JPH1060283A - 水エマルジヨン、それの製造方法および使用 - Google Patents

水エマルジヨン、それの製造方法および使用

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JPH1060283A
JPH1060283A JP9197995A JP19799597A JPH1060283A JP H1060283 A JPH1060283 A JP H1060283A JP 9197995 A JP9197995 A JP 9197995A JP 19799597 A JP19799597 A JP 19799597A JP H1060283 A JPH1060283 A JP H1060283A
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Wolfgang Dipl Chem Dr Grape
ボルフガング・グラペ
Rudi Stracke
ルデイ・シユトラツケ
Frank Zillmer
フランク・ツイルマー
Armand De Dipl Chem D Montigny
アルマン・ド・モンテイニ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軟質基質用の剥離仕上げを製造するのに適し
た水エマルジョンの提供。 【解決手段】 不飽和炭化水素基を少なくとも2つ含む
オルガノポリシロキサンA)、メチル水素ポリシロキサ
ンB)、非反応性オルガノポリシロキサンC)、白金族
の触媒D)、禁止剤E)、から本質的になるエマルジョ
ン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は水エマルジョン、それの製造方法
および使用に関する。
【0002】例えば、軟質材料のための剥離用被膜で
は、ヒドロシリル化(hydrosilylatio
n)反応で架橋するオルガノポリシロキサン調合物がエ
マルジョンとして長い間用いられてきた(米国特許第
3,527,659号)。このような架橋系には、一般
に、 − 不飽和炭化水素基を分子中に少なくとも2つ有する
オルガノポリシロキサンが少なくとも1種入っており、 − SiH基を分子中に少なくとも3つ有するオルガノ
水素ポリシロキサンが少なくとも1種入っており、そし
て − 白金族の金属化合物が触媒作用を示すに充分な量で
入っている。
【0003】剥離用被膜の製造では、更に、米国特許第
3,900,617号に従う2成分エマルジョン系も用
いられており、その2成分エマルジョン系は、水中にP
t触媒と乳化剤とジメチルビニルシロキシ末端基を有す
るジメチルポリシロキサンポリマーが40%入っている
エマルジョン、およびメチル水素ポリシロキサンが40
%入っているエマルジョンで構成されている。
【0004】しかしながら、上記エマルジョン系もまだ
満足される剥離性能を示さない。
【0005】数多くのエマルジョンが起こす貯蔵安定性
に関する問題を、米国特許第5 500 148号で
は、有機酸または無機酸を用いてエマルジョンのpHを
3から5に調整することで解決した。しかしながら、そ
こでもまた、硬化反応が起こるのを確保する目的で、そ
のエマルジョンを使用する直前にPt触媒を他の成分の
混合物に添加する必要がある。
【0006】今でも相変わらず、剥離用被膜を製造する
場合の困難さは、適切なポット寿命(pot live
s)(即ちシリコンコーティング液が入っている浴内で
その被覆を受けさせるべき基質が示す滞留時間)を得る
ことと、硬化が乾燥オーブン内で迅速に起こることを保
証することである。剥離用被膜で今まで知られていたエ
マルジョンを用いると、オーブンそれ自身内でゲル粒
子、即ち硬化したシリコン粒子がしばしば生じる。この
ような現象[これはダスティング(dusting)と
して知られる]が起こると、基質に塗布するシリコンの
収率が低下しかつ乾燥用オーブンおよびそれの回りの領
域を時々奇麗にする必要度が増大する。従来技術で知ら
れるエマルジョンの別の欠点は、激しい発泡が起こるこ
とであり、これは加工中に見られる厄介な性質である。
【0007】従って、本発明の目的は、軟質基質用のア
ブヒーシブ(abhesive)(剥離)仕上げを製造
するに適した、特に剥離用被膜として用いるに適してい
て従来技術で知られる欠点を示さない水エマルジョンを
提供することであった。
【0008】水エマルジョンに、公知成分に加えて、付
加架橋性(addition−cross−linki
ng)ポリジオルガノシロキサン類と少量の非反応性
(unreactive)オルガノポリシロキサンを含
有させると、驚くべきことに、水エマルジョンの調製が
容易になり、貯蔵中に安定であり、高品質の被膜が得ら
れ、ダスティングを非常に大きく回避することができ、
かつまた発泡も非常に大きく抑制することができること
をここに見い出した。
