JPH1056526A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH1056526A
JPH1056526A JP8227540A JP22754096A JPH1056526A JP H1056526 A JPH1056526 A JP H1056526A JP 8227540 A JP8227540 A JP 8227540A JP 22754096 A JP22754096 A JP 22754096A JP H1056526 A JPH1056526 A JP H1056526A
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JP8227540A
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Munenori Kimura
宗徳 木村
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は省エネ制御部以外の電源をオフにする
省エネモード時に、外部機器からのプリント要求に応じ
て電源をオンにして、安定状態になるとその旨を外部機
器に通知してプリント処理を行うファクシミリ装置を提
供する。 【解決手段】省エネ制御部以外の電源をオフにする省エ
ネモード時、省エネ制御部が、ビジー信号BUSYをオ
フとしていつでも外部機器22からの命令を受け付け可
能な状態としている。この状態で、外部機器22からス
トローブ信号STBとダミーのプリントデータが送信さ
れてきて、ストローブ信号STBがオンになると、ビジ
ー信号BUSYをオンにし、ファクシミリ装置の各部の
電源をオンさせる(ステップS1〜S3)。そして、初
期化が完了するのを待って、ビジー信号BUSYをオフ
とし、外部機器からプリントデータを受信して、通常状
態と同様にプリントデータによる記録出力を行う(ステ
ップS4〜S6)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、詳細には、外部機器に接続され、外部機器から
のセントロ信号等の制御信号によりプリンタとしても使
用可能な記録手段と省エネモードを備えたファクシミリ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、省エネ(省エネルギー)化が要望
されており、ファクシミリ装置においても、受信待機中
等に、記録部の加熱部等の高電力を消費する部分の電源
をオフにして、消費電力を削減するファクシミリ装置が
出現している。
【0003】このような省エネを行う従来のファクシミ
リ装置においては、省エネモードに入ると、オペレータ
が操作部で省エネモード解除操作を行うことにより、省
エネモードを解除して、各部の電源をオンにする。
【0004】また、従来、電話回線からの呼出信号を検
出すると、省エネモードを解除して、各部の電源をオン
にするファクシミリ装置が提案されている(特開平9−
95463号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、操作部の省エ
ネモード解除操作あるいは回線からの呼出信号により、
省エネモードを解除するようになっていたため、省エネ
モードを備えたファクシミリ装置の利用性が悪いという
問題があった。
【0006】すなわち、近時、ファクシミリ装置は、高
機能化しており、それに伴って、記録部の性能も向上
し、ネットワーク化が行われて、ワードプロセッサやパ
ーソナルコンピュータ等の外部機器に接続され、これら
の外部機器のプリンタとして利用されるようになってい
る。
【0007】このようにファクシミリ装置が外部機器に
接続されて、当該外部機器のプリンタとして利用される
状況において、上記従来のファクシミリ装置のように、
操作部の省エネモード解除操作や回線からの呼出信号に
より省エネモードを解除するだけでは、外部機器から省
エネモードにあるファクシミリ装置を利用しようとする
と、ファクシミリ装置の操作部により省エネ解除操作を
行う必要があり、ファクシミリ装置の利用性が悪いとい
う問題があった。
【0008】また、省エネは、従来、ファクシミリ装置
やプリンタ等においては、加熱部分等の高電力を消費す
る部分の電源をオフするのみであったため、さらなる消
費電力の削減が要望されている。
【0009】そこで、請求項1記載の発明は、外部機器
からのプリント要求に応じて記録手段により当該外部機
器からのプリントデータを記録出力するファクシミリ装
置において、外部機器からのプリント要求を認識する省
エネ制御手段以外の電源をオフにして消費電力を削減す
る省エネモード時に、省エネ制御手段が外部機器からの
プリント要求を認識すると、ファクシミリ装置の各部の
電源をオンにし、所定の安定状態になると、プリントデ
ータの受信が可能である旨を外部機器に通知することに
より、省エネモードにおいても外部機器からのプリント
要求に応じて省エネモードを解除して、プリント可能状
態とし、消費電力を大幅に削減しつつ、外部機器の記録
手段としての利用性を向上させることのできるファクシ
ミリ装置を提供することを目的としている。
【0010】請求項2記載の発明は、外部機器からのプ
リント要求に応じて記録手段により当該外部機器からの
