JPH08287157A - 業務プロセス定義方法 - Google Patents

業務プロセス定義方法

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JPH08287157A
JPH08287157A JP10816795A JP10816795A JPH08287157A JP H08287157 A JPH08287157 A JP H08287157A JP 10816795 A JP10816795 A JP 10816795A JP 10816795 A JP10816795 A JP 10816795A JP H08287157 A JPH08287157 A JP H08287157A
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JP
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business process
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macro
chart
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JP10816795A
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Inventor
Hirotoshi Ise
広敏 伊勢
Atsushi Nitta
淳 新田
Hirobumi Kondo
博文 近藤
Atsushi Tanaka
厚 田中
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数部門に跨る大規模業務プロセスの定義に
おいて、部門内業務プロセス間の切目を明確にし、ノー
ドの全体における位置付けの把握を容易にする。 【構成】 複数のノードで構成される業務プロセスの一
部分をマクロノードと表現し、該マクロノードを表わす
アイコンとしてマクロアイコンを設け、チャート61上に
マクロアイコン61−2が配置されたとき、該マクロアイ
コンで表わされるマクロノードの業務の流れであるマク
ロプロセスを、入力指定されるノードアイコンとノード
アイコン間を接続するアローとケースアイコンによりデ
ィスプレイ上に前記チャート61とは別個のチャート62と
して表現する。そして、マクロプロセスを、該チャート
62と入力される前記ノードアイコン、ケースアイコンの
属性情報に基づき定義し、業務プロセスを階層化して記
述する。なお、60−1,2はノードアイコンメニュー、60
−3はケースアイコンメニューである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の作業者で構成さ
れるグループ業務の業務プロセス定義方法に関わり、特
にグラフィカルインタフェースを利用して業務の流れを
記述する業務プロセス定義方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ホワイトカラーの生産性を高める
ことを目的として、ワークフロー管理システムの導入が
進められている。ワークフロー管理システムは、作業の
対象となる文書類を電子化し、ネットワークを利用し
て、複数の作業者で構成される業務処理を自動化するも
のである。ワークフロー管理システムでは、通常、業務
プロセスを記述する業務定義ツール、業務プロセスを管
理するワークフローマネージャ、各業務を遂行する業務
クライアントアプリケーションなどで構成され、業務定
義ツールで記述されたビジネスプロセス定義情報に従っ
て、ワークフローマネージャが、業務クライアント間
を、作業対象である文書類(フロー情報)を回覧し、一
連の業務プロセスを実行する。上記のようなワークフロ
ー管理システムにおける業務定義ツールとしては、Re
cognition FloWareにおけるMapB
uilderツールや、UNISYS Staffwa
reのフローチャータなどがある。これらの業務定義ツ
ールは、グラフィカルなマップを利用して、一連の業務
プロセスの流れを記述するものである。具体的には、R
ecognition FloWareにおけるMap
Builderツールの場合は、予め、用意された業務
処理のステップを表す構成要素(アクティビティ)のア
イコンや、業務ルート(ビジネスプロセス)上を回覧さ
れるフロー情報(クーリア)のアイコンをチャート上に
配置することにより、複数のアクティビティで構成され
る業務定義(ビジネスプロセス定義)情報を記述する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記に示したような従
来の業務定義ツールでは、アイコンを配置するチャート
は1つの平面で構成されている。したがって、定義対象
である業務プロセスが大規模な場合には、チャート上に
配置すべきアイコンの数が増大する。アイコンがディス
プレイの表示領域に収まらない場合、従来の業務定義ツ
ールでは、表示領域をスクロールすることにより、表示
していた。したがって、複数部門にまたがる大規模な業
務プロセスを定義する場合には、次の点が問題となって
いた。 (1)表示領域をスクロールして、業務プロセスを表示
する場合には、ユーザが注目しているアクティビティの
業務プロセス全体における位置付けの把握が困難にな
る。 (2)全業務プロセスを1つの平面(チャート)上に定
義するため、業務プロセスが、複数の部門内業務プロセ
スにまたがって構成される場合でも、部門内業務プロセ
ス間の切れ目が把握しにくい。 本発明の目的は、複数部門にまたがる大規模な業務プロ
セスを定義する場合に、業務プロセスにおける部門内業
務プロセス間の切目を明確にするとともに、アクティビ
ティ(ノード)の業務プロセス全体における位置付けの
