
定の情報について属性情報を付与する際に、キーワード
木の中から適切なキーワードを選択する作業が困難にな
る。
【0015】例えば、文献調査において、多量の文献に
対して重要度に基づいた分類を行う場合、所定の文献を
文献の集合の中でどのように位置付けるかを判断して、
適切な重要度を属性情報として付与する作業を行うこと
になるが、その作業は非常に煩雑なものとなるという問
題点がある。
【0016】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、本発明の第1の目的は、属性
情報を付与する際に適切なキーワード木を選択する作業
を容易にする属性情報付与装置を提供することにある。
本発明の第2の目的は、キーワード木の中から適切なキ
ーワードを選択する作業を容易にする属性情報付与装置
を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するため、本発明の属性情報付与装置は、第1の特徴と
して、文書データを管理する文書データ管理手段(1
1)と、文書データに対して属性情報を付与する属性情
報付与手段(6)と、属性情報を管理する属性情報管理
手段(13)と、属性情報に使用するキーワード木の集
合と属性情報を付与する文書データまたは文書データの
集合を保持する属性情報フォーマットを作成する属性情
報フォーマット作成手段(5)と、属性情報フォーマッ
トを管理する属性情報フォーマット管理手段(10)
と、属性情報に使用するキーワードを体系化し木構造と
して表現したキーワード木の集合を管理するキーワード
木管理手段(12)と、キーワード木に基づく木構造図
を作成して表示するキーワード木表示手段(8)と、キ
ーワード木の中から一つまたは複数のキーワードを選択
するキーワード選択手段(4)とを備えることを特徴と
する。
【0018】これにより、属性情報フォーマットによ
り、属性情報に使用するキーワード木の集合と、属性情
報を付与する対象である文書データまたは文書データの
集合を保持することができ、文書データまたは文書デー
タの集合とキーワード木の集合を対応づけることでき、
その結果、属性情報を付与する際に、適切なキーワード
木を選択する作業が容易に行えるようになる。
【0019】また、本発明の属性情報付与装置は、第2
の特徴として、前記キーワード木表示手段が、キーワー
ド木を表示する際、属性情報を付与する対象となってい
る文書データの集合に対して既に付与されている属性情
報に基づいて、属性情報の中に含まれているキーワード
に対応する図形の表示方法と、属性情報の中に含まれて
いないキーワードに対応する図形の表示方法を異なるも
のにすることを特徴とする。これにより、属性情報を付
与する対象となっている文書データの集合に対して既に
付与されている属性情報が明確になり、文書データに対
する属性情報付与の作業を能率良く行うことができる。
【0020】また、本発明の属性情報付与装置は、第3
の特徴として、更に、文書データの集合を表示する文書
データ集合表示手段と、文書データの内容を表示する文
書データ内容表示手段を備え、この文書データ集合表示
手段が、前記キーワード木選択手段によりキーワードが
選択された際、表示している文書データ集合中の文書デ
ータに対して付与されている属性情報に基づいて、選択
されたキーワードを含む属性情報を付与されている文書
データに対応する部分の表示を変化させると共に、文書
データ内容表示手段が、利用者の指示に応じて該文書デ
ータの内容を表示することを特徴とする。
【0021】また、本発明の属性情報付与装置は、第4
の特徴として、更に、属性情報の集合から利用者の指定
した作成者もしくは作成日時に関する条件を満たす属性
情報を選択する属性情報選択手段を備え、前記属性情報
管理手段により属性情報の作成者や作成日時に関する情
報を管理すると共に、キーワード木表示手段が、キーワ
ード木を表示する際、利用者の指示により前記属性情報
選択手段が選択した属性情報に基づいてキーワード木の
表示作成を行うことを特徴とする。
【0022】また、本発明の属性情報付与装置は、第5
の特徴として、更に、属性情報の集合から利用者の指定
した作成者もしくは作成日時に関する条件を満たす属性
情報を選択する属性情報選択手段を備えており、属性情
報管理手段が属性情報の作成者や作成日時に関する情報
を管理し、キーワード木選択手段によりキーワードが選
択された際、前記文書データ集合表示手段が、利用者の
指示により属性情報選択手段が選択した属性情報に基づ
いて文書データ集合の表示作成を行うことを特徴とす
る。
【0023】また、本発明の属性情報付与装置において
は、第6の特徴として、前記キーワード木管理手段が、
キーワード木の部分構造を管理し、属性情報フォーマッ
トが属性情報に使用するキーワード木として、所定のキ
ーワード木の部分構造を保持することを特徴とする。
【0024】また、本発明の属性情報付与装置は、第7
の特徴として、更に、利用者からの指示もしくは属性情
報を付与する対象となる文書データの集合に含まれる情
報に基づいて属性情報フォーマットを選択する属性情報
フォーマット選択手段を備えており、該属性情報フォー
マット管理手段が管理する属性情報フォーマットは、文
書データもしくは文書データの集合を保持することな
く、利用者が属性情報を付与する際に、文書データの集
合と属性情報フォーマットの対応付けを行うことを特徴
とする。
【0025】このような様々な特徴を有する本発明の属
性情報付与装置によれば、属性情報フォーマットによっ
て、属性情報に使用するキーワード木の集合と属性情報
を付与する対象である文書データまたは文書データの集
合を対応づけるので、所定の文書データの集合に対して
属性情報を付与する前に予め必要なキーワード木の組み
合わせを対応づけることができ、利用者が属性情報を付
与する際に必要なキーワード木を選択する作業が不要に
なる。また、文書データの集合に対して、複数のメンバ
ーで分担して属性情報の付与を行う場合に、属性情報フ
ォーマットをメンバー間で共有することにより、互いの
観点を統一して属性情報の付与を行うことができる。
【0026】また、この場合に、文書データの集合に含
まれる所定の文書データに属性情報を付与するため、キ
ーワード木中からキーワードを選択する際に、キーワー
ド木の表示において既に付与されている属性情報に含ま
れるキーワードを強調して表示することによって、利用
者が他者もしくは自身が過去に付与した属性情報の内容
を参考にしてキーワードの選択を行うことが可能にな
る。
【0027】また、本発明の属性情報付与装置によれ
ば、文書データの集合に含まれる所定の文書データに属
性情報を付与するため、キーワード木中からキーワード
を選択する際に、文書データ集合の表示において、選択
したキーワードを含む属性情報を既に付与されている文
書データを強調表示するので、これから属性情報を付与
する文書データと、既に属性情報が付与されている文書
データの比較が可能になり、選択したキーワードが適切
であるかどうかの判断が容易になる。これらの特徴によ
って、文書データに対する属性情報付与の作業を能率良
く行うことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施する場合の形
態について、図面を参照して、いくつかの実施例により
具体的に説明するが、ここで説明する実施例では、予め
用意した文書データの集合に対し、利用者が属性情報フ
ォーマットを作成することによってキーワード木の集合
を対応づけ、文書データの集合に含まれる各文書データ
に対して、所定のキーワードの中からキーワードを選択
することによって属性情報を付与するものとする。
【0029】図1は、本発明の第1の実施例の属性情報
付与装置の構成を示すブロック図である。図1におい
て、1は入力部、2は文書データ選択部、3は属性情報
フォーマット選択部、4はキーワード選択部、5は属性
情報フォーマット作成部、6は属性情報付与部、7は文
書データ集合表示部、8はキーワード木表示部、9は出
力部、10は属性情報フォーマット管理部、11は文書
データ管理部、12はキーワード木管理部、13は属性
情報管理部である。
【0030】入力部1は、キーボードやマウスなどの入
力装置で構成され、利用者が入力操作を行った指示を受
け付け、また、データ入力を行う入力処理を行う。この
入力部1による入力処理で受け付けた指示や入力データ
は、文書データ選択部2,属性情報フォーマット選択部
3,キーワード選択部4,属性情報フォーマット作成部
5に供給される。
【0031】文書データ選択部2は、入力部1からの指
示入力に従い、文書データ集合から属性情報を付与する
対象の文書データを選択する。属性情報フォーマット選
択部3は、入力部1からの指示入力に従い、文書データ
集合に対応する属性情報フォーマットの中から、属性情
報付与に用いる属性情報フォーマットを選択する。ま
た、キーワード選択部4は、同じく、入力部1からの指
示入力に従い、キーワード木の木構造図の中からキーワ
ードを選択する。また、同じく、属性情報フォーマット