プリントデータを記録出力するファクシミリ装置におい
て、外部機器からのプリント要求を認識する省エネ制御
手段以外の電源をオフにして消費電力を削減する省エネ
モード時に、外部機器がプリント要求としてストローブ
信号と所定のダミーデータを送信してくると、省エネ制
御手段が当該ストローブ信号を認識し、当該外部機器に
ビジー信号を出力するとともに、ファクシミリ装置の各
部の電源をオンにし、所定の安定状態になると、ビジー
信号の出力を解除することにより、省エネモードにおい
ても外部機器からのプリント要求に応じて省エネモード
を解除して、ビジー信号によりデータ通信上の信頼性を
確保しつつ、プリント可能状態とし、消費電力をさらに
大幅に削減しつつ、外部機器の記録手段としての利用性
を向上させることのできるファクシミリ装置を提供する
ことを目的としている。
【0011】請求項3記載の発明は、外部機器からのプ
リント要求に応じて記録手段により当該外部機器からの
プリントデータを記録出力するファクシミリ装置におい
て、外部機器からのプリント要求を認識する省エネ制御
手段以外の電源をオフにして消費電力を削減する省エネ
モード時に、外部機器がプリント要求としてウェイクア
ップコマンドを送信してくると、省エネ制御手段が、フ
ァクシミリ装置の各部の電源をオンにし、外部機器から
のウェイクアップコマンドを認識して、所定の安定状態
になると、外部機器にレディコマンドを出力することに
より、省エネモードにおいても外部機器からのプリント
要求に応じて省エネモードを解除して、レディコマンド
によりデータ通信上の信頼性を確保しつつプリントを可
能とし、消費電力を大幅に削減しつつ、外部機器の記録
手段としての利用性をより向上させることのできるファ
クシミリ装置を提供することを目的としている。
【0012】請求項4記載の発明は、外部機器からのプ
リント要求に応じて記録手段により当該外部機器からの
プリントデータを記録出力するファクシミリ装置におい
て、外部機器からのプリント要求を認識する省エネ制御
手段以外の電源をオフにして消費電力を削減する省エネ
モード時に、外部機器がプリント要求としてウェイクア
ップコマンドを送信してくると、省エネ制御手段が当該
ウェイクアップコマンドを認識し、安定状態になるまで
の間、当該外部機器に省エネモード中である旨を通知す
る通知データを出力するとともに、ファクシミリ装置の
各部の電源をオンにし、所定の安定状態になると、外部
機器にレディコマンドを出力することにより、省エネモ
ードにおいても外部機器からのプリント要求に応じて省
エネモードを解除して、レディコマンドによりデータ通
信上の信頼性をより一層確保しつつプリントを可能とす
るとともに、外部機器に省エネモードから通常モードへ
移行中であることを通知し、消費電力を大幅に削減しつ
つ、外部機器の記録手段としての利用性をより一層向上
させることのできるファクシミリ装置を提供することを
目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のフ
ァクシミリ装置は、所定のファクシミリ制御手順により
ファクシミリ通信を行って、受信した画像データを記録
紙に記録出力するとともに、外部機器に接続されて当該
外部機器からのプリント要求に応じて当該外部機器から
送信されてくるプリントデータに基づいて画像を前記記
録紙に記録出力する前記記録手段と、消費電力を削減す
る省エネモード時に前記外部機器からの前記プリント要
求を認識する省エネ制御手段と、を備えたファクシミリ
装置であって、前記省エネモード時には、前記省エネ制
御手段以外の電源をオフにして消費電力を削減し、当該
省エネモード時に、前記省エネ制御手段が前記外部機器
からの前記プリント要求を認識すると、前記ファクシミ
リ装置の各部の電源をオンにし、所定の安定状態になる
と、前記プリントデータの受信が可能である旨を前記外
部機器に通知することことにより、上記目的を達成して
いる。
【0014】上記構成によれば、外部機器からのプリン
ト要求に応じて記録手段により当該外部機器からのプリ
ントデータを記録出力するファクシミリ装置において、
外部機器からのプリント要求を認識する省エネ制御手段
以外の電源をオフにして消費電力を削減する省エネモー
ド時に、省エネ制御手段が外部機器からのプリント要求
を認識すると、ファクシミリ装置の各部の電源をオンに
し、所定の安定状態になると、プリントデータの受信が
可能である旨を外部機器に通知するので、省エネモード
においても外部機器からのプリント要求に応じて省エネ
モードを解除して、プリント可能状態とすることがで
き、消費電力を大幅に削減することができるとともに、
外部機器の記録手段としての利用性を向上させることが
できる。
【0015】請求項2記載の発明のファクシミリ装置
は、所定のファクシミリ制御手順によりファクシミリ通
信を行って、受信した画像データを記録紙に記録出力す
るとともに、外部機器に接続されて当該外部機器からの
プリント要求に応じて当該外部機器から送信されてくる
プリントデータに基づいて画像を前記記録紙に記録出力
する前記記録手段と、消費電力を削減する省エネモード
時に前記外部機器からの前記プリント要求を認識する省
エネ制御手段と、を備えたファクシミリ装置であって、
前記省エネモード時には、前記省エネ制御手段以外の電
