JPH1058436A - 自動送りコンクリートコアドリル - Google Patents

自動送りコンクリートコアドリル

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JPH1058436A
JPH1058436A JP8222227A JP22222796A JPH1058436A JP H1058436 A JPH1058436 A JP H1058436A JP 8222227 A JP8222227 A JP 8222227A JP 22222796 A JP22222796 A JP 22222796A JP H1058436 A JPH1058436 A JP H1058436A
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JP
Japan
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feed
motor
current
feed motor
main motor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8222227A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Nakayama
栄二 中山
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
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Publication of JPH1058436A publication Critical patent/JPH1058436A/ja
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  • Automatic Control Of Machine Tools (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、コンクリートコアドリルの制御装
置に関するものであり、細径のコアビットにおいても不
必要に穿孔中の送り速度が上昇するのを防ぎ、切削水が
詰まらず安定して穿孔が可能なコンクリートコアドリル
の制御装置を提供することである。 【解決手段】 穿孔中の送り速度を送りモータ6の回転
数を測定することにより算出し、送り速度に上限を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動送りコンクリ
ートコアドリルの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来における自動送りコンクリートコア
ドリルにおいて、穿孔時の負荷トルクが主モータの電流
に比例することから、穿孔中の負荷トルクが一定となる
よう主モータの電流が所定値となるように電気ドリルの
送り速度を調整していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】主モータの電流が所定
値に一定になるよう電気ドリルの送り速度を調整するの
で、細径のコアビットでは送り速度が速くなりすぎ、切
削粉の排出が間に合わず切削水が詰まり穿孔できなくな
るという問題があった。
【0004】本発明の目的は、上記問題を解決すること
で、細径のコアビットでも切削水が詰まらず安定して穿
孔の可能なコンクリートコアドリルの制御装置を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、送りモータ
の回転数検出手段を備え、穿孔中の送りモータの回転数
に上限を設けることにより達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1〜図3を
用いて説明する。1はベース、2はアンカーボルト、3
はドリルスタンド、4は主モータ、5は電気ドリル、6
は送りモータ、7は制御ボックス、8はコアビット、9
は交流電源、10は電源スイッチ、13及び15は半導
体制御素子、16及び17は点弧回路、18は電流検出
回路、20は電源回路、21はマイクロコンピュータ、
22、23はドライバ、24は回転数検出回路である。
図2は図1における本発明の制御手順を示すフローチャ
ートである。以下、図2の手順に従い図1に示す回路の
動作を説明する。
【0007】図2におけるスタートは、アンカーボルト
2によってベース1をコンクリートに固定し、コアビッ
ト8を電気ドリル5に固定し、電源スイッチ10を投入
する手順に相当する。電源スイッチ10が投入されると
電源回路20が動作し、マイクロコンピュータ21が動
作を開始する。
【0008】ステップ201では、マイクロコンピュー
タ21は動作を開始すると主モータ4の駆動信号を出力
ポート215、ドライバ22、点弧回路17の順で半導
体制御素子13に伝え主モータ4を回転させる。
【0009】ステップ202では、主モータ4の無負荷
電流Ioを電流検出回路18を介して検出しマイクロコ
ンピュータ21に記憶する。
【0010】ステップ203では、送りモータ6を制御
して電気ドリル5を一定速度(本実施例では20mm/
分)で下降させる。この動作ではマイクロコンピュータ
21内の出力ポート217からドライバ23、点弧回路
16の順で駆動信号を半導体制御素子15に伝え、送り
モータ6が駆動される。
【0011】ステップ204では、主モータ4の電流を
電流検出回路18を介して検出し、主モータ4の電流が
所定の値(本実施例では、先に検出した無負荷電流Io
+2A)以上になれば、コアビット8が被穿孔物に接触
し、穿孔を開始したと判断する。
【0012】ステップ205では、主モータ4の電流が
一定値Irefとなるよう、電気ドリル5の送り速度を
制御して穿孔を行う。すなわち、主モータ4の電流が目
標値Irefより小さい時は送りモータ6の回転数を上
げ、主モータ4の電流が目標値Irefより大きい時は
送りモータ6の回転数を下げて、常に主モータ4の電流
が一定となるよう送りモータ6の回転を制御する。
【0013】ステップ206では、回転数検出回路24
を介して送りモータ6の回転数を検出する。回転数検出
回路24は送りモータ6の出力軸に設置された4極から
なる円筒形の磁石241と、ハウジング上で磁石241
に対向する位置に設置されたマグネットピックアップ2
