JPH1062808A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH1062808A
JPH1062808A JP8221997A JP22199796A JPH1062808A JP H1062808 A JPH1062808 A JP H1062808A JP 8221997 A JP8221997 A JP 8221997A JP 22199796 A JP22199796 A JP 22199796A JP H1062808 A JPH1062808 A JP H1062808A
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JP
Japan
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wiring
line
wirings
internal short
circuit
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Application number
JP8221997A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Asai
義裕 浅井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH1062808A publication Critical patent/JPH1062808A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造中に発生する静電気を充分に分散させ、
歩留まりの高い液晶表示装置の構造を提供することを目
的とする。 【解決手段】 各補助容量配線23が各々内部短絡配線
27に直接接続される構造とすることにより、ゲート配
線22やデータ配線24に生じる静電気を内部短絡配線
27のみでなく補助容量配線23にも分散させることが
できる。また、Cs引き回し配線が不要となり従来Cs
引き回し配線とゲート配線22とのクロス部で発生して
いたクロスショートをなくすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置に関
し、特にアレイ基板の内部短絡配線と補助容量配線との
接続に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置に用いられるアレイ基板と
して、絶縁基板上に絶縁膜を介して互いに交差する複数
本ずつのゲート配線とデータ配線と共に、アモルファス
シリコン等により構成した薄膜トランジスタ(TFT:
Thin Film Transistor)を基板上
に配列形成したアレイ基板が知られている。液晶表示装
置はこのアレイ基板と対向基板との間に液晶を封入する
ことによって構成される。
【0003】ところでアレイ基板においては、静電気の
影響により種々の不所望な短絡を招き、製造歩留まりの
低下を招く。例えば、製造途中で生じる静電気の影響に
より、絶縁膜を介して交差するゲート配線とデータ配線
との間に電荷が集中し、放電に伴い両者が互いに短絡す
ることがある。このような配線間の短絡等は、表示画面
に線欠点や点欠点を招くことから、静電気による破壊を
防止する対策を講じることが必要である。
【0004】この対策として、絶縁膜を介して交差する
配線、例えば複数のゲート配線、データ配線、及び補助
容量配線を基板の外周部に引き出し、互いに短絡配線を
介して電気的に接続することが知られている。この短絡
配線は、最終製品としては動作の妨げとなるため、例え
ば、アレイ基板の完成後に基板外周部と共に切断され
る。
【0005】しかしながら、上記した手法では、例えば
配向処理工程、偏光板貼り付け工程等の短絡配線を除去
した後に生じる静電気に対しては、何等対策が施されて
いないため、依然として影響を受け、高い製造歩留まり
の確保ができない。
【0006】このため、特開平3−134628号公報
には、絶縁膜を介して交差する配線を、十分な高抵抗体
を介して電気的に接続する試みが成されている。このよ
うな構成によれば、装置の最終形態においても、短絡配
線が存在し、動作を妨げることなく、静電気の影響によ
る製造歩留まりの低下を改善することができる。
【0007】従来のアレイ基板の構成を図3に示す。基
板上に複数本のゲート配線32が互いに平行に配列さ
れ、ゲート配線32に平行に補助容量配線33が配列さ
れている。さらに絶縁膜を介してこれに直交するように
データ配線34が配列されている。
【0008】そしてゲート配線32とデータ配線34と
を基板の外周部まで引き出し、後に切断される切断線4
0より外周部で外部短絡配線39に接続され、これによ
り互いに電気的に接続される。補助容量配線33は、C
s引き回し配線50によって、一端または両端で複数本
が短絡されており、そのCs引き回し配線50延線に補
助容量配線パッド38が形成されている。さらに補助容