源をオフにして消費電力を削減し、当該省エネモード時
に、前記外部機器が前記プリント要求としてストローブ
信号と所定のダミーデータを送信してくると、前記省エ
ネ制御手段が当該ストローブ信号を認識し、当該外部機
器にビジー信号を出力するとともに、前記ファクシミリ
装置の各部の電源をオンにし、所定の安定状態になる
と、前記ビジー信号の出力を解除することにより、上記
目的を達成している。
【0016】上記構成によれば、外部機器からのプリン
ト要求に応じて記録手段により当該外部機器からのプリ
ントデータを記録出力するファクシミリ装置において、
外部機器からのプリント要求を認識する省エネ制御手段
以外の電源をオフにして消費電力を削減する省エネモー
ド時に、外部機器がプリント要求としてストローブ信号
と所定のダミーデータを送信してくると、省エネ制御手
段が当該ストローブ信号を認識し、当該外部機器にビジ
ー信号を出力するとともに、ファクシミリ装置の各部の
電源をオンにし、所定の安定状態になると、ビジー信号
の出力を解除するので、省エネモードにおいても外部機
器からのプリント要求に応じて省エネモードを解除し
て、ビジー信号によりデータ通信上の信頼性を確保する
ことができるとともに、プリント可能状態とすることが
でき、消費電力を大幅に削減することができるととも
に、外部機器の記録手段としての利用性を向上させるこ
とができる。
【0017】請求項3記載の発明のファクシミリ装置
は、所定のファクシミリ制御手順によりファクシミリ通
信を行って、受信した画像データを記録紙に記録出力す
るとともに、双方向インターフェースを介して外部機器
に接続されて当該外部機器からのプリント要求に応じて
当該外部機器から送信されてくるプリントデータに基づ
いて画像を前記記録紙に記録出力する前記記録手段と、
消費電力を削減する省エネモード時に前記外部機器から
の前記プリント要求を認識する省エネ制御手段と、を備
えたファクシミリ装置であって、前記省エネモード時に
は、前記省エネ制御手段以外の電源をオフにして消費電
力を削減し、当該省エネモード時に、前記外部機器が前
記プリント要求としてウェイクアップコマンドを送信し
てくると、前記省エネ制御手段が、前記ファクシミリ装
置の各部の電源をオンにし、前記外部機器からの前記ウ
ェイクアップコマンドを認識して、所定の安定状態にな
ると、前記外部機器にレディコマンドを出力することに
より、上記目的を達成している。
【0018】上記構成によれば、外部機器からのプリン
ト要求に応じて記録手段により当該外部機器からのプリ
ントデータを記録出力するファクシミリ装置において、
外部機器からのプリント要求を認識する省エネ制御手段
以外の電源をオフにして消費電力を削減する省エネモー
ド時に、外部機器がプリント要求としてウェイクアップ
コマンドを送信してくると、省エネ制御手段が、ファク
シミリ装置の各部の電源をオンにし、外部機器からのウ
ェイクアップコマンドを認識して、所定の安定状態にな
ると、外部機器にレディコマンドを出力するので、省エ
ネモードにおいても外部機器からのプリント要求に応じ
て省エネモードを解除して、レディコマンドによりデー
タ通信上の信頼性を確保しつつプリントを可能とするこ
とができ、消費電力を大幅に削減することができるとと
もに、外部機器の記録手段としての利用性をより向上さ
せることができる。
【0019】請求項4記載の発明のファクシミリ装置
は、所定のファクシミリ制御手順によりファクシミリ通
信を行って、受信した画像データを記録紙に記録出力す
るとともに、双方向インターフェースを介して外部機器
に接続されて当該外部機器からのプリント要求に応じて
当該外部機器から送信されてくるプリントデータに基づ
いて画像を前記記録紙に記録出力する前記記録手段と、
消費電力を削減する省エネモード時に前記外部機器から
の前記プリント要求を認識する省エネ制御手段と、を備
えたファクシミリ装置であって、前記省エネモード時に
は、前記省エネ制御手段以外の電源をオフにして消費電
力を削減し、当該省エネモード時に、前記外部機器が前
記プリント要求としてウェイクアップコマンドを送信し
てくると、前記省エネ制御手段が当該ウェイクアップコ
マンドを認識し、安定状態になるまでの間、当該外部機
器に省エネモード中である旨を通知する通知データを出
力するとともに、前記ファクシミリ装置の各部の電源を
オンにし、所定の安定状態になると、前記外部機器にレ
ディコマンドを出力することにより、上記目的を達成し
ている。
【0020】上記構成によれば、外部機器からのプリン
ト要求に応じて記録手段により当該外部機器からのプリ
ントデータを記録出力するファクシミリ装置において、
外部機器からのプリント要求を認識する省エネ制御手段
以外の電源をオフにして消費電力を削減する省エネモー
ド時に、外部機器がプリント要求としてウェイクアップ
コマンドを送信してくると、省エネ制御手段が当該ウェ
イクアップコマンドを認識し、安定状態になるまでの
間、当該外部機器に省エネモード中である旨を通知する
通知データを出力するとともに、ファクシミリ装置の各
部の電源をオンにし、所定の安定状態になると、外部機
器にレディコマンドを出力するので、省エネモードにお
いても外部機器からのプリント要求に応じて省エネモー
ドを解除して、レディコマンドによりデータ通信上の信