作成部5は、入力部1からの指示入力に従い、与えられ
た属性名と属性値に用いるキーワード木の組に基づい
て、属性情報フォーマットを作成する。
【0032】属性情報付与部6は、属性情報フォーマッ
ト選択部3により、利用者の指示に従い選択された属性
情報フォーマットに基づいて、文書データに付与する属
性情報を作成する。文書データ集合表示部7は、文書デ
ータ選択部2により選択されたは所定の文書データ集合
について、一覧表示を作成する。作成した一覧表示の表
示データを出力部9に送出する。
【0033】キーワード木表示部8は、キーワード木の
木構造図の表示データを作成し、作成した表示データ出
力部9に送出する。出力部9は、ディスプレイなどの表
示装置で構成されており、文書データ集合表示部7で作
成された一覧表示の表示データ、キーワード木表示部8
で作成された木構造図の表示データを、表示装置の表示
画面に表示する。
【0034】属性情報フォーマット管理部10は属性情
報フォーマットを管理する。ここで管理される属性情報
フォーマットは、属性情報フォーマット作成部5により
作成された属性情報フォーマットであり、属性情報フォ
ーマット選択部3により選択された属性情報フォーマッ
トである。
【0035】文書データ管理部11は、属性情報を付与
する対象である文書データと、所定の文書データを構成
要素とする文書データ集合を管理する。また、キーワー
ド木管理部12は、キーワード木を管理し、属性情報管
理部13は、文書データに付与された属性情報を管理す
る。
【0036】図2は、文書データ管理部によって管理さ
れる個々の文書データのデータ構造を説明する図であ
る。文書データのデータ構造は、図2に示すように、文
書データ識別子21、文書データ名22、およびデータ
内容23から構成される。文書データ識別子21は、文
書データを一意に識別するための識別子であり、文書デ
ータ名22は、利用者が文書データを識別するための名
前である。また、データ内容23は、テキストやデータ
である。
【0037】また、図3は、文書データ管理部によって
管理される文書データ集合のデータ構造を説明する図で
ある。図3に示すように、文書データ集合のデータ構造
は、文書データ集合識別子31、文書データ集合名3
2、および文書データ集合内容33から構成される。文
書データ集合識別子31は、文書データ集合を一意に識
別するための識別子であり、文書データ集合名32は、
利用者が文書データ集合を識別するための名前である。
文書データ集合内容33には、文書データ集合に含まれ
る文書データの識別子のリストが格納される。
【0038】図4は、属性情報フォーマット管理部によ
って管理される属性情報フォーマットのデータ構造を説
明する図である。図4に示すように、属性情報フォーマ
ットのデータ構造は、属性情報フォーマット識別子4
1,属性情報フォーマット名42,対応文書データ集合
43,および属性情報項目リスト44から構成される。
属性情報フォーマット識別子41は、属性情報フォーマ
ットを一意に識別するための識別子であり、属性情報フ
ォーマット名42は、利用者が属性情報フォーマットを
識別するための名前である。対応文書データ集合43
は、属性情報フォーマットを用いて、属性情報の付与を
行う対象である文書データ集合の識別子である。また、
属性情報項目リスト44は、属性名とキーワード木識別
子およびキーワード木名の組からなる属性情報項目のリ
ストである。
【0039】図5は、属性情報管理部によって管理され
る属性情報のデータ構造を説明する図ある。図5に示す
ように、属性情報のデータ構造は、属性情報識別子5
1,属性情報フォーマット52,対応文書データ53,
および属性情報内容54から構成される。属性情報識別
子51は、属性情報を一意に識別するための識別子であ
り、属性情報フォーマット52は、属性情報の作成に用
いた属性情報フォーマットの識別子である。また、対応
文書データ53は、属性情報を付与した文書データを特
定するための文書データの識別子である。属性情報内容
54は、属性名とキーワードの組からなるリストであ
る。
【0040】図6は、キーワード木管理部によって管理
されるキーワード木のデータ構造を説明する図である。
図6に示すように、キーワード木のデータ構造は、キー
ワード木識別子61,キーワード木名62,キーワード
ルート63,およびキーワード木内容64から構成され
る。キーワード木識別子61は、キーワード木を一意に
識別するための識別子であり、キーワード木名62は、
利用者がキーワード木を識別するための名前である。ま
た、キーワードルート63は、キーワード木のルートノ
ードに対応するキーワードである。キーワード木内容6
4は、キーワード木を構成するキーワード間の親子関係
の組のリストである。このリストの組により、次に説明
するように、キーワード木が表現される。
【0041】図7は、キーワード木の一例を示す図であ
る。図7に示すように、ここでのキーワード木は、文書
データを所定の技術分野体系に基づいて分類するための
属性情報の付与に用いるキーワード木の例となってい
る。具体的には、図7に示すキーワード木では、ルート
ノードの「表面欠陥検査」の技術分野には、その下位概
念として、「センシング」に関するもの、「欠陥抽出」
に関するもの、「良否判定」を行うものがあることを表
現している。
【0042】図8は、図7に示すキーワード木を表すデ
ータを図6のデータ構造で表現した具体例を示す図あ
る。図6において説明したように、ここでのデータ構造
では、キーワード木は親キーワードと子キーワードとの
組のリストにより表現されるので、図7に示したような
キーワード木の各々のノードの間のリンク関係が、左側
の親キーワードのデータと、右側の子キーワードのデー
タとのリストの組みにより表現される。つまり、図8に
示すキーワード木のデータ例では、キーワード木識別子
81が「0001」であり、そのキーワード木名82が
「分類体系A」である。キーワードルート83のキーワ
ードは「表面欠陥検査」となっている。また、キーワー
ド木内容84として、キーワード木の各々のリンク関係
に対応する親キーワードと子キーワードの複数の組が格
納されている。
【0043】また、図9は、キーワード木の別の例を示
す図である。図9に示すキーワード木は、文書データを
重要性の評価尺度に基づいて分類するための属性情報に
用いるキーワード木の例となっている。
【0044】次に、属性情報フォーマット作成部5にお
いて、属性情報フォーマットエディタを起動して、属性
情報フォーマットを作成する処理について説明する。図
10および図11のフローチャートに基づいて説明す
る。
【0045】図10は、属性情報フォーマット作成処理
の処理フローを示すフローチャートである。また、図1
1は、属性情報フォーマット作成処理の中で呼び出され
る属性情報項目リストの編集処理の処理フローを示すフ
ローチャートである。これらの処理フローにしたがっ
て、属性情報フォーマット作成処理について説明する。
処理を開始すると、まず、ステップ101において、文
書データ集合ウィンドウが表示している文書データ集合
の識別子を取得する。次に、ステップ102において、
この取得した文書データ集合の識別子を保持する属性情
報フォーマットを属性情報フォーマット管理部から取得
し、リスト表示によって一覧を提示する。
【0046】次に、ステップ103において、利用者か
らの指示は属性情報フォーマットの作成か否かを判定
し、属性情報フォーマットの作成の指示ならば、次のス
テップ104に進み、ステップ104において、利用者
の入力から属性情報フォーマット名を取得する。次に、
ステップ105において、属性情報項目リストの編集処
理(図11)を実行する。この属性情報項目リストの編
集処理が終了すると、次にステップ106に進み、ステ
ップ106において、属性情報フォーマットを作成し、
属性情報フォーマット管理部に渡して、ステップ103
に戻る。つまり、属性情報項目リストの編集処理で得た
属性情報フォーマット名、属性情報項目の値と、ステッ
プ101で得た文書データ集合の識別子の値に基づき、
属性情報フォーマットを作成し、属性情報フォーマット
管理部に渡し、この属性情報フォーマットを管理し保存
し、ステップ103に戻る。
【0047】また、ステップ103の判定処理におい
て、利用者からの指示が属性情報の作成でなければ、ス
テップ107に進み、ステップ107において、利用者
からの指示が属性情報フォーマットの選択か否かを判定
する。属性情報フォーマットの選択の指示なら、次のス
テップ108に進み、ステップ108において、利用者
が一覧の中から選択した属性情報フォーマットについ
て、属性情報フォーマット名を表示する。また、属性情
報項目リストから属性名とキーワード木名を取得して一
覧で表示する。
【0048】次に、ステップ109に進み、ステップ1
09において、利用者からの指示が属性情報フォーマッ
トの変更か否かを判定する。この指示が変更ならば、ス
テップ110において、属性情報項目リストの編集処理
(図11)を実行する。この属性情報項目リストの編集