量配線パッド38より外周部に引き出し電極が形成され
て外部短絡配線39と導通している。
【0009】さらに、各配線のパッド部より内側に内部
短絡配線37が配設されており、この内部短絡配線37
とゲート配線32、データ配線34、Cs引き回し配線
50とがそれぞれ抵抗素子等を介して接続されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
内部短絡配線のみでは異常に発生した静電気を放電する
には不充分であり、狭額縁、及びその他諸設計的な観点
からは内部短絡配線を幅広に形成したり、無駄な配線等
を形成することは避けたい。
【0011】また、上述した構成ではCs引き回し配線
とゲート配線とが交差し、この交差部でクロスショート
が発生し、歩留まりの低下を招くという問題もある。本
発明は上記問題点に鑑みなされたもので、補助容量線を
幅広にしたり無駄な配線を設けたりすることなく、ゲー
ト、データ線等に生じる異常な静電気を充分広く分散さ
せる構造の液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0012】また、内部短絡配線が充分にCs引き回し
配線をなくすことでゲート配線とのクロスショートを生
じさせず、高歩留まりとなる液晶表示装置を提供するこ
とを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、絶縁性の基板
と、前記基板上に互いに略平行に形成された複数のゲー
ト配線と、前記ゲート配線と電気的に絶縁され交差する
複数のデータ配線と、前記ゲート配線と前記データ配線
との交点部近傍に形成されたスイッチング素子と、前記
スイッチング素子に接続された画素電極と、前記画素電
極と絶縁膜を介して配置される補助容量配線と、前記ゲ
ート配線と前記データ配線と前記補助容量配線とを短絡
する内部短絡配線とを有するアレイ基板と、前記アレイ
基板と所定の間隙を介して対向する対向基板と、前記間
隙に封入された液晶とを有する液晶表示装置において、
前記ゲート配線と前記内部短絡配線、及び前記データ配
線と前記内部短絡配線とはそれぞれ抵抗素子を介して接
続され、前記補助容量配線と前記内部短絡配線とは直接
接続されていることを特徴とする液晶表示装置である。
【0014】このように、補助容量配線と内部短絡配線
とが直接接続されていることで、ゲート、データ配線に
生じた静電気が内部短絡配線に流れ、さらに補助容量配
線にも流れることになり、内部短絡配線の幅を広げた
り、その他配線を設けたりすることなく、充分に静電気
を分散させることができる。また、このように補助容量
配線を内部短絡配線と直接接続することで、Cs引き回
し線をなくし、クロスショートの発生を減らすことがで
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施例を図面を
用いて詳細に説明する。図1に液晶表示装置の構成を示
す。液晶表示装置は、アレイ基板1と対向基板2とがシ
ール材3を介して対向配置されており、その間隙に液晶
4が封入されている。
【0016】アレイ基板1は、ガラスから成る絶縁基板
21上に、Al合金、Mo・W(モリブデン・タングス
テン)から成る複数のゲート配線22が平行に形成され
ており、これと直交するように複数のデータ配線24が
形成されている。さらにゲート配線22とデータ配線2
4との交点部近傍にはスイッチング素子として、薄膜ト
ランジスタ(TFT:Thin Film Trans
istor)5が形成されている。さらにTFT5に接
続してゲート配線22とデータ配線24とに囲まれた領
域に対応してITOから成る画素電極6が形成されてい
る。
【0017】さらに、画素電極6の電位がリークにより
低下することを補うため、ゲート配線22と平行に、ゲ
ート配線22と同一工程で同一材料から成る補助容量配
線23が形成されている。
【0018】対向基板2もガラスから成る絶縁基板7上
に、液晶4側に面するITOから成る対向電極8が形成
されている。なお、図1には内部短絡配線等は図示して
いない。
【0019】図2は本発明の実施例におけるアレイ基板
1の平面図である。なお、図2には画素電極、及び画素
電極駆動用のTFTは省略してある。基板21上に複数
本の互いに平行なゲート配線22が形成され、このゲー
ト配線22と平行に且つゲート配線間に複数の補助容量
配線23が形成され、さらにこれら配線に絶縁膜を介し
て直交するように複数のデータ配線24が形成されてい
る。
【0020】そして、ゲート配線22とデータ配線24
とはそれぞれその延線上にゲート配線パッド25部、デ
ータ配線パッド26部が形成されている。そして、それ
ぞれのパッド部から基板の切断線30より外周方向に引
き出し電極が配設され、外部短絡配線29に接続される
ことで、全ゲート配線22と全データ配線24が接続さ
れ、各配線は電気的に同電位に保たれる。
【0021】そして、ゲート配線パッド25部、及びデ
ータ配線パッド26部の内側には矩形リング状の内部短