【0009】従って、本発明は、 − 不飽和炭化水素基を少なくとも2つ含む少なくとも
1種のオルガノポリシロキサンA)、 − 少なくとも1種のメチル水素ポリシロキサンB)、 − 少なくとも1種の非反応性オルガノポリシロキサン
C)、 − 少なくとも1種の白金族の触媒D)、 − 少なくとも1種の禁止剤E)、 − 任意に乳化剤および/または増粘剤F)、および − 任意に添加剤および/または補助物質G)、から本
質的になる水エマルジョンを提供する。
【0010】本発明の意味の範囲内で不飽和炭化水素基
を少なくとも2つ含むオルガノポリシロキサンA)は、
好適には、一般式 (R)a(R1)bSiO(4-a-b)/2 (I) [式中、R=C2−C8−アルケニル[および/]または
不飽和C3−C10−エーテル基、例えばビニル、アリ
ル、1−ブテニル、1−ヘキセニルまたは−CH2−C
2CH2OCH2CH=CH2などであり、R1=置換お
よび未置換のアルキル、アリールおよびアリールアルキ
ル基から成る群の、任意に置換されていてもよい炭素原
子数が10以下の一価飽和炭化水素基であり、aおよび
bは、0≦a≦3または0≦b≦3および0≦a+b≦
4の範囲内の整数であり、そして分子内の個々のRまた
はR1は各々その分子内の他のRまたはR1いずれかと同
じか或は異なっていてもよい]に相当する単位を有する
環状、線状もしくは分枝ポリシロキサンである。
【0011】Rは、好適にはビニルまたはアリル、特に
好適にはビニルである。
【0012】R1の例は、メチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、オクチルなど、シクロブチル、
シクロペンチル、シクロヘキシルなど、フェニル、トリ
ル、キシリル、ナフチルなど、ベンジル、フェニルエチ
ル、フェニルプロピルなどである。本発明の1つの態様
では、アルキル、アリールおよびアリールアルキル基で
あるR1が有する水素原子のいくつかまたは全部をフッ
素および/または塩素、臭素またはヨウ素原子および/
またはシアノ基で置換する。この場合のR1は、例えば
クロロメチル、トリフルオロプロピル、クロロフェニ
ル、ジブロモフェニル、β−シアノエチル、β−シアノ
プロピルまたはγ−シアノプロピル基などに相当する。
しかしながら、好適には、基R1の少なくとも90%が
メチルである。
【0013】本発明の好適な態様において、aは0また
は1に等しい。
【0014】成分A)では、技術者によく知られている
学術用語、即ち M=(CH33SiO1/2、 D=(CH32SiO2/2、 T=(CH3)SiO3/2、 Q=SiO4/2 (TおよびQは分枝部位であるが) MVi=(CH2=CH)(CH32SiO1/2 および DVi=(CH2=CH)(CH3)SiO2/2 を用いて、下記の例を挙げることができる: M2100Vi 3、MVi 218、MViMD100Vi 3、T5
550Vi 7、T3500Vi 23および/またはT6300
Vi4Vi 4
【0015】成分A)において、Rの0.05から10
%が不飽和であり、特に好適には成分A)の0.2から
6%、より特に好適には0.6から2%が不飽和であ
る。成分A)が25℃で示す粘度は、好適には10から
100000mPas、特に好適には50−10000
mPasである。
【0016】本発明の好適な態様において、成分A)は
分枝オルガノポリシロキサン類であり、ここで、分枝部
位数に対するジオルガノシロキシ単位(D単位)数の比
率は平均で15から40の範囲であり、少なくとも1種
のトリオルガノシロキシ単位(M単位)およびこのM単
位全部の多くとも半分が不飽和基を持たず、残りのM単
位各々が不飽和基を1つのみ持ち、そして不飽和基の含
有量は0.1から1ミリモル/g(0.6から2%)で
ある。
【0017】成分A)の分枝部位は、好適には、モノオ
ルガノシロキシ単位、即ち三官能のシロキシ単位(T単
位)であるが、しかしながら、ある場合にはまた、この
三官能シロキシ単位を四官能シロキシ単位(SiO4/2
単位、即ちQ単位)で置き換えることも可能である。こ
のようなオルガノポリシロキサン類は、例えばドイツ特
許出願公開第43 28 652号などに記述されてい
る。
【0018】不飽和基を持たない分枝オルガノポリシロ
キサンの末端基は内部可塑剤の機能を果す。不飽和基を
持たない末端基(M単位)の数を用いて架橋フィルムの
柔軟性を調節することができる。
【0019】好適な成分A)の例は、式 T5200Vi 52、T7280Vi 54、 T6180Vi 2Vi 44および/またはT8250Vi 7
3 に相当する化合物である。
【0020】不飽和炭化水素基を少なくとも2つ含む分
枝オルガノポリシロキサン類A)は通常の方法で製造可
能であり、例えばクロロシラン類の加水分解に続いてそ
れを低分子量の環状ジオルガノポリシロキサン類で重合
させることなどで製造可能である。