42で構成されている。マグネットピックアップ242
で、送りモータ6の回転に同期して発生する磁石241
による磁界の変化を検出し、マイクロコンピュータ21
でその周期を測定することにより送りモータ6の回転数
を算出する。送りモータ6の回転数が算出出来れば、送
り機構部の減速比及び送り機構部のファイナルギヤ直径
から送り速度を計算することができる。ステップ207
では、上記方法で算出した送り速度とあらかじめ設定さ
れた最高送り速度(本実施例では65mm/分)を比較
する。送り速度演算値が最高送り速度より遅い場合は、
そのままステップ209で送りモータ6の回転数制御を
行う。送り速度演算値が最高送り速度より早い場合は、
ステップ208で送り速度設定値を最高送り速度に設定
し直し、送りモータ6の回転数制御を行い、送り速度が
最高送り速度以上にならないように制御する。
【0014】設定値はメモリ装置に記憶された値、また
は外部から設定された値、あるいは所定の計算式に従っ
て算出されるものでもよい。
【0015】ステップ210では、主モータ4の電流を
電流検出回路18を介して検出し、主モータ4の電流が
所定の値(無負荷電流Io+2A)以下になったかどう
かの比較をする。主モータ4の電流が所定の値(Io+
2A)以上の時は穿孔中でありステップ205に戻り、
穿孔を続ける。主モータ4の電流が所定の値(Io+2
A)以下になれば穿孔を終了したと判断し、次のステッ
プに移る。
【0016】穿孔終了を検出するとステップ211で
は、送りモータ6及び主モータ4を停止させ穿孔を終了
する。
【0017】本発明による他の実施例を図4〜5を用い
て説明する。25は送りモータであるステッピングモー
タ、15はステッピングモータ用直流電源、16はステ
ッピングモータ駆動素子である。図5は図4における本
発明の制御手順を示すフローチャートである。以下、図
5の手順に従って図4に示す回路の動作を説明する。図
5におけるスタートは、アンカーボルト2によってベー
ス1をコンクリートに固定し、コアビット8を電気ドリ
ル5に固定し、電源スイッチ10を投入する手順に相当
する。電源スイッチ10が投入されると電源回路20が
動作し、マイクロコンピュータ21が動作を開始する。
【0018】ステップ501では、マイクロコンピュー
タ21は動作を開始すると主モータ4の駆動信号を出力
ポート215、ドライバ22、点弧回路17の順で半導
体制御素子13に伝え主モータ4を回転させる。
【0019】ステップ502では、主モータ4の無負荷
電流Ioを電流検出回路18を介して検出しマイクロコ
ンピュータ21に記憶する。
【0020】ステップ503では、ステッピングモータ
25を制御して電気ドリル5を一定速度(本実施例では
20mm/分)で下降させる。この動作ではマイクロコ
ンピュータ21内の出力ポート217からステッピング
モータ駆動素子16に制御信号が伝達され、ステッピン
グモータ25が駆動される。
【0021】ステップ504では、主モータ4の電流を
電流検出回路18を介して検出し、主モータ4の電流が
所定の値(本実施例では、先に検出した無負荷電流Io
+2A)以上になれば、コアビット8が被穿孔物に接触
し、穿孔を開始したと判断する。
【0022】ここからは主モータ4の電流が一定値Ir
efとなるよう、電気ドリル5の送り速度を制御して穿
孔を行う。すなわち、主モータ4の電流が目標値Ire
fより小さい時はステッピングモータ25の回転数を上
げ、主モータ4の電流が目標値Irefより大きい時は
ステッピングモータ25の回転数を下げて、常に主モー
タ4の電流が一定となるようステッピングモータ25の
回転を制御する。
【0023】ステップ505では、主モータ4の電流が
一定値Irefとなるよう、電気ドリル5の送り速度を
演算する。ステッピングモータ25は駆動パルスが与え
られるたびに一定の角度だけ回転するモータであり(本
実施例では0.9度/パルス)、送り機構部の減速比及
び送り機構部のファイナルギヤ直径から送り速度を計算
することができる。
【0024】ステップ507では、上記方法で算出した
送り速度とあらかじめ設定された最高送り速度(本実施
例では65mm/分)を比較する。送り速度演算値が最
高送り速度より遅い場合は、そのままステッピングモー
タ25の回転数制御を行う。送り速度演算値が最高送り
速度より早い場合は、ステップ508で送り速度設定値
を最高送り速度に設定し直し、ステッピングモータ25
の回転数制御を行い、送り速度が最高送り速度以上にな
らないように制御する。
【0025】本実施例ではマイクロコンピュータ21が
送り速度を直接算出するため、送りモータ回転数検出手
段を必要としない。
【0026】ステップ509では、主モータ4の電流を
電流検出回路18を介して検出し、主モータ4の電流が
所定の値(無負荷電流Io+2A)以下になったかどう
かの比較をする。主モータ4の電流が所定の値(Io+
2A)以上の時は穿孔中でありステップ505に戻り、
穿孔を続ける。主モータ4の電流が所定の値(Io+2
A)以下になれば穿孔を終了したと判断し、次のステッ
プに移る。
【0027】穿孔終了を検出するとステップ510で
は、ステッピングモータ25及び主モータ4を停止させ
穿孔を終了する。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、穿孔中の電気ドリルの
送り早さに上限を設けるので細径のコアビットでも送り
速度が速くなりすぎず、切削水が詰まらないので確実に
穿孔を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になるコンクリートコアドリルの制御
回路図である。
【図2】 本発明になるコンクリートコアドリルの制御
を示すフローチャートである。
【図3】 本発明になるコンクリートコアドリルの外観
斜視図である。
【図4】 本発明になるコンクリートコアドリルの他の
実施例を示す制御回路図である。
【図5】 本発明になるコンクリートコアドリルの制御
を示す他のフローチャートである。
【符号の説明】
3はドリルスタンド、4は主モータ、5は電気ドリル、
6は送りモータ、8はコアビット、18は電流検出回
路、21はマイクロコンピュータ、22はドライバであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02P 5/00 H02P 5/00 P