把握を容易にする業務プロセス定義方法を提供すること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、複数の作業者間に書類を回覧することで
実現される一連の業務における各作業者の処理、およ
び、書類の流れを制御する処理をノードとして表現し、
一連の業務の流れである業務プロセスを、入力指定され
るノードアイコンとノードアイコン間を接続するアロー
とアロー上を流れる書類を表わすケースアイコンにより
ディスプレイ上にチャートとして表現し、該チャートと
入力される前記ノードアイコン、ケースアイコンの属性
情報に基づき定義し、定義した業務プロセスを業務プロ
セス定義情報として管理し、前記業務プロセス定義情報
に従って、書類の流れを制御する業務プロセス管理シス
テムにおける業務プロセス定義方法において、複数のノ
ードで構成される業務プロセスの一部分をマクロノード
と表現し、該マクロノードを表わすアイコンとしてマク
ロアイコンを設け、前記チャート上にマクロアイコンが
配置されたとき、該マクロアイコンで表わされるマクロ
ノードの業務の流れであるマクロプロセスを、入力指定
されるノードアイコンとノードアイコン間を接続するア
ローとケースアイコンによりディスプレイ上に前記チャ
ートとは別個のチャートとして表現し、該チャートと入
力される前記ノードアイコン、ケースアイコンの属性情
報に基づき定義し、業務プロセスを階層化して記述する
ようにしている。また、複数のノードで構成される業務
プロセスの一部分をマクロノードと表現し、該マクロノ
ードを表わすアイコンとしてマクロアイコンを設け、前
記チャート上の少なくとも複数の前記ノードアイコンを
含む業務プロセスの一部分が指定され、該指定部分がマ
クロノードと指定されたとき、該指定部分のノードアイ
コン等に対して入力される属性情報に基づきマクロノー
ドの業務の流れであるマクロプロセスを定義し、前記チ
ャート上の指定部分をマクロアイコンに変換して前記チ
ャート上に配置し、業務プロセスを階層化して記述する
ようにしている。
【0005】
【作用】本発明によれば、複数部門にまたがる大規模な
業務プロセスを定義する場合に、部門単位にマクロアイ
コンを対応させることにより、業務プロセスにおける部
門間の切目を明確にできる。また、大規模な業務プロセ
スを階層化して定義するため、画面のスクロールを減少
させることでき、アクティビティ(ノード)の業務プロ
セス全体における位置付けの把握を容易にすることがで
きる。
【0006】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の実施例を、図面を参照し
て、詳細に説明する。図1は、本発明である業務プロセ
ス定義方法を実現する業務定義ツールの一例の概要をブ
ロックで示した図であり、詳細は後述の説明により明ら
かにしてゆく。図中の1は、ワークフロー記述部であ
り、業務定義用のチャートをチャート上に配置する部品
群で構成し、配置したアイコンに対応する属性情報を入
力するダイアログなどを表示し、入力された属性情報を
定義情報テーブル4−1あるいはマクロプロセス定義情
報テーブル4−2に格納する。部品としては、作業ステ
ップなどを表現するノードアイコン、フローデータを表
現するケースアイコンやノードアイコン間を接続するア
ローなどがある。2は、ノードアイコン、ケースアイコ
ンなど部品に関する情報が格納されているアイコンファ
イルである。5は、マクロプロセス管理であり、マクロ
プロセスに関する処理を管理する。6は、マクロプロセ
スブラウザであり、マクロプロセス定義情報テーブル4
−2で管理されたマクロフローを検索する。7は、チャ
ートにおける変換されたマクロノードの位置を算出する
アイコン配置位置算出である。8は、マクロノード変換
チェックであり、マクロノード変換ルール9を利用して
ノードの集合をマクロノードに変換する。10はビジネ
スプロセス定義チェックであり、ビジネスプロセス定義
ルール12を利用して、ワークフロー記述部1で設定さ
れた属性情報や、アイコンの接続状態などをチェック
し、エラーがある場合には、エラーメッセージを生成
し、表示する。11はマクロプロセス接続チェックであ
り、マクロプロセス間の接続をチェックし、エラーがあ
る場合は、エラーメッセージを生成し、表示する。13
はワークフロー定義スクリプト生成であり、ビジネスプ
ロセス定義ファイル4に格納された情報をワークフロー
定義スクリプト14に変換する。15は、グラフィカル
定義情報ファイルであり、チャート上に配置することに
より作成されたビジネスプロセスを表現するグラフィカ
ル定義情報が格納される。
【0007】図2は、ワークフロー管理システムを実現
する構成を示すブロック図である。図中の21は、業務
をビジネスプロセスとして記述するワークフロー定義ク
ライアントであり、前述の業務定義ツールも、このワー
クフロー定義クライアント上で動作する。23は、ワー
クフローマネージャであり、ワークフロー定義クライア
ントで定義されたビジネスプロセス定義情報を利用し
て、業務クライアント間にフローデータを回覧する。な
お、本実施例では、ビジネスプロセス定義情報は、ワー
クフロー定義スクリプトの形式で提供され、ワークフロ
ー定義スクリプトをワークフローマネージャで実行可能
な形式に変換したものを利用する。ワークフロー定義ス
クリプトをワークフローマネージャで実行可能な形式に
変換する処理は、ワークフロー定義クライアントで実行
してもよいし、ワークフローマネージャで実行してもよ
い。22−1〜3は、回覧されてきたフローデータを処
理する業務クライアントである。24は、ビジネスプロ
セスの進捗状況を監視したり、ワークフロー管理システ
ム全体を管理する運用管理クライアントである。
【0008】ワークフロー定義スクリプトの書式に関す
る一例を図29に示す。ワークフロー定義スクリプト
は、ワークフロー定義クライアントの出力情報であり、