【0021】上記メチル水素ポリシロキサンB)は、好
適には、一般式 Hc(R2)dSiO(4-c-d)/2 (II) [式中、R2=置換および未置換のアルキル、フェニ
ル、フェニルアルキルおよび/またはC2−C8−アルケ
ニル基から成る群の、任意に置換されていてもよい炭素
原子数が10以下の一価飽和炭化水素基であり、cおよ
びdは、0≦d≦3および0≦c≦2および0≦c+d
≦4を伴う整数であり、好適には0≦c≦1である]に
相当する単位を含む。
【0022】このメチル水素ポリシロキサンB)は好適
には線状である。好適には、D単位の少なくとも半分
が、ケイ素に直接結合している水素原子を有する(H
(CH3)SiO基)。ケイ素に直接結合している水素
原子を含む基の数は、好適には、二官能単位の70から
85%の範囲である。
【0023】成分B)中のケイ素原子に直接結合してい
る水素原子のモル比は、この上で述べた構造制限の文脈
の範囲内で自由に選択可能である。
【0024】成分B)中のケイ素原子に直接結合してい
る水素原子のモル比は、成分B)1グラム当たり好適に
は0.01から17ミリモル、特に好適には0.1から
17ミリモル、非常に特に好適には1から17ミリモル
の範囲である。これは、残基RとHの好適には3から5
0%、より好適には30から50%を意味する。
【0025】成分B)の例は、式 MH 210、M210H 10、MH 2H 2010、 MVi 2H 11および/またはM2Vi 3H 8 [式中、 MH=H(CH3)SiO1/2 および DH=H(CH3)SiO2/2]に相当する化合物であ
る。
【0026】成分A)およびB)を、好適には、成分
A)中の不飽和基(Si−ビニル)に対する成分B)中
のケイ素原子に直接結合している水素原子(SiH)の
モル比が0.05から20、特に好適には0.5から1
0、非常に特に好適には1から3の範囲であるような量
比で存在させる。
【0027】本発明の意味の範囲内におけるオルガノポ
リシロキサンC)は、好適には、一般式 (R1)eSiO(4-e)/2 (III) [式中、R1は、置換および未置換のアルキル、フェニ
ルおよびアリールアルキル基から成る群から選択され
る、任意に置換されていてもよい炭素原子数が10以下
の一価飽和炭化水素基であり、これは分子内で同じか或
は異なっていてもよく、そしてeは0から3の範囲の整
数であってもよい]に相当する単位を含むポリシロキサ
ンである。
【0028】成分C)は、好適には、トリメチルシロキ
シ基で末端をキャップした(end−capped)線
状のポリジメチルシロキサンである。50mm2・秒-1
から5000mm2・秒-1の粘度を有する上記トリメチ
ルシロキシで末端をキャップしたポリジメチルシロキサ
ンを用いるのが特に好適である。
【0029】白金族の触媒(D)に、好適には、元素で
ある白金、ロジウム、イリジウム、ニッケル、ルテニウ
ムおよび/またはパラジウムを支持体物質上の元素状形
態またはそれの化合物の形態で含める。白金の化合物ま
たは白金の錯体、例えばH2PtCl6、白金−オレフィ
ン錯体、白金−アルコール錯体、白金−ビニルシロキサ
ン錯体など、または支持体物質、例えば活性炭、Al2
3またはSiO2などに支持させた元素状白金が好適で
ある。成分D)は、特に好適には白金−ビニルシロキサ
ン錯体である。その上、上記白金−ビニルシロキサン錯
体は、好適には、シロキサン中にオレフィン系不飽和二
重結合を少なくとも2つ有する。これらは例えば米国特
許第3 715 334号に記述されている。
【0030】用語「シロキサン」は、本文脈において、
ポリシロキサン類、即ち例えばビニルポリシロキサン類
を包含する。
【0031】全成分の総計を基準にした成分D)の比率
は、好適には1から1000ppm、特に好適には1か
ら500ppm、非常に特に好適には25から250p
pmである。
【0032】また、白金族の触媒D)を前以て溶解させ
ておくことも可能であり、例えばポリマーA)の一部に
溶解させておくことも可能である。
【0033】用語「禁止剤」E)は、本発明の意味の範
囲内において、成分を一緒に混合する時に室温で起こる
反応を防止することで特定のポット寿命を保証すること
が従来技術で知られている禁止剤全部が含まれ、例えば
マレイン酸およびそれの誘導体、アミン類、アルキルイ
ソシアヌレート類およびアセチレン系不飽和アルコール
類[C−C三重結合に隣接する炭素原子にOH基が結合
している]など、例えば米国特許第3 445 420
号などに詳述されている如き禁止剤が含まれる。成分
E)は、好適には2−メチル−3−ブチン−2−オー
ル、1−エチニルシクロヘキサノールおよび/または
(±)3−フェニル−1−ブチン−3−オールである。
上記混合物に入れる成分E)の量は、この混合物の全重
量を基準にして好適には0.0001%から5%、特に
好適には0.01%から2%、非常に特に好適には0.