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアビットを回転させる主モータと、該
    主モータを内蔵する電気ドリルと、該電気ドリルをドリ
    ルスタンドに沿って移動させ、被穿孔物を穿孔させる送
    りモータとを備えた自動送りコンクリートコアドリルに
    おいて、前記主モータの電流を検出する電流検出回路
    と、前記送りモータの回転数を検出する回転数検出手段
    と、送りモータ回転数制御手段とを有し、前記主モータ
    電流が一定となるように前記送りモータの回転数を制御
    し、電気ドリルの送り速度に上限を設けたことを特徴と
    する自動送りコンクリートコアドリル。
JP8222227A 1996-08-23 1996-08-23 自動送りコンクリートコアドリル Withdrawn JPH1058436A (ja)

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JP8222227A JPH1058436A (ja) 1996-08-23 1996-08-23 自動送りコンクリートコアドリル

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JP8222227A JPH1058436A (ja) 1996-08-23 1996-08-23 自動送りコンクリートコアドリル

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JPH1058436A true JPH1058436A (ja) 1998-03-03

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ID=16779117

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JP8222227A Withdrawn JPH1058436A (ja) 1996-08-23 1996-08-23 自動送りコンクリートコアドリル

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004230897A (ja) * 2003-02-01 2004-08-19 Hilti Ag 送り制御されたコアドリル装置及びその制御方法
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Effective date: 20031104