処理が終了すると、次にステップ111に進み、ステッ
プ111において、属性情報項目リストについて、編集
により変更した結果を属性情報のフォーマット管理部に
渡し、そして、利用者からの次の指示に対する処理のた
め、ステップ103に戻り、ステップ103からの利用
者の指示に対する処理を繰り返し行う。
【0049】また、ステップ109の判定処理におい
て、利用者からの指示が属性情報フォーマットの変更で
なければ、ステップ112に進み、利用者からの指示は
属性情報フォーマットの削除か否かを判定する。削除の
指示ならば、ステップ113に進み、属性情報フォーマ
ット識別子を属性情報フォーマット管理部に渡して削除
を指示する。そして、利用者からの次の指示に対する処
理のため、ステップ103に戻り、ステップ103から
の利用者の指示に対する処理を繰り返し行う。
【0050】また、ステップ112の判定処理におい
て、利用者からの指示は属性情報フォーマットの削除で
なければ、ステップ114に進み、利用者からの指示が
終了か否かを判定する。また、ステップ107の判定処
理において、利用者からの指示が属性情報フォーマット
の選択でない場合にも、ステップ114に進み、利用者
からの指示が終了か否かを判定する。利用者からの指示
が終了であれば、処理を終了し、そうでなければ、ステ
ップ103に戻り、再び、ステップ103からの処理を
繰り返し行う。
【0051】次に、属性情報項目リストの編集処理(ス
テップ105,ステップ110)について説明する。図
11を参照する。属性情報項目リストの編集処理では、
処理を開始すると、まず、ステップ120において、利
用者からの指示は属性情報項目の追加か否かを判定す
る。指示が属性情報項目の追加であれば、次のステップ
121からの処理により、属性情報の追加の処理を行
う。つまり、この属性情報の追加の処理では、ステップ
121において、利用者の入力によって属性名を取得
し、次のステップ122において、キーワード木管理部
からキーワード木の一覧を取得し、キーワード木の一覧
を利用者に提示し、次のステップ123において、利用
者の選択したキーワード木のキーワード木識別子を取得
する。そして、次のステップ124において、属性名と
キーワード木識別子およびキーワード木名から属性情報
項目を作成し、属性情報項目リストに追加する。そし
て、次の属性情報項目に対する処理を行うため、再び、
ステップ120に戻る。
【0052】また、ステップ120の判定において、利
用者からの指示が属性情報項目の追加でなければ、ステ
ップ125に進み、利用者からの指示は属性情報項目の
選択か否かを判定する。利用者からの指示が選択なら
ば、次に、ステップ126に進み、ステップ126にお
いては、利用者からの指示は属性情報項目の変更か否か
を判定する。変更の指示である場合、ステップ127に
進み、ステップ127において、選択された属性情報項
目について、属性名またはキーワード木識別子の変更を
行い、次の属性情報項目に対する処理を行うため、再
び、ステップ120に戻る。また、ステップ126の判
定において、利用者の指示が属性情報の変更でなけれ
ば、ステップ128に進む。
【0053】また、ステップ125の判定処理で、利用
者からの指示が属性情報項目の選択でなければ、ステッ
プ130に進み、利用者からの指示は終了であるか否か
を判定し、終了が指示されれば、処理を終了して、メイ
ンの処理に戻る。また、終了が指示されていなければ、
次の属性情報項目に対する処理を行うため、再び、ステ
ップ120に戻る。
【0054】ステップ128においては、利用者からの
指示は属性項目の削除か否かを判定する。削除の指示で
あれば、次のステップ129において、選択された属性
情報項目を属性情報項目リストから削除する。削除の処
理が終了すると、また、ステップ128において、削除
の指示でなければ、次の属性情報項目に対する処理を行
うため、再び、ステップ120に戻る。
【0055】次に、上記のようにして作成された属性情
報フォーマットを利用して、属性情報を付与する操作に
ついて説明する。属性情報付与の処理を、図12、図1
3および図14のフローチャートに基づいて説明する。
【0056】図12は、属性情報フォーマット選択部お
よび属性情報付与部の処理にかかる属性情報付与処理の
処理フローを示すフローチャートである。図13は、属
性情報付与処理の中で呼び出されるキーワード木表示処
理の処理フローを示すフローチャートである。また、図
14は、キーワード木表示処理の中で呼び出される木構
造図作成処理の処理フローを示すフローチャートであ
る。
【0057】これらのフローチャートを参照して、属性
情報フォーマットの選択および属性情報付与処理につい
て説明する。まず、図12を参照する。ここでの処理を
開始すると、まず、ステップ140において、現在表示
されている文書データ集合の識別子と、利用者が文書デ
ータ選択部によって選択した文書データの識別子を取得
する。次に、ステップ141において、属性情報フォー
マット管理部から、得られた文書データ集合識別子を対
応文書データ集合として保持する属性情報フォーマット
を取得する。次に、ステップ142において、得られた
属性情報フォーマットから属性情報フォーマット名を取
得し、属性情報フォーマット名の一覧表示を作成して利
用者に選択を促す。次に、ステップ143において、利
用者が選択した属性情報フォーマットについて、属性情
報フォーマット名を表示し、属性情報項目リストから属
性名を取得し一覧表示する。
【0058】次に、ステップ144において、利用者か
らの指示は属性情報項目の選択か否かを判定する。利用
者からの指示が属性情報項目の選択であれば、ステップ
145に進み、ステップ145において、選択された属
性情報項目についてのキーワード木識別子を取得し、キ
ーワード表示部に渡し、これにより、キーワード木表示
処理(図13)を実行する。キーワード木表示処理が実
行されると、後述するように、キーワード木表示ウィン
ドウ(図20)が開かれて、画面上にキーワード木の木
構造が表示されるので、利用者はその中のキーワードを
選択できるようになる。
【0059】そして、利用者がキーワード選択部の動作
によるキーワードを選択する操作を行うと、次のステッ
プ146において、キーワード選択部より得られたキー
ワードを、属性情報項目に対応する欄に表示し、属性名
とキーワードの組を属性情報内容を追加する。そして、
次の利用者からの指示に対する処理を行うため、ステッ
プ144に戻り、ステップ144からの処理を行う。
【0060】また、ステップ144の判定において、利
用者からの指示が属性情報の選択でなければ、ステップ
147に進み、ステップ147において、利用者からの
指示は終了か否かを判定する。利用者からの指示が終了
でなければ、次の利用者からの指示に対する処理を行う
ため、ステップ144に戻る。また、利用者からの指示
が終了であれば、次のステップ148にへ進み、ステッ
プ148において、全ての属性情報項目についてキーワ
ードが指定されたか否かを判定する。もし、キーワード
が指定されていれば、ステップ149に進み、先に得ら
れた文書データ識別子(ステップ140)と、属性情報
内容(ステップ146)に基づいて属性情報を作成し、
属性情報管理部に渡して処理を終了する。
【0061】また、ステップ148の判定において、全
ての属性情報項目についてキーワードが指定されていな
ければ、属性情報を作成することなく、ステップ150
において、キーワードが未指定の属性情報項目があるこ
とを利用者に通知し、次の利用者からの指示に対する処
理を行うため、ステップ144に戻り、ステップ144
からの処理を繰り返し行う。
【0062】次に、図13を参照して、キーワード表示
部およびキーワード選択部の動作にかかるキーワード木
表示処理(ステップ145)について説明する。処理が
開始されると、まず、ステップ151において、与えら
れたキーワード木識別子に基づいて、キーワード木管理
部からキーワード木のデータを取得する。次に、ステッ
プ152において、ルートキーワードに対応するノード
図形を作成し、木構造図上に配置する。次に、ステップ
153において、ルートキーワードをスタックに格納
し、木構造図作成処理(図14)を実行する。
【0063】木構造図作成処理(図14)が終了し、処
理の制御がこの処理フローに戻ってくると、次に、ステ
ップ154において、得られた木構造図を表示するキー
ワード木表示ウィンドウを作成する。そして、次のステ
ップ155において、利用者によって木構造図上のノー
ド図形が選択されたか否かを判定する。この判定の処理
をし、ノード図形が選択されるまで繰り返し、ノード図
形が選択されたことが判定できると、次のステップ15
6に進み、ノード図形に対応するキーワードを取得し、
属性情報付与部に渡して、処理を終了する。これによ
り、メインの処理フローに戻る。
【0064】続いて、また、図13の処理フローの中で
呼び出される木構造図作成処理について説明する。この
木構造図作成処理においては、再起的に自ら木構造図作