頼性をより一層確保しつつプリントを可能とするととも
に、外部機器に省エネモードから通常モードへの移行中
であることを通知することができ、消費電力を大幅に削
減することができるとともに、外部機器の記録手段とし
ての利用性をより一層向上させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0022】図1〜図4は、本発明のファクシミリ装置
の一実施の形態を示す図であり、図1は、本発明のファ
クシミリ装置の一実施の形態を適用したファクシミリ装
置1の回路ブロック図である。
【0023】図1において、ファクシミリ装置1は、ス
キャナ2、操作表示部3、符号化・復号化部4、システ
ム制御部5、モデム6、通信制御部7、網制御部8、ハ
ンドセット9、プロッタ制御部10、プロッタ11、プ
リンタI/F12及び省エネ制御部13等を備えてお
り、上記スキャナ2、操作表示部3、符号化・復号化部
4、システム制御部5、モデム6、通信制御部7、網制
御部8、プリンタ制御部10及びプリンタI/F12
は、バス14により接続されている。
【0024】スキャナ2は、例えば、CCD(Charge C
oupled Device )を利用したイメージスキャナ等が利用
されており、一般に、ADF(自動原稿送り装置)を備
えている。ADFには、複数枚の原稿がセットされ、A
DFは、セットされた原稿を1枚ずつスキャナ2の原稿
読取位置に送給する。スキャナ2は、ADFから搬送さ
れてきた原稿を走査し、原稿の画像を所定の解像度で読
み取る。
【0025】操作表示部3は、テンキーやスタートキー
等の各種操作キー、特に、省エネ解除キーを備えるとと
もに、ディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ)を備
え、操作キーからは、送信操作等の各種命令が入力さ
れ、ディスプレイには、操作キーから入力された命令内
容やファクシミリ装置1からオペレータに通知する各種
情報が表示される。
【0026】符号化・復号化部4は、画像データの画像
メモリへの蓄積の効率化及び伝送時間の短縮化を図るた
めのものであり、所定の符号化方式に従って画像データ
を符号化し、また、符号化された画像データを復号化す
る。
【0027】システム制御部5は、CPU(Central Pr
ocessing Unit)、ROM(Read Only Memory )およびR
AM(Random Access Memory )等を備えており、ROM
内にはファクシミリ装置1としての基本プログラムや後
述する省エネ制御処理プログラム等が格納されている。
システム制御部5は、そのROM内のプログラムに従っ
てファクシミリ装置1の各部を制御して、ファクシミリ
装置1としてのシーケンスを実行するとともに、後述す
る省エネ御処理を実行する。すなわち、システム制御部
5は、所定の待機時、例えば、受信待機時等に省エネモ
ードに入って、省エネ制御部13以外の電源をオフに
し、この省エネモード時に、省エネ制御部13からの信
号や操作表示部3の省エネ解除キーのキー操作により、
省エネモードを解除して、ファクシミリ装置1の各部の
電源をオンにする。
【0028】モデム6は、システム制御部5の制御下で
動作して、送信信号の変調及び受信信号の復調を行い、
通信制御部7は、相手ファクシミリ装置との間でファク
シミリ制御信号を交換し、ファクシミリ通信手順を実行
する。
【0029】網制御部8には、ハンドセット9と回線
L、例えば、一般公衆回線が接続されており、網制御部
8は、ハンドセット9と回線Lとの切り換えを行って、
ハンドセット9による相手先との通話を可能にするとと
もに、回線Lからの発呼に対して自動着呼し、また、回
線Lへの自動発呼処理を行う。
【0030】プロッタ制御部10は、システム制御部5
の制御下でプロッタ11の動作を制御し、特に、ファク
シミリデータ用と外部プリンタ用の制御信号の選択及び
発生を行う。
【0031】プロッタ(記録手段)11は、例えば、電
子写真式記録装置が使用されており、プロッタ11は、
受信画像データやスキャナ2で読み取った画像データを
所定の解像度で記録紙に記録出力し、また、外部機器2
2のプリンタとしてセントロ信号に基づいて、外部機器
22から送信されてくるデータを記録紙に記録出力す
る。
【0032】プリンタI/F12は、省エネ制御部13
を介して、外部機器22からのプリント信号を受け取
り、また、外部機器22にファクシミリ装置1の状態を
知らせる信号を送信するとともに、システム制御部5と
ともに外部機器22からのプリント信号を画像データに
変換する。プリンタI/F12としては、例えば、双方
向セントロニクスが使用されている。
【0033】省エネ制御部(省エネ制御手段)13は、
図2に示すように、マルチプレクサ(MPX)20、デ
ータデコーダ/ジェネレータ21及びプルダウン抵抗R
p等を備えており、省エネ制御部13のマルチプレクサ
20には、所定の信号線、例えば、セントロニクス規格
の信号線で外部機器22、例えば、ワードプロセッサや
パーソナルコンピュータ等の情報機器が接続され、省エ
ネ制御部13は、システム制御部5及び外部機器22と
の間で信号の授受を行って、省エネ制御処理を行う。
【0034】すなわち、省エネ制御部13は、マルチプ
レクサ20が、外部機器22からストローブ信号STB