ワークフローマネージャに転送され、解釈され、実行さ
れるデータである。ここに示すビジネスプロセス定義ス
クリプトの書式例では、ノード単位に、テキストデータ
として属性情報を記述している。この書式例では、予約
語と、設定する属性情報で構成され、括弧で閉じられた
テキストデータが、ビジネスプロセス定義情報の単位と
なる。このスクリプトにおける予約語は、先頭に#を付
加した文字列で表現される。表現する属性情報は、図4
に示した定義情報テーブルの内容と同様な情報である。
なお、ここではワークフロー定義スクリプトは、テキス
トデータとして表現されているが、実行時には、2分木
表現など、ワークフローマネージャが効率的に実行する
形式に変換してもよい。
【0009】図3は、本発明を実現するワークフロー定
義クライアントの構成を示すブロック図である。図中の
31はコードデータを入力するキーボードであり、32
はマウスカーソルを利用して、データを入力するポイン
ティングデバイス(マウス)である。33はコードデー
タ及びビットマップデータを表示するディスプレイ、3
4はクライアントとネットワークを接続するLANアダ
プタである。35は、ビジネスプロセス定義ファイルの
情報や、チェック処理に利用するルールなどを格納する
データファイルである。36は、ワークフロー定義クラ
イアント全体を制御するCPUである。37はメモリで
あり、ROM37−1とRAM37−2からなる。RO
M37−1は、本発明を実現する各種プログラムが格納
され、業務定義ツールも、ROM37−1に格納され
る。RAM37−2は、各種テーブル及びデータを格納
する。なお、本実施例では、ROM、RAMを別々のブ
ロックとしているが、同一メモリ上において、ROMに
格納するデータ、RAMに格納するデータの格納領域を
分けることでも実現できる。
【0010】本ワークフロー管理システムでは、1つの
業務に対応する情報をビジネスプロセスという単位で管
理する。ビジネスプロセス記述処理で設定された情報
は、図4に示すような定義情報テーブル40に格納され
る。定義情報テーブルは、ビジネスプロセスID、ビジ
ネスプロセス名、ユーザキー、作成者名、作成日、ノー
ド属性定義情報テーブルへのポインタ、ケース属性定義
情報テーブルへのポインタ、マクロプロセスIDリスト
などで構成される。ビジネスプロセスIDは、ワークフ
ロー管理システムにおいて、ビジネスプロセスを一意に
識別するための情報であり、ビジネスプロセス名は、ビ
ジネスプロセスの名称であり、ユーザによるビジネスプ
ロセスの識別などに利用する情報である。ユーザキー
は、ビジネスプロセスのインスタンスを生成する場合
に、インスタンスを一意に識別する情報を格納するフィ
ールド名を表す情報である。作成者名は、ビジネスプロ
セスを作成したユーザの名前を格納するフィールドであ
り、作成日は、ビジネスプロセスを作成した日時を格納
するフィールドである。ノード属性定義情報テーブルへ
のポインタ、ケース属性定義テーブルへのポインタは、
該ビジネスプロセスに関連するノードおよびケースの属
性定義情報テーブルへのポインタを格納するフィールド
である。マクロプロセスIDリストは、ビジネスプロセ
スを構成するマクロプロセスの識別情報を管理するフィ
ールドである。
【0011】マクロプロセスに関する情報は、図5に示
すように、マクロプロセス定義情報テーブル42に格納
される。マクロプロセス定義情報テーブルは、マクロプ
ロセスID、マクロプロセス名、作成者、作成日、ノー
ド属性定義情報テーブルへのポインタ、親マクロプロセ
スIDリスト、子マクロプロセスIDリストなどで構成
される。マクロプロセスIDは、ワークフロー管理シス
テムにおいて、マクロプロセスを一意に識別するための
情報であり、マクロプロセス名は、マクロプロセスの名
称であり、ユーザによるマクロプロセスの識別などに利
用する情報である。作成者名は、ビジネスプロセスを作
成したユーザの名前を格納するフィールドであり、作成
日は、ビジネスプロセスを作成した日時を格納するフィ
ールドである。ノード属性定義情報テーブルへのポイン
タ、ケース属性定義テーブルへのポインタは、該ビジネ
スプロセスに関連するノードおよびケースの属性定義情
報テーブルへのポインタを格納するフィールドである。
親マクロプロセスIDリストは、該マクロプロセスよ
り、上位に位置するマクロプロセスの識別情報を管理す
るフィールドである。子マクロプロセスIDリストは、
該マクロプロセスより、下位に位置するマクロプロセス
の識別情報を管理するフィールドである。なお、マクロ
プロセスの階層関係などを管理するツールがマクロプロ
セスブラウザである。
【0012】マクロプロセスブラウザの画面例を図6に
示す。なお、図6に示す画面例は、図7に示す構成を持
つビジネスプロセスの構成図に対応するものである。こ
の例では、ビジネスプロセス1の直下に、マクロプロセ
ス1、2および3が存在し、ビジネスプロセス2の直下
に、マクロプロセス3および23が存在する。なお、マ
クロプロセスの下に、マクロプロセスが存在してもよ
く、この例では、マクロプロセス2の下に、マクロプロ
セス21〜23が存在している。
【0013】図8に、ワークフロー記述の処理フローの
一例を示す。ステップ100は、ビジネスプロセス記述
処理を行なう。ビジネスプロセス記述処理の詳細な流れ
を図9に示す。ステップ200では、新規作成か否かを
選択し、新規作成でなければ、ステップ202で、既存
のビジネスプロセスの一覧などを表示して、選択された
ビジネスプロセスを読み出す。ステップ204では、フ
ロー記述を実行する。
【0014】フロー記述の詳細な処理の流れを図10に
示す。フロー記述は、ノードアイコンをチャートに配置
し、ビジネスプロセスやマクロプロセスを作成する処理
である。ステップ300では、ノードアイコンを配置す
る処理を行なうか否かを指定する。ノードアイコンを配