1から1%である。
【0034】原則として、成分F)には、エマルジョン
の製造および安定化で用いるに適切な乳化剤および/ま
たは増粘剤全部が含まれる(例えばMcCutcheo
n’s Detergents & Emulsifi
ersの国際版を参照)。
【0035】本発明に従うエマルジョンを食品分野にお
ける剥離用被膜の製造で用いる場合の好適な乳化剤は、
FDA規定176.170「Components o
fPaper and Paperboard」に述べ
られている乳化剤である。
【0036】適切な乳化剤および増粘剤F)の例は下記
のものである:C8−C22−アルキルジメチルベンジル
アンモニウムクロライド(好適には多くて1.5%)、
ラウリル硫酸ナトリウム(好適には多くて0.5%)、
一価脂肪族C12−C20アルコールのポリエチレングリコ
ールエーテル、C2−C9−アルキルフェノールのポリエ
チレングリコールエーテル、天然C8−C22脂肪酸のポ
リエチレングリコールエステル、植物油のポリエチレン
グリコールエステル、および/またはアセチル基を20
%未満の量で持ちそして40以上のK値を示すようにポ
リビニルアルコールを部分的にアセチル化したもの。こ
の乳化剤および増粘剤F)の量を、好適には、成分A)
とB)とC)を基準にして10%以下にすべきである。
【0037】加うるに、適切な乳化剤は下記のものであ
る:カルボキシメチルセルロース、澱粉の加水分解物、
アルギン酸塩、カゼイン、硬質パラフィンおよびワック
ス分散液、アクリル酸エステルとメタアクリル酸エステ
ルのコポリマーを基にした分散液、ブタジエンとスチレ
ンのコポリマーを基にした分散液、および/またはポリ
ビニルアルコール(4%水溶液が20℃で示す粘度が少
なくとも4cP)。
【0038】ラウリル硫酸ナトリウムまたはアルキルジ
メチルベンジルアンモニウムクロライドと組み合わせた
ポリビニルアルコールが特に好適である。
【0039】本発明の意味の範囲内における添加剤およ
び補助物質G)は、例えば一般式(I)および(II)
に相当する構成ブロックを基とするポリシロキサン樹
脂、充填材、例えばケイソウ土、微分散石英粉、非晶質
シリカ、火成および/または沈澱シリカ(50から50
0m2/gのBET表面積を有する)などである。この
種類の充填材に例えば有機ケイ素化合物などを用いた表
面改質を受けさせることも可能である。このような改質
は、また、例えばヘキサメチルジシラザンまたは1,3
−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシラザン
と水を添加することで充填材をポリマーに添加している
間に達成することも可能である。
【0040】本発明の意味の範囲内における添加剤およ
び補助物質G)は、また、基質を上記エマルジョンで湿
らせる時の湿潤性を向上させるに役立つ湿潤剤である。
例えば、ポリエーテルシロキサン類(シリコン界面活性
剤)および/またはフルオロ界面活性剤がこの目的で用
いるに適切である。添加剤および補助物質G)にはまた
静菌剤(例えば開裂してホルムアルデヒドを生じる生成
物)なども含まれ得る。
【0041】成分G)の量または成分G)類の総量を好
適には全混合物の重量を基準にして5重量%未満にす
る。
【0042】本水エマルジョンでは脱塩水または脱イオ
ン水が好適である。
【0043】本発明に従う水エマルジョンに好適には下
記の成分を入れる: − 成分A)として、T8250Vi 73 − メチル水素ポリシロキサンB)として、M2H 30
10 − オルガノポリシロキサンC)として、粘度が100
0mm2/秒のポリジメチルシロキサン、 − 触媒D)として、Pt−ビニルシロキサン錯体、 − 禁止剤E)として、エチニルシクロヘキサノール、 − 乳化剤および/または増粘剤F)として、任意にラ
ウリル硫酸ナトリウムと組み合わせてもよいポリビニル
アルコール、 − 添加剤および/または補助物質G)として、静菌剤
および/またはポリエーテルシロキサン。
【0044】本発明はまた本発明に従うエマルジョンの
製造方法も提供し、この方法に従い、触媒D)と任意に
オルガノポリシロキサンA)および/またはオルガノポ
リシロキサンC)を水中で乳化させ、そして個別に、オ
ルガノポリシロキサンA)、メチル水素ポリシロキサン
B)、オルガノポリシロキサンC)、禁止剤E)、乳化
剤および/または増粘剤F)が入っているエマルジョン
を水中で調製した後、この2つのエマルジョンを一緒に
して撹拌する。
【0045】追加的成分G)を、乳化前に、成分A)、
B)および/またはC)に添加してもよいか、或は乳化
後、上記2つのエマルジョンの1つに添加してもよい。
【0046】エマルジョンの安定化に適切な粒子サイズ