絡配線27が形成されており、全てのゲート配線22と
全てのデータ配線24とがそれぞれ、画素電極駆動用の
TFTと同一工程で作成されて成る互いに並列接続され
た2端子TFTからなる高抵抗素子RG、RSを介して
内部短絡配線27に接続されている。ここで高抵抗素子
は半導体を用いたトランジスタ、ダイオード、MIM素
子等の非線形抵抗素子等の、低電圧域では高抵抗、高電
圧域では低抵抗となるものが好ましい。要は、内部短絡
配線27は組立後もそのまま内蔵されるので、ゲート配
線やデータ配線に印加される電位差では導通せず、静電
気のような高電圧が印加されたときに全ての配線が短絡
するようなものが好ましい。
【0022】そして、補助容量配線23は1本1本が内
部短絡配線27に直接接続されている。そして、内部短
絡配線27はその一部から補助容量配線パッド28部に
接続されており、補助容量パッド28部から基板の切断
線より外周方向に引き出し電極が形成され外部短絡配線
29に導通している。
【0023】表示装置として組み立てた後には補助容量
配線パッド28を通して内部短絡配線27をCs電位と
し補助容量配線にCs電位を与える。従って、補助容量
配線23と内部短絡配線27との接続には高抵抗素子は
必要なく、直接接続されていればよい。
【0024】上記実施例のように、補助容量配線23を
内部短絡配線27に直接接続することで、ゲート配線2
2やデータ配線24に生じる静電気を内部短絡配線だけ
でなく補助容量配線にも分散させることができ、充分な
静電気対策をとることができる。
【0025】また、補助容量配線23をゲート配線22
と交差することなく内部短絡配線27に接続することに
より、従来のようなCs引き回し配線が不要になり配線
構造が単純化され、さらに従来はこのCs引き回し配線
とゲート配線が交差している部分(ゲート配線本数分)
で生じていたクロスショートの問題がなくなった。更
に、Cs引き回し配線を不要にできるため、表示装置の
一層の狭額縁化が達成される。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、補助容量配線と内部短
絡配線とを直接接続することによって、ゲート配線やデ
ータ配線に生じた静電気を内部短絡配線のみでなく補助
容量配線にも分散させることができ、静電気による不良
をさらに低減させることができる。
【0027】また、本発明によれば、補助容量配線を直
接内部短絡配線に接続することでCs引き回し配線をな
くしたので、ゲート配線との交差部を減らすことができ
クロスショートの発生率を減らすことができる。
【0028】また、本発明によれば、配線構造が単純化
され、補助容量配線と内部短絡配線との接続に高抵抗素
子等を用いる必要がないので製造が容易になる。従っ
て、歩留まりを著しく向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における液晶表示装置の模式
図である。
【図2】本発明の一実施例におけるアレイ基板の平面図
である。
【図3】従来のアレイ基板の平面図である。
【符号の説明】
1…アレイ基板 2…対向基板 4…液晶 6…画素電極 22…ゲート配線 23…補助容量配線 24…データ配線 27…内部短絡配線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性の基板と、前記基板上に互いに略
    平行に形成された複数のゲート配線と、前記ゲート配線
    と電気的に絶縁され交差する複数のデータ配線と、前記
    ゲート配線と前記データ配線との交点部近傍に形成され
    たスイッチング素子と、前記スイッチング素子に接続さ
    れた画素電極と、前記画素電極と絶縁膜を介して配置さ
    れる補助容量配線と、前記ゲート配線と前記データ配線
    と前記補助容量配線とを短絡する内部短絡配線とを有す
    るアレイ基板と、 前記アレイ基板と所定の間隙を介して対向する対向基板
    と、 前記間隙に封入された液晶とを有する液晶表示装置にお
    いて、 前記ゲート配線と前記内部短絡配線、及び前記データ配
    線と前記内部短絡配線とはそれぞれ抵抗素子を介して接
    続され、前記補助容量配線と前記内部短絡配線とは直接
    接続されていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記内部短絡配線は実質的に単線構造で
    あり、複数の前記補助容量配線は、それぞれが内部短絡
    配線を介してのみ電気的に接続されていることを特徴と
    する請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記対向基板は対向電極を有し、前記内
    部短絡配線は前記対向電極と同電位とすることを特徴と
    する請求項1、2または3いずれか記載の液晶表示装
    置。
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