成処理を呼び出して、木構造図を作成する処理を行う。
図14を参照して説明する。処理を開始すると、ステッ
プ160において、スタックからキーワードを一つ取り
出し、キーワード木内容から当該キーワードを親キーワ
ードとして含むキーワード組(親キーワードと子キーワ
ードの組)を取得する。次に、ステップ161におい
て、取得したキーワード組から子キーワードを取得し、
キーワードに対応するノード図形を作成して、先の処理
(ステップ160)でスタックから取り出したキーワー
ドに対応するノード図形に近接して配置するとともに、
ノード図形同士を線分で結ぶ。次に、ステップ162に
おいて、キーワードをスタックに格納し、再帰的に木構
造図作成処理を呼び出して実行する。そして、再起的に
呼び出した木構造図作成処理が終了すると、次に、ステ
ップ163において、キーワード組のうち未処理のもの
は残っているか否かを判定し、残っていれば、ステップ
161に戻り、ステップ161からの処理を繰り返し行
う。また、未処理のキーワード組が残っていなければ、
この処理を終了し、呼び出し元の処理フローに戻る。
【0065】以上に説明したような処理フローにより処
理が実行される属性情報付与の処理について、具体的に
その操作例について説明する。図15〜図22を参照し
て、文書データに対して属性情報を付与する一連の操作
について説明する。まず、属性情報フォーマットの作成
の操作について説明する。
【0066】図15は、利用者によって指定された文書
データ集合に含まれる文書データを一覧表示する文書デ
ータ集合ウィンドウの一例を示す図である。図15に示
す文書データ集合ウィンドウ71は、利用者の指示に応
じて、文書データ集合表示部7が作成する。この文書デ
ータ集合ウィンドウ71には、属性情報を付与する対象
となる文書データ集合における中の個々の文書データ7
2が表示されるので、利用者は、属性情報を付与する対
象の文書データ集合の中の個々の文書データを確認する
ことができ、その文書データ集合に対する属性情報の付
与操作を行う。なお、利用者が文書データ集合を指定す
る操作については、文書データ集合の名前を入力する方
法や、文書データ集合の一覧表示を別途作成してその中
から所望する文書データ集合を選択する方法などがあ
り、これらの様々な方法が利用可能である。
【0067】また、図16は、属性情報フォーマットを
作成する属性情報フォーマットエディタの編集操作ウィ
ンドウの画面例を示す図である。属性情報フォーマット
エディタは、属性情報フォーマット作成部によって実行
される。利用者が、文書データ集合表示ウィンドウ71
において、その中のプルダウンメニューまたはマウスボ
タンメニューなどによってエディタの起動を指示するこ
とにより、図16に示すように、属性情報フォーマット
エディタの編集操作ウィンドウ73が表示される。編集
操作ウィンドウ73には、それぞれの編集操作を指示す
るために、それぞれの編集操作ボタン74が設けられて
おり、このボタン74をマウスポインタ75によりクリ
ック操作することで、属性情報フォーマットエディタに
対する編集指示を与える。
【0068】このような編集操作ボタン74による利用
者からの指示に従って、前述したような処理フロー(図
10〜図14)に従い、属性情報フォーマットエディタ
は、文書データ集合ウィンドウ71に表示されている文
書データ集合に対応する属性情報フォーマットの新規作
成、および既に存在する該文書データ集合に対応する属
性情報フォーマットの内容変更または削除を行う。
【0069】第1の実施例では、文書データ集合に対し
て、複数の属性情報フォーマットを対応づけることがで
きるように構成されている。属性情報フォーマットエデ
ィタは、対応する文書データ集合について、既に存在す
る属性情報フォーマットの一覧をリスト表示し、利用者
が一覧の中から選択した属性情報フォーマットについ
て、属性情報フォーマット内容を表示する。
【0070】利用者によって、新規作成または内容変更
が指示された場合は、属性名とキーワード木の組からな
る属性情報項目を追加または削除する。これにより、属
性情報フォーマットの内容の編集を行う。例えば、利用
者が属性項目を追加する際には、属性情報フォーマット
エディタが、キーワード木管理部12からキーワード木
の一覧を取得して提示することによって、利用者がキー
ワード木の一覧の中から所望するキーワード木を選択す
る。利用者がキーワード木を選択する際には、利用者の
指示に応じて、キーワード木表示ウィンドウ(図20)
により、キーワード木の木構造図を提示することによっ
て、利用者がキーワード木の内容を確認できるようにす
る。
【0071】図17は、属性情報フォーマットと対応文
書データ集合および属性情報項目に含まれるキーワード
木の対応関係を示す図である。図17においては、「特
許評価1」という属性情報フォーマット78が、対応の
文書データ集合として「特許調査(96.03.25
分)」の識別子を保持し、これに対応する属性情報項目
リストの中にそれぞれ「分野体系A」、「商品体系」、
「重要度体系」の名前のキーワード木の識別子を保持し
ている。これにより、この属性情報フォーマット78に
より、文書データ集合76とキーワード木77との組み
合わせが対応付けられる。同様に、「文献評価1」の属
性情報フォーマット79により、文書データ集合76の
中の「文献調査(96.03.26分)」と、キーワー
ド木77の中の「分野体系A」および「重要度体系」の
キーワード木の組み合わせを対応付けている。
【0072】次に、属性情報付与の操作例について説明
する。図18は、文書データに対して属性情報フォーマ
ットを選択する操作例を説明する図である。文書データ
に対して属性情報フォーマットを選択する場合、利用者
は、文書データ表示ウィンドウ上で所定の文書データを
選択し、メニューまたはボタンによって属性情報の付与
を指示する。例えば、図18に示すように、文書データ
集合ウィンドウ71を開いて、属性情報を付与する対象
の文書データを、マウスポインタ75と、マウスの左ボ
タンで選択指示し、続いて、マウスの右ボタンの操作に
より、利用者が属性情報の付与を指示すると、属性情報
フォーマット選択のためのサブウィンドウ80が開くの
で、ここにメニュー表示される属性情報フォーマットの
いずれかを選択する。つまり、この場合には、属性情報
フォーマット選択部が、表示されている文書データ集合
に対応する属性情報フォーマットの一覧を提示し、利用
者の選択を促すようにする(ステップ140〜ステップ
142)。
【0073】図19は、属性情報入力ツールの操作ウィ
ンドウの第1の例を説明する図である。また、図20
は、キーワード木表示ウィンドウによる木構造表示の表
示例を説明する図である。利用者が、例えば、図18に
示す文書データ集合ウィンドウ71により、文書データ
を選択し、続いて、属性情報フォーマットの一覧から所
望する属性情報フォーマットを選択すると、属性情報付
与部が属性情報入力ツールを起動する。図19に示すよ
うに、ここで起動された属性情報入力ツールの操作ウィ
ンドウ90は、ここでの属性情報を入力する操作画面と
して、与えられた属性情報フォーマットが保持する属性
情報項目91のリストを一覧表示しているので、この一
覧表示から、利用者は、属性情報項目91の一覧の中か
ら所定の属性情報項目を選択する。そして、属性情報項
目が選択されると、キーワード木表示部が、属性情報項
目に含まれるキーワード木のデータに基づいて、木構造
図を作成し、図20に示すように、キーワード木表示ウ
ィンドウ92において、作成した木構造図を表示する。
【0074】そして、利用者が、キーワード木表示ウィ
ンドウ92において、マウスポインタ75を操作して、
木構造図の中の所定のキーワードを選択すると、属性名
と選択したキーワードの組が属性情報内容に加えられ
る。全ての属性情報項目についてキーワードの選択が終
了すると、属性情報付与部が得られた情報に基づいて属
性情報を作成し、属性情報管理部に渡すことになる。
【0075】また、図21は、属性情報入力ツールの操
作ウィンドウの第2の例を説明する図である。前述した
図19の属性情報入力ツールは、図21に示すように、
その操作ウィンドウの表示形態を変更できる。このよう
な操作ウィンドウ93においては、属性情報フォーマッ
トの一覧と、その対応の属性情報フォーマットの属性情
報項目のリストの一覧を同時に表示している。利用者が
マウスポインタ75を操作して、一覧表示の中から所定
の項目を選択すると、その対応の属性情報フォーマット
94が反転表示されて選択されたことが示され、続い
て、その対応のキーワード木の木構造図(図20)が表
示されるので、前述のようにして、キーワードの選択を
行う。
【0076】また、図22は、更に別の表示形態となっ
ている属性情報入力ツールの操作ウィンドウの第3の例
を説明する図である。ここでの更に別の属性情報情報入
力ツールの操作ウィンドウ95においては、各々の属性
情報フォーマットが、その対応する付箋の形態をした付
箋アイコン96として提示されている。このような属性