置する場合には、ステップ302で、ノードアイコンの
配置処理を行なう。なお、ノードアイコンの配置処理
は、図11の業務定義ツールの画面例に示すように、ア
イコンメニュー60から、チャート61に配置すべきア
イコンをマウスなどにより選択し、配置したいチャート
上の位置まで移動することにより行なう。本実施例で
は、アイコンメニューに用意されているアイコンには、
ノードアイコン60−1〜2、ケースアイコン60−3
などがある。ノードアイコンとしては、マクロプロセス
を表現するもの以外に、分割、同報、待合せ、回収、分
岐、処理、ソース、シンクなどを表現するものがある。
なお、本実施例に示すビジネスプロセス編集で利用可能
なノードアイコンが表現するビジネスプロセスにおける
機能の概要を図12に示す。また、ケースアイコンは、
業務において流れる書類の種類を指定するためのアイコ
ンである。
【0015】図10に戻り、ステップ304では、配置
されたノードアイコンがマクロアイコンか否かを判定
し、マクロアイコンである場合には、ステップ306
で、マクロプロセス編集処理を行なう。マクロプロセス
編集の詳細な処理の流れを図13に示す。マクロプロセ
ス編集は、マクロノードを利用して、ビジネスプロセス
を階層的に記述する処理であり、例えば、ビジネスプロ
セスをまず、部レベルで設計し、次に、各部を構成する
課によりビジネスプロセスを設計する場合などに使われ
る。ステップ400では、マクロプロセスを新規に作成
するか否かを選択し、新規作成でなければ、ステップ4
02で、既存のマクロプロセスの一覧などを表示して、
選択されたマクロプロセスを読み出す。ステップ404
では、フロー記述を実行する。このフロー記述は、ビジ
ネスプロセス編集におけるフロー記述と同様な処理であ
り、詳細な処理フローは、図10に示す処理フローと同
様である。
【0016】マクロプロセス編集時におけるノードアイ
コンの配置処理を実行する業務定義ツールの画面の1例
を図15に示す。図15は、マクロノードが配置された
チャートとは別のチャート上に、マクロノードに対応す
るマクロプロセスを表示している。アイコンメニュー6
0から、チャート62に配置すべきアイコンをマウスな
どにより選択し、配置したいチャート上の位置まで移動
することにより行なう。ここでは、ビジネスプロセス1
におけるマクロアイコン61−2に対して、マクロプロ
セスを編集するチャート62が開いた場合の画面例を示
している。マクロプロセス定義の場合に、チャートに配
置可能なノードアイコンのメニューは、ビジネスプロセ
ス定義とほぼ同様であり、配置可能なノードアイコンの
種類例を図16に示す。本実施例では、アイコンメニュ
ーに用意されているアイコンには、ノードアイコン60
−1〜2、ケースアイコン60−3などがある。ノード
アイコンとしては、分割、同報、待合せ、回収、分岐、
および、処理、イン、アウト、マクロなどを表現するも
のが考えられる。なお、マクロノードに対応するマクロ
プロセスの表示方法としては、マクロプロセスに対応す
るノード群を、多角形で包囲する方法や、色など表示形
態を変更する方法などにしてもよい。
【0017】ステップ406では、マクロプロセスの定
義チェックを行う。ステップ408では、定義チェック
の結果に、エラーがあれば、ステップ410で、エラー
メッセージを表示して、ステップ404以降の処理を繰
り返す。エラーがない場合には、ステップ412で、マ
クロプロセスを登録するか否か選択し、登録する場合に
は、ステップ414で、マクロプロセス登録処理を実行
する。マクロプロセス登録の処理フローを図14に示
す。ステップ450では、マクロプロセスに対応するス
クリプトを生成し、ステップ452では、マクロプロセ
ス定義情報テーブルの更新を行う。ステップ454で
は、マクロプロセスのスクリプトを登録して、リターン
する。
【0018】図10に戻り、ステップ308では、既に
生成されているプロセスの1部を指定し、このプロセス
部分を対象にしてマクロプロセスを生成するか否か選択
し、マクロプロセスを生成する場合には、ステップ31
0で、マクロプロセス化処理を実行する。マクロプロセ
ス化処理は、ビジネスプロセスの1部をマクロプロセス
に変換するものである。マクロプロセス化処理の詳細な
処理の流れを図17に示す。マクロプロセス化処理は、
ビジネスプロセス記述において、指定したフロー部分を
マクロプロセスに置換する処理を実行する。ステップ5
00では、ビジネスプロセス記述、マクロプロセス記述
においてマクロプロセス化の対象となる範囲を指定す
る。
【0019】マクロプロセス化の対象となる範囲の指定
方法の例を図18および図19に示す。図18は、矩形
を利用してマクロプロセス化の対象領域を指定する方法
である。ここでは、マウスなどのポインティングデバイ
スを利用して、矩形の左上および右下の座標を指定する
例について示している。なお、この例では、矩形により
領域を指定する方法を示したが、多角形で、対象領域を
指定する方法も可能である。図19は、マクロプロセス
の開始および終了を表現するノードアイコンを利用し
て、マクロフロー化の対象領域を指定する方法である。
この場合、マクロ開始ノードからマクロ終了ノードまで
がマクロプロセス化の対象領域となる。ここでは、マク
ロプロセス化の対象となる範囲の指定方法を2例示した
が、連結したノードアイコンを指定する方法であれば、
範囲の指定方法として利用できる。
【0020】ステップ502では、指定した範囲をマク
ロプロセス化するか否かを選択し、マクロプロセス化す
る場合には、ステップ504以降の処理を実行し、しな
い場合には、ステップ500の処理を繰り返す。ステッ
プ504では、ユーザによるマクロプロセス生成コマン
ドの発行によりマクロプロセス生成処理を開始する。ス
テップ506では、該マクロプロセスに関する属性情報
を入力する。ステップ508では、入力した属性情報な
どをチェックし、ステップ510で、エラーの有無をチ