を達成するに適切な種類の装置は、高圧のホモジェナイ
ザー(homogenisers)、コロイドミルなど
である。
【0047】本エマルジョンの調製で規定したSiH:
Siビニルのモル比を考慮に入れるならば、使用に先立
ってそれらを1:1の量比で一緒に混合するような様式
で、両方のエマルジョンをシリコン含有量が40%にな
るように調整することも可能である。しかしながら、ま
た、触媒D)と乳化剤および/または増粘剤F)と水の
みが入っているエマルジョンを調製し、これを、所望の
触媒作用をもたらすに充分な量で、2番目のエマルジョ
ン[オルガノポリシロキサンA)、メチル水素シロキサ
ンB)、オルガノシロキサンC)、禁止剤E)、乳化剤
および/または増粘剤F)と水が入っている]に添加す
ることも可能である。
【0048】本発明はまた本発明に従うエマルジョンを
軟質基質のためのアブヒーシブ仕上げの調製で用いるこ
とも提供する。
【0049】この用途では、ローラーまたはナイフアプ
リケーター(applicators)に続いて乾燥用
オーブンを用いるのが適切である。
【0050】以下に示す実施例を用いて本発明を例示す
るが、これは本発明の範囲を限定するものでない。
【0051】
【実施例】実施例1 成分A)、B)、C)、E)、F)およびG)を用いて
シリコンが40%入っている水エマルジョンを調製 成分 種類 量(重量%) A) T8250Vi 73 36.0 B) M2H 3010 2.9 C) 粘度が1000mm2/秒の 1.0 ポリジメチルシロキサン (Baysilone-oe1 M 1000) E) エチニルシクロヘキサノール 0.1 F) ポリビニルアルコールMowiol 4-88 3.0 ラウリル硫酸ナトリウム 0.1 G) 静菌剤Preventol D2 0.1 (バイエル社(Bayer AG)) 水 56.8エマルジョンの調製 :温度が40℃の蒸留水に成分F)
を溶解させた。別の調製用容器内で成分A)、B)、
C)、E)およびG)を撹拌しながら一緒にした後、高
速撹拌機を用いて、これらを混合物として撹拌しながら
上記成分F)の溶液に入れた。このようにして得たプレ
エマルジョンを高速ホモジェナイザーに200バールの
圧力下で5回通すことで均一にした。
【0052】実施例2 成分A)、C)、D)、F)およびG)を用いてシリコ
ンが40%入っている水エマルジョンを調製 成分 種類 量(重量%) A) 実施例1と同様 32.7 C) 実施例1と同様 1.0 D) 白金量が1320ppmになるようにポリマーA 6.3 に溶解させたPt−ビニルシロキサン錯体 F) 実施例1と同様 3.0+0.1 G) 実施例1と同様 0.1 水 56.8 上述した成分を用いる以外は実施例1と同様にエマルジ
ョンを調製した。
【0053】実施例3 ベーキングペーパーを被覆する手順 実施例1で得たエマルジョン成分と実施例2で得たエマ
ルジョン成分を1:1の比率で混合した後、活性物質の
量が約10重量%になるように水で希釈した。この希釈
したエマルジョン混合物を、被覆を受けさせるべき紙に
塗布して、10mmの金属製ナイフを用いて滑らかにし
た。この紙のもう一方の側にも同様な手順に従わせた。
その後、乾燥を160℃の熱キャビネット内で滞留時間
を15秒にして行った。次に、このようにして完成させ
た紙のシリコン被膜重量をx線蛍光分析で測定した。上
述した希釈液の場合の被膜重量は0.4gから0.6g
のシリコン/m2であった。
【0054】実施例4 ベーキング試験手順 上記材料全部の処理を室温で行った。一般的な台所器具
を用い、速度を最高に設定して、卵と砂糖を泡立つまで
5分間掻き混ぜ、そして小麦粉とジャガ芋粉とベーキン
グパウダーを一緒に混合した。この粉混合物をふるいに
通して上記卵−砂糖泡立て物に加えた後、スプーンで掻
き混ぜた。ドウを生じさせる前に、上記被覆紙を折り畳
んで、寸法が15x20cmの基底部を有する型にし
た。この折り畳んだ型4つをベーキング容器に入れた。
次に、この量のドウを上記4つの型の間で等しく分け
た。このドウを循環オーブンに入れて225℃で8分間
焼いた。この焼いた完成品をひっくり返して取り出し、
室温で2分間冷した。次に、この焼いた品から試験用被
覆紙を取り外した。
【0055】評価:この焼いた品が紙に粘着した量を測
定して、g/m2に変換した。実施例3に従う手順を用
いた場合、焼いた品の粘着量は20g/m2であること
を確認した。
【0056】実施例5 成分A)、B)、C)、E)、F)およびG)を用いて