情報入力ツールによると、アイコン操作によって、それ
ぞれの文書データに対して属性情報フォーマットを指定
できる。つまり、利用者が、この操作ウィンドウ95の
中の付箋アイコン96を、文書データ集合表示ウィンド
ウに表示されている文書データを表す図形上にドラッグ
ドロップすることにより、キーワード木表示ウィンドウ
が表示され、キーワードの選択を行うことによって属性
情報が付与される。このような属性情報入力ツールによ
り、利用者は、容易に文書データに対して属性情報を付
与する操作を行うことができる。
【0077】(第2の実施例)本発明の属性情報付与装
置は、また、属性情報を付与するためにキーワード木を
表示する際に、各キーワードについて該キーワードを含
む属性情報が存在する場合に、キーワードに対応するノ
ード図形の表示を変化させ、更に利用者の指示に応じ
て、該属性情報を付与されている文書データを対応づけ
て表示するようにも構成できる。次に、このように構成
した本発明の属性情報付与装置を第2の実施例として説
明する。
【0078】図23は、本発明の第2の実施例の属性情
報付与装置の構成を示すブロック図である。図23にお
いて、1は入力部、2は文書データ選択部、3は属性情
報フォーマット選択部、4はキーワード選択部、5は属
性情報フォーマット作成部、6は属性情報付与部、7は
文書データ集合表示部、8はキーワード木表示部、9は
出力部、10は属性情報フォーマット管理部、11は文
書データ管理部、12はキーワード木管理部、13は属
性情報管理部である。また、202は文書データ検索部
である。この第2の実施例の属性情報付与装置におい
て、第1の実施例と同じものは、同じ参照番号を付けて
表示しており、参照番号1〜参照番号13のシステム要
素は、第1の実施例のものと同じものである。これらの
説明は省略する。
【0079】第2の実施例の属性情報付与装置において
は、文書データ検索部202が設けられている。文書デ
ータ検索部202は、前述したような文書データに対す
る属性情報付与の処理の中で、与えられたキーワードを
含む属性情報を付与されている文書データを検索する。
つまり、ここでの文書データ検索部202は、与えられ
たキーワードを属性情報内容に含む属性情報を、属性情
報管理部13から取得し、その属性情報の対応する文書
データを、対応の文書データの識別子に基づいて、文書
データ管理部11から検索して取得する。そして、得ら
れた文書データが、文書データリストに含まれている場
合には、文書データ名と文書データ識別子を文書データ
リストに追加し、当該文書データリストを文書データ集
合表示部7に渡す。この場合、文書データ集合表示部7
は、文書データリストに含まれる文書データに対応する
図形を強調表示で再描画するよう指定する。
【0080】次に、第2の実施例における属性情報付与
処理について説明する。この第2の実施例の属性情報付
与装置においては、追加された文書データ検索部の処理
が関係するキーワード木表示部およびキーワード選択部
の処理によって、属性情報付与の処理が行われる。この
処理について、次の図24,図25および図26のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0081】図24は、第2の実施例の属性情報付与処
理の処理フローを示すフローチャートである。また、図
25は、図24の属性情報付与処理の中で呼び出される
木構造図作成処理の処理フローを示すフローチャートで
ある。また、図26は、図24の属性情報付与処理の中
で呼び出される文書データ検索処理の処理フローを示す
フローチャートである。これらの処理フローにしたがっ
て、第2の実施例の属性情報付与処理について説明す
る。
【0082】まず、図24を参照する。処理を開始する
と、ステップ170において、与えられたキーワード木
識別子に基づいて、キーワード木管理部からキーワード
木のデータを取得する。次に、ステップ171におい
て、ルートキーワードを属性情報内容に含む属性情報
を、属性情報管理部から取得する。次に、ステップ17
2に進み、属性情報が存在するか否かを判定する。属性
情報が存在する場合には、次のステップ173に進み、
ステップ173において、属性情報が保持する属性情報
フォーマット識別子に基づき、属性情報フォーマット管
理手段から属性情報フォーマットを取得する。
【0083】次に、ステップ174において、与えられ
たキーワード木識別子が属性情報フォーマットに含まれ
るか否かを判定する。この判定の結果、キーワード木識
別子が属性情報フォーマットに含まれていれば、次のス
テップ175に進み、更に、ステップ175において、
属性情報の対応文書データは、現在属性付与の対象とな
っている文書データ集合に含まれるか否かを判定する。
この判定の結果、対応文書データが文書データ集合に含
まれていれば、次のステップ176において、ルートキ
ーワードに対応するノード図形を強調表示図形で作成
し、木構造図上に配置する。そして、次の処理として、
ルートノードのキーワードから木構造図を作成する処理
を行うため、ステップ179に進む。
【0084】一方、ステップ174の判定において、キ
ーワード木識別子が属性情報フォーマットに含まれてい
ない場合、また、ステップ175の判定において、対応
文書データが文書データ集合に含まれていない場合、い
ずれの場合にも、ステップ177に進み、ステップ17
7において、未処理の属性情報が残っているか否かを判
定する。未処理の属性情報が残っていれば、ステップ1
73に戻り、ステップ173からの処理を繰り返す。未
処理の属性情報が残っていなければ、ステップ178に
進む。
【0085】また、ステップ172の判定処理におい
て、属性情報が存在しない場合にも、ステップ178に
進み、ステップ178において、ルートキーワードに対
応するノード図形を通常表示図形で作成して、木構造図
上に配置する。次に、ステップ179において、ルート
キーワードをスタックに格納し、木構造図作成処理(図
25)を実行する。この木構造図作成処理(図25)の
実行が完了して、処理の制御が戻ってくると、次に、ス
テップ180において、得られた木構造図を表示するキ
ーワード木表示ウィンドウを作成する。
【0086】これまでの処理により、キーワード木表示
ウィンドウにより、属性情報フォーマットに対するキー
ワード木が表示されるので、利用者は、このキーワード
木を見て、文書データに対する属性付与の操作を行うこ
とになる。このため、次のステップ181において、利
用者によって木構造図上のノード図形が選択されたか否
かを判定する。この判定で、ノード図形の選択が判定で
きると、次のステップ182において、文書データ検索
部に選択されたノード図形に対応するキーワードを渡
し、文書データ検索処理(図26)を実行する。文書デ
ータ検索処理が完了すると、その後は、ステップ181
に戻り、再び、ステップ181からノード図形の選択判
定からの処理を繰り返し行う。
【0087】また、ステップ181の判定において、利
用者によるノード図形の選択が判定できないと、ステッ
プ183に進み、ステップ183において、利用者によ
ってキーワード選択の完了が指示されたか否かを判定す
る。キーワード選択の完了が指示されていなけば、ステ
ップ181に戻り、再び、ステップ181からノード図
形の選択判定からの処理を繰り返し行うが、キーワード
選択の完了が指示されたなら、次のステップ184に進
み、ステップ184において、キーワードを属性情報付
与部6に渡して処理を終了する。
【0088】次に、図25を参照して、ここでの属性情
報付与処理の中で呼び出される木構造図作成処理につい
て説明する。木構造作成処理は、呼び出されて処理を開
始すると、ステップ190において、スタックからキー
ワードを一つ取り出し、キーワード木内容から該キーワ
ードを親キーワードとして含むキーワード組を取得す
る。次に、ステップ191において、キーワード組から
子キーワードを取得し、該キーワードを属性情報内容に
含む属性情報を、属性情報管理部から取得する。次に、
ステップ192において、属性情報が存在するか否かを
判定する。属性情報が存在している場合は、次のステッ
プ193に進み、ステップ193において、属性情報が
保持する属性情報フォーマット識別子に基づき、属性情
報フォーマット管理部10から属性情報フォーマットを
取得する。
【0089】次に、ステップ194において、与えられ
たキーワード木識別子が属性情報フォーマットに含まれ
るか否かを判定する。この判定の結果、キーワード木識
別子が属性情報フォーマットに含まれていれば、次のス
テップ195に進み、更に、ステップ195において、
属性情報の対応の文書データは、現在の属性情報付与の
対象となっている文書データ集合に含まれるか否かを判
定する。この判定の結果、対応の文書データが対象の文
書データ集合に含まれていれば、次のステップ196に
おいて、キーワードに対応するノード図形を強調表示図
形で作成し、スタックから取り出したキーワード組の親
キーワードに対応するノード図形に近接して配置し、更
に両ノード図形を線分で結ぶ。そして、次のノード図形