ェックする。エラーがある場合には、ステップ512で
エラーメッセージを発生し、ステップ500〜510の
処理を繰返し、エラーがない場合には、ステップ514
以降の処理を実行する。ステップ514では、マクロプ
ロセス化対象範囲内にあるフロー部分をマクロノードの
マクロアイコンと置換し、ステップ516では、置換し
たマクロノードのマクロアイコンの表示位置を算出す
る。ステップ518では、ノード置換後のビジネスプロ
セス記述、マクロプロセス記述を表示する。ステップ5
20では、マクロプロセスの生成を終了するか否かを選
択し、終了しない場合には、ステップ500〜518の
処理を繰返し、終了する場合には、ステップ522で、
生成したマクロプロセスを登録するか否か選択し、登録
する場合には、ステップ524で、マクロプロセスの登
録を行い、リターンする。なお、マクロプロセスの登録
の処理フローは、図14に示すとおりである。
【0021】マクロプロセス化により複数のノードが1
つのノードに変更される場合、変更後のチャート上のノ
ードの表示方法には、マクロプロセス化されたノード群
以外のノードの配置位置を変更する方法と、変更後にチ
ャート上にある全てのノードを再配置する方法などが考
えられる。マクロプロセス化されたノード群以外のノー
ドの配置位置を変更する方法には、変換前に配置された
ノード群の位置から、マクロノードの配置位置を算出す
る方法などが考えられ、配置位置を算出する方法として
は、例えば、変換前に配置されたノード群の位置の重心
を利用する方法などがある。
【0022】図10に戻り、ステップ312では、アイ
コンに対する処理を選択する。選択可能な処理として
は、ノードアイコンに関する属性情報の入力処理、ノー
ドアイコンにアローを接続する処理、ノードアイコンや
アローなどの削除処理及び変更処理である。ステップ3
14では、ノードアイコンに関する属性情報の入力処理
を実行する。属性情報の入力処理は、各ノードアイコン
に対応したダイアログボックスなどを利用して、キーボ
ードやマウスなどを操作することによりコードデータを
入力する。入力された属性情報は、図20に示すような
ノード属性定義情報テーブルに格納される。ノード属性
定義情報テーブルは、ノードごとにノード番号、ノード
名、ロール名、ビジネスプロセス手続きなどの情報を格
納するものである。ノード番号は、ビジネスプロセスに
おいて、ノードを一意に決定するための識別情報であ
り、ノード名はノードの名称であり、ユーザによるノー
ドの識別などに利用する情報である。ノード種別は、各
ノードタイプを示す情報であり、本実施例では、ソー
ス、シンク、処理、分岐、待合せ、回収、分割、同報の
8つのタイプに分類する。ロール名は、各ノードに対応
するロールやユーザを設定する情報である。なお、ロー
ルは、一人あるいは複数のユーザで構成される。ビジネ
スプロセス(BP)手続きは、図12および図16に示
した各ノードで実行すべき処理の内容を記述した情報で
ある。
【0023】ステップ316では、チャート上に配置さ
れたノードアイコンに対してアローを接続する処理を実
行する。ステップ318では、アローの始点であるノー
ドにおいて、新たなケースが生成されるか否かをチェッ
クし、ケースが生成される場合には、ステップ320、
322の処理を実行する。ステップ320では、ケース
アイコンの配置処理を実行する。配置されたケースアイ
コンは、全てのノード上に表示可能である。ここでは、
ソースノードから出力されているアローや、待合せノー
ドから出力されているアロー上にのみ、配置されたケー
スアイコンを表示する。ステップ322では、ケースア
イコンに関する属性情報を入力する。属性情報の入力処
理は、各ケースアイコンに対応したダイアログボックス
などを利用して、キーボードやマウスなどを操作するこ
とによりコードデータを入力する。入力された属性情報
は、図21に示すようなケース属性定義情報テーブルに
格納される。ケース属性定義情報テーブルは、ケースご
とに、ケースID、ケース名、ケース属性へのポインタ
などで構成される。ケースIDは、ケースを一意に識別
する情報であり、ケース名はケースの名称であり、ユー
ザによるケースの識別などに利用する情報である。図2
2に、ケース属性を格納するケース属性テーブルの一例
を示す。ケース属性は、ケース属性名、ケース属性型、
ケース属性値などで構成される。ケース属性名は、ケー
ス属性の名称を表し、ユーザによるケース属性の識別な
どに利用される情報であり、ケース属性型は、ケース属
性値に設定されるデータの型を規定する情報であり、例
えば、文字型、数字型、日時型などがある。ケース属性
値は、業務クライアントで設定されたデータが格納され
るフィールドである。なお、本実施例では、アクセス制
御を管理していないが、ケース属性ごとに、ロール/ユ
ーザを対応付け、ケース属性値に対する操作(参照の
み、変更可など)を管理するようにしてもよい。
【0024】ステップ324では、ノードアイコンおよ
びケースアイコン、アローなどに関する削除処理、変更
処理を選択する。ステップ326では、ノードアイコン
およびケースアイコン、アローなどの削除処理を実行す
る。なお、アイコンが削除されると、アイコンに対応し
た属性定義情報も削除される。ステップ328では、ノ
ードアイコンおよびケースアイコン、アローなどの変更
処理を実行する。ノードアイコンに関しては、チャート
における位置の変更、および、アイコンに対応したノー
ド属性定義情報の内容の変更が可能である。ステップ3
30では、チェック&表示状態変更処理を実行する。チ
ェック&表示状態変更処理は、ノードアイコン、ケース
アイコンなどに対応する属性情報の設定状況をチェック
し、この設定状況によって、アイコンの表示形態を変更
する処理である。332では、フロー記述を終了するか
否か選択し、終了しない場合には、ステップ300〜3
30の処理を繰返す。