シリコンが40%入っている水エマルジョンを調製 成分 種類 量(重量%) A) 実施例1と同様 37.6 B) 実施例1と同様 1.0 C) 実施例1と同様 1.0 E) 実施例1と同様 0.1 F) ポリビニルアルコールMowiol 4−88 3.0 ラウリル硫酸ナトリウム 0.1 G) 湿潤剤としてポリエーテルシロキサン 0.3 (バイエル社のBaysilone Lackadditiv VP AI 3468) Preventol D2 0.1 水 56.8実施例6 成分C)、D)、F)およびG)を用いてシリコンが5
0%入っているエマルジョンを調製 成分 種類 量(重量%) C) 実施例1と同様 1.0 D) 白金量が3400ppmになるようにポリマーA 49.0 に溶解させたPt−ビニルシロキサン錯体 F) Mowiol 4−88 3.0 ラウリル硫酸ナトリウム 0.1 G) Preventol D2 0.1 水 46.8実施例7 実験室でエマルジョンを塗布する手順 実施例5で得たエマルジョン100gと実施例6で得た
エマルジョン3gを、活性物質量が10%になるように
希釈し、それ以降の手順は実施例3と同じであった。
【0057】実施例8 ベーキング試験手順 実施例4と同様な手順を用いて、焼いた品の残留量は1
8g/m2であることを確認した。
【0058】実施例9(本発明に従わない) 成分C)を用いないで実施例1と同じ様式でシリコンが
40%入っているエマルジョンを調製。
【0059】実施例10(本発明に従わない) 成分C)を用いないで実施例2と同じ様式でシリコンが
40%入っているエマルジョンを調製。
【0060】実施例11 エマルジョン9と10を混合して、実施例3と同じ様式
で塗布した。
【0061】実施例12 実施例11の混合エマルジョンを用いる以外は実施例4
と同じ様式でベーキング試験を実施した時、ベーキング
残留量は100g/m2であることを確認した。
【0062】本発明の特徴および態様は以下のとおりで
ある。
【0063】1. 水エマルジョンであって、 − 不飽和炭化水素基を少なくとも2つ含む少なくとも
1種のオルガノポリシロキサンA)、 − 少なくとも1種のメチル水素ポリシロキサンB)、 − 少なくとも1種の非反応性オルガノポリシロキサン
C)、 − 少なくとも1種の白金族の触媒D)、 − 少なくとも1種の禁止剤E)、 − 任意に乳化剤および/または増粘剤F)、 − 任意に添加剤および/または補助物質G)、から本
質的になる水エマルジョン。
【0064】2. 該不飽和炭化水素基を少なくとも2
つ含むオルガノポリシロキサンA)が、一般式(I) (R)a(R1)bSiO(4-a-b)/2 (I) [式中、R=C2−C8−アルケニルまたは不飽和C3
10−エーテル基であり、そして上記式(I)で表され
る単位の1単位内の各Rは上記単位内の他のRのいずれ
かと同じであるか或は異なっていてもよく、R1=置換
および未置換のアルキル、フェニルおよびフェニルアル
キル基から成る群の、任意に置換されていてもよい炭素
原子を1から10個有する一価の飽和炭化水素基であ
り、aおよびbは、0≦a≦3、0≦b≦3および0≦
a+b≦4の範囲内の整数であり、そして分子内の個々
のRおよびR1は各々同じか或は異なっていてもよい]
に相当する単位を含む環状、線状もしくは分枝ポリシロ
キサンである第1項記載の水エマルジョン。
【0065】3. 該不飽和炭化水素基を少なくとも2
つ含むオルガノポリシロキサンA)がジオルガノシロキ
シ単位(D単位)とトリオルガノシロキシ単位(M単
位)を含み、分枝しており、そして − 分枝部位数に対するジオルガノシロキシ単位(D単
位)数の比率が平均で15から40の範囲であり、 − 少なくとも1種のトリオルガノシロキシ単位(M単
位)およびこのM単位全部の多くとも半分が不飽和基を
持たず、残りのM単位各々が不飽和基を1つのみ持ち、
そして不飽和基の含有量が0.05から10%である、
第1または2項記載の水エマルジョン。
【0066】4. 該メチル水素ポリシロキサンB)
が、一般式 Hc(R2)dSiO(4-c-d)/2 (II) [式中、R2=置換および未置換のアルキル、フェニ
ル、フェニルアルキルおよび/またはC2−C8−アルケ
ニル基から成る群から選択される、任意に置換されてい
てもよい炭素原子を1から10個有する一価の飽和炭化
水素基であり、cおよびdは、0≦d≦3および0≦c
≦2および0≦c+d≦4を満たす整数である]に相当
する単位を含む第1または2項記載の水エマルジョン。
【0067】5. 該メチル水素ポリシロキサンB)が
線状である第1または2項記載の水エマルジョン。
【0068】6. 該メチル水素ポリシロキサンB)中
のケイ素原子に直接結合している水素原子の割合が該メ
チル水素ポリシロキサンB)1グラム当たり3から50
ミリモルである第1または2項記載の水エマルジョン。