に対する処理を行うため、ステップ199に進む。
【0090】一方、ステップ194の判定において、キ
ーワード木識別子が属性情報フォーマットに含まれてい
ない場合、また、ステップ195の判定において、対応
の文書データが対象の文書データ集合に含まれていない
場合、いずれの場合にも、ステップ197に進み、ステ
ップ197において、未処理の属性情報が残っているか
否かを判定する。未処理の属性情報が残っていれば、ス
テップ193に戻り、ステップ193からの処理を繰り
返す。未処理の属性情報が残っていなければ、ステップ
198に進む。
【0091】また、ステップ192の判定処理におい
て、属性情報が存在しない場合にも、ステップ198に
進み、ステップ198において、キーワードに対応する
ノード図形を通常表示図形で作成し、スタックから取り
出したキーワードに対応するノード図形に近接して配置
して両ノード図形を線分で結ぶ。そして、次のノード図
形に対する処理を行うため、ステップ199に進む。
【0092】次のステップ199においては、キーワー
ドをスタックに格納し、再帰的に、ここでの木構造図作
成処理を呼び出して実行する。これにより、各々のノー
ド図形を描画する処理を実行する。そして、再起的に呼
び出した木構造図作成処理が終了すると、次に、ステッ
プ200において、スタックから取り出したキーワード
組のうち、未処理のキーワード組が残っているか否かを
判定し、未処理のものが残っていれば、ステップ191
に戻り、ステップ191からの処理を繰り返し行う。ま
た、未処理のキーワード組が残っていなければ、この木
構造図作成処理を終了し、呼び出し元の処理フローに戻
る。
【0093】次に、図26を参照して、ここでの属性情
報付与処理の中で呼び出される文書データ検索処理につ
いて説明する。この文書データ検索処理は、文書データ
検索部202において、その処理が実行され、検索した
文書データの一覧が表示されると共に、その文書データ
内容が表示される。
【0094】文書データ検索処理は、呼び出されて処理
を開始すると、ステップ210において、与えられたキ
ーワードを属性情報内容に含む属性情報を、属性情報管
理部から取得し、次に、ステップ211において、属性
情報が存在するか否かを判定する。属性情報が存在しな
ければ、直ちに処理を終了して、元の処理フローに戻る
が、属性情報が存在すれば、次のステップ212に進
む。
【0095】ステップ212においては、属性情報の対
応文書データは、現在属性付与の対象となっている文書
データ集合に含まれるか否かを判定する。対応文書デー
タが文書データ集合に含まれていれば、次のステップ2
13に進み、ステップ213において、対応文書データ
の識別子に基づいて、文書データ管理部から文書データ
を取得する。次に、ステップ214において、得られた
文書データは、文書データリストに含まれているか否か
を判定する。文書データが文書データリストに含まれて
いなければ、ステップ215に進み、ステップ215に
おいて、文書データ名と文書データ識別子を文書データ
リストに追加する。そして、ステップ216に進む。
【0096】ステップ212の判定において、対応文書
データ文書データ集合に含まれる場合、また、ステップ
214の判定において、文書データが副書データリスト
に含まれている場合、いずれの場合においても、ステッ
プ216に進み、ステップ216において、未処理の属
性情報が残っているか否かを判定する。この判定で、未
処理の属性情報が残っていれば、ステップ212に戻
り、ステップ212からの処理を繰り返す。
【0097】また、ステップ216の判定において、未
処理の属性情報が残っていないことが判定できれば、次
のステップ217に進み、ステップ217において、文
書データリストが空か否かを判定する。この判定の結
果、文書データリストが空でなければ、ステップ218
に進み、ステップ218において、文書データリストを
文書データ集合表示部に渡し、文書データリストに含ま
れる文書データに対応する図形を強調表示で再描画する
よう指定して、ここでの処理を終了し、元の処理フロー
に戻る。また、ステップ217の判定で、文書データリ
ストが空であれば処理を終了して、元の処理フローに戻
る。
【0098】次に、以上に説明したような処理フローに
より処理が実行される第2の実施例の属性情報付与の処
理について、図27〜図29を参照して、具体的にその
操作例について説明する。図27は、所定の文書データ
集合に含まれている文書データと該文書データに付与さ
れている属性情報の様子を示す図である。ここでの属性
情報内容に含まれるキーワードは、文書データ集合に対
応づけられているキーワード木から選択されたものであ
り、図27に示すように、「特許評価1」という属性情
報フォーマット203によって、「特許調査(96.0
3.25分)」の文書データ集合204と、キーワード
木205の中の「分野体系A」,「商品体系」および
「重要度体系」のキーワード木が対応付けられている。
【0099】また、個別の文書データについては、「特
開平6−1234」という文書データに対しては、「特
許評価1」の属性情報フォーマット203より作成され
た属性情報206が付与されている。当該属性情報20
6においては、「技術分野」という属性名と、「分野体
系A」より選択された「表面電位」というキーワードと
の組を属性情報内容として保持されている。同様にし
て、「特開平7−7890」という文書データに対して
は、付与されている属性情報207において「技術分
野」という属性名と「表面電位」というキーワードの組
を属性情報内容として保持している。
【0100】図28は、属性情報が含まれるキーワード
の強調表示例を示す図である。図28には、所定の文書
データ集合に含まれる文書データに属性情報を付与する
ためのキーワード木表示ウィンドウの表示例が示されて
いる。この第2の実施例においては、図28に示すよう
に、キーワード木表示ウィンドウ220には、文書デー
タ集合に含まれる各文書データに既に付与されている属
性情報に含まれるキーワードについて、その対応する木
構造図のノード図形221が、強調して表示される。つ
まり、キーワード木表示ウィンドウ220においては、
キーワード木の木構造図が表示されているが、この中の
「センシング」、「表面電位」、「画像処理」というキ
ーワードが強調表示されており、この強調表示は、対応
する文書データ集合に含まれる文書データに既に付与さ
れている属性情報には、それぞれ「センシング」、「表
面電位」、「画像処理」というキーワードが含まれてい
ることを意味している。
【0101】また、このキーワード木表示ウィンドウ2
20においては、ノード図形を強調して表示する方法と
して、ノード図形を囲む線分を太くし、ノード図形の内
部の表示色を変化させて表示するものとしているが、こ
れに替えて、この他のノード図形を強調して表示する方
法としては、ノード図形を点滅させたり、ノード図形の
大きさを変化させるようにして強調表示するようにして
もよい。これらは任意に設定できる。
【0102】また、図29は、属性情報の付与された文
書データの一覧表示例を説明する図である。図29に示
すように、キーワード木表示ウィンドウ222におい
て、利用者が選択したキーワードについては、その対応
の文書データが、更に、文書データ集合表示ウィンドウ
223上で、該キーワードを含む属性情報を付与されて
いる文書データに対応する図形を強調して表示してい
る。具体的には、文書データ集合表示ウィンドウ223
において、「特開平6−1234」の文書データの文書
アイコンおよび「特開平7−7890」の文書データの
文書アイコンが、強調表示されており、これらの文書デ
ータには、利用者がキーワード木表示ウィンドウ222
において、選択した「表面電位」というキーワードを含
む属性情報が付与されていることを示している。
【0103】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の属性情
報付与装置によれば、属性情報フォーマットを作成し
て、属性情報の付与の操作を容易に行うことができる。
この場合に、属性情報を付与する対象である文書データ
の集合に対して、予め属性情報フォーマットを設定する
際には、属性情報に用いるキーワード木の組み合わせを
指定し、文書データの集合とキーワード木の組み合わせ
を対応付けて管理することにより、利用者が属性情報を
付与する際に、属性情報の付与に必要なキーワード木の
みを提示することができ、利用者がキーワード木を選択
する作業が不要になる。また、文書データの集合に対し
て、複数のメンバーで分担して属性情報の付与を行う場
合、属性情報フォーマットをメンバー間で共有すること
により、互いの観点を統一して属性情報の付与を行うこ
とができるようになる。
【0104】また、文書データに属性情報を付与するた
めにキーワード木を提示する際に、文書データの集合に
対して既に付与されている属性情報に含まれるキーワー
ドに対応するノード図形を強調して表示し、キーワード
木から所定のキーワードを選択した際に、文書データ集