【0025】図9に戻り、ステップ206では、ビジネ
スプロセス定義チェックを実行する。ビジネスプロセス
定義チェックでは、オブジェクト接続チェックとフロー
の正当正チェック等の処理を行なう。オブジェクト接続
チェックは、個別ノード、アローの接続関係チェック、
ノード、ケースの属性情報完成度チェックで構成され
る。個別ノード、アローの接続関係チェック処理は、ノ
ードに接続されたアローの状況、隣接するノードとの接
続関係などを検証する処理である。また、ノード、ケー
スの属性情報完成度チェック処理は、ノード、ケースに
設定すべき属性情報の設定状況をチェックし、ノード、
ケースの属性情報設定状況を分類する処理である。な
お、オブジェクト接続チェック処理が終了後に、オブジ
ェクト接続チェック処理の結果をアイコンの表示状態に
反映することも可能である。フローの正当性チェック処
理は、ノードの接続状況などビジネスプロセス全体に関
する定義状況を検証する処理である。
【0026】ステップ208で、ビジネスプロセスチェ
ックにおいて、ルール違反があるか否かをチェックし、
ルール違反がある場合には、ステップ210でエラーメ
ッセージを表示し、エラーがないときには、ステップ2
12以降の処理を行う。ステップ212では、スクリプ
トを生成する。スクリプトの生成は、全ビジネスプロセ
スを一括してスクリプトに展開する方法と、マクロプロ
セスの集合として、ビジネスプロセスを表現する方法と
がある。ステップ214で、生成したスクリプトを登録
して、リターンする。なお、スクリプトは、アイコンを
チャート上に配置したグラフィカル定義情報と関係付け
して管理される。上記の手続きにより、ワークフロー定
義クライアントで作成されたスクリプトは、ワークフロ
ーマネージャに登録される。ワークフローマネージャで
は、スクリプトを解析し、ワークフロー制御を実行す
る。
【0027】(実施例2)実施例1では、ワークフロー
制御を実行するワークフローマネージャ(ワークフロー
サーバ)が1つの場合について説明した。本実施例で
は、ワークフローマネージャが複数ある場合について説
明する。図23は、本実施例を実現する業務定義ツール
の概要の一例を示すブロック図である。図中の151〜
164は、それぞれ、図1の1〜14と同様な機能を持
つ。図中の166は、リソース定義であり、ビジネスプ
ロセスを構成するサブプロセスを実行すべきワークフロ
ーマネージャを割り当てる処理を行なう。167は、リ
ソース定義ファイルであり、リソース定義166で定義
されたリソース定義情報を格納する。
【0028】図24は、ワークフロー管理システムを実
現する構成を示すブロック図である。図中の171は、
業務をビジネスプロセスとして記述するワークフロー定
義クライアントであり、前述の業務定義ツールも、この
ワークフロー定義クライアント上で動作する。173−
1〜2は、ワークフローマネージャであり、ワークフロ
ー定義クライアントで定義されたビジネスプロセス定義
情報を利用して、業務クライアント間にフローデータを
回覧する。175はリソース管理サーバであり、ワーク
フローマネージャなどワークフロー制御を実行するリソ
ースを管理する。
【0029】図25は、リソース定義を実行するビジネ
スプロセス記述の処理フローを示す一例である。なお、
この実施例では、ワークフローマネージャに割り当てる
単位は、マクロプロセス単位とし、マクロプロセスを実
行するワークフローマネージャを指定している。ここで
は、ワークフローマネージャに割り当てる単位は、ビジ
ネスプロセスを構成するサブセットであればどのような
単位でもよい。ステップ1000では、ビジネスプロセ
ス編集を実行する。ビジネスプロセス記述処理の詳細な
流れは、図9に示したものと同様である。ステップ10
02では、ビジネスプロセス編集処理を終了するか否か
選択し、終了する場合には、ステップ1004〜100
6の処理を行なう。ステップ1004では、リソース定
義を行なうか否か選択し、リソース定義を行なう場合に
は、ステップ1006の処理を実行し、終了する。リソ
ース定義の結果の画面例を図27に示し、詳細なリソー
ス定義の処理フローを図26に示す。図27において、
171は、接続可能なワークフローサーバの一覧情報で
あり、172は、マクロプロセスのリソース定義テーブ
ルである。作成されたリソース定義テーブルの一例を図
28に示す。リソース定義テーブルは、マクロプロセス
名、ワークフロータイプ、サーバ名、IPアドレスなど
で構成される。マクロプロセス名は、マクロプロセスを
一意に決定する情報であり、ワークフロータイプは、マ
クロプロセスのワークフロー制御を実行するワークフロ
ーマネージャのタイプ(例えば、A社の製品、B社の製
品)を指定している情報である。サーバ名はワークフロ
ーサーバの名称であり、IPアドレスは、ネットワーク
上でワークフローサーバを一意に決定する情報である。
【0030】図26において、ステップ1100では、
リソース管理サーバから、マクロプロセス定義情報テー
ブルを読出し、登録されているマクロプロセスの一覧表
を作成し、ステップ1102では、作成した一覧表を表
示する。ステップ1104では、マクロプロセスの一覧
表からマクロプロセスを選択する。ステップ1106で
は、マクロプロセスを実現するワークフローマネージャ
のタイプを入力する。ステップ1108では、サーバ情
報を入力するか、選択するかを選択し、選択を選択した
場合には、ステップ1110〜1112の処理を実行
し、入力を選択した場合には、ステップ1114の処理
を実行する。サーバ情報は、サーバ名とサーバをネット
ワーク上で一意に決定する情報とを対応付けて管理する
情報であり、例えば、サーバ名、IPアドレスなどで構
成される。ステップ1110では、リソース管理サーバ
で管理されたリソース定義テーブルを利用して、接続可
能なワークフローマネージャを検索し、ワークフローマ