【0069】7. 該成分A)およびB)が、成分A)
中の不飽和基(Si−ビニル)に対する成分B)中のケ
イ素原子に直接結合している水素原子(SiH)のモル
比が0.05から20であるような量比で存在している
第1または2項記載の水エマルジョン。
【0070】8. 成分C)が、一般式(III) (R1)eSiO(4-e)/2 (III) [式中、R1=置換および未置換のアルキル、フェニル
およびフェニルアルキル基から成る群の、任意に置換さ
れていてもよい炭素原子を1から10個有する一価の飽
和炭化水素基であり、これは分子内で同じか或は異なっ
ていてもよく、そしてeは0から3の範囲の整数であっ
てもよい]に相当する単位を含むポリシロキサンである
第1または2項記載の水エマルジョン。
【0071】9. 成分D)が、元素である白金、ロジ
ウム、イリジウム、ニッケル、ルテニウム[および/]
またはパラジウムを支持体物質上の元素状形態またはそ
れらの化合物の形態でか或はそれらの化合物の形態で含
む触媒である第1または2項記載の水エマルジョン。
【0072】10. 成分E)が2−メチル−3−ブチ
ン−2−オール、1−エチニルシクロヘキサノール、
(±)3−フェニル−1−ブチン−3−オールまたはそ
れらの混合物である第1または2項記載の水エマルジョ
ン。
【0073】11. 成分F)がC8−C22−アルキル
ジメチルベンジルアンモニウムクロライド、ラウリル硫
酸ナトリウム、一価脂肪族C12−C20アルコールのポリ
エチレングリコールエーテル、C2−C9−アルキルフェ
ノールのポリエチレングリコールエーテル、天然C8
22脂肪酸のポリエチレングリコールエステル、植物油
のポリエチレングリコールエステル、アセチル基を20
%未満の量で持ちそして40以上のK値を示すようにポ
リビニルアルコールを部分的にアセチル化したもの、ま
たはそれらの混合物である第1または2項記載の水エマ
ルジョン。
【0074】12. 添加剤および補助物質G)が、 − 一般式(I)および(II)に相当する構成ブロッ
クを基とするポリシロキサン樹脂、 − 充填材、流動性向上剤、ポリエーテルシロキサン
類、フルオロ界面活性剤、静菌剤またはそれらの組み合
わせ、である第1または2項記載の水エマルジョン。
【0075】13. 第1または2項記載の水エマルジ
ョンであって、 − 成分A)として、T8250Vi 73 − メチル水素ポリシロキサンB)として、M2H 30
10 − オルガノポリシロキサンC)として、粘度が100
0mm2/秒のポリジメチルシロキサン、 − 触媒D)として、Pt−ビニルシロキサン錯体、 − 禁止剤E)として、エチニルシクロヘキサノール、 − 乳化剤および/または増粘剤F)として、任意にラ
ウリル硫酸ナトリウムと組み合わせてもよいポリビニル
アルコール、 − 添加剤および/または補助物質G)として、静菌剤
および/またはポリエーテルシロキサン、を含有する水
エマルジョン。
【0076】14. 第1または2項記載の水エマルジ
ョンを製造する方法であって、触媒D)と任意にオルガ
ノポリシロキサンA)もしくはオルガノポリシロキサン
C)または両方を水中で乳化させ、そして個別に、オル
ガノポリシロキサンA)、メチル水素ポリシロキサン
B)、オルガノポリシロキサンC)、禁止剤E)、任意
に乳化剤および/または増粘剤F)が入っているエマル
ジョンを水中で調製した後、両方のエマルジョンを一緒
にして撹拌する方法。
【0077】15. 軟質基質用のアブヒーシブ仕上げ
であって、第1項記載のエマルジョンを含むアブヒーシ
ブ仕上げ。
【0078】16. 被膜を有する軟質基質であって、
第1項のエマルジョンを該基質に塗布して乾燥させるこ
とで生じさせた被膜を有する軟質基質。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 183/06 C09D 183/06 183/07 183/07 (72)発明者 フランク・ツイルマー ドイツ51379レーフエルクーゼン・イムヘ トリヒスフエルト84 (72)発明者 アルマン・ド・モンテイニ ドイツ51373レーフエルクーゼン・クリス テイアン−ヘス−シユトラーセ79

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水エマルジョンであって、 − 不飽和炭化水素基を少なくとも2つ含む少なくとも
    1種のオルガノポリシロキサンA)、 − 少なくとも1種のメチル水素ポリシロキサンB)、 − 少なくとも1種の非反応性オルガノポリシロキサン
    C)、 − 少なくとも1種の白金族の触媒D)、 − 少なくとも1種の禁止剤E)、 − 任意に乳化剤および/または増粘剤F)、 − 任意に添加剤および/または補助物質G)、から本