合の表示において、該キーワードを含む属性情報を既に
付与されている文書データに対応する図形を強調して表
示することにより、利用者もしくは他者が過去に付与し
た属性情報の内容を参考にしてキーワードの選択を行う
ことが可能になり、属性情報を付与するために選択した
キーワードが適切であるかどうかの判断が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の第1の実施例の属性情報付与
装置の構成を示すブロック図、
【図2】 図2は文書データ管理部によって管理される
個々の文書データのデータ構造を説明する図、
【図3】 図3は文書データ管理部によって管理される
文書データ集合のデータ構造を説明する図、
【図4】 図4は属性情報フォーマット管理部によって
管理される属性情報フォーマットのデータ構造を説明す
る図、
【図5】 図5は属性情報管理部によって管理される属
性情報のデータ構造を説明する図、
【図6】 図6はキーワード木管理部によって管理され
るキーワード木のデータ構造を説明する図、
【図7】 図7はキーワード木の一例を示す図、
【図8】 図8は図7に示すキーワード木を表すデータ
を図6のデータ構造で表現した具体例を示す図、
【図9】 図9はキーワード木の別の例を示す図、
【図10】 図10は属性情報フォーマット作成処理の
処理フローを示すフローチャート、
【図11】 図11は属性情報フォーマット作成処理の
中で呼び出される属性情報項目リストの編集処理の処理
フローを示すフローチャート、
【図12】 図12は属性情報フォーマット選択部およ
び属性情報付与部の処理にかかる属性情報付与処理の処
理フローを示すフローチャート、
【図13】 図13は属性情報付与処理の中で呼び出さ
れるキーワード木表示処理の処理フローを示すフローチ
ャート、
【図14】 図14はキーワード木表示処理の中で呼び
出される木構造図作成処理の処理フローを示すフローチ
ャート、
【図15】 図15は利用者によって指定された文書デ
ータ集合に含まれる文書データを一覧表示する文書デー
タ集合ウィンドウの一例を示す図、
【図16】 図16は属性情報フォーマットを作成する
属性情報フォーマットエディタの編集操作ウィンドウの
画面例を示す図、
【図17】 図17は属性情報フォーマットと対応文書
データ集合および属性情報項目に含まれるキーワード木
の対応関係を示す図、
【図18】 図18は文書データに対して属性情報フォ
ーマットを選択する操作例を説明する図、
【図19】 図19は属性情報入力ツールの操作ウィン
ドウの第1の例を説明する図、
【図20】 図20はキーワード木表示ウィンドウによ
る木構造表示の表示例を説明する図、
【図21】 図21は属性情報入力ツールの操作ウィン
ドウの第2の例を説明する図、
【図22】 図22は更に別の表示形態となっている属
性情報入力ツールの操作ウィンドウの第3の例を説明す
る図、
【図23】 図23は本発明の第2の実施例の属性情報
付与装置の構成を示すブロック図、
【図24】 図24は第2の実施例の属性情報付与処理
の処理フローを示すフローチャート、
【図25】 図25は図24の属性情報付与処理の中で
呼び出される木構造図作成処理の処理フローを示すフロ
ーチャート、
【図26】 図26は図24の属性情報付与処理の中で
呼び出される文書データ検索処理の処理フローを示すフ
ローチャート、
【図27】 図27は所定の文書データ集合に含まれて
いる文書データと該文書データに付与されている属性情
報の様子を示す図、
【図28】 図28は属性情報が含まれるキーワードの
強調表示例を示す図である。
【図29】 図29は属性情報の付与された文書データ
の一覧表示例を説明する図である。
【符号の説明】
1…入力部、2…文書データ選択部、3…属性情報フォ
ーマット選択部、4…キーワード選択部、5…属性情報
フォーマット作成部、6…属性情報付与部、7…文書デ
ータ集合表示部、8…キーワード木表示部、9…出力
部、10…属性情報フォーマット管理部、11…文書デ
ータ管理部、12…キーワード木管理部、13…属性情
報管理部、21…文書データ識別子、22…文書データ
名、23…データ内容、31…文書データ集合識別子、
32…文書データ集合名、33…文書データ集合内容、
41…属性情報フォーマット識別子、42…属性情報フ
ォーマット名、43…対応文書データ集合、44…属性
情報項目リスト、51…属性情報識別子、52…属性情
報フォーマット、53…対応文書データ、54…属性情
報内容、61…キーワード木識別子、62…キーワード
木名、63…キーワードルート、64…キーワード木内
容、81…キーワード木識別子、82…キーワード木
名、83…キーワードルート、84…キーワード木内
容、202…文書データ検索部、203…属性情報フォ
ーマット、204…文書データ集合、205…キーワー
ド木、206…属性情報、207…属性情報、220…
キーワード木表示ウィンドウ、221…ノード図形、2
22…キーワード木表示ウィンドウ、223…文書デー
タ集合表示ウィンドウ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書データを管理する文書データ管理手
    段と、 文書データに対して属性情報を付与する属性情報付与手
    段と、 属性情報を管理する属性情報管理手段と、 属性情報に使用するキーワード木の集合と属性情報を付
    与する文書データまたは文書データの集合を保持する属
    性情報フォーマットを作成する属性情報フォーマット作
    成手段と、 属性情報フォーマットを管理する属性情報フォーマット
    管理手段と、 属性情報に使用するキーワードを体系化し木構造として
    表現したキーワード木の集合を管理するキーワード木管
    理手段と、 キーワード木に基づく木構造図を作成して表示するキー
    ワード木表示手段と、 キーワード木の中から一つまたは複数のキーワードを選
    択するキーワード選択手段とを備えることを特徴する属
    性情報付与装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の属性情報付与装置にお
    いて、 前記キーワード木表示手段が、キーワード木を表示する
    際、属性情報を付与する対象の文書データの集合に対し
    て既に付与されている属性情報に基づいて、属性情報の
    中に含まれているキーワードに対応する図形の表示方法
    と、属性情報の中に含まれていないキーワードに対応す
    る図形の表示方法を異なるものにすることを特徴とする
    属性情報付与装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の属性情報付与装置にお
    いて、更に、 文書データの集合を表示する文書データ集合表示手段
    と、 文書データの内容を表示する文書データ内容表示手段を
    備え、 該文書データ集合表示手段が、前記キーワード木選択手
    段によりキーワードが選択された際、表示している文書
    データ集合中の文書データに対して付与されている属性
    情報に基づいて、選択されたキーワードを含む属性情報
    を付与されている文書データに対応する部分の表示を変
    化させると共に、 文書データ内容表示手段が、利用者の指示に応じて該文
    書データの内容を表示することを特徴とする属性情報付
    与装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の属性情報付与装置にお
    いて、更に、 属性情報の集合から利用者の指定した作成者もしくは作
    成日時に関する条件を満たす属性情報を選択する属性情
    報選択手段を備え、 前記属性情報管理手段により属性情報の作成者や作成日
    時に関する情報を管理すると共に、 キーワード木表示手段が、キーワード木を表示する際、
    利用者の指示により前記属性情報選択手段が選択した属
    性情報に基づいてキーワード木の表示作成を行うことを
    特徴とする属性情報付与装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の属性情報付与装置にお
    いて、更に、 属性情報の集合から利用者の指定した作成者もしくは作
    成日時に関する条件を満たす属性情報を選択する属性情
    報選択手段を備え、 属性情報管理手段が属性情報の作成者や作成日時に関す
    る情報を管理し、 キーワード木選択手段によりキーワードが選択された
    際、前記文書データ集合表示手段が、利用者の指示によ
    り属性情報選択手段が選択した属性情報に基づいて文書
    データ集合の表示作成を行うことを特徴とする属性情報
    付与装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の属性情報付与装置にお
    いて、 前記キーワード木管理手段が、キーワード木の部分構造