やウェイクアップ信号UW等の各種制御信号やプリント
データ(印刷データ)等の通信信号1を受信し、受信し
た通信信号1を、プリンタI/F12及びデータデコー
ダ/ジェネレータ21に振り分けて、通信信号2及び通
信信号3として出力する。データデコーダ/ジェネレー
タ21は、マルチプレクサ20から入力される通信信号
3からストローブ信号STBやウェイクアップコマンド
を判定して、省エネモード時には、ビジー信号BUSY
や省エネ中であることを示す通知データを通信信号3と
してマルチプレクサ20に出力するとともに、省エネモ
ードを解除してファクシミリ装置1の各部の電源をオン
にするためのウェイクアップ信号UWをシステム制御部
5に出力する。システム制御部5は、省エネモードでは
ない通常モードでハイ(H)となり、省エネモード時に
は、プルダウン抵抗Rpによりロー(L)となる切換信
号SWをマルチプレクサ20に出力する。そして、マル
チプレクサ20は、切換信号SWがハイであるか、ロー
であるか、すなわち、通常モードであるか、省エネモー
ドであるかにより、外部機器22との信号経路をプリン
タI/F12とデータデコーダ/ジェネレータ21とに
切り換え、通常モード時には、外部機器22とプリンタ
I/F12を接続し、省エネモード時には、外部機器2
2とデータデコーダ/ジェネレータ21を接続する。
【0035】次に、本実施の形態の作用を説明する。フ
ァクシミリ装置1は、外部機器22が接続され、そのプ
ロッタ11を外部機器22のプリンタとして使用可能で
あるとともに、受信待機中等の所定の時期に省エネ制御
部13以外の電源をオフにして、外部機器22からスト
ローブ信号STBやウェイクアップコマンド等のプリン
ト要求があると、各部の電源をオンにするとともに、電
源がオンされて安定状態となったときに、その旨の信号
を外部機器22に通知するするところにその特徴があ
る。
【0036】以下、この省エネ制御処理について、図3
及び図4に基づいて説明する。まず、ストローブ信号S
TBとダミーのプリントデータが外部機器22から送信
されてきたとき、電源をオンにして安定するまでオンの
ビジー信号BUSYを外部機器22に出力する省エネ制
御処理(プリント要求受付処理)について、図3に基づ
いて説明する。
【0037】ファクシミリ装置1は、受信待機中等の所
定の時期に省エネ制御部13以外の主要部の電源をオフ
にする省エネモードに入り、消費電源の節約を行う。
【0038】システム制御部5は、通常モードにおいて
は、図2に示したように、省エネ制御部13のマルチプ
レクサ20にハイの切換信号SWを出力し、マルチプレ
クサ20は、外部機器22からの通信信号1を通信信号
2としてプリンタI/F12に出力し、外部機器22か
らプリント要求であるストローブ信号STBとプリント
データがあると、当該プリント要求に応じて、外部機器
22から送られてくるプリントデータをシステム制御部
5とプリンタI/F12により画像データに変換し、プ
ロッタ制御部10に転送してプロッタ11により記録紙
に記録出力する。
【0039】そして、通常モードから省エネモードに入
ると、システム制御部5は、システム制御部13に出力
していた切換信号SWをローにし、マルチプレクサ20
は、切換信号SWがローになると、外部機器22から入
力される通信信号1をデータデコーダ/ジェネレータ2
1に通信信号3として出力する。
【0040】この省エネモードにおいて、省エネ制御部
13は、ビジー信号BUSYをオフ、すなわち、リディ
(READY)状態として、いつでも外部機器22から
の命令を受け付け可能な状態としている。この状態で、
図3に示すように、外部機器22からストローブ信号S
TBとダミーのプリントデータが送信されてきて、スト
ローブ信号STBがオンになると(ステップS1)、省
エネ制御部13は、データデコーダ/ジェネレータ21
がこのオンのストローブ信号STBを判別して、ビジー
信号BUSYをオン、すなわち、ビジー(BUSY)状
態にし(ステップS2)、ファクシミリ装置1の各部の
電源をオンさせる(ステップS3)。すなわち、省エネ
制御部13は、システム制御部5にウェイクアップ信号
UWを出力し、システム制御部5にファクシミリ装置1
の各部の電源をオンさせる。なお、外部機器22は、フ
ァクシミリ装置1にプリント要求を行う場合、最初のデ
ータは、ダミーデータの書き込み(ダミーライト)を行
う。
【0041】その後、省エネ制御部13は、ファクシミ
リ装置1の初期化(システムの初期化)が完了したかチ
ェックし(ステップS4)、初期化が完了していないと
きには、初期化が完了するのを待って、ビジー信号BU
SYをオフ、すなわち、リディ(READY)状態と
し、外部機器22からプリントデータを受信して、上記
通常状態と同様に、プリントデータによる記録出力を行
う(ステップS6)。
【0042】したがって、ファクシミリ装置1のプロッ
タ11をプリンタとして利用する外部機器22にとっ
て、ファクシミリ装置1が省エネモードにあるときに
も、ファクシミリ装置1を通常モードにモード切換させ
るとともに、ファクシミリ装置1からのビジー信号BU
SYにより、ファクシミリ装置1が安定して記録準備が
完了したことを認識するとこができ、省エネモードにあ
る場合にも、操作性を損なうことなく、ファクシミリ装