    質的になる水エマルジョン。
  2. 【請求項2】 該不飽和炭化水素基を少なくとも2つ含
    むオルガノポリシロキサンA)が、一般式(I) (R)a(R1)bSiO(4-a-b)/2 (I) [式中、R=C2−C8−アルケニルまたは不飽和C3
    10−エーテル基であり、そして上記式(I)で表され
    る単位の1単位内の各Rは上記単位内の他のRのいずれ
    かと同じであるか或は異なっていてもよく、R1=置換
    および未置換のアルキル、フェニルおよびフェニルアル
    キル基から成る群の、任意に置換されていてもよい炭素
    原子を1から10個有する一価の飽和炭化水素基であ
    り、aおよびbは、0≦a≦3、0≦b≦3および0≦
    a+b≦4の範囲内の整数であり、そして分子内の個々
    のRおよびR1は各々同じか或は異なっていてもよい]
    に相当する単位を含む環状、線状もしくは分枝ポリシロ
    キサンである請求項1記載の水エマルジョン。
  3. 【請求項3】 該不飽和炭化水素基を少なくとも2つ含
    むオルガノポリシロキサンA)がジオルガノシロキシ単
    位(D単位)とトリオルガノシロキシ単位(M単位)を
    含み、分枝しており、そして − 分枝部位数に対するジオルガノシロキシ単位(D単
    位)数の比率が平均で15から40の範囲であり、 − 少なくとも1種のトリオルガノシロキシ単位(M単
    位)およびこのM単位全部の多くとも半分が不飽和基を
    持たず、残りのM単位各々が不飽和基を1つのみ持ち、
    そして不飽和基の含有量が0.05から10%である、
    請求項1または2記載の水エマルジョン。
  4. 【請求項4】 該メチル水素ポリシロキサンB)中のケ
    イ素原子に直接結合している水素原子の割合が該メチル
    水素ポリシロキサンB)1グラム当たり3から50ミリ
    モルである請求項1または2記載の水エマルジョン。
  5. 【請求項5】 成分C)が、一般式(III) (R1)eSiO(4-e)/2 (III) [式中、R1=置換および未置換のアルキル、フェニル
    およびフェニルアルキル基から成る群の、任意に置換さ
    れていてもよい炭素原子を1から10個有する一価の飽
    和炭化水素基であり、これは分子内で同じか或は異なっ
    ていてもよく、そしてeは0から3の範囲の整数であっ
    てもよい]に相当する単位を含むポリシロキサンである
    請求項1または2記載の水エマルジョン。
  6. 【請求項6】 成分E)が2−メチル−3−ブチン−2
    −オール、1−エチニルシクロヘキサノール、(±)3
    −フェニル−1−ブチン−3−オールまたはそれらの混
    合物である請求項1または2記載の水エマルジョン。
  7. 【請求項7】 請求項1または2記載の水エマルジョン
    であって、 − 成分A)として、T8250Vi 73 − メチル水素ポリシロキサンB)として、M2H 30
    10 − オルガノポリシロキサンC)として、粘度が100
    0mm2/秒のポリジメチルシロキサン、 − 触媒D)として、Pt−ビニルシロキサン錯体、 − 禁止剤E)として、エチニルシクロヘキサノール、 − 乳化剤および/または増粘剤F)として、任意にラ
    ウリル硫酸ナトリウムと組み合わせてもよいポリビニル
    アルコール、 − 添加剤および/または補助物質G)として、静菌剤
    および/またはポリエーテルシロキサン、を含有する水
    エマルジョン。
  8. 【請求項8】 請求項1または2記載の水エマルジョン
    を製造する方法であって、触媒D)と任意にオルガノポ
    リシロキサンA)もしくはオルガノポリシロキサンC)
    または両方を水中で乳化させ、そして個別に、オルガノ
    ポリシロキサンA)、メチル水素ポリシロキサンB)、
    オルガノポリシロキサンC)、禁止剤E)、任意に乳化
    剤および/または増粘剤F)が入っているエマルジョン
    を水中で調製した後、両方のエマルジョンを一緒にして
    撹拌する方法。
  9. 【請求項9】 軟質基質用のアブヒーシブ仕上げであっ
    て、請求項1記載のエマルジョンを含むアブヒーシブ仕
    上げ。
  10. 【請求項10】 被膜を有する軟質基質であって、請求
    項1のエマルジョンを該基質に塗布して乾燥させること
    で生じさせた被膜を有する軟質基質。
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