ネージャに対応するサーバ情報を一覧表示する。ステッ
プ1112では、一覧表示したサーバ情報の中から適切
なサーバ情報を選択する。ステップ1114では、サー
バ情報を直接キーボードから入力する。
【0031】ステップ1116では、リソース定義情報
ファイルの内容をチェックし、ステップ1118で、リ
ソース定義情報の内容が正しければ、ステップ1120
の処理を実行し、そうでなければ、ステップ1106〜
1116の処理を繰り返す。ステップ1120では、マ
クロプロセスに対するリソース定義情報をリソース管理
サーバに登録した後にリターンし、ビジネスプロセス記
述処理を終了する。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、複数部門にまたがる大
規模な業務プロセスを定義する場合に、部門単位にマク
ロアイコンを対応させることにより、マクロプロセスを
1つのマクロアイコンに置換することができる。したが
って、業務プロセスを部門単位に分割して定義できるた
め、部門間の切目を明確にすることができる。また、大
規模な業務プロセスを階層化して定義するため、画面の
スクロールを減少させることでき、注目しているノード
アイコンの業務プロセス全体における位置付けの把握を
容易にすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】業務定義ツールの概要を示すブロック図であ
る。
【図2】ワークフロー管理システムの構成例を示すブロ
ック図である。
【図3】ワークフロー定義クライアントの構成例を示す
ブロック図である。
【図4】定義情報テーブルの一例を示す図である。
【図5】マクロプロセス定義情報テーブルの一例を示す
図である。
【図6】マクロプロセスのブラウザの一例を示す図であ
る。
【図7】ビジネスプロセスの構成例を示す図である。
【図8】ビジネスプロセス記述の処理のフローチャート
を示す図である。
【図9】ビジネスプロセス編集の処理のフローチャート
を示す図である。
【図10】フロー記述部の処理のフローチャートを示す
図である。
【図11】ビジネスプロセス編集の画面例を示す図であ
る。
【図12】ビジネスプロセス編集で利用可能なノードア
イコンを説明するための図である。
【図13】マクロプロセス編集の処理のフローチャート
を示す図である。
【図14】マクロプロセス登録の処理のフローチャート
を示す図である。
【図15】マクロプロセス編集の画面例を示す図であ
る。
【図16】マクロプロセス編集で利用可能なノードアイ
コンを説明するための図である。
【図17】マクロプロセス化処理の処理のフローチャー
トを示す図である。
【図18】マクロ化対象範囲指定の画面例を示す図であ
る。
【図19】マクロ化対象範囲指定の他の画面例を示す図
である。
【図20】ノード属性定義情報テーブルの例を示す図で
ある。
【図21】ケース属性定義情報テーブルの例を示す図で
ある。
【図22】ケース属性の例を示す図である。
【図23】実施例2の業務定義ツールの概要を示すブロ
ック図である。
【図24】実施例2のワークフロー管理システムの構成
を示すブロック図である。
【図25】実施例2のビジネスプロセス記述の処理のフ
ローチャートを示す図である。
【図26】リソース定義の処理のフローチャートを示す
図である。
【図27】リソース定義の画面例を示す図である。
【図28】リソース定義テーブルの例を示す図である。
【図29】ワークフロー定義スクリプトの書式の一例を
示す図である。
【符号の説明】
1 ワークフロー記述部 2 アイコンファイル 4 ビジネスプロセス定義ファイル 5 マクロプロセス管理 6 マクロプロセスブラウザ 7 アイコン配置位置算出 8 マクロノード変換チェック 9 マクロノード変換ルール 10 ビジネスプロセス定義チェック 11 マクロプロセスチェック 12 ビジネスプロセス定義ルール 13 ワークフロー定義スクリプト生成 14 ワークフロー定義スクリプト 15 グラフィカル定義情報ファイル 21 WF定義クライアント 22−1、22−2、22−3 業務クライアント 23 WFマネージャ 24 運用管理クライアント 31 キーボード 32 マウス 33 ディスプレイ 34 LANアダプタ 35 ディスク 36 CPU 37 メモリ 37−1 ROM 37−2 RAM
フロントページの続き (72)発明者 田中 厚 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の作業者間に書類を回覧することで
    実現される一連の業務における各作業者の処理、およ
    び、書類の流れを制御する処理をノードとして表現し、
    一連の業務の流れである業務プロセスを、入力指定され
    るノードアイコンとノードアイコン間を接続するアロー
    とアロー上を流れる書類を表わすケースアイコンにより
    ディスプレイ上にチャートとして表現し、該チャートと
    入力される前記ノードアイコン、ケースアイコンの属性
    情報に基づき定義し、定義した業務プロセスを業務プロ
    セス定義情報として管理し、前記業務プロセス定義情報
    に従って、書類の流れを制御する業務プロセス管理シス
    テムにおける業務プロセス定義方法において、 複数のノードで構成される業務プロセスの一部分をマク
    ロノードと表現し、該マクロノードを表わすアイコンと
    してマクロアイコンを設け、 前記チャート上にマクロアイコンが配置されたとき、該
    マクロアイコンで表わされるマクロノードの業務の流れ
    であるマクロプロセスを、入力指定されるノードアイコ
    ンとノードアイコン間を接続するアローとケースアイコ
    ンによりディスプレイ上に前記チャートとは別個のチャ
    ートとして表現し、該チャートと入力される前記ノード
    アイコン、ケースアイコンの属性情報に基づき定義し、