置1を利用して適切に記録出力を行うことができる。そ
の結果、ファクシミリ装置1の利用性を向上させること
ができる。そして、この省エネモードにおいては、ファ
クシミリ装置1は、省エネ制御部13飲みに電力を供給
し、その他の各部への電力供給をオフにすることがで
き、大幅に消費電力を削減することができる。
【0043】次に、ウェイクアップ信号が外部機器22
から送信されてきたとき、電源をオンにして安定するま
で、省エネ中である旨の通知データを外部機器22に出
力する省エネ制御処理(プリント要求受付処理)につい
て、図4に基づいて説明する。
【0044】システム制御部5は、通常モードにおいて
は、上記同様に、図2に示したように、省エネ制御部1
3のマルチプレクサ20にハイの切換信号SWを出力
し、マルチプレクサ20は、外部機器22からの通信信
号1を通信信号2としてプリンタI/F12に出力し、
外部機器22からプリント要求としてストローブ信号と
ウェイクアップコマンドが入力されると、当該プリント
要求に応じて、外部機器22から送られてくる印刷デー
タをプロッタ制御部10に転送してプロッタ11により
記録紙に記録出力する。
【0045】そして、通常モードから省エネモードに入
ると、システム制御部5は、システム制御部13に出力
していた切換信号SWをローにし、マルチプレクサ20
は、切換信号SWがローになると、外部機器22から入
力される通信信号1をデータデコーダ/ジェネレータ2
1に通信信号3として出力する。
【0046】この省エネモードにおいて、省エネ制御部
13は、ビジー信号BUSYをオフ、すなわち、リディ
(READY)状態として、いつでも外部機器22から
の命令を受け付け可能な状態としている。この状態で、
図4に示すように、プリント要求としてストローブ信号
とウェイクアップコマンドが入力されると(ステップP
1)、省エネ制御部13は、データデコーダ/ジェネレ
ータ21によりウェイクアップコマンドを認識して、省
エネ中であることを示す通知データをマルチプレクサ2
0を介して外部機器22に出力し(ステップP2)、フ
ァクシミリ装置1の各部の電源をオンさせる(ステップ
P3)。すなわち、省エネ制御部13は、システム制御
部5にウェイクアップ信号UWを出力し、システム制御
部5にファクシミリ装置1の各部の電源をオンさせる。
【0047】その後、省エネ制御部13は、ファクシミ
リ装置1の初期化(システムの初期化)が完了したかチ
ェックし(ステップP4)、初期化が完了していないと
きには、ウェイクアップコマンドが入力されたかチェッ
クする(ステップP5)。
【0048】ステップP5で、ウェイクアップコマンド
がないときには、ステップP4に戻って、システムの初
期化が完了したチェックし(ステップP4)、初期化が
完了していないときには、上記同様に、ウェイクアップ
コマンドが入力されたかチェックする(ステップP
5)。この省エネモードから通常モードへの移行途中で
あるステップP5で、ウェイクアップコマンドが入力さ
れると、当該ウェイクアップコマンドを送信してきた外
部機器22に省エネ中である旨のデータを出力し(ステ
ップP6)、ステップP4に戻って、システムの初期化
が完了したかチェックする(ステップP4)。
【0049】ステップP5で、ウェイクアップコマンド
が入力されたかをチェックしているのは、省エネモード
から通常モードへの移行中にウェイクアップコマンドが
入力された場合に、当該ウェイクアップコマンドを送っ
てきた外部機器22に省エネモード中であり、システム
の初期化が完了するまで待機することを適切に通知する
ためである。
【0050】ステップP4で、システムの初期化が完了
すると、省エネ制御部13は、外部機器22にレディコ
マンドを送信し(ステップP7)、外部機器22からプ
リントデータを受信して、上記通常状態と同様に、プリ
ントデータによる記録出力を行う(ステップP8)。
【0051】したがって、外部機器22からのプリント
要求を認識する省エネ制御部13以外の電源をオフにし
て消費電力を削減する省エネモード時に、外部機器22
がプリント要求としてウェイクアップコマンドを送信し
てくると、省エネ制御部13が、ファクシミリ装置1の
各部の電源をオンにし、外部機器22からのウェイクア
ップコマンドを認識して、所定の安定状態になると、外
部機器22にレディコマンドを出力することができ、省
エネモードにおいても外部機器22からのプリント要求
に応じて省エネモードを解除して、レディコマンドによ
りデータ通信上の信頼性を確保しつつプリントを可能と
することができる。したがって、消費電力を大幅に削減
することができるとともに、外部機器22の記録手段と
しての利用性をより向上させることができる。
【0052】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0053】例えば、上記図4においては、省エネ制御
部13のデータデコーダ/ジェネレータ21がウェイク
アップコマンドを認識したときに、省エネモードから通
常モードに移行するようにしているが、これに限るもの
ではなく、例えば、ウェイクアップコマンドとともに送
信されてくるストローブ信号を認識して省エネモードか
ら通常モードに移行し、ウェイクアップコマンドをシス
テム制御部5が認識し、安定状態になると、上記レディ