    を管理し、属性情報フォーマットが属性情報に使用する
    キーワード木として、所定のキーワード木の部分構造を
    保持することを特徴とする属性情報付与装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の属性情報付与装置にお
    いて、更に、 利用者からの指示もしくは属性情報を付与する対象とな
    る文書データの集合に含まれる情報に基づいて属性情報
    フォーマットを選択する属性情報フォーマット選択手段
    を備え、 該属性情報フォーマット管理手段が管理する属性情報フ
    ォーマットは、文書データもしくは文書データの集合を
    保持することなく、利用者が属性情報を付与する際に、
    文書データの集合と属性情報フォーマットの対応付けを
    行うことを特徴とする属性情報付与装置。
JP8234665A 1996-08-19 1996-08-19 属性情報付与装置 Pending JPH1063684A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8234665A JPH1063684A (ja) 1996-08-19 1996-08-19 属性情報付与装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8234665A JPH1063684A (ja) 1996-08-19 1996-08-19 属性情報付与装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1063684A true JPH1063684A (ja) 1998-03-06

Family

ID=16974570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8234665A Pending JPH1063684A (ja) 1996-08-19 1996-08-19 属性情報付与装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1063684A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003044633A (ja) * 2001-08-03 2003-02-14 Hitachi Ltd 人材情報処理システム
JP2012053886A (ja) * 2004-11-10 2012-03-15 Apple Inc アイテムのハイライト
JP2022000772A (ja) * 2017-11-28 2022-01-04 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 文書処理装置及びプログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04145578A (ja) * 1990-10-05 1992-05-19 Fujitsu Ltd 検索用キーワード指定の処理方法及び情報検索装置
JPH0581327A (ja) * 1991-09-19 1993-04-02 Fujitsu Ltd 情報検索支援処理装置
JPH05113921A (ja) * 1991-10-23 1993-05-07 Nec Corp 属性付与方式
JPH05151269A (ja) * 1991-11-29 1993-06-18 Sanyo Electric Co Ltd 情報フアイル装置
JPH05189486A (ja) * 1992-01-16 1993-07-30 Fuji Xerox Co Ltd 情報検索装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04145578A (ja) * 1990-10-05 1992-05-19 Fujitsu Ltd 検索用キーワード指定の処理方法及び情報検索装置
JPH0581327A (ja) * 1991-09-19 1993-04-02 Fujitsu Ltd 情報検索支援処理装置
JPH05113921A (ja) * 1991-10-23 1993-05-07 Nec Corp 属性付与方式
JPH05151269A (ja) * 1991-11-29 1993-06-18 Sanyo Electric Co Ltd 情報フアイル装置
JPH05189486A (ja) * 1992-01-16 1993-07-30 Fuji Xerox Co Ltd 情報検索装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003044633A (ja) * 2001-08-03 2003-02-14 Hitachi Ltd 人材情報処理システム
JP2012053886A (ja) * 2004-11-10 2012-03-15 Apple Inc アイテムのハイライト
US9659069B2 (en) 2004-11-10 2017-05-23 Apple Inc. Highlighting items for search results
US10635683B2 (en) 2004-11-10 2020-04-28 Apple Inc. Highlighting items for search results
JP2022000772A (ja) * 2017-11-28 2022-01-04 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 文書処理装置及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5680530A (en) Graphical environment for interactively specifying a target system
US7571392B2 (en) User definable task based interface
US5692175A (en) Decision modeling and analysis for object oriented data access and analysis system
US6853998B2 (en) Customer self service subsystem for classifying user contexts
US5519865A (en) System and method for retrieving and classifying data stored in a database system
US7464096B2 (en) Method and apparatus for information mining and filtering
JP3671008B2 (ja) コンテキスト・クラスタ発見および検証のための顧客セルフ・サービス・サブシステム
JP2002358324A (ja) リソース解決の適応インデクシングおよびリソース・ルックアップのための顧客セルフ・サービス・サブシステム
JP2003330946A (ja) アイデア抽出支援方法とそのためのプログラム
JP3384016B2 (ja) 文書編集管理装置
US20020054155A1 (en) Data module design system
JP3448874B2 (ja) 文書処理装置および文書処理方法
US9483852B2 (en) Method for displaying and manipulating genealogical data using a full family graph
JP3597661B2 (ja) 情報提示システムおよび情報提示方法
JPH1185880A (ja) ワークフローシステム開発支援方法
JPH08287157A (ja) 業務プロセス定義方法
JPH1063684A (ja) 属性情報付与装置
US20010002834A1 (en) Method for inputting and acquiring requirement
JP2003141129A (ja) 文書分類装置、文書分類方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JPH0721066A (ja) データ分類表示装置
JP2002288186A (ja) 電子資料の分類管理方法およびシステム
JP3729144B2 (ja) 文書作成支援装置
JP2003345781A (ja) 構造化データ編集装置、構造化データ編集方法及びプログラム
CN115879893A (zh) 一种基于实时解析的多终端线上审批定制***及方法
JPH05204624A (ja) プログラム作成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050221

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050419