    業務プロセスを階層化して記述することを特徴とする業
    務プロセス定義方法。
  2. 【請求項2】 複数の作業者間に書類を回覧することで
    実現される一連の業務における各作業者の処理、およ
    び、書類の流れを制御する処理をノードとして表現し、
    一連の業務の流れである業務プロセスを、入力指定され
    るノードアイコンとノードアイコン間を接続するアロー
    とアロー上を流れる書類を表わすケースアイコンにより
    ディスプレイ上にチャートとして表現し、該チャートと
    入力される前記ノードアイコン、ケースアイコンの属性
    情報に基づき定義し、定義した業務プロセスを業務プロ
    セス定義情報として管理し、前記業務プロセス定義情報
    に従って、書類の流れを制御する業務プロセス管理シス
    テムにおける業務プロセス定義方法において、 複数のノードで構成される業務プロセスの一部分をマク
    ロノードと表現し、該マクロノードを表わすアイコンと
    してマクロアイコンを設け、 前記チャート上の少なくとも複数の前記ノードアイコン
    を含む業務プロセスの一部分が指定され、該指定部分が
    マクロノードと指定されたとき、該指定部分のノードア
    イコン等に対して入力される属性情報に基づきマクロノ
    ードの業務の流れであるマクロプロセスを定義し、前記
    チャート上の指定部分をマクロアイコンに変換して前記
    チャート上に配置し、業務プロセスを階層化して記述す
    ることを特徴とする業務プロセス定義方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の業務プロセス定義方法に
    おいて、 前記チャート上の少なくとも複数の前記ノードアイコン
    を含む業務プロセスの一部分を多角形で包囲することに
    より指定し、該指定部分をマクロアイコンに変換する対
    象領域とすることを特徴とする業務プロセス定義方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の業務プロセス定義方法に
    おいて、 前記チャート上の少なくとも複数の前記ノードアイコン
    を含む業務プロセスの一部分の開始位置を指定する開始
    ノードアイコンと、終了位置を指定する終了ノードアイ
    コンを設け、該開始ノードアイコンと終了ノードアイコ
    ンで囲まれた業務プロセスの一部分をマクロアイコンに
    変換する対象領域とすることを特徴とする業務プロセス
    定義方法。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の業務プロセス定義方法に
    おいて、 前記チャート上の指定部分をマクロアイコンに変換して
    前記チャート上に配置するとき、該指定部分以外のノー
    ドアイコンの配置位置を変更しないことを特徴とする業
    務プロセス定義方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の業務プロセス定義方法に
    おいて、 前記チャート上の指定部分をマクロアイコンに変換して
    前記チャート上に配置するとき、該指定部分内のノード
    アイコンの配置位置に基づきマクロアイコンの配置位置
    を算出することを特徴とする業務プロセス定義方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の業務プロセス定義方法に
    おいて、 前記マクロアイコンの配置位置を算出を、前記指定部分
    内のノードアイコンの配置位置の重心を算出することに
    より行なうことを特徴とする業務プロセス定義方法。
  8. 【請求項8】 請求項2記載の業務プロセス定義方法に
    おいて、 前記マクロアイコンを配置したチャートとは別のチャー
    ト上に前記マクロプロセスを表わすノードアイコン等を
    表示することを特徴とする業務プロセス定義方法。
  9. 【請求項9】 請求項2記載の業務プロセス定義方法に
    おいて、 前記チャート上の指定部分をマクロアイコンに変換して
    前記チャート上に配置するとき、チャート上に配置され
    た全てのノードアイコンの配置位置を再配置することを
    特徴とする業務プロセス定義方法。
  10. 【請求項10】 請求項1または請求項2記載の業務プ
    ロセス定義方法において、 前記階層化された業務プロセスの階層関係を記述するブ
    ラウザを生成登録し、該ブラウザを読み出すことにより
    階層化された各業務プロセスの階層位置、階層関係を表
    示することを特徴とする業務プロセス定義方法。
  11. 【請求項11】 請求項1または請求項2記載の業務プ
    ロセス定義方法において、 前記階層化された業務プロセス毎に、業務プロセス定義
    情報に従って、前記業務プロセス管理システム内のワー
    クフローマネージャを割り当てることを特徴とする業務
    プロセス定義方法。
  12. 【請求項12】 請求項1または請求項2記載の業務プ
    ロセス定義方法において、 業務プロセスを構成する前記マクロノード以外のノード
    として、少なくとも、複数のフロー情報を分割し、複数
    のノードに配布する分割ノード、フロー情報を複製し、
    複数のアローに配布する同報ノード、複数のフロー情報
    を関係づけて1組にして配布する待合せノード、複数の
    フロー情報を統合し、1つのフロー情報として配布する
    回収ノード、複数のアローから1つのアローだけを選択
    して配布する分岐ノードを設けたことを特徴とするの業
    務プロセス定義方法。
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