コマンドを送信するようにしてもよい。このようにする
と、データデコーダ/ジェネレータ21を簡単な構造の
ものとすることができるとともに、省エネモード時にウ
ェイクアップコマンドを認識するための部分に電力を供
給する必要がなく、より一層消費電力を削減することが
できる。
【0054】また、上記実施の形態においては、ファク
シミリ装置に適用した場合について説明したが、ファク
シミリ装置に限るものではなく、例えば、プリンタ装置
単体、複写装置及びファクシミリ、スキャナやコピー機
能等を備えた複合装置等にも同様に適用することができ
る。
【0055】
【発明の効果】請求項1記載の発明のファクシミリ装置
によれば、外部機器からのプリント要求に応じて記録手
段により当該外部機器からのプリントデータを記録出力
するファクシミリ装置において、外部機器からのプリン
ト要求を認識する省エネ制御手段以外の電源をオフにし
て消費電力を削減する省エネモード時に、省エネ制御手
段が外部機器からのプリント要求を認識すると、ファク
シミリ装置の各部の電源をオンにし、所定の安定状態に
なると、プリントデータの受信が可能である旨を外部機
器に通知するので、省エネモードにおいても外部機器か
らのプリント要求に応じて省エネモードを解除して、プ
リント可能状態とすることができ、消費電力を大幅に削
減することができるとともに、外部機器の記録手段とし
ての利用性を向上させることができる。
【0056】請求項2記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、外部機器からのプリント要求に応じて記録手段
により当該外部機器からのプリントデータを記録出力す
るファクシミリ装置において、外部機器からのプリント
要求を認識する省エネ制御手段以外の電源をオフにして
消費電力を削減する省エネモード時に、外部機器がプリ
ント要求としてストローブ信号と所定のダミーデータを
送信してくると、省エネ制御手段が当該ストローブ信号
を認識し、当該外部機器にビジー信号を出力するととも
に、ファクシミリ装置の各部の電源をオンにし、所定の
安定状態になると、ビジー信号の出力を解除するので、
省エネモードにおいても外部機器からのプリント要求に
応じて省エネモードを解除して、ビジー信号によりデー
タ通信上の信頼性を確保することができるとともに、プ
リント可能状態とすることができ、消費電力を大幅に削
減することができるとともに、外部機器の記録手段とし
ての利用性を向上させることができる。
【0057】請求項3記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、外部機器からのプリント要求に応じて記録手段
により当該外部機器からのプリントデータを記録出力す
るファクシミリ装置において、外部機器からのプリント
要求を認識する省エネ制御手段以外の電源をオフにして
消費電力を削減する省エネモード時に、外部機器がプリ
ント要求としてウェイクアップコマンドを送信してくる
と、省エネ制御手段が、ファクシミリ装置の各部の電源
をオンにし、外部機器からのウェイクアップコマンドを
認識して、所定の安定状態になると、外部機器にレディ
コマンドを出力するので、省エネモードにおいても外部
機器からのプリント要求に応じて省エネモードを解除し
て、レディコマンドによりデータ通信上の信頼性を確保
しつつプリントを可能とすることができ、消費電力を大
幅に削減することができるとともに、外部機器の記録手
段としての利用性をより向上させることができる。
【0058】請求項4記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、外部機器からのプリント要求に応じて記録手段
により当該外部機器からのプリントデータを記録出力す
るファクシミリ装置において、外部機器からのプリント
要求を認識する省エネ制御手段以外の電源をオフにして
消費電力を削減する省エネモード時に、外部機器がプリ
ント要求としてウェイクアップコマンドを送信してくる
と、省エネ制御手段が当該ウェイクアップコマンドを認
識し、安定状態になるまでの間、当該外部機器に省エネ
モード中である旨を通知する通知データを出力するとと
もに、ファクシミリ装置の各部の電源をオンにし、所定
の安定状態になると、外部機器にレディコマンドを出力
するので、省エネモードにおいても外部機器からのプリ
ント要求に応じて省エネモードを解除して、レディコマ
ンドによりデータ通信上の信頼性をより一層確保しつつ
プリントを可能とするとともに、外部機器に省エネモー
ドから通常モードへの移行中であることを通知すること
ができ、消費電力を大幅に削減することができるととも
に、外部機器の記録手段としての利用性をより一層向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の一実施の形態を適
用したファクシミリ装置の回路ブロック図。
【図2】図1の省エネ制御部の詳細な回路図。
【図3】図1のファクシミリ装置によるストローブ信号
による省エネモード時のプリント要求受付処理を示すフ
ローチャート。
【図4】図1のファクシミリ装置によるウェイクアップ
コマンドによる省エネモード時のプリント要求受付処理
を示すフローチャート。
【符号の説明】 1 ファクシミリ装置 2 スキャナ 3 操作表示部 4 符号化・復号化部 5 システム制御部 6 モデム 7 通信制御部 8 網制御部 9 ハンドセット 10 プロッタ制御部 11 プロッタ 12 プリンタI/F 13 省エネ制御部 14 バス 20 マルチプレクサ(MPX) 21 データデコーダ/ジェネレータ 22 外部機器 Rp プルダウン抵抗

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のファクシミリ制御手順によりファク
    シミリ通信を行って、受信した画像データを記録紙に記
    録出力するとともに、外部機器に接続されて当該外部機
    器からのプリント要求に応じて当該外部機器から送信さ
    れてくるプリントデータに基づいて画像を前記記録紙に
    記録出力する前記記録手段と、消費電力を削減する省エ
    ネモード時に前記外部機器からの前記プリント要求を認
    識する省エネ制御手段と、を備えたファクシミリ装置で
    あって、前記省エネモード時には、前記省エネ制御手段
    以外の電源をオフにして消費電力を削減し、当該省エネ
    モード時に、前記省エネ制御手段が前記外部機器からの
    前記プリント要求を認識すると、前記ファクシミリ装置
    の各部の電源をオンにし、所定の安定状態になると、前
    記プリントデータの受信が可能である旨を前記外部機器
    に通知することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】所定のファクシミリ制御手順によりファク
    シミリ通信を行って、受信した画像データを記録紙に記
    録出力するとともに、外部機器に接続されて当該外部機
    器からのプリント要求に応じて当該外部機器から送信さ
    れてくるプリントデータに基づいて画像を前記記録紙に
    記録出力する前記記録手段と、消費電力を削減する省エ
    ネモード時に前記外部機器からの前記プリント要求を認
    識する省エネ制御手段と、を備えたファクシミリ装置で
    あって、前記省エネモード時には、前記省エネ制御手段
    以外の電源をオフにして消費電力を削減し、当該省エネ
    モード時に、前記外部機器が前記プリント要求としてス
    トローブ信号と所定のダミーデータを送信してくると、
    前記省エネ制御手段が当該ストローブ信号を認識し、当
    該外部機器にビジー信号を出力するとともに、前記ファ
    クシミリ装置の各部の電源をオンにし、所定の安定状態
    になると、前記ビジー信号の出力を解除することを特徴
    とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】所定のファクシミリ制御手順によりファク
    シミリ通信を行って、受信した画像データを記録紙に記
    録出力するとともに、双方向インターフェースを介して
    外部機器に接続されて当該外部機器からのプリント要求
    に応じて当該外部機器から送信されてくるプリントデー
    タに基づいて画像を前記記録紙に記録出力する前記記録
    手段と、消費電力を削減する省エネモード時に前記外部
    機器からの前記プリント要求を認識する省エネ制御手段
    と、を備えたファクシミリ装置であって、前記省エネモ
    ード時には、前記省エネ制御手段以外の電源をオフにし
    て消費電力を削減し、当該省エネモード時に、前記外部
    機器が前記プリント要求としてウェイクアップコマンド
    を送信してくると、前記省エネ制御手段が、前記ファク
    シミリ装置の各部の電源をオンにし、前記外部機器から
    の前記ウェイクアップコマンドを認識して、所定の安定
    状態になると、前記外部機器にレディコマンドを出力す
    ることを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】所定のファクシミリ制御手順によりファク
    シミリ通信を行って、受信した画像データを記録紙に記
    録出力するとともに、双方向インターフェースを介して
    外部機器に接続されて当該外部機器からのプリント要求
    に応じて当該外部機器から送信されてくるプリントデー
    タに基づいて画像を前記記録紙に記録出力する前記記録
    手段と、消費電力を削減する省エネモード時に前記外部
    機器からの前記プリント要求を認識する省エネ制御手段
    と、を備えたファクシミリ装置であって、前記省エネモ
    ード時には、前記省エネ制御手段以外の電源をオフにし
    て消費電力を削減し、当該省エネモード時に、前記外部
    機器が前記プリント要求としてウェイクアップコマンド
    を送信してくると、前記省エネ制御手段が当該ウェイク
    アップコマンドを認識し、安定状態になるまでの間、当
    該外部機器に省エネモード中である旨を通知する通知デ
    ータを出力するとともに、前記ファクシミリ装置の各部
    の電源をオンにし、所定の安定状態になると、前記外部
    機器にレディコマンドを出力することを特徴とするファ
    クシミリ装置。
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